JPH02261184A - 銀行券および貴重品等を保管する装置および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は銀行券および貴重品を保護および管理する装置
および方法に関する。

〔従来の技術〕

銀行券および貴重品、例えば、書類、証書、貴重物等を
保管または保存することは周知であり、各種貨幣には大
抵は金庫または安全箱が使用される。

金庫等はそれらが閉鎖されたときにのみ内容物を保護で
き、かったたちには変更できない所定時間に開放するも
のが好ましい。

また、出し入れ、制御操作が頻繁におこなわれると金庫
等の安全な使用は制限的になる。担当者によりただちに
開放しなければならない、金庫は事実上開放されたまま
になるので、開放の瞬間から保管された貴重品に接近で
きる。従って、不慮の強盗、泥棒は金庫が開いている瞬
間に進入の機会を得て、または担当者の金庫開放時に全
内容物を直ちに評価する機会を得て増大している。

また、銀行券または貴重品を頻繁に取扱ったり、交換す
る必要性から金庫等を使用しない事実もある。それらの
貴重品は常に開放状態に置かれると予想されるが、この
無謀状態の補償として大気中での防御操作を強め、とり
わけ処理金額を大幅に制限する注意をしなければならな
い。

また、このような制限は作業の遂行を妨害して深刻な問
題になることがある。

更に、銀行券または貴重品を頻繁に取扱いおよび保管す
るのに多くの場合不適当な安全基準であったり、非効率
的であったりする。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記状況に鑑み、本発明は従来技術の欠点を解決して、
安全性およびランニングレベルの高い、種種の状況に好
適な装置および方法を提供しようとするものである。

本発明の特定技術範囲はハウジングおよび該ハウジング
の外壁を形成する保護ケーシングを含む銀行券および貴
重品を保護かつ管理するための装置により実質的に達成
され、この装置は上記ハウジングにより支持されかつ銀
行券および貴重品を保管するに適した複数の安全個室と
延張方向部を有する少なくとも１のモービル要素、該個
室のいくつかは該延張部に沿って相互に連結され、該保
護ケーシングに対して該モービル要素の傾斜方向部は該
延張部に平行しかつ該安全個室の少なくとも接近位置を
該安全ハウジングの外側から交差し、該ハウジングの内
部で該モービル要素の該傾斜方向部に沿って複数の停止
位置を形成するの該モービル要素の係止手段、および該
接近位置において所定の該安全個室のところで係止させ
るために該モービル要素の係止手段を駆動する制御装置
から成ることを特徴とする。

本発明による上記方法は銀行券および貴重品を複数の個
室に設置し、かつ所定のタイマ制御に従って連続的に該
個室の内容物に徐々に接近できることから成る。

本発明の特徴は本発明の装置および方法の実施例を示す
添付図面を参照して以下に詳細に説明することにより更
に明らかになるであろう。

〔実施例〕

図面において、本発明による装置は参照番号１で示した
。

この装置はハウジング２を有する。ハウジング２の外壁
は防護板または保護ハウジング２ａにより形成されてい
る。ハウジング２はモービル要素３の延張部に平行の滑
動方向に沿って伸縮できるモービル要素３を保持する。

添付図面は上記保護ハウジング２ａからガイド要素４に
沿って滑動する伸縮自在の引き出しにより形成されたモ
ービル要素３を示す。第１−４図はローラ４ａおよびレ
ール４ｂで構成されるガイド要素を示し、第８図は直線
ガイド４ｃを示す。

上記レール４ｂおよび直線ガイド４ｃはハウジング２の
一面に垂直かつ引き出し３の主延張方向に平行な滑動方
向を引き出しまたはモービル要素３に与える。

上記各引き出し３は相互に連続しかつ上記滑動方向に平
行な安全個室５内に分割されている。この分割は上記滑
動方向を横切って伸びる安全隔壁６により形成されてい
る。図示した安全個室５は収納する銀行券の大きさにす
るか、または所定量の銀行券を保管するために横または
縦に大きくできる。

上記最後の問題が上記安全隔壁の固定を阻害せずかつ該
安全隔壁が保護ハウジング２ａ内に部分的にでも挿入さ
れたときその移動を阻止できれば該安全隔壁６は固定さ
れてもよいしまたは可動的でもよい。

上記ハウジング２はその内側に上記保護ハウジング２ａ
に対して各引き出し３位置を測定できる位置決めセンサ
７を有する。

更に、−ト記ハウジング２ａに対して複数位置へ上記引
き出し３を係止できる係止部材８が設けられている。上
記安全個室５の係止位置は上記保護ハウジング２ａの外
側から該個室を保護しまたはそれへの接近を可能にする
位置である。

上記引き出し位置は個室５の上記ハウジング２ａからの
引き出しに対応する。上記安全個室５を部分的にのみ上
記ハウジング２ａから引き出したときの中間位を設定す
ることができる。

位置決めセンサ７は上記係止部材８を作動させる制御装
置の一部を形成しかつ上記安全個室５内に銀行券または
貴重品の有無を検査できる数量センサ部材１２を含む。

これらのセンサ１２により上記種種の問題が解決される
。

上記数量センサ１２は第１および２図に示されており、
各安全個室５内には例えば、各個室５の対向領域に設置
される、赤外線信号および所定の演算コードにより調整
された超可聴振動を交換するエミッタおよびレシーバ１
２ａを有することにより各個室は同一信号を妨害できる
。

第５．６．８図において数量センサ１２はモービル要素
たは引き出し３の外部にあり、各引き出し３の対向側近
傍にある。具体的には、各引き出し３には相互に隔置さ
れた２または３組のエミタおよびレシーバ１２ａが設け
られ、」１記ハウジング２ａの内側の保護位置で係合し
ている。これらは外から引き出しの側部に形成した孔９
を介して上記安全個室５の内容を検査する。

第６および８図はエミータおよびレシーバ１２ａが上記
ハウジング２の前壁近傍に固定されて上記ハウジング２
ａから引き出し３を引き出すときに安全個室５内の銀行
券または貴重品が存在することを検査する状態を示す。

また、上記組のエミータおよびレシーバ１２ａは個室の
干満信号のみならず充填レベルを示す信号を発するため
に安全個室５の高さを制御できる位置に設置されている
。

第６図において、上記安全隔壁６は交互に側面を接した
楔形ブロックで形成され滑動方向へ傾斜する個室を形成
するために相互に隔置されている。

従って、その縁部上に横または縦方向へに傾斜して１枚
の銀行券が置かれてもエミータおよびレシバ１２ａを妨
害することができる。

また、上記ブロック形安全隔壁は溝６ａを孔９の高さの
ところに有し、エミータおよびレシーバ１２ａの検査を
容易にするために引き出し３の側部または縁部に実質的
に垂直方向を形成する出口を全体として形成している。

エミータおよびレシーバ１２ａは引き出し３に垂直に配
置されている。

第２図で点線で示した数量センサ１２は上記各安全個室
５の底部に設置された光電池セル１．２　ｂで形成され
ている。このようにして、光電池セル１２ｂは該個室の
内容物に弱められ、他方、該個室が空になると周囲光に
より作動する。

更に、」１記数量センサ１２は周知の負荷セルにより形
成され、上記引き出し３全体の内部または上記各個室５
の内部に生じる負荷変化を検出する。

このセンサは引き出し３の底部と１以上の個室５の共通
基部を形成するトレイ要素との間に設定されている。

上記制御装置１１は位置検出器７を有し、上記数量セン
サ１２はロジック回路１１ａに接続され、該位置検出器
７および数量センサ１２により送られる情報を係止手段
８の制御作用により処理する。

上記ロジック回路１１ａはタイミング要素または所定の
連続時間に従って係止手段８を調整する回路を有するの
で上記安全個室５の漸進的伸縮は金銭引き出しの必要に
同期する。

上記制御装置１１は、例えば、担当者に警報する音響型
の外部信号部材１０のような警報および／または保護手
段と連動している。更に、第２および３図は装置１の充
填状態を示し、制御装置１１、係止手段８および電気供
給ユニット１３は各引き出し３の内側にあり、単一の閉
鎖個室５ａを充填している（第２図）。

更に、この態様は近位スラッチまたはセンサ７ａで形成
され、引き出し３の外方に設置されたストッパを感知す
る検出器７を示す制御装置１１を有する。他方、上記係
止手段は電動ピストン８ａにより形成されている。この
ピストン８ａば保護ハウジング２ａ内に固定された棒ま
たは管１４の適宜の孔１４ａ内で係合するロッド８ｂを
示している。

第４図は制御装置１１、係止手段８および電気供給ユニ
ット１３が引き出し３の外側に設置された装置１の他の
態様を示す。

また、引き出し３の駆動部材１５は制御装置１１と連動
する。

駆動部材１５はハウジング２が空になると安全個室５を
自動的に伸縮させるためまたはハウジング２が部分的に
満たされるとその個室を閉鎖するためにモービル要素ま
たは引き出し３を２方向へ移動させる。

駆動部材１５は、各引き出し３用の引き出し３の横側に
連結されたラック１７と係合するギヤ１６を駆動する裏
側電動モータ１５ａを有する。第４図の制御装置１１は
該ギヤ１６の回転を測定する位置センサ７ｂにより形成
された位置検出器７を有する。

第３図の各種部材は同様に引き出し３の外部に設置でき
るものである。他方、第４図の部材は引き出し３内部に
設置できる。例えば、ピストン８ａ（第３図）は引き出
し３の外側で作動し、電動モータ１５ａと共に内側に設
置されたギヤ（第４図）は引き出し３内の孔を介して外
部固定ラック１７と係合できる。

第４図の係止手段８はギヤ１６に連結された位置センサ
７ｂへ歯を介して作用するストップ要素１８により形成
されている。ストップ要素１８の軸方向移動を制御する
ために電磁気１９が設けられている。

第５および８図の態様に関し、駆動部材１５は引き出し
３に平行する直線アクチュエータ２０により形成されか
つモータユニット２１により駆動する。モータユニット
２１は電動駆動ギヤモータであるのが好ましく、かつ直
線アクチュエータ２０は伸縮自在ロッドであるのが好ま
しい。ねじ形第１伸縮ロッド２２はギヤモータ２１によ
り回転し、第２伸縮ロツド２３はブツシュまたはナツト
ねし形に形成され、第１伸縮ロツド２２を巻き、かつモ
ービル要素または引き出し３の外部に固定されている。

伸縮ロッド２２ａ、２２ｂは保護Ａウジング２ａの前壁
および下壁間に延び、ギャモタ２１は該下壁近傍にある
。直線アクチュエク２０はオレオ−ダイナミック（ｏｌ
ｅｏ−ｄｙｎａｍｉｃ）型または管により電動駆動ポン
プに連結されたオレオ−ダイナミックピストンを有する
。

第５および８図の駆動部材１５は引き出し３を可動しか
つ係止手段８を形成するに適している。

これらは２方向へ同−引き出し３を進行させるギヤモー
タ２１の簡単なストッパにより引き出し３を施錠できる
。いずれの場合にも、係止部材８がこの移動を可能にで
きればモービル要素３ば２方向へ手動で移動できる。こ
のために、第１．２．４図のごとく、いくつかのハンド
ル３ａが引き出し３内に設けられている。

上記ハウジング２は第１．７および８図のごとく移動を
簡単にするために歯車またはローラ２４上に設置されて
いるのがよく、床（第７図）または地面（第８−１１）
上に一部設置された設置手段２５を有する。

第７図はハウジング７に連結された設置手段２６ａおよ
び所定位置の通路に沿って床上に設置された第２設置手
段２６ｂ１およびハウジング２のハンドルを示す。

設置要素２６ａおよび２６ｂは位置信号の原因となる赤
外線または無線または超可聴振動をエミトおよびレシー
ブする送受信装置を含む。第７図では第２設置要素２６
は相互に間隔をおいても設けられいてるのでハウジング
２と重なる単一要素２６ｂは同一ハウジング２を検査し
かつ装置２７により同一ハウジングと連通ずる。

上記送受信装置１ｆ２７は制御装置２８へ引き出し３の
状態を示す信号を送るのに好適である。

上記ハウジング２から分離して床上に設置して図示され
た上記制御装置２８はタイム信号の送信に適したクロッ
クおよびカレンダ回路２９、引き出し３の閉鎖および開
放位置に対応する位置信号と状態信号の処理かつ制御に
適したロジンク回路３０を有する。更に、警報ブザ−３
１を有する制御装置２８に連動するアラーム要素が装備
されている。

第８図では上記ハウジング２は地上に設定されたステー
ション３２内に設置されている。

上記ステーション３２は上記ハウジング２を位置決めす
る線領域または初頭域内、あるいはハウジング２の移動
路に沿って設置される。

第８図の上記ハウジング２は上記ステーション３２方向
へ作動する設置手段２５、および底面下に電気接触端子
を有し、それが該ステーション３２内の対応第２感知手
段３４と接触すると位置信号を発することのできる第１
感知手段３３を有する。

第９．１０および１１図の態様は円弧状第１感知装置と
垂直方向の弾性接触のできる接触素子により形成された
第２感知装置３４とを電気接触させる。上記ステーショ
ン３２には絶縁材料で形成されたブツシュ３２ａに挿入
される誘電ボール３４ａがある。各誘電ボール３４ａは
ブツシュ３２ａへ導入されるばね３４ｂに負荷されて誘
電性であると同時にケーブル３４ｃに連結されている。

上記制御装置２８は該ケーブル３４ｃに連結されており
、上記感知装置３３は上記ステーション３２の各々のハ
ウジング２を位置付ける認識信号を発する。

更に、ハウジング２を地面に固定する係止手段はハウジ
ング２の底部に設けられてステーション３２から突出す
る突起３６と係合する連結装置３５（第１１図）を有す
る。　上記連結装置３５は小底部３７ａおよび電気また
は水圧可動するステム３８ａを具備した閉鎖部材３８に
向かって徐々に狭くなる、該底部３７ａを絶縁するため
のシト３７を有する。該シート３７には該底部３７ａに
対応する大きさのステム３９を表しハウジング２の傾き
を防止する延長バルブ４０までのびる延長部３６が挿入
されている。

上記連結装置３５の閉鎖部材３日は制御装置１１または
２８により直接駆動される。

上記装置の作動は下記の通りである。

銀行券または貴重品の第１導入の間、上記モービル要素
は上記各個室が充填されるにつれて各個室を徐々に閉鎖
する。

オペレータは安全個室５が満たされたとき該個室を保護
ハウジング２ａの更に内部の保護位置へ挿入して閉鎖で
きる。安全個室５が収納されると、例えば、信号部材１
０により信号が発せられる。

この信号は係止手段８を作動させる。

装置１は数量センサ１２を装備するのがよい。

また個室の収納を知らせる信号は自動的に数量センサ１
２により送信される。

更に、装置１は駆動部材１５およ位置検出器７を具備す
るのがよく、それにより全引き出しの移動は自動的に制
御される。

安全個室５の全体または部分的負荷作業が終了すると、
次の開放作業、即ち、係止手段８の断続的または周期的
解錠は制御装置１１のロジック回路１．１ａにより調整
され、所定の周期で安全個室５へ接近する比較時間を制
御する。

制御装置１１が数量センサ１２を具備するときには充満
または空の個室５への接近は自由であり、更に連結され
た内側の第２の個室の保護ハウジング２ａからの引き出
しも銀行券または貴重品等の利用を保証できる方法で可
能である。

接近可能な上記個室の上記数量センサ１２が制御装置１
１へ適当な指図を出す、例えば、個室の空を知らせたと
き、とりわけ、更に外側の個室の開放後置小時間が経過
したときにのみ他の内側個室へ接近できる。

安全個室５の数は１以上であればよく、荷重、閉鎖、開
放および引き出し操作は選択変更できる。

安全個室が保護ハウジング２ａに荷重されると安全個室
は手動または自動的に挿入できる。安全個室が保護ハウ
ジング２ａ内に挿入されると他の個室と同様に処理され
るのでその隣接個室が空になったときにのみそれに接近
でき個室の空を最小時間で予見できる。

不慮の事故にり突然空室になったとき保護ハウジング２
ａ内部の安全個室５の引き出しおよび付勢された引き出
しに起因する警報に必要な遅延時間は担当者に危険を与
えることなく損失を大幅に小さくし、引き出しを促進さ
せたり、偶発的警報処理を停止させたりしない。

本発明の装置１が地面または床上に設置される設置手段
２８を有するとき、制御装置２８はハウジング２の位置
信号を受信する。この信号は所定の比較時間で位置決め
されたデータと比較される。

位置信号と該データとが不一致のときは警報手段、例え
ば、警報ブザ−３１が作動する。

ハウジング２は係止手段３５．３６により１ステーシヨ
ン３２へ係止部材３８を用いて固定できる。

本発明の装置１の移動および設置手段２５により複数の
引き出し３を銀行および運搬の安全な位置、例えば、銀
行のカウンターへ安全な状態で設置できる。

本発明はまた銀行券および貴重品等を１または１以上の
安全個室５へ挿入できかつ所定の時間制御された間隔で
連続的に安全個室に漸次接近できる方法に関する。

収納、閉鎖する位相と開放、引き出し位相があり、収納
、閉鎖する位相は開放、引き出しが所定制御された連続
時間でなされるときに自由に行われる。

更に、開放、引き出し位相は安全個室が収納、閉鎖され
た位相で収納、閉鎖を行う時と独立になされる。換言す
れば、閉鎖、保護された安全個室５は収納された安全個
室であり、従って、所定の順位に関してのみ開放する。

本発明は大きな利点ををする。

本発明の装置は一方で収容された貴重品等の悪質な持ち
出しを有効に防止し、損失を大幅に制限し、他方、種種
の状況に簡単かつ適切に機能する。

実際、銀行券または貴重品等の保存にいかなる弊害をも
与えない。また、本発明による保護は先立って保存され
た貴重品等に及ぶ。更に、本発明による保護は通常の金
銭の出納を阻害しない。

更に、新規に充填された安全個室への漸次接近に必要な
時間間隔が特定の経験側または予見作業の必要に基づい
てプログラムされることができる。

更に、ハウジング２は固定設備および貴重品輸送手段と
していずれにも使用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は完全な形態における本発明の装置の斜視図、 第２図は第１図の装置のモービル要素の平面図、第３図
は第２図のＩＩＩＪＩＩ線断面図、第４．５、および６
図は上図のモービル要素の他の態様図、 第７図は床に設置する手段を本発明の装置との関係で示
した説明図、 第８図は地上に設置するための設置手段を具備した第７
図の装置の側面図、および 第９．１０．１１図は第８図の設置手段および地面係止
部材を示す図である。 ■・・・本発明の装置、 ２・・・ハウジング、 ２ａ・・・保護ハウジングまたはケーシング、３・・・
モービル要素または引き出し、４・・・ガイド要素、 ５・・・安全個室、 ６・・・安全隔壁、 ７・・・位置検出器、 ８・・・係止手段、 １１・・・制御装置、 １２・・・数量センサ、 】５・・・駆動部材、 ２５・・・設置手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ハウジング（２）および該ハウジング（２）の外壁
   を形成する保護ケーシング（２ａ）を有する銀行券およ
   び貴重品等を保管する装置であって、−上記ハウジング
   （２）に保持されかつ延張方向にある少なくとも１のモ
   ービル要素（３）、および銀行券および貴重品等を収納
   でき、そのいくつかが該延張方向に連続する複数の安全
   個室（５）、−上記モービル要素（３）は上記保護ハウ
   ジング（２ａ）に関して上記延張方向と平行しかつ該保
   護ハウジング（２ａ）の外側から上記安全個室（５）の
   少なくとも接近位置と交差して滑動する、−上記保護ハ
   ウジング（２ａ）内へ上記モービル要素（３）を係止し
   かつ上記滑動方向に沿って該モービル要素（３）の複数
   の停止位置を形成する係止手段（８）、 −および上記モービル要素（３）の上記係止手段（８）
   を駆動して上記安全個室（５）を任意に上記接近位置に
   設置する制御装置（１１）から成ることを特徴とする銀
   行券および貴重品等を保管および制御する装置。 ２、上記制御装置は上記安全個室（５）内の銀行券およ
   び貴重品等の少なくとも存在を検出する数量センサ（１
   ２）を有する、請求項１の装置。 ３、上記数量センサ（１２）は上記安全個室内の銀行券
   または貴重品等の存在により弱光する少なくとも１の光
   電池セル（１２ｂ）を有する、請求項２の装置。 ４、上記数量センサ（１２）は上記安全個室（５）の内
   側の荷重変化を測定できる負荷セル（１２ｂ）を有する
   、請求項２の装置。 ５、上記数量センサ（１２）は上記モービル要素（３）
   の対向領域に連結設置された信号を交換できる少なくと
   も１の送受信器（１２ａ）を有し、上記安全個室（５）
   の内容に干渉する、請求項２の装置。 ６、上記送受信器（１２ａ）は上記モービル要素（３）
   の両側部に隣接して所定方法で係合し、該モービル要素
   （３）の該側部は該送受信器間に信号を送信できる孔（
   ９）を有する、請求項５の送受信器（１２ａ）の装置。 ７、上記モービル要素（３）は上記保護ハウジング（２
   ａ）の引き出し方向と一致する上記滑動方向に沿って可
   動し、かつ銀行券等の測定数量を保管するために上記安
   全個室（５）を銀行券等の大きさに適した寸法にする安
   全隔壁（６）を内部に有する引き出しにより形成されて
   いる、請求項１の装置。 ８、上記安全隔壁（６）は上記滑動方向に傾斜する上記
   安全個室（５）間にブロックを形成し、該ブロックは該
   滑動方向に対して垂直方向の溝（６ａ）を具備し、上記
   送受信器（１２ａ）は該溝（６ａ）からの信号交換を可
   能にするために該滑動方向へ垂直に設置されている、請
   求項７の装置。 ９、上記制御装置（１１）の制御下で上記モービル要素
   （３）を両方向へ可動させることのできる駆動部材（１
   ５）を有し、該制御装置（１１）は上記保護ハウジング
   （２ａ）に対する該モービル要素（３）の位置を感知で
   きる位置検出器（７）を有する、請求項１の装置。 １０、上記位置検出器（７）は近接センサ（７ａ）、お
   よび上記モービル要素（３）および上記ハウジング（２
   ）と選択的に係合する対応ストッパを有する、請求項９
   の装置。 １１、上記駆動部材（１５）は電動モータ（１５ａ）、
   該電動モータ（１５ａ）により回転駆動するギヤ（１６
   ）、および該ギヤ（１６）と係合するラック（１７）を
   有し、該電動モータ（１５ａ）と該ラック（１７）は上
   記ハウジング（２）および上記モービル要素（３）と選
   択的に係合し、上記位置検出器（７）は該ギヤ（１６）
   の角位置を感知する位置センサ（７ｂ）を有し、かつ上
   記係止部材は該ギヤ（１６）を係止できるストップ要素
   （１８）を有する、請求項９の装置。 １２、上記駆動部材（１５）は上記モービル要素（３）
   に垂直に延びる直線状アクチュエータ（２２）および該
   直線状アクチュエータ（２２）を制御するモータユニッ
   ト（２１）を有する、請求項９の装置。 １３、上記係止手段（８）はピストン（８ａ）、上記滑
   動方向へ横に可動する該ピストン（８ａ）により駆動す
   るロッド（８ｂ）、および該ロッドと係合する孔（１４
   ａ）をもつバー（１４）を有し、該ピストン（８ａ）と
   該バー（１４）は上記モービル要素および上記ハウジン
   グ（２）と選択的に係合する、請求項１の装置。 １４、上記ハウジング（２）は地面に設置する歯車（２
   ４）および位置信号を送る設置手段（２５）を有し、制
   御装置（２８）が該ハウジング（２）の外側に設けられ
   かつ該設置手段（２５）に連結されている、請求項１の
   装置。 １５、上記設置手段（２５）は上記ハウジング（２）と
   係合かつ可動する第１設置要素（２６ａ）および該ハウ
   ジング（２）上外部に固定された第２設置要素（２６ｂ
   ）を有し、該第１および２股（５） 置要素（２６ａ、２６ｂ）が上記位置信号の送受信装置
   （２７）を有する、請求項１４の装置。 １６、上記設置手段（２５）は上記ハウジング（２）に
   連結された第１感知装置（３３）および該第１感知装置
   （３３）に接して地上レベルで固定、設置された第２感
   知装置（３４）を有する、請求項１４の装置。 １７、上記ハウジング（２）は地面に設置する歯車（２
   ４）および固定ステーション（３２）を形成する複数の
   停止位置に上記ハウジング（２）を係止できる係止手段
   （３５、３６）を有する、請求項１の装置。 １８、上記係止手段（３５、３６）は上記保護ケーシン
   グ（２ａ）に連結された連結手段（３５）および上記ス
   テーション（３２）の各々に連結して地面に固定され、
   かつ該連結装置（３５）にセットすることにより係合す
   る延長部（３６）を有する、請求項１７の装置。 １９、銀行券および貴重品等を複数の安全個室に挿入し
   、かつ所定の時間制御された周期により該安全個室の内
   容物への漸次的接近を可能にすることを特徴とする銀行
   券および貴重品等を保護かつ管理する方法。 ２０、上記安全個室を充填かつ閉鎖する位相および開放
   かつ引き出す位相を有し、該充填かつ閉鎖する位相を制
   限し、他方、該開放かつ引き出す位相を所定の連続時間
   で形成する、請求項１９の方法。 ２１、上記開放かつ引き出す位相を上記充填かつ閉鎖す
   る位相を形成した安全個室において該充填かつ閉鎖する
   位相の上記連続時間と独立に形成する、請求項２０の方
   法。