JPH0226100A - 高架橋用フェンス - Google Patents
高架橋用フェンスInfo
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- JPH0226100A JPH0226100A JP17587788A JP17587788A JPH0226100A JP H0226100 A JPH0226100 A JP H0226100A JP 17587788 A JP17587788 A JP 17587788A JP 17587788 A JP17587788 A JP 17587788A JP H0226100 A JPH0226100 A JP H0226100A
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Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高速道路等の高架橋に設ける防音用のフェン
スのうち、テレビ等の電波障害を防止できるフェンスに
関する。
スのうち、テレビ等の電波障害を防止できるフェンスに
関する。
例えば、高速道路による高架橋が市街地を通る場合、第
4図に示すように該高架橋lには防音用のフェンス2が
設けられることが多い。そして、この防音用のフェンス
2は高架4!!lの側桁1aがらほぼ全体が垂直に立上
がって取付けられる。
4図に示すように該高架橋lには防音用のフェンス2が
設けられることが多い。そして、この防音用のフェンス
2は高架4!!lの側桁1aがらほぼ全体が垂直に立上
がって取付けられる。
また、該フェンス2は構造的には支柱を適宜間隔で前記
側桁1aに沿って立設し、この支柱間に内部に遮音材を
充填した金属製パネルを張りめぐらすものが多い。
側桁1aに沿って立設し、この支柱間に内部に遮音材を
充填した金属製パネルを張りめぐらすものが多い。
ところで、テレビ電波受信の際に受像機にいわゆるゴー
ストを生じる電波障害は、ビル等の構造物に電波が反射
してこれがわずかに遅れて受信させたたために生じるも
のである。
ストを生じる電波障害は、ビル等の構造物に電波が反射
してこれがわずかに遅れて受信させたたために生じるも
のである。
このような高架橋1の防音用フェンスでも、テレビ局や
その中継局から送られてくる電波3は略水平方向に進行
してきてフェンス2の金属製パネル等に当たり反射され
る。
その中継局から送られてくる電波3は略水平方向に進行
してきてフェンス2の金属製パネル等に当たり反射され
る。
そして、反射波によるテレビ受像機でのゴーストを考え
た場合、フェンス2は全体が大きく垂直に立上がってい
るのでaのごとき指向性を生じ、各家庭に設けたアンテ
ナBに反射した電波が遅れて入りこれがゴーストの原因
となる。
た場合、フェンス2は全体が大きく垂直に立上がってい
るのでaのごとき指向性を生じ、各家庭に設けたアンテ
ナBに反射した電波が遅れて入りこれがゴーストの原因
となる。
なお、Cはフェンス2の垂直部分の長さを3λ以上とし
た場合のするどい指向性であるが、実質のフェンス2の
垂直部分がこれより極端に短い場合はaのごとき指向性
になる。
た場合のするどい指向性であるが、実質のフェンス2の
垂直部分がこれより極端に短い場合はaのごとき指向性
になる。
〔発明が解決しようとする課題]
従来、このような高架橋用フェンス2で電波障害の防止
を考慮したものは今までなかった。
を考慮したものは今までなかった。
なお、ビル等の電波障害を防止する方法として従来電波
吸収材を利用するものが種々提案させている。かかる電
波吸収材としては、半導体シリコン単結晶やゲルマニウ
ム単結晶の微粉末を分散含有させた導電性によるもの、
フェライトを用いた誘電損失によるものなどがあるが、
いずれにせよ構造物にシートや板体として貼着するのは
作業上困難であり、また手数もかかり厚さの調整も難し
く、例えばフェンス2の表面に配設するとしてもきわめ
てコスト高のものとなる。
吸収材を利用するものが種々提案させている。かかる電
波吸収材としては、半導体シリコン単結晶やゲルマニウ
ム単結晶の微粉末を分散含有させた導電性によるもの、
フェライトを用いた誘電損失によるものなどがあるが、
いずれにせよ構造物にシートや板体として貼着するのは
作業上困難であり、また手数もかかり厚さの調整も難し
く、例えばフェンス2の表面に配設するとしてもきわめ
てコスト高のものとなる。
本発明の目的は、電波障害の防止を行えるものとL7で
、構造が節単で安価に製作でき、しかも強度的にも安定
していて、また従来と比べて大きく張り出すこともなく
邪魔になることもない高架用フェンスを提供することに
ある。
、構造が節単で安価に製作でき、しかも強度的にも安定
していて、また従来と比べて大きく張り出すこともなく
邪魔になることもない高架用フェンスを提供することに
ある。
本発明は前記目的を達成するため、金属製パネルを張設
したフェンスであって、高架橋側桁からの立上がり部分
を湾曲させ、その上の全体を直線状態で内側へ傾斜させ
たことを要旨とするものである。
したフェンスであって、高架橋側桁からの立上がり部分
を湾曲させ、その上の全体を直線状態で内側へ傾斜させ
たことを要旨とするものである。
〔作用]
本発明によれば、テレビ局やその中継局から送られてく
る電波は略水平方向に進行してきてフェンスの金属製パ
ネルに当たり反射される。
る電波は略水平方向に進行してきてフェンスの金属製パ
ネルに当たり反射される。
このフェンスは全体が直線状態で、適宜な角度を有し、
内側に傾斜しているので、電波の反射波は入射波とは異
なる方向に向けられ、家屋等に立設する受信アンテナに
向かうことはない。従って、反射による遅れ電波が受信
アンテナに入り、ゴーストを生じることもなくなる。
内側に傾斜しているので、電波の反射波は入射波とは異
なる方向に向けられ、家屋等に立設する受信アンテナに
向かうことはない。従って、反射による遅れ電波が受信
アンテナに入り、ゴーストを生じることもなくなる。
また、傾斜する部分の支持は高架橋側桁からの立上がり
部分の湾曲個所で行い、屈折する個所を設けないので、
風等の外圧によるフェンスにかかる応力が局部的に集中
することもなく、安定した強度を保ち、形状的にも大き
く外側へ張り出すこともない。
部分の湾曲個所で行い、屈折する個所を設けないので、
風等の外圧によるフェンスにかかる応力が局部的に集中
することもなく、安定した強度を保ち、形状的にも大き
く外側へ張り出すこともない。
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は、本発明の高架橋用フェンスの1実施例を示す
縦断側面図、第2図は同上正面図で、図中1は高速道路
4どの高架橋、laはその側桁、tbは橋脚である。
縦断側面図、第2図は同上正面図で、図中1は高速道路
4どの高架橋、laはその側桁、tbは橋脚である。
高架橋1の側桁1aからパネル4を立上げるが、このパ
ネル4は側桁1aからの立上り部分を湾曲させ、該湾曲
部4aから上をこれに連続する直状部4bとして直線状
態で内側(高架橋Iの橋上側)へ傾斜させた。
ネル4は側桁1aからの立上り部分を湾曲させ、該湾曲
部4aから上をこれに連続する直状部4bとして直線状
態で内側(高架橋Iの橋上側)へ傾斜させた。
このようなパネル4は図示は省略するが、側桁1aに沿
って適宜間隔で立上げ、この支柱間に金属製パネル5を
張設したもので、該パネル5は内外に2面間隔を存して
張られその間にグラスウール等の遮音材6を充填してな
る。
って適宜間隔で立上げ、この支柱間に金属製パネル5を
張設したもので、該パネル5は内外に2面間隔を存して
張られその間にグラスウール等の遮音材6を充填してな
る。
なお、この遮音材6を充填するパネル5間の空隙は直状
部4bの上端から湾曲部4aの下端まで連通しているの
で、パネル5をセットした後で上から順次遮音材6を押
込むようにして充填することができる。
部4bの上端から湾曲部4aの下端まで連通しているの
で、パネル5をセットした後で上から順次遮音材6を押
込むようにして充填することができる。
テレビ局やその中継局から送られて(る電波3は略水平
方向に進行してきてフェンス4のパネル4aに当たり反
射される。
方向に進行してきてフェンス4のパネル4aに当たり反
射される。
フェンス4の前記直状部4bの鉛直に対する傾斜角をθ
とすると、このフェンス4の外側のパネル5に対する電
波3の入射角θは前記傾斜角θと同じものである。そし
て、反射波は水平に対し2θの角度をもって上方へ向う
。
とすると、このフェンス4の外側のパネル5に対する電
波3の入射角θは前記傾斜角θと同じものである。そし
て、反射波は水平に対し2θの角度をもって上方へ向う
。
その結果、第1図に示すように電波30反射波による指
向性aの範囲も前記第4図に示す従来例の場合と比べて
上方へ移動し、アンテナBへ入る反射波はほとんどなく
なる。ちなみに、フェンス4の傾斜角θは約20°程度
で充分であり、湾曲部4aのアールもわずかなものでよ
い。
向性aの範囲も前記第4図に示す従来例の場合と比べて
上方へ移動し、アンテナBへ入る反射波はほとんどなく
なる。ちなみに、フェンス4の傾斜角θは約20°程度
で充分であり、湾曲部4aのアールもわずかなものでよ
い。
以上述べたように本発明の高架橋用フェンスは、電波を
積極的に受信アンテナとは別方向に反射させて障害を防
止するもので、電波吸収材を利用する従来方法と比べて
、確実かつ安価に電波障害を防止できるものである。
積極的に受信アンテナとは別方向に反射させて障害を防
止するもので、電波吸収材を利用する従来方法と比べて
、確実かつ安価に電波障害を防止できるものである。
また、フェンスを全体に直線状に傾かせるだけでよいの
で構造が単純で安価に製作でき、しかもこの直状部は湾
曲部で支持するようにしたので大きく外側へ張出すこと
もなく、風等の外圧をフェンスが受けた場合でも応力が
一点に集中することがなく安定した強度を得ることがで
きるものである。
で構造が単純で安価に製作でき、しかもこの直状部は湾
曲部で支持するようにしたので大きく外側へ張出すこと
もなく、風等の外圧をフェンスが受けた場合でも応力が
一点に集中することがなく安定した強度を得ることがで
きるものである。
第1図は本発明の高架橋用フェンスの1実施例を示す縦
断側面図、第2図は同上正面図、第3図は本発明での入
射波と反射波の関係を示す説明図、第4図は従来例を示
す説明図である。 l・・・高架橋 1a・・・側桁2・・・フ
ェンス 3・・・電波4・・・フェンス
4a・・・湾曲部4b・・・直状部 5・
・・金属製パネル6・・・遮音材 第1 1鳴を株)
断側面図、第2図は同上正面図、第3図は本発明での入
射波と反射波の関係を示す説明図、第4図は従来例を示
す説明図である。 l・・・高架橋 1a・・・側桁2・・・フ
ェンス 3・・・電波4・・・フェンス
4a・・・湾曲部4b・・・直状部 5・
・・金属製パネル6・・・遮音材 第1 1鳴を株)
Claims (1)
- 金属製パネルを張設したフェンスであって、高架橋側
桁からの立上がり部分を湾曲させ、その上の全体を直線
状態で内側へ傾斜させたことを特徴とする高架橋用フェ
ンス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63175877A JPH0691339B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 高架橋用フェンス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63175877A JPH0691339B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 高架橋用フェンス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0226100A true JPH0226100A (ja) | 1990-01-29 |
JPH0691339B2 JPH0691339B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=16003773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63175877A Expired - Lifetime JPH0691339B2 (ja) | 1988-07-14 | 1988-07-14 | 高架橋用フェンス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0691339B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5042179A (en) * | 1989-03-28 | 1991-08-27 | U.S. Philips Corp. | Steam iron having plural heating elements and a control circuit regulating timed heating element power |
JPH0974296A (ja) * | 1995-09-05 | 1997-03-18 | Ohbayashi Corp | 電波障害を低減する壁構造 |
JP6837728B1 (ja) * | 2019-12-24 | 2021-03-03 | 株式会社巴コーポレーション | 電波反射防止装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5751346A (en) * | 1980-09-10 | 1982-03-26 | Sankyo Aluminum Kogyo Kk | Prevention of radio disturbance |
-
1988
- 1988-07-14 JP JP63175877A patent/JPH0691339B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5751346A (en) * | 1980-09-10 | 1982-03-26 | Sankyo Aluminum Kogyo Kk | Prevention of radio disturbance |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5042179A (en) * | 1989-03-28 | 1991-08-27 | U.S. Philips Corp. | Steam iron having plural heating elements and a control circuit regulating timed heating element power |
JPH0974296A (ja) * | 1995-09-05 | 1997-03-18 | Ohbayashi Corp | 電波障害を低減する壁構造 |
JP6837728B1 (ja) * | 2019-12-24 | 2021-03-03 | 株式会社巴コーポレーション | 電波反射防止装置 |
JP2021101442A (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-08 | 株式会社巴コーポレーション | 電波反射防止装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0691339B2 (ja) | 1994-11-14 |
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