JPH07102669A - カーテンウォール - Google Patents

カーテンウォール

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JPH07102669A
JPH07102669A JP25039893A JP25039893A JPH07102669A JP H07102669 A JPH07102669 A JP H07102669A JP 25039893 A JP25039893 A JP 25039893A JP 25039893 A JP25039893 A JP 25039893A JP H07102669 A JPH07102669 A JP H07102669A
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JP
Japan
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shielding plate
radio wave
plate
curtain wall
frame
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JP25039893A
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Minoru Saito
実 斎藤
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Kajima Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビ電波等の乱反射によるゴースト等の悪
影響を解消することを可能にしたカーテンウォールを提
供する。 【構成】 矩形枠状に構成された金属製のフレーム1の
室外側に遮蔽板2を取り付け、この遮蔽板2の室外側に
複数枚の外装パネル3を取り付け、かつ、前記遮蔽板2
の室外側に電波吸収体7を添え付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、矩形枠状に構成され
た金属製フレームの室外側に遮蔽板を取り付け、この遮
蔽板の室外側に複数枚の外装パネルを取り付けることに
より構成されるカーテンウォールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
建物の外装材として、耐久性に優れ、しかも、清潔感を
与える大型セラミック板や大型タイルが広く使用されて
いる。また、この種の外装材は形鋼より矩形枠状に組み
立てられたフレームに先付けされ、このフレームと一緒
に建物の構造体に取りつけられることが多い。
【0003】図4は、この種の外装材を使って構成され
たカーテンウォールの従来例の一例を示し、図におい
て、符号1は複数本の山形鋼等の形鋼より矩形格子枠状
に組み立てられたフレーム、2はこのフレーム1の室外
側に添え付けられ、風雨等の浸入を防止する薄い鉄板や
アルミ板等の金属板からなる遮蔽板、3はこの遮蔽板2
の室外側に外装材として取り付けられた石や大型セラミ
ック板等からなる外装パネル、4はフレーム1に取り付
けられ、各外装パネル3をフレーム1に取り付ける取付
金具、5は外装パネル3と遮蔽板2との間に形成され、
室内外の気圧差による雨水の浸入を防止する等圧空間、
そして、符号6はこの取付金具4とフレーム1との間に
介在され、この部分からの雨水の浸入を防止する防水パ
ッキンである。
【0004】外装パネル3は矩形板状に形成され、その
上下小口面に取付金具4の一端を係合するための所定深
さの係合溝3a,3a が形成されている。
【0005】取付金具4は溝形鋼等の形鋼より形成さ
れ、外装パネル3を支持する取付金具本体4aと、この取
付金具本体4aの室内側に突設され、フレーム1及び遮蔽
板2に連続して形成された取付孔1aに挿通された取付ボ
ルト4bと、この取付ボルト4bの貫通部分の雄ねじ部に螺
合され、取付金具本体4aをフレーム1に固定する固定ナ
ット4cとを備えて構成されている。
【0006】従来のカーテンウォールは以上説明したよ
うに構成され、遮蔽板2には金属板が使用されているの
で、テレビ電波が遮蔽板2で跳ね返り乱反射して周辺に
悪影響を及ぼし、いわゆるゴーストを誘発する等の課題
があった。
【0007】この発明は、以上の課題を解決するために
なされたもので、テレビ電波等の乱反射によるゴースト
等の悪影響を解消することを可能にしたカーテンウォー
ルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカーテン
ウォールは、遮蔽板の室外側に電波吸収体を添え付ける
ことにより構成されている。
【0009】
【実施例】
実施例1.図1及び図2は、この発明に係るカーテンウ
ォールの一実施例を示し、図において、前記従来例と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0010】符号7は遮蔽板2の室外側に添え付けら
れ、電波を吸収する電波吸収体、8は遮蔽板2の室外側
に突設された取付ボルト、9はこの取付ボルト8に取り
付けられ、電波吸収パネル7のコーナ部を上から押さえ
付ける座金、そして、符号10は取付ボルト8に螺合さ
れ、座金9と共に電波吸収パネル7のコーナ部を上から
強く押さえ付けて電波吸収体7を固定する固定ナットで
ある。
【0011】電波吸収体7には、例えばフェライトタイ
ル等が使用され、また、電波吸収体7は遮蔽板2の室外
側に上下・左右に並べて添え付けられている。
【0012】取付ボルト8は2枚乃至4枚の電波吸収体
7のコーナ部7a,7a が突き合わさる位置にそれぞれ突設
され、また、座金9は各電波吸収体7のコーナ部7aを上
から確実に押さえ付けられるようにやや大きめに形成さ
れている。
【0013】尚、電波吸収体7は接着剤等で遮蔽板2に
取り付けることも可能であり、必ずしも前記のような取
付方法に限られるものではない。
【0014】実施例2.図3(a),(b) は、実施例1のカ
ーテンウォールを建物の構造体に取り付ける方法の一例
を示し、図において、符号11は構造体の床スラブ、12は
この床スラブ11の先端部に突設されたアンカーボルト、
13はカーテンウォールのフレーム1にボルト止め若しく
は溶接によって取り付けられ、アンカーボルト12に固定
ナット14によって固定されたファスナーである。
【0015】このような構成により、ユニット化された
カーテンウォールを建物の構造体に簡単に取り付けるこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成さ
れ、遮蔽板の室外側に電波吸収体が添え付けられている
ので、テレビ電波等の乱反射によるゴースト等の発生を
防止できる効果がある。
【0017】また、電波吸収体は遮蔽板の室外側に取り
付けられ、カーテンウォールに組み込まれているので、
カーテンウォールの施工と同時に電波吸収体の設置を行
うことができ、施工性もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカーテンウォールの一実施例を
示す縦断面図である。
【図2】(a) は電波吸収体の取付状態を示すカーテンウ
ォールの一部正面図、(b) は図(a) におけるb−b線断
面図、(c) は電波吸収体の正面図である。
【図3】(a),(b) は図1に示すカーテンウォールの構造
体への取付状態を示す構造体の一部縦断面図である。
【図4】カーテンウォールの従来例の一例を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1…フレーム、2…遮蔽板、3…外装パネル、4…取付
金具、5…等圧空間、6…防水パッキン、7…電波吸収
体、8…取付ボルト、9…座金、10…固定ナット、11…
構造体の床スラブ、12…アンカーボルト、13…ファスナ
ー、14…固定ナット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形枠状に構成された金属製フレームの
    室外側に遮蔽板を取り付け、この遮蔽板の室外側に複数
    枚の外装パネルを取り付けることにより構成されるカー
    テンウォールにおいて、前記遮蔽板の室外側に電波吸収
    体を添え付けてなることを特徴とするカーテンウォー
    ル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2156525A1 (es) * 1999-01-15 2001-06-16 Eurogramco S L Sistema de anclaje de placas de placas de piedra a la fanchada de edificios.
CN104989017A (zh) * 2015-06-28 2015-10-21 邱杨茹 抗冲击防水背栓式石材幕墙

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03176540A (ja) * 1989-12-04 1991-07-31 Kajima Corp 外壁パネル
JPH0544273A (ja) * 1991-08-09 1993-02-23 Hitachi Ferrite Ltd ガラスカーテンウオール用電波吸収パネル

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