JP3559587B2 - アンテナ構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はアンテナ構造、さらに詳しくは、ダイポールアンテナ及びパラボラアンテナを固定するための構造である。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビの電波を受信するためのアンテナとしては、UHFアンテナとVHFアンテナとがあり、これらは通常建物の屋根にポールを立て、その先端部分にそれぞれのアンテナを固定し、受信することとしていた。
一方、近年では、マイクロ波などの極めて波長の短い電波受信を行うアンテナとして球面反射鏡を用いたパラボラアンテナを、ダイポールアンテナとは別に取り付けることが行われていた。このパラボラアンテナには、通称BSアンテナやCSアンテナなどがある。
これらのアンテナを固定する技術につき、日本特許情報機構(JAPIO)の先行技術調査(パトリス)の利用により、以下の検索式で昭和55年以後の特許出願、実用新案登録出願を調査した。
【0003】
検索式:H01Q1/12C*(金具+金物+屋根)
その結果、特許出願10件、実用新案登録出願81件を抽出した。
その中で、例えば、実開昭61−154005号に記載されたパラボラアンテナ装置に係る技術を説明する。この技術は、長さ調整可能な複数個の支柱を持つ三脚架を設けることにより、簡単に任意の傾斜面を持つ屋根などの上に電波軸を所定の方向に向けて裾付けできることをその内容とする技術である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の技術によるパラボラアンテナの固定は、パラボラアンテナが風を受け易いので不安定であるという問題点があった。この問題点を解決する技術は、前記した先行技術調査によっては発見できなかった。
本発明は、ダイポールアンテナとパラボラアンテナとを同時に安定して固定できるようなアンテナ構造を提供することにより、上記課題を解決する。
【0005】
ここで、請求項1記載の発明の目的は、ダイポールアンテナとパラボラアンテナとを同時に固定できるようなアンテナ構造を提供することである。
また、請求項2記載の発明の目的は、軒の出が多様な住宅にあってもダイポールアンテナとパラボラアンテナとを同時に固定できるようなアンテナ構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、外壁(例えば外壁パネル10)に固定されるとともにその外壁(10)から外方向に突出し、鉛直方向に間隔をおいて配設された複数のブラケット(30)に固定することによって立設させたポール(40)に、ダイポールアンテナ(50)およびパラボラアンテナ(60)を固定する構造であって、外壁(10)は、縦横に組まれた縦芯材(11,11・・)および横芯材(12,12・・)を備え、この外壁 (10) における2本の縦芯材(例えば隣り合う二本の縦芯材 11,11 )に水平方向に固定される基板 (21) を備えたブラケット取付部材 (20) が設けられ、ブラケット (30) は、角棒状をなし、一端が基板 (21) に固定されるとともに、他端にはポール (40) が固定され、ポール(40)は、その上端が建物の軒上にまで達するものであって、軒上に位置する軒上部(42)にダイポールアンテナ(50)が固定されるとともに、軒下に位置する軒下部(41)であって2つのブラケット(30,30) の間の部分にパラボラアンテナ(60)が固定されることを特徴とするアンテナ構造である。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明を技術的に限定したものであり、ポール(40)における軒上部(42)と軒下部(41)との間に位置する軒の出対応部(43)は、軒下部(41)におけるブラケット(30)の固定位置よりも建物の軒の出が外側に位置する場合に、その軒の出に対応させて湾曲させたことを特徴とするアンテナ構造である。
【0008】
【作用】
請求項1記載のアンテナ構造の組立手順について説明する。
先ず、外壁(10)における複数の縦芯材(例えば隣り合う二本の縦芯材11,11 )にブラケット取付部材(20)の基板(21)を水平方向に固定する。次に、そのブラケット取付部材(20)に複数のブラケット(例えば鉛直方向に間隔をおいた2箇所に配設された2つのブラケット30,30 )を固定する。すると、ブラケット(30)が、外壁(10)から外方向に突出することとなる。
【0009】
次に、そのブラケット(30)にポール(40)を固定して立設させる。すると、ポール(40)の上端は軒(18)上にまで達する。
最後に、ポール(40)の軒上部(42)には、ダイポールアンテナ(50)を固定し、軒下部(41)であって2つのブラケット(30,30) の間の部分には、パラボラアンテナ(60)を固定する。軒下部(41)は、軒上部(42)ほどの風を受けないので、安定して固定できる。
【0010】
すると、軒上部(42)は建物の軒(18)上にまで達するので、軒上部(42)に固定されるダイポールアンテナ(50)での受信は、良好な状態を保てる。
次に、請求項2記載のアンテナ構造の組立手順について、請求項1との相違点を説明する。
ブラケット(30)へのポール(40)の固定に際しては、ポール(40)の軒の出対応部(43)を建物の軒の出に対応した位置となるようにしてその固定を行う。
【0011】
すると、軒上部(42)は建物の軒上にまで達するので、軒上部(42)に固定されるダイポールアンテナ(50)での受信は、良好な状態を保てる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明を実施例及び図面とともにさらに詳しく説明する。ここで使用する図面は、図1及び図2である。図1は、本発明の実施例を示すための斜視図である。なお、分かりやすくするため、後述する壁パネル10の面材13を省略して描いている。図2は、本発明の実施例を示すための垂直断面図である。
【0013】
まず、本実施例の構成について説明する。
本実施例は、住宅における外壁を形成する外壁パネル10に固定されるとともに、その外壁パネル10から外方向に突出させたブラケット30に固定することによって立設させたポール42、ダイポールアンテナ50およびパラボラアンテナ60を固定する構造である。
【0014】
外壁パネル10は、枠状に組まれた枠材と、その枠材の内部を縦横に組まれた枠芯材と、それら枠体が形成する表裏面に面材13,13を備えて形成されている。枠材および枠内芯材を総称して芯材とする。そして、その芯材において、縦方向をなすものを縦芯材11、横方向をなすものを横芯材12とする。
ブラケット取付部材20は、外壁パネル10における隣り合う二本の縦芯材11,11の芯ピッチを長手方向長さとする薄板状の基板21と、その基板21の長手方向中央部から垂直に立設された突出片22とを備えて形成されている。そして、その基板21の両端部を二本の縦芯材11,11の位置する面材13の部分に釘などを用いて固定する。その結果、突出片22は、外壁パネル10から外方向に向かって突出することとなる。このようなブラケット取付部材20を本実施例においては、垂直方向に2箇所設けることとする。
【0015】
ブラケット30は、概ね角棒状をなしており、一端をブラケット取付部材20の突出片22と係合するように形成するとともに、他端にはU字ボルトを用いてポール40を固定可能に形成している。また、ブラケット30の長手方向長さは、本実施例の住宅における軒18の軒の出の寸法よりもやや短い。
ポール40は、その下端を下側に位置するブラケット30に固定した場合に、その上端が住宅の軒上、さらには屋根の上にまで達するものである。ここで、軒18よりも下に位置する部分を軒下部41とし、軒18よりも上に位置する部分を軒上部42とし、軒下部41と軒上部42との間における軒18に対応する部分を軒の出対応部43とする。
【0016】
本実施例においては、ブラケット30が軒18の軒の出寸法よりも短く形成されているため、軒下部41におけるブラケット30の固定位置よりも建物の軒の出が外側に位置するので、軒の出対応部43は、その軒の出に対応させて概ねS字状となるように湾曲させて形成している。
なお、ブラケット30をブラケット取付部材20に固定した後においては、外壁パネル10の外側部分は、サイディング材15および胴縁16によって、その外観を仕上げることとしている。
軒上部42においては、ダイポールアンテナ50を固定する。すなわち、ポール40の上端には、UHFアンテナ52を固定し、そのUHFアンテナ52のやや下にはVHFアンテナ51を固定する。
【0017】
一方、軒下部における2つのブラケット30,30の間の部分においては、2つのパラボラアンテナ60を取り付ける。すなわち、BSアンテナ61とCSアンテナ62とを取り付ける。軒下部41は、軒上部42ほどの風を受けないので、安定して固定できる。
次に、本実施例の効果について説明する。
【0018】
本実施例によれば、2つのダイポールアンテナ50即ちUHFアンテナ52およびVHFアンテナ51と、2つのパラボラアンテナ60即ちBSアンテナ61およびCSアンテナ62とを同時に固定できるようなアンテナ構造を提供することができた。
また、軒の出が多様な住宅にあってもダイポールアンテナ50とパラボラアンテナ60とを同時に、しかも安定して固定できるようなアンテナ構造を提供することができた。
【0019】
次に、上記実施例のバリエーションについて説明する。
本実施例では、壁を形成する部材が壁パネル10であるとして説明したが、在来の工法による住宅建築であっても壁に芯材が存在するので、本発明を提供することができる。換言すれば、本発明は縦横に組まれた縦芯材および横芯材の存在する壁を用いた建物には、すべて適用できる趣旨である。
【0020】
【0021】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ダイポールアンテナとパラボラアンテナとを、軒下から軒上にかけて立設されたポールに対して同時に、しかも安定して固定できるようなアンテナ構造を提供することができた。
また、請求項2記載の発明によれば、軒の出が多様な住宅にあってもダイポールアンテナとパラボラアンテナとを、軒下から軒上にかけて立設されたポールに対して同時に、しかも安定して固定できるようなアンテナ構造を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すための斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示すための垂直断面図である。
【符号の説明】
10…外壁パネル、11…縦芯材、12…横芯材、13…面材、15…サイディング材、16…胴縁、18…軒、19…屋根、20aブラケット取付部材、21…基板、22…突出片、30…ブラケット、40…ポール、41…軒下部、42…軒上部、43…軒の出対応部、50…ダイポールアンテナ、51…VHFアンテナ、52…UHFアンテナ、60…パラボラアンテナ、61…BSアンテナ、62…CSアンテナ。

Claims (2)

  1. 外壁に固定されるとともにその外壁から外方向に突出し、鉛直方向に間隔をおいて配設された複数のブラケットに固定することによって立設させたポールに、ダイポールアンテナおよびパラボラアンテナを固定する構造であって、
    外壁は、縦横に組まれた縦芯材および横芯材を備え、この外壁における2本の縦芯材に水平方向に固定される基板を備えたブラケット取付部材が設けられ、
    ブラケットは、角棒状をなし、一端が基板に固定されるとともに、他端にはポールが固定され、
    ポールは、その上端が建物の軒上にまで達するものであって、軒上に位置する軒上部にダイポールアンテナが固定されるとともに、軒下に位置する軒下部であって2つのブラケットの間の部分にパラボラアンテナが固定されることを特徴とするアンテナ構造。
  2. ポールにおける軒上部と軒下部との間に位置する軒の出対応部は、軒下部におけるブラケットの固定位置よりも建物の軒の出が外側に位置する場合に、その軒の出に対応させて湾曲させたことを特徴とする請求項1記載のアンテナ構造。
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