JPH0315692Y2 - - Google Patents

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JPH0315692Y2
JPH0315692Y2 JP4104385U JP4104385U JPH0315692Y2 JP H0315692 Y2 JPH0315692 Y2 JP H0315692Y2 JP 4104385 U JP4104385 U JP 4104385U JP 4104385 U JP4104385 U JP 4104385U JP H0315692 Y2 JPH0315692 Y2 JP H0315692Y2
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flat
board
hanger
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roofing
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、平葺建築用板を下地材に、簡易且つ
強固に固着できる平葺用吊子に関する。
〔従来の技術及びその問題点等〕
従来より、平葺建築用板を順次葺成施工した平
葺外囲体が種々存在している。その平葺建築用板
を下地材に固着する吊子aが種々存在しているが
いずれも一枚の平葺建築用板に一般には2個、又
はそれ以上の吊子aを取り付けていた(第8図参
照)。
その平葺建築用板は、大きさも、一辺が約30cm
内外の菱形をなして比較的小さく形成されてお
り、この平葺建築用板各々に吊子aを、2個、又
はそれ以上の吊子aを取り付けることは、施工現
場によつては吊子aの数が飛躍的に増加し、施工
費が割高になるのみならず、その取付施工日数も
多くかかる等の欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで考案者は、前記問題点等を解決すべく鋭
意、研究を重ねた結果、本考案を、略L形状の頂
部の内側の隣接する2辺から舌片部を形成し、外
側の隣接する2辺からは下方に側部を形成し、こ
の側部の下端より外方に取付部を屈曲形成した平
葺用吊子としたことで、一個の吊子で平葺建築用
板を強固に固着できるし、従来よりも効率的に施
工でき、施工時間を短縮して前記問題点を解決し
たものである。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図乃至第7図に基づき説
明する。
第2図、第3図は本考案の平葺用吊子を示した
ものであり、1は略L字状に形成された頂部であ
る。この頂部1は平面的にみて2つの長方形がL
形状に交差した形状になつている。そのL形状の
頂部1の凸側(出隅側)で隣接する2辺から下方
側に略垂下状の側部2,2が形成されている。そ
して側部2,2の下端より外方に取付部3,3が
屈曲形成されている。
この取付部3,3は略方形状をしており、この
略中央位置に必要に応じて取付貫孔が穿設される
こともある。
その取付部3,3は折り返して2枚に形成した
り(第3図参照)、又は膨出リブを形成して補強
することもある。
また、L形状の頂部1の凹側(入隅側)の隣接
する2辺からは舌片部4,4が一体形成されてい
る。
その舌片部4,4は、第2図に示すように、側
面からみて頂部1に対して略直角に下方に屈曲し
たものや、又は、第3図に示すように、側面から
みて頂部1と略同一平面となるような略水平に形
成されたものもある。
以上のように、前記平葺吊子は、頂部1側部
2,2取付部3,3舌片部4,4とからなり、比
較的薄材よりなる金属板片がプレス加工等にて一
体形成されている。
前記側部2,2の高さを僅かにて全体として偏
平状に形成することもある。
図中5は断熱板、ベニヤ板等の下地材であり、
6は母屋等の構造材である。Pは平葺建築用板で
あつて、正面からみて上下左右側に隅角部を有し
て略菱形状をなした主板7と、この上部側なる水
上側に位置する隅角部(頂部)で隣接する水上側
の2辺には、主板7の表面側に上側折返し縁8,
8が各々屈曲形成され、前記主板7の下部側なる
水下側に位置する隅角部(頂部)で隣接する水下
側の2辺には、主板7の裏面側に下側折返し縁
9,9が各々屈曲形成されている。その主板7の
裏側には必要に応じて断熱材10が貼着されてい
る。その平葺建築用板Pの具体的実施例として
は、主板7は一辺の長さが約25cm乃至約40cmで、
持運びに便利な大きさの菱形状をしたものであ
り、正方形状も含まれる。
前記上側折返し縁8は、立上り部8aと頂部縁
8bとからなり、立上り部8aの上端より内方に
向かつて適宜の幅の頂部縁8bが屈曲形成されて
いる。
そして、その平葺建築用板Pはその上側折返し
縁8に、隣接の平葺建築用板Pの下側折返し縁9
が係合され、平葺建築用板P,Pを順次係合葺成
することによつて平葺外囲体の施工を行うもので
ある(第1図参照)。
〔作用〕
まず、下地材5上に、平葺建築用板Pの水上側
の頂部が、その下地材5の水上側方向を向くよう
にして載置する。この平葺建築用板Pの水上側頂
部で上側折返し縁8,8の交わる部分に本考案の
平葺用吊子を被嵌する。そしてこの平葺用吊子の
取付部3,3を下地材5に釘、ネジ等で固着する
(第5図参照)。このとき平葺用吊子の頂部1を上
側折返し縁8の頂部縁8bに、且つ側部2,2を
上側折返し縁8,8の立上り部8a,8aにそれ
ぞれ重合させる。
次いで舌片部4,4を平葺用吊子の内側に屈曲
加工して頂部1と舌片部4,4とで上側折返し縁
8の頂部縁8bを挟持する(第5図、第6図参
照)。
さらに別の平葺建築用板Pの下側折返し縁9
を、既に下地材5に固着された平葺建築用板Pの
上側折返し縁8に係止しつつ平葺用吊子にて下地
材5に順次固着する。
このように、本考案の平葺用吊子によつて平葺
建築用板Pを下地材5に簡易かつ迅速に固着し、
平葺外囲体を施工する。
〔考案の効果〕
本考案は、略L形状の頂部1の内側の隣接する
2辺から舌片部4,4を形成し、外側の隣接する
2辺からは下方に側部2,2を形成し、この側部
2,2の下端より外方に取付部3,3を屈曲形成
した平葺用吊子としたことにより、これで屋根等
を葺成施工すると、第1に本考案の平葺用吊子
は、僅かに1個使用するだけで平葺建築用板Pを
下地材5に強固に固着できるし、第2に本考案の
平葺用吊子は平葺建築用板Pへの取付が極めて簡
単にでき、その平葺用吊子の取付け箇所も少ない
ので施工時間を従来よりも短縮できるし、第3に
本考案の平葺用吊子はその構造が簡単であり、一
枚の平板片からプレス加工にて簡単に製作でき極
めて安価に提供できるものである。
上記効果を詳述すると、従来、平葺建築用板P
を下地材5に固着する従来の吊子aは、第8図に
示すように平葺建築用板Pの水上側2辺の適宜な
箇所に取り付けられるのが一般的な方法であつ
た。これは、第8図の矢印のX方向、Y方向の何
れかの方向にも別の平葺建築用板Pを順次係合し
て外囲体を施工する過程で、既に下地材5に固着
した平葺建築用板Pが施工時に定位置をずれるこ
とが多く、施工上に支障を来すことがあるため、
少なくも2つ以上の吊子aが平葺建築用板Pの2
辺に取り付けられるものである。このように、平
葺建築用板P一枚に対して2個以上の吊子aを取
り付けることは、施工上極めて非効率的であり、
施工時間も多くかかる等の欠点がある。
しかるに、本考案の平葺用吊子は、平面的にみ
て全体が略L形状をしており、その側部2,2頂
部1舌片部4,4にて平葺建築用板Pの水上側の
2辺の交差する部分を確実に支持することができ
るのである。しかも、本考案の平葺用吊子は、平
葺建築用板Pの水上側の頂部に載置し、その舌片
部4,4を頂部1の裏側へ折り曲げ、取付部3,
3を下地材5に釘、ネジ等で固着するだけで施工
完了できるし、本考案の平葺用吊子は1個で、X
方向、Y方向の位置調整を確実にしつつ平葺建築
用板Pを下地材5に強固に固着できる。従つて、
施工効率が良く、短時間にて施工を完了すること
ができる大きな効果がある(第7図参照)。
そして本考案の平葺用吊子は構造が極めて簡単
であり、比較的低価格にて提供できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、そ
の第1図は本考案を使用して平葺外囲体を施工し
た斜視図、第2図は本考案を下地材に取り付けた
全体斜視図、第3図は第2図とは別の実施例の斜
視図、第4図、第5図は本考案を平葺外囲体の施
工に使用するときの施工過程の断面図、第6図は
本考案を使用して平葺外囲体を施工した要部断面
図、第7図は本考案の取付状態を示す平面図、第
8図は従来の吊子の取付状態を示す平面図であ
る。 1……頂部、2……側部、3……取付部、4…
…舌片部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略L形状の頂部の内側の隣接する2辺から舌片
    部を形成し、外側の隣接する2辺からは下方に側
    部を形成し、この側部の下端より外方に取付部を
    屈曲形成したことを特徴とする平葺用吊子。
JP4104385U 1985-03-23 1985-03-23 Expired JPH0315692Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4104385U JPH0315692Y2 (ja) 1985-03-23 1985-03-23

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JP4104385U JPH0315692Y2 (ja) 1985-03-23 1985-03-23

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JPS6227123U JPS6227123U (ja) 1987-02-19
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JP4104385U Expired JPH0315692Y2 (ja) 1985-03-23 1985-03-23

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JP6472281B2 (ja) * 2015-03-12 2019-02-20 元旦ビューティ工業株式会社 外装材の保持材、及び外装構造
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