JPH0596247U - 屋根棟構造 - Google Patents

屋根棟構造

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Publication number
JPH0596247U
JPH0596247U JP3692392U JP3692392U JPH0596247U JP H0596247 U JPH0596247 U JP H0596247U JP 3692392 U JP3692392 U JP 3692392U JP 3692392 U JP3692392 U JP 3692392U JP H0596247 U JPH0596247 U JP H0596247U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
roof
radio wave
ridge structure
notch
Prior art date
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Pending
Application number
JP3692392U
Other languages
English (en)
Inventor
喜雄 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3692392U priority Critical patent/JPH0596247U/ja
Publication of JPH0596247U publication Critical patent/JPH0596247U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】屋根裏部へのアンテナ設置のための切欠き部3
に、屋根面2の一部を構成する電波通過面部、たとえば
電波通過シート6を配設する。 【効果】アンテナの受信性能を損なうことなく、アンテ
ナ設備全体を屋根面の内部に設置することができる。こ
のため、屋根全体の外観意匠性が良好となるとともに、
アンテナを安全かつ容易に、しかも安定した状態で設置
することが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、屋根棟構造に関するものである。さらに詳しくは、この考案は、 アンテナを屋根面上に露出させることなく安定して固定設置することのできる新 しい屋根棟構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、テレビ用の受信アンテナは、全方向からの無線電波を確実に受信す るために、住宅建物等の最も高い位置に設置されており、たとえば一般的な家屋 の場合には、屋根の棟上に立設して取り付けられている。 テレビアンテナを、このように棟上に設置する場合には、たとえば図3に例示 したように、屋根(ア)の棟(イ)上にアンテナスタンド(ウ)を固定し、この アンテナスタンド(ウ)に立設させた支柱(エ)にアンテナ本体(オ)を接続固 定している。また、支柱(エ)は、ワイヤー(カ)によって引張り支持するよう にもしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この図3に例示したような従来のアンテナ設置構造の場合には 、アンテナ本体(オ)や、これを支持する支柱(エ)、スタンド(ウ)、ワイヤ ー(カ)等が屋根上に露出するため、屋根全体の外観性、意匠性として異和感が あり、また、耐風性や耐震性にも問題があった。しかも、これらの設置作業は、 屋根施工とは別に行なわれるため、作業効率や施工性、安全性の点で問題があっ た。 さらに、近年、住宅建造物の外観形状が多様化しつつあり、急勾配屋根も広く普 及しているが、このような傾斜角の大きい屋根上には、図3に例示したようなア ンテナの設置がさらに困難であり、設置後の安定性にも問題がある。
【0004】 そこで、このような問題を解決するために、たとえば図4に示したように、ア ンテナ本体(オ)を屋根(ア)の裏側、すなわち小屋根裏(キ)内に設置するこ とも考えられているが、この場合には、電波が屋根(ア)により減衰し、アンテ ナ本体(オ)の受信感度が低下するという欠点があるため、実用化にはほど遠い 状況にある。
【0005】 この考案は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、アンテナ設備を 、その受信性能を損なうことなく屋根裏側に設置することのできる新しい屋根棟 構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の課題を解決するものとして、屋根裏部へのアテナ設置のた めの屋根面切欠き部に、屋根面の一部を構成する電波通過面部を配設してなるこ とを特徴とする屋根棟構造を提供す。
【0007】
【作用】
この考案の屋根棟構造においては、棟から屋根面にかけて切欠き部を設け、ア ンテナを屋根裏部に設置可能とする。そして、この切欠き部には、屋根と同一勾 配の、屋根面の一部を構成する電波通過面部を配設し、外観上、アンテナ設備の 存在を被い隠すとともに、アンテナの受信性能を確保する。
【0008】 このような屋根棟構造の場合には、アンテナ設備の設置作業を、屋根施工時に 併せて行なうことができ、作業効率やその安全性も向上する。また、アンテナを 屋根裏部の平面に立設することができるため、急勾配屋根の場合にもその固定力 は強固であり、しかもアンテナ自体の耐久性や耐風性も従来のような問題となる ことはない。
【0009】
【実施例】
以下、添付した図面に沿って実施例を示し、この考案の屋根棟構造についてさ らに詳しく説明する。 図1は、この考案の一実施例を示した分解斜視図である。 たとえばこの図1に示したように、この考案の屋根棟構造においては、屋根の 棟部(1)から屋根面(2)にかけての一部に切欠き部(3)が形成されており 、この切欠き部(3)下方の屋根裏平坦面をアンテナ設置面(4)としている。
【0010】 切欠き部(3)には、梁(5)が架け渡してあり、この梁(5)に電波通過シ ート(6)を貼りつけるなどして、切欠き部(3)を被覆する。このようにして 配設した電波通過シート(6)は、外観上、屋根面(2)と連続した面を構成す るため、切欠き部(3)やそこに設置したアンテナ設備の存在は完全に覆い隠さ れる。 電波通過シート(6)としては、防水加工した木材あるいは樹脂等から なる枠材に配設したものが好ましく、電波通過性能はもとより、防水性、耐風性 に優れた素材を用いるのが好ましく、その色彩等も、屋根面(2)に調和させる ようにする。高強度の樹脂シート材や、それらの複合材が有用でもある。
【0011】 たとえば電波吸収性の小さなポリオレフィン、ポリジオレフィン、ポリエステ ル等の樹脂、あるいはそれらとガラス、セラミックス等との複合材が例示される 。 また、梁(5)は、電波の減衰を最小限に抑えるため、たとえば木材等を用いる 。
【0012】 さらに、切欠き部(3)の大きさは、設置するアンテナ設備の大きさに応じて 任意とすることができるが、設置したアンテナが種々の方向からの電波を確実に 受信するように、十分なスペースを取ることが好ましい。また、切欠き部(3) を大きく取った場合には、アンテナ設置面(4)も広くなるため、たとえばBS 用アンテナ、CS用アンテナ、CATV用アンテナ等の増設にも有利である。
【0013】 図2は、この考案の屋根棟構造におけるアンテナ設置状態を例示した側断面図 である。 たとえばこの図2に示したように、この考案では、アンテナ(7)を屋根裏部 の平面状のアテナ設置面(4)に取付けるため、たとえば屋根面(2)が急勾配 であったとしても、アンテナ(7)を安定した状態に保つことができる。また、 その設置作業も安全かつ容易である。さらに、アンテナ(7)と各居住空間(8 )の端子(9)とを接続するアンテナコード(10)は、全て建物の内部に位置 するため、切断等の危険性も少ない。
【0014】 もちろんこの考案は、以上の例によって限定されるものではなく、細部につい ては様々な態様が可能であることは言うまでもない。
【0015】
【考案の効果】
以上詳しく説明した通り、この考案の屋根棟構造によって、アンテナの受信性 能を損なうことなく、アンテナ設備全体を屋根面の内部に設置することができる 。 このため、屋根全体の外観意匠性が良好となるとともに、アンテナを安全かつ 容易に、しかも安定した状態で設置することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示した分解斜視図であ
る。
【図2】この考案を用いたアンテナ設置状態を例示した
側断面図である。
【図3】従来のアンテナ取付け状態を例示した斜視図で
ある。
【図4】従来の別のアンテナ取付け状態を例示した透視
斜視図である。
【符号の説明】
1 棟部 2 屋根面 3 切欠き部 4 アンテナ設置面 5 梁 6 電波通過シート 7 アンテナ 8 居住空間 9 端子 10 アンテナコード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根裏部へのアンテナ設置のための屋根
    面切欠き部に、屋根面の一部を構成する電波通過面部を
    配設してなることを特徴とする屋根棟構造。
JP3692392U 1992-06-01 1992-06-01 屋根棟構造 Pending JPH0596247U (ja)

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JP3692392U JPH0596247U (ja) 1992-06-01 1992-06-01 屋根棟構造

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JP3692392U JPH0596247U (ja) 1992-06-01 1992-06-01 屋根棟構造

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JPH0596247U true JPH0596247U (ja) 1993-12-27

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JP3692392U Pending JPH0596247U (ja) 1992-06-01 1992-06-01 屋根棟構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007274147A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Tokyu Construction Co Ltd 無線伝送システム
JP2008211391A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Matsushita Electric Works Ltd ポール

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JP4663570B2 (ja) * 2006-03-30 2011-04-06 東急建設株式会社 無線伝送システム
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