JPH0226098B2 - - Google Patents

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JPH0226098B2
JPH0226098B2 JP58039818A JP3981883A JPH0226098B2 JP H0226098 B2 JPH0226098 B2 JP H0226098B2 JP 58039818 A JP58039818 A JP 58039818A JP 3981883 A JP3981883 A JP 3981883A JP H0226098 B2 JPH0226098 B2 JP H0226098B2
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JP
Japan
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metal fitting
cylindrical metal
fitting
bushing
pocket
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58039818A
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English (en)
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JPS59164428A (ja
Inventor
Keizo Konishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP58039818A priority Critical patent/JPS59164428A/ja
Priority to US06/540,907 priority patent/US4588174A/en
Priority to FR838317803A priority patent/FR2542404B1/fr
Priority to DE19833343392 priority patent/DE3343392A1/de
Publication of JPS59164428A publication Critical patent/JPS59164428A/ja
Priority to FR868609902A priority patent/FR2582067B1/fr
Publication of JPH0226098B2 publication Critical patent/JPH0226098B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/06Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/08Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/14Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は流体入りブツシユの改良された構造に
係り、特に弾性部材の防振作用に加えて、非圧縮
性流体の封入による液圧減衰力を効果的に利用し
た、耐久性に優れた且つ量産の容易な流体入りブ
ツシユに関するものである。
(背景技術) 従来より、自動車等の車体に対して差動装置や
車輪等を懸架するために、各種のアーム、ロツ
ド、リンクなどの懸架部材が各種方向に揺動可能
に取り付けられており、そして該懸架部材の両端
の枢着部には、一般にそれぞれ振動の緩和などを
目的としてサスペンシヨンブツシユが組み込まれ
ているのであり、また同様な目的のブツシユとし
て、エンジンと車体との間に介挿されて、振動の
伝達を抑制するようにしたエンジンマウントも、
用いられている。
ところが、かかるサスペンシヨンブツシユ、エ
ンジンマウントなどの、防振支持体としてのブツ
シユは、一般に車両懸架などのために所定の枢軸
が嵌挿せしめられる内筒金具と、これと同心的に
配置される外筒金具との間に、円環状のゴムスリ
ーブが介挿せしめられた構造を有し、該ゴムスリ
ーブの変形によつて振動を減衰せしめるようにな
つているが、近年になつて、かかるゴムスリーブ
を形成するゴム材料に特に高減衰係数を有するも
のを使用するまでもなく、ブツシユの緩衝機能と
して好ましい減衰を発生せしめるようにした複合
ブツシユ、換言すれば流体入りブツシユが提案さ
れるに至つた。
すなわち、特公昭48−36151号公報、特公昭52
−16554号公報や、特開昭56−164242号公報など
に明らかにされている如く、かかる複合ブツシユ
は内筒金具と外筒金具との間に介挿されたゴムス
リーブの表面に複数の凹所を設け、該凹所と外筒
金具内壁との間に形成されるポケツト部に所定の
流体を充填せしめると共に、それらポケツト部が
オリフイスを通じて連通せしめられた構造を有
し、加振振動時において、一方のポケツト部内に
充填された流体が該オリフイスを通じて他方のポ
ケツト部にに向つて流動する作用により、良好な
減衰作用が発揮されるようになつているのであ
る。
しかしながら、かかる従来の複合ブツシユ構造
においては、上記の如く流体がオリフイスを通過
する時に惹起される抵抗(粘性抵抗)によつて望
ましい減圧減衰力を期待することができるである
が、該ブツシユの変形、換言すれば内筒金具と外
筒金具との間に介挿せしめられるゴムスリーブの
過大な変形を阻止することについては何等の配慮
もなされておらず、そのために外筒金具を介して
加えられる荷重の大きさに応じてかかるゴムスリ
ーブが変形することになり、特に大荷重が作用し
た場合において、該ゴムスリーブが大変形(大き
な歪)を受け、そしてそのような大きな変形を繰
り返し受けることによつて、かかるゴムスリーブ
が損傷し、その耐久性が劣る問題を内在している
のである。加えて、かかる複合ブツシユに大荷重
が作用した場合において、その大荷重作用部位に
対して周方向の反対側の部位に位置するゴムスリ
ーブ部分が、そのような大荷重に対する大変形に
追従し得なくなり、そして外筒金具内壁面との間
のシール機能が低下することにより、ポケツト部
内に収容された流体が外部に漏洩する問題も惹起
されるおそれがあつたのである。
また、かかる従来の複合ブツシユ構造において
は、外筒金具に対してゴムスリーブが圧入され、
ポケツト部が形成されることとなるため、該ポケ
ツト部が変形し、形状が不安定となる問題や、圧
入操作の後に外筒金具とゴムスリーブとの間を後
接着せしめる必要がある問題があり、またポケツ
ト部への流体充填及びポケツト部内の空気の取り
出しのために、外筒金具に対してゴムスリーブを
圧入した後に、前記特公昭48−36151号公報記載
の如く、何れも注射針を使用する面倒な作業が要
請され、それ故にブツシユ組立の作業性が著しく
低下せしめられ、コスト高を招く問題もあつたの
である。更に加えて、かかる従来の複合ブツシユ
構造にあつては、耐久性の向上のために、ゴムス
リーブに対して予備圧縮を加えることにも、少な
からぬ困難性を内在していたのである。
而して、これらの問題を解決する一つの方策と
しては、外筒金具とゴムスリーブとの間に適当な
剛性部材を介在せしめるようにした構造を採用す
ることが考えられ、これによつて所定のゴムスリ
ーブをその外周面に剛性部材を固着せしめた状態
で、非圧縮性流体中において所定の外筒金具に圧
入せしめ得ることとなり、以て従来の如き後接着
工程を不要と為し得、またポケツト部への流体充
填が圧入操作と同時に為され得て組付け作業性が
著しく改善され得る等の利点が発揮されることと
なる。しかしながら、剛性部材をゴムスリーブと
外筒金具との間に介在せしめる構造は、かかる剛
性部材と外筒金具との間のシール性に問題があ
り、どのようなシール構造を採用するかが、残さ
れた大きな課題であつたのである。なお、二つの
部材間におけるシールとしては、一般に、Oリン
グ等がよく用いられるところから、かかるOリン
グを剛性部材面に装着して、外筒金具との間のシ
ールを行なうことも考えられるが、ゴムスリーブ
に対して予備圧縮をかけるために比較的薄く形成
される剛性部材に対して、そのようなOリングを
装着することは、極めて困難であるのであり、ま
たそのようなOリングが剛性部材面に存在すると
きには、予備圧縮操作自体が困難となる問題等も
発生するのである。
(解決課題) ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景に
して為されたものであつて、その主たる目的とす
るところは、流体媒体を利用した、高減衰特性を
有する流体入りブツシユにおいて、その改良を図
ることにある。
また、本発明の他の目的は、大荷重に対して過
大に変形しないようにして、その耐久性を著しく
高め、またシール効果をも高めた車両用の流体入
りブツシユを提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、組立乃至は組付け
作業性が改善され、且つ量産性に優れた、有効な
シール効果を確保しつつ、予備圧縮を効果的に行
ない得るようにしたブツシユ構造を提供すること
にある。
(解決手段) そして、これらの目的を達成するために、本発
明にあつては、同心的に配置された内筒金具と外
筒金具との間に円環状の弾性部材を介在せしめる
と共に、該弾性部材に複数の、互いにオリフイス
を介して連通せしめられる、別個の凹所を設け
て、該外筒金具若しくは該外筒金具及び該内筒金
具との間において複数のポケツト部を画成せし
め、且つ該複数のポケツト部に所定の非圧縮性流
体を封入することにより、かかる非圧縮性流体が
前記オリフイスを通じて一方のポケツト部から他
方のポケツト部に向つて流動せしめられ得るよう
にしたブツシユにおいて、前記ポケツト部内に、
前記内筒金具に固定され且つ該内筒金具から前記
外筒金具側に延びる所定高さのストツパ手段を設
け、大荷重時に前記外筒金具を該ストツパ手段に
当設せしめることにより、前記弾性部材の変形を
規制するようにする一方、該弾性部材の外周面に
開口する各凹所の開口部を覆蓋しないように、か
かる外周面に筒状の外側剛性部材を配設せしめ、
また前記外筒金具の内面に、弾性材料からなる所
定厚さの弾性層を設けて、該弾性層を介して、該
外側剛性部材を有する弾性部材が該外筒金具に嵌
挿せしめられるようにしたのである。
(作用・効果) かくして、かくの如き本発明に従えば、それぞ
れの凹所(ポケツト部)内には、内筒金具から外
筒金具側に向かつて延びる所定高さのストツパ手
段が存在するところから、該外筒金具に所定の大
きさの荷重が作用して弾性部材に所定の大きさの
変形が惹起されると、該ストツパ手段に外筒金具
が当接するようになり、これによつて、それ以上
の弾性部材の変形が阻止され、換言すれば大きな
荷重が作用しても、かかるストツパ手段による規
制によつて、該弾性部材が所定量以上の変形をす
るようなことがなく、それ故に、かかる弾性部材
の大変形に起因する損傷が効果的に抑制され得
て、以てその耐久性を著しく高め得ることとなつ
たのである。しかも、このように、ストツパ手段
によつて弾性部材の変形量が規制されることによ
り、荷重を受ける側とは反対側の部位における弾
性部材と外筒金具との間のシール効果も有効に確
保し得ることとなり、以てポケツト部からの流体
の漏洩の問題も実質的に生じることがなくなつた
のである。
また、本発明にあつては、外筒金具の内面に形
成された弾性層によつて、弾性部材の外側剛性部
材の外周面との間において効果的なシールが達成
されることとなるため、かかる外側剛性部材の外
周面には何等のシール手段も設ける必要がなく、
しかも弾性部材に対して該外側剛性部材を介して
有効な予備圧縮を行なうことが出来、更にその予
備圧縮操作も容易に行ない得ることとなつたので
ある。また、それぞれのポケツト部への所定の非
圧縮性流体の充填操作にあつても、かかる流体中
において、外側剛性部材を有する弾性部材を、内
面に弾性層を設けた外筒金具に嵌挿せしめれば良
いため、その操作が容易且つ確実となり、ブツシ
ユ組立乃至は組付け作業が著しく改善されること
となつた他、外筒金具内面の全面に亘つて弾性層
を設けるようにすることにより、該外筒金具が直
接にポケツト部に収容された流体と接触するのが
阻止され、以て外筒金具の流体による腐食も効果
的に阻止され得ることとなつたのである。
そしてまた、本発明にあつては、かかるポケツ
ト部内に配置せしめられるストツパ手段を利用し
て、内筒金具の回りに、複数のポケツト部間を連
通せしめるオリフイスを効果的に形成せしめるこ
とが出来、そのような場合には、各種の優れた利
点を享受し得ることとなつたのである。すなわ
ち、それぞれの凹所(ポケツト部)が、ストツパ
手段に設けられた孔や内筒金具の外周面に刻設さ
れた溝によつて、それらの底部を通じて連通せし
められ、しかもそのようにして形成される連通路
がいずれも剛性部材に設けられるところから、ブ
ツシユに加えられる外力によつて、かかる連通路
が変形される虞がなく、それ故連通路が常に一定
の形状を保持し得て、ブツシユに求められる減衰
性能が常時安定化される利点を発揮し得るのであ
り、また製造工程中に侵入し、或いは漏液等のた
めに該凹所内に侵入する気泡があつても、そのよ
うな気泡によつてオリフイス機能が急変し、振動
に対する減衰機能が不安定となる等の問題も実質
的に解消され得るのである。
(具体的構成・実施例) 以下、本発明を更に具体的に明らかにするため
に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
することとする。
先ず、第1図乃至第6図には、本発明をサスペ
ンシヨンブツシユに適用したものの一例が示され
ており、第1図及び第2図にはそのようなサスペ
ンシヨンブツシユの全体的構成が示されており、
また、第3図乃至第5図にはそのようなブツシユ
を構成するブツシユ単体の一例が示され、更に第
6図にはかかるブツシユ単体が嵌挿せしめられる
外筒金具が示されている。
それら図中、かかる第1図及び第2図におい
て、2は本発明の一実施例たるサスペンシヨンブ
ツシユであり、その最内側に、車体やアクスルハ
ウジング等に固定された一対のブラケツトに支承
される枢軸が嵌挿せしめられる、比較的厚肉の内
筒金具4が、配置されている。そして、かかる内
筒金具4の中央部分に、丸みをつけた略矩形状の
断面を有する金属製の筒状ブロツク(ストツパ手
段)6が圧入せしめられ、且つ該内筒金具4から
外側に、ゴムスリーブ(弾性部材)8、2個の金
属リング(剛性部材)10がそれぞれ相接して同
心的に配設されたブツシユ単体12と、その外側
において所定厚さのゴム層14を内面に設けた外
筒金具16とによつて、前記サスペンシヨンブツ
シユ2が構成されている。
より具体的には、第3図及び第4図に示される
如く、前記ゴムスリーブ8は円環状を呈してお
り、且つその外周面の対応する位置において周方
向に延びる対称的な二つの凹所18を備え、そし
てこの凹所18の開口部を挾むように、ゴムスリ
ーブ8の外周面の軸心方向における両端部側に、
前記2個の短い比較的薄肉の金属筒から成るリン
グ10がそれぞれ設けられている。また、前記内
筒金具4の周面に圧入固定される筒状ブロツク6
は、その周方向においてそれぞれ対応する位置に
厚肉部20と薄肉部22を交互に設けて成る、丸
みをつけた略矩形断面の筒状体であり、該ブロツ
クの厚肉部20が前記ゴムスリーブ8の凹所18
内に位置して、外筒金具16に向かつて延びるよ
うに配置されており、該凹所18内において所定
の高さを有する突出部となつている。そして、か
かるブロツク6には、その厚肉部20を半径方向
に貫通して外周面に開口する孔部24がそれぞれ
設けられており、更にこの孔部24の下方に位置
するように、内筒金具4の外周面にリング状の周
溝26が設けられている。従つて、この周溝26
が二つの孔部24,24を接続せしめて、対応し
て配置された二つの凹所18,18が互いに連通
せしめられるようになつているのである。なお、
かかるブロツク6の厚肉部20の外筒金具16に
対向する側の面には、孔部24の開口部分を除い
て、その全面に所定厚さでゴム層28が形成され
ており、また、ブロツク6の厚肉部20の周方向
の両側に位置するゴムスリーブ8部分には、ブツ
シユ軸心方向に延びる逃げ溝(連通溝)30が形
成されており、かかる逃げ溝30によつて、厚肉
部20の軸心方向における両側部分に形成される
空間が、連通せしめられるようになつている。
一方、かくの如きブツシユ単体12が嵌挿せし
められる外筒金具16は、第6図に示されるよう
に、弾性材料としてのゴムからなる所定厚さのゴ
ム層14が、その内面の略全面に渡つて形成され
たものである。
そして、かかる第6図の如きゴム層14を内面
に有する外筒金具16に対して、予め予備圧縮さ
れて、第5図の如き状態とされたブツシユ単体1
2が嵌挿せしめられ、以てこの嵌挿せしめられる
外筒金具16の内壁とゴムスリーブ8の凹所18
と内筒金具4の外周面とによつて、それぞれ別個
のポケツト部32,32が画成せしめられ、そし
てこうして形成されるポケツト部32内には、そ
れぞれ所定の非圧縮性流体34が封入されるので
ある。また、外筒金具16の内面のゴム層14
は、ゴムスリーブ8の外周面にそれぞれ配設され
たリング10と外筒金具16との間に位置して、
それらの間を液密と為し、以てポケツト部32に
封入される所定の流体34が漏れるのを防止する
ようになつている。
ところで、かくの如きサスペンシヨンブツシユ
2は、つぎの如き工程に従つて製作されることと
なる。
第3図、第4図に示される如きブツシユ単体1
2を製作するに際しては、所定の筒状ブロツク6
の中空部内に内筒金具4を圧入、固定せしめて成
るものと、軸心方向に所定の間隔を保つ2個の短
い金属筒から成るリング10を所定の金型内に同
心的にセツトして、それらの間隙内にゴム材料を
注入して加硫成形することにより、上記内筒金具
4やリング10を加硫接着すると共に、ゴムスリ
ーブ8を同時に加硫成形するのである。この際、
ブロツク6の厚肉部20に設けられた孔部24に
は、第3図に示されるようにキヤツプ36がそれ
ぞれ被冠され、ゴム材料が該孔部24内に侵入し
ないようにされると共に、かかる厚肉部20の周
囲に凹所18が形成され、しかも該凹所18の複
数(ここでは二つ)がゴムスリーブ8の外周面に
開口するように、且つ前記二つのリング10にて
覆われることのない位置に同時に形成され、而も
それら凹所18の底部が前記内筒金具4の外周面
にて形成されるような構造とされるのである。な
お、ブロツク6は、その厚肉部20の孔部24が
内筒金具4の周面に設けられた周溝26の上方に
位置するように、該内筒金具4に圧入されること
となる。
そして、このようにして形成されたブツシユ単
体12に対して、その外周面に位置するリング1
0を介して、通常の、ダイスによる絞り操作や八
方絞り操作などによつて、径方向内方への圧縮変
形、即ち縮径が施されて、所定の外径とされ、以
てゴムスリーブ8に対して外側から予備圧縮が加
えられるのであり、これによつて該ゴムスリーブ
8の耐久性が向上せしめられることとなる。
一方、同様な加硫成形操作によつて、外筒金具
16の内面の略全面に所定厚さのゴム層14が一
体的に形成されることとなる。
次いで、水、アルキレングリコール、ポリアル
キレングリコール、シリコール油や低分子量重合
体などの非圧縮性流体34を収容した液槽内にお
いて、ブツシユ単体12を外筒金具16内に嵌挿
せしめる。この嵌挿操作によつて、ブツシユ単体
12における凹所18と外筒金具16の内周面と
によつて形成されるポケツト部32内に、かかる
流体34が容易且つ効果的に封入せしめられる。
そして、このようにして得られる嵌挿物を、その
ままかかる流体34中に保持して、或いはそれを
かかる液槽から取り出して大気中において、その
外筒金具16に対して絞り操作を加え、リング1
0と外筒金具16との間に介在させられるゴム層
14に対して圧縮を行うことにより、それらの間
のシールが完全なものとされ、かくしてそれぞれ
のポケツト部32内に非圧縮性流体34が完全に
充填されて、第1図および第2図に示される如き
所望のサスペンシヨンブツシユ2が完成されるの
である。
従つて、かかる構造のサスペンシヨンブツシユ
2にあつては、二つの凹所18,18内にそれぞ
れブロツク6の厚肉部20によつて構成される所
定高さのストツパが存在することとなり、それ故
外筒金具16が大きな荷重を受けても、ゴムスリ
ーブ8は、所定の変形をした後は、それ以上の大
きな変形を受けることはないのである。けだし、
ゴムスリーブ8が大きく変形するようになると、
ブロツク6の厚肉部20が外筒金具16に当接す
るようになり、それ以上の変形が、厚肉部20の
存在によつて阻止されることとなるからである。
それ故、かかるゴムスリーブ8が大きな変形を受
けるようなことがないところから、その耐久性は
一段と向上されることとなつたのである。
さらに、大荷重を受けても大きな変形が惹起さ
れないところから、かかる大荷重を受ける側とは
反対側に位置するゴムスリーブ8部分も大きく変
形せず、かかるゴムスリーブ8と外筒金具16と
の間におけるシールが良好に維持されることに加
えて、外筒金具16とリング10との間にゴム層
14が設けられているところから、ポケツト部3
2内に充填された流体34の漏洩も、効果的に阻
止される他、ポケツト部32内への流体34の充
填操作が極めて簡単且つ容易に行なわれ得て、ブ
ツシユの組立て乃至は組付け作業性が著しく改善
され、その量産化も容易となるのである。
また、上例の構造のブツシユ2にあつては、二
つのポケツト部32,32を連通せしめるオリフ
イス(連通路)は、周溝26とブロツク6の内周
面との間に形成される通路並びに該通路に連通さ
れたブロツク6の孔部24とによつて形成される
こととなるため、その形状が常に一定に保たれ、
換言すれば、流体通路の断面積が不変に維持され
ることとなるので、該ブツシユ2に加えられる外
力に対抗し得る流動抵抗も一定となり、それ故加
振振動に対する減衰性能も安定化され、所望の減
衰機能が永続的に得られるのである。しかも、そ
のようなオリフイスが、ストツパ手段を構成する
ブロツク6によつて、同時に形成されることとな
るため、そ構造も著しく簡略化され得ることとな
つたのである。
なお、当然のことながら、上例の如き構造のブ
ツシユ2においては、ストツパ手段を構成するブ
ロツク6の厚肉部20がポケツト部32内に突き
出して、かかるポケツト部32を、連通空間を残
しつつブツシユ軸方向に二分する構造となるとこ
ろから、、ブツシユ2にに対して軸方向の振動入
力があつた場合においては、それら二分されたポ
ケツト部32の二つの部分間において前記連通空
間を通じて流体の流動が惹起されることとなり、
そしてその流動による減衰作用によつて、かかる
ブツシユ軸方向の振動に対する防振効果を発揮し
得るのである。すなわち、ブツシユ軸方向におけ
るブロツク6の両端に位置するポケツト部32部
分間において、該ブロツク6と外筒金具16との
間及び逃げ溝30からなる連通空間を通じて非圧
縮性流体34が流動し、その流動抵抗によつて、
有効な振動減衰作用が惹起されるのであり、これ
により、オリフイス24,26によるブツシユ軸
直角方向の振動減衰作用と共に、ブツシユ軸方向
の振動入力に対しても、その減衰効果を発揮し得
るのである。
また、上例の構造に従えば、ブロツク6の外筒
金具16に対する当接面には、所定のゴム層28
が形成されていることから、かかるブロツク6が
外筒金具16に当接しても、その衝撃を緩和する
効果があり、しかも、外筒金具16の内面にもゴ
ム層14が形成されていることにより、大荷重を
繰り返し受けた時に、ストツパ部のゴム28の損
傷を少なく成し得、ストツパ効果を長期保持し得
る効果があるのであり、加えて外筒金具16側の
ゴム層14は、かかる外筒金具16内面の防錆に
も役立つのである。また、逃げ溝30の存在は、
外筒金具16とブロツク6の厚肉部20との接触
により、ポケツト部32が二分され、密閉されな
いようにするものであり、これによつてポケツト
部32内の圧力上昇を抑制し、以て品質保持に役
立つものである。
また、上例の構造のサスペンシヨンブツシユ2
にあつては、二つの凹所18を連通せしめる連通
路24,26が内筒金具4側に設けられているの
で、流体34中に深く位置するようになるところ
から、たとえブツシユ製作中に気体が侵入した
り、ブツシユ使用中に液体が漏れて気体が浸入し
たり、或いは気体が発生したりしても、そのよう
な気体は凹所18の外周部、すなわち外筒金具側
に滞溜するようになるため、扇のカナメに相当す
る孔部24、周溝26に気泡が流入するおそれは
殆どないものである。それ故、従来のブツシユ構
造において問題とされていた、ポケツト部の連通
路に流体を共に気泡が流入して、オリフイス機能
が急変し、その減衰特性が著しく不安定となる問
題は、良好に解消され得ることとなつたのであ
る。なお、下方に位置するポケツト部32に気泡
が侵入しても、そのような気泡は周溝26を通つ
て、上方のポケツト部32に集まるようになるの
で、そのような下方のポケツト部に侵入した気泡
が問題となることはないのである。
その他、上例の如き構造の採用により、ゴムス
リーブ8に対して予備圧縮が効果的に施し得る利
点があり、それによつてゴムスリーブ8の耐久性
が著しく向上せしめられ得るのであり、また、内
筒金具4の外周面に形成される周溝26の断面積
を種々変化させることによつて、所望の減衰機能
を有するブツシユが得られることとなつたのであ
る。
なお、上記の実施例においては、外側剛性部材
として二つの金属製のリング10を用い、それら
リング10をゴムスリーブ8の外周面に配設し
て、その外径の縮径を効果的に為し得るように
し、且つ外筒金具16への嵌入を容易にしたので
ある。これにより、該外側剛性部材の筒壁に、ゴ
ムスリーブ8の凹所18に対応して開口部を設け
る必要が全くなく、以てかかる外側剛性部材の製
作において極めて有利となつたのであるが、勿論
かかる二つのリング10に代えて、一つの金属製
の円筒体を用いて、その筒壁の前記凹所18に対
応する部分に窓部を設けたものであつても、何等
差し支えない。
第9図〜第11図は、かかるブツシユ単体の他
の実施例を示すものであり、そこにおいて、40
は、そのような完全な円筒体の一例である。この
円筒体40は、環状のゴムスリーブ8を、その全
長にわたつて充分に覆うことの出来る長さとされ
る一方、二つの、通常矩形の窓部42を有してお
り、それぞれ凹所18が、かかる剛性の円筒体4
0の窓部を介して開口するようにされている。そ
れぞれの窓部42は、その4つの角に隣接する円
筒体40の部分を更に切り欠いて形成された半円
形の切欠部分44を含んでおり、これら窓部42
の切欠部分44によつて、ゴムスリーブ8の4つ
の角における応力の集中が、回避せしめられるよ
うになつている。
さらにまた、第12図中に46として示される
如き環状のリブ乃至は凸条を、かかるゴム層14
の軸方向の端部に設けた構造とすることも可能で
ある(第12図における外側スリーブ16とゴム
層14は、第9図〜第11図中のブツシユ単体と
同様なものである)。これらの環状のリブ46は、
相互に所定の間隔をもつて配置せしめられ、ゴム
層14の外筒金具16に対するシール性能を有効
に高め得るのである。
また、第7図に示されるように、外筒金具16
の端部を内側にカシメて、リング10を抱きかか
えるようにして、両者を固定するような構造も採
用することが可能であり、更に第8図に示される
ように、ブロツク6の厚肉部20の外筒金具16
側の面に形成されたゴム層28に、連絡溝(連通
手段)38を設けて、かかる厚肉部20が外筒金
具16との当接時においてもなおポケツト部32
と孔部24とが連通せしめられるようにすること
によつて、大荷重作用時のポケツト部32内の圧
力上昇は更に効果的に回避され得ることとなる。
なお、このような連通手段としての連絡溝38に
代えて、ブロツク6に直接孔を設けて、ポケツト
部32と24が連通せしめられるようにすること
も可能である。
更に上例にあつては、内筒金具4の周面に沿つ
て周溝26を設け、該周溝26とブロツク6との
間に連通路が形成されるような構造としたのであ
るが、そのような連通路はポケツト部32が互い
に連通せしめられる構造であれば、内筒金具4の
外周面に部分的に設けられた溝であつても何等差
支えなく、更にこのような内筒金具側に連通路を
形成する構造に代えて、公知の如く外筒金具側や
ゴムスリーブ8に連通路を設けた構造としても何
等差し支えない。
その他、本発明にはその趣旨を逸脱しない限り
において、当業者の知識に基づいて種々なる変
更、修正等を加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係るサスペンシ
ヨンブツシユの横断面図であり、第2図は、第1
図における―断面図である。第3図は、第1
図のサスペンシヨンブツシユを構成するブツシユ
単体の横断面図であり、第4図は、第3図におけ
る―断面図であり、第5図は、第4図のブツ
シユ単体に対して予備圧縮を加えた後の状態を示
す図であり、第6図は、第1図のサスペンシヨン
ブツシユを構成する外筒金具の縦断面図である。
第7図は、本発明の他の実施例を示す第2図に相
当する断面図である。第8図は、本発明の更に他
の実施例を示す第5図におけるA視相当図であ
る。第9図は金属リングに代わり一つの完全な円
筒体を用いた例を示す本発明に従うブツシユの側
面図であり、第10図及び第11図はそれぞれ第
9図、第10図における―断面図、XI―XI断
面図であり、第12図はゴム層端にリブを配した
例を示す第6図に相当する図である。 2:サスペンシヨンブツシユ、4:内筒金具、
6:筒状ブロツク、8:ゴムスリーブ、10:金
属リング、12:ブツシユ単体、14:ゴム層、
16:外筒金具、18:凹所、20:厚肉部、2
2:薄肉部、24:孔部、26:周溝、28:ゴ
ム層、30:逃げ溝、32:ポケツト部、34:
非圧縮性流体、36:キヤツプ、38:連絡溝、
40:円筒体、42:窓部、44:切欠部分、4
6:リブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同心的に配置された内筒金具と外筒金具との
    間に円環状の弾性部材を介在せしめると共に、該
    弾性部材に複数の、互いにオリフイスを介して連
    通せしめられる、別個の凹所を設けて、該外筒金
    具若しくは該外筒金具及び該内筒金具との間にお
    いて複数のポケツト部を画成せしめ、且つ該複数
    のポケツト部に所定の非圧縮性流体を封入するこ
    とにより、かかる非圧縮性流体が前記オリフイス
    を通じて一方のポケツト部から他方のポケツト部
    に向つて流動せしめられ得るようにしたブツシユ
    において、 前記ポケツト部内に、前記内筒金具に固定され
    且つ該内筒金具から前記外筒金具側に延びる所定
    高さのストツパ手段を設け、大荷重時に前記外筒
    金具を該ストツパ手段に当接せしめることによ
    り、前記弾性部材の変形を規制するようにする一
    方、該弾性部材の外周面に開口する各凹所の開口
    部を覆蓋しないように、かかる外周面に筒状の外
    側剛性部材を配設せしめ、また前記外筒金具の内
    面に、弾性材料からなる所定厚さの弾性層を設け
    て、該弾性層を介して、該外側剛性部材を有する
    弾性部材が該外筒金具に嵌挿せしめられるように
    したことを特徴とする流体入りブツシユ。 2 前記ストツパ手段が、前記複数のポケツト部
    の形成部位においてそれぞれ厚肉部となる、剛性
    材料からなる筒状部材にて形成され、該筒状部材
    の中空孔内に前記内筒金具が圧入せしめられるこ
    とにより、該内筒金具に対して固定される特許請
    求の範囲第1項記載のブツシユ。 3 前記オリフイスが、前記内筒金具の外周面に
    設けられた溝と前記筒状部材の内周面とによつて
    形成される通路と、該筒状部材の厚肉部を半径方
    向に貫通し、外周面に開口する、前記通路を前記
    ポケツト部に連通せしめる連通孔にて形成される
    特許請求の範囲第2項記載のブツシユ。 4 前記外側剛性部材が、二つの短い金属筒から
    なり、前記弾性部材の外周面に開口する凹所の開
    口部を挾むように、該弾性部材の軸心方向の両端
    部側の外周面にそれぞれ配設されている特許請求
    の範囲第1項記載のブツシユ。 5 前記外筒金具が、その軸心方向の両端部にお
    いて、前記外側剛性部材にカシメづけられている
    特許請求の範囲第1項記載のブツシユ。 6 前記ストツパ手段が、前記外筒金具と対向す
    る面に、弾性材料からなる所定厚さの弾性層を有
    し、該弾性層を介して該外筒金具と当接するよう
    にされている特許請求の範囲第1項記載のブツシ
    ユ。 7 前記ストツパ手段が前記ポケツト部内に突出
    し、その周囲に連続した空間が形成されている特
    許請求の範囲第6項記載のブツシユ。 8 前記ストツパ手段が、前記外筒金具との当接
    時においてもなお前記連続した空間と前記オリフ
    イスとを連通せしめ得る連通手段を有している特
    許請求の範囲第7項記載のブツシユ。
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FR2542404A1 (fr) 1984-09-14

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