JPH02260256A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気記録再生装置に関するもので、特に、
クリーニングテープ及びヘッド研磨用のテ〔発明の概要
〕 この発明は、磁気記録再生装置において、テープカセッ
トに検出口が設けられ、この検出口の状態から装着され
たテープカセットがクリーニングテープかどうかを判別
し、装着されたテープカセットがクリーニングテープな
ら、所定時間経過後にテープカセットをイジェクトする
ようにすることにより、クリーニングテープが誤って長
時間がけられることにより、ヘッドを磨耗させてしまう
のを未然に防止するようにしたものである。

この発明は、磁気記録再生装置において、テープカセッ
トに検出口が設けられ、この検出口の状態から装着され
たテープカセットがヘッド研磨用のテープかどうかを判
別し、装着されたテープカセットがヘッド研磨用のテー
プなら、早送り、巻戻し動作を禁止させることにより、
ヘッド研磨用のテープが誤って使用され、ヘッドを摩耗
させてしまうのを未然に防止するようにしたものである
。

〔従来の技術〕

ＶＴＲのテープには、記録再生に用いる通常のテープの
他に、ヘッドの汚れをとるためのクリーニングテープや
、ヘッド当たりを調整するためのラッピングテープ等が
ある。クリーニングテープは、ヘッドをある程度研磨し
てヘッドの汚れをとるため、長時間クリーニングテープ
を用いると、ヘッドの摩耗の原因となる。

また、ラッピングテープは、クリーニングテープより更
に研磨力が強く、ラッピングテープを装着したまま早送
り、巻戻し動作をさせると、ヘッドが著しく摩耗する。

〔発明が解決しようとする課題〕

このように、クリーニングテープやラッピングテープは
、使用方法を誤ると、ヘッドの摩耗の原因となる。この
ため、クリーニングテープやラッピングテープのカセッ
トには、使用上の注意が書かれている。ところが、この
ような注意書きにも係わらず、クリーニングテープやラ
ッピングテープが誤った使い方で使用されることが多い
。

また、このようなりリーニングテープやラッピングテー
プは、通常の記録再生用のテープカセットと同様の形態
とされていて、従来のＶＴＲでは、このようなりリーニ
ングテープやラッピングテープを通常のテープカセット
と同様に装着して使用することができる。このため、通
常のテープカセットと誤認して使用される場合が考えら
れる。

したがって、この発明の目的は、クリーニングテープや
ラッピングテープが誤って使用されたり、通常のテープ
と誤認されて使用された場合にも、ヘッドが摩耗するこ
とを未然に防止できる磁気記録再生装置を提供すること
にある。

〔課題を解決するための手段］ この発明は、テープカセットに検出口が設けられ、 この検出口の状態から装着されたテープカセットがクリ
ーニングテープかどうかを判別し、装着されたテープカ
セットがクリーニングテープなら、所定時間経過後にテ
ープカセットをイジェクトするようにした磁気記録再生
装置である。

この発明は、テープカセットに検出口が設けられ、 この検出口の状態から装着されたテープカセットかへ・
ノド研磨用のテープかどうかを判別し、装着されたテー
プカセットがヘッド研磨用のテープなら、早送り、巻戻
し動作を禁止するようにした磁気記録再生装置である。

〔作用〕

テープカセット１の底面には、位置決め穴３、検出穴４
、誤消去防止検出穴５、テープ種類検出六６、位置決め
穴７、クリーニングテープ検出穴８、テープ厚検出穴９
及び１０が形成されている。

テープカセット１の底面に形成されるクリーニングテー
プ検出穴８の状態から、装着されたテープカセットがク
リーニングテープかどうかが判断できる。そして、装着
されたテープカセットがクリーニングテープの場合には
、所定時間経過後にこのテープカセットがイジェクトさ
れる。このため、クリ−ニゲテープが長時間使用されて
ヘッドが摩耗されることが未然に防止できる。

また、検出穴４、テープ種類検出六６、クリーニングテ
ープ検出穴８、テープ厚検出穴９及び１０の状態から、
装着されたテープカセットがラッピングテープかどうか
が検出される。そして、装着されたテープカセットがラ
ッピングテープの場合には、早送り、巻戻しの動作が禁
止される。これにより、ラッピングテープによるヘッド
の摩耗が防止できる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図は、この発明が適用されたＶＴＲに装着されるテ
ープカセットの底面図である。このテープカセット１内
には、図示せずも、供給リール及び巻き取りリールが収
納され、この供給リールと巻き取りリールとの間を幅８
ミリメートルのテープが巻回されている。

このテープカセットの種類としては、通常の記録再生用
のテープにおいては、ノーマルモード用のＭＰテープの
テープカセット（以下ノーマルＭＰテープカセットと略
称する）と、ハイバンド用のＭＰテープのテープカセッ
ト（以下、ハイＭＰテープカセットと略称する）と、ハ
イバンド用のＭＥテープのテープカセット（以下、ハイ
ＭＥテープカセットと略称する）との３種類がある。

また、通常の記録／再生用のテープの他に、ヘッドの汚
れをとるためのクリーニングテープ、ヘッド当たりを調
整するためのラッピングテープがある。

なお、ＭＰテープ（塗布型メタルテープ）は、鉄にニッ
ケル、コバルトを混ぜた合金の超微粒子をバインダーと
ともにベース材に塗布したものである。ＭＰテープは、
品質の安定性と量産性に優れている。ＭＥテープ（蒸着
テープ）は、コバルトにニッケルを含めた合金を真空中
で蒸発させ、ベース材に付着させたものである。ＭＥテ
ープは塗布型メタルテープに比べて高性能であるが、量
産化が難しい。

これら通常の記録再生を行う３種類のテープカセット（
ノーマルＭＰテープカセット、ハイＭＰテープカセット
、ハイＭＥテープカセット）は、検出穴４及びテープ種
類検出穴６の状態から識別できる。

つまり、第１図において、テープカセット１の底面には
、位置決め穴３、検出穴４、誤消去防止検出穴５、テー
プ種類検出穴６、位置決め穴７、クリーニングテープ検
出穴８、テープ厚検出穴９及び１０が形成されている。

テープ種類検出穴６は、ＭＥテープを用いたものかＭＰ
テープを用いたものかを識別するために設けられている
。このテープカセットｌがＭＥテープを用いたテープカ
セット、すなわちハイＭＥテープカセットであれば、テ
ープ種類検出穴６が開放される。このテープカセット１
がＭＰテープを用いたテープカセット、すなわちノーマ
ルＭＰテープカセット又はハイＭＰテープカセットであ
れば、テープ種類検出穴６が閉塞される。

検出穴４は、ハイＭＰテープカセットかノーマルＭＰテ
ープカセットかを識別するために設けられている。この
テープカセット１がハイＭＰテープカセットであれば、
検出穴４が開放とされている。このテープカセットｌが
ノーマルＭＰテープカセットであれば、検出穴４が閉塞
される。なお、テープカセット１がハイＭＥテープカセ
ットの場合にも、検出穴４が閉塞される。

クリーニングテープ検出穴８は、テープカセットｌがク
リーニングテープかどうかを識別するために設けられて
いる。テープ力セツ）１がクリーニングテープなら、ク
リーニングテープ検出穴８が開放される。それ以外（但
しラッピングテープを除く）の場合には、クリーニング
テープ検出穴８が閉塞される。

テープ厚検出穴９及び１０は、テープ厚を検出するため
に設けられている。テープ厚が７μｍの時には、テープ
厚検出穴９が開放され、テープ厚検出穴ｌＯが閉塞され
る。テープ厚が１０μｍ或いは１３μｍの時には、テー
プ厚検出穴９が閉塞され、テープ厚検出穴１０が開放さ
れる。

通常の記録再生用のテープでは、検出穴４、テープ種類
検出穴６、クリーニングテープ検出穴８、テープ厚検出
穴９及びｌＯが全て開放される状態はとり得ない。

検出穴４、テープ種類検出穴６、クリーニングテープ検
出穴８、テープ厚検出穴９及び１０が全て開放された状
態がラッピングテープとされる。

この発明の一実施例では、装着されたテープカセットが
クリーニングテープであったら、所定時間経過後に、装
着されたテープカセットがイジェクトされる。すなわち
、クリーニングテープ検出穴８が開放されていたら、所
定時間経過後に装着されたテープカセットがイジェクト
される。但し、クリーニングテープ検出穴８のみならず
、検出穴４、テープ種類検出穴６、テープ厚検出穴９及
び１０が全て開放されている場合は除く。

また、この発明の一実施例では、装着されたテ−プカセ
ットがラッピングテープの場合には、早送り、巻戻しの
動作が禁止される。すなわち、検出穴４、テープ種類検
出穴６、クリーニングテープ検出穴８、テープ厚検出穴
９及び１０が全て開放されていたら、早送り、巻戻しの
動作が禁止される。

第４図は、この発明が適用されたＶＴＲの構成を示すも
のである。

第４図において、入力端子２１から、ビデオ信号が供給
される。このビデオ信号がＡＧＣ回路２２を介してＹ／
Ｃ分離回路２３に供給され、このビデオ信号が輝度信号
Ｙとクロマ信号Ｃに分離される。

分離された輝度信号Ｙは、プリエンファシス回路２４を
介してＦＭ変調回ｒＩ！！Ｉ２５に供給される。

ＦＭ変調回路２５の出力が加算回８２６に供給される。

分離されたクロマ信号Ｃは、クロマエンファシス回路２
７を介して低域変換回路２８に供給される。低域変換回
路２８で、クロマ信号Ｃが低域周波数に変換される。低
域変換回路２８の出力が加算回路２６に供給される。

加算回路２６で、ＦＭ変調回路２５からのＦＭ変調され
た輝度信号と、低域変換回路２８からの低域変換された
クロマ信号とが周波数分割多重化される。加算回路２６
の出力が記録アンプ２９、スイッチ回路３０を介して回
転ヘッド３］、Ａ及び３１Ｂに供給される。回転ヘッド
３１Ａ及び３１Ｂにより、磁気テープ３２にビデオ信号
が記録される。

再生時には、磁気テープ３２の記録信号が回転ヘッド３
１Ａ及び３１Ｂで再生され、再生アンプ３３を介してバ
ンドパスフィルタ３４及びバンドパスフィルタ３５に供
給される。バンドパスフィルタ３４で、ＦＭ変調輝度信
号が取り出される。

この信号がＦＭ復調回路３６に供給され、ＦＭ復調回路
３６で輝度信号が復調される。復調された輝度信号がデ
イエンファシス回路３７を介して加算回路３８に供給さ
れる。

バンドパスフィルタ３５で、低域変換クロマ信号が取り
出される。この低域変換クロマ信号が周波数変換回路３
９に供給される。周波数変換回路３９で、低域変換クロ
マ信号が周波数３．５８ＭＨｚのクロマ信号に戻される
。この周波数変換回路３９の出力がクロマデイエンファ
シス回路４ｏを介して加算回路３８に供給される。

加算回路３８で、輝度信号にクロマ信号が重畳される。

このようにして形成された複合カラービデオ信号が出力
端子４１がら取り出される。

テープカセット底面に形成されている検出穴４、テープ
種類検出穴６、クリーニングテープ検出穴８、テープ厚
検出穴９及び１０の状態を検出する検出機構５２が設け
られる。

この検出機構５２の検出出力がコントローラ５１に送ら
れる。

キースイッチ５５の操作により、動作モードが設定され
る。この動作モードに応じて、キャプスタンモータ５６
が駆動される。また、キースイ・ノチ５５の操作により
、イジェクト動作が設定され、テープカセットを排出さ
せるアクチュエータ５７が駆動される。

この発明の一実施例では、検出穴検出手段５２により、
クリーニングテープ検出穴８が開放されていることが検
出されたら、装着されたテープカセットはクリーニング
テープであると判断され、タイマー５８が設定される。

そして、所定時間経過後にアクチュエータ５７が駆動さ
れ、テープカセットがイジェクトされる。但し、検出穴
４、テープ種類検出穴６、クリーニングテープ検出穴８
、テープ厚検出穴９及び１０が全て開放される場合は除
く。

また、この発明の一実施例では、検出穴４、テープ種類
検出穴６、クリーニングテープ検出穴８、テープ厚検出
穴９及び１０が全て開放されていたら、装着されたテー
プカセットがラッピングテープであると判断され、早送
り、巻戻しの動作が禁止される。これにより、ラッピン
グテープの誤使用によるヘッドの摩耗が防止できる。・
〔発明の効果〕 この発明によれば、テープカセット１の底面に形成され
るクリーニングテープ検出穴８の状態から、装着された
テープカセットがクリーニングテープかどうかが判断で
きる。そして、装着されたテープカセットがクリーニン
グテープの場合には、所定時間経過後にこのテープカセ
ットがイジェクトされる。このため、クリ−ニゲテープ
が長時間使用されてヘッドが摩耗されることが未然に防
止できる。

また、この発明によれば、検出穴４、テープ種類検出穴
６、クリーニングテープ検出穴８、テープ厚検出穴９及
び１０の状態から、装着されたテープカセットがラッピ
ングテープかどうかが検出される。そして、装着された
テープカセットがラッピングテープの場合には、早送り
、巻戻しの動作が禁止される。これにより、ラッピング
テープによるヘッドの摩耗が防止できる。

セットの一例の底面図、第２図はこの発明の一実施例の
ブロック図である。

図面における主要な符号の説明 １：テープカセット、４：検出穴、６：テープ種類検出
穴。８：クリーニングテープ検出穴。

９．１０：テープ厚検出穴。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）テープカセットに検出口が設けられ、上記検出口
   の状態から装着されたテープカセットがクリーニングテ
   ープかどうかを判別し、装着された上記テープカセット
   がクリーニングテープなら、所定時間経過後に上記テー
   プカセットをイジェクトするようにした磁気記録再生装
   置。
2. （２）テープカセットに検出口が設けられ、上記検出口
   の状態から装着されたテープカセットがヘッド研磨用の
   テープかどうかを判別し、装着されたテープカセットが
   ヘッド研磨用のテープなら、早送り、巻戻し動作を禁止
   するようにした磁気記録再生装置。