JPH04328313A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH04328313A
JPH04328313A JP3098987A JP9898791A JPH04328313A JP H04328313 A JPH04328313 A JP H04328313A JP 3098987 A JP3098987 A JP 3098987A JP 9898791 A JP9898791 A JP 9898791A JP H04328313 A JPH04328313 A JP H04328313A
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JP
Japan
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audio
head
output
carriers
right audio
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Pending
Application number
JP3098987A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Muto
和浩 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04328313A publication Critical patent/JPH04328313A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に係り
、特にハイファイビデオテ−プレコ−ダ(以下、HiF
i  VTRという)において、ビデオヘッドの摩耗レ
ベルを検知できるようにした磁気記録再生装置に関する
【0003】
【従来の技術】従来、HiFi  VTRにおいて、ビ
デオヘッドは記録、再生を繰り返すたびにビデオテ−プ
との接触を重ねる。これにより、ビデオヘッドは摩耗し
、そのギャップデプス量は次第に減少する。一般に、ヘ
ッドのギャップデプス量が減少すると、そのヘッドが持
つ固有のヘッド特性である最適記録電流(ヘッドが記録
再生をする際、再生出力が最大ポイントとなる記録電流
をいう)の値が減少し、固定の記録電流で設定されてい
るビデオヘッドの場合はその記録電流では最大の再生出
力が得られず再生出力は次第に低下する。従って、記録
電流が固定の場合、ビデオヘッドが摩耗すると、記録電
流は最適記録電流の値よりも大きくなり、必要な再生出
力が得られなくなる。図3(a) にビデオ記録電流対
ビデオヘッド再生電圧の関係を示す。ヘッドが摩耗した
場合、実線の特性から二点鎖線の特性に変移する。
【0004】また、一般にHiFi  VTRにおいて
、音声キャリアと映像キャリアを記録すると、図3(b
) に示すように映像キャリアの記録電流の増加に伴い
音声キャリアの再生出力レベルは低下していき、映像キ
ャリアの再生出力レベルもある値をピークとして減衰を
始める。前者の音声キャリア出力の低下は、映像キャリ
アが音声キャリア上に重ね書きされるためであり、後者
の映像キャリア出力の低下は、映像キャリア記録電流に
最適値が存在することを意味している。
【0005】さらに、周知のようにHiFi  VTR
において、音声信号は左,右の2チャンネルから成り、
NTSCフォーマットの場合は左右チャンネルの音声キ
ャリア周波数が1.3MHzと1.7MHz、PALフ
ォーマットの場合は左右チャンネルの音声キャリア周波
数が1.4MHzと1.8MHzの2つが存在する。そ
して、2つの音声キャリアにおいては波長の短い方(N
TSCの場合は1.7MHz)が映像キャリアに消去さ
れやすい。このため、消去されやすい方の音声キャリア
の記録電流を大きくすることにより、左右の音声再生出
力のバランスをとっている。この場合の音声信号の消去
特性は図3(c) に示すようになる。横軸はI/Io
pt (Iはビデオ記録電流、Ioptは最適記録電流
)を、縦軸は左音声再生出力(1.3MHz)又は右音
声再生出力(1.7MHz)を示している。音声キャリ
アが1.3MHzと1.7MHzとで音声再生出力が異
なり、両者の再生出力が等しいI/Iopt =0(d
B)を中心に1.3MHzと1.7MHzの再生出力の
大小関係が反転している。
【0006】ところで、従来のVTRでは、記録、再生
を繰り返すたびにビデオヘッドはビデオテ―プとの接触
を重ねるため、ビデオヘッドは摩耗し、必要な再生出力
が得られず、ビデオヘッドとしての役目を果さなくなる
が、ユーザーはこのようなヘッドを交換すべき時期を知
ることがてきないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のH
iFi  VTRでは、ビデオヘッドが摩耗しヘッド交
換の時期が来てもこれを検知することができなかった。
【0008】そこで、本発明はビデオヘッドが摩耗した
場合に、これを検知してビデオヘッドの摩耗をユ―ザ―
に知らせることができる磁気記録再生装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
左右の音声信号はそれぞれ個別の音声キャリア周波数を
FM変調し混合してオ―ディオヘッドを用いて磁気記録
媒体に深層記録され、ビデオ信号は前記音声信号の記録
部分の表層部にビデオヘッドを用いて重ねて記録され、
再生時は、音声信号は前記オーディオヘッドにて前記左
右の音声キャリアを検出し、周波数分離した後FM復調
して再生され、ビデオ信号は前記ビデオヘッドにて検出
し復調して再生される磁気記録再生装置において、再生
時、前記周波数分離後の左右音声キャリアを入力し、左
音声キャリア出力に対する右音声キャリア出力の比を検
出する検出回路と、この検出回路からの左右音声キャリ
アの出力比を所定値と比較し、左右音声キャリアの出力
比が所定値以下の場合にビデオヘッド摩耗を示す判定信
号を出力する比較回路とを設けたことを特徴とするもの
である。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、前記比較回路からの判定信号にて、
ヘッド交換を知らせるインジケ―タを点灯させる駆動回
路を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明においては、ビデオヘッドが摩耗した場
合に、ビデオヘッドの最適記録電流がずれてしまい、ビ
デオ記録電流によって消去される音声キャリア(NTS
C時は1.3MHz,1.7MHz)のバランスがくず
れることを利用するもので、左音声キャリア出力に対す
る右音声キャリア出力の比(1.7MHzの出力/1.
3MHzの出力)を検出し、この出力比が一定値以下と
なった場合にビデオヘッド摩耗を示す信号を出力する。 更に、この信号でインジケ―タを点灯させ、ビデオヘッ
ドの交換時期をユ―ザ―に知らせるようにする。
【0013】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例の磁気記録再生装置におけるHi
Fi音声処理のブロック図である。この図においてはH
iFi音声の録音・再生の基本構成のみが示されており
、映像処理のブロック図は従来回路と同様であるので省
略してある。
【0014】図1において、外部入力された左,右(L
,R)の音声信号は、アンプ回路(AMP)1,2で適
当なレベルに増幅された後、ノイズリダクション回路3
,4に供給される。ノイズリダクション回路3,4は、
プリエンファシス回路5,6と共に、ノイズを低減処理
するものである。プリエンファシス回路5,6はFM変
調後に高周波帯のノイズ成分が多くなるのを改善するも
のである。FM変調回路7,8では、チャンネルCH−
1(L)の左音声信号を1.3MHz±150kHzの
FM信号に、チャンネルCH−2(R)の右音声信号を
1.7MHz±150kHzのFM信号にそれぞれ変調
する。FM変調された左右の音声信号は、それぞれロ―
パスフィルタ(LPF)9,10及び記録(REC)レ
ベル調整回路11,12を経て加算器13にて混合され
、記録アンプ14、記録/再生切換スイッチSW1,S
W2、回転オ―ディオヘッドH1,H2を介してテ―プ
に記録される。
【0015】再生時の音声信号には、2つの回転オ―デ
ィオヘッドから得られる音声FM信号と、テ―プのオ―
ディオトラックをトレ―スする固定ヘッドからのノ―マ
ル音声信号とがある。2つの回転オ―ディオヘッドから
再生された音声FM信号は、記録/再生切換スイッチS
W1,SW2の再生側(PB)を経てプリアンプ15,
16に加えられる。プリアンプ15,16の後段にはヘ
ッド切換パルス発生器34からのヘッド切換パルスで動
作するスイッチSW3があり、ここでCH−1ヘッド(
H1)及びCH−2ヘッド(H2)からのFM信号は切
り換えられて音声FMの連続信号になる。この音声FM
信号はFM  AGC回路17を通り、1.3MHzと
1.7MHzのバンドパスフィルタ(BPF)18,1
9に供給され、CH−1(L)とCH−2(R)の音声
FM信号がそれぞれ分離され、各FM復調回路20,2
1に入力される。各復調されたL,R音声信号はサンプ
ルホ−ルド回路22,23に入り、ここで回転オーディ
オヘッドの切換え時に発生するスイッチングノイズの低
減が行われる。スイッチングノイズの除かれたL,R信
号は、再生(PB)レベル調整回路24,25で再生レ
ベルを調整され、デエンファシス回路26,27、ロ−
パスフィルタ28,29、ノイズリダクション回路30
,31に供給され、ノイズを抑圧し、記録前と同じHi
Fi音声の特性を得て、アンプ回路32,33で適当な
レベルに増幅して出力されるようになっている。
【0016】以上のHiFi音声処理の回路構成に加え
て、本実施例ではビデオヘッドの摩耗レベルを検知すべ
く回路41,42,43,44が設けられている。即ち
、前記バンドパスフィルタ18,19で周波数分離され
た左右の音声キャリアは左右音声キャリア出力比検出回
路41に入力され、ここで左音声キャリア出力に対する
右音声キャリア出力の比(1.7MHzの出力/1.3
MHzの出力)が検出され、その出力比は比較回路42
にて基準値aと比較される。比較の結果、音声キャリア
出力比が所定値a以下の場合に、比較回路42はインジ
ケ―タ駆動信号を出力し、駆動回路43はこの駆動信号
にてインジケータ44を点灯し、ユーザーにヘッド交換
すべき時期であることを知らせることができるようにな
っている。
【0017】上記の回路においては、例えば、左右音声
キャリアの出力のバランスを設計時には、1.7MHz
の出力/1.3MHzの出力=2dBと設定しておく。 そして、そのVTRにおいて、記録,再生を繰り返すた
びにビデオヘッドはビデオテ−プとの接触を重ね、ビデ
オヘッドは摩耗し、ビデオヘッドのギャップデプスが減
少する。ビデオヘッドのギャップデプスが減少すると、
図3(a) に示したとおりビデオヘッドの最適記録電
流値Iopt が減少する。即ち、ビデオヘッドの摩耗
によって、I/Iopt の値は、固定の記録電流Iが
設定されている場合、増加する。よって、図3(c) 
から分かるように、I/Iopt の値が増加すると、
初期設定しておいた1.7MHzの出力/1.3MHz
の出力  の比が2dBから変化し、摩耗レベルにより
その値は、2dB→0dB→−2dB→−4dBと減少
する。従って、図1のヘッド摩耗を検知する動作は図2
のフローチャートのように表される。HiFi  VT
Rにおいて、自録再生の場合、ステップS1 ,S2 
に示す如く左右の音声キャリアの出力比を検出した後、
その出力比が所定値a以下であるか否かを比較し、音声
キャリア出力比が所定値a以下であれば、ビデオヘッド
のギャップデプスは摩耗して限界であると判定し、VT
Rの前面パネルに配設したヘッド交換用インジケータを
ステップS3 に示す如く点灯し、ユーザーにヘッド交
換の時期であることを知らせる。また、音声キャリア出
力比が所定値aより大きければ、ステップS4 に示す
如くインジケータは点灯しない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ビ
デオヘッドの摩耗レベルが判断でき、ユーザーにビデオ
ヘッドの交換時期を知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気記録再生装置における
ハイファイ音声処理のブロック図。
【図2】図1の回路動作を説明するフローチャート。
【図3】映像及び音声の再生出力特性を示すグラフ。
【符号の説明】
H1 ,H2   回転オーディオヘッド18,19 
 左右音声キャリア分離用のバンドパスフィルタ 41  左右音声キャリア出力比検出回路42  比較
回路 43  駆動回路 44  インジケータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の音声信号はそれぞれ個別の音声キャ
    リア周波数をFM変調し混合してオ―ディオヘッドを用
    いて磁気記録媒体に深層記録され、ビデオ信号は前記音
    声信号の記録部分の表層部にビデオヘッドを用いて重ね
    て記録され、再生時は、音声信号は前記オーディオヘッ
    ドにて前記左右の音声キャリアを検出し、周波数分離し
    た後FM復調して再生され、ビデオ信号は前記ビデオヘ
    ッドにて検出し復調して再生される磁気記録再生装置に
    おいて、再生時、前記周波数分離後の左右音声キャリア
    を入力し、左音声キャリア出力に対する右音声キャリア
    出力の比を検出する検出回路と、この検出回路からの左
    右音声キャリアの出力比を所定値と比較し、左右音声キ
    ャリアの出力比が所定値以下の場合にビデオヘッド摩耗
    を示す判定信号を出力する比較回路とを設けたことを特
    徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】左右の音声信号はそれぞれ個別の音声キャ
    リア周波数をFM変調し混合してオ―ディオヘッドを用
    いて磁気記録媒体に深層記録され、ビデオ信号は前記音
    声信号の記録部分の表層部にビデオヘッドを用いて重ね
    て記録され、再生時は、音声信号は前記オーディオヘッ
    ドにて前記左右の音声キャリアを検出し、周波数分離し
    た後FM復調して再生され、ビデオ信号は前記ビデオヘ
    ッドにて検出し復調して再生される磁気記録再生装置に
    おいて、再生時、前記周波数分離後の左右音声キャリア
    を入力し、左音声キャリア出力に対する右音声キャリア
    出力の比を検出する検出回路と、この検出回路からの左
    右音声キャリアの出力比を所定値と比較し、左右音声キ
    ャリアの出力比が所定値以下の場合にビデオヘッド摩耗
    を示す判定信号を出力する比較回路と、この比較回路か
    らの判定信号にて、ヘッド交換を知らせるインジケ―タ
    を点灯させる駆動回路とを設けたことを特徴とする磁気
    記録再生装置。
JP3098987A 1991-04-30 1991-04-30 磁気記録再生装置 Pending JPH04328313A (ja)

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