JPH02260139A

JPH02260139A - 光学系移動装置

Info

Publication number: JPH02260139A
Application number: JP7962689A
Authority: JP
Inventors: Naomasa Takahashi; 直正高橋
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-03-30
Filing date: 1989-03-30
Publication date: 1990-10-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、例えば光学式記録再生装置に使用される光学
系移動装置に係わり、詳しくは情報記憶媒体に対して情
報処理を行なう光学系を内蔵した光学ヘッドを前記情報
記憶媒体と平行にスイングすべく移動させる光学系移動
装置に関する。

（従来の技術）近年、光学式記録再生装置（光デイスク装置）などにお
いては、情報記憶媒体に対して情報処理を行なう光学系
を内蔵した光学ヘッドを、前記情報記憶媒体と平行にス
イングさせることにより、トラックアクセスさせるもの
がある。

従来、光学ヘッドを前記情報記憶媒体と平行に移動させ
る光学系移動装置においては、たとえば特開昭５８−１
０２３４６号で開示されているように、光学ヘッドの回
転中心軸を単にボールベアリングなとにより回転自在に
支承する構成となっている。

しかしながら、光学ヘッドの回転中心軸をポルベアリン
グなどにより支承した上記構成にあっては、軸とこれを
支承するボールベアリングとが常に接触状態となってお
り、このため、光学ヘッドの滑らかな微動か行なえなが
った。また、アクセス直後のレンズ振動などが発生する
といった問題もあった。

（発明が解決しようとする課題）上記のように、従来の光学系移動装置は、光学ヘッドの
滑らかな微動か行なえず、アクセス直後のレンズ振動な
どが発生し、高速アクセスが行なえないといった問題が
あった。

本発明は上記事情に基きなされたもので、その［１的と
するところは、簡単な構成でありなから、光学ヘッドの
滑らかな微動が可能となってアクセス直後のレンズ振動
などを防止でき、高速アクセスを可能とした光学系移動
装置を提供しようとするものである。

［発明の構成コ（課題を解決するための手段）本発明は、上記課題を解決するために、情報記憶媒体に
対して情報処理を行なう光学系を内蔵した光学ヘッドを
前記情報記憶媒体と平行に移動させる光学系移動装置に
おいて、前記光学ヘッドに設けられた軸を回転自在に支
承し、前記光学ヘッドの回転中心軸を支承する流体溜滑
剤の圧力を用いた第１の軸受部材と、この第１の軸受部
材に対して同心状に設けられ該滑り軸受を回転自在に支
持する第２の軸受部材とから＋１４成される支持手段を
具備した構成としたものである。

（作用）すなわち、本発明によれば、光学ヘッドの回転中心軸を
流体潤滑剤の入った第１の軸受を用いて回転可能に支承
する構造とした。この構造によると、移動側の軸と第１
の軸受部材との間に流体潤滑剤の流れが生じて非接触状
態となり光学ヘッドに設けられた軸の動きが滑らかにな
る。これにより、光学ヘッドの微動が可能となってアク
セス直後のレンスの振動の発生かなく、アクセスの時間
の短縮か可能となる。また、第１の軸受部材に対して同
心状に第２の軸受部材を設け、第１の軸受部材を回転自
在に支持する構成としたから、光学ヘッドを大Ｍ転角で
回転させることができ、粗アクセスの速度を速くするこ
とが可能となる。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図および第２図において、円板状かつ周縁部上面に
鏡筒１ａを突出させた状態に形成された光学ヘッド１は
情報記憶媒体としての光ディスク２に対して情報処理を
行なう後述する光学系３を内蔵した構成となっている。

この光学ヘッド］は、光学系移動装置４によりその両面
中央部に設けられた回転中心軸５ａ、５ｂを中心として
回動され、光ディスク２と平行にスイングされる。これ
により、光学ヘッド１の鏡筒１ａの先端周縁部上面に設
けられた対物レンズ６が光ディスク２の半径方向すなわ
ちトラックアクセス方向に移動可能になっている。

また、光学系移動装置４は、光学ヘッド１に設けられた
前記軸５ａ、５ｂを回転自在に支承する第１．第２の支
持手段７ａ、７ｂと、これら支持手段７ａ、７ｂにより
回転自在に支承された光学ヘッド１を駆動させる駆動手
段８とを備えた構成となっている。

下側の軸５ａを支承する第１の支持手段７ａは、第１図
、第３図および第４図に示すように、光学ヘッド１の回
転中心軸５ａを支承する流体潤滑剤９の圧力を用いた第
１の軸受部材としての滑り軸受］０と、この滑り軸受１
０に対して同心状に設けられ該滑り軸受１０を回転自在
に支持する第２の軸受部材としてのころかり軸受１］、
からなっている。ころがり軸受１１は軸受ホルダー２を
介してベース１３に保持されている。

また、上側の軸５ｂを支承する第２の支持手段７ｂも、
上述の第１の支持手段７ａと同様な構成となっている。

また、第１図に示すように、前記第１の支持手段７ａの
滑り軸受１０には、可動ベース１４か、また、前記第２
の支持手段７ｂの計り軸受］０には、可動ベース１５が
一体に設けられている。これら可動ベース１４．１５は
円板状に形成され、上部の可動ベース１５には、光学ヘ
ッド１の鏡筒１ａが貫通するための切欠部１５ａが形成
された状態となっている。

また、駆動手段８は、第２図に示すように、粗トラック
アクセス用駆動部８ａと密トラックアクセス用駆動部８
ｂからなる。粗トラックアクセス用駆動部８ａは、ベー
ス１３．１３にそれぞれ取付けられたヨーク１６．１６
、該ヨーり１６１６に取付けられたマグネット１７．１
７、およびｉｉＪ動ベース１４（１５）にそれぞれ数句
けられたボビン１８．１８に所定の状態に巻き伺けられ
た粗トラックアクセス用駆動コイル１９１９からなる。

また、密トラックアクセス用駆動部８ｂは、可動ベース
１４（１５）にそれぞれ取付けられたヨク２０，２０、
該ヨーク２０．２０に取付けられたマグネット２］、、
２１、および光学ヘッド１に取付けられたボビン２２．
２２に所定の状態にそれぞれ巻き付けられた密トラック
アクセス用駆動コイル２３およびフーカスザーボ用駆動
コイル２４からなる。

また、光ヘツド１内に内蔵された光学系３は、第５図お
よび第６図に示すように、半導体レーザ３０、コリメー
タレンズ３１、ハーフミラ３２、検出片レンズ３３、光
検出器３４、ミラ３５、および前記対物レンズ６により
構成される。

しかして、粗！・ラックアクセス用駆動コイル１９．１
．９に通電することにより、滑り軸受１０］０を中心と
した偶力が生し、可動ベース］４１５が光ディスク２と
平行（第２図の矢印ａ方向）に大きく回転する。ついて
、密トラックアクセス用駆動コイル２３．２３に通電す
ることにより、回転中心軸５ａ、５ｂを中心とした偶力
が生じ、光学ヘッド１が光ディスク２と平行に微動する
。

したかって、トラックアクセス用駆動コイル１９゜２３
に光学系３で検…したトラッキング制御電流を流してや
ることにより、光学ヘッド１が回転して対物レンズ６を
介して照射されるレーザービムスポットＲが所定のＩ・
ラックに対向することになる。

また、フォーカスサーボ用駆動コイル２４２４に、電流
を流すと光学ヘッド１は光ディスク２と垂直（第１図の
矢印す方向）に移動する力が働く。したがって、フォー
カスサーボ用駆動コイル２４．２４に光学系３で検１（
１したフォーカス制御電流を流してやることにより、光
学ヘッド１か光ディスク２と垂直方向に移動することに
より、対物レンズ６を介して照射されるレーザービーム
スポットＲの焦点合せを行なうことができる。

一方、光学ヘッド１の回転中心軸５ａ、５ｂは、第７図
に示すように流体潤滑剤９の入った滑り軸受１０．１０
により支承されている。回転中心軸５ａ、５ｂか回転す
ると、第８図中矢印イで示すように、軸５ａ　（５ｂ）
とのクリアランスＧに流体潤滑剤９の流れＷか生じ、こ
の流体の流れＷによる動圧により輔５ａ、５ｂが滑り軸
受１０゜１０と非接触の状態で支承される。これにより
、輔５ａ、５ｂが滑らかに回転できる。

これにより、光学ヘッド１の微動が可能となり、アクセ
ス直後のレンズ６などの振動かなくアクセスの時間の短
縮か可能となる。

また、軸５ａ、５ｂが軸受１０に対して非接触状態であ
るため、垂直方向にも滑らかに移動可能となり、別途フ
ォーカス川の１．ＩＪ駆動部設けることなくフォーカシ
ングが可能となる。

なお、本発明は、上記一実施例に限らず、要旨を変えな
い範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。

［発明の効果］以上述べたように、本発明によれば、簡単な構成であり
なから、光学ヘッドの滑らかな微動か可能となってアク
セス直後のレンズ振動などを防止でき、高速アクセスを
可能とした光学系移動装置を提供できるといった効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は光デイ
スク装置の光学ヘッド移動用に採用した状態を示す概略
的縦断側面図、第２図は同じく概略的平面図、第３図は
要部の斜視図、第４図は第３図の一部拡大図、第５図は
光学ヘッドの光学系の構成を示す側面図、第６図は同じ
く平面図、第７図は軸と軸受による支持状態を示す横断
平面図、第８図は同部分の非接触支持状態を示す説明図
である。１・・・光学ヘッド、２・・・情報記憶媒体（光ディス
ク）、３・・・光学系、４・・・光学系移動装置、５ａ
、５ｂ−・−輔、７ａ、７ｂ−・・支持手段、９・流体
潤滑剤、１０・・・第１の軸受部材（滑り軸受）、１１
・・・第２の軸受部材（ころかり軸受）。

Claims

【特許請求の範囲】

情報記憶媒体に対して情報処理を行なう光学系を内蔵し
た光学ヘッドを前記情報記憶媒体と平行に移動させる光
学系移動装置において、前記光学ヘッドに設けられた軸
を回転自在に支承し、前記光学ヘッドの回転中心軸を支
承する流体潤滑剤の圧力を用いた第１の軸受部材と、こ
の第１の軸受部材に対して同心状に設けられ該滑り軸受
を回転自在に支持する第２の軸受部材とから構成される
支持手段を具備したことを特徴とする光学系移動装置。