JPH0225998A - 現金自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要］ 特に、現金の管理方法についての現金自動取引装置に関
し、 装置運用上の現金管理信頼性を向上させることを目的と
し、 外部からの指示により開閉を行なう開閉ロック手段を具
えると共に現金を格納する現金格納手段と、現金格納手
段における開閉ロック手段への外部からの指示によるロ
ックの解除を有効にするか無効にするかの切り換えを行
なう切換手段とを具えるように構成する。

（産業上の利用分野〕 本発明は、現金自動取引装置に関し、特に、現金を格納
する金庫を具えた現金自動取引装置に関するものである
。

［従来の技術］ 今日では、金融機関において、業務処理の効率化や顧客
との対応における自り」化を図るために、各種の装置が
導入されている。

その導入されている装置の１つとして、顧客との現金の
受は渡し等を自動的に行なう現金自動取引装置がある。

この現金自動取引装置においては、その内部に現金（紙
幣および硬貨）入出金装置が搭載されている。また、そ
の現金入出金装置には、現金を収納しておく金庫（また
はスタッカ）が具わっており、装置運用者は、開閉を行
なうための錠を使用して、常時現金をセットしたり取り
出したりすることができる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、上述した従来装置においては、顧客運用中に
おいても、装置の運用者が錠により装置内の現金に触れ
ることができる。

一方、金庫等の扉の開閉の検知はソフトウェアにより行
なっているため、電源が切れている状態では、扉の開閉
の検知が行なえないので、その場合は、状態変化の監視
ができず、現金の管理が不可能であるという状況が生じ
ていた。

従って、装置運用上の現金管理信頼性が低いという問題
点があった。

本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、装置運用上の現金管理信頼性を向上させることが
できる現金自動取引装置を提供することを目的としてい
る。

［課題を解決するための手段］ 第１図は、本発明における現金自動取引装置の原理ブロ
ック図である。

図において、現金格納手段１１１は、外部からの指示に
より開閉を行なう開閉ロック手段１１０を具えると共に
現金を格納する。

切換手段１１３は、現金格納手段１１１における開閉ロ
ック手段１１０への外部からの指示によるロックの解除
を有効にするか無効にするかの切り換えを行なう。

従って、全体として、切換手段１１３が、現金格納手段
１１１に具えられた開閉ロック手段１１Ｏへの外部から
の指示によるロックの解除を有効にするか無効にするか
の切り換えを行なうように構成されている。

〔作　用］ 本発明にあっては、切換手段１１３が、現金格納手段１
１１に具えられた開閉ロック手段１１０への外部からの
指示によるロックの解除を有効にするか無効にするかの
切り換えを行なうことにより、装置運用上の現金管理信
頼性を向上させることができることができる。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。

第２図は、本発明の一実施例における現金自動取引装置
の全体構成を示す。第３図は、装置筐体およびリサイク
ルユニットの構成を示す。第４図は、電磁ロック機構を
用いたシステムの構成を示す。

■、実施例と第１　との　応関係 ここで、本発明の実施例と第１図との対応関係を示して
おく。

開閉ロック手段１１０は、錠３１１，３５９゜３６１に
相当する。

現金格納手段１１１は、金庫３５１、スタッカ３５３に
相当する。

切換手段１１３は、電磁ロック機構３１３，３５７、主
制御部２１０、ユニット制御部３５５゜４６１、電磁ロ
ック制御部４１３．４６３に相当する。

以上のような対応関係があるものとして、以下本発明の
実施例について説明する。

■、実施例の構成 第２図において、現金自動取引装置２００は、上位装置
（ターミナルコントローラまたはセンタ）との接続を行
なうインタフェース制御部２１１を含み全体の制御を行
なう主制御部２１０と、磁気カード等の読み取りを行な
う磁気カードリーダ・プリンタ・インプリンタ２１３と
、紙幣が格納される紙幣リサイクルユニット２１５と、
コインが格納されるコインリサイクルユニット２１７と
、処理状況等を表示するデイスプレィ２１９と、データ
等の入力を行なうキーボード２２１と、装置を正常に動
作させるための操作が行なう管理操作部２２３と、通帳
の印字を行なう通帳プリンタ２２５と、装置に電源を供
給する電源部２２７とを具えている。

磁気カードリーグ・プリンタ・インプリンタ２１３、紙
幣リサイクルユニット２１５．コインリサイクルユニッ
ト２１７．デイスプレィ２１９゜キーボード２２１．管
理操作部２２３２通帳プリンタ２２５．電源部２２７は
、すべて主制御部２１０に接続される。

また、インタフェース制御部２１１を介して、センタま
たはターミナルコントローラと接続される。

第３図（ａ）において、装置筐体３００の背面は扉にな
っており、それには錠（第１のロック）３１１が設けら
れている。また、扉側と筐体側には電気的にロックを行
なう電磁ロック機構（第２のロック）３１３が設けられ
ており、主制御部２１０がその制御を行なっている。

また、第３図（ｂ）において、リサイクルユニット３５
０には、金庫３５１とスタッカ３５３が具わっており、
またそれぞれに錠（第１のロック）３５９と錠（第１の
ロック）３６１が設けられている。

更に、スタッカ３５３は、３つの部分から成っており、
その３つの部分と金庫３５１には、それぞれ電磁ロック
機構（第２のロック）３５７が付随している。そのとき
の、それぞれの電磁ロック機構３５７の制御をユニット
制御部３５５が行なっている。

第４図（ａ）において、このシステムは、主制御部２１
０．電磁ロック制御部４１３．電磁ロック機構３１３を
具え、外部制御部（ターミナルコントローラまたはセン
タ）からの一方の信号が主制御部２１０を介して電磁ロ
ック制御部４１３に入力されるか、または直接電磁ロッ
ク制御部４１３に入力される。また、電磁ロック制御部
４１３からの信号が、電磁ロック機構３１３に入力され
る。

また、第４図（ｂ）において、全体の現金自動取引装置
２００は、ユニット４６０とその制御を行なう主制御部
２１０とを具え、更に、ユニット４６０は、ユニット制
御部４６１．電磁ロック制御部４６３．電磁ロック機構
３５７とを含んでいる。外部制御部（ターミナルコント
ローラまたはセンタ）からの信号が、主制御部２１０を
介してユニット４６０に入力される。ユニット４６０に
入力された信号は、ユニット制御部４６１および電磁ロ
ック制御部４６３を介して電磁ロック機構３５７に入力
される。

■、実施例の動作 第５図は、本発明装置における主制御部の動作手順を示
す。第６図は、本発明を採用した装置の動作手順を示す
。

以下、第２図〜第６図に基づいて実施例における動作の
説明をする。

先ず、第５図に基づいて、主制御部の動作手順を説明す
る。

初めに、外部制御部からのコマンドを受信する（ステッ
プ５１１）。

次に、そのコマンドがロック制御コマンドであるか否か
を判断する（ステップ５１２）。

外部制御部より受信したコマンドがロック制御コマンド
でない場合（否定判定）は、別処理へ移行する。一方、
外部制御部より受信したコマンドがロック制御コマンド
の場合（肯定判定）は、更にユニット４６０　（電磁ロ
ック制御部４１３）に対してそのコマンドを送信する（
ステップ５１３）。

ユニッ）４６０　（電磁ロック制御部４１３）より、動
作完了の信号を受信する（ステップ５１４）。

ユニッｌ−４６０（電磁ロック制御部４１３）より、動
作完了の信号を受信したら、外部制御部にその動作完了
を通知する（ステップ５１５）。

以上が主制御部の動作であるが、第６図に基づいて、こ
の動作を基本として、休止中以外は錠をロックする場合
の装置の動作手順を説明する。

初めに、装置の電源がオンされる（ステップ６１１）。

このとき、装置のイニシャライズが行なわれる。

装置の電源がオンされると、それまで錠をロックしてい
た電磁ロック３１３，３５７が解除される（ステップ６
１２）。

次に、取引開始許可か否かを判断する（ステップ６１３
）。

ステップ６１３において、取引開始許可でない場合（否
定判定）は、待機する。一方、取引開始許可となった場
合（肯定判定）は、電磁ロック３１３　３５７をオンす
る（ステップ６１４）。電磁ロック３１３．３５７がオ
ンされたことにより、錠３１１，３５９，３６１は操作
不可能となり、内部の現金の取り扱いはできなくなる。

取引を行なう（ステップ６１５）。

次に、管理操作部２２３にある取引を休止するための休
止キーが、装置運用者によりオンされたか否かを判断す
る（ステップ６１６）。

ステップ６１５において、休止キーがオンされない場合
（否定判定）は、ステップ６１５に戻り取引を続行する
。一方、休止キーがオンされた場合（Ｙ′ｒ定判定）は
、電磁ロック３１３，３５７を解除する（ステップ６１
７）。

休止キーがオンされたことにより、休止中となり、現金
管理等の処理を行なう（ステップ６１８）。

処理終了後、ステップ６１３に移行して上述した動作を
繰り返す。

ヱユス遣例のまとめ このように、装置筐体３００およびリサイクルユニット
３５０内の金庫３５１．スタッカ３５３のそれぞれに電
磁ロック機構（第２のロック）３１３．３５７を設け、
装置が休止中以外のときは、錠（第１のロック）３１１
，３５９，３６１による操作を無効として、内部の現金
を取り扱えないようにする。

従って、装置運用上の現金管理信頼性を向上させること
かできることができる。

Ｍ−光皿久亥形１■ なお、上述した本発明の実施例にあっては、切換手段と
して電磁ロック機構を採用したが、他の方法として、管
理操作部より暗証番号を入力したり、磁気カードやＩＣ
カードを読ませることで行なってもよい。

また、ｒｌ、実施例と第１図との対応関係」において、
本発明と実施例との対応関係を説明しておいたが、本発
明はこれに限られることはなく、各種の変形態様がある
ことは当業者であれば容易に推考できるであろう。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明によれば、切換手段が、現金格
納手段に具えられた開閉口・ツク手段の口・ツクの解除
を有効にするか無効にするかの切り換えを行なうことに
より、装置運用上の現金管理信頼性を向上させることが
できることができるので、実゛用的には極めて有用であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の現金自動取引装置の原理ブロック図、 第２図は本発明の一実施例における現金自動取引装置の
全体構成ブロック図、 第３図は装置筐体およびリサイクルユニットの構成図、 第４図は電磁ロック機構を用いたシステムの構成図、 第５図は本発明における主制御部の動作手順の説明図、 第６図は本発明を採用した装置の動作手順の説明図であ
る。 図において、 １１０は開閉ロック手段、 １１１は現金格納手段、 １１３は切換手段、 ２００は現金自動取引装置、 ２１０は主制御部、 ２１１はインタフェース制御部、 ２１３は磁気カードリーダ・プリンタ ンク、 ２１５は紙幣リサイクルユニット、 ２１７はコインリサイクルユニット、 ２１９はデイスプレィ、 ２２１はキーボード、 ２２３は管理操作部、 ２２５は通帳プリンタ、 ２２７は電源部、 ３００は装置筐体、 ３１１　３５９．３６１は錠、 ３１３．３５７は電磁ロック機構、 ３５０はリサイクルユニット、 ３５１は金庫、 ３５３はスタッカ、 ３５５．４６１はユニット制御部、 ４１３　４６３は電磁ロック制御部、 ・インブリ ６０はユニッ トである。 未発明の原理７・口、７７図 第１図 及１金イ拳の構成７・・ロック図 第２図 （ａ） （ｂ） 杖置筐イネお゛島′″ソサづ７ルユニツトのｇｇｍ第３
図 ギル゛」侃Ｐ９　　の　舎ルイＦ￥　手引−５第 図 （ａ） （ｂ） 電ｈムロ・７り磯ａ乞用し、をシスデへの搗Ａ゛図画 図 装置の動性チ１１取 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）外部からの指示により開閉を行なう開閉ロック手
   段（１１０）を具えると共に現金を格納する現金格納手
   段（１１１）と、 前記現金格納手段（１１１）における前記開閉ロック手
   段（１１０）への外部からの指示によるロックの解除を
   有効にするか無効にするかの切り換えを行なう切換手段
   （１１３）と、 を具えるように構成したことを特徴とする現金自動取引
   装置。