JPH02259445A - タイヤユニフォミティーの測定方法 - Google Patents

タイヤユニフォミティーの測定方法

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JPH02259445A
JPH02259445A JP1078186A JP7818689A JPH02259445A JP H02259445 A JPH02259445 A JP H02259445A JP 1078186 A JP1078186 A JP 1078186A JP 7818689 A JP7818689 A JP 7818689A JP H02259445 A JPH02259445 A JP H02259445A
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伊達木 新三
Takeshi Yonezawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、タイヤユニフォミティ−マシンの精度補正
方法に係わり、更に詳しくはタイヤユニフォミティ−を
測定する際に、測定精度に影響を及ぼす負荷ドラムの振
れによる影響を除去してユニフォミティーの測定精度を
向上させるタイヤユニフォミティ−マシンの精度補正方
法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、タイヤユニフォミティ−マシンにおいては、負荷
ドラムが真円でないことに起因してユニフォミティーの
測定精度が低下すると言う問題があった。
また、近年ではハイパーフォーマンスタイヤと呼称され
る高性能タイヤが大量に生産されてきているが、これら
のタイヤは、バネ定数が高いために、タイヤのユニフォ
ミティー測定を行うと、測定精度が得難いと言う問題が
あった。
これは、主としてタイヤを嵌合するリムの瑛れ及び上述
した負荷ドラムの振れによる影響を受けるためである。
特に、負荷ドラムの外周面に貼付けるセーフティーウオ
ーク(タングステンサンドベーパ)の厚みの精度バラツ
キは、0.11程もあり、そのままでは使用が不可能で
ある。
そこで、負荷ドラムの振れによる修正を行うために、例
えば特開昭57−141532号公報の第1図に開示さ
れているように、変位センサーでドラム変位を測定し、
これにタイヤのバネ定数を乗じて補正波形として記憶し
、タイヤのユニフォミティー測定時に、タイヤの半径方
向の力変動(RFV)を測定後、補正波形を差し引(方
法が行われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然しなから、上記のような従来の方法の場合には、負荷
ドラムの外周面に設けたセーフティーウオーク(タング
ステンサンドペーパ)のどこを測定したら良いかが不明
である。
即ち、通常のタイヤは、ショルダ一部の接地圧が高く、
半径方向の力の変動(RFV)への寄与率は、約40χ
であり、タイヤのセンターは20χ程度であるため、こ
のような方法では補正は困難であった。
〔発明の目的〕
この発明は、かかる従来の課題に着目して案出されたも
ので、タイヤユニフォミティ−マシンの測定精度に影響
を及ぼす諸要因の・うち、特に負荷ドラムが真円でない
ことによる影響を除去し、ユニフオミティーの測定精度
を向上させて製品の品質保証精度を向上させたタイヤユ
ニフォミティ−マシンの精度補正方法を提供することを
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、タイヤの半径方向
の力変動(RFV)と、横方向の力の変動(LFV)と
を検出するロードセルを回転軸に設けた負荷ドラムの外
周表面に、セーフティーウオークと、位置マークとを設
け、前記負蕎ドラムの外周近傍に、セーフティツウオー
クと対応する位置に変位センサーを配設すると共に、位
置マークと対応する位置にマークセンサーを配設し、前
記回転軸に設けたロードセルに、信号処理制御装置を接
続して構成したことを要旨とするものである。
〔発明の作用〕
この発明は上記のように構成され、ロードセルを回転軸
に設けた負荷ドラムを、測定タイヤに押し付けて所定の
回転速度で回転させ、前記回転軸に設けたロードセルで
、タイヤの半径方向の力変動(RFV)と、横方向の力
の変動(LFV)とを求めると共に、そのタイヤ回転分
に対する波形を記憶させ、この複数の波形をタイヤ1回
転分にして重ねることによりタイヤの平均波形を求め、
前記タイヤの回転毎に対する波形から平均波形をタイヤ
の各回転毎に引き、残った波形を、負荷ドラムの1回転
毎に区切って重合わせることにより負荷ドラムの平均波
形を求め、この波形を補正波形として、以後、測定タイ
ヤの半径方向の力変動(RFV)と、横方向の力の変動
(LFV)との波形を求めたら、波形の開始点が補正の
どのポイントに相当するかを負荷ドラムに付した位置信
号と、タイヤの回転軸の位置信号とで対比して検出し、
タイヤ波形と負荷ドラム補正波形との位相を合わせて、
タイヤ波形から負荷ドラム補正波形を引き、タイヤのユ
ニフォミティー波形とし、ユニフォミティーの測定精度
を向上させて製品の品質保証精度を向上させたことを特
徴としている。
(発明の実施例) 以下、添付図面に基づき、この発明の詳細な説明する。
第1図は負荷ドラム1の斜視図、第2図は負荷ドラムl
を測定タイヤWに押し付けてユニフォミティーを測定し
ている状態を示す斜視図であって、負荷ドラム1の外周
正面には、セーフティーウオーク(タングステンサンド
ベーパ)2が貼付けられており、またこのセーフティー
ウオーク2と対向する位置には、負荷ドラム1の振れを
測定する変位センサー3が配設されている。また、負荷
ドラムlの上端縁部の周囲には、第2図に示すように位
置マーク4が刻設され、この位置マーク4と対向する位
置には、マークセンサー5が配設されている。負荷ドラ
ム1の回転軸6の上下部には、測定タイヤWの半径方向
の力変動(RFV)と、横方向の力の変動(LFV)と
を検出するロードセル7a、7bが取付けられており、
第2図のように測定タイヤWに負荷ドラムlを当接させ
て一定の回転数で回転させた時の半径方向の力変動(R
PV)と、横方向の力の変動(LFV) とを測定し、
第5図に示すように上側X軸ロードセル信号(a)、上
側Y軸ロードセル信号(b)、下側X軸ロードセル信号
(C)、下側Y軸ロードセル信号(d)をCPU装置、
即ち、信号処理制御装置8に入力するように構成されて
いる。
また、この信号処理制御装置8には、前記変位センサー
3及びマークセンサー5からの信号も入力されて演算処
理されるように構成されている。また、第2図の9は、
タイヤ主軸エンコーダを示している。
次に、第3図はタイヤ−周のRFVとLFVの測定タイ
ヤWのみの波形(実線)と、測定タイヤWと負荷ドラム
エとの合成波形(破線)とを示し、また第4回は負荷ド
ラム−周と、測定タイヤ−周のサイン巾の振れを示した
ものである。上記のように、ユニフォミティー測定時に
は、測定タイヤWと負荷ドラム1とに振れが生じるため
、通常の状態では精度の高い測定が困難である。
この発明は、上記の振れを考慮して、この振れをユニフ
ォミティーの測定値に補正することで精度良くユニフォ
ミティーを測定しようとする方法である。
次に、第6図(a)〜第6図(鎖及び第5図を参照しな
がら、ユニフォミティーマシンの精度補正方法及び信号
処理方法について説明する。
まず、第6図(a)の波形は、測定タイヤWに負荷ドラ
ム1を当接させると共に、所定の回転速度で回転させな
がらユニフォミティーを測定した場合のタイヤ1回転分
の合成波形を示している。
即ち、ロードセル7a、7bを回転軸6に設けた負荷ド
ラム1を、測定タイヤWに押し付けて所定の回転速度で
回転させ、前記回転軸6に設けたロードセル7a、7b
で、測定タイヤWの半径方向の力変動(RFV) と、
横方向の力の変動(LFV)とを求めると共に、そのタ
イヤ回転分に対する波形信号を信号処理制御装置8に出
力して記憶させる。
そして、この複数の波形をタイヤ1回転分にして第6図
(b)に示すように重ねることにより、第6図(C)に
示すように測定タイヤWの平均波形を求める。次に、前
記測定タイヤWの回転毎に対する波形(第6図(a))
から平均波形(第6図(C))をタイヤの各回転毎に引
いて残った波形が第6図(d)である。
次に負荷ドラム1の波形(第6図(d))を、1回転毎
に区切って第6図(e)に示すように重合わせることに
より第6図(f)に示すように負荷ドラムlの平均波形
を求める。そして、この平均波形(第6図(f))を補
正波形(第6図(g))する。
負荷ドラム1の補正波形は、測定タイヤWのバネ定数で
割算されて信号処理制御装置8に記憶される。
以後、測定タイヤWの半径方向の力変動(RFV)と、
横方向の力の変動(LFV)との波形(第6図(a))
を求めたら、波形の開始点が補正のどのポイントに相当
するかを負荷ドラムlに付した位置マーク4とマークセ
ンサー5とによる位置信号と、測定タイヤWの回転軸6
の位置信号とで対比して検出し、タイヤ波形(第6図(
a))と、該当する測定タイヤWのバネ定数で補正され
た負荷ドラム補正波形(第6図(g))との位相を合わ
せて、タイヤ波形から負荷ドラム補正波形を引き、タイ
ヤのユニフォミティー゛波形とすることで、精度の良い
測定を行うことが出来るのである。
また、第5図に示した信号処理方法は、負荷ドラムlを
支持している回転軸6に設けた二つのロードセル7a、
7bから出力される信号、即ち、上側X軸ロードセル信
号(a)、上側Y軸ロードセル信号b)、下側X軸ロー
ドセル信号(C)。
下側Y軸ロードセル信号(d)を、各々増幅してCPU
装置、即ち、信号処理制御装置8に入力する。この信号
処理制御装置8では、入力された波形のX軸をそれぞれ
加算し、負荷荷重を引いて縦方向の変動とし、入力した
波形のY軸をそれぞれ加算して負荷ドラム1の重量を引
き、横方向の変動として出力するようにしている。
以上のような方法により補正することで、負荷ドラム1
からのユニフォミティーに与える悪影響が除かれ、従、
って、ユニフォミティーの測定を精度良く行うことが出
来るのである。
〔発明の効果〕
この発明は、上記のようにタイヤユニフォミティ−マシ
ンの測定精度に影響を及ぼす諸要因のうち、特に負荷ド
ラムが真円でないことによる影響を除去するので、ユニ
フォミティーの測定精度を向上させて製品の品質保証精
度を向上させることが出来る効果があり、また従来のよ
うに負荷ドラムの振れの測定作業が省略でき、更にユニ
フォミティー測定と補正の為の測定が同時に出来るので
、作業能率を著しく向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は負荷ドラムの斜視図、第2図は負荷ドラムを測
定タイヤに押し付けてユニフォミティーを測定している
状態を示す斜視図、第3図はタイヤ−周のRFVとLF
Vの測定タイヤのみの波形(実線)と、測定タイヤWと
負荷ドラム1との合成波形(破線)とを示す説明図、第
4図は負荷ドラム−周と、測定タイヤ−周のサイン巾の
振れを示した説明図、第5図はロードセルからの信号処
理方法を示す回路説明図、第6図(a)〜(転)は、ユ
ニフォミティーマシンの精度補正方法を示す波形の説明
図である。 ■・・・負荷ドラム、2・・・セーフティーウオーク(
タングステンサンドペーパ)、3・・・変位センサー、
4・・・位置マーク、5・・・マークセンサー、6・・
・回転軸、7a、7b・・・ロードセル、8・・・CP
U装置(信号処理制御装置)、W・・・測定タイヤ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロードセルを回転軸に設けた負荷ドラムを、測定タイヤ
    に押し付けて所定の回転速度で回転させ、前記回転軸に
    設けたロードセルで、タイヤの半径方向の力変動(RF
    V)と、横方向の力の変動(LFV)とを求めると共に
    、そのタイヤ回転分に対する波形を記憶させ、この複数
    の波形をタイヤ1回転分にして重ねることによりタイヤ
    の平均波形を求め、前記タイヤの回転毎に対する波形か
    ら平均波形をタイヤの各回転毎に引き、残った波形を、
    負荷ドラムの1回転毎に区切って重合わせることにより
    負荷ドラムの平均波形を求め、この波形を補正波形とし
    て、以後、測定タイヤの半径方向の力変動(RFV)と
    、横方向の力の変動(LFV)との波形を求めたら、波
    形の開始点が補正のどのポイントに相当するかを負荷ド
    ラムに付した位置信号と、タイヤの回転軸の位置信号と
    で対比して検出し、タイヤ波形と負荷ドラム補正波形と
    の位相を合わせて、タイヤ波形から負荷ドラム補正波形
    を引き、タイヤのユニフォミティー波形とすることを特
    徴とするタイヤユニフォミティーマシンの精度補正方法
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