JPH02258530A - 円筒状物品の本数不足検出方法およびその装置 - Google Patents

円筒状物品の本数不足検出方法およびその装置

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JPH02258530A
JPH02258530A JP7518789A JP7518789A JPH02258530A JP H02258530 A JPH02258530 A JP H02258530A JP 7518789 A JP7518789 A JP 7518789A JP 7518789 A JP7518789 A JP 7518789A JP H02258530 A JPH02258530 A JP H02258530A
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前田 速雄
Michio Nonaka
野中 道雄
Sadayuki Kanbayashi
神林 貞幸
Hiromichi Sano
佐野 弘道
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、集積整列された円筒状物品から所望の本数を
取り出して移動し、パッケージ化する際の、移動工程で
生じる最終的な本数不足を検知する方法およびその装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の本数不足検出装置は、搬送手段の端末部に固定し
て設けられ、円筒状物品の本数不足を設置された場所で
のみ検出する構成となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
そのため、搬送手段からパッケージ化するための移動中
に、例えば落下により本数不足を生じても、検知できな
いという欠点があった。
本発明は上記の事実に鑑みてなされたもので、移動中に
生じた本数不足でも検出可能な検出方法およびその装置
の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明の検出方法としては
、移動手段によって、集積整列された円筒状物品を搬送
手段から一定の本数を取り出して吸着し、他の場所に移
動する工程と、 該移動手段に、前記複数の円筒状物品の各−と対応し、
上端に拡大部を有し下端で円筒状物品と当接し、上下方
向に摺動する長さの等しい感知ピンを一直線上に整列配
置して、前記移動工程中に前記円筒状物品を検知する工
程と、 円筒状物品の欠けた位置の感知ピンが、下方に下がるこ
とによって、該感知ピンの拡大部がずれるのを、感知ピ
ン列の両端に設けた投受光器で検知する工程と、 上記移動する工程を所定の回数繰り返し、円筒状物品を
−パッケージ分移動する間に、一回以上搬送物の不足を
検知することにより、−パッケージ分の移動完了時に、
該−パッケージ分の円筒状物品を除去する工程とからな
る構成としている。
また本発明の装置は、集積整列された円筒状物品から、
一定の本数を取り出して整列状態で吸着する吸着部を有
し、吸着した円筒状物品を所定の場所に移動する移動手
段と、 該移動手段に設けられ、前記複数の円筒状物品の各−と
対応し、上端に拡大部を有し下端で円筒状物品と当接し
、一直線上に整列配置され、上下方向に摺動する長さの
等しい複数の感知ピンと、円筒状物品の不足を感知する
ために、感知ピン列の一方端側に設けられた投光器、お
よび他方端側に設けられた受光器とからなる不足感知手
段と、移動手段が円筒状物品を吸着してから前記の所定
の場所に移動する間、前記不足感知手段を作動させ、本
数不足を記憶する手段と、移動手段の移動回数が−パッ
ケージ分の回数に達したか否かを判断する手段とを有し
、前記の本数不足の記憶信号によって−パッケージ分の
移動完了時に、該パッケージの除去命令を発する制御手
段とからなる構成としている。
〔実施例〕
次に図面によって本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の装置の概略を示すもので、同図にお
いて、lは搬送手段、2は円筒状物品、3は移動手段、
4は投受光器からなる不足感知手段で、一方は投光器4
aで他方は受光器4bである。5は移動手段の制御手段
、6は投受光器の制御手段で、両制御手段で本発明の装
置の制御手段7を構成している。これらの各制御手段5
,6はマイクロコンピュータによって制御されるもので
ある。5a 、5bは移動手段と制御手段5の間の配線
で、6aは不足感知手段4と制御手段6との間の配線で
あり、6bは制御手段5,6間の配線である。
搬送手段1は矢印の方向に円筒状物品2を整列状態で搬
送してくる。円筒状物品2は、本発明の実施例では採血
管で、ガラスまたはプラスチック等の有底円筒形状の円
筒部2aに、嵌装されたゴム栓である大径部2bを有し
ている。そのため、集束したとき相互の平行を保てるよ
うに、−本ごとに向きを変えて互い違いに配列されてい
る。
移動手段3は、本体部3aと、Y軸方向移動部3b及び
X軸方向移動部3cとからなっている。
第2図に示すように、移動手段30本体部3aには、複
数の吸着ブロック8および、これと同数の感知ピン9が
設けられている。吸着ブロック8の先端には吸着パット
8aが設けられ、それぞれに円筒状物品2が一つづつ吸
着される。
移動手段3は、制御手段5によりX軸方向、Y軸方向に
駆動制御され、搬送手段1上に集積整列された円筒状物
品2を吸着し、カートン1o内まで移動する。この移動
を所定の回数操り返して、−パッケージの箱詰めがされ
る。
一方、感知ピン9は、第3図、及び第4図に示すように
、円筒状物品2の各−に対応して、直線状に整列配置さ
れている。感知ピン9の上端には拡大部9aが形成され
、移動手段3に一体的に形成された棚板11に拡大部9
aが当接して、感知ピン9の下方への落下を阻止される
。したがって、感知ピン9の下に円筒状物品2があれば
、感知ピン9は、棚板11より上方に持ち上げられた状
態を保つ。なお、第3図は、感知ピン9の構成を分かり
易くするために、棚板11を省略している。
不足感知手段4がこれら感知ピン9の列の両端に置かれ
、光軸は感知ピン9の軸部9bの若干横を通るように配
置されている。これらの不足感知手段4は、配線6aで
制御手段6に接続されて制御され、円筒状物品2を移動
する間を通じて、本数の不足の検知をし、その情報を配
線6bによって移動手段3の制御手段5に伝達する。
第4図により感知ピンの作用を説明する。円筒状物品2
の本数が感知ピン9と同数であれば、全ての感知ピン9
は拡大部9aが棚板11から離れて上に持ち上げられ、
受光器4bは投光器4aからの光りを検知する。しかし
、円筒状物品2が一本でも不足すれば、第4図に示すよ
うに不足した2′の位置の感知ピン9′は、拡大部9a
が棚板11に当接する位置まで下方に下がる。すると感
知ピン9′の拡大部9aが投受光器4. a 、 4 
b間の光を遮蔽する。受光器4bはそれまで感知してい
た投光器4aの光りを感知できなくなるので、不足感知
手段4は円筒状物品の本数不足がわかる。
以上の感知ピン9による感知は、移動手段3で移動する
間ずっと続けられるので、移動途中で円筒状物品2が落
下筒によって不足すれば、直ちに感知できる。
受光器4bが本数不足を検知すると、不足感知手段4の
制御手段6で「1」の信号を記憶し、パッケージ分の箱
詰めが終了した時点でそのパッケージを排除する。
第5図は−パッケージが5段積みの場合で、3段目に本
数不足2′が生じた場合を示している。
第6図は移動手段の本体部3aが移動する軌跡を図式化
した図で、第7図はこのときのタイムチャートである。
積み込み1回目から5回目の各矩形のパルスは、移動手
段の本体部3aが第6図のCからDへ移動するのを示し
ている。これらの各タイミングをC1〜D1+C2〜D
2 −−−−−−cs〜D5とする。不足感知手段4に
よる検出は、BからDの間で行われ、これらのタイミン
グを81〜D1+)32〜D2 −−−−−−− BS
〜D5とする。そして、積み込み3回目のとき、第5図
の3段目の2′の不足によって、本数不足が検知され、
Eのタイミングで記憶される。そして、−バ・7ケージ
の最後の5段目の移動が完了したパルスの端部DSで排
除指令Gが働き、本数不足のバ、7ケージが排除される
。したがって本発明の装置は、円筒状物品に本数不足が
生じても停止することがなく、効率よく稼動できる。
第8図は本発明の装置の動作を示すフローチャートであ
る。図の#はステップの番号を表す。まず、搬送手段1
上に円筒状物品が所定の本数だけ並んだか判断する(#
I)。並んでいれば、移動手段3に設けられた吸着手段
8で吸着を開始する(#2)。吸着完了と(#3)、積
み込み吸着がON (#4)により、移動手段3の上昇
の阜備が完了し、Y軸に沿って上昇を開始する(#5)
上昇完了を確認(#6)すると、移動手段3はX軸に沿
って水平方向に移動を開始する(#7)。
この上界および移動中に(#8)不足感知手段4が本数
不足の検出をする(#9)。この検出は、第6図のBか
らDの間続けられる。本数不足が生じれば(#10)記
憶しておく(#ll)。本数不足を記憶しており (#
12)、Lかも積み込み回数が−パッケージの回数(こ
の実施例では5回)に達していれば(#13)、制御手
段7から排除指令がされる(#14)。排除指令が出さ
れると(#15)、図示しない排除手段が作動して、本
数不足のパッケージを排除する。一方、本数不足の記↑
aをリセットしくtt16)、初期状態に戻って終了す
る。
(発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、円筒状物品を箱
詰めする最終の時点まで、移動しながら本数不足の検知
ができるので、検査精度が向上する。また、感知ピンが
直接円筒状物品に当接して検知しているので、誤感知が
なくなる。さらに、本数不足を感知したとき直ちに排除
せず、−パッケージ分が終了してから排除するので、装
置が途中で停止することもなく、稼動率の低下を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の円筒状物品の本数不足検出装置全体の
構成を示す図、 第2図は本数不足検出装置の要部の図で、(a)は正面
図、(blは側面図、 第3図は移動手段の本体部と感知ピンの詳細を示す斜視
図、 第4図は感知ピンと投受光器による本数不足の検出状態
を示す図、 第5図は本数不足のパッケージの上面図、第6図は移動
手段本体部の移動とタイミングを示す図、 第7図は円筒状物品の本数不足検出装置のタイムチャー
ト、 第8図は本数不足検出のフローチャートである。 ■・・・搬送手段、2は円筒状物品、3・・・移動部材
、4・・・不足検知手段、4a・・・投光器、4b・・
・受光器、7・・・制御手段、9・・・感知ピン、9a
・・・拡大部。 特許出願人    日本たばこ産業株式会社第 図 9afは鼾 Pl窮肛1労品 第4 図 第 図 C==D 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)移動手段によって、集積整列された円筒状物品を
    搬送手段から一定の本数を取り出して吸着し、他の場所
    に移動する工程と、 該移動手段に、前記複数の円筒状物品の各一と対応し、
    上端に拡大部を有し下端で円筒状物品と当接し、上下方
    向に摺動する長さの等しい感知ピンを一直線上に整列配
    置して、前記移動工程中に前記円筒状物品を検知する工
    程と、円筒状物品の欠けた位置の感知ピンが、下方に下
    がることによって、該感知ピンの拡大部がずれるのを、
    感知ピン列の両端に設けた投受光器で検知する工程と、 上記移動する工程を所定の回数繰り返し、円筒状物品を
    一パッケージ分移動する間に、一回以上搬送物の不足を
    検知することにより、一パッケージ分の移動完了時に、
    該一パッケージ分の円筒状物品を除去する工程とからな
    ることを特徴とする円筒状物品の本数不足検出方法。
  2. (2)集積整列された円筒状物品から、一定の本数を取
    り出して整列状態で吸着する吸着部を有し、吸着した円
    筒状物品を所定の場所に移動する移動手段と、 該移動手段に設けられ、前記複数の円筒状物品の各一と
    対応し、上端に拡大部を有し下端で円筒状物品と当接し
    、一直線上に整列配置され、上下方向に摺動する長さの
    等しい複数の感知ピンと、 円筒状物品の不足を感知するために、感知ピン列の一方
    端側に設けられた投光器、および他方端側に設けられた
    受光器とからなる不足感知手段と、 移動手段が円筒状物品を吸着してから前記の所定の場所
    に移動する間、前記不足感知手段を作動させ、本数不足
    を記憶する手段と、移動手段の移動回数が一パッケージ
    分の回数に達したか否かを判断する手段とを有し、一パ
    ッケージ分の移動完了時に、前記の本数不足の記憶信号
    によって該パッケージの除去命令を発する制御手段とか
    らなることを特徴とする円筒状物品の本数不足検出装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06345036A (ja) * 1992-04-23 1994-12-20 Chiku Asano フイルム被覆包装体の箱詰め方法及び装置
CN113086257A (zh) * 2021-03-31 2021-07-09 重庆医药高等专科学校 一种片剂药手动式装瓶装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06345036A (ja) * 1992-04-23 1994-12-20 Chiku Asano フイルム被覆包装体の箱詰め方法及び装置
CN113086257A (zh) * 2021-03-31 2021-07-09 重庆医药高等专科学校 一种片剂药手动式装瓶装置
CN113086257B (zh) * 2021-03-31 2022-06-28 重庆医药高等专科学校 一种片剂药手动式装瓶装置

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