JPH02258313A - 金属モールを有する枠体付窓ガラスの製造方法 - Google Patents

金属モールを有する枠体付窓ガラスの製造方法

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JPH02258313A
JPH02258313A JP7858289A JP7858289A JPH02258313A JP H02258313 A JPH02258313 A JP H02258313A JP 7858289 A JP7858289 A JP 7858289A JP 7858289 A JP7858289 A JP 7858289A JP H02258313 A JPH02258313 A JP H02258313A
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frame body
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Kunio Naganami
長南 国男
Masaji Atsuta
熱田 正次
Hideyuki Hashimoto
秀之 橋本
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Asahi Glass Co Ltd
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明金属部分を有する枠体付ガラスの製造方法に関し
、詳しくはステンレス製モール(以下、SUSモールと
略称する場合もある)部分等を有する合成樹脂又はゴム
製のモール等の枠体をガラスと一体に成形する製造方法
に関し、特に自動車等の構造体のウィンドウの製法とし
て利用するのに好適である。
【従来の技術】
一般にガラスその他の材質からなる窓材の周縁部には、
例えばシールのため、装飾のため、場合によれば窓材の
保護や自動車、建築物等の構造体に取り付ける金具の取
付は部分とするためといった種々の目的から、合成樹脂
やゴムからなる枠体、例えばガスケットやモールを設け
ることは、通常行われている。 このような枠体を窓材の周縁部に別途押出し成形等によ
り作製した枠体を接着したり、嵌め込んだりして枠体付
窓ガラスを製造する従来法では、直線的に形成された枠
体を窓ガラスの周縁形状に併せて曲げながら取付けるの
で、角部においてしわがよったり、窓ガラスが複雑な形
状をなすときには取付は困難となるなどの問題点があっ
た。 この問題を解決するため、窓ガラスを成形型内に配置し
て枠体形成用の空間を設け、ゴムやエラストマーの溶融
物あるいはゴムやエラストマーを形成し得る原料混合物
などの枠体材料を成形型内の上記空間内に射出し、成形
型内で窓ガラス周縁部に枠体を形成してそれを成形型か
ら取出す一体成形法か提案されている(例えば特開昭5
7−158481、同5g−73681,同5g−11
0786、同60−4015、同60−104412.
同6G−63115、同61−79613.6l−66
fi45各号公報等参照)、この方法により製造された
枠体付窓は、MAW(Module Assembly
 Window)とも略称されている。 、この方法は、成形型のコアとキャビティによって窓ガ
ラスを挟み付け、該成形型内の窓ガラスの周縁部にキャ
ビティ空間を形成し、このキャビティ空間に、枠体材料
をゲートから射出し、該枠体材料がキャビティ空間内に
おいて固化することにより枠体とガラスとを一体に形成
する方法である。MAWは、その製造工程での上記困難
が解消されるに加えて、枠体と窓材との接合性がよく、
枠体の継ぎ目等も少なく、また比較的に窓材表面との段
差の少ない枠体が実現できる。そのため、振動や衝撃を
うける自動車等の窓としては、接合強度、流体工学的効
果、外観がよいという利点から、MAWを採用する趨勢
にあり、例えばオペラウィンドウ、サイドウィンドウ、
ルーフウィンドウ、リアウィンドウ、フロントウィンド
ウ、さらにはドアウィンドウ等の可動窓への適用も検討
されている現状である。
【発明が解決しようとする課題〕
ところで、自動車等の窓には合成樹脂製枠体の一部分に
表面側からSUSモールを取り付けて、外観上のアクセ
ントとしたり、MAWを自動車の車体に取り付けるため
のビン等の固定具の一部が枠体表面に出ている場合これ
を隠蔽することが行われている。このようなSUSモー
ルの取り付けは1MAWを作製した後に取り付けてもよ
いが、工程数が増え、ガラスを破損する危険性もあり、
破損のばあいの経済的損失も大きい、そこで、枠体を一
体成形する工程でSUSモールも同時に鋳込めむことが
、望ましいわけである。 しかしながら、成形型の内部にSUSモール等を把持し
ておいて一体成形することは、ごく単純な枠体とモール
の構造では可能であっても、自動車窓等の複雑な形状の
ガラス、枠体、モールの場合では、型内にモールを把持
する点にかなり困難があり実現し得ないという問題があ
った。 本発明はこの難点を解消することを課題としてなされた
ものであり、金属部分を有する複雑な断面構造の枠体付
ガラスを一体成形法により製造できる方法を提供するも
のである。 E課題を解決するための手段】 本発明は枠体を設ける窓ガラスを成形型内に配置して該
窓ガラス周縁部に枠体成形用の空間を形成し、該空間に
枠体材料を注入して固化させることにより一体成形され
た枠体付窓ガラスを製造する方法において、上記窓ガラ
スの周縁部には予め切り欠き部分又は孔あき部分を設け
ておき、かつ該空間内には枠体及び窓ガラスと一体に成
形される金属部分を配置しておき、成形型の一方にその
端部を取り付けた固定具を上記切り欠き部分又は孔あき
部分に通し、該固定具の他端により該金属部分を成形型
の他方に固定し、この状態で一体成形することを特徴と
する金属部分を有する枠体付窓ガラスの製造方法である
。 本発明の特徴は、第2図(a)に示すように、その周縁
部番こ枠体、金属部分を一体成形される窓ガラス1の形
状を、切り欠きのある形状としておき、同図(d)に示
すようにこのきり欠き部分に金属部分3を成形型に固定
するための固定具4例えばビン等を通して一体成形する
点にあり、第1図に示すような窓ガラスl、モール2、
金属部分(この例ではSUSモール)3が一体成形され
たMAWを得ることができる。なお、窓ガラス1の形状
を上記した切り欠きのある形状にするのに限らず、孔あ
きのある形状にすることもできる。 [作用] 本発明では、ガラスに設けておいた切り欠き部分に金属
部分の押さえ用ピンを通して成形型に固定した状態で一
体成形できるので、金属部分の位置ずれなどはな(なり
、寸法精度よく、しかも容易に枠体、金属部分及びガラ
スが一体成形できる。また、枠体付ガラスに後からSU
Sモール等を取り付ける方法では、工程数が増え、金属
部分の接合性に問題がでたり、工程中でのガラスの割れ
等の危険があるが、本発明の方法はこれらの困難は解消
され、製品歩留まりも向上できる。ガラスの加工として
は、切り欠きの外に穴あけも考えられるが、作業の容易
性からは、切り欠き加工で十分である。 [実施例] 実施例1 以下、本発明を一具体例により詳細に説明する。まず当
該窓ガラスについて、第2図(a)に示したように固定
具のビンの位置に対応した部分をカットして、切り欠き
部分を有するガラス1を作成する0次に第2図(b)に
示すように、成形型5内のコア8とキャビティ7の間に
SUSモール3と該ガラス1を配置するが、固定具のビ
ンがガラス1の切り欠き部分を通るようにして、この状
態でコア6およびキャビティ7で締め付けて、該ビン4
を成形型5に固定し、かつキャビティ空間8を形成する
[第2図(C) ] 、このキャビティ空間8にゲート
9から枠体材料を注入して、固化させる。この時のガラ
ス周縁部の断面図を第2図(d)に示す0次いで成形型
5をはずし[第2図(e) ’J 、第1図に部分断面
を示すようなSUSモール3、モール2、ガラス1が一
体成形されたMAWを得ることができる。 本発明に係る固定具は、例えばバネのように弾性力で金
属部分を成形型に押し付けて固定するものであっても良
いし、また、スプリングのようなものであっても良い、
その材質も・適宜選択できる。 本発明の一体成形は通常の射出成形でも、反応射出成形
、いわゆるリム成形でも良い6本発明の枠体材料として
は、合成樹脂やゴムなどからなり、特にエラストマーや
軟質合成樹脂からなることが好ましい0合成樹脂の溶融
物や成形型内で反応して合成樹脂となる流動性合成樹脂
原料混合物が用いられる。前者としては、例えば溶融さ
れた軟質塩化ビニル系樹脂、熱可塑性ポリエステル系エ
ラストマー、スチレン−ジエン系熱可塑性エラストマー
、エチレンー不飽和カルボン酸系コポリマーなどが挙げ
られるが、これらに限定されるものではない、また、後
者の原料混合物から得られる合成樹脂としては、例えば
ポリウレタン系エラストマー、ポリウレタンウレア系エ
ラストマー、ポリウレア系エラストマー、ポリアミド系
樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂などが
挙げられるが、これらに限定されるものではない。 本発明のガラスとしては、種々の板ガラスを使用できる
0例えば通常の一枚のガラスであっても、中間膜を有す
る積層ガラス例えばポリビニルブチラールなどの中間膜
で2枚のガラスを接合した合わせガラス、1枚のガラス
又は合わせガラスの片面にポリウレタン樹脂、ポリエス
テル樹脂などのシートを積層したバレイヤー2枚のガラ
スを間隙をあけて積層し周囲をシールして、間隙に乾燥
空気や窒素ガスなどを封入した複層ガラスなどであって
もよい、また、これらのガラスは、熱処理や化学処理に
よって強化されたもの、風冷強化されたものであっても
よい、さらに、単なる平板ガラスであっても加工された
板ガラスであってもよく、加工された板ガラスとしては
、例えば自動車用のフロント、サイド、リア、ドア、サ
ンルーフ用の窓ガラス、建築用の板ガラスやその他の用
途に使用される板ガラス等であってもよい、また、本発
明は型板ガラスのように表面凹凸を有する板ガラスであ
ってもよい。 また、本発明が適用される窓ガラスとしては、ガラスの
表面が種々の処理を施したものであってもよい0例えば
熱線反射ガラスのようにメツキしたものやセラミックコ
ートしたものなどであってもよい、これとは別に、枠体
を形成するために好ましい処理を行ったガラスであって
もよい0例えば、枠体が形成されるガラス周縁部に枠体
との接着強度を向上させるためにブライマーを塗布した
ガラス、これとは逆に非枠体形成面に枠体形成後剥離し
得る保護塗料を塗布したり或は剥離可能なフィルムを密
着したガラス、非枠体形成面の枠体形成面に接した部分
にシール性の弾性体となる塗料を塗布した若しくはシー
ル性の弾性体を接着したガラス等である。 [発明の効果] 以上説明のように本発明によれば、金属部分を有する枠
体付ガラスを容易に、しかも寸法精度よく、一体成形す
ることが可能となる。また、本発明によるMAWは、こ
の種の製法による枠体付窓の一般的な利点である枠体部
分が比較的薄くできて、美観を呈し、流体工学的効果が
得られる、枠体とガラスの接着強度が高い、枠体を別に
取り付ける方法より工程数が減らせる等に加え、枠体と
は別件質の金属部分をも一体成形しであるので、接合強
度は高(、しかもすっきりとした外観で仕上げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一興体例を説明する図であ
って、第1図は本発明により製造される金属部分を有す
る枠体付ガラスの部分断面図、第2図は本発明の方法を
工程に従って示した説明図である。 図中、1は切り欠きのあるガラス、2は枠体、3は金属
部分、4は金属部分を固定するための押さえビン、5は
成形型、6はコア、7はキャビティ、8はキャビティ空
間、9はゲートを表す。 第1図 \3 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)枠体を設ける窓ガラスを成形型内に配置して該窓
    ガラス周縁部に枠体成形用の空間を形成し、該空間に枠
    体材料を注入して固化させることにより一体成形された
    枠体付窓ガラスを製造する方法において、上記窓ガラス
    の周縁部には予め切り欠き部分又は孔あき部分を設けて
    おき、かつ該空間内には枠体及び窓ガラスと一体に成形
    される金属部分を配置しておき、成形型の一方にその端
    部を取り付けた固定具を上記切り欠き部分又は孔あき部
    分に通し、該固定具の他端により該金属部分を成形型の
    他方に押しつけて固定し、この状態で一体成形すること
    を特徴とする金属部分を有する枠体付窓ガラスの製造方
    法。
  2. (2)上記金属部分がステンレス製モールであることを
    特徴とする請求項(1)に記載の金属部分を有する枠体
    付窓ガラスの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63159127A (ja) * 1986-12-23 1988-07-02 Central Glass Co Ltd 窓部材およびその製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63159127A (ja) * 1986-12-23 1988-07-02 Central Glass Co Ltd 窓部材およびその製造法

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