JPH0225612Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0225612Y2
JPH0225612Y2 JP16773881U JP16773881U JPH0225612Y2 JP H0225612 Y2 JPH0225612 Y2 JP H0225612Y2 JP 16773881 U JP16773881 U JP 16773881U JP 16773881 U JP16773881 U JP 16773881U JP H0225612 Y2 JPH0225612 Y2 JP H0225612Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
urethane foam
burr
upper mold
raw material
Prior art date
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Expired
Application number
JP16773881U
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English (en)
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JPS5872018U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はウレタンフオーム成形用金型の改良に
関するものであつて、成形品に形成されるバリ
が、成形品に連続した薄く、かつ、任意の巾の一
定の形状の部分を有するようになし、従つて、バ
リ取りを簡単、かつ、残留バリ長さを一定ならし
めうるウレタンフオーム成形用金型を提供するこ
とを目的とするものである。
従来のウレタンフオーム成形用金型において
は、改良の方向が、もつぱら得られる成形品の不
良率を低下させること等に向けられており、成形
時に生ずるバリについては殆んど考慮されていな
い。また、ウレタンフオーム成形時には型内で反
応ガスが発生し、これを逃すため、型の合せ面は
通常1〜2mmのクリアランスを有する部位を設け
ていた。従つて、従来のウレタンフオーム成形用
金型で得られる成形品のバリは、その厚さ、大き
さがランダムなものとして発生していたため、こ
のようなバリは、作業員がハサミやカツター等で
切り取らざるを得なかつた。
しかし、従来の金型で得られるバリが大きさ、
厚さが異なるため、ハサミやカツター等で簡単に
切り取ることができない部分を生じ、また、複雑
な形状の製品で完全にバリを切り取り完全な製品
とするのに手間が掛かり、多くの人手と時間とを
必要とし、作業能率が極端に劣ると云う欠点があ
る。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載した
構成とすることにより、成形品に形成されるバリ
長さを任意に設定でき、なおかつ、バリ取り作業
が簡単なウレタンフオーム成形用金型を得ること
ができるものである。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示した
ものがあるが、つぎに、これら図面に基づいて本
考案を説明する。ウレタンフオーム成形用金型
(以下たんに金型と云う)1は、下側金型2及び
上側金型3とから構成されており、下側金型2と
上側金型3とを組付けた際に形成される内部中空
部4がキヤビテイとされている。前記下側金型2
と上側金型3との合せ面5は任意の狭い巾lに設
定すると共に、該合せ面5に対しキヤビテイとな
る内部中空部4の外側に、下側金型2と上側金型
3との間に空隙部6が形成されている。
前記合せ面5の巾lは要求される仕上がり品質
により適宜設定することができるが、その巾lは
可及的に短かいものとする。また、該合せ面5の
隙寸法は、放電加工等によつて全周最大0.3mm程
度の一定した状態となるように形成されている。
第3図は、前記第1図及び第2図で示した金型
1を用いて製造したウレタンフオーム成形品7で
あるが、下側金型2と上側金型3とで形成されて
いる内部中空部4にウレタンフオームの原料を投
入し、発泡させることによつて、該原料が発泡し
て体積が膨張し、その結果、過剰の原料は合せ面
5の間から外部へ流出し空隙部6へ流出し、これ
らの流出原料が成形品と一体的に固化する。従つ
て、成形品7の外周端縁には、ほゞ0.3mmの薄い
厚さで合せ面5の巾lのバリ8を形成し、さら
に、該薄いバリ8の面外方向に厚いバリ9が連設
したものとして得られる。
従つて、成形品7が固化した後、厚いバリ9の
部分を第4図のように手指でつまんで同図中矢印
方向へ引張れば、厚いバリ9が薄いバリ8との接
続部から引離され、成形品7の外周端縁には、機
能上問題のない厚さがほゞ0.3mmの薄く、かつ、
狭い巾の一定した薄いバリ8のみが残留する。
もつとも、発泡条件によつては、合せ面5の部
分に形成される薄いバリ8のみで、その先端に厚
いバリを形成しない場合もあるが、かゝる場合で
も、合せ面5で形成される薄いバリ8は厚さが
ほゞ0.3mm程度で狭い巾のバリとして形成される
から、処理する必要はない。
また、本考案に係る金型は、従来の金型に僅か
な変更を加えることによつて、バリの薄い、狭い
巾のものとすることができる。
以上の如く、本考案は、ウレタンフオーム成形
品に生ずるバリを薄く、しかも狭い巾のものを安
定して形成できるから、ハサミや切出し等の刃物
を使うことなく、バリ取り作業の能率を大巾に改
善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部断面を示す斜
視図、第2図は合せ面の要部拡大断面図、第3図
は第1図及び第2図の金型で製造した成形品の一
部断面を示す斜視図、第4図は第3図の成形品の
厚いバリを切り取る状態を示す説明図である。 1:金型、2:下側金型、3:上側金型、4:
内部中空部、5:合せ面、6:空隙部、7:成形
品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下側金型と上側金型とを組付けるウレタンフオ
    ーム成形用金型に於て、前記下側金型と上側金型
    との合せ面が狭い巾で形成され、該合せ面の外側
    に空隙部が形成されており、前記下側金型と上側
    金型とで形成している内部中空部のウレタンフオ
    ーム原料が発泡して体積膨張した際に、該原料が
    上側金型を押上げて前記合せ面の間隔が全周面に
    於てほゞ一定となるように製作されており、前記
    ウレタンフオーム原料が前記合せ面の間隔から前
    記空隙部へ流出できるように形成されていること
    を特徴とするウレタンフオーム成形用金型。
JP16773881U 1981-11-11 1981-11-11 ウレタンフオ−ム成形用金型 Granted JPS5872018U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16773881U JPS5872018U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 ウレタンフオ−ム成形用金型

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16773881U JPS5872018U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 ウレタンフオ−ム成形用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5872018U JPS5872018U (ja) 1983-05-16
JPH0225612Y2 true JPH0225612Y2 (ja) 1990-07-13

Family

ID=29959807

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16773881U Granted JPS5872018U (ja) 1981-11-11 1981-11-11 ウレタンフオ−ム成形用金型

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JP (1) JPS5872018U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5872018U (ja) 1983-05-16

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