JPH02256036A - 焦点調整装置 - Google Patents

焦点調整装置

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JPH02256036A
JPH02256036A JP2022828A JP2282890A JPH02256036A JP H02256036 A JPH02256036 A JP H02256036A JP 2022828 A JP2022828 A JP 2022828A JP 2282890 A JP2282890 A JP 2282890A JP H02256036 A JPH02256036 A JP H02256036A
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Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Norio Ishikawa
典夫 石川
Yasuaki Akata
赤田 保明
Takeshi Egawa
猛 江川
Kunio Kawamura
河村 邦夫
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Minolta Co Ltd
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  • Focusing (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、通常撮影距離範囲及び至近撮影(以下、マク
ロ撮影と称す)距離範囲での焦点調整をそれぞれ別々の
焦点調整用レンズで行うレンズが装着されたカメラの焦
点調節に関する。
1東へ11 通常の撮影距離及びマクロ撮影距離での焦点調整がそれ
ぞれ別の焦点調整レンズで為されるレンズとして、例え
ば、通常撮影用焦点調整レンズに連動する距離リングと
マクロ撮影用焦点調整レンズ及び焦点距離調整レンズに
連動するズームリングとを備えたズームレンズがある。
このようなズームレンズで自動焦点調整を行う場合、通
常撮影時及びズーム撮影時の両方において自動焦点調整
を行うには焦点調整のための駆動力をどちらの焦点調整
レンズに伝えるかを切り替える必要がある。そうすると
その切替手段によってレンズの大型化を招く。
また、どちらか一方の焦点調整用レンズのみについて自
動焦点調整を行うようにした場合、他方の撮影時には不
適切な焦点調整が行なわれてしまう。
そこで本発明は、通常撮影用焦点調整レンズとマクロ撮
影用焦点調整レンズが別々に設けられたレンズに対する
自動焦点t!整において、上記のような不都合なく、簡
便に焦点調整が行えるカメラシステムを提供するもので
ある。
−゛ るt・めの 上記課題を解決するために本発明は、通常の撮影距離範
囲を撮影する通常撮影モードと上記通常の撮影距離範囲
よりも近いマクロ撮影距離範囲を撮影するマクロ撮影モ
ードとを切り替える切り替え手段と、上記通常撮影モー
ド時に上記通常の撮影距離範囲に対して焦点調整を行う
第1のレンズと、上記マクロ撮影モード時に上記マクロ
撮影距離範囲に対して焦点調整を行う第2のレンズと、
被写体光を受光する受光手段と、上記受光手段の出力か
らデフォーカス量を算出する算出手段と、上記デフォー
カス量に応じた量だけ上記第1のレンズを駆動して焦点
調整を行う自動焦点調整手段と、上記算出手段の出力に
基づいて合焦状態を表示する表示手段と、上記切り替え
手段によってマクロ撮影モードが選択されていると上記
自動焦点調整手段の作動を禁止する禁止手段と、を有す
ることを特徴とするものである。
1吐 通常撮影モード時、第1のレンズが駆動されて自動焦点
調整が行なわれるとともに、合焦状態の表示が行なわれ
る。マクロ撮影モード時、第1のレンズを駆動する自動
焦点調整手段の作動は禁止される。このとき、合焦状態
の表示は行なわれる。
以下余白 亙−mq 本発明による焦点自動調整のためのカメラシステムの概
略を第1図に基づいて説明する。第1図において、−点
Il線の左側はズームレンズ(LZ)、右側はカメラ本
体(8D)であり、両者はそれぞれクラッチ(106)
、(107)を介して機構的に、接続端子(JL  1
)〜(JLS)、(JB  1)〜(JB5)を介して
電気的に接続される。このカメラシステムでは、ズーム
レンズ(LZ)のフォーカス用レンズ(FL)、ズーム
用レンズ(ZL)、マスターレンズ(ML)を通過した
被写体光が、カメラ本体(BD)の反射ミラー(108
)の中央の半透光部を透過し、サブミラー(109)に
よって反射され焦点検出用受光部(FLY)に受光され
るように、その光学系が構成されている。
信号処理回路(112)は焦点検出用受光部(FLM)
からの信号に基づいて、合焦位置からのズレ量を示すデ
フォーカス[lIΔL1とデフォーカス方向(前ビン、
後ピン)との信号を算出する。モーター(MO)はこれ
ら信号に基づし\て駆動され、その回転はスリップ機構
(SLP)、駆動機構(LDR)、カメラ本体側クラッ
チ(107)を介してズームレンズ(LZ)に伝達され
る。尚、スリップ機構(SLP>は後段に所定以上のト
ルクがかかったときにすべってモーター (MO)の回
転を後段の駆動機構(LDR)に伝達させないようにす
るものである。
ズームレンズ(LZ)において、フォーカス用レンズ(
FL)を駆動するための焦点調節部材(102)の内周
には雌へりコイドネジが形成されており、これに嵌合す
るように、レンズマウント(121)と一体となった固
定部(101)の外周に雄ヘリコイドネジが形成されて
いる。焦点調節部材(102)の外周には大歯車(10
3)が設けられており、この大歯車<103)は小歯車
(104)、伝達機構(105)を介して、レンズ側ク
ラッチ(107)に連絡されている。上記の機構により
、モーター(MO)の回転が、カメラ本体のスリップ機
構(SLP)、本体側のりラッチ(1Q7)、レンズ側
のクラッチ(106)レンズ内の伝達機構(105)、
小歯車(104)及び大歯車(’703)を介して、焦
点調節部材(102)に伝達され、へりコイドネジによ
ってフォーカス用レンズ(FL)が光軸方向に前後に移
動して焦点調節が行なわれる。また、レンズ(FL)の
駆動量をモニターするためのエンコーダがカメラ本体(
BD)の駆動機構(LDR)に連結されており、このエ
ンコーダ(ENC)からレンズ(FL)の駆動量に対応
した数のパルスが出力される。
ここで、モーター(MO)の回転数をNM(rot)、
エンコーダ(ENC)からのパルス数をN1エンコーダ
の分解能をρ(1/rot)、モーター(MO)の回転
軸からエンコーダ(ENC)の取付軸までの機械伝達系
の減速比をμP1モーター(MO)の回転軸からカメラ
本体側クラッチ(107)までの機械伝達系の減速比を
μBルンズ側クラッチ(106)から大歯車(103)
までの機械伝達系を減速比をμし、焦点調節部材(10
2)のへりコイドリードをLH(■/rot >、フォ
ーカス用レンズ(FL)の移動量をΔd(鐙層)とする
と、 N−ρ・μP−NM Δd−NM・μB・μL−LH 即ち、 Δd−(μB/ρ・μP)・N・μL−LH・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)の関
係式が得られる。
また、レンズをΔd(am)だけ移動させたときの結像
面の移動量Δ化(lII)と上記Δdとの比をK op
−Δd/ΔL ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(2)で表わすと、式(1)、(2)より N−(ρ・μP/μB)  (1/μL −LH)・K
Op・ΔL ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(3)の関係式が得られる。ここで、 KL−KOρ/μL−LH・・・・・・川・・・・・・
・・・(4)KB−ρ・μP/μB ・・・川・・・・
・・・・・川・・・(5)とすると、 N−KB−KL・ΔL ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(6)の関係式が得られる。
尚、(6)式において、ΔLは信号処理回路(112>
からデフォーカス11ΔL1とデフォーカス方向の信号
として得られる。また、(4)式のKLは、ズームレン
ズ(LZ)の変倍操作用ズームリング(ZR)の回動操
作により設定された焦点距離に対応してレンズ回j!I
F (LEC)から出力される。即ち、ズームリング(
ZR)の回動位置に応じたデータをコード板(FCD)
が出力し、このデータがレンズ回路(LEC)に送られ
、このコード板(FCD)からのデータに対応したアド
レスに記憶されているKLのデータが直列でカメラ本体
の読取回路(LDC)で読取られる。
また、(5)式のKBはカメラ本体のv1種ごとに固定
的に定められるデータであり、このデータKBは固定デ
ータ出力回路(110)から出力される。
ここで、カメラ本体側の読取回路(LDC)からレンズ
側のレンズ回路(LEC)へは、端子(J、B  1)
、  (JL  1)を介して電源が、端子(JB 2
)、  (JL 2)を介して同期用クロックパルスが
、端子(JB 3) 、  (JL 2)を介して読込
開始信号がそれぞれ送られる。また、レンズ回路(LE
C)から読取回路(LDC)へは、端子(JL 4)、
  (JB 4)を介してデータKLが直列で出力され
る。尚、端子LJB5)。
(JL5)は共通のアース端子である。
コード板(FCC)は、ズームリング(ZR)の回動設
定位置に対応したデータを出力するよう、コードパター
ンが定められいる。また、レンズ回路(LEC)内に内
蔵されたROMのような固定記憶手段には、ズームリン
グ(ZR)により設定される焦点距離に対応したKLの
データが、それぞれコード板(FCD)からのデータに
対応したアドレスに予め固定記憶されている。従って、
読込開始信号が入力すると、レンズ回路(LEC)は、
ズームリングの回動設定による焦点距離に対応したKL
のデータをカメラ本体からのクロックパルスに同期して
、直列に読取回路(LDC)へ出力する。そして、読取
回路(LDC)は端子(JB2)へ出力するクロックパ
ルスと同じりOツクパルスに基づいて、端子からの直列
データを読み取って並列データに変換する。
掛算回路(111)は、読取回路(LDC)からのデー
タKLと固定データ出力回路(110)からのデータに
8とに基づいてKL−KB−にの演算を行なう。掛算回
路(113)は、信号処理回路(112)からのデフォ
ーカス量のデータΔL1と掛算回路(111)からのデ
ータにとに基づいてK・1ΔLl−Nの演算を行ない、
エンコーダ(ENC)で検出すべきパルス数を算出する
。モーター制御回路(114)は、信号処理回路(11
2)からのデフォーカス方向の信号に応じてモーター(
MO)を時計方向或いは反時計方向に回転させ、エンコ
ーダ(ENC)から掛算回路(113)での算出値Nに
等しい数のパルスが入力した時点では、フォーカス用レ
ンズ(FL)は合焦位置までの移動量Δdだけ移動され
たことになり、モーター(MO)の回転を停止させる。
以上の説明では、カメラ本体の機種ごとにカメラ本体(
BD)tillにデータKBを固定記憶させ、このデー
タに8にレンズからのデータKLを掛けることによりに
−KL−KBの値を算出させていたが、K値の算出は上
述の方法に限定されるものではない。例えば、ズームレ
ンズ(LZ)のレンズ回路(LEC)から特定の機種の
カメラ本体に対応したK 1−KL−KB 1のデータ
を設定焦点距離に応じて出力するようにする。一方、こ
の特定機種のカメラ本体では固定データ出力回路(11
0)と掛算回路(111)を不要として読取回路(LD
C)からのデータに1を直接掛算口1(113)へ入力
しておくようにし、上記特定機種のカメラ本体のKBl
l[とは異なる値KB 2(キに81)を有する他機種
のカメラ本体に上記レンズが装着されるときは、固定デ
ータ出力回路(110)からに82/に8 1のデータ
を出力させ掛算回路(111)でに2−Kl・KB2/
KB  1−KL−KB 2の演算を行なってKL・K
B 2の値を得るようにしてもよい。
また、複数機種のカメラ本体に対応したデータKl−K
L−KB  1.K  2−KL−KB  2.  ・
・・・・・Kn−KL−KBnを全てレンズに記憶して
おき、これらのデータをすべてカメラ本体側に送ってそ
のカメラに必要なデータをカメラ本体側で選択させるよ
うにしてもよい。或いは、カメラ本体からカメラの種類
を示すデータをレンズに送ってレンズ側でそのカメラの
種類に対応したデータをカメラに送るようにしてもよい
。このようにすれば、カメラ側の固定データ出力回路<
110)と掛算回路(111)とは必要なくなる。
特に、フォーカス用レンズ(FL)が後述のようにズー
ム用レンズ(ZL)よりも前方に配置されている前群繰
出型のズームレンズの場合には、Kopの値は Kop−N/f  ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・(7)となり、1
つのズームレンズについてのKL値またはKllが非常
に広範囲に変化する。ただし、flはフォーカス用レン
ズ(FL)の焦点距離である。
この場合、レンズに記憶するデータKL或いはKを、指
数部のデータと、有効数字のデータ(例えば、8ピツト
のデータであれば、上位4ビツトを指数部、下位4ピツ
トを有効数字部とする)に分け、カメラ本体の読取回路
(LDC)で読取ったデータのうち下位4ピツトのデー
タを指数部のデータだけシフトさせて掛算回路(111
)或いは(113)へ入力するようにすればに1−また
はKの値が大幅に変化しても充分に対応できる。
尚、上述では概略を聞達化するためにハード的な回路構
成としたが、本発明においては上述の回路部の機能のほ
とんどは、以下に述べるように、マイクロコンピュータ
(以下、μ−COWと称する)により実行される。
第2図は、上述のカメラ本体(80)側のrgJ路構成
を主に示すブロック図である。図において、カメラ本体
(BD)とレンズ(LE)との間にはレンズ(LE)の
焦点距離を例えば1.4倍または2倍に伸ばすためのコ
ンバータ(CV)が挿入されている。カメラ本体<80
>とコンバータ(CV)とはそれぞれ接続端子群(CN
  1)と(CN 2)とで接続され、コンバータ<C
V)とレンズ(LE)とはそれぞれの接t&端子群(C
N 3)と(CN 4)とで接続されており、コンバー
タ(GV)I5よびレンズ(LE)からの各種情報がカ
メラ本体(BD)側に与えられるようになっている。電
源スィッチ(MAS)が閉成されることにより、パワー
オンリーセット回路(PORI)、μmcoa+  (
MCI) 、  (MC2) 。
表示制御回路(DSG>、発振回路(DSC)。
インバータ(INI)〜(IN8)、アンド回路(AN
 1)に電源ライン(十E)を介して給電が開始される
。この給電開始により、パワーオンリセット回路(FO
R1)からリセット信号(PO1)が出力さレテ、u−
colI(MCI) 。
(MC2)および表示制御回路(DSC)がリセットさ
れる。μmcow  (MC2)はこのカメラシステム
の全体的な作動をシーケンス的に行なわせるマイクロコ
ンピュータであり、μmCOI(MCI)はこのμmc
ow  (MC2)からの制御信号に応答して焦点調節
作動をシーケンス的に行なわせるマイクロコンピュータ
である。尚、μmcow  (MC2)の動作を第3図
の70チヤートに、μmcow  (MCI)の動作を
第8図ないし第10−のフローチャートに示す。
測光スイッチ(MES)はレリーズボタン(不図示)の
押下げ操作の第1段階で閉成され、このスイッチ(ME
S)が閉成されると、インバータ(INK)を介してμ
mcoIl(MC2)の入力端子(io)1.:“Hi
gh”レベルの信号が与えられる。これに応答してμm
cow  (MC2)の端子(00)が’High”と
なり、インバータ(IN2)を介してトランジスタ(B
T  1)が導通する。このトランジスタ(BT 1)
の導通により、パワーオンリセット回路(FOR3) 
、測光回路(LMC)、デコーダ(DEC1) 、発光
ダイオード駆動用トランジスタ(BT3)、フィルム感
度設定装置(SSE)、絞り値設定装置(ASE)、露
出時間設定装置(TSE)、露出制御モード設定装置(
MSE)、露出制御装置(EXC)、ラッチ回路(LA
)にiigライン(VB)を介して給電が開始される。
この給電開始により、パワーオンリセット回路(POR
3)からリセット信号(PO3)が出力されて露出II
I[Ji置(EXC)がリセットされる。また、μmc
om  (MC,2)の出力端子(00)からの“’H
igh”レベル信号は、バッファ(BF)によりコンバ
ータ(CV)およびレンズ(LE)の電源電圧(VL)
として、接続端子群(CN  1)。
(CN 2) 、  (CN 3) 、  (CN 4
)を介して、コンバータ(CV)内の回路(CVC)及
びレンズ(LE)内の回路(LEC)に与えられる。尚
、接続端子群は、この給電用端子の他に、μmCOI(
MC2)の出力端子(06)から出力されてコンバータ
回路(CVC)、レンズ回路(LEC)をリセット状態
から解除するための信号伝達用端子、μmco11(!
vLc 2)のクロック出力端モ(SCO)からの同期
用りOツクパルス伝達用端子、μmcow  (MC2
)の直列データ入力端子(801)にコンバータ(CV
)、レンズ(LE)からのデータを入力させる信号入力
用端子、アース端子を備えている。なお、μmcow 
 (MO2)の直列データ入力部の回路構成を第4図に
、コンバータ(CV)の回路(CVC)およびレンズ(
LE)の回路(LEC)の回路構成を第5図に示す。
測光回路(LMC)は、μmcow  (MC2>のア
ナログ入力用端子(ANI)にアナグロ値の測光信号を
、基準電圧入力端子(VR)にD−A変換用の基準電圧
信号を与えている。μmcon(MC2)は、測光回路
(LMC)からの基準電圧信号に基づいて、端子(AN
I)に入力するアナグロ測光信号をディジタル信号に変
換する。表示制御回路(DSC)は、データバス(DB
>を介して入力する種々のデータに応じて、液晶表示部
(DSP>により゛露出制御値を表示するとともに発光
ダイオード(L D 10)〜(L D In)により
警告表示等を行なう。μmcow  (MC2)の出力
端子(08)は測光スイッチ(MES)が閉成されてか
らカメラの露出制御動作が開始するまでの間″’)li
gh’となっており、インバータ(IN8)によりトラ
ンジスタ(BT3)はこの間のみ発光ダイオード(L 
D 10>〜(L D in)を発光可能とする。
デコーダ(DEC1)は、11−coll(MC2)の
出力ポート(OP 1)から与えられる信号に応シテ、
装!(MSE)、(TSE)、(ASE)。
(SSE)、回路(DSC)、(LA)のうちいずれか
の装置または回路とμmcoIl(MC2)との間でデ
ータバス(O8)を介してデータの受は渡しを行なうか
を示す信号を出力端子(aO)〜(an+1)に与える
。例えば、μmcota  (MC2)が露出!1J 
Il+モードのデータを読込む場合には、出力ポート(
OP 1)からの特定データで出力端子(ao)が゛)
ligh”になることにより、データバス([)B)に
露出副mモード設定装!If(MSE)から設定露出!
1J (Itモードを示すデータが出力され、このデー
タがμmC0I (MC2)の入出力ボート(Ilo)
から読込まれる。同様に、設定絞り値を読込む場合には
端子(a2)が= Highllになる。
表示制御回路(DSC)に表示用データを送る場合には
、送るデータに応じて端子(a4)〜(an)の1っが
Hrgh”になる。また、後述するレンズの変換係数デ
ータ(KO)を送る場合には入出カポ−)−(Ilo)
からデータバス(O8>にこの変換係数データを出力し
た後に出力ポート(OP 1)に特定データを一定時間
出力し、端子(an+ 1)からのパルスによりラッチ
回路(LA)に変換係数データをラッチさせる。
露出#JwJ装置t (EXC)は、u−cow  (
MC2)の割込信号入力端子(1t)に″)ligh”
の割込み信号が与えられることにより、以下の露出制御
動作を開始するようになっており、レリーズ回路、ミラ
ー駆動回路、絞り制御回路、B出時間制御回路を備えて
いる。この装置(EXC)は、μmcolI(MO2>
の出力端子(04)からパルスが出力されると、データ
バス(DB>に出力されている絞り込み段数データを取
込み、レリーズ回路を作動させて露出制御動作を開始さ
せる。露出制御動作の開始から一定時間が経過すると、
μmcow  (MC2)から露出時間データがデータ
バス(DB)に、端子(05)にパルスが出力される。
これによって露出制御装置(EXC)は露出時間データ
を取込み、ミラー駆動回路を作動させて反射ミラーの上
昇を開始させるとともに、絞り[1111回路を作動さ
せて絞り込み段数データだけ絞りを絞り込ませる1反射
ミラーの上昇が完了すると、シャッター先幕の走行が開
始される。同時に、カウントスイッチ(CO3)が閉成
することにより露出時間制御回路が作動して露出時間デ
ータに対応した時間のカウントが開始される。カウント
が完了するとシャッター後幕の走行が開始され、絞りが
開かれ、ミラーが下降することにより露出制御動作が完
了する。
レリーズスイッチ(RLS)はレリーズボタンの押し下
げ操作の第2段階で閉成され、このスイッチ(RLS)
が開成されるとインバータ(IN3)の出力、即ちアン
ド回路<AN  1)の一方の入力端が”)ligh’
になる。スイッチ(EES)は露出制御動作が完了する
と開成され、露出vノ御機構(不図示)が動作可能な状
態にチャージされると開放される。このスイッチの開閉
状態を示す信号はインバータ(IN4)を介してp−c
ol(MO2)の入力端子(12)およびアンド回1M
(AND)の他方の入力端に与えられる。
尚、アンド回路<AN  ?)の出力端はμmCOW(
MC2)の割込信号入力端子(1t)に接続されている
。従って露出制御機構のチャージが完了していない状態
では、アンド回路(AN  1)のゲートは閉じられて
おり、レリーズスイッチ(RLS)がrIJ成されても
アンド回路(AN 1)の出力は“Law”のままであ
る。即ち、μmCO躊 (MC2)には割込信号は入力
されず、露出制御動作は開始されない。一方、露出制御
機構のチャージが完了している状態では、アンド回路(
AN  1)のゲートは開かれており、レリーズスイッ
チ(RLS)が開成されるとアンド回路(AN 1)の
出力が”Htgh”になって割込信号がu−coa+ 
 (MC2)の割込端子(it)に入力し、u−cor
p  (MC2)は直ちに露出IIIIIIIの動作に
移行する。
μmcom(MC2)の出力端子(01)。
(02) 、  (03)はそれぞれu−can  (
MCI)の入力端子(i 11) 、  (i 12)
 、  (i 13)に接続されている。ここで、出力
端子(01)は、μ−cow  (MCt>で合焦検出
動作を行なわせるときは“Hrgh”、行なわせないと
きはlow”になる。出力端子(02)は、モーター(
MO>を時計方向に回転させるとフォーカス用レンズ(
FL)が繰り出されるように構成される交換レンズが装
着されている場合は“Htgh”、モーター(MO)を
反時計方向に回転させると繰り出される交換レンズの場
合は°’Low”になる。出力端子(o3)は、合焦位
置からのズレ量とデフォーカス方向とに基づいてフォー
カス用レンズを合焦位置に向けて駆動する方式(以下、
プレデイクタ一方式で示す)のみに対応して焦点調節が
なされる交換レンズの場合には“LOW”、合焦位置か
らのズレ方向の信号(前ビン、後ピン、合焦)でレンズ
を駆動する方式(以下、三点指示方式で示す)とこのプ
レデイクタ一方式との併用で焦点調節がなされる交換レ
ンズの場合には“High″となる。スイッチ(FAS
)は、不図示の手動切換部材によって開閉され、合焦状
態の検出結果に応じてフォーカス用レンズが合焦位置ま
で駆動されて自動的に焦点調節が行なわれるモード(以
下、AFモードで示す)のときは開成され、合焦状態の
検出結果に応じて合焦状態の表示だけが行なわれ、焦点
調節は手動で行なわれるモード(以下、FAモードで示
す)のときには開放される。このスイッチ(FAS)の
開閉信号はインバータ(INS)を介してμ−cal(
MC2)の入力端子(11)及びμ−coII(MCI
)の入力端子(+14)に与えられる。
μ−con  (八4C1)の出力端子(01G)は、
インバータ(INS)を介してトランジスタ(BT2)
のベースに接続されている。従って、端子(016)が
“l−1−1i”になると、トランジスタ(BT2)が
導通してパワーオンリセット回路(PO2)、焦点検出
用受光部(FLM>、受光部制御回路(COT)、モー
ター駆動回路(MDR)、エンコーダ(ENC)、発光
ダイオード駆動回路(FAD)に電源ライン(VF)を
介して給電が開始される。この給電開始により、パワー
オンリセット回路(POR2)からリセット信号(PO
2)が出力される。
発光ダイオード駆動回路(FAD)は、例えば第6図に
示すような回路構成となっており、μmcan  (M
CI)の出力ボート(OPO)、即ち出力端子(017
) 、  (018) 、  (019)から出力され
るデータに応じて発光ダイオード(LDO)。
(LD  1) 、  (LD 2)を駆動する。この
回路構成により、μ−cow  (MCI)の出力端子
(017)(01g) 、  (019) +7)イf
レカ1ツ(7)1子カ゛l−1−1i”となると前ビン
表示用発光ダイオード(LDO)、合焦表示用発光ダイ
オード(LD  1)、後ビン表示用発光ダイオード(
LD2)のいずれか1つが点灯して前ビンまたは合焦ま
たは後ピンを表示する。また、出力端子(017) 、
  (019)の2端子が” @ igh”となると、
発振回路(O20)からのクロックパルス(CP)に基
づいて発光ダイオード(LD O) 、  (LD 2
)が同時に点滅して合焦検出不能を表示する。表1にそ
の動作状態を示す。
表   1 焦点検出用受光部(FLY)は合焦検出用の複数の受光
部を備えたC OD (Charge Coupled
[) eVice )で形成されている。制御回路(C
OT)は、μ−cow (MCI)からの信号に基づい
てCOD (FLM)の駆動、COD出力のA−D変換
およびA−D度検出力のμmcoa+  (MCI)へ
の伝達機能を備えている。
尚、μmcow (MCI)から制御回路(COT>に
対して、出力端子(010)からCOD (FLY)の
積分動作を開始させるためのパルス信号が、出力端子(
011)からこの積分動作を強制的に停止させるための
パルス信号がそれぞれ出力される。
マタ、μmcoIl(MCI)に対して制御回路(CO
T)から、COD (FLM)での積分動作が完了した
ことを示す信号が割込端子(1t)に、COD (FL
M)の各受光素子ごとにその蓄積電荷のA−D変換動作
が完了したことを示す信号が入力端子(ilo)に、上
記A−D’ll換されたデータが入カポ−)−(IPO
)にそれぞれ入力される。
更に、(、CD (FLY)に対して制御回路(COT
)から、リセット信号が端子(φR)に、転送指令信号
が端子(φ丁)に、転送用クロックが端子(φ1)、(
φ2)、(φ3)に、参照電位が端子(ANB)にそれ
ぞれ入力され、COD(FLM)から制御回路(COT
)に対して、端子(ANB)からモニター用受光部の受
光量に応じた電位が、端子(AOT)から各受光部での
蓄積電荷がそれぞれ出力される。このeilJ 111
回路(COT)の具体的な回rli構成は後述の第14
図で詳述する。
ここで、COD (FLM) 、制御回路(COT)、
μmcon  (MCI)の作動を聞達すると、制御回
路(COT)は、μ−co―(MCI>の出力端子(0
1G)からの積分開始信号に応答して、COD (FL
M)にリセット信号を送ってCOD(FLM)をリセッ
トするとともに、参照電位の信号をCOD (FLM)
に与える。COD(FLM)内の各受光部ではその受光
量に応じて蓄積電荷が増加していき、これにより端子(
ANB)から出力される電位が下降していく。
II制御回路(COT)It、端子(ANB)のレベル
が所定値に達すると、COD (FLY)へ転送指令信
号を出力してCOD(FLM)の各受光部の蓄積電荷を
COD (FLM)内の転送ゲートに転送させるととも
に、μmcal(MCI)の割込端子(1t)に積分完
了信号を与える。そして、制御回路(COT)は、CO
D (FLM)の転送ゲートに転送された蓄積電荷をφ
1、φ2、φ3の転送用クロックに基づいて受取ってA
−D変換し、1つの受光部による蓄積電荷のA−D変換
が完了する毎にμmcow  (MCi)の入力端子(
ilO)にA−D変換完了信号を与える。μmcon(
MCI)は、この信号に応答して入力ボート(IPO)
からのA−D変換されたデータを取込む。そして、μm
cow  (MCI)はCOD(FLM)の受光素子の
数だけA−D変換されたデータを取込むと、CCD出力
の取込みを終了させる。
なお、μmcoa+  (MCI>は積分開始から一定
時間が経過しても割込信号が入力しないときには、CO
Dの積分動作を強制的に停止させるためのパルスヲμm
COImC0l1(ノ端子(oll)カラ出力する。制
御回路(COT)はこのパルスに応答して端子(φT)
から転送指令信号をCODに与えるとともに、μmca
n  (MCI)に割込信号を出力して、前述のCCD
出力のA−D変換、データ転送の動作を行なう。
モータ駆動回路(MDR)は、μm coi+(MCI
)の出力端子(012)、(013)、(014)から
与えられる信号に基づいてモーター(MO)を駆動する
。尚、u −cots (M C1)の出力端子(01
2)が“)(igh″のときモーター(MO)は時計方
向に、出力端子(013)が”)ligh”のときモー
ター(MO)は反時計方向に駆動され出力端子(012
) 、  (013)がともにLOW”のときモーター
(MO)は停止される。ざらに、μmcos  (MC
I)の出力端子(014)が” @ igh″のときモ
ーター(MO>は高速駆動され、” LO’lF”のと
き低速駆動される。このモーター制御回路(MDR)の
具体例は本願出願人がすでに、特願昭57−13677
2号で出願したが、本発明の要旨とは無関係であるので
説明を省略する。
エンコーダ(ENC)は、モーター(MO)の回転トル
クをレンズに伝えるためのカメラ本体側の伝運機IR(
LMD)の駆動量を、たとえばフォトカプラーによりモ
ニターし、その駆動量に比例した数のパルスを出力する
。このパルスはμmcoIl(MCI)のクロック入力
端子(DCL)へ入力されて自動的にカウントされ、そ
のカウントIECDは後述のμmcow  (MCI)
のフローでのカウンタ割込に用いられる。また、このパ
ルスは、モーター駆動回路(MDR)に送られ、そのパ
ルス巾に応じてモーター(MO)の回転速度が制御され
る。
第3図は、第2図のμmco−(MC2)の動作を示す
フローチャートである。μmcow  (MC2)の動
作は大まかに以下の3つのフローに大別される。#1以
降のステップは、電源スィッチ(MAS)の開成により
開始されるメインのフローであり、測光スイッチ(ME
S)が閉成される(#2)ことにより、焦点flI!I
iのための回路部以外の回路部への給電開始(#4)、
カメラ本体(BD)で設定された露出III ’a情報
の読込み(#5)、レンズ(LE)、コンバータ(CV
)からのデータの読込み(#6〜#12)、測光値の読
込み(#13.14) 、 A Fモード、FAモード
の自動設定(#16〜#27)、露出IIJ till
値の演算(#2g)および表示(#31. #32)等
の動作を繰返す。#45以降のステップは、μmcow
  (MC2)に内蔵されたタイマーから周期的に出力
されるタイマー信号により、測光スイッチ(MES)が
開放されても所定時間(例えば15秒)は上記メインフ
ローの動作を行なわせるためのタイマー割込みのフロー
である。また、#59以降のステップは、レリーズスイ
ッチ(RLS)の閉成により、カメラの露出制御動作を
開始させるためのレリーズ割込みのフローである。以下
に、第3図ないし第6図に基づいてμmcoIl(MC
2)に関連する第2図のカメラシステムの動作を詳述す
る。
まず、電源スィッチ(MAS)の開成に応答してパワー
オンリセット回路CPOR1)からリセット信号(PO
1)が出力される。このリセット信!(POl)により
、μmCO■ (MC2)はメインのフローにおけるリ
セット動作を#1のステップで行なう。測光スイッチ(
Y E S )が閉成されることにより、#2のステッ
プで入力端子(10)がl−1−1i”になったことが
判明されると、タイ7−割込を不可能にしく#3) 、
端子(OO)を” @ igh″にする(#4)。これ
によりトランジスタ(BTl)が導通して電源ライン(
VB>からの給電および、バッファ(BF)を介して電
源ライン(VL)からコンバータ(CV)および交換レ
ンズ(LE)への給電が開始される。
#5のステップでは、露出制御モード設定装置(MSE
)、露出時間設定装置(TSE)、絞り値設定袋!f(
ASE)、フィルム感度設定装置(SSE)からのデー
タがデータバス(DB)を介して入出力ボート(Ilo
)に順次取込まれる。
#6ないし#12のステップでは、まずレジスタAにデ
ータ“0”が設定され(#6)、端子(06)が°’)
−1igh”とされて、コンバータ回路(CVC)、レ
ンズ回路(LEC)のリセット状態が解除される(#9
)。次に、レジスタAの内容に°゛1″が加えられ(#
10)、その内容がAc(一定1f!! )になったか
どうかが判別される。ここで、(A)≠ACならば#7
−2のステップに戻って、再び次のデータの取込みが行
なわれる。(A)−ACになると、レンズ(LE)及び
コンバータ(CV)からのデータの取込みが完了したこ
とになるので、出力端子(06)を’ l ow”にし
て(#12)、コンバータ回路(CVC)、レンズ回路
(LEC)をリセットする。
ここで、レンズ(LE)及びコンバータ(Cv)からの
データの取込みの具体例を、第4図及び第5図に基づい
て説明する。第4図の直列データ入力部では、例えば8
ピツトの直列データを入力させる場合に、出力端子(S
CO)から8個のクロックパルスを出力し、このクロッ
クパルスの立下りで入力している直列データを順次読込
む。即ち、直列データ入力命令(SIIN)により、フ
リップフロップ(FF 1)がセットされて3ビツトの
バイナリ−カウンター(Co 1)のリセット状態が解
除される。同時に、アンド回路(AN7)のゲートが開
かれて、μmCO■ (MC2)内で分周されたクロッ
クパルス(DP)が同期用クロック出力として出力端子
(SCO)からコンバータ(CV)、レンズ(LE)の
回路(CVC)。
(LEC)に送られる。また、このクロスパルスは、カ
ウンタ(COI)、シフトレジスタ(SR1)のクロッ
ク入力端子に送られる。シフトレジスタ(SR1)はク
ロックパルス(DP)の立ち下がりで、μmcow  
(MC2)の入力端子(SD I >に入力しているデ
ータを順次取込んでいく。ここで、カウンタ(CO1)
のキャリ一端子(CY)は、8個目のクロックパルス(
DP)が入力したときから次のクロスパルス(DP)が
入力するまでの期間“High“になっている。
方、アンド回路(AN  5>の一方の入力端にこのキ
ャリー出力が、他方の入力端にインバータ(I N 1
5)を介してクロックパルス(DP)が入力しているの
で、アンド回路(AN5)は8個目のりOツクパルス(
OP)の立ち下がりで“High”となって、フリップ
フロップ(FF  1)をリセットし、カウンター(C
o 1)もリセット状態にする。従って、アンド回路(
AN 5>の出力も、カウンタ(Go 1)のキャリ一
端子(CY)が“LOW”になることでLOW″となり
、次の動作に備える。このアンド回路(AN 5>から
の“)−1+gh”のパルスで直列入力フラグ5IFL
がセットされてデータ入力の完了が判別され°、μmc
oni  (MC2)はシフトレジスタ(SR1)から
内部データバス(IDB)に出力されているデータを所
定のレジスタM(A)に格納する。
第5図において、−点鎖線から左側がコンバータ(CV
)のコンバータ回路(CVC)であり、右側がレンズ(
LE)のレンズ回路(LEC)である。μmCO信 (
MC2)の出力端子(06)が”High″になるとカ
ウンタ(CO3)。
(Co S) 、  (Co 7) 、  (Co 9
) (7)すtット状態が解除され、これらカウンタは
μmCol(MC2)の出力端子(SCO)から与えら
れるクロックパルス(OP)をカウントすることが可能
となる。3ビツトのバイナリ−カウンタ(Co 3) 
、  (CO7ンはこのり0ツクパルス(DP)の立上
がりをカウントし、8個目のクロックパルスの立上がり
から次のクロックパルス(DP>の立上がりまでの間キ
ャリ一端子(CY)を’)ligh”にする。4ピツ、
トのバイナリ−カウンタ(Go 5) 、  (Co 
9) ハコ(Dキt!J  M子(CY)の立下がりを
カウントし、8個のクロックパルスの最初のパルスの立
上がり毎にカウンタ(Co 5)、(C09)のカウン
ト値が1づつ増加する。
コンバータ回路(CVC)+7)ROM (RO1>は
、カウンタ(Co 3)のカウント値に基づいて直接そ
のレジスタが指定される。レンズ回路(LEC) のR
OM (RO3) はカラ>’x(Co 1)のカウン
ト値に基づいてデコーダ(DE9)、データセレクタ(
DS  1)を介して間接的にそのレジスタが指定され
る。ROM(RO1) 、  (RO3)からそれぞれ
出力されるレンズ(LE)、コンバータ(CV)のデー
タは、デコーダ(DEN)の出力に応じていずれかの出
力が、または直列加算回路(ALl)により加算された
両者の和の出力が或いはすべてO″のデータが選択的に
出力される。ここで、焦点距離が固定されているレンズ
の場合のカウンタ(Co 9)とデコーダ(DE9)と
ROM (RO3) 、!=(]$II係を表2に、焦
点距離が可変なズームレンズの場合の上記関係を表3に
示す。また、コンバータにおけるカウンタ(CO5)と
デコーダ(DEN)とROM (RO1)とカメラ本体
への出力データとの関係を表4に示す。尚、φは各ピッ
トのデータが“0″でも“1Hでもよいことを示す。
(以下余白) 表 表 表 表 カウンタ(Co 3) 、  (Co 7)の出力(b
O)(bl)、(b2)はデコーダ(DE3)。
(DE、7)に入力され、デコーダ(DE3)。
(DE7)はこの入力データに応じて表5に示す信号を
出力する。(以下余白) 従って、クロックパルスが立上がるごとに、ROM (
R3)のデータは最下位ビット(rO)から順次1ピツ
トずつアンド回路(A N 20)〜(AN27)、オ
ア回路(OR5)を介して出力され、同じタイミングで
ROM(R○1)のデータもクロックパルスの立上がり
毎に最下位ピット(eO)から順次1ビツトづつアンド
回路(A N 10)〜(AN17)、オア回路(OR
1)を介して出力される。また、ズームレンズの場合に
は、ズームリング(ZR)の操作により設定された焦点
距離に応じた5ビツトのデータを出力するコード板CF
CD)がレンズ回路(LEC)内に設けられている。デ
ータセレクタ(DS  1)は、デコーダ(DE9)の
出力(h4)が” L OW” a)ときは入力端(α
1)からの ”OOOOh3 h2 hl ho ” (1)チータ
ラ、マタ、“”Htgh”のとき入力端子(α2)から
の’h2 hl ho  *****” (*はコード
板のデータ)のデータを出力することにより、ROM(
RO3)のアドレスを指定する。
カウンタ(Co 9)の出力が“oooo”の場合、R
OM (RO3)(7)7)’レス”OOH”(Hは1
6進数を示す)のアドレスにはチエツクデータが記憶さ
れていて、このデータはあらゆる種類の交換レンズに共
通のデータ(例えば01010101 )となっている
、このとき、カメラ本体(BD)とレンズ(LE)との
間にコンバータ(CV)が装着されていれば、デコーダ
(DE5)の出力端子(g2)のHigh″により、レ
ンズ(LE)から送られてくるデータ゛″010101
01”はアンド回路(AN32)、、17回路(OR3
) を介して、マタ、レンズ(LE)がカメラ本体(8
D)に直接装着されている場合はそのままカメラ本体側
に送られて、入力端子(SDI)からμmcow (M
C2)に読込まれる。このチエツクデータにより交換レ
ンズが装着されていることが判別された場合は開放測光
モードとなって露出制御装置(EXC)で絞りvJaが
行なわれる。一方、交換レンズが装着されていないこと
が判別された場合は、絞り込み測光モードとなって絞り
制御は行なわれない。
カウンタ(Co 5) 、  (Co 9)の出力が′
0001″ニナルト、レン;C(1)ROM (RO3
> (7)7ドL/ス”011−(”指定サレ、ROM
 (RO3)から開放絞り値データAVOが出力される
。なお、設定焦点距離に応じて絞り値が変化する光学系
を有するズームレンズの場合は、I&短焦点距離での開
放絞り値が出力される。ま、た、コンバータ(CV)の
ROM(ROl)のアドレス°’ 11−1″にはコン
バータ(CV)装着によるレンズの開放絞り値の変化量
に相当する一定値データβが記憶されている。デコーダ
(DE5)の端子(90)ノ”HrQh”により、RO
M (RO1) 。
(RO3)からのデータは直列加算回路(AL  1)
で加算されて(A VO+β)が算出され、このデータ
がアンド回路(AN30)、オア回路(OR3)を介し
て出力される。カウンタ(Co 5)、(Co 9)の
出力が“0010”になると、ROM(RO3)、(R
O1)lln−Pれ7FL/ス” 02 H″が措定さ
れる。レンズのROM(RO3)からの最小絞りのデー
タAV−aXとコンバータのROM (RO1)からの
データβとにより、開放絞り値の場合と同様に、A v
max+βのデータが、また装着されていない場合はA
 VIaXのデータが出力される。
h’y>夕(Co 5) 、  (Co 9) (1)
出力力” 0011 ” k: す6 ト、し>X(f
)ROM (RO3) (1)アドレス゛’03H”が
指定され、ROM CRO3)から開放測光誤差のデー
タが出力される。ここで、コンバータが装着されていな
い場合、このデータがそのままカメラ本体に読み込まれ
る。一方、コンバータ(CV)が装着されていると、表
4に示すようにデコーダ(DEN)の出力はすべて”l
ow”で、オア回路(OR3)の出力はレンズからのデ
ータとは無関係に“L ow”のままとなり、カメラ本
体では開放測光誤差として“0″のデータを読み取る。
これは、コンバータ(CV)を装着することにより、開
放絞りは比較的小絞りとなり、開放測光誤差は0”にな
ると考えてもよいからである。
カウント(Co 5ン、(Co9)の出力が“0100
″になると、ROM (RO1) 、  (RO3ンは
それぞれ“04H”のアドレスが指定される。
レンズ(7)ROM (RO3) の7ドt、’ス”0
4H”には、フォーカス用レンズ(FL)を繰出す場合
のモーター(MO)の回転方向を示すデータと、この交
換レンズが設定撮影距離に応じて交換係数の変化する型
式のレンズであるかどうかを示すデータとが記憶されて
いる。1例えば、モーターを時計方向に回転させるとフ
ォーカス用レンズが繰出される型式のレンズの場合は最
下位ピットが°゛1″、モーターを反時計方向に回転さ
せるとフォーカス用レンズが繰出される型式のレンズの
場合は最下位ビットがII O11になっている。また
、設定撮影距離によって変換係数が変化する型式のレン
ズの場合は最下位ビットが1”に、変化しない型式のレ
ンズの場合は最下位ビットが0″になっている。このデ
ータはコンバーク(CV)の装着とは無関係にカメラ本
体にそのまま送られる。
カウンタ(CO9)の出力が’0101”になるとデコ
ーダ(DE9)の出力は固定焦点距離のレンズの場合”
 00101” 、ズームレンズの場合”1001φ”
 ト6ッT、レンズ回路(LEC)+7)ROM (R
O3)はそれぞれ” 051−1 ”または” oo1
*****”のアドレスが指定される。尚、* * *
 * * ”はコード板(FCD)からのデータである
。ROM (RO3)のこのアドレスには固定焦点距離
レンズの場合そのレンズの固定焦点距Mfのlog 2
 fに対応したデータが、ズームレンズの場合そのズー
ムレンズの設定焦点距@fのlog 2fに対応したデ
ータが記憶されていて、このデータがカメラ本体へ出力
される。また、コンバータのROM (RO1)はアド
レス゛5H″が指定されており、このアドレスには、コ
ンバータ(CV)をカメラ本体(BD)と交換レンズ(
LE)との間に装着することにより変化する焦点距離の
変化量に相当するデータγが記憶されている。このとき
デコーダ(DE5)の出力端子(go)が“High”
になっているので、加算回路(ALl>により焦点距離
のデータfに一定値データγを加算したデータがカメラ
本体に送られる。この焦点距離は、カメラ振れの警告の
判別等に用いられる。
カウンタ(Co 9)の出力が“0110 ”になると
、ズームレンズの場合、デーコーダ([)E9)からは
“1010φ”のデータが出力され、端子(h4)が“
High″となって以降はデータセレクタ(DS  1
)の入力端α2からのデータが出力される。コレニヨリ
、ROM (RO3>はoio* * * * *”の
アドレスを指定される。このアドレスには、ズームレン
ズの焦点距離を最短焦点距離から変化させた場合の最短
焦点距離での絞り値からの絞り値変化量のデータΔAV
が設定焦点距離に応じて記憶されている。また、固定焦
点距離のレンズの場合、ΔAy−0なので、アドレス“
068″には0”のデータが記憶されている。このデー
タは、コンバータ(CV)の装着の有無とは無関係にカ
メラ本体にそのまま送られる。尚、このデータは、開放
測光データから絞り成分の除去をするための演算(Bv
 −AVO−ΔAv)−Avo−△AV及び設定又は算
出された絞り開口に実効絞りをilJ mlするための
演算AV −AVO−ΔAVに用いられる。
カウンタ(CO9)の出力が“0111”になると、ズ
ームレンズの場合デコーダ(DE9)の出力が” 10
11φ” トナ’)、ROM (RO3) ハ“’01
7 *****”のアドレスを指定される。このアドレ
スには設定焦点距離に対応した変換係数のデータKDが
記憶されている。また、固定焦点距離のレンズの場合、
ROM (RO3)は” 078″′のアドレスが指定
され、このアドレスには固定の変換係数のデータKDが
記憶されている。変換係数の変化を補償するような機械
伝達機構が内蔵されているコンバータが!*Iされてい
ればこのデータはそのままボディーに伝達される。
この変換係数のデータKDは、μ−cow  (MCI
)で算出されるデフォーカス量1ΔL1から1ΔL I
 XKDの演算を行なってモーター駆動機構(LMD)
の駆動量のデータを得るために用いられる。
また、変換係数のデータは、例えばデータが8ビツトの
場合、上位4ビツトの指数部と下位4ビツトの有効数字
部とに分けられ、表6のようにコードづけされている。
表   6 変換係数のデータKDは KD−(k3・2 +に2・2 +に1・2−2+kO
・2 )・2 ・21 1−に4・2+に5・2+に6・22 +に7・2J n−一定Ii!IC例えば−7) の演算で求める。尚、k3は有効数字部の最上位ビット
であるので必ず“1”になっている。従って、このよう
なコードづけを行なえばKDの値が相当に広い範囲で変
化してもμmcow(MCI)内で演算し易い、少ない
ピット数のデータとして記憶することができる。
第7図は、ズームレンズから出力される変換係数のデー
タと焦点距離との関係を示すグラフであり、横軸はlo
g 2fに対応し、縦軸は変換係数KOに対応する。
ところでKDは、焦点距離tに応じて直1i1A。
8.0に示すように連続的に変化するが、本実施例の場
合、折線A’ 、8’ 、C’で示すように、KDの値
をに1〜に33の離散的な値としている。
ここで、 K 1−2の場合KO−″0m1000″K 2−2+
2+2+2の場合KD−″01101111″K  3
− 2−’+2−’+  2−’の場合KD −“01
101110”K 4−2−′+ 2−与2−’(7)
 J1合KD−“01101101”K31−2+2の
場合K O−” 00101000”K32−2+2の
場合KO−“00111001”K33−2”δ場合K
D−“00101000”となっている。
ズームレンズの焦点距離は、コード板(FCC)により
多数の領域に区分されており、例えばAの変化をするレ
ンズであればt17〜f25の9ゾーンに分割されてい
る。この構成により、f25のゾーンであればそのゾー
ン内で最も小さいKlに最も近く且つ値の小さなデータ
に17、f24のゾーンであればに1G、「23のゾー
ンならに15、f22のゾーンならに13というデータ
が出力される。
このように、KOの値を定めるのは、以下の理由による
。即ち、KDを実際のデータよりも大きな値にしておく
と、合焦位置までフォーカス用レンズを駆動するのに必
要な駆動量に対応するエンコーダ(ENC)のパルス数
よりもN−KDX1Δm+で求められたNの方が多くな
り、結果として合焦位置をレンズが通り過ぎ、合焦位置
の前後でレンズがハンティングをしてしまうからである
。そこで、KOを小さめの値にしておけば次第に一方の
方向から合焦位置に近づくようになり、また、実際のK
Oとの差ができるだけ小ざくなるようにしているので、
フォーカス用レンズが合焦位置に達する時間を短かくす
ることができる。
尚、KDの値を常に小さめの値にした場合、実際のKD
の値との差が大きくなりすぎて合焦位置に達するまでの
時間が長くかかりすぎることが起こりうるが、時間を短
縮するために、B′に示すゾーンf18 、 f12の
ように実際の値よりも若干大きくなっている領域をわず
かに設けて、少しぐらい合焦位置から行きすぎてもよい
ようにしてもよい。
また、撮影距離が無限大だと実線のC(oo)、近距離
だと一点鎖線C(近)のように、撮影距離に応じて変換
係数が大幅に変化するズームレンズがある。このズーム
レンズでは、例えば焦点距離f1のゾーンで撮影距離が
無限大の位置から最近接の位置へ変化すると、Ko−に
1r−2−2カ)らKD−Kl5−2+2へ変化する。
このようなズームレンズにも対応できるように、本実施
例では、無限大の位置での変換係数のデータのみをRO
M(RO3)に記憶させ、合焦範囲の近傍のf!4域(
以下、近合焦ゾーンで示す)に到達するまでは、ΔLの
正負(即ち、デフォーカス方向)の信号だけに基づいて
フォーカス用レンズを駆動し、近合焦ゾーンにはいると
上述のKOと1△L1とによって求まるNの値に基づい
てレンズを駆動するようにしている。尚、焦点距離用の
コード板(FCC)の他に設定撮影距離用のコード板を
別設し、これらコード板によりROM (RO3)のア
ドレスを指定して正確な変換係数のデータを得るように
してもよいが、部品点数の増加、アドレス指定用のビッ
ト数の増加、ROMの容量の増加等の問題があり、実用
的でない。
更に、ズームリングを例えば、最短焦点距離の位置より
も短焦点側に移動させることによりマクロ撮影が行なえ
るように構成されたズームレンズがある。尚、このズー
ムレンズの機構は、第18図ないし第23図に基づいて
後出する。このようなズームレンズに対して、本実施例
ではマクロ撮影に切換えられるとコード板(FCD)か
ら°’ 11111″のデータが出力され、特定のアド
レス″01111111″が指定されるようにしである
。マクロ撮影の場合、神経の位置が変化したり、焦点深
度が浅くなったり、絞り値が暗くなったりして、AFモ
ードによる焦点調節は困難となるのでそのアドレスには
“φφφφ0110″のデータが記憶されており、その
に3はl Onとなっている。μmcoa(MC2)は
、このデータによりマクロ撮影に切換わっだことを判別
して、スイッチ(FAS)によりAFモードが設定され
ていても表示だけのFAモードに焦点調節モードを自動
的に切換える。
また、最近接の位置に撮影距離を設定しないとマイクロ
m影への切換えができないように構成されたズームレン
ズがある。尚、このズームレンズのm構は、第24図に
基づいて後述する。
このようなレンズの場合、マクロ撮影への切換操作によ
り第5図のスイッチ(MC8)が閉成され、インバータ
ClN17)、インバータ(I N 19)を介してア
ンド回路(AN40)〜(AN44)の出力がすべて“
lOW”になる。これによってROM(RO3)のアド
レス°’01100000”が指定される。
このアドレスにはKDとして“φφφφotoo”のデ
ータが記憶されていて、μmcow(MCI)はこのデ
ータのに3− kl−0によりマクロ撮影への切換操作
がなされたことを判別して自動的に撮影距離が最近接位
置になるようにモーター(MO)を回転させてフォーカ
ス用レンズを操出す。
合焦検出用の受光部は撮影レンズのあるきまった射出瞳
をにらむようになっていて、この神経と受光素子(フィ
ルム面と等価な位置)に対する瞳の位置とに基づいて撮
影レンズを透過した被写体からの光を受光素子が受光す
るかどうかがきまる。
従って、レンズによっては一部の受光部には光が入射し
ないようなものもある。このようなレンズでは合焦検出
を行なっても信頼性がないので、AFモード或いはFA
モードの動作は行なわない方が望ましい。そこでこのよ
うなレンズの場合には、ROM (RO3>のアドレス
(ズームレンズなら“o1i*****” 、固定焦点
距離レンズなら“00000.111” )に°°φφ
φφ0001″のデータをKDとして記憶しておく。μ
mCO麿(MC2)はこのデータにより、後述の# 1
B−2のステップでμmCO膳 (MCI)がAFモー
ドまたはFAモードによる焦点検出動作を行なわないよ
うにする。
なお、マクロ切換によりアンド回路(AN40)〜(A
N44)から”ooooo”または、″11111”の
データが出力される場合、ROM (RO3)のアトv
ス”oolooooon、  ”oom’m″ニハマク
ロ撮影時の焦点距離「に対応したデータが、アドレス“
01000000” 、  ”01011111”には
マクロ撮影時の△AVに対応したデータが記憶されてお
り、それぞれROM(RO3)から出力される。
また、カメラ本体での駆動軸の回転を焦点11m部材に
伝達する機構を備えていない交換レンズの場合には、マ
クロ撮影への切換と同様にKOとして“φφφφ011
0”が記憶されており、FAモードのみが可能とされる
。更に、上述のレンズと同様に伝達機構を備えていない
コンバータの場合には、カウンタ(CO2)の出力が°
’0111”になったときにROM (RO1)から°
゛φφφφ0110 ”が出力され、且つデコーダ(D
EN)の端子(gl)のみが“l−1−1i”になって
ROM(RO1)からのデータをカメラ本体に伝達する
ようにすれば、どのような交換レンズが装着されてもF
Aモードだけの動作が行なわれる。
カメラ本体と交換レンズとの間にコンバータを挿入接続
する場合、コンバータにより焦点距離が変化するので、
その増加量に対応したlだけカメラ本体からの駆動軸の
回転量を減少させる減速機構をコンバータ内に設ける必
要がある。即ちカメラ本体の駆動軸の回転量をそのまま
フォーカス用レンズの駆動軸に伝達する機構だけをコン
バータに備えた場合、レンズのKDをそのままカメラ本
体に伝達してN−KDX IΔL1だけカメラ本体の駆
動軸を回転させると、焦点距離の増加量に対応した量だ
け合焦位置からズしてしまうといった問題がある。そこ
で上記の減速機構を備えていないコンバータに対して、
本実施例では、例えば焦点距離を1.4倍にするコンバ
ータならKDが17/2に、llのコンバータならKD
が1/4になるように、それぞれKOの上位4ピツトの
指数部のデータ(k7に6に5に4 )から、1.4倍
のコンバータなら1を減じ、2倍のコンバータなら2を
減するようにしている。
(以下余白) 第5図において、カウンタ(Co 5)の出力が“10
00”になると、表4に示すようにコンバータ回路(C
VC>のROM (RO1)からはコンバータ(CV)
が装着されていることを示す“01010101”のチ
エツクデータが出力される。
このとき、デコーダ(DE5)の端子(gl)がl−1
−1i”になっているので、このチェックデータハレン
ス回路(LEC) のROM (RO3) からのデー
タとは無関係にアンド回路(AN31)。
オア回m(OR3)を介してカメラ本体(BD)に送ら
れる。
カウンタ(CO5)の出力が“1001″になると、こ
のコンバータ装着で光束が制限されることによる光のケ
ラレに基づいて定まる絞り値のデータAVIがROM 
(RO1)から出力され上述と同様にして、アンド回路
(AN31)、オア回路(OR3)を介してカメラ本体
に送られる。このデータAvlは、u −cow (M
 C,2)で開放絞り値のデータAVO+βと比較され
る。AVO+B<AVIのときには、測光出力が3v 
−AVIとなっているので、(3V −Avl) +A
vl−Byおよび絞す込ミ段数データAV−(AVO+
β)が演算される。
上述のようにして、レンズ(LE)およびコンバータ(
CV)からのデータの取り込みが完了すると、第3図の
フローチャートにおいて、測光回路(LMC)の出力の
A−D変換が行なわれ(#13)、このA−D変換され
た測光出力のデータが所定のレジスタに格納される(#
13)。
#15のステップではレリーズフラグRLFが″“1゛
′かどうかが判別され、このフラグが“1″のときは#
28のステップに直接移行し、O″のときは#16ない
し#26のステップを経て#28のステップに移行する
。ここで、レリーズフラグRLFは、レリーズスイッチ
(RLS)が閉成されて#59ステップ以降の割込み動
作が行なわれる場合でカメラの露出制御値が算出されて
いるときに“1″に設定されるフラグである。尚、この
割込み動作時に露出制御値が算出されていないことが#
63のステップで判別されたときは、# 5以降のステ
ップで上記データの取込み動作を行ない、#15のステ
ップでRLF−1ならば、#16以降のステップにおけ
るAF、FAモードによる焦点検出動作のフローをジャ
ンプして#28のステップで露出演算を行なりた後に、
#30のステップを経て#64以降のステップで露出N
御を行なう。
#16のステップでは、AFモードまたはFAモードに
よる焦点検出動作が可能であるか否かの判別が行なわれ
、可能であれば#17のステップに、不可能であれば#
28のステップに移行する。このステップでは、レンズ
が装着されているか否か(116−1) 、射出瞳の径
と位置とできまる条件が受光部に適合しているか否か(
#1θ−2)、焦点検出用の全ての受光部に被写体から
の光が入射しているか否か(# 16−3) 、測光ス
イッチが閉成されているか否か(# 16−5>の判別
が順次行なわれる。
ここで、チエツクデータ“01010101”が入力し
ていない場合(#16−1) 、KDのデータのに3〜
kOが0001”の場合(#1!3−2)、レンズの、
射出瞳の径が小さすぎて開放絞り値AVO,AVO+β
、Av。
+ΔAYまたはAVIが一定絞り値【例えば5(F 5
.6) ] Avcより大きい場合(916−3>には
、ともにAFモード、FAモードによる焦点検出動作は
不可能であるので、# 1G−4のステップにおいて焦
点検出動作が行なわれないことが表示IIJIII回路
(DSC)で警告表示された後に、#28のステップに
移行する。また、測光スイッチ(MES)が開放されて
いて(io)が“LOW″の場合(# 16−5)には
、FAモードのみの動作を15秒間だけ行なわせるため
に#28のステップに移行する。
チエツクデータの入力、k3〜kO≠“oooi”AV
O,AVO+β、AVO+AVまたはAwl≦AVC。
(10)の“High”がともに判別された場合には#
17以降のステップに移行する。
#17のステップでは、出力端子(ol)が”Htgh
”になり、μmcow(MCI)はその入力端子(il
l)のHighllによりAF、FAモードによる焦点
検出動作を開始する。#18のステップではμmca1
Mc2)に読込まれた変換係数のデータKDを入出力ボ
ート(110)からデータバスに出力して、ラッチ回路
(LA)にラッチさせる。このランチ回路(LA)でラ
ッチされたデータは、μmcos(MCI)の後述のN
o、93のステップで読込まれる。
#19のステップでは、カウンタ(Co 9)の出力が
“0100”のときに読込まれたデータに基づいて、装
着されたレンズが、撮影距離に応じて変換係数KOが変
化する型式のレンズかどうかを判別する。ここで、変化
するレンズであればμmCOI(MC2)の出力端子(
03)即ちμmcoin(MCI>の入力端子(i13
)を“)−1+gh″に、変化しないレンズであれば’
 L OW″にする。
μmcow(MCI)はこの信号により後述のAFモー
ドでの動作を切換える。
#22のステップでは同じくカウンタ(Co9)が“0
100″のときに読込まれたデータに基づいてフォーカ
ス用レンズを繰出すときのモーター(MO)の回転方向
を判別する。ここで、時計方向であればμmca1Mc
 2)の出力端子(02)即ちμmCO麿(MCI)の
入力端子(i12)を−I Hi、、hNに、反時計方
向であれば’ l ow”にする。μmcow(MCI
)はこの端子(i12)への信号とデフォーカス方向の
信号とでモーター(MO)の回転方向を決定する。
#25のステップでは、変換係数データKDの3番目の
ビットに3が“1”か“0”かを検知することにより、
装着されたコンバータ(CV)、レンズ(LE)でAF
モードによる焦点検出動作が可能かどうかを判別する。
このとき、k3−1ならAFモードが可能なので、フラ
グMFFを“0″にして#28のステップに移行する。
一方、k3−0ならAFモードが不可能なのでMFFを
“1″にして、次にスイッチ(FAS)によりAFまた
はFAのいずれかのモードが選択されているかを検知す
る。ここで、AFモードが選択されていて入力端子(1
1)が“)l igh”であれば、撮影者によりAFモ
ードが設定されていても自動的にFAモードに切換えら
れることを表示制御回路(DSC)によって警告表示を
行なわせて、#28のステップに移行する。入力端子(
11)が“LOW″なら、FAモードがもともと選択さ
れているのでそのまま#28のステップに移行する。
#28のステップでは、#5ないし#14のステップで
読込まれた設定露出MII11[、測光値、レンズから
のデータに基づいて公知の露出演算を行ない、露出時間
と絞り値のデータを算出し、フラグLMFを“1″にす
る。
#30のステップではレリーズフラグRLFが“1″か
どうか判別し、°′1”のときは#64以降のステップ
の露出制御動作のフローに戻り、“0″のときは#31
のステップに移行する。#31のステップでは出力端子
(o8)を介して’)(igh”にすることによりイン
バータ(IN8)をトランジスタ(BT3)を導通させ
、発光ダイオード(L D 10)〜(L D In)
による警告表示および液晶表示部(DSP)による露出
IIJ m値の表示を行なわせる。
#33のステップでは測光スイッチ(MES)の開閉状
態を判別する。ここで、測光スイッチ(MES)が閉成
されていて(i 0 )が“Htgh″であれば、タイ
マー割込みのための15秒カウント用のデータをタイマ
ー用のレジスタTcに設定しく#34)、タイマーをス
タートさせ(#35)、タイマー割込を可能(#36)
として#2のステップに戻る。この場合には、(10)
が“)(igh”(81光スイツチ(MES)が閉成さ
れたまま)なので、直ちに#3のステップに移行してタ
イマー割込を不可能にして前述と同様の動作を繰返す。
一方、測光スイッチ(MES)が開放されていて(10
)が゛”low”であれば、スイッチ(FAS)により
AF、FAのいずれのモードが選択されているかが判別
され(#37)、レンズからのデータに基づいて#25
のステップで定められたモードが判別(#3g)される
。ここで、入力端子(11)が“’ l ow’“でF
Aモードが選択されている(#37)か、またはAFモ
ードが選択されていてもフラグMFFが1″でレンズ側
がFAモードでの動作しかできない場合には、#40の
ステップに移行する。AFモードが選択され且っMFF
Ifi”O”の場合には、出力端子(01)を’ l 
ow”に(#39)してμmcow  (MCI)の動
作を停止させた後に#40のステップに移行する。尚、
#37. #311のステップでFAモードが判別され
たときは、端子(01)は“H’rgh”のままで#4
0のステップに移行し、μm001(MC1)の動作は
続行される。
#40のステップではスイッチ(EES)の[1m状態
が判別され、露出側′a機構のチャージが完了しておら
ず(12)が“High”であれば、#47のステップ
に移行して後述する初期状態への復帰動作を行なう。露
出i制御機構のチャージが完了していて(12)が″”
Low”であれば、#3Gのステップを経て#2のステ
ップに戻り、再び測光スイッチ(MES)が閉成されて
入力端子(10)が“l−1−1i”になるか或いはタ
イマー割込みがあるのを持つ。
さて、タイマー割込があるとレジスタToの内容から1
が差引かれ(#45) 、Tcの内容が゛°0パになっ
たかどうかが判別される( # 46)。TC≠0の場
合、#≦以降のステップに移行して前述のデータの取込
、露出演算等の動作を行なう。このとき、FAモードで
あれば、端子(01)が” High ”なのでμmC
al(MCI)はFA用(1)動作を繰り返し、AFモ
ードであれば#39のステップで端子(ol)が“L 
ow”にされているのでμmCog (MC1)の動作は停止している。
一方、Tc−0となると出力端子(00)。
(01) 、  (08)が’Low″とされて、トラ
ンジスタ(BTl)及びバッフy (BF)による給電
の停止、FAモードの場合のtt −cow (M C
I )の動作停止、トランジスタ(Br3)による給電
の停止が行なわれる。さらに、液晶表示部(DSP)の
ブランク表示、フラグ1〜4FF。
LMFのリセットを行なった後に#2のステップに戻る
以上の動作を要約すると、測光スイッチ(MES)が開
成されている間は、データの取込み、 μmco1M(
MCI)の動作、Ti出演痺9表示の動作が繰返し行な
われる。次に、測光スイッチ(MES)が開放されると
、AFモードのときは、直ちにμmcora (M C
,1)の動作は停止されてデータの取込み、B出演簿1
表示の動作が15秒間繰返され、FAモードのときは、
データの取込み、μmcow(MCI>によるFA動作
、fl出出演算表示の動作が15秒IIBIII返され
る。また、露出?J ′wJII構のチγ−ジが完了し
ていないときは、測光スイッチ(MES)が開放される
とデータの取込み。
μmcow(MCI>の動作、露出演算9表示の動作を
直ちに停止する。
なお、−旦、#16−4. #27−2のステップで警
告表示を行なっても次のフローの時点で警告の必要がな
くなれば、この警告をキャンセルするためのデータを表
示制御回路<DSC)に伝達する必要があることはいう
までもない。
次に露出制tIl1機構のチャージが完了した状態でレ
リーズスイッチ(’RLS)が開成された場合の動作を
説明する。この場合、μmcow(MC2)はどのよう
な動作を行なっていても直ちに#59のステップからの
レリーズ割込みの動作を行なう。まず、レンズからのデ
ータの読込み中に割込みがかかる場合を考慮して、端子
(O゛6)を’10w”にしてコンバータおよびレンズ
の回路<CVC>。
(LEC)をリセット状態にしくC59)、端子(01
)を“low“にして、μmcoo  (MCI)によ
るAF又はFAモードの動作を停止させる(C60ン。
さらに出力端子(O8)を’ l ow”にして警告用
の発光ダイオード(L D 10)〜(L D in>
を消灯させて(C61)、レリーズフラグRLFに°゛
1″を設定(C62)した後に、前述の7ラグLMFが
1?′がどぅがを判別する(963)。
ここで、フラグLMFが1″であれば露出制御値の算出
が完了しているのでC64のステップに移行する。一方
、LMFが“o″であれば、露出制御値の算出が完了し
ていないので#5以降のステップに移行して露出III
御値を算出してC64のステップに移行する。
C64のステップでは、C28のステップで算出された
絞り込み段数のデータAV −AVO,AV −(A、
  vo + Δ Av  )  、  Av  −(
AVO+ β ン 、AV  −(Avo+β+ΔAV
)がデータバス(DB)に出力され、出力端子(04)
からデータ取込み用のパルスが出力される(C65)。
これによって、露出l1lIp装置(EXC)に絞り込
み段数のデータが取込まれるれるとともに、露出制御機
構の絞り込み動作が開始され、取込まれた絞り込み段数
だけ絞りが絞り込まれると絞り込み動作が完了する。
出力端子(04)からのパルス出力から一定時間が経過
すると(C66)、算出された露出時間のデータTvが
データバス(DB>に出力され、出力端子(05)から
データ取込み用のパルスが出力される(C67、C68
) 、このパルスによって露出制m+装置(EXC)に
は露出時間のデータが取込まれるとともに、内蔵された
ミラー駆動回路によりミラーアップ動作が開始される。
ミラーアップが完了すると、シャッター先幕の走行が開
始するとともに、カウントスイッチ(CO8)が閉成し
て取込まれた露出時間データに対応した時間のカウント
が開始する。カウントが終了するとシャッター後幕の走
行が開始され、後幕走行の完了。
ミラーのダウン、絞りの開放により、スイッチ(EES
)が閉成する。
μmcow(MC2)は、このスイッチ(EES)が開
成して入力端子(12)が“High”になったことを
判別すると(C69)、レリーズフラグ(RLF)をリ
セットして(C70)、測光スイッチ(MES)が閉成
されていて入力端子(10)が“’l−1−1i’かど
うかを判別する(C71)。ここで、(10)が” H
igh”であれば、#2以降のステップに戻り、前述の
データ取込み0μmCOII(MCI>の動作、露出演
算1表示の動作を繰返す。一方、C71のステップで測
光スイッチ(MES)が開放されていて入力端子(10
)が“LOW”ならば#47以降のステップに移行して
、μmco1Mc2>を初期状態にセントして#2のス
テップに戻る。
第8図、第9図、第10図は、μmcow  (MCI
)の動作を示すフローチャートである。μmcoIl(
MCI)の動作は、以下の3つのフローに大別される。
No、1JX降のステップは、μmcoi(MC2)が
らの合焦動作指令により開始されるメインのフローテア
リ、C11御[[1(COT) によるccD(FLM
)の動作開始(NO,8)、モータ回転の有無の判別(
N O,10〜N0.13> 、CODの最長積分時間
の計時および最長積分時間経過時の動作(No、14〜
19)、フォーカス用レンズの終端位置の検知と最長積
分R間の計時(N 0035〜44ン、終端位置でのモ
ータ停止および低コントラスト時の回転再開(N o、
43〜48.51〜67)、μmCmC011(I)の
動作停止時の初期設定(N o、25〜33)、低輝度
時のCODデータの変換(No、78〜80)、デフォ
ーカス量およびデフォーカス方向の算出(N O,81
〜91)、AFモード動作が可能なレンズか否かの判別
(N o、92〜96)、コントラストの判別(No、
100 ) 、A Fモードの場合の合焦ゾーンへのモ
ータ駆動および合焦判別(N o、 125〜196)
(第9図)、FAモードの場合の合焦判別(N O,2
40〜261)  (第10図)、低コントラスト時の
動作(No、105〜115,205〜214) 、最
近接撮影位置でマクロ撮影への切換が可能なレンズの場
合のモータ駆動(N o、220〜232)等の動作が
行なわれる。
No、70〜76のステップは、111回路(COT)
からの端子(1t)へのCOD積分完了信号によりCO
D出力データの読込み動作が行なわれる端子割込みのフ
ローである。また、第8図のN o、200〜204の
ステップは、エンコーダ(ESC)を介してカウンタE
CCから一致信号が出力することにより合焦判別がなさ
れるカウンタ割込みのフローである。尚、−旦、端子割
込みが可能とされると、以後にカウンタ割込みの信号が
発生しても端子割込みの動作終了後でないとカウンタ割
込みは実行されないように、両者の割込み動作の優先順
位が定められている。以下このフローチャートに基づい
て本実施例におけるAF。
FAモードの動作を説明する。
まず、電源スィッチ(MAS)の開成に応答してパワー
オンリセット回路CPOR1)からリセット信号(PO
1)が出力され、このリセット信号でμ−cow(MC
I)は特定番地からのリセット動作(NO,1)を行な
う。No、2のステップではスイッチ(FAS)が閉成
されて入力端子(110が“Hrgh”となっているか
どうかを判別する。
ここで、(ill)が“)ligh”であればAFモー
ドが選択されているのでフラグMOFにONを設定し、
”1ow”であればFAモードが選択されているのでフ
ラグMOFに“1″を設定する。
N015のステップでは、μmcoIl(MC2)の出
力端子(01)が” High″即ち入力端子(in)
が“l−(tgh”になりているかどうかを判別する。
ここで、入力端子(ill)がLOW”ならNo、2の
ステップに戻って以上の動作を繰り返す。
(ill)が“)ligh”になっていることが判別さ
れると、出力端子(016)を“High″にして(N
O,6)、インバータ(INS)を介してトランジスタ
(Br3)を導通させて電源ライン(VF)からの給電
を開始させる。次に、C0D(FLY)の積分時間計時
用レジスタITRに最長積分時間に対応した固定データ
C1を設定する(No、7)。次に、出力端子(010
)から”@igh”のパルスを出力して<NO,8> 
、 WJ’la回路(COT)にCCD (FLM)の
積分動作を開′始させ、割込を可能(NO,9)とした
後にNo1Oのステップに移行する。
No、10ないし13のステップでは、モーター(MO
)が回転しているか否かが順次判別される。
即ち、第1回目の合焦検出動作がなされているか否かが
7ラグFPFにより(NO,10) 、フォーカス用レ
ンズ(FL)の駆動位置が最近接または無限大の終端位
置に達しているか否かが終端フラグENFにより(NO
,11) 、駆動位置が合焦ゾーン内に入っているか否
かが合焦フラグIFFにより(No、12)、スイッチ
(FAS)によりいずれのモードが選択されているかが
フラグMOFにより(No、13) 、それぞれ順次判
別される。
ここで、1回目の合焦検出動作がなされているか、レン
ズが終端位置に達しているか、合焦ゾーンに入っている
か、またはFAモードが選択されている場合は、モータ
ー(MO)の回転は停止しているのでNo、14以降の
ステップに移行する。また、2回目以降の合焦検出動作
がなされており、レンズが終端位置9合焦ゾーンに達し
ておらず、且つAFモードが選択されている場合は、モ
ーター (MO)は回転しているのでp4 o、35以
降のステップに移行する。尚フラグFPFは、第1回目
の合焦検出動作がなされているwinは“1”、2回目
以降の動作時は“O″になり、終端フラグENFはフォ
ーカス用レンズ(FL)の駆動位置が最近接位置或いは
無限大位置に達していてモーター(MO)をそれ以上回
転させてもエンコーダー(ENC)からパルスが出力さ
れないときに1″になり、合焦フラグIFFはレンズが
合焦ゾーンにはいると1” はずれているときは“0′
になる。
No、14以降のステップでは、まず積分時間計時用レ
ジスタITRの内容から“1Hが差引かれ(No、14
)、このレジスタITRからボローBRWがでているか
どうかを判別する(No、15)。
ここで、ボローBRWがでていなければ、低輝度フラグ
LLFに“0”を設定しくNo、18> 、μmcow
  (MC2)から入力端子(ill)にμmcoI(
MCI)を動作させるための“)−1igh”信号が入
力しているかどうかを判別しくNo、19) 。
(ill)が°’)ligh”であればNo、14のス
テップに戻り、この動作を繰返す。また、“l ow″
であればN o、25以降のステップに移行して初期状
態への復帰動作を行なった後に、No、2のステップに
戻って再び入力端子(ill)が“High″になるの
を持つ。一方、N0015のステップでボローB RW
がでたことが判別されると、最長の積分時間が経過した
ことになり、出力端子(011)にパルスを出力(No
、16) (、てCCD (FLM)の積分動作を強制
的に停止させ、低輝度フラグLLFを1″にして、II
J(11回路(COT)から割込端子(it)に割込信
号が出力するのを持つ。
No、35以降のステップでは、まず、計時用レジスタ
T W Rに一定時間データc2が設定され(No、3
5)、レジスタITRの内容がらn (例えば3)を差
引いてボローBRWがでているがどうかを判別する( 
N o、37)。ここで、レジスタITRからボローB
RWがでていると、前述と同様に、最長積分時間が経過
したことになるので、No、16のステップに移行して
COD (FLM)の積分動作を強制的に停止させ、低
輝度フラグLLFを1″にして制御回路(COT)から
割込端子(it)に割込信号が入力するのを持つ。
また、ボローBRWがでていなければ低輝度フラグLL
Fを“0″にし、レジスタTWRから′1”を差引いて
ボロー8 RWが出ているかどうかを判別する(No、
40)。このとき、ボローBRWがでていなければ入力
端子(ill)が”)ligh’になっているかどうか
をNo、41のステップで判別する。(ill)が“H
fh”になっていればNo、36のステップに戻り、“
’ l ow”になっていればNo、25のステップに
移行する。尚、CI/n>C2になっていて、No、3
7のステップでの判別でボローBRWがでるまでの間に
、N 0040のステップでの判別で複数回のボローが
でる。
N o、40のステップでボローBRWがでると、エン
コーダ(ENC)からのパルス数をカウントしたデータ
ECDをレジスタECD1に設定し、(NO,42) 
、この設定データとレジスタECR2の内容とを比較す
る( N O,43)。尚、レジスタECR2にはそれ
以前に取込まれたカウントデータが設定されている。こ
こで、レジスタECR1。
ECR2の内容が一致しない場合は、レンズが移動して
いることになるので、レジスタECRIの内容をレジス
タECR2に設定(NO,44)L、てN o、35の
ステップに戻る。
N o、43のステップでレジスタECR1とECR2
との内容が一致する場合は、前回に取込まれたエンコー
ダ(ENC)からのパルスのカウントデータが変化して
いない、即ちレンズが移動せず、最近接位置或いは無限
大位置に達してしまっていることになる。従ってこの場
合には、割込を不可能(No、45)とし、出力端子(
011)にパルスを出力(No、46) シてCOD 
(FLM)の積分動作を強制的に停止させ、出力端子(
012)。
(013)をともに“l ow” (N o、47)に
してモーター(MO)の回転を停止させ、低コントラス
トフラグLCFが°1°′かどうかを判別する( N 
O,48)。尚、このフラグLCFは被写体が低コント
ラストであって、COD (FLY)の出力に基づいて
算出されたデフォーカス量ΔLが信頼性に乏しいときに
1”になる。ここで、フラグLCFが0″のときには終
端フラグENFを“1”にして(No、49) 、第1
0図のN o、270のステップに移行する。N 00
270のステップでは、入力端子(it4)が’ )l
 tgh”のままかどうかを判別し、(it4)が“H
igh″でAFモードが選択されたままであればそのま
まN O,2のステップへ移行する。一方、(it4)
が“low”になっていてFAモードに切換えられてい
れば、フラグFPFを1”にし、端子(012)、  
(013)を“” l ow”にしてモーター(MO)
を停止し、フラグLCF、LCF1 、LCF3 e“
o”にした後にN002のステップへ戻る。
以上の動作を要約すると、μmcow  (MC2)か
らの合焦検出動作の指令により、CODの積分を開始さ
せ、割込を可能として、最長の積分時間のカウントを開
始させる。このときモーター(MO>が回転していなけ
れば、この最長積分時間をカウントしながら割込信号が
入力するのを持ち、最長時間が経過しても割込信号が入
力されなければCODの積分を強制的に停止させて、割
込信号が入力するのを持つ。一方、CODの積分動作を
開始させたときにモーター<MO)が回転していれば、
積分時間のカウント中にレンズが終端位置に達している
かどうかを周期的に判別しながら割込信号の入力を待ち
、最長積分時間が経過しても割込信号が入力せず、且つ
レンズが終端に達していなければ、CCDの積分を強制
的に停止させて割込信号を待つ。また、レンズが終端に
達していれば、割込を不可能として積分を強制的に停止
させ、モーター(MO)の回転を停止させて、再びCO
Dの積分を行ない、後述するように、ΔLを算出して合
焦かどうかを判別し、以後はμ−cow  (MC2)
からμmcow  (MCI>の入力端子(+11>へ
“)ligh”の信号が入力されてぃてもμ−cal(
MO,1)は合焦検出、焦点調整の動作を行なわず、こ
の信号が°’LO1*”になって再度測光スイッチ(M
ES)が閉成され入力端子(ill)がHigh”にな
るとNO12のステップからの動作を開始する。
さて、No、4BのステップでフラグLCFが1°。
であることが判別されると、次に7ラグLCF1が1″
かどうかが判別される(No、51)。ここで、LCF
が“0″であればLCF 1を1″にして(No、52
) 、No、+30のステップで合焦方向フラグFDP
が“1″かどうかを判別する。なお、フラグLCF 1
は所謂バカボケか苦力1を判定するためにコントラスト
が所定の値以上になるレンズ位置を走査するためのフラ
グ、フラグFDFIま、ΔL>Oでレンズを繰込むとき
(前ピン)は°゛1″、ΔL<Oでレンズを繰出すとき
(後ビン)(よ0″になるフラグである。このときFD
Pが“1″なら”0”に、“0”なら“1”に設定し直
され、それぞれ入力端子(+12)が’High”かど
うかが判別される( N o、63.64)。即ち、レ
ンズを繰出すためのモーターの回転方向を判別し、N 
0063のステップで(+12)が“l−1−1i”な
ら、レンズを繰出すためには時計方向に回転させなけれ
ばならないので、N O,136のステップに移行して
端子(012) ’Ir ”High”、  (013
) ヲ”LOW”にする。(+12)が°’ L ow
’なら、レンズを繰出すためにはモーター(MO)を反
時計方向に回転させなければならないので、No、65
のステップに移行して端子(012)を“l OW” 
、  (013)を“@ igh”にする。また、No
、64のステップで(+12)がHigh″なら、レン
ズを繰込むには反時計方向にモーター(MO)を回転さ
せなければならないのでNo、65のステップに移行す
る。
(+12)が“l ow”なら、レンズを繰込むには時
計方向にモーター(MO)を回転させなければならない
のでNo、’66のステップに移行する。次にNo、6
7のステップでは端子(014)を″)l igh″に
してモーター(MO)を高速で回転させ、No、270
のステップに移行する。
No、51のステップでフラグLCF  1が“1”で
ぁることが判別されると、低コントラストのままで最近
接または無限大の終端位置に達したことになり、モータ
ー(MO)を停止させ(N O,53)、(111)が
“LOW”になるのを待ち(N o、ss)、フラグL
CF、LCF  1.LCF 3を°′0″にしてN 
O,25のステップに戻るa さて、低コントラストの場合の一連の動作を説明する。
まず、AFモードで低コントラストの場合、出力ボート
(OPO)に“101”を出力して警告表示を行ない(
No、105 > 、次にフラグLCFが“1”になっ
ているかどうかを判別する。
(No、107 )。ここで、フラグLCFが°゛1″
でなく、今回はじめて低コントラストになったのであれ
ば、フラグLCF、LCF 3を1″にして(No、 
108,109) 、No、110のステップで最初の
動作(FPF−1)かどうかを判別する。フラグFPF
が“0″の場合はそれまでの動作では低コントラストで
はなく、今回の測定が誤りである可能性もありうるので
、N o、280のステップに移行して、No、270
,271のステップを経てNo、2のステップに戻り、
再度測定を行なわぜる。このとき、モーターは前回の算
出値に向って回転している。
尚、終端フラグENFが°′1″でNo、110のステ
ッフヲ経てN O,280のステップに移行した場合は
、モーター(MO)の回転は停止しているので、入力端
子(ill)がLOW″になるのを持って(No、28
1 ) 、フラグLCF、LCF 3を′○″にして(
No、282 )からN O,25以降のステップでμ
mcoIl(MCI)の動作停止のための初期値設定を
行なう。
また、No、110のステップでフラグFPFが″1′
°で最初の動作であることが判別されると、フラグFP
F、LCF 3を0″にして(No、 111,113
) 、No、205のステップでデフォーカス量ΔLの
正負を判別する。ΔL>Oで前ピンならフラグFDFを
1゛、ΔL<Oで後ビンならフラグFDPを“0”とし
くNo、 206,209)、前述のNo、63〜66
のステップと同様に、レンズを繰出すためのモーター(
MO)の回転方向に応じてモーター(MO)を反時計方
向或いは時計方向ニ回転させる。次にN O,212の
ステップで積分時間(レジスタITRの内容)が一定f
ilc 7よりも短時間かどうかを判別して、積分時間
が一定値以下((ITR)≧07)のときは端子<01
4)を“Hioh”としてモーター(MO>を高速駆動
させ(No、213 ) 、積分時間が一定値以上のと
きは端子(014)を“LOW”としてモーター(MO
>を低速駆動させ(No、214 > 、No、270
のステップを経てNo、2のステップに戻って、再び測
定を開始させる。このようにして、以後測定値が低コン
トラストでない値になるまで、最初にきまった方向へレ
ンズを移動させる。
低コントラストのままでレンズが一方の終端位置に達す
ると、N O,52のステップでフラグLCF  1を
“1″にして移動方向を逆転させ、更に測定を繰返しな
がらレンズを移動させる。低コントラストのままで更に
、他の終端位置に達すると一方の終端から他方の終端ま
でレンズが走査・されたことになるので、NO,55の
ステップに移行してき動作を停止する。なお、この動作
中に測定値が低コントラストでないことが判別されると
No、101のステップに移行して、後述のデフォーカ
ス量に基づくレンズ制御の動作を行なう、ここで、突然
低コントラストになったときは、前述のように一回目の
測定値は無視して再度測定を行なわせ、このときも低コ
ントラストならフラグLCF 3は1”になっているの
で(No、112 )、LCF 3を“′O″にしてN
 o、205のステップに移行し、このときの測定値に
基づいてレンズの移動方向をきめてコントラストが一定
値以上になる位置をさがす。
FAモード(MOF−1>で低コントラストの場合には
、No、106のステップからNo、115のステップ
に移行して、フラグLCFを°t1s、フラグLCF 
1.LCF3を“0パ、フラグFPFを“i”、終端フ
ラグENFを“0”、出力端子(012) 、  (0
13)を’ L ow”として、N O,258のステ
ップに移行し、後述する動作を行なって、再び測定を行
なう。
μm00膳(MC’1)が、NO19〜13のステップ
からN o、14.15.18.19のループまたはN
 o、35〜40゜42〜44のループまたはN O,
36〜41のループを実行しているときに、COD (
FLM)の積分動作が完了して割込み端子(it)に制
御回路(Go下)から“High”のパルスが入力する
と、μmCOI(MC1)はNo、70のステップにジ
ャンプして割込み動作を開゛始する。まず、エンコーダ
(ENC)からのパルスをカウントした値ECOがレジ
スタECR3に設定され(No、70) 、CODの受
光部の数、即ちμm001(MCI)の入力ボート(I
PO)に入力されるデータの数に相当する値C3がレジ
スタDNRに設定され(No、71)、No、72のス
テップで入力端子(ilo)に’)−1igh”のパル
スが入力されるのを待つ、COD出力のA/D変換が終
了して入力端子(ilo)が”HtfJh ” Isす
6z!:、入力ボート(TPO)に入力された1つのC
OD出力データCDがレジスタM(DNR)に設定され
る< N 0073)。次に、レジスタDNRの内容か
ら1゛が差引かれ(No、74)、このレジスタDN、
RからボローBRWが出力されるまでNo、72〜75
のステップが繰返される。このようにして、COD出力
データCDが順次レジスタM(DNR)に設定される。
すべてのCOD出力データCDの取り込みが完了すると
、リターンアドレスを設定して、そのアドレスにリター
ン動作を行なって、No、77のステップ以降のメイン
のフローに移行する。
No、77のステップではフラグLLFが“1″がどう
かが判別される。ここで、LLFが“1”ならばCOD
からのデータCDのうちで最大のデータMACDが探さ
れる( N O,78)。このデータMACDの最上位
ピットが1”でないときは全てのCCO出力データAL
CDが2倍され(No、80)、また、“1Nであると
きは2倍するとオーバーフローするデータがでるのでそ
のままNo、81のステップに移行する。一方、フラグ
LLFが0″ならば直ちにN o、81のステップに移
行する。
NO,8113よび90のステップでは、それぞれフィ
ルム面と等価な面での二つの像のシフト量の整数部およ
び小数部の演算が行なわれる。尚、これらステップでの
シフト量の演算の具体例は、例えば米国特許第4333
007号又は、特開昭57−45510号に詳細が説明
しであるので省略する。N O,82〜85のステップ
では、前述のN o、10〜13のステップと同様に、
モータ(MO>の回転の有無が判別される。
ここで、モータ(MO)が回転していれば、エンコーダ
(ENC)からのパルス数のカウントデータECDがレ
ジスタECR1に取込まれ(N O,86)、このデー
タとN O,44のステップで以前に取込んだレジスタ
ECR2の内容とが比較される。
(ECR1) −(ECR2)ならレンズは終端に達し
ていることになるので、前述のNo、47のステップか
らの動作に移行し、 (ECR1)≠(ECR2)ならレンズは終端に達して
いないのでECR1の内容をECR2に設定し直してN
o、89のステップに移行する。一方、モーター<MO
)が回転していなければ、直らにN o、89のステッ
プに移行する。
N0189のステップでは入力端子(ill)が“Hi
gh”かどうかを判別し、“しOW″のときはN O,
25ステツプ以降の焦点検出動作の停止および初期設定
がなされ、“High”のときはN O,90のステッ
プに移行してシフト量の小数部を算出し、No、81お
よびN o、90のステップで算出されたシフト層に基
づいてデフォーカス量ΔLが算出される(N(+、91
ン 。
No、92のステップでは、フラグMOFによりAFモ
ードかどうかを判別して、AFモードならNo、93の
ステップへ、FAモードならNo、100のステップへ
移行する。AFモードの場合、まずμmcow(MC2
)によりラッチ回路(LA)にラッチされていた変換係
数KDを入力ボート(IPI)から取り込み(No、9
3)、コノデータのに3が“ON且つに2が′1”かど
うかを判別する( N 0.94 ) a <−c−テ
、k3−0 且ツに2−1 f) 場合1cは、前述の
ように、交換レンズがAFモードでの動作が不可能なの
で、モードフラグMOFを“1″(FAモード)にして
N O,96のステップに移行する。一方、k3−1ま
たはに2−0であれば、AFモードが可能な交換レンズ
が装着されていることになり、No、100のステップ
に移行する。更に、N o、96のステップでは、kl
−0かどうかを判別し、kl−1であればNo、100
のステップに移行する。
kl−0ならば、前述のように、最近接位置までレンズ
を繰出さないとマクロに切換えられないレンズが装着さ
れていて、マクロに切換えようとされていることになる
。このときにはN o、220のステップに移行して出
力端子<014)を’ High″にしてモーター(M
O)を高速で回転させ、次に、入力端子(i12)が″
)l ;gh”かどうかを判別する(No、221 )
。ここで、(112)が“)ligh”であれば時計方
向に回転させることによりレンズが繰出されるので出力
端子(012)を“@ igh”に、またlow”なら
反詩計方向に回転させることにより繰出されるので< 
013)を@igh”にした後に、エンコーダからのパ
ルスのカウントデータECDをレジスタECR2に取り
込む(N o、224 ) 。
次に、レジスタTWRに一定時間用データC8を設定し
くNo、22s > 、このレジスタTWRの内容から
“1”をひいてボローBRWがでたかどうかを判別する
動作を繰返し、一定時間が経過してボローB RWがで
るとエンコーダからのパルスのカウントデータECDを
レジスタECR1に取りこむ(No、228 )。次に
、レジスタECR?とECR2との内容が一致するかど
うかを判別しくNo、229)、(ECR1)≠(EC
R2)のときはECR1の内容をECR2に設定(NO
,230)してN o、225〜230のステップを繰
返す。一方、(ECR1) −(ECR2)のときはレ
ンズが最近接位置に達したことになり出力端子(012
)。
(013> ヲ”Low” k−LTモモ−−(MO>
を停止させ(No、231 ) 、フラグFPFを°゛
1″にして(No、232 ) 、No、2のステップ
に戻る。尚、以後はFAモードの動作を行なう。
N o、 100のステップでは、CODからのデータ
が低コントラストかどうかが判別される。尚このステッ
プの具体例は第17図に基づいて後述する。
ここで、低コントラストであれば前述のNo、105以
[(7)2テツプに移行する。−・方、低コントラスト
、ナケれば、No、101のステップでフラグLCFが
“1″かどうかを判別する。ここで、LCFが・・1n
であれば、前回までの測定値が低コントラストなのでフ
ラグFPFを・・1 n1フラグLCF、LCF 1.
LCF 3をOIIとして、N 00290のステップ
へ移行し、モードフラグMO14参照する。MOF−0
即ちAFモードでアレlf出力tm子(012)  (
013) ヲ”Low” トL。
てモータ(MO>を停止させた後、No、2のステップ
へ戻り再び測定を行なわせる。また、MOF−1即ちF
AモードであればN O,240のステップに移行して
後述するFAモードの動作を行なう。
N o、101のステップでフラグLCF−1で前回の
測定値が低コントラストでない場合は、N o、104
でモードフラグMOFを参照し、MOFが“1”即ちF
AモードであればN O,240のステップへ、MOF
が“OII即らAFモードであればN 0.125のス
テップへ移行する。
No、125〜130のステップでは、デフォーカス量
ΔLが合焦ゾーンZN  1の範囲内にはいっているか
どうかの判別動作が行なわれる。まず、レンズが終端位
置に達しておらずフラグENFが“Onであり(NO,
12S )且つ合焦ゾーンに一旦達していて合焦フラグ
IFFが1″である(No、126 )場合には、今回
の測定値1ΔL1とZN  1とをNo、127のステ
ップで比較する。ここで、ΔLl<ZNIなら合焦表示
を行ない (No、128 ) 、入力端子(ill)が“LOW
″になるのを待って(No、129 ) 、No、25
のステップに移行して動作を停止する。
一方、IΔLI;i:ZN  1ならば、フラグFPF
を“1”、75グ1FFtr“O” 、!:L、TN0
.135のステップに移行し、今回の測定値に基づくデ
フォーカス量によるレンズ1lJIl+動作が行なわれ
る。
また、レンズが終端に達していてフラグENFが1”の
場合には、No、127のステップで1Δ11<ZNI
ならば合焦表示を行なって(No、128 ) 、l 
ΔL I ≧ZN  1ならば前回のデフォーカス方向
の表示をしたままで、NO,129のステップに移行し
、上述と同様に、(ill)が” L Of”になると
動作を停止する。ここで、1ΔL1≧ZN  1ならば
前回のデフォーカス方向の表示をしたままでNo、12
9のステップに移行するが、この場合、レン7が終端位
置でも合焦とならず、以後モーター(MO)を制御して
も無駄なのでμmcoo(MCI>の動作を強υJ的に
停止させる。
レンズが終端位置にも合焦ゾーン内にも達していないこ
とがN o、125,126のステップで判別されると
、まずN、0.131のステップではファーストバスフ
ラグFPFが1′°かどうかが判別される。
ここで、フラグFPFが0′°のときは前述のN o、
86〜88のステップと同様にレンズが終端に達したか
どうかの判別動作が行なわれ(No、132〜134)
た後にNo、135のステップへ移行し、また、FPF
が“1″のときはそのままNo、135のステップに移
行する。No、135のステップではμmCmC0l1
(2)からの合焦検出指令信号が判別され、入力端子(
ill)が’LOW″のときはN O,25のステップ
に戻り動作を停止し、” High ”のときはNo、
136のステップに移行する。
No、136のステップでは、算出されたデフォーカス
曇ΔLと読込まれた変換係数KOとを掛けて、レンズ駆
動機構(LDR)の駆動mのデータNが算出され、再び
No、137のステップでフラグFPFが1゛かどうか
を判別する。ここで、フラグFPFが1”であれば、ま
ず、Nが正か負かが判別され(No、140 ) 、正
なら合焦方向フラグFDPを“1′′に、負なら0”に
した後に、駆動ff1Nの絶対値がNlとしてレジスタ
ECR4に設定され(No、144 ) 、フラグFP
Fが0′′とされてNo、166のステップに移行する
一方、・No、137のステップでフラグFPFが″0
″であれば、まず、前回の駆動量のデータが記憶されて
いるレジスタECR4の内容がレジスタECR5に移さ
れ(No、150 ) 、代わりにこの時点でのエンコ
ーダ(ENC)からのパルスのカウントデータECDが
レジスタECR4に取り込まれる(No、151 )。
即ち、ECR5にはCODの積分終了時点でのカウント
データTclが、ECR4にはこの時点でのカウントデ
ータ丁C2が設定されていることになる。次に、COD
の積分に要する期間におけるレンズの移動量τ−”jc
o−TClが、Nを算出するために要する期間における
レンズの移動量to −T cl −T 02が算出さ
れる。ここで、CODの積分期間の中間の位置でNが得
られたものとすると、この時点においてレンズはNが得
られた時点からτ/ 2 + toだけ移動している。
また、前回のフローで得られたN′mからレンズの移動
弁τ十toを補正したデータN”l−N’m−τ−tO
が算出される。尚、このデータN”Illは、必らず正
である。
No、155〜157のステップではデフォーカス量N
の正負とフラグFDPとにより合焦方向が反転したか否
かが判別される。まずNo、155のステップでは、今
回算出されたデフォーカスINが正かどうかが判別され
、Nが正であればフラグFDP−〇かどうかが判別され
る(No、156 )。このときFDP−0なら方向が
逆転したことになりNo、158のステップへ移行し、
FDP−1なら逆転していないのでNo、159のステ
ップへ移行する。
一方、Nが負であればFDP−1かどうかが判別され(
No、157 ) 、FDP=1なら逆転しているので
No、158のステップへ移行し、FDP−0なら逆転
していないのでN O,159のステップへ移行する。
方向が逆転していないとき、即ちNo、159のステッ
プでは、モーターの回転によって合焦位置に近づいてい
るので、積分期間の中−間でNの値が得られたものとし
てlNl−τ/2−to−N’の演算を行なってモータ
ーの回転による移動力が補正され、次にこのN′が負か
どうかが判別されル(No、160 ) 。こコ”C”
s N’ <Qなら合焦位置を通り過ぎたことになるの
でIN’l−N’ としてNo、164のステップに移
行し、N’>OならN o、161のステップで、前回
までに得られているデータN”aとN′との平均(N”
ll+N’)/2’ −N aをとり(No、161 
) 、このデータNaをN11として(No、162 
’) 、No、166のステップに移行する。
方向が逆転しているとき、即ちNo、158のステップ
では、今回のデータが得られた時点力鬼らτ/2+to
だけ今回のデフォーカス方向に合焦位置力1ら離れてい
るので、INI+τ/2+to−N′ の補正演算が行
なわれて、No、164のステップに移行する。N o
、164のステップではNll IとN′との平均(N
′園−N’)/2=Naが算出され、次にこの平均値N
aが負かどうかが判別される( N o、165  )
  。
ここで、Na>Oなら前述のN 0.162のステップ
ニ移行シ、Na <Oナラ’M子(012) 、  (
013)を“LOW”にしてモーターの回転を停止させ
(N O,174) 、合焦ゾーンのデータZN  1
に変換係数KDを掛算して合焦ゾーンのモーター回転量
のデータNiを算出する(No、175 )。次に、N
al<Niとなっているかどうかが判別され(No、1
76 ) 、 l Na l <Niならば合焦ゾーン
にはいっているので、合焦フラグIFFを1°゛にして
N O,’270のステップを経てN002のステップ
に移行する。一方、1Nal>Niなら合焦ゾ−ンを通
り過ぎたことになり、フラグFPFをII I 11に
して同様にNo、270のステップを経てN o、2の
ステップに移行し、測定動作をやり直す。
さて、N 0916f3のステップでは、近合焦ゾーン
を示すデータNZにKDをかけて近合焦ゾーンから合焦
位置までのレンズの駆動量に相当するデータが算出され
る。次にN O,167のステップで近合焦ソーン(り
値zN 1とKDとからNi −ZN  IXKDの演
算を行なって、合焦ゾーンでのレンズの駆動量のデータ
N+が算出され(No、167)、NillとNnとが
比較される(No、1611 ) 、ここで、N1m 
’:aNn即ち近合焦ゾーン外であればNo、181の
ステップに移行して、端子(014)を゛)Iigh”
としてモーター(MO)を高速で回転させ、エンコーダ
(ENC)からのパルスをダウンカウントするためのカ
ウンタECCにN1−panを設定して(No、113
2 ) 、No、185のステップに移行する。
一方、Nl <Nl即ち近合焦ゾーン内であることが判
別されると、No、169のステップでNl<Niかど
うかを判別する。ここで、Ntp≧Niでぁれば、近合
焦ゾーン内にあっても合焦ゾーン内にはないことになり
、出力端子(014)を°’ L OW”としてモータ
ー(MO)の回転速度を低速にしくN0183) 、 
NlをカウンタE(、Cに設定して(No、184 )
 、No、1135のステップに移行する。
尚、KDが撮影距離に応じて変化するレンズの場合、近
合焦ゾーンにない場合にはデフォーカス方向の信号によ
ってのみレンズ制御が行なわれるが、デフォーカス量を
算出するときはN o、150からのレンズの移動量の
補正が行なわれるので、この補正用データのためにNo
、182のステップでNm −NnがカウンタECCに
設定される。また、N l < N t テIy レバ
出力端子(012) 、  (013)をLOW”にし
てモーター(MO)を停止させ(No、171 ) 、
合焦フラグIFFを°″1″にしくNo、172 ) 
、カウンタ割込を不可能にして(No、173 ) 、
No。270 pステップに戻って、再度確認用の測定
を行なう。
さて、No、185のステップではフラグFDPが“1
″かどうかを判別する。ここで、FDPが・11″なら
前ビンなので出力ボート(OPO)に1′100nを出
力して発光ダイオード<LDO)を点灯させ前ビン表示
を行ない(No、186 )、II OIIならば後ビ
ンなので出力ボート(OPO)に“′○01“′を出力
して発光ダイオード(LD2)を点灯させて後ビン表示
を行なう(No、189 )。
次にこのフラグFDPの内容と入力端子(il2)への
交換レンズの回転方向の信号とによりモーター (MO
>を時計方向或いは反時計方向に回転させ(No、18
8,191 ) 、No、192のステップに移行して
、入力端子(il、3)が′H:gh″かどうかを判別
する。ここで、変換係数が撮影距離に応じて変化する交
換レンズが装着されていて(il3)が”High″で
あれば、N o、193のステップでNII<Nnかど
うかを判別する。このとき近合焦ゾーン外にあって、N
Il≧Nnであれば、前述のNo、182のステップか
ら直ちにNo、185のステップに移行したように、算
出されたNmには無関係に、方向の信号によってのみモ
ーター(M O’)の回転方向をきめて回転させる。次
に、積分時間がc7に相当する一定時間値より長いかど
うかを判別1.、 (No、194 ) 、長いときは
レンズが合焦位置で行き過ぎてしまう可能性があるので
端子(014)を・L ow’にしてモーター(MO)
を低速駆動させ(N O,195) 、カウンタ割込を
不可能として(No、196 ) 、No、270のス
テップを経てNO12のステップに戻る。一方、No、
193のステップでNl <Nnであって近合焦ゾーン
にはいっていることが判別されたときには、通常の交換
レンズと同様に、カウンタ割込を可能にして(N o、
197 )、N o、270のステップに戻る。また、
入力端子(il3)が“1ow”の場合にもカウンタ割
込を可能にしてN o、270のステップに戻る。
さて、モーター(MO)の回転中にエンコーダ(ENC
)からのパルスをカウントするカウンタECCの内容が
0′”になると、カウンタ割込となり、N o、200
のステップでNIl<Nnかどうかが判別される。ここ
で、Nl <l’tJnであれば、近合焦ゾーンでモー
ター(MO)を回転させていた、即ち合焦ゾーンに達し
たことになり、出力端子(012) 、  (013)
を’ L OW”としてモーター(MO)の回転を停止
させ(N 06203 > 、合焦フラグ(IFF)を
“1”にしてN o、270のステップに戻る。一方、
Nll ;i、Nnであれば、近合焦ゾーンに達したこ
とになり、出力端子(014)を” L OW”にして
モーターを低速にしくNo、201 )、Nnをカウン
タECC1,:設定<No、202 ) シtc後に割
込のかかった番地に戻る。
次に、No、104またはpJ o、290のステップ
でフラグMOFが1″であることが判別されると、N 
o、240以降のステップでFAモードの動作が行なわ
れる。まず、No、240のステップではフラグFPF
が1”かどうかが判別される。ここで、FPFがM I
 11ならば、始めてFAモードでの動作を行なうこと
になり、AFモードから切換ねったときのために、終端
フラグENFを°゛On1合焦フラグIFFを°゛O″
とし、合焦ゾーン判別用レジスタIZRに合焦ゾーン用
データZN 2を設定する。尚、このデータZN 2は
AFモードでのデータZN 1よりも大きい値になって
いる。これは、AFモードの場合にはモーター駆動によ
り精度良くレンズ位置を調整することができるが、FA
モードの場合は手動でレンズ位置を調整するのでモータ
駆動はどの精度良い調整は非常に困難だからである。次
に、N o、245のステップでファーストバスフラグ
FPFを°“O11にしてN O,246のステップに
移行する。一方フラグFPFが“OIIならば直らにN
 o、246のステップに移行する。
N O,246のステップでは、合焦フラグIFFが′
1”かどうかが判別される。ここで、フラグIFFが“
1”なら前回までの算出値が合焦ゾーンにあることにな
るので、前回の算出値ΔL n−1と今回の算出値ΔL
との平均値、即ちΔl−n −(ΔL+ΔLn−1)/
2の演算が行なわれ(NO0247)、レジスタIzR
に合焦ゾーン用データとしてZW  (>ZN 2)が
設定され(No、248 )だ後にN O,250のス
テップに移行する。これは、各回の測定値にはバラツキ
があり、−旦合焦ゾーン内にはいると合焦ゾーンの巾を
ひろげて合焦状態であると判別される確率を高め、レン
ズ位置が合焦ゾーンの境界付近にあるときの表示のチラ
ッキを防止するためである。一方、N o、248のス
テップで合焦フラグIFFが“0″であれば今回の測定
値ΔLをΔl−nとしくNo、249 ) 、No、2
50のステップに移行する。
N o、250のステップでは1ΔLn l<(IZR
)、即ち算出値が合焦ゾーン内にあるかどうかを判別す
る。ここで合焦ゾーン内にあることが判別されると、合
焦フラグIFFを1′にしく N O,251)、発光
ダイオード(LD 1)による合焦表示を行なって(N
o、252 ) 、 No、258のステップに移行す
る。一方、合焦ゾーン外にあることが判別されると、Δ
In>○かどうかが判別され(No、253 )、ΔL
n〉0なら発光ダイオード(LDO)による前ピン表示
、ΔLn<Qなら(LD2)による後ビン表示を行なう
。次に、合焦フラグIFFを11011とし、IZRに
データZN 2を1定LTN 0.258のステップに
移行する。N o、258のステップでは入力端子(i
14)が°’ Htph“かどうかを判別し1、” H
rgh ”でAFモードに切換ねっていればフラグFP
Fを1′″、IFFを°°0”LCFを“0”にしてN
O12のステップに、また“1ow”でFAモードのま
まであればそのままN092のステップに戻り、次の測
定を行なう。
N o、25〜33のステップにおいては、AF、FA
モードによる焦点検出動作の停止および初期状態の設定
動作がなされる。まず、割込が不可能とされ(N O,
25) 、端子(011)にパルスを出力してCODの
積分動作が強制的に停止され(N O,26)、端子(
012)、  (O13)を” L ow”としてモー
ター (MO)が停止サレ(NO127)、出力ホード
(OPO)を000″として発光ダイオード(LD O
)、  (LD 1)、  (LD 2)が消灯され(
No、28) 、端子(016)を’ L ow”とし
て電源ライン(VF)からの給電が停止される(No、
32)。また、フラグENF、IFF、LCF 3に°
0″が、フラグFPFに′1′′が設定される( N 
0029〜31.33) 、この初期設定がなされた後
にN082のステップに戻る。
次に、上述の実施例の変形例として、AF、モードによ
る焦点調節動作で合焦対象とされる被写体領域が合焦ゾ
ーン内に達した際に、他の被写体領域が焦点深度内に入
っているか否かを確認できるようにした実施例を第11
図、第12図、第13図に基づいて説明する。ここで、
第11図は第2図と異なる部分めみを示した要部回路図
、第12図は第3図と異なる部分のみを示した要部フロ
ーチャート、第13図は第8図ないし第10図と異なる
部分のみを示した要部フローチャートである。即ち、N
 o、 127のステップで合焦ゾーン内に達している
ことが判別され、合焦表示が行なわれると<No、12
8 ) 、フラグIFF 1を1″に(N o、300
 ) 、第11図のμmcoIl(MC1>の出力端子
(030)を°’High”に(N O,301)する
この出力端子(030)はμmcorn (M C2)
の入力端子(i5)に接続されており、μmcow(M
C2)はその入力端子(15)の“High”によりレ
ンズが合焦位置に達したことを判別する。
次に、μmcow(MCI)はNo、210ノステツフ
に移行し、FAモードに切換ねっていなければそのまま
N002のステップに戻り、再び測定を行なう。この場
合、フラグIFFが1″なので、合焦の確認の場合と同
様のフローを経てNo、91のステップまでくる。No
、91のステップとNo、92のステップとの間にはフ
ラグlFF1が1″かどうかを判別するステップ(N 
o、305 )が設けてあり、フラグIFF 1が′0
”ならNo、92のステップへ、111 $1ならN 
O,306のステップに移行する。
N 01306のステップでは入力ポート(IF5)か
らのデータを読み込む。ここで、第12図に示すように
、第3図の#30のステップと#31のステップとの間
には、露出制御用絞り値AVがr10ボートから出力さ
れ(#80)、この絞り値がデコーダ(DEC)の出力
端子(a n + 2)からのパルスでラッチ回路(L
Al)にラッチされている。従って、入力ポート(IF
5)には露出制御用絞り値のデータが入力される。
読み取られたデータAVはFNO,に変換され(No、
307 ) 、No、308のステップでΔD−δ×F
NO,の演算が行なわれる。ここで、δは許容ぼけの直
径に相当する値、ΔDは焦点深度に相当する値である。
次に、今回のフローでのN o、91のステップで得ら
れたデフォーカス量1ΔL1とΔDとがN o、309
のステップで比較され、以下の合焦状態表示を経てN 
o、270のステップに移行する。
ここで、1ΔL1≦ΔDであれば、そのとき測定した被
写体の部分は焦点深度内にあることになり、出力ボート
(OP5)に“010 ”の信号を出力して、第11図
の発光ダイオード(LD4)を点灯させて合焦表示が行
なわれる。一方、1ΔLl>ΔDであれば、ΔLが正か
負かに応じてそれぞれ(OP 5)に“’ 1o o 
”を出力して発光ダイオード(LD3)を点灯させて前
ビン表示が行われるか、あるいは001”を出力して発
光ダイオード(LD5)を点灯させて後ピン表示が行な
われる。
このような動作を行なうようにしておけば、AFモード
でレンズが合焦位置に達した後、レンズを合焦位置まで
駆動するために測定を行なった部分以外の部分が焦点深
度内にはいっているがどぅか、或いは前ビンか後ピンか
の確認ができるといつた非常に使い易い効果がでてくる
なお、NO,308のステップで正確な焦点深度を算出
しているが、カメラぶれ等により測定位置を被写体の所
望の部分に正確にあわせることが困難であり、また、Δ
Lの算出値もばらつくので、前述のFAモードの場合と
同様に合焦ゾーン巾を広げたり、−旦合焦ゾーンにはい
った後は合焦ゾーン巾を広げたり、数回の算出データの
平均値処理を行なったりして精度を高めるようにしても
よい。
例えば、合焦ゾーンの巾を広げるにはΔD−1×δxF
No  (1−2〜3)の演算を行なえば良い。
また、この変形例でμ−cow (M CI )が動作
を停止す葛湯台の初期設定、FAモードに切換わったと
きの初期設定のために、No、33のステップとN09
2のステップとのM、No、273のステップとNo、
2のステップとの間に、それぞれ以下のステップが挿入
されている。即ち、フラグIFF 1を“OHにしく 
N o、320.N o、325 > 、出力ボート(
OP 5)に000°°を出力して発光ダイオード(L
D 3)、  (LD 4)、  (LD 5)を消灯
させ(No、32LNo、326 ) 、出力端子(0
30)ヲ″L ow”にする(No、322.No、3
27 )。
また、第12図の#81のステップは、測光スイッチ(
MES)が開放された後も上述の変形例の表示動作を一
定時間行なわせるために、#38のステップと#39の
ステップとの間に入力端子(i5)の状態を判別するス
テップ(#81)が挿入されている。即ち、測光スイッ
チ(MES)が開放され、AFモードであることが判別
されても、入力端子(15)が’ High”となって
いてμ−ca1Mc1)が前述の焦卓深度内にあるかど
うかの動作を行なっている場合には、出力端子(ol)
は’ L ow”にせず、” @ igh ”のままに
しておく。
第14図は第2図のCOD (FLM)の制御回路(0
0丁)の具体例を示す回路図である。カウンタ(CO2
4)はカウンタ(CO22)からのクロックパルス(C
P)を分周したパルス(DP2)の立ち下がりをカウン
トし、このカウンタ(CO24)の出力信号(pO)〜
(p4)に応じて、デコーダ(D E 20)は出力端
子(TO)〜(TO)に@ igh”の信号を出力する
。このカウンタ(CO24)の出力と、デコーダ(DE
20)の出力及びフリップ・フロップ(FF22) 、
  (FF24)(FF26) 、  (FF28)の
Q出力との関係を表7に示す。
(以下余白) この表7から明らかなように、フリップフロップ(FF
26)のQ出力(φ 1)はカウンタ(CO24)の出
力が’ 11101”〜“00101”の間=I Hi
gh #l、フリップフロップ(FF24)のQ出力(
φ2)は’ 00100”〜 10111”の間“’ 
l−1tgh”、フリップフロップ(FF22)のQ出
力(φ3)は“10110”〜 11110’の間″“
High”となる。この出力信号(φ 1)。
(φ 2)、(φ3)は電源ライン(VF)から給電が
行なわれている間CCD (FLM)に与えられ、転送
ゲート内でアナログ信号の転送が常時灯なわれている。
なお、この動作によって、転送ゲート内に残っている蓄
積電荷の排出も行なわれる。
電源の供給開始に基づ(パワーオンリセット回路(PO
R2)からのリセット信号(PO2)で、フリップフロ
ップ(FF20)〜(FF28)。
(F F32> 、Dフリップフロップ(DF20)。
(DF22) 、  (DF24) 、カウンタ(CO
20)。
(CO22) 、  (CO24)がリセットされ6゜
さらに、フリップフロップ(FF30)がセットされて
Q出力が’High”になる。この出力信号(φR)に
よりアナログスイッチ(As 2>が導通し、定電圧源
(Vrl)の出力電位が信号線(ANB)を介してCO
D (FLM)に与えられ、この電位にCOD (FL
M)の電荷蓄積部の電位が設定される。
μmcow(MCI> (D出力端子(olo)カラ積
分動作を開始させるためのI Higfi 11のパル
スが出力されると、ワンショット回路(OS 18)を
介してフリップフロップ(FF30)がリセットされ端
子(φR)が“1ow”になる。これによって、COD
 (FLM)は各受光部の受光量に応じた電荷の蓄積を
開始する。また、インバータ(IN50)を介してアナ
ログスイッチ(As  1)が導通して、CODのモニ
ター出力が端子(ANB)からコンパレータ(AC1)
のく−)端子に入力する。電荷の蓄積に応じて端子(A
NB>からのCODモニター出力は電位Vr1から低下
していき、定電圧源(Vr2)の電位に達すると、コン
パレータ(AC1)の出力は°“1−1−4i”に反転
する。これによりCOD (FLM)の蓄積が完了した
ことが検知される。この反転でワンショット回路(O8
10)カラ“High”のパルスが出力され、オア回路
(OR20)を介してフリップフロップ(F F 20
)がセットされる。このQ出力の゛)ligh”信号は
、端子(φ 1)の立ち上がりで、Dフリップフロップ
(DF20)に取込まれ、そのQ出力のHigh”によ
り、カウンタ(CO20)のリセット状態が解除され、
アンド回路(AN60)(AN64) 、  (ANB
6) 、  (ANB8)がエネーブル状態になる。
端子(φ 1)が”)−1igh”に立ち上がった後、
端子(TO)が“l−1−1i”になるとフリップ70
ツブ(FF28)は端子(TO)のl−1−1i’によ
りセットされ、端子〈T1)の“High”によりリセ
ットされる。このQ出力はアンド回路(ANB8)を介
して端子(φ丁)”からl Higl、 Ifのパルス
としてC0D(FLY)に送られ、この信号で蓄積電荷
が転送ゲートに移される。さらに、この(φT)の信号
はμmcow(MCI>の割込端子(it)に送られ、
μmcow(MCI)は前述のCOD (FLM)の出
力データの取込動作を行なう。
この端子(φT)が“low”に立ち下がるとワンショ
ット回路(OS 16)を介してフリップフロップ(F
F32)がセットされ、そのQ出力の“LOWooによ
りアンド回路(ANB8)のゲートが閉じられて以後フ
リップフロップ(FF28)のQ出力からの゛+Hig
fist信号は出力されない。さらにワンショット回路
(0816)、オア回路(OR32)を介してフリップ
フロップ(FF30)がセットされ、再び端子(φR)
を“High”にする。
転送信号(φ1)、(φ2)、(φ3)によりCOD 
(FLY)から蓄積電荷が順次端子(AOT)から出力
されてくるが、この電荷は、(φ2)が“High”の
間に出力されている。そこで、0フリツプフロツプ(D
F20)のQ出力が“High”になると、(φ2)が
’High”になっている期間内の端子(T4)の” 
High ”によりサンプルホールド用の信号(φS)
がアンド回路(AN66)から、また端子(T5)の“
’ )l igh″によりA−D変換開始用の信号(φ
A)がアンド回路(AN84)から出力される。
また、COD (FLM)の端子(AOT)から最初に
送られてくる蓄積電荷の信号は、オフセット調整用とし
て、受光部のモレだけに対応した電荷だけが蓄積される
ようになっていて、はとんど(Vrl)の出力電位と等
しくなっている。このときDフリップフロップ(OF2
4)のQ出力が”)li(Jh”になっているので、サ
ンプルホールド用信号(φS)はアンド回路(AN70
)を介してサンプルホールド回路(SH1)に与えられ
、オフセット調整用の電位がCOD (FLM>から端
子(AOT)を介してサンプルホールド回路(SH1)
に記憶される。最初のサンプルホールド信号(φS)の
立ち下がりによりDフリップフロップ(OF24)のQ
出力は“High”になって、以後のサンプルホールド
信号(φS)はアンド回路(AN72)を介してサンプ
ルホールド回路(SH2)に与えられ、以後の受光量に
対応した電位はサンプルホールド回路(SH2)に順次
記憶されていく。
Oフリップ70ツブ(OF20)のQ出力が“’ @ 
igh”になると、(φ3)の信号はアンド回路(AN
60)を介してアンド回路(AN62)の−方の入力端
子に与えられる。この(φ 3)の最初の立ち下がりで
Dフリップ70ツブ(OF22)のQ出力がHigh”
になるので、二回目以後の(φ3)のパルス信、号はア
ンド回路(ANf32)を介してμmcow(MC1)
の入力端子(ilo)に与えられ、μmcow(MCI
>に入力ボート(IPO)へのデータの取り込みを指令
する信号となる。ここで、Dフリップフロップ(OF2
0)のQ出力が“)ligh”になって最初のアンド回
路(AN60)からの(φ3)のパルスをアンド回路(
A N 62)から出力させないようにしているのは、
前述のように最初のCOD (FLM)からのデータは
オフセット調整用のデータだからである。また、(φ3
)の信号はカウンタ(CO20)のクロック入力端子に
も与えられていて、カウンタ(CO20)はDフリップ
フロップ(OF20)のQ出力の”High″によりリ
セット状態が解除され(φ3)からのパルスの立ち下が
りをカウントする。このカウンタ(CO20)はCOD
 (FLM)の受光部の数だけ(φ3)からのパルスを
カウントするとキャリ一端子(CY)を“)(igh”
にする。
二回目以後は、順次、サンプルホールド回路(SH2)
にCOD (FLM)の出力データが信号(φS)に基
づいてサンプルホールドされ、抵抗(R1)、  (R
2)、オペアンプ(oA 1)からなる減算回路により
サンプルホールド回路(SH1)の出力と(St−12
)の出力との差が算出され、A−D変換器(AD)のア
ナログ入力端子に与えられる。A−D変換器(AD)は
(φA)の信号で動作を開始し、カウンタ(CO22)
からのクロックパルス(OP 1)に基づいてこの入力
データをA−D変換する。ここで、定電圧源(Vrl)
の出力を■r1、モレによる電圧降下をVd、受光量に
よる電圧降下を■1とすると、サンプルホールド回路(
SH1)の出力は■rl−Vd、サンプルホールド回路
(SH2)の出力はVrl−vl−Vdとなプている。
従って、減算回路の出力は■1という受光量のみの信号
成分になっている。尚、A−D変換器(AD)はたとえ
ば逐次比較型のように高速でA−D変換する型式のもの
が望ましい。
COD (FLY)からのすべてのデータのA−D変換
が終了してカウンタ(CO20)のキャリ一端子(CY
)が“)(igh”になる。これによってワンショット
回路(0814)、オア回路(OR22)を介してフリ
ップ70ツブ(FF20)。
(FF32)、Dフリップフロップ(OF20)。
(OF22)、  (OF24>がリセットされ、Dフ
リツプフロツプ(OF20)のQ出力が“’ L ow
”になることでカウンタ(CO20)がリセット状態と
なって端子(010)から’l−1−1i”のパルスが
入力される前の状態に復帰する。
また、μmcow(MCI)のタイマーにより積分時間
が一定値以上に遅したことが判別されて端子(011)
に−Hi ghIIのパルスが入力したときには、この
パルスの立ち下がりでワンショット回路<0812)、
オア回路(OR20>を介してフリップフロップ(FF
20)がセットされる。従って、以後はコンパレータ(
AC1)の出力が“H1σh 11に反転した場合と同
様の動作が行なわれて、COD (FLY)の出力デー
タがA−D変換されμmcow(MCI) f)入力ボ
ート(IPO)へ順次出力される。
第15図は第14図の回路図の一部を変更した変形例で
あり、CODからの出力データが小さい場合に、μmc
ow(MC1)にデータを取込んだ後、そのデータを2
倍にする操作をμ−cal(MCI)内のソフト(第8
図のNo、78〜82のステップ)で行なっていたのを
、A−D変換を行なう前にハードで行なうようにしたも
のである。
端子(φR)が“HtOh”の間は定I!流源(CIS
)、抵抗<Rho>〜(R13)できまる電位Vr1が
COD (FLM)に与えられ、” L ow’の間は
COD (FLM)のモニター出力がコンパレータ(A
 C10)〜(AC12)の(−)入力端子に与えられ
る。そして、積分が進みモニター出力がVr2の電位に
達すると、コンパレータ(A C12)の出力が“Hi
gh″になってワンショット回路(OS 10)から’
)ligh”のパルスが出力され、このパルスによりオ
ア回路(OR20)を介してフリップ70ツブ(FF2
0)がリセットされて以後前述と同様の動作を行なう。
さらに、このパルスはDフリップフロップ(DF32)
〜(DF38)のクロック端子に与えられる。このとき
、コンパレータ(A C12)の出力が”Htgh”な
のでDフリップフロップ(DF3g)のQ出力が“l(
igh”になり、アナログスイッチ(A848)、  
(AS38)が導通する。ここで抵抗(R30)〜(R
40)の値はR30−R40−R38−R48−R36
/1.5−R46/1.5−R34/2−R44/2−
R32/2.5−R42/2.5−となっており、アナ
ログスイッチ(A838)、  (AS48)の導通に
よりR30霧R40纏R3B−R48であるのでオペア
ンプ(OA 10)からはvlの信号がそのまま出力さ
れる。
一方、COD出力が低コントラストであって最長積分時
間内にコンパレータ(AC12) (7)出力カ反転し
ないときには、μmcow(MCI)の出力端子(01
1)からの信号によりワンショット回路(OS 12)
からオア回路(OR20)を介して″Htah″のパル
スが出力され、そのときのモニター出力がVr2〜V 
r3. V r3〜Vr4.Vr4〜VNのいずれの間
にあるかに応じてそれぞれイクスクルーシフオア回路(
EO4) 、  (EO2) 、 インバータ(IN5
2)を介してDフリップフロップ(DF36) 、  
(DF34) 、  (DF32)のQ出力のうちの1
つが“HH,hnになり、それぞれアナログスイッチ(
AS36)、  (A846)、(AS34)。
(AS44)、(AS32) 、  (AS42)が導
通する。
従って、強制的に積分が停止され、そのときのモニター
出力に応じて1.5Vl 、2VI 。
2.5VIの信号がオペアンプ(OA 10)から出力
される。
第16図はjlla図〜M10図に示したμmco11
(MC?)の動作の変形例を示し、−h、合焦が検出さ
れた後の測定結果で非合焦が連続して検出された場合の
フローチャートの要部を示し、No、130のステップ
とN 06138のステップとの間にフラグIFF 2
に関するステップが挿入されている。即ち、合焦ゾーン
にまでレンズの焦点講整が行なわれ、終端フラグENF
がOItであれば(No、130 ) 、No、351
のステップr7ラグlFF2が°゛1°°かどうかが判
別される。ここで、フラグIFF 2が0″であればこ
のフラグlFF2を“1″にしてN O,270のステ
ップに移行し、再度確認のための測定を行なう。一方、
フラグIFF 2が1′″ならば、確認のための測定結
果が2回続けて非合焦(1△L1≧ZN1)ということ
になり、この場合には、フラグIFF。
lFF2を“0″にし、フラグFPFをIt 111に
して、No、135のステップに移行して、再び焦点調
整用の動作を行なう。尚、N o、33のステップとN
o、2のステップとの間およびN O,240のステッ
プとN O,241のステップとの間にそれぞれフラグ
lFF2をリセットして初期状態に戻すためのスチップ
(N o、34. N o、241 >が設けられてい
る。
第11図は第8図のNo、100のステップ、即ち低コ
ントラストかどうかを判別するステップの具体的なフロ
ーである。まず、レジスタCの内容を“0′°にして(
p4 o、370 ) 、レジスタiを“1″に(N 
09371 >する。次に、i番目と i+111目の
受光素子の出力ai、 a++1の差の絶対値at−a
i+11にレジスタCの内容を加えた値がレジスタCに
設定され(N O,372) 、このレジスタ1に1が
加算され(No、373 ) 、このiの内容とn  
(nは受光素子の全個数である)とが比較される(No
、374 ) 、ここで、i<nlならばN O,37
2のステップへ戻って、順次、差の絶対値が積算され、
i =−n−iになるとN O,375のステップに移
行する。即ち、No、375のステップに移行した時点
ではレジスタCの内容は、1a1−a21+ l a2
−a31 + l a3−a41+・・・+l an−
2−an−11+ j an−1−anlとなっていて
、周知のように、被写体のコントラストを示す値になっ
ている。
ljJ o、375のステップでは、この値が一定値C
Dよりも大きいかどうかを判別して、<C> >COな
らコントラストが十分あるのでNo、101のステップ
へ移行し、(C)≦CDなら低コントラストであるので
N O,105のステップへ移行する。
なお、焦点調整状態の検出を二つの系列の受光素子出力
で行なう場合、コントラストの判別には一方の系列の出
力を用いるのみで充分である。また、被写体のコントラ
ストに対応付けできるデータがデフォーカス量とデフォ
ーカス方向の演算を行なう過程で求まる場合には、この
データを記憶しておき、一定値以下になっているかどう
かの判別を行なうことでコントラストの判別を行なうよ
うにしてもよい。
第18図ないし第23図は、最短焦点距離の位置よりも
短焦点側にズームリングを回動することによってマクロ
撮影が可能とされる前述の実施例におけるズームレンズ
の機構部で示す図である。このズームレンズの光学系は
、第18図の相対位ff!関係図で示されるように、4
つのレンズ群I  、II  、I、■で構成されてお
り、レンズ群■の移動により無限大から最近接までの通
常の焦点54節が、レンズ群I  、II  、IVの
移動により変倍即ち焦点距離の設定が、レンズ群II 
 、TVの移動によりマクロ撮影時の焦点調節が行なわ
れる。尚、レンズ群■は固定されている。また、第19
図、第20図、第21図は、それぞれ長焦点距離、短焦
点距離、マクロ撮影に設定された場合のレンズ鏡胴の要
部断面図である。
図において、交換マウント(1)には固定筒(2)、 
 (3)、  (4)、  (S)が一体的に取付けら
れている。変倍リング(6)は固定WR(5)上に回動
可能に設けられ、手動合焦リング(7)はレンズ群■用
保持枠(8)及び中継リング(9)と一体に取付けられ
ている。中継リング(10)は固定筒(5)に回動可能
に設けられ、該リング上の軸方向溝(11)と中継筒(
9)上のがイドビン(12)とによって中継筒(9)に
対して回動方向には一体的に、軸方向には自由な関係に
されている。距離目盛読取窓(13)は中継リング(1
0)の外周に設けたm彰距岨目盛が外部から認識できる
ようになっている。
ズームカム環(14)は固定筒(4)の外周方向にのみ
回動可能に設けられており、第18図に示す線図と等価
のカム溝即ち変倍用カム溝(15)  (16)、中継
用溝(17)  (1g)及びマクロ合焦用カム溝(1
9)  (20)が設けられている。レンズamは固定
レンズであるので、移動用カム溝は不要である。
また、レンズ群■は後述のようにレンズ群■と一体に結
合されているので専用のカム溝は不要でありレンズ群■
用のカム溝(16)  (18)  <20)で賄われ
る。前移動枠(21)は、レンズ群I用保持枠(8)に
対して可動ねじとしてのへリコイドねじ(22)によっ
て係合関係にあると共に、その外周は固定筒(4)の内
径に可動嵌合している。前移動枠(21)に固設したガ
イドビン(23)は固定筒(4)の軸方向溝(25)を
貫通してカム溝(15)に嵌まっている。尚、ガイドビ
ン(23)は、図示のように、大径部と小径部を有する
形状になっている。レンズ群■を保持するための後移動
枠(26)は、あたかも三本指のようなアーム(不図示
)が図面右方向に延びており、該部分が固定筒〈4)の
内径に対して可動嵌合している。ガイドビン(21)は
、後移動枠(26)に固設されており、固定筒(4)の
軸方向溝(28)を貫通してカム溝(16)に嵌まって
いる。レンズ群■用保持枠(29)は、公知の絞り装置
の一部を内蔵し、固定1t(4)に対して図示しない小
ねじで一体化されており、後移動枠(26)の前記アー
ム部分の右方向への移動を許す三ケ所の逃げ部を有して
いる。レンズ群■用保持枠(30)は、後移動枠(26
)のアームの後端に一体的に取り付けられている。
ズームカム環(14)と変倍リング(6)の連係は、ズ
ームカムl1ff(14)に固設したビン(31)が固
定筒(5)の逃げ長孔(32)を貫通して変倍リング(
6)の軸方向溝(33)に嵌合することによってなされ
ている。従動輪(34)は、第22図に示すように、カ
メラ本体側の駆動軸(51)と係合して噛み合いクラッ
チを構成するための雌部(35)。
円周溝(36)、小歯車(37)を有している。小歯車
(37)は中継リング(10)の内側に設けられた内歯
歯車(38)に噛み合っている。従動軸(34)ハ軸受
板(39)、固定筒(2)にそれぞれ設けられた軸受穴
によって回動可能に保持されている。
スライダー(40)は、固定筒(5)の軸方向切欠き(
43)によって軸方向に移動可能となっており、従動軸
(34)の円周溝(36)に係合するホーク(41)及
び変倍リング(6)の切替カム(44)(第23図)に
嵌まるガイドピン(42)を備えている。固定筒(5)
と変倍リング(6)との間には、固定筒(5)側に情報
読取用ブラシを、変倍リング(6)側にコードパターン
を設けてあり、これらによってコード板(FCC)が形
成されている。
カメラ本体側の要部は第19図の右側に示してあり、こ
の構成を以下に簡単に説明する。(50)はレンズ側の
交換マウン1−(1)を受は入れるカメラ本体側の交換
マウントである。モーター(M O)によって駆動され
、レンズ側の従動軸を駆動するための駆動軸(51)は
、従動軸側の噛み合いクラッチの雌部(35)に噛み合
う雄部(52)、円周溝(54)、ピニオンギヤ(53
)を一体に有し、交換マウント(SO>、固定部材(5
5)の軸受穴によりて軸支され、固定部材(55)に設
けたばね(56)によってレンズ側に付勢されている。
ロック解除釦(57)は、図示しないレンズロックビン
と一体となっており、この釦と一体の連係板(58)の
−部が駆動軸(51)の円周溝(54)に嵌まっている
次に、このズームレンズの作用を説明する。第19図及
び第20図に示すような変倍操作を行なう場合、変倍リ
ング(6)を回動すると、その回動は軸方向溝(33)
、ビン(31)によってズームカム環(14)に伝わる
。ズームカム環(14)が回動すると変倍用カム溝(1
5) 、  (16)と軸方向溝(25)(28)との
作用でガイドビン(23) 、  (27)が光軸方向
に移動し、それによって前移動枠(21)及び後移動枠
(26)が該ガイドピンと共に移動するので、これらに
よって保持されているレンズ群I 、■ 、■も共に移
動する。即ち、第18図に示すような所定の関係位置を
満足させつつ置EからWIDEの間を移動して焦点距離
の変更を行う。
AFモードによる自動合焦が行なわれる場合は、前述の
モータ駆動回路(MOR)によって駆動制御されるモー
ター(MO)の回転が不図示の駆動伝達系を経て駆動軸
(51)に伝わり、該軸(51)が回動すると噛み合い
クラッチ(52) 、  (35)によって従動輪(3
4)が回転し、小歯車(37)、内歯歯*(38>によ
って中継リング(10)が回動し、軸方向溝(11)、
ビン(12)を介して中継筒(9)レンズ群I用保持枠
(8)が回動するので、ヘリコイドねじ(22)の作用
によってレンズ群Iは回動しつつ光軸方向に移動して合
焦作用がなされる。この時の機影距離は読取窓(13)
を通して中継リング(10)上の撮影距離目盛を介して
確認される。
自動合焦によらずFAモードにより合焦が行なわれる場
合は、手動合焦リング(7)を手動で回動することによ
ってレンズ群I用保持枠(8)が回動し、ヘリコイドね
じ(22)の作用でレンズ群■は回動しつつ光軸方向へ
移動して合焦作用がなされる。この場合、手動合焦リン
グ(7)の回動により、中継リング(9) 、  (1
0)を経て従動軸(34)が回動するが、これにつれて
カメラ本体側のモーター(MO)も従動回転するように
なっているか、又はカメラ本体側の駆動伝達系の中に設
けられたスリップ機構により従動回転が遮断されてモー
ター(MO)には伝達されないようになっており、手動
合焦が阻害されることはない。
クローズアップ撮影又はマクロ撮影とも称される至近距
離撮影のための至近距lII操作を第18図。
第21図、第22図、第23図に基づいて以下に説明す
る。変倍リング(6)は、変倍域にあっては図示しない
ストッパーによって規制される長焦点端と短焦点端との
間を回動する。変倍リング(6)上の図示しないM制解
除釦を操作すると、短焦点端のストップ機能が解除され
るので、変倍リング(θ)を更に回動して至近合焦域に
持つていくことができる。この回動によってガイドビン
(23)。
(27)は中継用溝(17) 、  (1g)を経て至
近合焦用カム溝(19)、  (20)と嵌まり合うこ
とになる。
この状態で変倍リング(6)を回動すると至近合焦操作
ができる。もちろん、変倍リング(6)を所望の位置に
回動しておいて、その後カメラ全体を被写体に対して前
後させることによって合焦を行なわせるといった使い方
もできる。
ところで、このようなマクロ撮影の場合には前述のよう
に自動合焦を行なわない方が望ましい。
このような対策として、変倍リング(6)を回動して至
近撮影域にすると、変倍リング(6)に設けられた切替
カム(44)も回動してガイドビン(42)は該カム(
44)の第23図に示すMACRO部の溝と嵌まり合う
ようになっている。即ち、該カム(44)の光軸方向段
差分だけガイドビン(42)は図面左方向へ移動され、
スライダー(40)、ホーク(41) 、円周溝(36
)を介して従動軸(34)も図面左方向へ移動され、噛
み合いクラッチ(35)と(52)との噛み合いが解除
される。その結果、使用者が不用意にスイッチ(FAS
)を操作してAFモードが選択されたとしても、駆動軸
(51)の回転は駆動軸(34)には伝わらないように
なっている。
尚、従動輪(34)の退避を検出してモータの駆動回路
等を不作動としてもよいし、切替カム(44)で従動輪
(34)を移動させる替りに、固定部材に設けた外部操
作レバーによって該軸を移動させ。
ようにしてもよい。
更に、上述の実施例では駆動軸と従動軸の間の噛合クラ
ッチの係脱によって駆動力の係脱を行なうようにしたが
、例えば切替カム(44)によって中継リング(10)
を移動させて内歯歯II(38)を小歯車(37)に対
して係脱するようにも出来る。
その場合、中継リング(10)を軸方向に可動にし、円
周溝(3G)を該リング(1o)上に設け、溝(36)
とカム(44)との間にスライダー(4o)を介在させ
ればよい。
また、上述の実施例においては、変倍レンズとして、い
わゆるズームレンズを例としてその機構を説明したか、
変倍操作により焦点距離が変化するにつれて焦点位置が
変化する、いわゆるバリフォーカルレンズに本発明を適
用させ、この焦点位置の変化を自動合焦動作により自動
的に補正させることができる。
上記ズームレンズの変形例として、長焦点側でマクOI
!影を行なわせる場合には、至近合焦用カム溝が変倍域
用カム溝の長焦点側から延長する形にすればよい。この
とき、長焦点時にはレンズ群Iと■が接近した配置にな
ることが多いので、その状態でレンズ群■を至近合焦の
ためにレンズ群Iの方向へ移動させるような光学系では
、レンズ群■がレンズ群工に衝突してしまうことが起こ
゛りうる。これを避けるためにレンズ群丁 、■間を広
くしておくことが考えられるが、ズーム比の低下又はレ
ンズ系の大型化等の不都合を生じるので望ましくなく、
至近合焦時には必らずレンズ群Iを前方に繰出しておく
ことによってレンズ群■の至近合焦用移動スペースを作
り出すようにすることが合理的である。この場合、レン
ズ群■を前方に繰出すことによって最大撮影倍率も向上
する副次的効果も得られる。
第24図はそのような方式によるズームレンズの構成を
示す要部図面であり、通常の撮影距離の最短位置で至近
合焦をするようになっている。図において、鏡胴の基本
構成は前述の実施例と同じであり、同一部分もしくは同
種部分に対しては同一記号を符してあり、その説明は省
略する。
通常域の撮影距離目盛(10)は、中継リング(10)
の外周に設けてあり、固定筒(5)の読取窓(13)を
通して読むことができ、円筒(5)上の指標(71)に
よって撮影距離が読み取られる。
例えば、1.5+++の最短撮影距離の横には至近合焦
時の切り替え指定位置であることを示すMマーク(72
)がある、(73)は中継リング(1o)の侵端面(7
9)に設けられた切欠である。M制解除釦(74)は、
変倍リング(6)に光軸方向(図面左右方向)に移動可
能に設けられて、図示の位置では変倍域用ストッパーが
作用しており、矢印方向に移動することにより長焦点側
ストッパーが解除されて変倍リング(6)を至近合焦域
に回動させることができるようになる。焦点距離目盛(
15)は変倍リング(6)上に設けられ、固定筒(3)
上の指標(r6)によって焦点距離を読み取ることがで
きる。(77)は至近合焦域を示している。
スイッチ(78)は変倍リング(6)に設けられ、図示
しないばねによって図面上の矢印マークと反対方向に付
勢されており、規制解除釦(74)を該ばねの付勢力に
抗して規制解除位冒に移動させた時に閉じられる。この
スイッチ(78)は第5図のスイッチ(MC8)に対応
している。
キー(81)は、光軸方向にのみ移動を許容され、左端
には50−ラー(82)が設けられ、右端は変倍リング
(6)の第1端面(83)に接触しており、図示しない
ばねで常時右方向へ付勢されている。
変倍リング(6)は、第1端面(83)の延長上であっ
て長焦点端と至近合焦域との切替点に相当する位置に斜
面(84)を有し、至近合焦相当位置に第2端間(85
)を有している。(86)は規制解除釦(74)の軸方
向移動を許容する軸方向長孔である。
通常合焦域のおける手釣合焦及び自動合焦動作、変倍域
での変倍操作、更に至近合焦操作は前記実施例と同様で
あり、至近合焦域への切換えの場合の作用を以下に説明
する。この実施例では機構のみにより、または機構と電
気制御との併用により、最短撮影距離で至近合焦域に切
換えられる。
まず機械的に通常状態から至近合焦に切換える場合、規
制解除釦(74)を図示しないばねの付勢力に抗して矢
印方向へ移動させると図示しない長焦点側ストッパーが
作用しなくなるので長焦点端(図では100av )を
越えて至近合焦域へ変倍リング(6)を回動することが
できるようになる。しかし、変倍リング(6)の斜面(
84)とキー(81)の右端が干渉していて、長焦点側
ストッパー機能が解除されているにもかかわらず至近合
焦域へ変倍リング(6)を回動することができない。つ
まりレンズ群■と■との衝突が防止される。ここで、手
助合焦リング(7)を最近接距離方向へ回動してやると
、中継リング(9)を介して中継リング(10)−tl
GIQII、、、Mv−り(72) カmag (71
)に合致したところで切欠(13)がキーの左端のロー
ラー(82)に対面するようになる。このとき変倍リン
グ(6)を至近合焦方向へ回動すると斜面(84)の効
果でキー(81) 、 O−ラー(82)は図示しない
右方向への付勢力に抗して左進し、ローラー(82)は
切欠(13)内に嵌入して行く。
変倍リング(6)が至近合焦域に入るとキー(81)の
右端は第2端面(85)と接し、ローラー(82)のり
欠(13)への吹入も完了し、変倍リング(6)を自由
に回動操作して至近域での合焦をすることができる。尚
、通常の合焦機構は、最短撮影距離のまま固定されてい
てレンズ群Iは最前方に繰出されているので、至近合焦
によるレンズ群■の移動があってもレンズ群Iと■が衝
突することはないし、撮影倍率も最大のものが得られる
尚、この機構による作用は種々の変形された光学系に対
して応用できる。
一方、上述の機械的切換の場合は、誤操作に伴なうレン
ズ群同士の衝突は回避できるものの至近合焦域への切換
のために手動合焦リングの操作を必ず必要とするので切
換操作が多少不便である。
以下にこの操作を電気的に行なう場合を説明する。
まず、規制解除釦(74)の右進により、長焦点側規制
が解除されるとともに、スイッチ(78)が閉じられる
。スイッチ(78)即ち第5図のスイッチ(MC8)が
閉じられることによってその情報がμmcom(M C
2)を介してμmcoIl(MC1) I、:。
伝達され、通常合焦域用のレンズ群Iを最短撮影距離の
方向へ移動させるようモーター<MO>に回転指令が出
される。これによって小歯車(37)が回転し、内歯歯
車(38)が回動されてレンズ群Iが最短撮影距離位置
まで移動すると共に、切欠(73)がローラー(82)
に対面する位置まで回動されるので、変倍リング(6)
の至近合焦回動は全(妨げられることがない。至近域に
入った後は規制解除釦(74)から指を離せば、図示し
ないばねによって践釦(74)は矢印と反対方向へ移動
され、スイッチ(78)も開く。
つまり機械的に至近合焦域へ切換えるには、手動合焦リ
ング(7)の最短撮影距離位置への手動回動操作が必要
であったが、電気併用方式ではこれをモーター(MO>
に負担させているので、使用者の切換操作を一操作省略
することができる。
尚、この実施例では、キー(81)と斜面(84)の関
係開始位置が長焦点端位置と同じ位置である例を示した
が、斜面(84)の位置を図で下側へ少量寄せた位置に
設けてもよい。この場合、MI kl解除釦(74)を
操作したときに、キー(81)と斜面(84)の関係開
始位置が長焦点端位置を越えて少量回動じた位置になり
、変倍リング(6)の位置情報を示すコード板からの信
号が至近合焦域用信号になっているから、この信号に基
づいて最短撮影距離位置までのレンズ群Iの移動をモー
ター(MO>で行わせるようにでき、スイッチ(78)
を省略することができる。但し、この場合は、前記実施
例のように規制解除釦(74)を操作すると同時に駆動
モータ(MO)が回動するのではな(、長焦点端を少量
越えたときに初めて回動が始まるので、至近合焦域に切
換えられる時期が多少遅くなる。又、光軸方向への変位
により、最短撮影距離位置でのみ変倍操作リングの至近
合焦域への移動を許容するようにしたが、径方向即ち放
射方向への変位により移動が許容されるような機構を用
いてもよい。更に、変倍域と至近合焦域の規制をM制解
除釦(70によってIll Ill t、、だが、これ
をクリンク装置にit換して公知の他の方法を用い得る
ことは勿論である。
次に、スリップ機構(SLP)の機構部を第25図、第
26図に基づいて説明する。図において、交換レンズの
光学系は模式的に示、してあり、カメラ本体の駆動機構
(LDR)およびエンコーダ(ENC)の図示は省略し
である。また、前述の図面における機構と同一構成のも
のについては同一記号を符してあり、その説明は省略す
る。尚、第25図は噛み合いクラッチによりカメラ本体
の駆動軸(51)の雄部(52)とレンズの従動軸(3
4)の雌部(35)とが噛み合っている状態を示し、第
26図は前記噛み合いが外れている状態を示している。
駆動軸(,351)の右端部には、プランジャー浬桔レ
バー(93)の一端およびカム連結レバー(97)の一
端をそれぞれ係合するlζめの円周溝(91)および(
92)が設けられている。プランジャー(95)は、ト
ランジスタ(BT50)を介してアンド回路(AN81
)の出力に応じて給電が制御されており、その可動片(
94)は連結レバー(93)の他端に枢着されている。
ここで、アンド回路(80)には、インバータ(IN8
0)を介して μ−co■(MC2)の出力端子(01)からの信号、
インバータ(INI>を介して測光スイッチ(MES’
)の開閉信号、およびインバータ(IN6)を介してス
イッチ(FAS)の開閉信号が入力している。
従って、μmCO■(MC2)から合焦指令が出力され
ず、且つ測光スイッチ(MES)が開成され、且つスイ
ッチ(FAS)によりAFモードが選択されているとき
にのみアンド回路(AN80)の出力が“HHghnと
なってプランジャー(90)に給電がなされ、可動片(
94)は図の左方向へ移動する。また、カム板(97〉
は、クリックばね(98)により切欠部(97b)また
は(97c)と係合しうる位置に選択的に位置決めされ
、合焦動作を自動で行なうか否かを設定する不図示の操
作部材の回動により、第25図または第26図の位置に
設定される。ここで、第25図は自動合焦が設定された
状態を示し、第26図は手動合焦が設定された状態を示
す。また、カム板(97)のカム部(97a)の回助軌
跡内に臨むようにカム連結レバー(9G)の他端(96
a )が設置されており、第25図示の状態では両者は
離れた位置関係にある。さて、不図示の操作部材により
自動合焦が選択されており、プランジャー(95)が給
電されていない場合、第25図に示すように、ばね(5
6)の作用により噛み合いクラッチが形成されて、カメ
ラ本体の駆動軸(51)とレンズの従動軸(34)とが
連結される。
一方、不図示の操作部材により手動合焦が選択されてい
る場合は、第26図に示すように、カム板(97)のカ
ム部(97a)がカム連結レバー(96)の他端(96
b)を図の左方向に押すので、駆動軸(51)がばね(
56)の付勢に抗して図の右方向に移動して、噛み合い
クラッチが外される。また、自動合焦が選択されていて
も、μmcow(MC2)から合焦動作指令信号が出力
されない場合にはアンド回路(AN80)の出力が’ 
High”となってプランジャー(95)に給電が行な
われ、その可動片(94)がか方に移動するので、上述
と同様に、駆動軸(51)が図の右方向に移動して噛み
合いクラッチが外される。このようにして、噛み合いク
ラッチが外されることにより、カメラ本体側からレンズ
へのモーター(M O>の駆動トルクの伝達は遮断され
、誤まってレンズが駆動されるという不都合は防止され
る。
上述のような噛み合いクラッチを電気的に外す方法では
、その期間プランジャーに給電し続ける必要があるが、
節電対策として、モーターの回転開始に応答して噛み合
いクラッチを機構的に停止させる係止機構およびこの係
止を外すために係止機構に付設される電磁石を設け、ア
ンド回路(AN80)の出力信号の立上りに応答して上
記電磁石を一定時間だけ作動させて、上記係止を外すよ
うにしてもよい。
交換レンズから出力される変換係数のデータKDは、μ
−com(MC2)を介してμmcom(MCI)のN
o、93のステップで読込まれ、例えばN 0.136
のステップでモータ駆動用データNの演算に用いられる
。このデータKDは、前述の表6に示すように、指数部
と有効数字部とに二分されてコードづけされており、上
記演算は、勿論、指数部の値に応じて有効数字部の値を
対数伸張させた値に基づいて行なわれる。尚、このデー
タ変換を例えばハード的に行なう場合の読取回路の構成
を第27図に示す。図において、シフト回路(131)
にはデータKDの例えば下位4ビット分の有効数字値が
入力される。一方、例えば上位4ピット分の指数値はシ
フト制御回路(130)に入力されており、このシフト
制御回路(130)はこの指数値に応じてシフト回路(
137)に設定されたデータをシフトさせる。このよう
な構成により、シフト回路(131)に設定された有効
数字値は指数値に応じてシフトされ、結果として対数伸
張された値が変換係数の値としてシフト回路(131)
から出力される。
(以下余白) 凡用m 本発明は、比較的多く使用される通常撮影モード時に自
動焦点調整を行うようにし、マクロ撮影モード時には合
焦状態の表示を行うようにしたので、いずれのモードに
おいても簡便に焦点調整が行える。
また、通常撮影用の焦点調整用レンズのみについて自動
焦点調整を行うようにし、マクロ撮影モード時には自動
焦点調整手段の作動を禁止したので、駆動力を伝達する
機構に切り替え手段を必要とせず、レンズの大型化を招
かない、また、マクロ撮影モード時に不適切な焦点調整
は行なわれないし、エネルギーの節約にもなる。
以′I−危自
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカメラシステムの慨略を示すブロ
ック図、第2図はその回、路構成を示す回路図、第3図
は第2図におけるμ−CO■(MC2)の動作を示すフ
ローチャート、第4図はμmCOW(MC2)の直列デ
ータ入力部(SDI)の具体的な回路構成を示す回路図
、第5図はカメラ本体に装着されるコンバータ(CV)
および交換レンズ(LE)の回路構成を示す回路図、第
6図はμ−cow(MC1)により#J fillされ
る発光ダイオード駆動回路(FAD)の具体的な回路構
成を示す回路図、第7図は焦点距離に応じて変換係数が
変化する光学系を有する変倍レンズの焦点距離と変換係
数との関係を示すグラフ、第8図ないし第10図は第2
図のμmcow(MCI)の動作を示すフローチャート
、第11図は第2図のカメラシムテムの第1の変形例の
要部回路構成を示す回路図、第12図および第13図は
それぞれこの変形例に対応するμm00膳(MC2)お
よび(MCI>の70−の要部を示すフローチャート図
、第14図はμ−CO■(MCI)によりυj御される
制御回路(COT)の具体的な回路構成を示す回路図、
第15図はその変形例の要部回路構成を示すロ路図、第
16図はμmcos(MCI)のフローの他の変形例の
要部を示すフローチャート、第17図は第8図のμmC
OW(MCI)のNo、100のステップでの動作を具
体的に示すフローチャート、第18図は本発明による変
倍レンズの各レンズ群の相対位置関係の一例を示す線図
、第19図ないし第21図はこの変倍1ノンズにおいて
それぞれ長焦点距離、短焦点距離、マクロ撮影が設定さ
れた場合のレンズ鏡胴の半載断面図、第22図はこの変
倍レンズの要部機構を示す斜視図、第23図はこの変倍
レンズの他の要部機構を示す展開図、第24図はこの変
倍レンズにおし)でマクロ撮影を設定する場合の変形例
の要部機構を示す展開図、第25図および第26図は第
1因におけるスリップ機構(SLP)の具体的な機構を
示を機構図、第27図は第1図における読取回路(LO
G>の要部回路構成を示す回路図である。 BD:カメラ本体、LZ、LE:変倍レンズ、LEC:
レンズ回路、LDC:¥a取[[8、cv:コンバータ
、FLi:合焦用レンズ、zR:焦点距離設定手段、F
CD:設定位置データ出力手段、DS 1ニアドレス指
定手段、R03:固定記憶手段、51 、53 、10
7 、LDR。 SLP、MO,114:合焦駆動手段、8〜12 、3
4〜38 、102〜106:合焦レンズ駆動手段、M
C1,MC2:マイクロコンピュータ。 出願人 ミノルタカメラ株式会社 チts fafnf−f−f−fnfm fnf−f=
 ff2.f、 hlf−チ4 b fりh fs j
−f3j−hTI−J・f        ″′ 第17 図 魔laノ 第1.? 図 第1q 図 第27 図 !3θ 第29図 第27 図 第22図 第23@ Y7を 第24 図 第26 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、通常の撮影距離範囲を撮影する通常撮影モードと上
    記通常の撮影距離範囲よりも近いマクロ撮影距離範囲を
    撮影するマクロ撮影モードとを切り替える切り替え手段
    と、 上記通常撮影モード時に上記通常の撮影距離範囲に対し
    て焦点調整を行う第1のレンズと、上記マクロ撮影モー
    ド時に上記マクロ撮影距離範囲に対して焦点調整を行う
    第2のレンズと、被写体光を受光する受光手段と、 上記受光手段の出力からデフォーカス量を算出する算出
    手段と、 上記デフォーカス量に応じた量だけ上記第1のレンズを
    駆動して焦点調整を行う自動焦点調整手段と、 上記算出手段の出力に基づいて合焦状態を表示する表示
    手段と、 上記切り替え手段によつてマクロ撮影モードが選択され
    ていると上記自動焦点調整手段の作動を禁止する禁止手
    段と、 を有することを特徴とするカメラシステム。
JP2022828A 1990-02-01 1990-02-01 焦点調整装置 Granted JPH02256036A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441642A (en) * 1977-09-09 1979-04-03 Hitachi Ltd Information processor
JPS5482229A (en) * 1977-12-14 1979-06-30 Canon Inc Automatic focus control camera

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5482229A (en) * 1977-12-14 1979-06-30 Canon Inc Automatic focus control camera

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