JPH02255629A - ポリフェニルメタンをベースとした組成物と、その製造方法および誘電体としての応用 - Google Patents

ポリフェニルメタンをベースとした組成物と、その製造方法および誘電体としての応用

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JPH02255629A
JPH02255629A JP2039538A JP3953890A JPH02255629A JP H02255629 A JPH02255629 A JP H02255629A JP 2039538 A JP2039538 A JP 2039538A JP 3953890 A JP3953890 A JP 3953890A JP H02255629 A JPH02255629 A JP H02255629A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はポリフェニルメタンをベースとした組成物と、
その製造方法と、その誘電体として応用に関するもので
ある。
本発明は特に、モノ−およびジベンジルトルエン、モノ
−およびジベンジルベンゼンの混合物に関するものであ
り、この混合物はトリフェニルメタン、ジトリルフェニ
ルメタン、トリルジフェニルメタンまたはこれらの高級
類縁体を含むことができる。
従来の技術 ヨーロッパ特許出願第259.798号には、モノベン
ジルトルエン、エチルビフェニルおよび/または1,1
−ジフェニルエタンと、17個以下の炭素原子を有する
他のビフェニルまたは他のビフェニルメタンとの混合物
が記載されている。
ヨーロッパ特許出願第262.456号には、モノベン
ジルトルエンと、全体として15〜17個□の炭素原子
を含むアルキル基によって置換されたジフェニルメタン
との混合物が記載されている。
ヨーロッパ特許出願第172.537号には、ベンジル
ベンゼンの異性体混合物が記載されている。
ヨーロッパ特許出願第282.083号には、モノベン
ジルトルエンとジトリルメタンとの混合物が記載されて
いる。
上記の組成物は全て原料反応物を付加反応またはカップ
リング反応させて得られるため、最後に分離する必要が
ある。しかし、この分離は極めて困難である。
ヨーロッパ特許出願第136.230号には、誘電性流
体として使用可能なモノベンジルトルエン、ジベンジル
トルエンおよびジトリルフェニルメタンの混合物と、こ
の混合物を極めて容易に得るための方法が記載されてい
る。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、公知のものに比べて誘電特性に(憂れ
たポリフェニルメタンをベースとした新規な組成物を提
供することにある。
本発明の他の目的は、低温度で使用可能な上記組成物を
提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、製造が極めて容易な上記組
成物を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明の提供する組成物は、下記一般式:(ただし、n
、とn2は0.1.2であり、n、+n2は3以下で、
Rは水素を示す)で表される異性体または異性体の混合
物A+ と、AIを表す上記一般式においてRがメチル
基であり、nlとn2をそれと同一の意味を有するQI
 およびq2で置き換えた異性体または異性体の混合物
A2との2つのオリゴマーAIおよびA2をベースとし
た組成物において、上記オリゴマーAおよびA2の少な
くとも1方が3つのベンゼン環を有する異性体を含むこ
とを特徴としている。
上記オリゴマーA2は、例えばメタベンジルトルエン、
ベンジルトルエンの2つの異性体ノ混合物マたはベンジ
ルトルエンの3つの異性体の混合物にすることができる
。また、例えば、3.5−ジベンジルトルエンのような
上記定義でq1=1、q2=0である異性体またはq1
=1、q2=0である全ての異性体の混合物またはq+
=o、q2=1である異性体の全ての混合物にすること
ができる。
・さらに、上記A2はq+ とq2が上記定義に入る複
数の異性体の混合物、例えば、ジベンジルトルエン64
重量%と、QI +42=1である異性体の混合物22
重量%と、Ql+42=2である異性体の混合物10重
量%と、Ql+42=3である異検体の混合物4重量%
との混合物にすることもできる。これらの異性体または
異性体の混合物の組み合わせは任意である。
上記オリゴマーAIの場合も同様で、ベンジルベンゼン
またはその高級類縁体の異性体または異性体混合物であ
る。
本発明の組成物は、オリゴマーA、またはA2の少な(
とも1方が、その構造中に少なくとも3つのベンゼン核
を有する異性体であるか、3つのベンゼン核を肴する異
性体の混合物であるか、3つのベンゼン核を有する少な
くとも1つの異性体または複数の異性体の混合物である
ような組成物である。
本発明の生成物は、オリゴマーA、が任意で、オリゴマ
ーA2がジベンジルトルエンすなワチ、q1=1、q2
=0である1つまたは複数の異性体またはトリル(ベン
ジルフェニル)メタンすなわちq1=0、q2=1であ
る1つまたは複数の異性体である混合物にすることがで
きる。
本発明の好ましい生成物は、オリゴマーA、とA2が下
記を満足するように組合わせた組成物である: (a)  AIがn、 =712=Q A2がQl+42=1 (b)  Atがnl+n2=1 A2がQl =Q2 =0 (c)  AIがn、 +n2=1 A2がQl+Q2=1 A、とA2との比率は任意であるが、A2の量をAIの
量より多くするのが好ましく、特に、A2の量をA1と
A2の総量の60〜80重量%にするのが好ましい。
本発明はさらに、上記2つのオリゴマーA1とA2とを
ベースとした組成物において、さらに下記のオリゴマー
B1、B2およびB3の中から選択される少なくとも一
つのオリゴマーを含む組成物にも関するものである。す
なわち、 B1は下記の一般式を有する異性体または異性体の混合
物: (ただし、nl8、n1、n、=0.1.2であり、 
n12、n”2、n3、nT3、n5=0、■であり、
n’、+n、+n、+n2+n3+n3+n4+n5は
2以下であり、R8とR2は水素を表す) B2は、上記B+を表す上記一般式においてR3とR2
がメチル基を表し且つnで表された各係数をそれと同一
の意味を有するqに置き換えた異性体または異性体の混
合物であり、 B3は、上記B1を表す上記一般式においてR1とR2
が水素またはメチル基を表し且つnで表された各係数を
それと同一の意味を有するrに置き換えた異性体または
異性体の混合物である。
上記オリゴマー81の最も単純なものはトリフェニルメ
タンであるが、さらには、n+、=1で、その他の係数
が0である(ベンジルフェニル)ジフェニルメタンの異
性体またはこの異性体の複数の混合物にすることができ
る。
また、B1 は上記係数nが互いに異なる複数の意味を
有する各異性体の混合物でもよく、例えば、72重量%
が n  、  +  n  、  +  n  3  +
  n3  +  n  2  +  n  2  +
  n4+  n5の和が0である異性体であり、21
重量%が上記の和が1である異性体であり、残りの部分
が上記の和が2である異性体の混合物にすることができ
る。
また、B1は、上記定義の各係数nを満たす異性体また
はその異性体の混合物であってもよく、さらに、これら
混合物の2つまたは複数を組み合わせたものであっても
よい。
上記オリゴマー82と83もB1と同様に定義される。
特に好ましい組成物はA、と、A2とB2とから製造さ
れ、特に、下記を満たす組成物が好ましい: (a)Atはn、 =n2=0、 A2の60〜90重量%はn、=n2 =Qである異性
体、 B2は任意 (b)Atの50重量%はn r + n 2 = 0
である異性体、 A2と82は(a)と同じ。
A1、A2とオリゴマー81、B2、B、の少なくとも
1つとをベースとした組成物の中では、5つのオリゴマ
ーAl5A2、B1、B2およびB、によって構成され
るものが特に好ましく、製造が極めて容易であり、これ
は予想外のことである。
本発明はさらに、A8、A2、B+およびB、の混合物
からなる組成物に関するものである。
上記の組成物は全て誘電性流体として使用でき、特にコ
ンデンサとして使用できる。これらの組成物は全て、十
分に高い抵抗率が得られるまで、例えば脱色上、ベント
ナイトまたはこれらと同等な化合物と接触させることに
よって精製することができ、より一般的には、誘電体と
して使用される流体の精製法を用いて精製することがで
きる。また、誘電体として使用される流体の公知の添加
剤例えば、エポキシド、ジ−t−ブチル−パラクレゾー
ル型またはアントラキノン誘導体等の酸化防止剤を本発
明組成物に添加することもできる。
本発明はさらに、これらの組成物全ての合成方法に関す
るものである。
上記オリゴマーA、とA2は、塩化ベンジルCs Hs
 CH2C1をA2の場合にはトルエンと反応させ、A
tの場合にはベンゼンと反応させることによって作るこ
とができる。
上記オリゴマーB1、B2およびB3は、塩化ベンジリ
デンCg Hs CHCI□をベンゼン、トルエン、塩
化ベンジルおよびオリゴマーA1およびA2と反応させ
ることによって得られる。
塩化ベンジル右よび塩化ベンジリデンは公知の化合物で
ある。例えば、トルエンのラジカル塩素化を行うった後
に、蒸留によってCs Hs CH2C1とCs Hs
 CHCl2とを分離することができる。
各オリゴマーAおよびBを作った後に、これらのオリコ
マ−を混合するだけで本発明の組成物は得られる。
オリゴマーA2と82の混合物を得るのに特に便利な方
法はヨーロッパ特許第136.230号に記載されたも
のである。この方法では、第1段階でフリーラジカル発
生剤の存在下でラジカル反応によって塩素をトルエンと
反応させ、第2段階で第1段階の反応生成物に無機ハロ
ゲン化物または無機酸を作用させる。
At +B、を製造する方法の特徴は、(a)  フリ
ーラジカル発生剤の存在下でラジカル反応によって塩素
をベンゼンとトルエンとの混合物と反応させ、 (b)反応しなかったトルエンを除去し、(c)得られ
た生成物に無機ハロゲン化物または無機酸を作用させる 点にある。
ベンゼンとトルエンの混合物のラジカル塩素化反応は一
般に50〜110 ℃、好ましくは、70〜1(14)
℃の範囲で実施される。この反応は、モルパーセントで
表した場合、導入されたトルエンの10〜40%だけが
対応する塩素化誘導体に転化するように行うのが好まし
い。フリーラジカル発生剤とは、光化学開始反応および
化学的開始剤を意味する。
化学的開始剤として1まアゾジイソブチルニ) IJル
またはアゾジバレロニトリルのようなアゾ化合物、例え
ば、過酸化ラウロイル等を使用することができる。使用
する化学的開始剤の量は、通常、導入されたトルエンに
対して0.05〜3重量%、好ましくは0.1〜1.5
重量%の範囲である。
本出願人は、驚くべきことに、少なくとも15モル%、
好ましくは20〜30モル%のトルエンを含むベンゼン
−トルエン混合物ではベンゼンの塩素化が見られないと
いうことを確認している。
反応後に、例えば1つまたは複数の蒸留塔を用いて蒸留
してトルエンを除去し、塩素化しなかったトルエンと共
に排出されるベンゼンを塩素化したトルエンを含む反応
媒体中に戻す。
上記の段階で得られた反応媒体すなわちCa H6とC
s H5CH2CIとCs Hs CHCl2との混合
物に無機ハロゲン化物またはさらに無機酸を作用させる
この反応は実際には30〜110℃、好ましくは、50
〜1(14)℃の範囲の温度で実施される。無機ハロゲ
ン化物としては塩化第二鉄、三塩化アンチモン、四塩化
チタンまたは塩化アルミニウムを、反応媒体に対して通
常50ppm−1%、好ましくはI(10ppm〜0.
5%の重量の割合で使用することができる。
また、無機酸としては、例えば硫酸を70〜95%の重
棗濃度で使用することができる。また、ゼオライトやあ
る種の無機酸化物を使用することもできる。
この第2段階の別の方法は、第1段階の反応媒体をベン
ゼンまたはベンゼンと溶液または分散液状の無機ハロゲ
ン化物または無機酸を含む本発明のオリゴマー混合物に
注入する方法である。この変形方法では合成を連続また
は非連続に実施できるので、この方法は特に連続的に実
施する場合に重要である。
過剰なベンゼンを蒸留した後に、公知の方法、例えば水
洗浄、中和、乾燥によって、無機ハロゲン化物または無
機酸を除去するのが好ましい。
本発明では、さらに、トルエンの塩素化後にベンゼンを
導入するという別の変形方法によってA1+B、を製造
することができる。
この方法の特徴は、 (a)  フリーラジカル発生剤の存在下でラジカル反
応によってトルエンに塩素を反応させ、(b)未反応の
トルエンを除去し、 (c)ベンゼンを添加し、得られた生成物を無機ハロゲ
ン化物または無機酸と反応させる 点にある。
この方法は、トルエンとベンゼンとの混合物を塩素化す
る上記の場合と同様であるが、揮発性が最も高い化合物
なので、トルエンの除去がより簡単になる。
上記(a)と(b)の段階を、Ctt Hs CH2C
1とCgHsCHC1□との混合物の合成に変えた場合
も本発明の範囲に含まれる。
本発明はさらに、無機ハロゲン化物または無機酸の存在
下で塩化ベンジルをベンゼンおよびトルエンと接触させ
ることを特徴とするオリゴマーA1+A2の混合物を製
造する方法にも関するものでもある。
この方法は上記のAt 十B+の製造方法の(c)段階
と同じ条件で実施される。。
さらに、上記の方法とは別の方法を用してAt+ A 
2を製造することもできる。この方法は、(a)  フ
リーラジカル発生剤の存在下でトルエンとベンゼンに塩
素を反応させ、 (b)塩化ベンジリデンを除去し、 (c)得られた生成物を無機ハロゲン化物または無機酸
と反応させる ことを特徴としている。
この方法は上記の各方法と同様に実施できる。
上記(b)段階では、蒸留によって、例えば(a)段階
で得られ混合物の軽質成分を回収するのが好ましい。こ
の軽質成分はベンゼン、トルエンおよび塩化ベンジルで
構成されているので、次いで、この軽質成分に(i)無
機ハロゲン化物または無機酸または(11)このハロゲ
ン化物か無機酸を含む化合物を添加するだけでよい。
ベンゼンを使用せずに(a)段階を実施し、(c)段階
でベンゼンを添加する場合も本発明の範囲に含まれる。
また、(c)段階でトルエンを添加することもできる。
本発明はさらに、下記工程を特徴とするオリゴマーA8
、A2、B1、B2およびB、の混合物の製造方法にも
関するものである; (a)  フリーラジカル発生剤の存在下でラジカル反
応によってトルエンとベンゼンの混合物に塩素を反応さ
せ、 (b)得られた生成物を無機ハロゲン化物または無機酸
と反応させる。
既に述べたように上記、ベンゼン−トルエン混合物がト
ルエンを少なくとも15モル%含んでいればベンゼンは
塩素化されない。この方法の実施は上記の各方法と同様
に実施することができる。
以下、実施例を用いて本発明を説明する。
実施例1 コンデンサーモデルの高圧・高温下 での加速エージング試験 この試験の基本は、駄目になったコンデンサの数を評価
する。また、別の試験では、エージング期間を短くして
、試験中に駄目にならなかったコンデンサの剛性(絶縁
耐力)を検査して絶縁劣化に関する情報を得た。
■、混合コンデンサの試験 この試験のために、厚さが12μmの2枚の平滑なボリ
ブロピレンフヘルムと、相対密度が1.0で、厚さが1
2μmの1枚の紙の層とによって構成された2系列の1
0個のコンデンサを製造した。これらの2系列のコンデ
ンサは以下のもので予め含浸されている: 1系列は、75重量%がベンジルトルエン(q1=42
=O)で、25重量%がQ++qz=1の異性体である
オリゴマーA2と、このA2 1(14)重量部に対し
て1重量部の割合のビスフェノールAジグリシジルエー
テルとで含浸し、 他方の系列は下記のA1とA2の混、合物で含浸した: (a)A2はAt +A2の70重量%であり、(b)
  At は、n、=n2=(]の異性体70%とn+
+n2=lの異性体30%とを含む。
■、1.  耐久力 含浸と熱成形後に、コンデンサを85℃、27(14)
 V(75V/μm)で、535時間劣化試験した。
この第1回目の劣化試験後には全く亀裂は観察されなか
ったので、さらに厳しい3(14)0V (83,8V
/μm)にして試験を行った。
44(14)時間の劣化試験を行った後の結果を下記に
示す。
この結果は、At +A2が好ましいことを示している
1.2.  tanδの変化 コンデンサのtanδを535時間後、1460時間後
および44(14)時間後に測定した。
結果は下記の通り。
上記混合物At +A2で含浸されたコンデンサのta
nδはA2で含浸されたコンデンサのtanδよりかな
り小さく、劣化が小さいことを示している。
I1、全フィルムコンデンサの試験 この試験のために10個のコンデンサからなる3系列の
コンデンサを製造した。各コンデンサは厚さが13.5
μmの2枚の粗面のポリプロピレンフィルムで構成した
2系列は上記のオリゴマーA2で含浸し、残りのI系列
は上記の混合物AI+A2で含浸した。
2.1.  耐久力 含浸と熱成形後に、90℃で5(14)時間、24(1
4) V(88,9V/μm)で劣化試験を行った。
以下の結果が得られた。
この結果は、わずかながら混合物AI+A2の方が好ま
しいことを示している。
2.2.  絶縁破壊電圧の変化 上記の結果を確かめるために、劣化試験後に生き残った
コンデンサの絶縁破壊電圧を測定した。
新品のコンデンサについて同様の測定を実施した場合の
絶縁破壊電圧は11.5 k Vであった。
劣化試験での絶縁性の低下は剛性の低下として現れる。
以下の結果が得られた: Q)A2で含浸したコンデンサ:6.6kV(2)  
A I+ A zで含浸したコンデンサ:9.4kVこ
の結果から、AI+A2で含浸したコンデンサの劣化の
方が明らかに小さいことが分かった。
実施例2 オリゴマーA2の合成 回転撹拌器と、還流冷却器と、窒素インジェクタと、滴
下漏斗とを備えた容量6βの反応装置に、ベンゼン54
モル(4212g )と、FeCl31gとを入れ、反
応装置内の内容物を窒素で被って65℃に加熱する。塩
化ベンジル6モル(759g )を4時間かけて滴下漏
斗を介して導入する。この反応混合物をさらに1時間撹
拌し、FeC15O,25gを添加する。
さらに、窒素流下で、この反応混合物を70℃に2時間
の間維持する。放出される塩酸の量は5.95モルであ
る。次に、反応しなかったベンゼンを単純な蒸留によっ
て除去する。次に、粗ポリフェニルメタン(873g 
)を3時間かけて、275℃で撹拌しながら、無水のN
a2CO31%で処理する。処理後、生成物を水銀1 
mmの真空下でガラスの螺旋体によって構成される充填
材を充填した高さ30c11の蒸留塔で蒸留する。
約85〜95℃で2つの芳香族環を有する化合物を分画
した。3つの芳香族環を有する化合物は約170〜2(
14)℃で分画した。4つの芳香族環を有する化合物は
、蒸留塔を外した後に、約260〜280℃でで分画し
た。残留物は、導入した材料の5.8%であった。
蒸留よって得られた各分画を混合したものは導入した材
料の94%であり、これがオリゴマーA。
である。その重量組成は以下の通りである:n、=n2
=0     66.5% n、=1、n1=0   27  % n1=nz=1      6.5% その特性は下記の通りである: 結晶化温度       +3℃ 40℃での粘度      3.4cps20℃での粘
度      5.3 cps40℃での密度    
  1.(14)120℃での密度      1.(
112実施例3 混合物AI +BI の合成 実施例2と同様な装置で滴下漏斗に塩化ベンジル9.6
1モル(1266g )と、塩化ベンジリデン0.30
6モル(1266g )とを入れる。この塩化ベンジリ
デンは、トルエンを光塩素化(トルエン/塩素のモル比
は4)し、未反応のトルエンを蒸留によって分離して得
た。
これらを、実施例2と同じ条件で、ベンゼン50モル(
39(14)g )とPeC151gと反応させる。
回収された塩酸は9.99モルである。未反応のベンゼ
ンを蒸留した後に得られを生成物は1304 gである
この生成物を実施例2と同様に炭酸ナトリウムで処理し
た後、同様に蒸留する。蒸留残留物は導入した材料の1
4.2%である。各分画を混合したものは導入した原料
の85%である。こうして得られた生成物はA1とB、
の混合物である。
この生成物の重量組成は下記の通りである:53% n1=n2=Qのオリゴ? −A 。
31% n+=1% n2”0のオリゴマーA+n 、= n2
 = n”、 = n52= n、 = n 3= n
4 = n5=0のオリゴマーB1 16% n1=n2=10オリゴ7− A 。
n’l”n’2=n”1=n2=n*”n5=n4”n
5=1のオリゴマーB+ その特性は下記の通りである: 結晶化温度       −15℃ 20℃での粘度      8.1cps20℃での密
度      1.(119実施例4 A + + A 2 + B r + B 2 + B
 sの合成撹拌器と、冷却器と、塩素供給管と、外部に
配置されたフィリップス(Philip)社製の30ワ
ツトのTLADKランプとを備えた容量lβの反応装置
に、ベンゼン5モル(390g)  と、トルエン5モ
ル(460g )とを入れる。次に、85℃の温度を1
時間維持して塩素1.25モル(78,1g)を導入す
る。
放出された塩酸の量は1.15モルであった。クロマト
グラフィ分析の結果、上記塩素化中にベンゼンは完全に
不活性であることが分かった。この混合物は塩化ベンジ
ル16重量%と、塩化ベンジリデン0.52重量%とを
含んでいる。
この反応混合物を滴下漏斗に入れ、1時間かけて、温度
80℃で、トルエン0.166モル(15,3g )と
ベンゼ:/ 0.166%ル(12,95g)  とF
eC150,15gとを収容した回転撹拌器を備えた容
量1βの反応装置に導入する。さらに全体を窒素ガス下
で80℃に1時間維持する。放出される塩酸の量は1.
1モルである。
未反応のベンゼンおよびトルエンを蒸留した後に得られ
る生成物は180gである。この生成物を実施例1と同
様に炭酸ナトリウムで処理し、蒸留する。蒸留残渣は導
入した材料の2.76%である。
各蒸留分画分を混合したものは、導入した材料の97.
1%である。得られた生成物は下記組成のA1、A2、
B1、B2およびB3の混合物であるニア1.1% n、=n2=Q、q r = Q 2 = (14)オ
リゴマーA + + A 2 24.3% n I ” 1 、n 2 =0、q+=1 、Q2=
OのオリゴマーA、+A2 と、 各係数nSpおよびrが全部0であるオリゴマー B++82+Bs 4.6  % n、=y12=1、Ql=Q2=1の オリゴマーAI+A2と 係数nの全部の合計が1であり、係数qの全部の合計が
1であり、係数rの全部の合計が1であるオリゴマーB
 + + 82 + 83上記オリゴマーAt +A2
でのA20重量比率は85/15である(n1=n2=
Qに対してガスクロマトグラフで決定)。
その特性は下記の通りである: 結晶化温度       −32℃未満20℃での粘度
      6.7cps20℃での密度      
0.998実施例5 実施例2の化合物A1 と、欧州特許第136.230
号に記載の方法で製造した生成物A2+82との混合物
を数種類製造した。前記一般式での重量組成は下記の通
りであるニ ア5% Q r = 42 = OのオリゴマーA223% q1=1、n2=(14)オリゴ7−A2Q’ + ”
Q’ 2 ”Q″’+= Q”2 = 43 =q’ 
3” Q4 =qs = 0のオリゴマー82 2% QI=Q2=1のオリコマ−A2、 Q’+ =Q’2 ”Q”I=42 ”q3=Q’3”
Q4 =QS =1のオリゴマー82 オリゴマー32すなわち、 Q I ”Q’2 =Q″1、=ql″2=q3=q′
3:q4:q5=。
のオリゴマーの含有量をクロマトグラフィ分析で測定し
た結果は2.5%であった。
結晶化温度は一40℃以下であり、20℃での粘度は6
.5cpsであり、密度は1.(14)6であった。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、n_1とn_2は0、1、2であり、n_1
    +n_2は3以下で、Rは水素を示す)で表される異性
    体または異性体の混合物A_1と、A_1を表す上記一
    般式においてRがメチル基であり、n_1とn_2をそ
    れと同一の意味を有するq_1およびq_2で置き換え
    た異性体または異性体の混合物A_2と の2つのオリゴマーA_1およびA_2をベースとした
    組成物において、 上記オリゴマーA_1およびA_2の少なくとも1方が
    3つのベンゼン環を有する異性体であることを特徴とす
    る組成物。
  2. (2)上記オリゴマーA_1がn_1=n_2=0であ
    り、上記オリゴマーA_2がq_1+q_2=1である
    ことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. (3)上記オリゴマーA_1がn_1+n_2=1であ
    り、上記オリゴマーA_2がq_1=q_2=0である
    ことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  4. (4)上記オリゴマーA_1がn_1+n_2=1であ
    り、上記オリゴマーA_2がq_i+q_2=1である
    ことを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  5. (5)上記2つのオリゴマーA_1およびA_2をベー
    スとし、下記のオリゴマーB_1、B_2およびB_3
    の中から選択される少なくとも一つのオリゴマーをさら
    に含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に
    記載の組成物: B_1は下記の一般式を有する異性体または異性体の混
    合物: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、n’_1、n”_1、n_4=0、1、2で
    あり、n’_2、n”_2、n_3、n’_3、n_5
    =0、1であり、n’_1+n”_1+n’_2+n”
    _2+n_3+n’_3+n_4+n_5は2以下であ
    り、R_1とR_2は水素を表す) B_2は、上記B_iを表す上記一般式においてR_1
    とR_2がメチル基を表し且つnで表された各係数をそ
    れと同一の意味を有するqに置き換えた異性体または異
    性体の混合物であり、 B_3は、上記B_1を表す上記一般式においてR_1
    とR_2が水素またはメチル基を表し且つnで表された
    各係数をそれと同一の意味を有するrに置き換えた異性
    体または異性体の混合物である。
  6. (6)オリゴマーA_1、A_2およびB_2を含むこ
    とを特徴とする請求項5に記載の組成物。
  7. (7)オリゴマーA_1、A_2、B_1、B_2およ
    びB_3を含むことを特徴とする請求項5に記載の組成
    物。
  8. (8)請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物を含
    む誘電性流体。
  9. (9)下記工程を特徴とする請求項1〜4のいずれか一
    項に記載のオリゴマーA_1+B_1の混合物を製造す
    る方法: (a)フリーラジカル発生剤の存在下でラジカル反応に
    よってベンゼンとトルエンの混合物に塩素を反応させ、 (b)未反応のトルエンを除去し、 (c)得られた生成物を無機ハロゲン化物または無機酸
    と反応させる。
  10. (10)下記工程を特徴とする請求項1〜4のいずれか
    一項に記載のオリゴマーA_1+B_1の混合物を製造
    する方法: (a)フリーラジカル発生剤の存在下でラジカル反応に
    よってトルエンに塩素を反応させ、 (b)未反応のトルエンを除去し、 (c)ベンゼンを添加し、得られた生成物を無機ハロゲ
    ン化物または無機酸と反応させる。
  11. (11)無機ハロゲン化物および無機酸の存在下で、塩
    化ベンジルをベンゼンおよびトルエンと反応させること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のオリ
    ゴマーA_1+A_2の混合物の製造方法。
  12. (12)下記工程を特徴とする請求項1〜4のいずれか
    一項に記載のオリゴマーA_1+A_2の混合物を製造
    する方法: (a)フリーラジカル発生剤の存在下でトルエンとベン
    ゼンに塩素を反応させ、 (b)塩化ベンジリデンを除去し、 (c)得られた生成物を無機ハロゲン化物または無機酸
    と反応させる。
  13. (13)下記工程を特徴とする請求項1〜4のいずれか
    一項に記載のオリゴマーA_1+A_2の混合物を製造
    する方法: (a)フリーラジカル発生剤の存在下でトルエンに塩素
    を反応させ、 (b)塩化ベンジリデンを除去し、 (c)ベンゼンを添加し、得られた生成物を無機ハロゲ
    ン化物または無機酸と反応させる。
  14. (14)下記工程を特徴とする請求項5または6に記載
    のオリゴマーA_1、A_2、B_1、B_2およびB
    _3の混合物を製造する方法: (a)フリーラジカル発生剤の存在下でラジカル反応に
    よってトルエンとベンゼンの混合物に塩素を反応させ、 (b)得られた生成物を無機ハロゲン化物または無機酸
    と反応させる。
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