JPH0225503Y2 - - Google Patents

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JPH0225503Y2
JPH0225503Y2 JP198385U JP198385U JPH0225503Y2 JP H0225503 Y2 JPH0225503 Y2 JP H0225503Y2 JP 198385 U JP198385 U JP 198385U JP 198385 U JP198385 U JP 198385U JP H0225503 Y2 JPH0225503 Y2 JP H0225503Y2
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cam
coating gun
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frame
coating
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、例えばスピーカ組立時の糊付、液
体ガスケツトの塗布、グリスの塗布等に用いる自
動カム倣い式塗布機に関し、さらに詳しくは倣い
カムをカム支持枠に固定し、カムの下側で摺動枠
を案内支持枠に水平摺動自在に支持させ、摺動枠
にカムローラと塗布ガンとを支持させ、モータの
動力でカムローラをカムに沿つて移動させること
により、塗布ガンをカムの形状に倣つて移動させ
るように構成し、塗布ガンを糸切り用作動器で上
下駆動可能に構成した自動カム倣い式塗布機に関
する。
〈従来技術〉 このような技術に関しては従来第8図に示すも
のがある。
すなわち、自動カム倣い式塗布機は、カム支持
枠11aと、これに固定された倣い用カム12
と、カムローラ16及び塗布ガン29を支持する
摺動枠13aと、この摺動枠13aを水平摺動自
在に支持する案内支持枠14aと、摺動枠13a
をカム12の求心方向に牽引するバネ14bと、
ユニバーサルジヨイント31、ベルト伝動装置3
2及びカム12の軸心を通る回転軸33を介して
案内支持枠14aを回転させる駆動モータ30a
と、これらを一連に支持する支持アーム11bを
上下移動させる上下駆動装置34とにより構成さ
れている。
そして、接着剤を塗布する塗布軌道が第6図の
ような楕円軌道の場合には、ユニバーサルジヨイ
ント31を傾斜させ、楕円率が異なることに合わ
せて傾斜角度を適宜調節することによりカム面1
2aを倣いつつ転動するカムローラ16の周速を
略一定にし、もつて、塗布ガン29の移動速度を
略一定にするように構成されている。
また、前記支持アーム11bを上下移動させる
上下駆動装置34は、接着剤を塗着させる面の高
さに応じて塗布ガン29を上下移動させる必要か
ら、上下駆動モータ3に連結された駆動ネジ4で
支持用ナツト5を上下移動させ、この支持用ナツ
ト5に固定された支持部材5aが後述の糸切り用
作動器24を介して前記支持アーム11bを上下
動可能に支持するように構成されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 例えば、第5図に示すようなスピーカPの組立
において今日では、接着剤を用いてヨークP1
マグネツトP2及び他の各部品P3〜P4を順次接着
して組み付けるのであるが、接着剤を接着面に塗
着する際に、最小限の接着剤を均一の膜厚で塗着
することが望ましい。
このためには、前記塗布ガン29の移動速度を
一定にする必要があるが、上記従来技術において
は、回転速度が一定の駆動モータ30aで、ユニ
バーサルジヨイント31を介して案内支持枠14
aを回転するものであるため、塗布ガンの塗布軌
道が第7図のような変則形の場合には移動速度に
ムラが生じ、第6図のような楕円の場合には略均
一な移動速度が得られるが、それでもなお前記バ
ネ14bは、楕円軌道の曲率が大きくなる方向
(短軸に向かう方向)では減速抵抗となり、曲率
が小さくなる方向(長軸に向かう方向)では加速
力として作用することから、移動速度にムラが生
じ、これにより接着剤の膜厚のムラ(以下塗布ム
ラと称する)や、移動速度が早過ぎて接着剤の飛
び切れ(以下飛びと称する)が生じる。特に、塗
布軌道が第7図のような略四角形や略菱形及び長
円等の変則形状を含むスピーカ等には適用できな
いという難点がある。
しかも楕円軌道の場合にも塗布軌道が変更にな
るとその形状の変化に対応させて、ユニバーサル
ジヨイント31の傾斜角度を変更調節しなければ
ならず、その段取りに手間を必要とする。
本考案はこのような欠点を解消した自動カム倣
い式塗布機を提供することをその目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記目的を達成するもので、その要旨
は、冒述の〈産業上の利用分野〉の項に記載した
自動カム倣い式塗布機において、案内支持枠を縦
支軸に水平揺動自在に支持させ、モータを摺動枠
に支持させ、モータにカムローラを連動連結し、
カムローラとカムの少くともカム面とを磁性体で
形成して、磁力で吸着させて構成したことを特徴
とするものである。
〈作用〉 モータによつて、カムローラも一定速度で回転
されて、磁力で吸着されながら、カム面を倣い運
動する。このとき塗布ガンの移動速度は、カム面
の形状を問わず一定に維持される。
〈実施例〉 以下本考案による実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案をスピーカ組立用塗布機に適用
し、要部を破断して示す側面図、第2図はその正
面図である。
これらの図において、符号1は塗布機の基台、
2は基台に立設されたフレーム、3は駆動ネジ4
を介して支持用ナツト5を上下移動させる上下駆
動モータ、6はナツト5に出力ロツド7の先端7
aを支持された自動昇降駆動用シリンダ、8はシ
リンダ6に連結され上下ガイド9によつて回転が
阻止され上下移動可能に設けられた基枠である。
以下本考案による特徴的構造について説明す
る。
上記基枠8には縦支軸10を固設し、この縦支
軸10の上端部には倣い用カム12を固定したカ
ム支持枠11を固設するとともに、摺動枠13を
水平摺動自在に支持する案内支持枠14の基端部
15を、一組のベアリング15a,15aを介し
て水平揺動自在に支持させてある。
摺動枠13には、カムローラ16を有する磁極
回転体17が回転自在に支持され、同じく摺動枠
13に設けたモータ30と減速器(図示せず)を
介して連動連結されカムローラ16を回転するよ
うに構成されている。
磁極回転体17は第3図に示すように、アルミ
ニウム等の非磁性体で形成された回転枠18内に
永久磁石19の磁極に対面させて磁性体で形成し
た極板20a,20bを配置して固定し、上側の
極板20aとカムローラ16とを一体に構成した
ものである。
回転枠18の下側には、回転支軸21が角嵌合
され、第1図に示すように一組のベアリング22
を介して軸受23で軸支されている。
一方前記カム12は少なくともカム面12a部
分が磁性体で形成され、カムローラ16とカム面
12aとは互いに磁力で吸引・吸着され、カム面
12a上をカムローラ16が一定速度で転動する
ように構成されている。
なお本実施例においては、第3図のような磁極
回転体を開示したが、これに限るものではない。
また、これに替えて、カム面12aに沿つてゴム
状着磁体(永久磁石)を貼り付け、カムローラ1
6を単なる磁性体で構成することもできる。
摺動枠13の下方には、カムローラ16の軸心
に位置させて塗布ガン29が配設されている。そ
してこの塗布ガン29は第4図に示すようにシリ
ンダで構成した糸切り用作動器24の出力ロツド
28に支持されている。
糸切り作動器24は、塗布軌道の終端で接着剤
の塗布を終えたとき塗布ガン29をゆつくり上昇
させると接着剤が糸状に尾を引くので、これを解
消するため、塗布ガン29を約2〜3mm程度素早
く上昇させるためのものである。
この糸切り作動器24はエアーを給排気ポート
25より瞬時に送り込んでピストン26をバネ2
7に抗して急上昇させるように構成されている。
〈考案の効果〉 本考案によればカムローラをカム面に磁力で吸
着させながらモータで一定速度で回転駆動するよ
うにしたから次のような効果を奏する。
イ 塗布軌道の形状が、略四角形状、略菱形、長
円その他の変則形状でも塗布速度が一定とな
り、塗布ムラや飛びがなくせる。
ロ 段取り替えに際し、従来のように塗布軌道の
形状に対応させてユニバーサルジヨイントの傾
斜角度を調整する等の手間を必要とせず、段取
り替えが簡単となる。
本実施例のように、糸切り作動器の出力部に
塗布ガンを支持させた場合には、従来のように
出力部に支持アームを支持させた場合に比べて
一次のような効果を奏する。
ハ 作動時に案内支持枠が上下振動することがな
くなり、塗布ガンのノズルが塗布済みの接着剤
をかき乱したり、次の塗布作動開始までの時間
が、この振動によつて長びくこともなくなる。
これにより、全体として作動の高速化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による塗布機の側面図、第2
図はその正面図、第3図は磁極回転体の縦断面
図、第4図は糸切り作動器の縦断面図、第5図は
スピーカの縦断面図、第6図は楕円形スピーカの
平面図、第7図は変則形スピーカの平面図、第8
図は従来技術に係る塗布器の概要側面図である。 10……縦支軸、11……カム支持枠、12…
…カム、12a……カム面、13……摺動枠、1
4……案内支持枠、16……カムローラ、24…
…糸切り用作動器、28……出力部、29……塗
布ガン、30……モータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 倣い用カム12をカム支持枠11に固定し、
    カム12の下側で摺動枠13を案内支持枠14
    に水平摺動自在に支持させ、摺動枠13にカム
    ローラ16と塗布ガン29とを支持させ、モー
    タ30の動力でカムローラ16をカム12に沿
    つて移動させることにより、塗布ガン29をカ
    ム12の形状に倣つて移動させるように構成
    し、塗布ガン29を糸切り用作動器24で上下
    駆動可能に構成した自動カム倣い式塗布機にお
    いて、 案内支持枠14を縦支軸10に水平揺動自在
    に支持させ、モータ30を摺動枠13に支持さ
    せ、モータ30にカムローラ16を連動連結
    し、カムローラ16とカム12の少なくともカ
    ム面12aとを磁性体で形成して、磁力で吸着
    させて構成したことを特徴とする自動カム倣い
    式塗布機。 2 糸切り用作動器24を摺動枠13に設けると
    ともに、作動器24の出力部28に塗布ガン2
    9を支持させた実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載した自動カム倣い式塗布機。
JP198385U 1985-01-10 1985-01-10 Expired JPH0225503Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP198385U JPH0225503Y2 (ja) 1985-01-10 1985-01-10

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JP198385U JPH0225503Y2 (ja) 1985-01-10 1985-01-10

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JPS61118677U JPS61118677U (ja) 1986-07-26
JPH0225503Y2 true JPH0225503Y2 (ja) 1990-07-12

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JP198385U Expired JPH0225503Y2 (ja) 1985-01-10 1985-01-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2671005B2 (ja) * 1988-04-13 1997-10-29 株式会社 新川 ディスペンサー装置
JPH07217Y2 (ja) * 1990-05-08 1995-01-11 有明工業株式会社 スピーカ製造ラインでの自動塗布装置
JP2530509B2 (ja) * 1990-05-31 1996-09-04 三菱自動車エンジニアリング株式会社 塗布装置

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Publication number Publication date
JPS61118677U (ja) 1986-07-26

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