JP2530509B2 - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

Info

Publication number
JP2530509B2
JP2530509B2 JP2140079A JP14007990A JP2530509B2 JP 2530509 B2 JP2530509 B2 JP 2530509B2 JP 2140079 A JP2140079 A JP 2140079A JP 14007990 A JP14007990 A JP 14007990A JP 2530509 B2 JP2530509 B2 JP 2530509B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
movable frame
valve
crank arm
drive device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2140079A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0435760A (ja
Inventor
聖 福島
俊吾 高橋
裕一 羽崎
良雄 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2140079A priority Critical patent/JP2530509B2/ja
Publication of JPH0435760A publication Critical patent/JPH0435760A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2530509B2 publication Critical patent/JP2530509B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、位置決めされたワークの所定部位へシール
剤や接着剤等を円状に塗布する塗布装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、自動車部品であるタイミングベルトカバー類の
所定部位へシール剤を円状に塗布する場合、チューブ入
りのシール剤を作業者の手作業で塗布していた。
〈発明が解決しようとする課題〉 従来では、シール剤を手作業で塗布していたため、能
率が悪く、生産性に大きな悪影響を与えており、塗布作
業の自動化が強く要望されていた。
そこで、本発明の目的は、ワークへシール剤等塗布剤
を円状かつ自動的に塗布し得る塗布装置を提供するとに
ある。
〈課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するための本発明の構成は、治具上に
保持されたワークへ塗布バルブで内容物を円状に塗布す
る装置であって、固定フレーム上を第1の駆動装置によ
りスライド可能な可動フレームと、該可動フレーム上に
同可動フレームのスライド方向と直角方向へ所定の間隔
をおいて水平旋回自在に支持され第2の駆動装置により
同一方向へ同期して旋回される2本の同一長さのクラン
クと、これら両クランクを基端側で連結して先端部を前
記可動フレームのスライド方向と直角方向へ同可動フレ
ームより突出させて延設したクランクアームと、該クラ
ンクアームの先端に第3の駆動装置により昇降可能に取
り付けられた塗布バルブと、該塗布バルブへ配管を介し
て塗布材を供給する供給装置とを備えたことを特徴とす
る。
〈作用〉 前記構成によれば、第3駆動装置により塗布バルブを
昇降させつつ第1駆動装置により可動フレームをスライ
ドさせて塗布バルブを所定位置にセットした後、塗布バ
ルブを開作動させつつ第2駆動装置により一対のクラン
クを旋回させれば、クランクアーム先端の塗布バルブも
旋回し、依って塗布バルブ内の塗布剤がワークに円弧を
描いて塗布される。
〈実施例〉 以下添付図面に基づいて、本発明の一実施例を説明す
る。
第1図は本発明に係る塗布装置の実施例を示す側断面
図、第2図は平面図、第3図は第1図のIII−III矢視
図、第4図は第1図のIV−IV矢視図である。
図において、コラム1の側面に固定フレーム2が固設
されるとともに、この固定フレーム2上に可動フレーム
3が左右方向(図中矢印参照)へスライド自在に組み付
けられる。
前記固定フレーム2の天板2aには左右方向に長い長孔
4が形成され、この長孔4を閉塞する固定板5の下面か
らは上下方向に長い前後一対の支持板6,6が垂設され
る。
前記固定板5の上面には、左右方向に延びる前後一対
のガイドレール7,7が敷設されるとともに、左右両部に
位置して前記可動フレーム3の左行端と右行端をそれぞ
れ規制するストッパ9,9が固設される。また、固定板5
には、前記両ガイドレール7,7間に位置して、左右方向
に長い所定形状の案内孔10が形成される。
前記両支持板6,6の下端間には、L字アーム11のる中
間屈曲部がピン12で回動自在に支持され、コロ13が付設
された、L字アーム11の上端部が前記案内孔10内に臨入
している。一方、L字アーム11の左端は、前記固定板5
の下面から垂下されたデュアル行程両ロッド形の油圧シ
リンダ14の一方のピストンロッド14a先端にピン15で連
結される。前記油圧シリンダ14は二つのシリンダ部同志
が直列に結合され、一方のピストンロッド14aが前記L
字アーム11にかつ他方のピストンロッド14bが前記固定
板5にピン16で連結されてなる。
従って、前記両支持板6,6とL字アーム11と油圧シリ
ンダ14等で可動フレーム3をスライドさせる第1の駆動
装置が構成されるのである。なお、前記L字アーム11の
垂直アーム部の両側面には、両支持板6,6の内面に横設
したガイド板17,17上を転動する、アーム振れ止め用の
ボールキャスタ18,18が付設される。また、前記天板2a
の上面前部には、ワークとしてのタイミングベルトカバ
ーWを位置決め固定するための治具19が付設され、この
治具19の上面左部に溶液カップ20が固設される。
前記可動フレーム3は、前記一対のガイドレール7,7
上をスライド可能な下板3aと、この下板3a上に4本の支
柱3bを介して若干後方へずれて支持された上板3cとから
なる。
前記下板3aに下面には、前記L字アーム11の上端部に
付設したコロ13が回動自在に嵌合するU字状の係合溝21
aを備えたブラケット21が固設される。
前記上板3cには、前後方向へ所定の間隔をおいて2本
の支軸22a,22bが軸受部材23a,23bを介して回動自在に貫
通支持される。そして、前方の支軸22aの下端に1ケま
た後方の支軸22bの下端には2ケの同径のプーリ24a〜24
cがそれぞれ固設されるとともに、両支軸22a,22bの上端
には同一長さのクランク25a,25bが固設される。
また、前記上板3cの後部上面には揺動シリンダ26が下
向きに取り付けられ、その駆動軸26aを下方へ貫通させ
ている。前記駆動軸26aの下端には、前記3ケのプーリ2
4a〜24cより大径のプーリ24dが固設される。
そして、前記駆動軸26aのプーリ24dと後方の支軸22b
の下側のプーリ24cとの間と、前記支軸22bの上側のプー
リ24bと前方の支軸22aのプーリ24aとの間には、それぞ
れタイミングベルト27a,27bが掛け回される。
従って、前記揺動シリンダ26とプーリ24a〜24dとタイ
ミングベルト27a,27bと支軸22a,22b等で両クランク25a,
25bを同期して同一方向へ回転させる第2の駆動装置が
構成されるのである。なお、前記上板3cには、テンショ
ンプーリ28が支持されるとともに、駆動軸26a側に付設
した係合突起29と当接して揺動シリンダ26の両方向の回
動端を規制するストッパ部材30が固設される。
前記両クランク25a,25bの先端からそれぞれクランク
軸31a,31bが立設され、これらクランク軸31a,31bの上端
にクランクアーム32の後半部が軸受33a,33bを介して回
動自在に連結される。なお、両クランク軸31a,31bのク
ランクアーム32に対する連結点間距離と両支軸22a,22b
の軸間距離とは等しくなるよう設定される。
そして、前記クランクアーム32の前端部には油圧シリ
ンダ34が下向きに取り付けられ、そのピストンロッド34
aの先端に固設したL字状の取付ブラケット35に塗布バ
ルブ36が下向きに取着される。
従って、前記油圧シリンダ34と取付ブラケット35等で
塗布バルブ36を昇降させる第3の駆動装置が構成される
のである。
なお、前記塗布バルブ36には配管37を介して塗布剤と
してのシール剤が自動供給される。また、前記取付ブラ
ケット35の左右両部からガイドシャフト38a,38bが起立
され、これらガイドシャフト38a,38bがクランクアーム3
2の前端部をリニアブッシュ39a,39bを介して上下動自在
に貫通している。
このように構成されるため、シール剤を塗布するにあ
たって、作業者がタイミングベルトカバーWを治具19へ
取り付けた後、図示しない制御盤の起動ボタンを押す
と、先ず、油圧シリンダ34の収縮作動で塗布バルブ36が
上昇し、塗布バルブ36の先端が溶液カップ20から抜け出
す。
この後、油圧シリンダ14の上側のピストンロッド14b
が縮められ、これにより、L字アーム11のピン12を中心
とした時計方向へ回転で可動フレーム3がガイドレール
7,7上を右方へスライドし、塗布バルブ36をタイミング
ベルトカバーWにおける一つ目の塗布部の上方に位置決
めする(図の状態参照)。
次に、油圧シリンダ34の伸長作動で塗布バルブ36が下
降した後、揺動シリンダ26が回転されると同時に塗布バ
ルブ37が開作動される。
これにより、タイミングベルト27a,27bを介して2本
の支軸22a,22bが同一方向へ同期して増速回転され、こ
れら両支軸22a,22bに組み付けられた平行クランク機構
により、クランクアーム32の先端に取り付けられた塗布
バルブ36が、一対のクランク25a,25bの長さを半径とす
る旋回運動を行う。
この結果、シール剤がタイミングベルトカバーWの所
定の塗布部に円弧を描いて塗布される。
この際、揺動シリンダ26側と両支軸22a,22b側とのプ
ーリ比を変えたり、ストッパ部材30によるストッパ位置
を変えることによって、塗布バルブ36の旋回量を調節す
ることができる。また、塗布バルブ36は旋回するだけで
あるため、配管37がねじれることはない。
前記塗布部へのシール剤の塗布が終了したら、再び塗
布バルブ36が上昇し、今度は油圧シリンダ14の下側のピ
ストンロッド14aが縮められて可動フレーム3がガイド
レール7,7上を右方へさらにスライドする。
これにより、塗布バルブ36がタイミングベルトカバー
Wにおける二つ目の塗布部の上方に位置決めされ、前述
したのと同じ動作で当該塗布部にシール剤が円弧を描い
て塗布される。
このようにして、二つの塗布部へのシール剤の塗布が
終了したら、塗布バルブ36は再び上昇し、次いで油圧シ
リンダ14の2本のピストンロッド14a,14bが順次伸びて
可動フレーム3が今度は左方へスライドして初期位置へ
戻る。この後、塗布バルブ36は下降し、その先端を溶液
カップ20内の溶液中に浸して先端部における残存したシ
ール材の固化が防止される。
なお、前記実施例にて可動、フレーム3をスライドさ
せる第1の駆動装置は図示例に限定されず、送りねじ等
を用いても良いし、3位置間ではなく2位置間でスライ
ドさせても良い。また、2本の支軸22a,22bを同期して
回転させる第2の駆動装置においても、図示例に限定さ
れず、揺動シリンダ26に代えてモータ等を用いても良
い。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、塗布バルブの配
管性を損なうことなく、ワークへシール剤等塗布剤を円
状かつ自動的に塗布することができ、依って生産性向上
に大きく寄与することができる。
また、本発明では、円状駆動装置と塗布部とを水平方
向において分離構成し、先端に塗布バルブを設けたクラ
ンクアームが2つのクランクで支持される構成として、
クランクアームの先端部の荷重負担を軽減したため、ク
ランクアームを長く設定することにより装置本体部から
離れた位置における塗布作業が可能となり、製造ライン
などでの使用に最適となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る塗布装置の実施例を示す側断面
図、第2図は平面図、第3図は第1図のIII−III矢視
図、第4図は第1図のIV−IV矢視図である。 また、図面中1はコラム、2は固定フレーム、3は可動
フレーム、6,6は支持板、11はL字アーム、14は油圧シ
リンダ、19は治具、24a〜24dはプーリ、25a,25bはクラ
ンク、26は揺動シリンダ、27a,27bはタイミングベル
ト、31a,31bはクランク軸、32はクランクアーム、34は
油圧シリンダ、36は塗布バルブ、Wはタイミングベルト
カバー(ワーク)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽崎 裕一 愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地 三 菱自動車エンジニアリング株式会社岡崎 事業所内 (72)発明者 山田 良雄 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−118677(JP,U) 実開 昭62−194470(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】治具上に保持されたワークへ塗布バルブで
    内容物を円状に塗布する装置であって、固定フレーム上
    を第1の駆動装置によりスライド可能な可動フレーム
    と、該可動フレーム上に同可動フレームのスライド方向
    と直角方向へ所定の間隔をおいて水平旋回自在に支持さ
    れ第2の駆動装置により同一方向へ同期して旋回される
    2本の同一長さのクランクと、これら両クランクを基端
    側で連結して先端部を前記可動フレームのスライド方向
    と直角方向へ同可動フレームより突出させて延設したク
    ランクアームと、該クランクアームの先端に第3の駆動
    装置により昇降可能に取り付けられた塗布バルブと、該
    塗布バルブへ配管を介して塗布材を供給する供給装置と
    を備えたことを特徴とする塗布装置。
JP2140079A 1990-05-31 1990-05-31 塗布装置 Expired - Lifetime JP2530509B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2140079A JP2530509B2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2140079A JP2530509B2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0435760A JPH0435760A (ja) 1992-02-06
JP2530509B2 true JP2530509B2 (ja) 1996-09-04

Family

ID=15260475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2140079A Expired - Lifetime JP2530509B2 (ja) 1990-05-31 1990-05-31 塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2530509B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100711153B1 (ko) * 1999-05-31 2007-05-02 바스프 악티엔게젤샤프트 디티오카르바메이트 액체 제제
GB201014707D0 (en) 2010-09-03 2010-10-20 Nexeon Ltd Electroactive material
CN110090782B (zh) * 2019-06-17 2020-10-30 新乡岳衡电子信息技术有限公司 一种电脑导热硅脂自动涂抹设备

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0225503Y2 (ja) * 1985-01-10 1990-07-12
JPS62194470U (ja) * 1986-05-29 1987-12-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0435760A (ja) 1992-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2530509B2 (ja) 塗布装置
CN108147209B (zh) 一种自动排线机及排线方法
US6558468B2 (en) Conveyance apparatus for coating
JPH0615068B2 (ja) 自動車車体の塗装方法
JPS60232268A (ja) 塗装用レシプロ装置
CN109719453A (zh) 机器人自动焊接用焊变位工装及焊接方法
JPH0741707Y2 (ja) スピーカの反転移送装置
JPH01228745A (ja) 間欠回転式作業機械
JP3695763B2 (ja) 針棒ストロークと糸供給量とを調節するための調節装置を有するミシン
CN209598594U (zh) 机器人自动焊接用焊变位工装
US7004001B2 (en) Roll forming apparatus for forming sheet material into multiple shapes
JPH0425252Y2 (ja)
JPH05337846A (ja) 締めつけ工具用補助アーム及び締めつけ装置
JPH02179785A (ja) 三次元曲面に対する熱転写方法及びその装置
JPH1177472A (ja) ボールねじを備えたフィードユニット
CN210213775U (zh) 一种回转式零件整列机
JPH049104Y2 (ja)
JP2733147B2 (ja) 自動塗装装置
JPS6213158B2 (ja)
JP2796947B2 (ja) 液剤塗布装置
JPH072090Y2 (ja) 板材加工機内のワーク中間支持装置
JPS5849188Y2 (ja) 溶接ト−チの駆動装置
JPS59220231A (ja) 加工物の搬送装置
JPH01210254A (ja) ラッピングマシーン
JPS62107875A (ja) 加圧装置