JPH0425252Y2 - - Google Patents

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JPH0425252Y2
JPH0425252Y2 JP1986105505U JP10550586U JPH0425252Y2 JP H0425252 Y2 JPH0425252 Y2 JP H0425252Y2 JP 1986105505 U JP1986105505 U JP 1986105505U JP 10550586 U JP10550586 U JP 10550586U JP H0425252 Y2 JPH0425252 Y2 JP H0425252Y2
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JP
Japan
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sealer
guide plate
bracket
coating surface
copying member
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、垂直部と水平部とが連設された塗布
面にシーラを塗布するシーラ塗布装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来より、塗布面にシーラ等を塗布する装置と
して、例えば、実開昭59−86272号に見られるよ
うに、平面状の被塗布部材を搬送し、その塗布面
に固定ノズルからシーラ等を塗布するようにした
技術が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような平面状の塗布面にシーラを塗布す
る場合には、被塗布部材を水平に送るか、塗布ガ
ンを平行移動することによつて自動塗布が実施可
能であるが、この塗布面が垂直方向に変形してい
る場合には、均一なシーラの塗布を行うことはで
きなくなる。すなわち、水平部と垂直部とを有す
る塗布面を水平方向に搬送し、単にシーラガンか
らシーラを吐出するようにした場合には、塗布面
とシーラガンとの相対移動速度が不均一となり、
塗布面上のシーラは垂直部でとぎれたり塗布量が
不足することになり、手作業による補修を必要と
することになる。
そこで本考案は上記事情に鑑み、垂直部と水平
部とを有する塗布面に対してシーラを均一に塗布
して自動化を実施可能とするシーラ塗布装置を提
供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案のシーラ塗布装置は、垂直部と水平部が
連接する塗布面にシーラガンによつてシーラを塗
布するものであつて、塗布面と略同一の形状で該
塗布面に一定間隔で並設されるガイドプレート
と、このガイドプレート上を走行可能で前記シー
ラガンが先端に固着された倣い部材と、この倣い
部材をガイドプレートに対して略垂直方向に摺動
自在に支持する揺動ブラケツトと、ガイドプレー
トと一体的に配設され揺動ブラケツトを塗布面に
対して回動自在に支持する水平軸と、前記倣い部
材と揺動ブラケツトの間に配設され、倣い部材を
ガイドプレートに押圧付勢する押圧部材と、上記
揺動ブラケツトを上記水平軸回りに回動操作して
シーラガンを塗布面に沿つて移動させる回転駆動
手段とを備えたことを特徴とするものである。
(作用) 上記シーラ塗布装置においては、塗布面の垂直
部と水平部との形状に沿つて形成されたガイドプ
レートに倣い部材を押圧部材によつて押圧するこ
とによつて、まず、塗布面の一端部にシーラガン
を位置させ、この状態から回転駆動手段の作動に
よつて水平軸回りに揺動ブラケツトを回動させる
と、この揺動ブラケツトに摺動自在に支持した前
記倣い部材を押圧部材によつて摺動させつつガイ
ドプレートに押圧したまま走行させるのに伴つ
て、この倣い部材に設けたシーラガンは塗布面の
垂直部および水平部に沿つて移動し、シーラガン
と塗布面との相対速度の均一化によりシーラを均
一に塗布するものである。
(実施例) 以下、図面に沿つて本考案の実施例を説明す
る。第1図はシーラ塗布装置の全体を示す概略斜
視図である。
この実施例においては、シーラ塗布装置1によ
つて自動車のボデイ2前部のフランジ状塗布面3
に、シーラを塗布するものであつて、ボデイ2は
シーラ塗布装置1の下方をコンベア等によつて搬
送され、シーラ塗布ステーシヨンに停止すると、
ボデイ2は治具台10によつてシーラ塗布装置1
に対して上昇移動される。ボデイ2のシーラ塗布
面3は、垂直部3aとこれに連設された水平部3
bとを有している。
シーラ塗布装置1は、塗布面3にシーラを塗布
するシーラガン4と、このシーラガン4を支持す
る倣い部材5と、前記塗布面3と一定間隔で並設
され倣い部材5が走行可能なガイドプレート6
と、倣い部材5をガイドプレート6に押圧するこ
とによつてシーラガン4を塗布面3側に付勢する
押圧部材7と、上記シーラガン4を倣い部材5お
よび押圧部材7とともに、水平軸8回りに回動自
在に支持する回転駆動手段9とを備えている。そ
して、上記水平軸8の両側にそれぞれシーラガン
4が配設されて、ボデイ2の両サイドの塗布面3
に同時にシーラを塗布するように構成されてい
る。
詳細構造を第2図および第3図に基づいて説明
する。シーラガン4は支持ブラケツト11の縦部
材11aに固着され、先端のノズル口4aからシ
ーラを吐出するものであり、シーラが圧送される
パイプ(図示せず)が接続されるコネクタ12が
基部に形成されるとともに、レバー13の揺動操
作に対応してシーラの吐出を開閉するバルブ機構
14が付設されている。また、上記支持ブラケツ
ト11にはシーラ吐出操作用シリンダ15が配設
され、この操作用シリンダ15のロツド15a先
端は、揺動自在に支持されたL型アーム16の一
端と連結され、このL型アーム16の他端は前記
シーラガン4のレバー13に当接可能であり、操
作用シリンダ15の伸長作動時には、L型アーム
16を介してレバー13を揺動操作してシーラを
吐出作動させ、短縮作動時(図の状態)には、シ
ーラの吐出を停止するものである。
また、前記支持ブラケツト11の背部の横部材
11bは倣い部材5の基体18に固着され、前記
シーラガン4がこの倣い部材5に支持される。倣
い部材5は、基体18の下面に立設されたロツド
19の下端部にガイドローラ20が転動自在に設
けられるととももに、基体18の上面両側に上方
に延びるガイドロツド21が立設されてなる。
上記ガイドロツド21は、揺動ブラケツト22
の水平部22aに配設されたスラストベアリング
による案内筒23に摺動自在に嵌挿されている。
また、上記揺動ブラケツト22の水平部22aに
は、ガイドロツド21と平行に伸縮作動する伸縮
シリンダ24による押圧部材7が設置され、この
伸縮シリンダ24のロツド24a先端部が前記倣
い部材5の基体18に連結され、伸縮シリンダ2
4の伸縮作動に伴つて倣い部材5およびシーラガ
ン4は、スライド移動される。
さらに、前記揺動ブラケツト22の縦部22b
は、水平軸8の端部に固着され、該水平軸8と一
体に揺動する。上記水平軸8は、固定支持された
ベースフレーム25に設置された軸受部材26に
回転自在に支承され、この水平軸8はロータリア
クチユエータ27による回転駆動手段9にカツプ
リング28によつて接続され、回転作動される。
また、前記ベースフレーム25の下部にはブラ
ケツト29を介してガイドプレート6が支持され
ている。このガイドプレート6は、前記倣い部材
5のガイドローラ20の下方に位置し、上昇移動
されたボデイ2のシーラ塗布面3に一定間隔で並
設されている。そして、このガイドプレート6の
形状は、塗布面3の形状に対応する垂直部6aと
水平部6bとを有している。
なお、上記ベースフレーム25は上方から吊り
下げ状態で固定されている。
次に、上記構成によるシーラ塗布装置1の作用
を説明する。まず、上昇移動されるボデイ2に対
し、ガイドプレート6が治具台10の一部に当接
して塗布面3が所定の位置に停止すると、塗布の
準備段階として、ロータリアクチユエータ27の
作動によつて揺動ブラケツト22を揺動してガイ
ドローラ20がガイドプレート6の垂直部6a側
の始端部6cに位置させ、この位置で伸縮シリン
ダ24を伸長作動してガイドローラ20をガイド
プレート6に押圧し、シーラガン4のノズル口4
aを塗布面3の塗布開始位置に移動しておく。こ
の状態から、伸縮シリンダ24によるガイドロー
ラ20をガイドプレート6に押圧する力を作用さ
せたまま、ロータリアクチユエータ27を作動し
て揺動ブラケツト22を回動させる。これによ
り、ガイドローラ20はガイドプレート6上を走
行し、ガイドプレート6の形状に対応して倣い部
材5が揺動ブラケツト22に対してスライド移動
し、シーラガン4のノズル口4aは塗布面3に沿
つて移動し、シーラを塗布面3に塗布する。
特に、塗布面3の垂直部3aにおいては、揺動
ブラケツト22の回動に対して伸縮シリンダ24
は伸長するように作動し、シーラガン4を塗布面
3の垂直部3aに沿つて伸ばし、水平部3bに移
行するにしたがつて短縮してから再び伸長作動す
る。シーラガン4は塗布面3の終端部になるにし
たがつて傾斜しつつ塗布面3に沿つて移動し、シ
ーラの塗布を行うものである。シーラガン4から
のシーラの吐出開始、終了は、水平軸8の回動に
連係して所定のタイミングで行われる。
上記のようにして塗布面3の垂直部3aから水
平部3bにシーラの塗布が終了すると、伸縮シリ
ンダ24を短縮作動してガイドローラ20をガイ
ドプレート6から離すとともに、ロータリアクチ
ユエータ27を復帰回動して塗布開始位置に戻す
ものである。
(考案の効果) 上記のような本考案によれば、塗布面に一定間
隔で並設されるガイドプレート上を走行する倣い
部材の先端にシーラガンを固着し、上記倣い部材
を摺動自在に支持する揺動ブラケツトを水平軸に
回動自在に支持し、この揺動ブラケツトと倣い部
材との間に倣い部材をガイドプレートに押圧付勢
する押圧部材を設け、揺動ブラケツトを上記水平
軸回りに回動させる回転駆動手段を設けたことに
より、倣い部材をガイドプレートにて案内しなが
ら、単に回転駆動手段の作動によつて揺動ブラケ
ツトを水平軸の回りに回転させるだけで、押圧部
材を回転によりガイドプレートとの関連において
摺動させながら垂直部と水平部とが連接する塗布
面に対しても、シーラガンの先端が塗布面の形状
に沿つて移動し、複雑な制御を必要とすることな
く均一なシーラ塗布を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるシーラ塗布
装置の概略斜視図、第2図は要部正面図、第3図
は一部断面にして示す要部側面図である。 1……シーラ塗布装置、3……塗布面、3a…
…垂直部、3b……水平部、4……シーラガン、
4a……ノズル口、5……倣い部材、6……ガイ
ドプレート、7……押圧部材、8……水平軸、9
……回転駆動手段、20……ガイドローラ、21
……ガイドロツド、24……伸縮シリンダ、27
……ロータリアクチユエータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直部と水平部が連接する塗布面にシーラガン
    によつてシーラを塗布するシーラ塗布装置であつ
    て、前記塗布面と略同一の形状で該塗布面に一定
    間隔で並設されるガイドプレートと、該ガイドプ
    レート上を走行可能で前記シーラガンが先端に固
    着された倣い部材と、該倣い部材をガイドプレー
    トに対して略垂直方向に摺動自在に支持する揺動
    ブラケツトと、上記ガイドプレートと一体的に配
    設され該揺動ブラケツトを塗布面に対して回動自
    在に支持する水平軸と、上記倣い部材と揺動ブラ
    ケツトの間に配設され、倣い部材をガイドプレー
    トに押圧付勢する押圧部材と、上記揺動ブラケツ
    トを上記水平軸回りに回動操作してシーラガンを
    塗布面に沿つて移動させる回転駆動手段とを備え
    たことを特徴とするシーラ塗布装置。
JP1986105505U 1986-07-09 1986-07-09 Expired JPH0425252Y2 (ja)

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JP1986105505U JPH0425252Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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JP1986105505U JPH0425252Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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JPS6313279U JPS6313279U (ja) 1988-01-28
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JP1986105505U Expired JPH0425252Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52141450A (en) * 1976-05-21 1977-11-25 Kubota Ltd Support means for working head

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