JPH02254719A - 電極形成方法 - Google Patents

電極形成方法

Info

Publication number
JPH02254719A
JPH02254719A JP7719789A JP7719789A JPH02254719A JP H02254719 A JPH02254719 A JP H02254719A JP 7719789 A JP7719789 A JP 7719789A JP 7719789 A JP7719789 A JP 7719789A JP H02254719 A JPH02254719 A JP H02254719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
electrode
resist layer
electrode material
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7719789A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiyuki Nihei
史行 二瓶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7719789A priority Critical patent/JPH02254719A/ja
Publication of JPH02254719A publication Critical patent/JPH02254719A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電極形成方法に関し、さらに詳しくはいわゆ
るリフトオフ法を用いた電極形成方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 半導体素子などの電極形成方法のひとつとして、いわゆ
るリフトオフ法を用いた電極形成方法がよく知られてい
る。この方法を第4図を用いて示す。ここで1は基板、
32はレジスト層、33はエネルギー粒子線、4は電極
形成領域、7は電極材料である。第4図(a)のとおり
基板1の表面に塗布されたレジスト層2のうち電極形成
領域4を光、電子線、イオン線などのエネルギー粒子線
33により露光する。その後、現像処理を行ないレジス
トの露光部を除去し第4図(b)のとおり電極形成領域
4の基板表面を露出させる。次に第4図(c)のように
電極材料7を基板上方から飛着させる。最後に溶剤によ
りレジストを溶解しレジスト層7の上部に飛着した余分
な電極材料を除去すると、電極形成領域の基板表面に直
接飛着した電極材料7′のみが基板上に残り、第4図(
d)に示すような電極が形成される。
まなリフトオフ法を用いた電極形成方法を応用した例と
して特公昭63−199108号公報[レジストの露光
方法]に記載されている電界効果トランジスタのゲート
形成方法がある。これはゲート長の微細化に伴うゲート
抵抗の増大を押さえる目的で、断面形状がきのこ型のゲ
ート電極、いわゆるマツシュルームゲートを形成する方
法である。この形成方法ではイオン線をレジストに照射
したとき、ある程度の深さまで入射し露光する性質を利
用している。第5図を用いてこの形成方法の説明をする
。ここで1は基板、32はレジスト層、3は電子線、5
はイオン線である。まず第5図(a)に示すように電子
線3でゲート電極中心領域、イオン線5で周辺領域を露
光する。次に現像処理で第5図(b)に示すようにマツ
シュルームの鋳型状にレジストを除去する。この後ゲー
ト金属を蒸着しレジストを除去するとマツシュルーム型
のゲート電極が形成される。
(発明が解決しようとする問題点) 以上述べたリフトオフ法を用いた電極形成方法のうち問
題となるのは電極材料飛着後のレジスト除去工程である
。現像処理後に残ったI/シストは溶剤で除去するが、
第4図(C)に示すとおりレジスト層32の上部が電極
材料7で覆われていることからレジストは上部からは溶
解しない。しかし電極形成領域との境界に生じるレジス
ト層の断差部には電極材料7がほとんど飛着せずレジス
トが露出しているので、そこからは溶解することができ
る。しがしその面積が小さいことからレジストをすべて
除去するのに時間を要する。そのため通常は超音波洗浄
を併用して強制的に不要な電極材料を剥す方法などをと
る。しかしこの方法を用いた場合でも必ずしも容易には
除去されないという問題があった。
特に前記のマツシュルームゲ−I・の形成方法ではこの
問題が顕著になる。マツシュルームゲ−1・はその形状
から強度的に弱いため、超音波洗浄を併用するとゲート
電極材料が剥がれやすく歩留りが低下してしまう欠点が
ある。従って半導体基板を溶剤に浸しておく方法しかと
りえず、レジストが完全に溶解するまでかなりの時間を
要する問題があった。
本発明はこの問題を解決し、電極材料飛着後のレジスト
除去が容易となる電極形成方法を提供する。
(問題を解決するための手段) 本発明は、パタン化したレジスト層上に電極材料を形成
した後レジスト層を除去することにより所望の電極パタ
ンを形成するリフトオフ法による電極の形成法において
、基板上に形成されたレジスト層のうちで電極形成領域
のレジストを除去する工程と、該電極形成領域近傍の領
域の少なくとも一部をレジスト層の途中の深さまで除去
し所望の厚さのレジスト層を形成する工程と、該基板の
上方から電極材料を飛着させる工程と、レジスト層を除
去することによりその上部に飛着した電極材料を除去す
る工程とを備えてなることを特徴とする、電極の形成方
法である。
(作用) 電極材料飛着後のレジスト除去工程において本発明の有
効性が発揮される。つまり溶剤によるレジスト除去にお
いて、電極形成領域におけるレジスト層の段差からレジ
ストが溶解するのみならず、レジスト薄膜形成領域にお
けるレジスト層の段差からもレジストが溶解するので、
レジスト除去が容易になる。またレジスト薄膜形成領域
においては、その下部にレジスト層が残っているので最
終のレジスト除去工程においてこの領域に電極材料が残
ることはない。
(実施例) 本発明の第1の実施例を第1図を用いて説明する。第1
図(a)に示すとおり基板1の表面の上部に塗布された
ポリメチルメタクリレート層2(以下PMMA層と略す
)のうち・電極形成領域4を電子線3により露光すると
ともに、電極形成領域近傍の領域のうち少なくとも一部
領域(以下、この領域をレジスト薄膜形成領域6と呼ぶ
)をI/シスト層の途中まで入射するイオン線5により
露光する。PMMA層2の膜厚は約1pmとすればよい
。電極形成領域の露光では20keVの電子線を500
μC7cm2の照射量で照射すればよい。またレジスト
薄膜形成領域の露光では250keVの運動エネルギー
を持つSiイオン線を3 X 1013ions/cm
2の照射量で照射すればよい。このときのイオン線侵入
深さは0.811mであり、レジスト膜厚をlpmとし
た場合レジスト下部の0.2pmは露光されない。電極
形成領域4、レジスト薄膜形成領域6の基板面内パタン
の例を第3図に示す。レジスト薄膜形成領域6は、その
領域と未露光領域の境界線がなるべく長くなるように設
計すれば良く、その境界線がひだ状になっていればなお
良い。次に第1図(b)に示すとおり現f象液によりP
MMA層2を現像する。メチルイソブチルケトンとイソ
プロピルアルコールが1=3の割合で混合された現像液
で2分間現像すればよい。すると電極形成領域4におい
ては基板表面が露出するが、レジスト薄膜形成領域5に
おいては露光された上層のみレジストが除去され、レジ
スト下層が除去されず残る。次に第1図(C)に示すと
おり電極材料7を半導体基板の上方から飛着させる。電
極材料7の膜厚はレジスト薄膜形成領域のレジスト表面
と未露光領域のレジスト表面との段差より小さくする必
要がある。最後に、第1図(d)に示すとおり現像後に
残ったPMMA層をアセトンなどの溶剤により溶解し、
PMMA層上部に飛着した電極材料を除去する。
第2の実施例を第2図を用いて説明する。第2図(a)
に示すとおり基板1の表面に塗布されたPMMA層2の
電極形成領域4を電子線3により適切な露光量で露光す
るとともに、レジスト薄膜形成領域6を電子線3により
正規の露光量より少ない露光量で露光する。PMMA層
の膜厚をlpmとした場合、電極形成領域の露光では2
0keVの電子線を50011C/am2の露光量で露
光すればよく、レジスト薄膜形成領域の露光では、同様
なエネルギーの電子線で60pC/am2の露光量で露
光すればよい。つぎに第2図(b)に示すとおり現像液
でPMMAを現像する。イソプロルケI・ンとイソプロ
ピルアルコールが1:3の割合で混合された現f象液で
2分間現像すればよい。すると電極形成領域においては
基板表面は露出するが、正規の露光量より少ない露光量
で露光したレジスト薄膜形成領域においてはレジストの
現像液に対する溶解速度が小さいためレジスト下層が0
.3pm程度除去されずに残る。次に第2図(e)に示
すとおり電極材料を半導体基板の上方から飛着させる。
最後に、第2図(d)に示すとおり残りのPMMA層を
アセトンなどの溶剤により溶解し、PMMA層上部に飛
着した電極材料を除去する。
以上の実施例においては、電子線、イオン線反応性1/
シストであるPMMAを用いた例をあげたが、エネルギ
ー線反応性をもつ他のレジストを用いた場合にも同様な
応用が可能である。また、レジスト層を途中まで除去し
薄膜形成領域6を形成させる手段として、イオンビーム
や電子ビームを用いたが、他のエネルギー粒子線でも良
いし、またウェットエツチングであっても良い。
(発明の効果) 本発明によれば電極形成近傍の領域からもレジストが除
去できるので電極形成領域のみを露光してリフトオフ法
を行う従来の方法に比べ、電極材料飛着後のレジストを
容易に除去する事が可能となる。このためスルーブツト
の向上、歩留りの向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明である電極形成方法の第
1の実施例を示す工程図、第2図(a)〜(d)は第2
の実施例を示す工程図、第3図は電極形成領域、レジス
ト薄膜形成領域の面内パタンを示す斜視図、第4図(a
)〜(d)は従来の電極形成方法の工程図、第5図(a
)。 (b)は従来例としてマツシュルームゲートの形成方法
を示す工程図である。 図において 1・・・基板、2・・・PMMA層、3・・・電子線、
4・・・電極形成領域、5・・・イオン線、6・・レジ
スト薄膜形成領域、711.電極材料、7′・・・基板
表面に直接飛着した電極材料、32・・レジスト層、3
3・・・エネルギー粒子線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パタン化したレジスト層上に電極材料を形成した後レジ
    スト層を除去することにより所望の電極パタンを形成す
    るリフトオフ法による電極形成方法において、基板上に
    形成されたレジスト層のうちで電極形成領域のレジスト
    層を除去する工程と、該電極形成領域近傍の領域のレジ
    スト層を途中の深さまで除去し所望の厚さのレジスト層
    を形成する工程と、該基板の上方から電極材料を飛着さ
    せる工程と、レジスト層を除去することによりその上部
    に飛着した電極材料を除去する工程とを備えてなること
    を特徴とする電極形成方法。
JP7719789A 1989-03-28 1989-03-28 電極形成方法 Pending JPH02254719A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7719789A JPH02254719A (ja) 1989-03-28 1989-03-28 電極形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7719789A JPH02254719A (ja) 1989-03-28 1989-03-28 電極形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02254719A true JPH02254719A (ja) 1990-10-15

Family

ID=13627098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7719789A Pending JPH02254719A (ja) 1989-03-28 1989-03-28 電極形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02254719A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04115515A (ja) パターン形成方法
JP2565119B2 (ja) パターン形成方法
TW200300962A (en) Improved lithography process for transparent substrates
JPH02254719A (ja) 電極形成方法
JPH0249416A (ja) 微細パターンの形成方法
JP2723260B2 (ja) 微細パターン形成方法
JPS62245251A (ja) レジストパタ−ン形成方法
JPH03235322A (ja) レジストパターン形成方法
JPS6351637A (ja) マスク形成方法
JPH01239938A (ja) パターン形成方法
JPS5892223A (ja) レジストパタ−ン形成方法
JPS62173722A (ja) パタン形成方法
JPH01284851A (ja) フォトレジスト膜形成方法
JPS6054775B2 (ja) ドライ現像方法
JPS6343323A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH02103921A (ja) パターン形成方法及びパターン形成用マスク
JPS6276723A (ja) 基板上へのレジストパタ−ン形成方法
JPS58145126A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS59228648A (ja) ホトレジストの現像法
JPH0685070B2 (ja) レジストパターンの現像方法
JPS61121436A (ja) レジスト現像方法
JPH01130527A (ja) レジストパターンの形成方法
JPH02103054A (ja) パターン形成方法
JPH0715870B2 (ja) パターン形成方法
JPS63265427A (ja) レジストパタ−ンの形成方法