JPH02254011A - 車両用空調装置における風向制御装置 - Google Patents

車両用空調装置における風向制御装置

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JPH02254011A
JPH02254011A JP7783389A JP7783389A JPH02254011A JP H02254011 A JPH02254011 A JP H02254011A JP 7783389 A JP7783389 A JP 7783389A JP 7783389 A JP7783389 A JP 7783389A JP H02254011 A JPH02254011 A JP H02254011A
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Takeshi Yoshinori
毅 義則
Masahiko Ito
正彦 伊藤
Yoshio Shinoda
篠田 芳夫
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、車両用空調装置における風向制御装置に関
づるものである。
[従来技術] 従来、車両用空調装置においては、その空気吹出口に縦
ルーバと横ルーバが備えられ、縦ルーバ向きを変えるこ
とにより左右方向の風向きを調整でき、又、横ルーバの
向きを変えることにより上下方向の風向きを調整できる
ようになっている。
さらに、川向制御装置としては、モータ等により縦ルー
バを揺動させることにより、風向きを左右にスイングさ
せることができるものがある。又、この種め装置として
、実公昭63−26670丹公報には球体の外周面によ
り揺動方向を上下及び左右方向にするものがある。
[発明が解決しようとする課題1 しかしながら、これらの方法では一義的に決められた方
向に風向きが変るにすぎず、乗U仝体の快適性を増すた
めに、頭寒W熱の車内環境を作り出すことはできない。
この発明の目的は、乗n全体の快適性を増すための最適
なる風向制御を行なうことができる車両用空調装置にお
ける風向副部装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段コ この発明は、空気吹出し口に設けられ、風向きを変更す
べく揺動可能な風向変更部材と、前記風向変更部材を揺
動させるアクチュエータと、車室内に入る直射日光の角
度を検出する日射角検出手段と、前記日射角検出手段に
よる車室内に入る直射日光の角度に基づいて車室内の乗
員に対する空気の吹出し領域を籠出するとともに、その
吹出し領域内での東口の上半身位置と下半身位置とで異
なる前記風向変更部材の揺動速度を設定し、その吹出し
領域及び揺動速度となるように前記第アクチュエータを
駆動制御する制御手段とを備えた車両用空調装置におけ
る風向副面装置をその要旨とするものである。
[作用] 制御手段は、日射角検出手段による車室内に入る直射日
光の角度に基づいて単室内の乗0に対する空気の吹出し
領域を算出するとともに、その吹出し領域内での乗Hの
上半身位置と下半身位置とで異なる風向変更部材の揺動
速度を設定し、その吹出し領域及び揺動速度となるよう
にアクチュエータを駆動制御する。その結果、頭寒足熱
の車内環境を作り出すことができる。
[実施例] 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
第2図は乗用車における運転席付近の概略図である。車
室内のダッシュパネル1の上部には空調装置の空気吹出
し口2が設けられ、この空気吹出し口から空気が吹出さ
れるようになっている。
この空気吹出し口2には第1図に示すように縦ルーバ3
と風向変更部材としての横ルーバ4が配設されている。
各縦ルーバ3はバー5により連結され、モータを備えた
縦ルーバ駆動機構6により各縦ルーバ3の向き(角度)
が変えられて左右方向への風向きが調整される。又、各
横ルーバ4はバー7により連結され、アクチュエータと
してのモータを備えた横ルーバ駆動機構8により各横ル
ーバ4の向き(角度)が変えられて上下方向への風向き
が調整される。
第2図において、ダッシュパネル1上には複数の日射セ
ンサよりなる日射セン+ju9が設けられている。この
日射センサu9の各センサは日fJJfiを検出するも
のでおり、その各センサの検出する日射量により車室内
に入る直射日光の角度(以下、日射角という)θCを検
出することができるようになっている。即ら、直射日光
を遮断する遮断部材に対し直線的に並べた各日射センサ
による日射■にJ:り日射角θCが検出できるものであ
る。ここで、日射角θCは水平レベル1−hに対しなす
角度とする。
又、直射日光はフロントガラス10から車室内へ入るが
、第2図においては、車室内への入射範囲の最下部は乗
員の膝の部分となっている。この車室内への入射範囲は
日射角θCにより異なり、例えば、真夏の日中では日射
角θCが人ぎく乗員の下半身に多く直射日光が当たり、
又、夕方では日射角Ocが小さく下半身には余り直射日
光が当たらない。
第1図に示すように、△/D変換器12は前記日射セン
サ群9からの倍量を入力してA/D変換してマイコン1
3に出力する。又、日射角検出手段及び制御手段として
のマイコン13は日射センサ群9からの信号により日射
角θCを算出し、この日射角θCを横ルーバ4の上下方
向の揺動範囲の下限値とする。さらに、マイコン13は
乗員の上半身範囲を第2図にあける水平レベルlhに対
する角度θal、θa2として予め記憶している。
駆動回路14は前記マイコン13の指令信号により縦ル
ーバ駆動ii6及び横ルーバ駆動機構8を駆動制御して
、縦・横ルーバ3,4を所定の速度で揺動させる。そし
て、本実施例では、横ルーバ4が水平レベルLhから下
方へ揺動し、下限に達したところで再び上方へ揺動し最
上点に達し再び水平レベルLhに戻る1周期(1往復)
の間に縦ルーバ3も左右に1往復揺動させるようにして
いる。
次に、このように構成した風向制御装置による快適環境
とされる頭寒足熱の車室内空調を実施するための作用を
第3図に基づいて説明する。
今、空調装置において冷房動作が行なわれているものと
づる。
マイコン13はステップ100で乗員により図示しない
スイングスイッチが押されたと判断すると、ステップ1
01で乗Hの上半身範囲θa1.θa2を読込む。次に
、マイコン13はステップ102で日射センサ群9の出
力を読込み、ステップ103で日射角θCを求める。よ
って、この日射角θCの算出により乗員の直射日光の当
たるところと日陰部との境界が判明する。そして、この
日射角θCと、水平レベル1−hより上側の乗員の上半
身範囲θa1とによりなす角度範囲が、横ルーバ4の上
下方向の全揺動範囲となる。
マイコン13はステップ104で、日射角θCから水平
レベルより下側の上半身範囲θa2を差弓き、直射日光
の当たっている乗員の下半身の範囲θbを算出する(第
2図参照)。そして、マイコン13は乗員の上半身領域
Oa1〜Oa2を横ルーバ4の低速揺動範囲とし、日光
の当たっている下半身部(角度θbの範囲)を横ルーバ
4の高速揺動範囲とする。
マイコン13はステップ105で日光の当たっている下
半身部(角度θbの範囲)が予め定めた所定値より大き
いか否かを判断し、所定値より小さく下半身にはほとん
ど日光が当たっていないと判断すると、ステップ106
で横ルーバ4の揺動速度を低速とすべく横ルーバ駆動機
溝8のモータを低速回転させる。その後、マイコン13
はステップ1゛07で一往復が終了していないと再びス
テップ10’6に戻り、−往復が終了すると、ステップ
102に戻る。尚、縦ルーバ3はマイコン13による縦
ルーバ駆動機構6の制御により一定の速度で揺動してい
る。
又、マイコン13はステップ105において日光の当た
っている下半身部(角度θbの範囲)が予め定めた所定
値より大きいと、ステップ108で横ルーバ4の角度(
即ち、上下の川向き)θZを読込み、ステップ109で
その角度θlが乗員の上半身範囲θa1〜θa2にある
とステップ110で横ルーバ4の揺動速度を低速とすべ
く横ルーバ駆動機構8のモータを低速回転さぼる。マイ
コン13はステップ109において横ルーバ4の角度(
即ら、上下の風向き)θlが乗員の日光の当たっている
下半身部(角度θbの範囲)にあるとステップ111で
横ルーバ4の揺動速度を高速とすべく横ルーバ駆動機構
8のモータを高速回転させる。その後、マイコン13は
ステップ112で一往復が終了していないと再びステッ
プ108に戻り、−往復が終了すると、ステップ102
に戻る。
従って、横ルーバ4が乗員の上半身に風を当てる角度と
なっていると、横ルーバ駆動機構8のモータの回転数を
低速にし、その領域に滞在する時間を長くして、直射日
光により暑さを感じている東口に充分に風を当てて暑さ
による不快感を低減さけ上半身を冷やすことができる。
又、直射日光の当たっている乗員の下半身部分は暑さに
よる不快感を軽減するとともに川による冷えを生じさけ
ないように、横ルーバ駆動機構8のモータの回転数を高
速にしてその領域に滞在する時間を短くする。これによ
り、下半身は熱が奪われず、横ルーバ4の角度も直射日
光の当たる下限値までとしているので、影になっている
下半身へは風が当たらず風による冷え等の不快感を与え
ない。
このように本実施例によれば、マイコン13により日射
センナ群9により車掌内に入る直射日光の角度を検出し
、その車室内に入る直射日光の角度に基づいて車室内の
乗員に対する空気の吹出し領域θC〜θa1を算出する
とともに、その吹出し領域内での東口の上半身位置と下
半身位置とで異なるル:バ4の揺動速度を設定し、その
吹出し領域及び揺動速度となるようにルーバ駆動機構8
を駆動制御するようにした。従って、直射日光は乗員の
下半身に当たり風を下半身にも当てることになるが、上
半身に横ルーバ4が向いていれば、揺動速度は低速でゆ
っくりと動き、下半身に向いていれば速く揺動し、頭寒
足熱の快適性を維持することができる。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものでなく、例
えば、上記実施例の動作に追加して左右方向における直
射日光の当たっている領域を求め、日光が当たっている
部分は低速で揺動し、日光が当たっていない部分は高速
で揺動してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、乗員全体の快適
性をj(9すための最適なる風向制御を行なうことがで
きる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の風向制御装置の概略構成図、第2図は
乗用車にあける運転席付近の概略図、第3図は作用を説
明するためのフローチャートでおる。 2は空気吹出し口、4は風向変更部材としての横ルーバ
、8はアクチュエータとしての横ルーバ駆動殿構、13
は日射角検出手段及び制御手段としてのマイコン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.空気吹出し口に設けられ、風向きを変更すべく揺動
    可能な風向変更部材と、 前記風向変更部材を揺動させるアクチュエータと、 車室内に入る直射日光の角度を検出する日射角検出手段
    と、 前記日射角検出手段による車室内に入る直射日光の角度
    に基づいて車室内の乗員に対する空気の吹出し領域を算
    出するとともに、その吹出し領域内での乗員の上半身位
    置と下半身位置とで異なる前記風向変更部材の揺動速度
    を設定し、その吹出し領域及び揺動速度となるように前
    記第アクチュエータを駆動制御する制御手段と を備えたことを特徴とする車両用空調装置における風向
    制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2135994A1 (es) * 1995-03-27 1999-11-01 Daimler Chrysler Ag Habitaculo de un vehiculo automovil, provisto de una tobera central dispuesta en el tablero de instrumentos.
CN112356636A (zh) * 2020-10-12 2021-02-12 珠海格力电器股份有限公司 驻车空调控制方法、装置及驻车空调

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2135994A1 (es) * 1995-03-27 1999-11-01 Daimler Chrysler Ag Habitaculo de un vehiculo automovil, provisto de una tobera central dispuesta en el tablero de instrumentos.
CN112356636A (zh) * 2020-10-12 2021-02-12 珠海格力电器股份有限公司 驻车空调控制方法、装置及驻车空调
CN112356636B (zh) * 2020-10-12 2022-05-17 珠海格力电器股份有限公司 驻车空调控制方法、装置及驻车空调

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