JPH02253279A - 摩擦帯電付与部材 - Google Patents

摩擦帯電付与部材

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JPH02253279A
JPH02253279A JP1076240A JP7624089A JPH02253279A JP H02253279 A JPH02253279 A JP H02253279A JP 1076240 A JP1076240 A JP 1076240A JP 7624089 A JP7624089 A JP 7624089A JP H02253279 A JPH02253279 A JP H02253279A
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JP
Japan
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toner
parts
image
charge
triboelectric charge
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JP1076240A
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English (en)
Inventor
Toshiki Minamitani
俊樹 南谷
Kimitoshi Yamaguchi
公利 山口
Hiromitsu Kawase
広光 川瀬
Makoto Ogawara
大河原 信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は摩擦帯電付与部材に関し、詳しぐは、電子写真
法、静電印刷法などで用いられる静電荷像現像用トナー
に対し摩擦帯電を付与するための機能を有する摩擦帯電
付与部材に関する。
〔従来技術〕
静電荷像をトナーを用いて乾式現像する方法は大別して
、トナーとキャリアとが混合されてなるいわゆる二成分
系現像剤を用いる方法と、キャリアと混合されずにトナ
ー単独で用いられる一成分系現像剤を用いる方法とが知
られている。
前記の方法は、トナーとキャリアとを撹拌摩擦すること
により、各々を互いに異なる極性に帯電せしめ、この帯
電したトナーにより反対極性を有する静電荷像が可視化
されるものであり。
トナーとキャリアの種類により、鉄粉キャリアを用いる
マグネットブラシ法、ビーズキャリアを用いるカスケー
ド法、ファーブラシ法等がある。
後者の一成分系現像法には、トナー粒子を噴霧状態にし
て用いるパウダークラウド法、トナー粒子を直接的に静
電潜像面に接触させて現像する接触現像法(タッチダウ
ン現像ともいう)、磁性の導電性トナーを静電潜像面に
接触させる誘導現像法などがある。
これらの各種の現像方法に適用されるトナーとしては、
天然樹脂あるいは合成樹脂からなる結着樹脂に、カーボ
ンブラック等の着色剤を分散させた微粉末が用いられて
いる1例えば、ポリスチレン等の結着樹脂中に、着色剤
を分散させたものを1〜30μ−程度に微粉砕した粒子
がトナーとして用いられている。また、これらの成分に
さらにマグネタイト等の磁性材料を含有せしめたものは
磁性トナーとして用いられる。
前述のごとく、種々の現像方法に用いられるトナーは、
現像される静電荷像の極性に応じて、正または負の電荷
が保有せしめられるが、トナーに電荷を保有せしめるた
めには、トナーの成分である樹脂の摩擦帯電性を利用す
ることもできるが、この方法ではトナーの帯電性が小さ
いので、現像によって得られる画像はカブリ易く、不鮮
明なものとなる。そこで、所望の摩擦IF導電性トナー
に付与するために、帯電性を付与する染料、顔料、ある
いは荷電制御剤なるものを添加することが行なわれてい
る。
しかしながら、これらのトナーに添加される染顔料ある
いは荷電制御剤は、帯電性を付与するため、ある程度ト
ナー表面に出ていなければならない、そのため、トナー
同志の摩擦、キャリアとの衝突、静電潜像担持体との摩
擦などにより、トナー表面からこれらの添加剤が脱落し
キャリア等の汚染、静電潜像担持体例えば感光体ベルト
あるいはドラムなどの汚染が生じる。
その結果、帯電性が悪くなり、更に耐久枚数が増すにし
たがって劣化が進み1画像源度が低下し、細線再現性、
カブリ性などが、実用上問題となってくる。
そこで、トナーの結着樹脂と帯電性を付与する染顔料あ
るいは荷電制御剤との親和性、分散性を向上させること
によって上記問題点を改善することが行なわれている2
例えば、これらの添加剤を、その親和性を高めるため、
表面処理する方法があるが1表面処理をすると帯電付与
性が低下する場合が多い、また、分散性向上のため1機
械的せん断力を強くして、細かく分散させる方法もある
が、トナー表面に出る添加剤の割合が減少し、帯電性が
十分に付与されない傾向となる。
これらのことから、実用に十分満足する帯電付与のため
の添加剤は非常に限られていて、実用化されているもの
は数が少ないのが実情である。6 また、白黒画像だけでなくカラー画像を得るためには、
トナーに添加されるものは無色であることが好ましいが
、従来用いられている染料、顔料あるいは荷電制御剤の
多くが暗色であり、そうなると、実用化しているものは
ほとんど無いのが現状であり、新たな荷電制御剤の開発
についての鋭意研究が続けられている。
そこで、帯電付与をトナーの添加剤で行うのではなく、
キャリアやスリーブ、ドクターブレードなどの搬送規制
部材、あるいはそのほかの摩擦帯電付与部材で行うこと
が提案されている。
ここでいう「摩擦帯電付与部材Jとは、トナーに接触し
て、現像のために必要な電荷を付与もしくは補助的に付
与しうる部材を意味し、以下、これらを総称して摩擦帯
電付与部材と称する。
〔目  的〕
本発明の目的は、従来の欠点を克服した。優九た正帯電
性を付与する摩擦*1付与部材を提供するものである。
本発明の他の目的は、鮮やかなカラートナーの帯電に適
した摩擦帯電付与部材を提供すること、並びに、連続複
写後も初期画像と同等の画像品質−を与える摩擦帯電付
与部材を提供することを目的とする。
〔構  成〕
本発明者等は鋭意検討を重ねた結果、下記−般式で示さ
れる化合物を・少なくとも表面に有することを特徴とす
る摩擦帯電付与部材を提供することによって前記目的が
達成できることを見出した。
下記一般式、 (但し−R1は一■又は−CH,、R,、R3は−CN
、−Cool又は−No2. R’は−F、 −CI2
または−Brであり、nは1〜10である。)上記共重
合体のうちのビニル系単量体としてはスチレン、アクリ
ル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリロニトリ
ル、酢酸ビニル、ビニルピリジンなどが代表例としてあ
げられるる。
本発明に係る化合物は、そのままアセトン等の溶剤や分
散媒中に分散して用いてもよく、また、樹脂中に分散し
て用いてもよい、このような樹脂としては一般的なもの
が使用でき、それらは例えば、ポリスチレン、ポリアク
リル酸エステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリアク
リロニトリル、ポリイソプレンやポリブタジェンなどの
ゴム系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエス
テル、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリ
カーボネート、ロジン、フェノール樹脂、塩素化パラフ
ィン、シリコーン樹脂、テフロン、及びこれらの誘導体
、あるいはこれらの共重合体、及びこれらの混合物であ
る。
上記塗液を摩擦帯電付与部材の母材にディッピング、ス
プレー法、へヶ塗りなどにより塗布し、乾燥させれば、
本発明の摩擦帯電付与部材が得られる。また、上記化合
物を分散させた樹脂をそのまま成形して摩擦帯電付与部
材としてもかまわない、この場合、補強、摩耗防止効果
を上げるため、シリカ、カーボン、カーボン繊維、ガラ
ス繊維等の無機フィラーを含有させてもよい、キャリア
形態の摩擦帯電付与81X材の母材としては、公知のキ
ャリアがすべて使用可能であり、鉄、ニッケル、アルミ
ニウム等の金属または合金、金属酸化物など金属化合物
の粒子など、さらには、ガラス、炭化ケイ素などのセラ
ミック粒子が用いられる。さらにスリーブやドクターブ
レード形態の摩擦帯電付与部材の母材としては、鉄、ア
ルミニウム、ステンレス等の金属または合金、プラスチ
ック、ゴム等の非金属化合物など、従来使用されている
スリーブ、ドクターブレードが使用できる。
本発明者らは各種の実験を繰り返した結果。
摩擦帯電付与部材に前記一般式の化合物を使用すること
により高い正帯電を得、良好な複写物を得ることを確か
めている。
本発明で用いられる前記化合物(ホモポリマー、コポリ
マー)には、以下のようなものが例示できる。
しuF 次に本発明で使用する上記重合体及び共重合体の代表合
成例を記す、なお、この合成例に記載の平均分子量(M
%l)はゲル・バーメーション・クロマトグラフィー法
によって測定した値である。
即ち、これらの各値はすべてゲル・パーメーション・ク
ロマトグラフィー法によって以下に記す条件で測定され
た値である。温度25℃において、溶媒(テトラヒドロ
フラン)を毎分1r!IQの流速で流し、濃度0.4 
g /dQのテトラヒドロフラン試料溶液を試料重量と
して8mg注入し、測定を行なう、試料の分子量測定に
あたっては、該試料の有する分子量分布が、数種の単分
散ポリスチレン標準試料により1作成された検量線の分
子量の対数とカウント数が直線となる範囲内に包含され
る測定条件を選択する。また、本測定にあたり、信頼性
は上述の測定条件で行なったNB5706ボリスチレン
標準試料(My =28.8×104、Mn=13.7
X1G’、 Mv/Mn=2.11)のMw/Mn=2
.11±0.10となることにより確認する。
合成例1(例示化合物(1)の合成) 容量2Qの4つ一ロフラスコに温度計、撹拌機、冷却管
を取り付け、オイルバスで温度制御する重合装置にトル
エン500gをとり、85℃に加温した。下記の構造式
で示されるアクリル酸フルオロイソフタロニトリルのモ
ノマー500gとアゾビスブチロニトリル(AIBN)
 8 gを混合溶解させた七ツマ−を滴下ロートにより
1.5時間にわたり滴下した。七ツマ−を滴下終了後8
5℃で6時間撹拌し重合を終了した1次に、重合物をエ
タノール/ヘキサン(1/2)溶液で精製後乾燥し、重
合物を調製した0重合率92%1重量平均分子量Muは
14000であった。
合成例2(例示化合物(2)の合成) 容量2Qの4つロフラスコに温度計、撹拌機、冷却管を
取り付け、オイルバスで温度制御する重合装置にトルエ
ン500gをとり、85℃に加温した0合成例1のアク
リル酸フルオロインフタロニトリルの七ツマ−150g
と2エチルへキシルアクリレート(2−EHA)350
 gとアゾビスブチロニトリル(AIBN) 10 g
を混合溶解させた七ツマ−を滴下ロートにより1.5時
間にわたり滴下した。七ツマ−を滴下終了後85℃で6
時間撹拌し重合を終了した0次に、重合物をエタノール
/ヘキサン(1/2)溶液で精製後乾燥し、重合物を調
製した6重合率90%、重量平均分子量)hは1200
0であった。
合成例3(例示化合物(3)の合成) 容量2Qの4つロフラスコに温度計、撹拌機、冷却管を
取り付け、オイルバスで温度制御する重合装置にトルエ
ンsoo gをとり、85℃に加温した0合成例1のア
クリル酸フルオロイソフタロニトリルのモノマーtoo
 gとスチレン400 gとアゾビスブチロニトリル(
AIBN)10gを混合溶解させたモノマーを滴下ロー
トにより1.5時間にわたり滴下した。モノマー滴下終
了後85℃で6時間撹拌し重合を終了した1次に、重合
物をエタノール/ヘキサン(1/2)溶液で精製後乾燥
し。
重合物を調製した0重合率94%、重量平均分子量My
は15000であった。
合成例4(例示化合物(6)の合成) 容量2Qの4つロフラスコに温度計、撹拌機、冷却管を
取り付け、オイルバスで温度制御する重合装置にトルエ
ンsoo gをとり、85℃に加温した6下記の構造式
で示されるメタクリル酸フルオロイソフタロニトリルの
モノマーsoo gとアゾビスブチロニトリル(AIB
N) 8 gを混合溶解させたモノマーを滴下ロートに
より1.5時間にわたり滴下した。モノマー滴下終了後
85℃で6時間撹拌し重合を終了した1次に1重合物を
エタノール/ヘキサン(1/2)溶液で精製後乾燥し。
重合物を調製した0重合率92%1重量平均分子量My
は16500であった。
合成例5(例示化合物(7)の合成) 容量2Qの4つロフラスコに温度計、撹拌機、冷却管を
取り付け5オイルバスで温度制御する重合装置にトルエ
ン500gをとり、85℃に加温した0合成例4のメタ
クリル酸フルオロイソフタロニトリルのモノマー150
gと2−エチ、ルヘキシルアクリレート(2−El(A
)350 gとアゾビスブチロニトリル(AIBN)1
0 gを混合溶解させたモノマーを滴下ロートにより1
.5時間にわたり滴下した。七ツマー滴下終了後85℃
で6時間撹拌し重合を終了した0次に、重合物をエタノ
ール/ヘキサン(1/2)溶液で精製後乾燥し、重合物
を調製した1重合率88%、重量平均分子量Mwは13
500であった。
前述のような摩擦帯電付与部材に補助的に添加する帯電
付与剤の例としては次のようなものがある1例えば、モ
ノアゾ染料の金属錯体、ニトロフミン酸及びその塩、サ
リチル酸、ナフトエ酸、ジカルボン酸のCo、 Cr、
 Fe等の金属錯体、スルホン化した銅フタロシアニン
顔料、ニトロ基、ハロゲンを導入したスチレンオリゴマ
ー塩素化パラフィン、メラミン樹脂等がある。
前記のような本発明の摩擦帯電付与部材と組み合わせて
使用されるトナーは、従来の電子写真用トナーとして用
いられているものが使用できる。即ち、トナーは磁性、
非磁性いずれでもよい。さらに詳しくは、トナーは、結
着樹脂中に着色剤を含有させた着色微粒体であり、必要
に応じて磁性粉を含有してもよい、またさらに。
これらのトナーは、より効率的な帯電を与えるために、
少量の帯電付与剤、例えば染顔料、荷電制御剤などを含
有してもよいが、従来よりかなり少なくてよい、帯電付
与剤としては、−例えばニグロシン、炭素数2〜16の
アルキル基を含むアジン系染料(特公昭42−1627
号公報に記載)、塩基性染料、塩基性染料のレーキ顔料
、 C,1,ソルベントブラック3、ハンザイエローG
、C,T。
モルプラントブラック11. C,1,ピグメントブラ
ック1、ギルツナイト、アスファルト、4級アンモニウ
ム塩、高級脂肪酸の金属塩、アセチルアセトンの金属錯
体、アミノ基を含有するビニル系ポリマー、アミノ基を
含有する縮合系ポリマー等のポリアミン樹脂等がある。
また必要に応じて、コロイダルシリカのような流動化剤
、酸化チタン、酸化アルミニウム等の金属酸化物や、炭
化ケイ素等の研磨剤、脂肪酸金属塩などの滑剤などを含
有させてもよい。
以下1本発明を下記の実施例によって更に具体的に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない、ここ
での部は重量基準である。
実施例1 アセトンIQ中に前記例示化合物(1)を50g溶解分
散し、これを球形フェライトキャリア(平均粒程約10
0μm)5Kgに、流動床型コーティング装置でコート
した。
トナーは下記組成物より作製した。
スチレン−n−ブチルメタクリレート   100部ポ
リプロピレン             5部C,1,
ピグメントブルー15        5部上記組成の
混合物を混練、冷却、粉砕、分級し、5〜20μ論の粒
径の青色トナーを得た。
このトナー2.5部に対し、前記キャリア97.5部と
をボールミルで混合し、現像剤を得た。
次に、上記現像剤をリコー社gF74820にセットし
、画像テストを行ったところ、良好な画像が得られ、そ
の画像は10万枚画像出し後も変わらなかった。
また、トナーの帯電量をブローオフ法で測定したところ
、初期の帯電量は+20.5μC/gであり、10万枚
ランニング後におけるトナーの帯電量は+18.2μC
/gであって初期値とほとんど差がなかった。更に、こ
の現像剤によれば、35℃90%RHという高温環境下
、及びlO℃15%RHという低湿環境下でも、常温と
同等の画像が得られた。
実施例2 前記例示化合物(2)を使用し、実施例1と同様に、コ
ートキャリアを作製した。
トナーは下記組成物より作製した。
スチレン−n−ブチルメタクリレート   100部ポ
リプロピレン             5部カーボン
ブラック           10部上記組成の混合
物を混線、冷却、粉砕、分級し、5〜20μ履の粒径の
黒色トナーを得た。
このトナー3部に対し、前記キャリア97部とをボール
ミルで混合し、現像剤を得た。
次に上記現像剤をリコー社製FT4820にセットし1
画像テストを行ったところ、良好な画像が得られ、その
画像は10万枚画像出し後も変わらなかった。
また、トナーの帯電量をブローオフ法で測定したところ
、初期の帯電量はで+18.6μC/gであり、10万
枚ランニング後におけるトナーの帯電量は+17.3μ
C/gであって初期値とほとんど差がなかった。更に、
この現像剤によれば、35”C90%R1(という高温
環境下、及び10’CI5%RHという低湿環境下でも
、常温と同等の画像が得られた。
実施例3 トルエンIQ中にシリコ゛−ン樹脂100gを溶解し、
これにさらに前記例示化合物(])を550部合した。
これを実施例1と同様に、球形フェライトキャリアをコ
ートした。
トナーは下記組成物より作製した。
C,1,ピグメントブルー15       2部C,
1,ピグメントイエロー17      5部上記組成
の混合物を混線、冷却、粉砕1分級し、5〜20μ■の
粒径の緑色トナーを得た。
このトナー2.5部に対し、前記キャリア97.5部と
をボールミルで混合し、現像剤を得た。
次に、上記現像剤をリコー社製FT4820にセントし
1画像テストを行ったところ、良好な画像が得られ、そ
の画像は10万枚画像出し後も変わらなかった。
また、トナーの帯電量をブローオフ法で測定したところ
、初期の帯電量は+18.4μC/gであり、lO万枚
ラうニング後におけるトナーの帯電量は+17.1μC
/gであって初期値とほとんど差がなかった。更に、こ
の現像剤によれば、35℃90%R)fという高湿環境
下、及び10℃15%RHという低湿環境下でも、常温
と同等の画像が得られた。
実施例4 トルエンIQ中にHMA樹脂100gを溶解し、これに
さらに前記例示化合物(6)を50部混合した。
これを実施例1と同様に、球形フェライトキャリアにコ
ートした。
トナーは下記組成物より作製した。
ポリエステル樹脂          100部C,1
,ピグメントレッド57       5部C,I、ピ
グメントレッド48       3部上記組成の混合
物を混線、冷却、粉砕1分級し、5〜20μ−の粒径の
赤色トナーを得た。
このトナー3部に対し、前記キャリア97部とをボール
ミルで混合し、現像剤を得た。
次に、上記現像剤をリコー社製FT4820にセットし
、画像テストを行ったところ、良好な画像が得られ、そ
の画像は10万枚画像出し後も変わらなかった。
またトナーの帯電量をブローオフ法で測定したところ、
初期の帯電量は+17.6μC/gであり。
lO万枚ラうニング後におけるトナーの帯電量は+ 1
6.5μC/gであって初期値とほとんど差がなかった
。また、この現像剤によれば、35℃90%RHという
高温環境下、及び10℃15%RHという低湿環境下で
も、常温と同等の画像が得られた。
実施例5 アセトンIQ中に前記例示化合物(1)を50g溶解分
散し、これに第1図に示されているトナー搬送部材2を
ディッピングでコートし、現像部にセットした。実施例
1のトナー100部に対し、炭化ケイ素(粒径約2μm
)3部、疎水性コロイダルシリカ0.1部をスピードニ
ーダで十分撹拌混合してトナーとした。
このトナーを第1図に示すような現像装置に装入し、連
続複写を行い1画像テストを行ったところ、良好な画像
が得られた。その画像は5万枚画像出し後も変わらなか
った。
この現像方法について説明すると1図面に示すようにト
ナータンク7に収納されているトナー6は撹拌羽根5に
よりスポンジローラ(トナー供給部材)4に強制的に寄
せられ、トナーはスポンジローラ4に供給される。そし
て、スポンジローラ4に取り込まれたトナーはスポンジ
ローラが矢印方向に回転することにより、トナー搬送部
材2に運ばれ、摩擦され、静電的あるいは物理的に吸着
し、トナー搬送部材2が矢印方向に強く回転し、弾性ブ
レード3により均一なトナー薄層が形成されるとともに
摩擦帯電する。その後、トナー搬送部材2と接触もしく
は近接している静電潜像担持体lの表面に運ばれ、潜像
が現像される。
静電潜像は有機感光体に800VのマイナスDC帯電を
した後、露光し、潜像を形成し、現像されるのである。
また、トナー搬送部材上のトナーの比電荷量二〇/Mを
測定するために、出口側にフィルター層を具備したファ
ラデーケージを介してトナー搬送部材上のトナーを吸引
し、ファラデーケージ内にトラップされたトナーの比電
荷を測定する吸引法廷電荷量測定装置によりQ/Mを測
定したところ、+10.7μC/gと十分な帯電がなさ
れているのが確められた。
また、5万枚ランニングにおける帯電量は+9.5μC
/gと初期値とほとんど差がなかった。
更に、高温、低湿下でも、常湿と同等の画像品質が得ら
れた。また、感光体へのトナーフィルミングもなかった
実施例6 トルエンIQ中にシリコーン樹脂1 oogを溶解し、
これにさらに前記例示化合物(6)を50部混合した。
これを第1図に示されているトナー搬送部材2にスプレ
ーコートし、現像部にセットした。
トナーは下記組成物より作製した。
ポリエチレン            5部C,1,ピ
グメントレッド57      5部C,1,ピグメン
トレッド48      3部上記組成の混合物を混線
、冷却、粉砕1分緩し、5〜20μ履の粒径の赤色トナ
ーを得た。
このトナー100部に対し、炭化ケイ素(約粒径2μm
)2部、疎水性コロイダルシリカ0.1部をスピードニ
ーダで十分撹拌混合してトナーとした。 このトナーを
第1図の現像部に入れ、実施例5と同様に画像テストを
行ったところ、鮮明かう良好な赤色画像が得られた。
また、実施例5と同様にQ/Mを測定したところ、初期
が+I1.3μC/gで、5万枚後が+9.6μC/g
であり、はとんど変化がなかった。
また、高温、低湿下でも、常温と同等の画像品質が得ら
れた。
実施例7 アセトンIQ中に前記例示化合物(8)を50g溶解分
散し、これに第1図に示されている弾性ブレード(ステ
ンレスm>にスプレーコートし、現像部にセットした。
実施例6のトナーを使い、実施例5と同様に画像テスト
を行ったところ、鮮明かつ良好な赤色画像が得られた。
また、実施例5と同様にQ/Mを測定したところ、初期
が+8.8μC/gで、5万枚後が+8.2μC/gで
あり、はとんど変化がなかった。
高温、低湿下でも、常温と同等の画像品質が得られた。
実施例8 トルエンIQ中にシリコーン樹脂100gを溶解し、こ
れにさらに前記例示化合物(2)を50部混合した。こ
れを第1図に示されている弾性ブレード(ステンレス製
)にスプレーコートし、現像部にセットした。実施例6
のトナーを使い、実施例5と同様に画像テストを行った
ところ、鮮明かつ良好な赤色画像が得られた。
また、実施例5と同様にQ/Mを測定したところ、初期
が+9.3μC/gで、5万枚後が+8.4μC/gで
あり、はとんど変化がなかった。
また、高湿、低湿下でも、常温と同等の画像品質が得ら
れた。
実施例9 前記例示化合物(]、) 50部とシリコーン樹脂10
0部とを混合し加熱溶融し、成形した樹脂ブレードを0
図面に示される弾性ブレード(3)に取り付けた。
トナーは下記組成物より作製した。
エポキシ樹脂            100部ポリプ
ロピレン            5部C,1,ピグメ
ントブルー15        2部C,I。ピグメン
トイエロー17      5部上記組成の混合物を実
施例1と同様に、混線、冷却、粉砕1分級し、5〜20
μlの粒径の緑色トナーを得た。
このトナー100部に対し、炭化ケイ素(粒径約2μ勝
)2部とステアリン酸亜鉛微粉末0.1部をスピードニ
ーダで十分撹拌混合してトナーとした。このトナーを使
い、実施例5と同様に画像テストを行ったところ、鮮明
かつ良好な緑色画像が得られた。
また、実施例5と同様にQ/Mを測定したところ、初期
が+12.5μC/gで、5万枚後が+10.2μC/
gであり、はとんど変化がなかった。
また、高温、低湿下でも、常温と同等の画像品質が得ら
れた。
実施例1O 前記例示化合物(9)を使い、実施例7と同様に樹脂ブ
レードを作製した。実施例6のトナーを使い、実施例5
と同様に画像テストを行なったところ、鮮明且つ良好な
赤色画像が得られた。
また、実施例5と同様にQ/Mを測定したところ、初期
が+9.3μC/gで、5万枚後が+7゜5μC/gで
あり、はとんど変化がなかった。
また、高湿、低湿下でも、常湿と同等の画像品質が得ら
れた。
実施例11 前記例示化合物(11)50部、ポリスチレン樹脂10
0部、カーボンブラック30部とを混合し、それを加熱
溶融し、成形し、樹脂ブレードを作製した。
トナーは下記組成物より作製した。
スチレン−〇−ブチルメタクリレート  100部ポリ
プロピレン            5部カーボンブラ
ック           10部荷電制御剤にグロシ
ン染料)0.5部 上記組成の混合物を混線、冷却、粉砕、分殺し、5〜2
0μmの粒径の黒色トナーを得た。
このトナー100部に対し、炭化ケイ素(粒径約2μ園
)3部、酸化チタン0.5部をスピードニダで十分撹拌
混合してトナーとした。
このトナーを使用して、実施例5と同様に画像テストを
行ったところ、鮮明かつ良好な黒色画像が得られた。
また、実施例5と同様にQ/Mを測定したところ、初期
が+10.1μC/gで、5万枚後が+8.9μC/g
であり、はとんど変化がなかった。
また、高湿、低湿下でも、常温と同等の画像品質が得ら
れた。
実施例12 前記例示化合物(17)50部、HMA樹脂100部、
炭酸カルシウム30部とを混合し、実施例11と同様に
して、樹脂ブレードを作製した。
トナーは下記組成物より作製した。
ポリエステル樹脂          100部ポリエ
チレン             7部C,1,ピグメ
ントブルー15       5部上記組成の混合物を
混線、冷却、粉砕、分級し、5〜20μ震の粒径の青色
トナーを得た。
このトナー100部に対し、炭化ケイ素(粒径2μm)
3部、酸化チタン0.5部をスピードニーダで十分撹拌
混合してトナーとした。
このトナーを使用して、実施例5と同様な画像テストを
行なったところ、鮮明かつ良好な黒色画像が得られた。
また、実施例5と同様にQ/Mを測定したところ、初期
が+9.8pC/gで、5万枚後が+8.8μC/gで
あり、はとんど変化がなかった。
また、高温、低湿下でも、常温と同等の画像品質が得ら
れた。
〔効  果〕
以下述べたように、本発明によれば、連続複写後も初期
画像と同等の品質を示す画像が得られ、正帯電量の変化
もなく、環境変動も少なく。
鮮明なカラー画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で使用する現像装置の説明図で
ある。 1・・・静電潜像担持体    2・・・トナー搬送部
材3・・・弾性ブレード 4・・・トナー供給部材(スポンジローラ)5・・・撹
拌羽根       6・・・トナー7・・・トナータ
ンク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1は−H又は−CH_3、R_2、R_3
    は−CN、−COOH又は−NO_2、R^4は−F、
    −Cl又は−Brであり、nは1〜10である。) で表わされる単量体の重合体又はその単量体とビニル系
    単量体とからなる共重合体の1種又は2種以上を少なく
    とも表面に有することを特徴とする摩擦帯電付与部材。
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