JPH02253081A - パイプ用継手 - Google Patents

パイプ用継手

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JPH02253081A
JPH02253081A JP7229689A JP7229689A JPH02253081A JP H02253081 A JPH02253081 A JP H02253081A JP 7229689 A JP7229689 A JP 7229689A JP 7229689 A JP7229689 A JP 7229689A JP H02253081 A JPH02253081 A JP H02253081A
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joint
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pipe
shape memory
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JP7229689A
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Tadakatsu Maruyama
忠克 丸山
Hiroyuki Tanahashi
浩之 棚橋
Hiroaki Otsuka
広明 大塚
Hiroyuki Yamada
寛之 山田
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、配管作業において使用されるパイプ用継手に
関する。
(従来の技術) 形状記憶合金を使用したパイプ用継手は、合金の種類を
選ぶことによって、現場作業性や継手性能の点で既存の
継手に劣らないものを製造できることが基本的には確認
されている。それにもかかわらず−船釣な配管分野で広
く実用されるに至っていない理由は、現場作業性の良好
な合金を選ふと耐食性等の継手性能が十分でなかったり
、継手性能中心で合金を選ふと極低温での拡管と施工ま
での低温保管が要求されて現場作業性が必ずしも良く無
かったり、あるいはコスト高等の問題が絡んできたりす
るためである。
各種の形状記憶合金の中でも、Fe−Mn−5t系の形
状記憶合金を用いた継手は室温で拡管処理ができる上、
継手締結のための加熱も200〜300°Cで良いので
、現場施工作業を容易に行うことのできる特徴がある。
得られる継手性能面も、継手強度やシール性等の基本特
性は良好であるが、問題は、ステンレス配管等を想定し
た場合に合金自体の耐食性がやや見劣りする点にある。
パイプ用継手の耐食性を考える場合にまず必要なことは
、配管内の流体に直接曝される継手内面側の耐食性確保
の点である。この点については、締結前の継手内面にシ
ール剤を塗布したり(溶接技術:]998899月号P
、79)、ステンレス(特開昭59−93241号公報
)やアルミ又は銅(配管と装置:1988年8月号、P
、33)のライナを使用したり、ゴム等をシール材とす
る(実開昭59−191488号公報)等の方法が従来
より行われている。
一方、形状記憶合金製パイプ用継手外面側の耐食性につ
いても、対策を必要とする場合が当然考えられる。その
ような場合には、継手を加熱 締結した後で、改めて耐
食性塗料を継手表面に塗布するといった方法で対処する
ことは不可能ではない。しかしながら実際には、たくさ
んの継手の表面を塗り残しのないように耐食性塗料を塗
布することは容易ではない。特に多くのパイプが交差し
ていたり狭い隙間を通る配管の場合には、継手の周囲全
周にわたって塗り残しが無いことを確認することは困難
ですらあった。
パイプ外面側の耐食性確保の別な手段として、実際に締
結する前、例えば拡管後に予め継手表面に耐食性塗料を
塗布しておくことが考えられる。
しかし形状記憶合金製パイプ用継手は外径が収縮するこ
とによってパイプに対する締結力を発生させるものであ
るため、加熱時の合金の収縮によって剥削したり被膜の
密着性が著しく劣化してしまう。長期間の耐食性確保と
いう目的に沿う安定な被膜を得ることは、このような方
法によっても極めて困難であった。
(発明が解決しようとする課B) 本発明の目的は、形状記憶合金製パイプ用継手本体の外
面とともに、最も問題になりやすい継手本体と配管用パ
イプとの境界部分とを、耐食性の高い被膜で完全に被覆
することによって耐食性の優れた形状記憶合金製パイプ
用継手を実現しようとするものである。
(課題を解決するだめの手段) 本発明は、熱収縮性プラスチック円筒と、前記円筒の内
側に入る拡管処理した後の形状記憶合金製円筒からなる
ことを特徴とするパイプ用継手を要旨とする。すなわち
形状記憶合金製継手本体の外側に熱収縮性プラスチック
円筒を組み合わせて予め一体構造としておくか、或は両
者を別々に用意して継手施工時に組み合わせて使用する
かのいずれかの方法により、パイプを締結した後の継手
本体外面側にプラスチックのコーティングを施すことに
より、継手の耐食性を効果的に改善しようとするも゛の
である。本発明による継手の施工に当たり熱収縮性プラ
スチック円筒を収縮させる方法としては、形状記憶合金
製継手本体を加熱するだめの手段によって同時に加熱・
収縮させることが最も望ましいが、特に形状記憶合金製
継手本体の形状回復温度と熱収縮性プラス千ツク円筒の
動作温度に隔たりのあるような場合には、−量刑状記憶
合金製継手本体を先に加熱締結させた後で熱収縮性プラ
スチック円筒を継手本体の外側にはめ、改めて熱収縮性
プラスチック円筒部分を加熱する方法によることも可能
である。
なお、本発明で使用する熱収縮性プラスチックとしては
、熱収縮性テフロンや熱収縮性塩化ビニール等があるが
、これら以外に形状記憶樹脂の利用も可能である。
(作 用) 一般に形状記憶合金製パイプ用継手は、低温度側で拡管
して内径を拡げた状態でパイプを挿入ししかる後に合金
固有の一定温度以上まで加熱することによって内径を拡
管前の寸法に収縮させ、この時の収縮力によってパイプ
を締結するものである。本発明においても継手本体は形
状記憶合金であるから、施工時には形状記憶合金製継手
の内径を収縮させるための加熱が必要である。本発明に
おけるパイプ用継手は、熱収縮性プラスチックと、その
内側に入る大きさの拡管処理後の形状記憶合金製継手本
体とからなっているが、両者がはじめから一体として構
成されている場合と、別々に用意されていて継手施工時
に組み合わせて使用する場合との二通りの実施態様が存
在する。
まずはじめから一体として構成されている場合には、継
手にパイプを差し込んで加熱することによって、形状記
憶合金製パイプ用継手本体と熱収縮性プラスチック本体
がともに収縮し、形状記憶合金製パイプ用継手本体はパ
イプを締結し、熱収縮性プラスチック円筒はそのパイプ
を締結した形状記憶合金製パイプ用継手本体の外側から
継手全体を包み込むように収縮する。この時、望ましく
はプラス千ツク円筒の長さを形状記憶合金製パイプ用継
手本体より長めにしておけば、収縮した後のプラスチッ
クの被膜は形状記憶合金製パイプ用継手本体とともにパ
イプの一部までを一体として被覆するため、耐食性確保
には極めて有利となる。
一方、形状記憶合金製パイプ用継手本体と熱収縮性プラ
スチック円筒が別々に用意され、継手施工時に組み合わ
せて使用することも可能である。
このような方法が有効なのは、特に、形状記憶合金製パ
イプ用継手本体の形状回復温度と熱収縮性プラスチック
円筒の収縮温度とに隔たりのある場合である。すなわち
形状記憶合金製パイプ用継手本体の収縮温度より熱収縮
性プラスチックの収縮温度が低いような組合せの場合に
は、両者を一体構造として同時に加熱すると、継手本体
が収縮する前に継手にプラスチックコーティングがされ
てしまい、次に継手本体が収縮することによってコーテ
ィング部分の密着性が損なわれることになりがちである
。したがってこのような組合せの時には、まず形状記憶
合金製パイプ用継手本体だけを加熱してパイプを固定さ
せてしまった後、改めて熱収縮性プラスチック円筒を継
手本体の上からかふせて再度加熱して、熱収縮性プラス
チック円筒を収縮固定させることによって、前述の一体
構造の場合と同様の使用が可能となる。
(実施例) 実施例 1 第1図は本発明の基本的な実施例を示したものである。
第1図(イ)は熱収縮性プラスチック円筒2(ここでは
肉厚0.5 mmの熱収縮性テフロンを使用)内に形状
記憶合金性パイプ用継手本体1(ここではPe−Mn−
5i−Cr系形状記憶合金を使用)を組み込んで一体構
造とした本発明による形状記憶合金製パイプ用継手の一
例である。この例では、熱収縮性プラスチック円筒2の
長さは、形状記憶合金製継手本体1よりも左右にはみ出
る程度に長く作られている。第1図(ロ)は前記継手の
両側に配管用パイプ3.3′を差し込んだ状態を示す。
この状態で、図示はしない高周波誘導加熱法等の加熱手
段によって継手部分を加熱することにより(本実施例に
おいては、300°Cまで加熱)、形状記憶合金製継手
本体1と熱収縮性プラスチック円筒2がともに収縮して
、継手の締結と継手表面のプラスチックコーティングが
完了した状態を示したのが第1図(ハ)である。プラス
チックコーティングは継手本体とともに左右の配管用パ
イプの一部分までに跨って収縮・被覆を行うから、継手
の耐食性は極めて完全なものとなる。
実施例 2 第2図は、熱収縮性プラスチック円筒2と形状記憶合金
製パイプ用継手本体1が一体化されていない、本発明の
別な実施態様を示すものである。
使用した素材は先の実施例1と同様であるが、この例に
おいては継手締結作業直前までプラスチック円筒2と継
手本体1は別々に保管されており、締結作業時に初めて
両者を第2図(ロ)のように一体に組み合わせて、しか
る後に高周波誘導加熱装置等によって継手部分を加熱し
た(本実施例では加熱温度は300°C)。結果的には
第1図に示した先の実施例と全く同じ結果が得られた。
実施例 3 第3図は、本発明のざらに別な実施態様を示すものであ
る。熱収縮性プラスチック円筒2と形状記憶合金製継手
本体1が一体化されていない点は第2図の場合と同じで
あるが、この場合には、さらに熱収縮性プラスチック円
筒は外れた位置においたまま、まず形状記憶合金製継手
本体だけに配管用パイプを差し込んだ状態で先にパイプ
を締結させてしまう(第3図(ハ))。しかる後に第3
図(ニ)に示すように、パイプを締結した形状記憶合金
製継手本体の上に熱収縮性プラスチック円筒を移動させ
、改めて熱収縮性プラスチック円筒を収縮させるための
加熱を行う訳である。
本実施例では、継手本体をFe−Mn−5t −Cr系
形状記憶合金で製作し、熱収縮性プラスチック円筒とし
ては熱収縮性塩化ビニールを用いた。予め300°Cに
加熱して継手本体を締結した後に熱収縮性塩化ビニール
製円筒を継手本体上に覆いかぶせ、次に熱風ブロアーに
よって約100°C前後に加熱して塩化ビニール製円筒
を収縮させた。
この例においても、最終的に得られるパイプの締結状態
は、第3回(ホ)に示されるとおり、先の二側と変わる
所の無い結果となった。
(発明の効果) 形状記憶合金製パイプ用継手の締結時の加熱、もしくは
締結後の簡単な加熱の追加によって確実に継手表面がプ
ラスチックコーティングされるので、継手の耐食性が極
めて良好になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的な実施例を示す図で、(イ)は
形状記憶合金製継手本体1と熱収縮性プラスチック円筒
2を一体とした本発明による形状記憶合金製パイプ用継
手の縦断面図、(ロ)は継手に配管用パイプ3.3′を
差し込んで継手部分を加熱する直前の状態を示す図、更
に(ハ)は継手の締結が完了した状態を示す図、第2閲
及び第3図は本発明の別な実施態様を説明する同様な図
である。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱収縮性プラスチック円筒と、前記円筒の内側に入る拡
    管処理した後の形状記憶合金製円筒からなることを特徴
    とするパイプ用継手。
JP1072296A 1989-03-25 1989-03-25 パイプ用継手 Expired - Fee Related JPH066996B2 (ja)

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