JPH0225285A - 電縫管溶接上ロール - Google Patents

電縫管溶接上ロール

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JPH0225285A
JPH0225285A JP17608788A JP17608788A JPH0225285A JP H0225285 A JPH0225285 A JP H0225285A JP 17608788 A JP17608788 A JP 17608788A JP 17608788 A JP17608788 A JP 17608788A JP H0225285 A JPH0225285 A JP H0225285A
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JP
Japan
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hole
water
upper roll
pipe
communicating
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JP17608788A
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JPH0255151B2 (ja
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Yukitoshi Kiyatake
喜屋武 幸敏
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Sanyo Seiki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電縫管溶接上ロールに関するものであり、特
に、電縫溶接時における過熱を防止するための電縫管溶
接上ロールに関するものである。
[従来の技術] 電縫管は、帯板を一群の成形ロールによってオーブンパ
イプに連続成形し、その両エツジを電気抵抗加熱により
溶融し、スクイズロールで加圧することにより連続的に
溶接して製造される。
このような電縫溶接における加圧の状況を第4図に従っ
て説明する。同図に於て、両エツジを上にして紙面の垂
直方向に移送されてきたオーブンパイプハ、両エツジが
加熱溶融されたのち、一対の上ロール(至)で上方から
抑えられつつ、一対のスクイズロール(イ)で横方向か
ら加圧されて電縫溶接され、電縫管(21)となる。而
して、上ロール(至)は固定軸01)に遊転するように
軸着されている。即ち、固定軸el+)にスリーブ(2
)が嵌着され、このスリーブ(2)にコロ軸受(至)を
介して上ロール(至)が取付けられている。従って、上
ロール(イ)は電縫管(21)の表面に圧接して遊転す
る。固定軸01)はホルダー(ト)に固設されており、
固定軸01)の中心部にオイル注入孔(1)が設けられ
、オイル注入孔(ト)にはコロ軸受(至)に注油すべ(
分岐孔(36a)が設けられ、オイル注入孔(1)にオ
イルが注入されて封止されているみ尚、図中符号(ロ)
はオイルシールである。
上記従来の上ロール(イ)は、このままの状態で使用さ
れると電縫管(21)の溶接部(2)の熱により600
℃〜l000℃に加熱されて使用不能となるので、上ロ
ール(至)の外表面より水を散水して過熱を防止してい
た。
[発明が解決しようとする課題] このような従来の電縫管溶接上ロールを使用して電縫管
を製造した場合、次のような問題がある。
即ち、上ロールの外表面に散水された冷却水が飛散し、
そして、加熱されて″溶融しているオーブンパイプのエ
ツジ部をも偶発的に散水され、鎖部を冷却する可能性が
ある。然るときは、該冷却されたエツジ部には、電縫溶
接後に溶接欠陥が発生し、電縫溶接部の健全性を著しく
損なう。又、Cr含有鋼を電縫溶接する場合、加熱され
溶融したエツジ部には、酸素との親和力の高いCrの酸
化物が多量に生成し成長するので、両エツジを突き合わ
せて加圧してもC「酸化物を完全には排出できず、溶接
部に残存して電縫溶接部の健全性を著しく損なう。
従って、Cr含有鋼を電縫溶接する場合には、無酸素雰
囲気中で行う必要があるが、上ロールの外表面より散水
された冷却水により、無酸素雰囲気が得られない。
又、本願出願人等によって先に出願された特願nr: 
62−3 t 9665号発明があるが、之はロール軸
がホルダーに対してスリーブを介して回転自在に設けら
れている関係上、該ロール軸内に設けた注水孔及び排水
孔は夫々ロータリジヨイントの中心孔と周囲孔に接続し
て注排水を可能ならしめている。然るときは、該ロータ
リジヨイントの存在によりロール径を大にしなければ周
辺部に該装置を据付けるだけの充分なスペースが確保で
きない。そこで、該装置を据付けるためにはどうしても
ロール径を大にせざるを得ない。然るときは、作業工程
上も好ましいものではなく、コスト高の原因ともなる。
更に、前記のように回転部がスリーブにて形成されてい
る為、寿命が著しく短かくなるのである。
そこで、上記欠陥を克服するために解決せらるべき技術
的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は上記目的を達成せんとして提案せられたもの
であり、ホルダーに固定した固定軸内部の軸方向に注水
孔と排水孔を設けて、夫々外部の注水管及び排水管に連
結し、更に、該固定軸にベアリングを介して支持された
上ロール体を回転自在に設けると共に、該上ロール体の
周面に沿って内部に通水孔を設け、該通水孔の一端を前
記固定軸内に設けた前記注水孔に、該固定軸の直径方向
に設けた連通孔を介して連通させ、更に、該通水孔の他
端を前記固定軸内に設けた排水孔に、該固定軸の直径方
向に設けた連通孔を介して連通させたことを特徴とする
Ti電縫管溶接上ロール提供せんとするものである。
[作用] この発明の電縫管溶接上ロールはホルダに固定されてい
る固定軸にベアリングを介して回転自在に支持されてい
るので支持部の寿命が延゛びる。更に、注水孔及び排水
孔は双方とも固定軸に設けられているので、注水管及び
排水管に直接接続することができ、ロータリジヨイント
を用いる必要がなくなった為、ロール径を最小限に形成
することができ、作業性の向上及びコストダウンに寄与
する。
而して、ロール周面は電縫管に圧接し、その移送に追随
して回転する。而して、ロール周面に沿って内部に設け
られた通水孔には、前記注水管から注水孔及び連通孔を
介して冷却水が供給され、その冷却水はロール周面部位
を冷却して排水側の連通孔より排水孔を介して排水管に
排水される。従って、ロール周面部位は常時前記冷却水
にて冷却され、過熱を防止すると共に、散水による溶接
欠陥も解消できるのである。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を別紙添付図面に従って詳述
する。第1図は本発明の電縫管溶接上ロールの縦断正面
図を示す。同図に於て(+)はホルダーであり、該ホル
ダー(1)に固定軸(2)を固設する。而して、この固
設手段は特に限定せらるべきではないが、同図に於ては
ホルダー(1)は左右に垂架され、左側のホルダー(1
)には前記固定軸(2)の左端部を嵌着する孔(1a)
を設けて、ここに該固定軸(2)の左端部位を嵌着し、
そして、該固定軸(2)の右端部を嵌着するための孔(
1h)を右側のホルダー(1)に設け、スペーサー(1
c)を介して該固定軸(2)の右端部を嵌着して固定軸
(2)を該ホルダー(1)に固設しである。
而して、該固定軸(2)の略中間部位に連通水環体(3
)を嵌着し、そして該連通水環体(3)の左右にローラ
ベアリング(4)(4)を介装し、該ローラベアリング
(4X4)を介して上ロール(5)が回転自在に設けら
れている。更に、該上ロール(5)の外周面の一部に通
水孔(6)を配設せしむべく上ロール周辺部位(5a)
を該上ロール片(5)にボルト(7)(η・・・にて固
定している。
又、前記固定軸(2)には軸方向に注水孔(8)と排水
孔(9)が穿設され、そして、その右端部は該固定軸(
2)の右端面に開放され、ここに夫々注水管(10)及
び排水管θ1)を接続しである。
而して、前記注水孔(8)の左端部は固定軸(2)の直
径方向外側部に開穿されて連通水環体(3)の内周面に
設けた連通水溝(3りに接続しである。而も、この連通
水溝(3りは、該連通水環体(3)の外周面に設けられ
た連通水溝(3b)とを連絡すべく通路(3c)が設け
られている。又、該連通水環体(3)の外周面に設けた
前記連通水溝(3b)と前記通水孔(6)間の上ロール
(5)の部位に注水側連通孔(5!)が設けられ、前記
注水孔(8)からの冷却水を該通水孔(6)に常時供給
できるように構成した。
又、前記排水孔(9)の先端部は固定軸(2)の直径方
向外側部に開穿されて連通水環体(3)の内周面に設け
た連通水溝(3d)に接続せられている。而も、この連
通水溝(3d)は該連通水環体(3)の外周面に設けら
れた連通水溝(3e)とその一部で連絡すべ(通路(3
C)が設けられている。又、該連通水環体(3)の外周
面に設けた前記連通水溝(3c)と、前記通水孔(6)
間の上ロール(5)の部位に注水側連通孔(5b)が設
けられ、前記通水孔(6)内に供給された冷却水を前記
連通孔(5k)、連通水溝(3C)、通路(3b)並び
に連通水溝(3d)から排水孔(9)に送水され、外部
′の排水管(11)にて排水できるように構成されてい
る。
而して、第2図に示す如(前記通水孔(6)に於て、注
水側の連通孔(5a)と排水側の連通孔(5b)間に隔
壁(■を有し、前記注水側の連通孔(51)より注入さ
れた冷却水は同図に於て反時計方向に循環して前記隔壁
(2)に到り、ここで排水側の連通孔(5b)に入って
前述のように排水されるのである。
尚、図中符号0創よ押え板、(ゆはローリング、θつは
オイルシール、(+110は固定軸(2)の固定板であ
り、ボルト(r7)(r7)にて固定している。又、(
日はグリスニップルであり、固定軸(2)に設けたグリ
ス孔■を介し、上ロール(5)の軸受部にグリスを注入
できるように構成されている。
この発明の一実施例は上述せる如き構成に係るから、上
ロール(5)は上ロール周辺部片(5a)とその周辺部
に於て固定されて一体的に回転目在となる。
而も、該上ロール(5)の周辺部に通水孔(6)が形成
され、且つ、固定軸(2)内部に設けた注水孔(8)か
ら供給される冷却水が連通水環体(3)を介して注入側
連通孔(5a)から該通水孔(6)内に注入されて゛謹
上ロール周辺部片mの周面内部を常時冷却することにな
る。而も、この冷却水は該上ロール周辺部片(W)の周
面内部を循環し乍ら冷却した後、排水孔(9)から排水
管(II)にて外部に排水されるので、前記上ロール周
辺部片(W)は常時内部より冷却せられることになる。
依って、上ロール周辺部片(W)が電縫管(2+)に圧
接してその移送に追随して回転するとき、過熱現象が防
止されるのである。
尚、この発明は上述の一実施例に限定せらるべきではな
く、本発明の精神を逸脱しない諸種の改変を為すことが
でき、そして、この発明が該改変せられたものに及ぶこ
とは当然である。
[発明の効果] 本発明の実施により、電縫管溶接上ロールは内部から常
時冷水にて冷却され、電縫溶接時にも適度の温度に維持
されるので、過熱によって破損することがない。更に、
従来のように上ロールの外表面に散水をしないので電縫
管の溶接部に偶発的に発生する溶接欠陥を解消できる。
又、無酸素雰囲気における電縫溶接ができるため、健全
な溶接部を有するC「含有鋼の電縫管も安定して製造可
能となった。更に、固定軸にはボールベアリングを介し
て上ロールが回転自在に設けられているので、該上ロー
ルの支持が安定し該支持部の寿命が長くなる。又、該固
定軸はホルダに固定されて注水孔と排水孔とを有するの
で、之に注水管並びに排水管を直接接続でき、依って、
ロールジヨイントが不要となる為、ロール径を小径に形
成できると共にコストダウンにも寄与することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は
同縦断正面図、第2図は第1図A−A線断面図、第3図
は固定軸取付部の右側面図である。 第4図は従来型の縦断正面図である。 (1)・・・・・・ホルダ    (2)・・・・・・
固定軸(3)・・・・・・連通水環体  (4)・・・
・・・ローラベアリング(5)・・・・・・上ロール 
  (6)・・・・・・通水孔(8)・・・・・・注水
孔    (9)・・・・・・排水孔(W)・・・・・
・上ロール周辺部片 (2)・−・固定軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ホルダーに固定した固定軸内部の軸方向に注水孔と排
    水孔を設けて、夫々外部の注水管及び排水管に連結し、
    更に、該固定軸にベアリングを介して支持された上ロー
    ル体を回転自在に設けると共に、該上ロール体の周面に
    沿って内部に通水孔を設け、該通水孔の一端を前記固定
    軸内に設けた前記注水孔に、該固定軸の直径方向に設け
    た連通孔を介して連通させ、更に、該通水孔の他端を前
    記固定軸内に設けた排水孔に、該固定軸の直径方向に設
    けた連通孔を介して連通させたことを特徴とする電縫管
    溶接上ロール。
JP17608788A 1988-07-14 1988-07-14 電縫管溶接上ロール Granted JPH0225285A (ja)

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JP17608788A JPH0225285A (ja) 1988-07-14 1988-07-14 電縫管溶接上ロール

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JP17608788A JPH0225285A (ja) 1988-07-14 1988-07-14 電縫管溶接上ロール

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JPH0225285A true JPH0225285A (ja) 1990-01-26
JPH0255151B2 JPH0255151B2 (ja) 1990-11-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05111779A (ja) * 1991-10-21 1993-05-07 Nippon Steel Corp 内部冷却式超硬合金スクイズロール

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62107874A (ja) * 1985-11-05 1987-05-19 Daido Steel Co Ltd 溶接管の製造方法

Patent Citations (1)

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JPH0255151B2 (ja) 1990-11-26

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