JPH022527Y2 - - Google Patents

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JPH022527Y2
JPH022527Y2 JP19985984U JP19985984U JPH022527Y2 JP H022527 Y2 JPH022527 Y2 JP H022527Y2 JP 19985984 U JP19985984 U JP 19985984U JP 19985984 U JP19985984 U JP 19985984U JP H022527 Y2 JPH022527 Y2 JP H022527Y2
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JP
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valve body
vacuum source
valve
cylinder
vacuum
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JP19985984U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案はキヤビテイを真空源に接続する真空ダ
イカストマシンにおいて、射出時に溶湯がキヤビ
テイから真空源に流入することを阻止するために
設けた真空バルブユニツトに関する。
〔従来技術〕
従来の真空バルブユニツトは通常、固定金型と
移動金型とのパーテイングライン上で両金型のい
ずれか一側に取付けてあり、真空バルブユニツト
内の弁体は両金型に装着されかつ、キヤビテイへ
通ずるガス抜き孔内を空圧シリンダ或いは溶湯の
慣性力で摺動することにより、真空源を開閉して
いた。このような真空バルブユニツトにおいて真
空源に溶湯が流入することを遮断するため弁体を
閉じるとき、シリンダ等の弁体移動側は背圧とし
て大気圧の抵抗があるため弁体の速度は溶湯より
も遅そく、場合によつては溶湯が真空源側へ流入
することがあつた。そして真空源側へ溶湯が流入
すると、真空源はその機能が阻害されるため鋳造
作業の中断を余儀なくされかつ真空源へ流入した
溶湯を除去するために機械を停止させるので生産
性を低くしていた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような欠点を除去したものでその
目的は、シリンダの背面を下げることにより弁体
後退時の移動速度を速くし、金型キヤビテイと真
空源との遮断を速かにして真空源側への溶湯の流
入することを阻止し、もつて生産性を高くした真
空バルブユニツトを提供することにある。
〔考案の要点〕
本考案の真空バルブユニツトは、弁体を後退さ
せるシリンダの背圧側ポートを電磁弁を介して真
空源に接続することにより、前記弁体が後退して
キヤビテイと前記真空源とを遮断するとき、前記
電磁弁を開いて背圧をなくし前記弁体の後退速度
を速くしたことを特徴にしている。
〔考案の実施例〕
以下、本考案について実施例を示した図により
説明する。図は固定金型と移動金型との分割面で
切断した図であつて、金型11(固定金型および
移動金型のいずれでもよい)にはキヤビテイ12
が形成されキヤビテイ12は通路13に連通して
いる。中心の穴14Aを有するシート14はその
一部を金型11内に挿入しかつ穴14Aの開放端
を通路13の上方延長部に接して設けられ、穴1
4Aは穴14Bから電磁切換弁15を中間に置い
て真空源16に接続されている。
通路13の上方から下方へ向けた金型11の穴
19Aに、シート14に案内されかつその下端を
シート14に取付けたシリンダ17のピストン1
8の先端に固着された弁体19が摺動自在に挿入
されている。図示のとき弁体19の上部斜面はシ
ート14の穴14A端面に接しているため通路1
3従つてキヤビテイ12と真空源16とは遮断さ
れているが、シリンダ17のヘツド側に圧力流体
を流入させ弁体19の上面を通路13の上辺より
下まで下降させればキヤビテイ12は通路13を
介して真空源16に接続される。
図において金型11の上側にはブラケツト20
が固着され、ブラケツト20の上面に取付けたシ
リンダ21のピストン22の下端はシリンダ17
に固着されている。このシリンダ21は弁体19
の下面が平面で成形品(図示せず)に接している
ため型開および成形品押出時に弁体19が邪魔に
なるため、型開時等に弁体19等を押上げるもの
でシリンダ21のロツド側に圧力流体を流入させ
ることにより、シリンダ17を介してシート14
および弁体19を上昇させて成形品から離すもの
である。
なお弁体19の下面を斜面にして型開および成
形品押出時に斜面が成形品の抜ける方向にすれ
ば、ブラケツト20、シリンダ21そしてピスト
ン22は不要である。なおこの際は弁体19が常
時同一方向に向うようにピストン18にキー(図
示せず)等の廻り止め機構が必要である。
本考案はこのような真空バルブユニツトにおい
て、弁体19の後退時従つてキヤビテイ12と真
空源16とを遮断するとき弁体19の移動速度を
速くするための機構を設けたものである。
即ちシリンダ17のヘツト側ポート17Aと真
空源16との間にB電磁弁23を設けると共に、
シリンダ17のロツト側ポート17Bと圧縮空気
源24との間にC電磁弁25を設けた。
次に前述した実施例の動作を説明する。
図示の状態からA電磁弁15およびC電磁弁2
5を右室に切換えると、圧縮空気源24の圧力空
気はC電磁弁25およびB電磁弁23を通つてシ
リンダ17にヘツド側ポート17Aから流入す
る。一方ロツド側ポート17BはC電磁弁25を
通つて大気に開放されているため弁体19がその
上面を通路13の上辺より下まで下降すると、キ
ヤビテイ12内の空気はシート14の穴14Bか
らA電磁弁15を介して真空源16に接続される
ため真空状態になる。
キヤビテイ12が規定の真空圧にあつたときB
電磁弁23を右室そしてC電磁弁25を左室に切
換えた後、若干の時間をおいてA電磁弁15を左
室に切換える。この結果A電磁弁15は閉になる
と共に、シリンダ17のロツド側にはC電磁弁2
5を通つて圧力空気が供給され一方ヘツド側はB
電磁弁23を介して真空源16に接続されるた
め、弁体19は後退してその上面はシート14の
穴14A端面に接してキヤビテイ12を真空源1
6から遮断する。このときシリンダ17の背圧側
即ちヘツド側は真空源16に接続されているため
大気圧の抵抗はなく後退速度は速い。
〔考案の効果〕
本考案の真空バルブユニツトは以上説明したよ
うに、弁体が後退して真空源をキヤビテイから遮
断するとき、弁体を駆動するシリンダの背圧側を
真空源に接続してあるため、大気圧の抵抗はなく
後退速度は速く従つて遮断までの時間は短い。こ
の結果溶湯が真空源側に流入することはなく掃除
のため鋳造を停止することもなく生産性の上昇す
る利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示す断面図である。 12……キヤビテイ、15,23,25……電
磁弁、16……真空源、17……シリンダ、17
A,17B……ポート、19……弁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁体を後退させるシリンダの背圧側ポートを電
    磁弁を介して真空源に接続することにより、前記
    弁体が後退してキヤビテイと前記真空源とを遮断
    するとき、前記電磁弁を開いて背圧をなくし前記
    弁体の後退速度を速くした真空バルブユニツト。
JP19985984U 1984-12-26 1984-12-26 Expired JPH022527Y2 (ja)

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JP19985984U JPH022527Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JP19985984U JPH022527Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

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JPS61111651U JPS61111651U (ja) 1986-07-15
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JPH0761535B2 (ja) * 1987-09-28 1995-07-05 宇部興産株式会社 金型用ガス抜き方法
JP5406100B2 (ja) * 2010-03-30 2014-02-05 株式会社ダイエンジニアリング 金型のガス抜き装置

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JPS61111651U (ja) 1986-07-15

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