JPH0225274Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0225274Y2 JPH0225274Y2 JP1983020473U JP2047383U JPH0225274Y2 JP H0225274 Y2 JPH0225274 Y2 JP H0225274Y2 JP 1983020473 U JP1983020473 U JP 1983020473U JP 2047383 U JP2047383 U JP 2047383U JP H0225274 Y2 JPH0225274 Y2 JP H0225274Y2
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- JP
- Japan
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- shield electrode
- electrode
- slit
- shield
- hole
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- Expired
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Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電気機器に用いられる電界緩和用の
シールド装置に関する。
シールド装置に関する。
周知の通り電気機器では、高低圧間の電界緩和
を図る目的で所望形状のシールド装置が用いら
れ、たとえば第1図に示すような計器用変圧器に
あつては、高圧側コイル1の低圧側部分に対向す
る部分には高圧側シールド装置2が、又低圧側部
分、すなわち鉄心3の高圧側コイル1に対向する
部分には低圧側シールド装置4が設けられる。5
は低圧側コイルである。
を図る目的で所望形状のシールド装置が用いら
れ、たとえば第1図に示すような計器用変圧器に
あつては、高圧側コイル1の低圧側部分に対向す
る部分には高圧側シールド装置2が、又低圧側部
分、すなわち鉄心3の高圧側コイル1に対向する
部分には低圧側シールド装置4が設けられる。5
は低圧側コイルである。
ところで、前述のシールド装置2及び4はこの
種電気機器の小形軽量化を図る目的から通常アル
ミニユム、アルミニユム合金などの薄板をたとえ
ばプレス加工、絞り加工などによつて所望形状に
形成するとともに、鉄心3を通過する磁束によつ
てシールド装置に誘導される電流回路を切断する
必要がある。このため、従来ではたとえば第2図
及び第3図に示すように、シールド電極21に短
絡回路ができないようにスリツト22を設け、こ
のスリツト22に絶縁物23を介在し、両電極端
24近傍を粘着テープ25をもつて固着してい
た。
種電気機器の小形軽量化を図る目的から通常アル
ミニユム、アルミニユム合金などの薄板をたとえ
ばプレス加工、絞り加工などによつて所望形状に
形成するとともに、鉄心3を通過する磁束によつ
てシールド装置に誘導される電流回路を切断する
必要がある。このため、従来ではたとえば第2図
及び第3図に示すように、シールド電極21に短
絡回路ができないようにスリツト22を設け、こ
のスリツト22に絶縁物23を介在し、両電極端
24近傍を粘着テープ25をもつて固着してい
た。
ところが、この構成によれば粘着テープ25を
貼る作業に手間がかかる外、高温にさらすと粘着
テープ25が延びて電極端24の固定が出来なく
なつたり粘着テープ25に塵埃などが付着するな
どといつた不都合があつた。
貼る作業に手間がかかる外、高温にさらすと粘着
テープ25が延びて電極端24の固定が出来なく
なつたり粘着テープ25に塵埃などが付着するな
どといつた不都合があつた。
この考案は上述の事柄に鑑み、短絡回路ができ
ないように形成したスリツトを有するシールド電
極と、前記シールド電極のスリツトを介した両電
極端近傍の内側に固着した貫通孔を有する固定具
と、前記両固定具間に介在した貫通孔を有する絶
縁スペーサと、前記両固定具並びに絶縁スペーサ
の貫通孔を貫通した絶縁物からなる螺合具とから
なり、前記螺合具を締付け前記両固定具間並びに
シールド電極の両電極端間を電気的に絶縁状態と
するとともに物理的に一体に固着することによ
り、簡単にしかも強固に固着し、長時間にわたつ
て所望の形状を維持できるようにしたものであ
る。
ないように形成したスリツトを有するシールド電
極と、前記シールド電極のスリツトを介した両電
極端近傍の内側に固着した貫通孔を有する固定具
と、前記両固定具間に介在した貫通孔を有する絶
縁スペーサと、前記両固定具並びに絶縁スペーサ
の貫通孔を貫通した絶縁物からなる螺合具とから
なり、前記螺合具を締付け前記両固定具間並びに
シールド電極の両電極端間を電気的に絶縁状態と
するとともに物理的に一体に固着することによ
り、簡単にしかも強固に固着し、長時間にわたつ
て所望の形状を維持できるようにしたものであ
る。
以下第4図〜第8図にもとずいてこの考案の一
実施例を説明する。なお、第1図〜第3図と同じ
符号を附した部分は、同一又は対応する部分を示
す。図示例では、シールド電極21のスリツト2
2を介する両電極端24近傍の内側に、貫通孔6
1を有する固定具6が固着され、その固定具6−
6間の前記スリツト22に貫通孔71を有する絶
縁スペーサ7を介在し、絶縁物からなるボルト8
1、ナツト82などの螺合具8をもつて電気的に
絶縁状態とし、かつ物理的に一体に固着して所望
形状のシールド装置2が形成される。
実施例を説明する。なお、第1図〜第3図と同じ
符号を附した部分は、同一又は対応する部分を示
す。図示例では、シールド電極21のスリツト2
2を介する両電極端24近傍の内側に、貫通孔6
1を有する固定具6が固着され、その固定具6−
6間の前記スリツト22に貫通孔71を有する絶
縁スペーサ7を介在し、絶縁物からなるボルト8
1、ナツト82などの螺合具8をもつて電気的に
絶縁状態とし、かつ物理的に一体に固着して所望
形状のシールド装置2が形成される。
以上の構成によれば、電極端24−24近傍が
電気的に絶縁状態とし、かつ物理的に一体に固着
してあるので、従来の粘着テープによる固着に比
べて耐燃性及び機械的強度をきわめて向上するこ
とができる外、塵埃などの付着現象をきわめて少
なくできる。更に、固定具6はシールド電極21
の両電極端24の内側に固着され両電極端24間
はシールド電極21の内側で固着できるので、シ
ールド電極の表面(外側)に何ら加工を施す必要
がなく、これによる電界の乱れ等を防止できると
ともに、両電極端24近傍の固着は絶縁スペーサ
7を介した両固定具6間を螺合具8で締付けるの
みでシールド電極21にはこの螺合具8による締
付力が直接加わらないので、シールド電極の歪
み、変形等が防止できる。
電気的に絶縁状態とし、かつ物理的に一体に固着
してあるので、従来の粘着テープによる固着に比
べて耐燃性及び機械的強度をきわめて向上するこ
とができる外、塵埃などの付着現象をきわめて少
なくできる。更に、固定具6はシールド電極21
の両電極端24の内側に固着され両電極端24間
はシールド電極21の内側で固着できるので、シ
ールド電極の表面(外側)に何ら加工を施す必要
がなく、これによる電界の乱れ等を防止できると
ともに、両電極端24近傍の固着は絶縁スペーサ
7を介した両固定具6間を螺合具8で締付けるの
みでシールド電極21にはこの螺合具8による締
付力が直接加わらないので、シールド電極の歪
み、変形等が防止できる。
前記固定具6をシールド電極21に固着するに
は、たとえばシールド電極21にスリツト22を
形成する前にこのスリツト22を形成する位置
に、固定具6となるパイプ状金具60を第7図及
び第8図に示すようにシールド電極21の内側に
溶接又は合成樹脂などの接着剤を用いて予じめ固
着する。そして、スリツト22形成する際にシー
ルド電極21と前記パイプ状金具60とを同時に
切断する。このようにすると、スリツト22形成
時(切断時)、に薄板などをもつて形成されたシ
ールド電極21の絞り加工あるいはプレス加工時
などの内部残留応力などによつて、切断面すなわ
ち電極端24−24の表面にくい違いが生じた
り、切断力などによりシールド電極21の形状が
変形するのを防止でき都合がよい。なお、第8図
において2点鎖線は切断線を示す。
は、たとえばシールド電極21にスリツト22を
形成する前にこのスリツト22を形成する位置
に、固定具6となるパイプ状金具60を第7図及
び第8図に示すようにシールド電極21の内側に
溶接又は合成樹脂などの接着剤を用いて予じめ固
着する。そして、スリツト22形成する際にシー
ルド電極21と前記パイプ状金具60とを同時に
切断する。このようにすると、スリツト22形成
時(切断時)、に薄板などをもつて形成されたシ
ールド電極21の絞り加工あるいはプレス加工時
などの内部残留応力などによつて、切断面すなわ
ち電極端24−24の表面にくい違いが生じた
り、切断力などによりシールド電極21の形状が
変形するのを防止でき都合がよい。なお、第8図
において2点鎖線は切断線を示す。
以上詳述の通りこの考案によれば、きわめて簡
単な構成でもつて、耐熱性及び機械的強度の優れ
たシールド装置を得ることができるなどといつた
種々の実用的効果を奏する。
単な構成でもつて、耐熱性及び機械的強度の優れ
たシールド装置を得ることができるなどといつた
種々の実用的効果を奏する。
第1図は電気機器(計器用変圧器)の一例を示
す概略断面図、第2図及び第3図は従来のシール
ド装置を示し、第2図は正面図、第3図は要部拡
大断面図である。第4図〜第8図はこの考案の一
実施例を示し、第4図はシールド装置の正面図、
第5図は第4図の一部を切断した側面図、第6図
〜第8図は要部拡大断面図である。 2,4……シールド装置、21……シールド電
極、22……スリツト、24……電極端、6……
固定具、7……絶縁スペーサ、8……螺合具。
す概略断面図、第2図及び第3図は従来のシール
ド装置を示し、第2図は正面図、第3図は要部拡
大断面図である。第4図〜第8図はこの考案の一
実施例を示し、第4図はシールド装置の正面図、
第5図は第4図の一部を切断した側面図、第6図
〜第8図は要部拡大断面図である。 2,4……シールド装置、21……シールド電
極、22……スリツト、24……電極端、6……
固定具、7……絶縁スペーサ、8……螺合具。
Claims (1)
- 短絡回路ができないように形成したスリツトを
有するシールド電極と、前記シールド電極のスリ
ツトを介した両電極端近傍の内側に固着した貫通
孔を有する固定具と、前記両固定具間に介在した
貫通孔を有する絶縁スペーサと、前記両固定具並
びに絶縁スペーサの貫通孔を貫通した絶縁物から
なる螺合部を具備してなり、前記螺合具を締付け
前記両固定具間並びにシールド電極の両電極端間
を電気的に絶縁状態とするとともに物理的に一体
に固着して成るシールド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2047383U JPS59125892U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | シ−ルド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2047383U JPS59125892U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | シ−ルド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59125892U JPS59125892U (ja) | 1984-08-24 |
JPH0225274Y2 true JPH0225274Y2 (ja) | 1990-07-11 |
Family
ID=30151603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2047383U Granted JPS59125892U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | シ−ルド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59125892U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237241B2 (ja) * | 1974-07-25 | 1977-09-21 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237241U (ja) * | 1975-09-10 | 1977-03-16 | ||
JPS5926797Y2 (ja) * | 1978-06-20 | 1984-08-03 | 日新電機株式会社 | 高電圧発生装置 |
-
1983
- 1983-02-14 JP JP2047383U patent/JPS59125892U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237241B2 (ja) * | 1974-07-25 | 1977-09-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59125892U (ja) | 1984-08-24 |
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