JPH0440264Y2 - - Google Patents

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JPH0440264Y2
JPH0440264Y2 JP9471687U JP9471687U JPH0440264Y2 JP H0440264 Y2 JPH0440264 Y2 JP H0440264Y2 JP 9471687 U JP9471687 U JP 9471687U JP 9471687 U JP9471687 U JP 9471687U JP H0440264 Y2 JPH0440264 Y2 JP H0440264Y2
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JP
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current transformer
type current
tube
conductor
threaded portion
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JP9471687U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は貫通形変流器の取付け構造に関するも
のである。
「従来の技術」 従来構造の一例を第3図を参照して説明する。
貫通形変流器1はその内部を貫通する導体2に
流れる電流値を検出するものであるが、この貫通
形変流器1を電気機器(図示略)に取付けるに当
り、貫通形変流器1と導体2との間の電界強度を
緩和し耐電圧性能を向上させるため、貫通形変流
器1の穴を貫通しその内側に導体2が通る管3を
シールド用として設けてある。貫通形変流器1の
取付け固定は、管3の上部に固着された上部板5
および管3の下部に嵌装された下部板6間に貫通
形変流器1を挟み、貫通形変流器1外側に上部板
5および下部板6を貫通して設けた複数のスタツ
ド4により締付け固定されている。
下部板6の中央部分には管3の端部の電界強度
を緩和するシールド8が設けてある。
「考案が解決しようとする問題点」 このような従来技術においては、部品点数が多
く構造も複雑となる。また変流器を固定するスタ
ツドが複数で構成されているので締付けトルクが
不均一となり、変流器に無理な荷重が加わりやす
く作業に熟練を要していた。
さらに変流器の断面の回りに閉じた電路ができ
ないように、たとえば第3図に示すギヤツプdを
設ける必要があつた。
すなわちギヤツプdがないと第3図中に矢印で
示す閉回路ができ、誘導作用により循環電流が流
れ、変流器による電流検出ができなくなる。
「問題点を解決するための手段」 円筒状の貫通形変流器、前記貫通形変流器の中
心穴に嵌装されその内部に導体が貫通する導電体
で構成された管、前記貫通形変流器のリング状平
面の一端に当接し前記管の一端に固着されて貫通
形変流器の保持を行なう上部板、該上部板の反対
側で前記貫通形変流器のリング状の平面に当接す
る締付け部材とからなる貫通形変流器において、
前記管の締付け部材側におねじ部を設けるととも
に、このおねじ部と係り合うめねじ部を締付け部
材に設ける。また必要に応じ締付け部材の一部を
シールドリング形状とする。
「実施例」 つぎに本考案の実施例を第1図を参照して説明
する。
図において1は円筒状の貫通形変流器で、その
中心穴には貫通形変流器1と貫通形変流器1の内
部を貫通する導体2との間の電界強度を緩和し耐
電圧性能を向上させるための導電体で構成された
管13が嵌装されている。
この貫通形変流器1は従来例と同様、導体2を
流れる電流値を検出するものである。
15は上部板で前記管13の上端に固着される
とともに、貫通形変流器1のリング面に当接し、
貫通形変流器1の一端を支持しており、その中央
部には管13の内径と等しい穴が設けてある。
16は下部板で前記管13に下部から嵌装され
ており、貫通形変流器1のリング面の端に当接し
前記上部板15との間で貫通形変流器1を挟んで
保持する役目をもつている。
下部板16の下側には、締付部材であるナツト
17が管13の下部に設けたおねじに螺合されて
おり、下部板16を押さえるように締付けてあ
る。
このような構造においては、1個のナツト17
で締付けできるので作業が簡単でかつ貫通形変流
器1に無理な荷重が作用することはない。
なおナツト17を使用する代りに下部板16に
めねじを刻してナツト17の役目を兼用させても
よく、まためねじを有する下部板16とナツト1
7を併用すれば、ダブルナツトとして作用し緩み
止めの効果が大きい。
何れにしても、本考案はめねじを設けた下部板
16またはナツト17を締付け部材として貫通形
変流器1を締付け固定するものである。
また18はシールドで管13下端部の電界緩和
の目的をもつて適宜に設けるものである。第2図
はシールド18をナツト17と一体化したもの
で、締付部材27の一部がシールドリング形状2
7aとなつたものである。
「考案の効果」 貫通形変流器の外側面に金属部がないため第1
図に示す絶縁ギヤツプLが出来、貫通形変流器の
回りに導電体で形成される閉ループ回路の形成を
防止できる。またシールドが必要な場合でも部品
点数が増加しないので構造が簡単となり経済性、
信頼性の向上とともに作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例、第2図は別の実施
例、第3図は従来例をそれぞれ示す図である。 図において、1は貫通形変流器、13は管、1
5は上部板、16は下部板、17はナツト、27
は締付部材、27aはシールドリング形状であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円筒状の貫通形変流器、前記貫通形変流器の
    中心穴に嵌装されその内部に導体が貫通する導
    電体で構成された管、前記貫通形変流器のリン
    グ状平面の一端に当接し前記管の一端に固着さ
    れて貫通形変流器の保持を行なう上部板、該上
    部板の反対側で前記貫通形変流器のリング状の
    平面に当接する締付け部材とからなる貫通形変
    流器において、前記管の締付け部材側におねじ
    部を設けるとともに、このおねじ部と係り合う
    めねじ部を締付け部材に設けたことを特徴とす
    る貫通形変流器の取付け構造。 (2) 締付け部材の一部をシールドリング形状とし
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載の貫通形
    変流器の取付け構造。
JP9471687U 1987-06-22 1987-06-22 Expired JPH0440264Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9471687U JPH0440264Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22

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JP9471687U JPH0440264Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS64315U JPS64315U (ja) 1989-01-05
JPH0440264Y2 true JPH0440264Y2 (ja) 1992-09-21

Family

ID=30958458

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JP9471687U Expired JPH0440264Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22

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JPS64315U (ja) 1989-01-05

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