JPH0225224Y2 - - Google Patents

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JPH0225224Y2
JPH0225224Y2 JP16635585U JP16635585U JPH0225224Y2 JP H0225224 Y2 JPH0225224 Y2 JP H0225224Y2 JP 16635585 U JP16635585 U JP 16635585U JP 16635585 U JP16635585 U JP 16635585U JP H0225224 Y2 JPH0225224 Y2 JP H0225224Y2
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JP
Japan
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coil
ballast
discharge lamp
filament
coil member
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JP16635585U
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JPS6273520U (ja
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は放電灯用安定器に関する。
(従来の技術) 周知のようにこの種安定器は鉄心にコイルを巻
装して構成されるのを普通としており、、これを
放電灯の点灯に使用する場合は、第4図に示すよ
うに放電灯に接続されて使用される。すなわち同
図において、1は安定器で、図の構成は1次コイ
ル2、2次コイル3を鉄心4に巻回して構成させ
てあり、この出力端に放電灯5が接続されるよう
にしてある。放電灯のフイラメントを加熱するた
めのコイル6は、従来では1次コイル2に重ねて
巻回し、これを放電灯のフイラメントに接続する
ようにしていた。
しかしこのような構成によると、1次コイルと
各フイラメント用のコイルとを互いに絶縁しなけ
ればならないため、1次コイル2を巻回したあと
その表面に絶縁紙を巻き、その上に一方のコイル
6を重ねて巻回してから再び絶縁紙を巻き、更に
その表面に他方のコイル6を巻回して構成する必
要がある。そのためこの種安定器の製作が極めて
面倒であり、またコイル全体の寸法も大きくなる
といつた欠点がある。
(考案が解決しようとする問題点) この考案はこの種安定器のコイルの小型化を可
能とするとともに、その製作の容易化を図ること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案は絶縁性のシート間に、電線を板状に
巻回して構成されたコイルを介在させて前記シー
トを互いに接着してコイル部材を構成し、このコ
イルを放電灯のフイラメント用コイルとしてなる
ことを特徴とする。
(実施例) この考案の実施例を図によつて説明すると、第
1図乃至第3図において11は1次コイル2が巻
回される成形ボビンで、ボビン本体12とその両
端に連なる鍔部13とから構成される。このよう
な構成は従来のものと特に相違するところはな
い。14はフイラメント用のコイルとして使用す
る、この考案に基づくコイル部材14である。
コイル部材14は次のようにして製作する。す
なわち第2図に示すように、表面に接着剤(たと
えばホツトメルトタイプの接着剤)を予め塗布し
た、やや硬質の絶縁性のシート(たとえばポリエ
ステルのような樹脂製のシート)15を用意す
る。このシートは後記するようにあとから折り線
16から二つ折りされる。
このシート15の折り線16によつて区画され
る一方の領域17の表面に、表面が絶縁されてあ
る電線を板状のコイルに巻回したコイル18を載せ
てからシート15を二つ折りして、他方の領域1
9を前記領域17に重ね合せる。このあとこの二
つ折りしたシート15を加圧して、板状を保持し
た状態のまま加熱し、表面に塗布されてある接着
剤によつて両領域17,19を一体的に接着す
る。これによつてカード状のコイル部材14が構
成されることになる。20は各領域17,19に
形成されてある窓である。
このコイル部材14は前記したように鍔部13
の表面に沿わして設置する。そして第3図に示す
ように鉄心4の鉄心脚4Aを、ボビン本体12、
その鍔部13ならびにコイル部材14の窓20に
通して組み立てる。このように構成すれば、コイ
ル18は各コイル2,3と同様に鉄心脚4Aを通
る磁束と鎖交して所要の電圧を誘起する。この誘
起電圧をフイラメント6の加熱電圧として使用す
る。
なおフイラメント用のコイルは通常20〜30″タ
ーン程度を必要とするが、図ではこれを簡略化し
て数ターンのみを示している。また第1図ではコ
イル部材14は1箇のみを示しているが、これは
第3図に示すように放電灯5のフイラメントと同
数だけ容易する。ただし一つのコイル部材14の
中に複数のコイルを設置することができる場合は
この限りでない。なお第3図中21は漏洩鉄心を
示す。
(考案の効果) 以上詳述したようにこの考案によれば、コイル
を絶縁性のシートにはさみ、これを接着して一体
化してフイラメント用のコイル部材とし、これを
他のコイルと同様に安定器鉄心と鎖交させて設置
したので、従来のように安定器用のコイルの表面
に電気的に絶縁してフイラメントコイルを巻回す
る必要は全くなくなり、従つてそれだけ前記安定
器用のコイルの小型化が可能となるとともに、従
来のように絶縁紙を順次介在させてコイルを巻回
していく必要はなくなるし、使用部品は絶縁性の
シートと電線であるから、極めて安価に製作する
ことができるできるといつた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示すボビンの分解
斜視図、第2図はコイル部材の分解斜視図、第3
図は同安定器の平断面図、第4図は点灯回路図で
ある。 4……鉄心、14……コイル部材、15……シ
ート、13……鍔部、18……コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁性のシート間に、電線を板状に巻回して構
    成されたコイルを介在させて前記シートを互いに
    接着してなるコイル部材を、安定器鉄心にその安
    定器鉄心を通る磁束と鎖交するように挿通し、前
    記コイル部材のコイルを、放電灯のフイラメント
    用コイルとしてなる放電灯用安定器。
JP16635585U 1985-10-28 1985-10-28 Expired JPH0225224Y2 (ja)

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JP16635585U JPH0225224Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28

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JP16635585U JPH0225224Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6273520U JPS6273520U (ja) 1987-05-11
JPH0225224Y2 true JPH0225224Y2 (ja) 1990-07-11

Family

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JP16635585U Expired JPH0225224Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28

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JPS6273520U (ja) 1987-05-11

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