JPH02251860A - 静電印刷用乾式トナー

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、静電印刷のプロセスを用いるプリンタ、複写
機、ファクシミリのトナーに関するものである。

〔発明の背景〕

現像剤を長時間使用していると、該現像剤中のトナーが
キアリアに敵情し、トナーとキアリアとの摩擦帯電に支
障を来し、所望の帯電量よりも、低下する傾向がある。

そのため、印刷濃度の低下や、カブリの増大などが起こ
ってくる。キ７リアへのトナーの付看を防止する場合、
潤滑性物質の添加および、研磨物質の添加が考えられる
。これらの例としては、特開昭４８−４７３４５、特開
昭５０−２１７３３、シリカに関しては、特開昭４８−
４７３４６の他多数提案されている。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を改善し、印
刷の長寿命化を図ったものである。

〔発明の概要〕

本発明は、キアリアへのトナーの融着を防止する目的で
、固体潤滑剤として、ＭｏＴｅ２゜ＺｒＴｅ２．ＭｏＳ
ｅ２．ＷＳｅ２．ＴｉＳｅ！。

ＺｒＳｅ、、ＴａＳｅ、α、ＮｂＳｅ、β、ＺｒＳ２、
Ｔａｇ２βのうち、少なくとも１種以上を添加すること
により、現像剤の寿命を伸ばすものである。しかしなが
ら上記物質は、半導体または、導体であるので、２０重
量部より多く添加すると。

著しく帯電量の低下を来し、印字濃度の低下や、カブリ
等の原因となる。また、０．１重量部より少量であると
、所望の効果が得られない。よって、０．１〜２０重量
部の範囲で、望ましくは、０．５〜５重量部の範囲であ
る。

〔発明の実施例〕

実施例１゜樹脂：ダイヤナールＦＢ−２０６（三菱レーヨン社）　
１００重量部。

着色剤二カーボンブラック＃４４（三菱化成社）　１０
重量部。

ニグロシン系染料：ボントロンＮ−０４（オリエント化
学社）　５重量部滑剤：ビスコール５５０Ｐ　（三洋化成社）　３重量部
。

ＭｏＴｅ、　　１重量部。

上記物質を混合し、溶融混練し、カッターミルにより粗
粉砕し、さらに微粉砕した後１分級を行ない、１３μｍ
のトナーを作成した。これを用いて、レーザビームプリ
ンタ（日立工機社製ＬＢ−０３）により印刷した結果、
キアリアへのトナーの融着が少ない結果が得られた。

実施例２゜樹脂：ダイヤナールＦＢ−２０６１００重量部。

着色剤：カーボンブラック＃４４６重量部ニグロシン系
染料：ボントロンＮ−１３（オリエント化学社）　５重
量部。

滑剤：ビスコール５５０Ｐ　　３重量部ＺｒＳ　　　Ｏ
，５重量部。

上記物質を実施例１と同様な方法によりトナーとし、レ
ーザビームプリンタで印字したところ、トナーのキアリ
アへの融着が少なくなる結果を得た。

実施例３゜樹脂；ハイマーＴＢ１００（三洋化成社）１００重量部
。

着色剤−カーボンブラック＃４４　１０重量部ニグロシ
ン系染料：ボントロンＮ−０４５重量部。

滑剤：ハイワックスＲＸ−１１５８（三井石油化学社）
　１．５重量部。

上記物質を、実施例１と同様な方法によりトナーとし、
レーザビームプリンタで印字したところ、キアリアへの
トナーの融着が少なくなる結果を得た。

比較例樹脂：ダイヤナー／Ｌ／ＦＢ−２０６１００重量部。

着色剤：カーボンブラック＃４４　１０重量部ニグロシ
ン系染料：ボントロンＮ−０４５重量部。

滑剤：ビスコール５５０Ｐ　　３重量部上記物質を実施
例１と同様な方法によりトナーとし、レーザビームプリ
ンタで印字したところ、キアリアへの融着が１０万ペー
ジ後に０．０５％となり、他の実施例より多い。

〔発明の効果〕本発明は、キアリアへのトナーの融着を減少するために
、現像剤の寿命を伸ばすことができる。

特許出願人の名称　日立工機株式会社