JPH0225108Y2 - - Google Patents

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JPH0225108Y2
JPH0225108Y2 JP8080885U JP8080885U JPH0225108Y2 JP H0225108 Y2 JPH0225108 Y2 JP H0225108Y2 JP 8080885 U JP8080885 U JP 8080885U JP 8080885 U JP8080885 U JP 8080885U JP H0225108 Y2 JPH0225108 Y2 JP H0225108Y2
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cold air
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shelf
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の属する技術分野) 本考案は、前面を開口し、この開口面をエアー
カーテンにより閉塞した冷凍・冷蔵オープンシヨ
ーケースの改良に関するものである。
(従来の技術) 従来の一般的な冷凍・冷蔵オープンシヨーケー
スは例えば第4図に示す如く、商品を冷却するた
めの冷却空間を規定する内箱2とこの内箱2の前
方に設けられた開口面と、この内相の上面、背面
及び底面を離間して覆う外箱1と、この外箱1と
内箱2との間に仕切壁24により区画された冷気
通路3と風路25とを形成している。冷気通路3
内には冷却器(蒸発器)4と送風機5とを設け、
また、風路26内には送風機5′を設けている。
このようにして、開口面上部に設けた冷気吹出口
6,6′から開口面下部に設けた吸込口8,8′に
向つて冷気と風とを吹出し、開口面を閉塞するエ
アーカーテンを形成することによつて冷気の漏出
を防止すると共に商品の自由な出し入れが可能に
なつている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の冷凍・冷蔵オープンシヨーケースでは、
開口面を閉塞するエアーカーテンは開口面の上部
に設けた冷気吹出口6,6′と開口面の下部に設
けた吸込口8,8′との間で形成されている。
そして、このエアーカーテンによつてケース内
の冷却及び冷気の漏出防止、外気の侵入防止を行
なつているが、冷気吹出口6,6′から吸込口8,
8′までの間隔が長いと、その間の温度を一定に
保持することが難かしく、普通サイズのシヨーケ
ースでも上部と下部とでは2〜3℃位の温度差が
生じるため、商品の鮮度管理が十分に行なえなか
つた。
この傾向は、特にシヨーケースの奥行きの短か
いものでは更に顕著になり、ケースの上部と下部
では非常に大きな温度差が生じる。
また、この内箱内に設けられ冷却空間を上下に
仕切るために棚板が設けられているわけであるが
棚の先端から商品がはみ出すようにして収納する
と商品によつてエアーカーテンが遮断されてしま
い、その商品より下部の冷却は阻害されてしまう
結果となつている。
そこで、本考案は、上記欠点に鑑みてなされて
おり、オープンシヨーケース内を上部から下部ま
で全体に均一に冷却でき、収容された商品の鮮度
管理が十分に行える冷凍・冷蔵オープンシヨーケ
ースを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、商品を冷却するための冷却空間を規
定する内箱と、該内箱の前方に設けられた開口面
と、前記内箱の上面、背面、及び底面を離間して
覆う外箱とを有し、前記内箱の上面、背面、及び
底面と前記外箱とで冷気を通す冷気通路を規定す
ると共に、該冷気通路を通る冷気により前記開口
面を閉塞してエアーカーテンを形成する冷凍・冷
蔵オープンシヨーケースにおいて、前記内箱内に
設けられ前記冷却空間を上下に仕切る棚板と、該
棚板の下面の開口面側端部で左右方向に延在して
設けられ、冷気を吹出すための吹出用チヤンバー
を当該棚板の下面とで規定するチヤンネル状板体
と、該チヤンネル状板体の少なくとも前方側に設
けられた冷気吹出口と、前記内箱の上面、背面、
及び底面のうちの少なくとも一面と前記チヤンネ
ル状板体との間に配され、前記冷気通路と前記吹
出用チヤンバーとを互いに連通する連通路とを設
けたことにより、エアーカーテンの冷気のとどき
にくい棚奥部や棚下部に設けた螢光灯の周囲の比
較的冷却しにくい場所に直接冷気を吹出して庫内
全体を冷却して前記不具合を解決したものであ
る。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案を実施した冷凍・冷蔵オープン
シヨーケースの一例を示す側断面図である。図に
おいて、2は商品を冷却するための冷却空間を規
定する内箱である。この内箱2の前方には開口面
が設けられている。オープンシヨーケースは断熱
壁体により形成され、内箱2とこの内箱2の上
面、背面及び底面を離間して覆う外箱1とにより
冷気を通す冷気通路3を形成する。
前記冷気通路3内には冷却器(蒸発器)4及び
送風機5が設けられている。
そして、前記冷気通路3は外箱1及び内箱2の
前面開口部により遮断され、開口部上部に設けた
第1の冷気吹出口6からハニカム状の整流装置7
を介して開口部下部に設けた冷気吸込口8から吸
込むようになつている。
即ち、第1の冷気吸出口6と冷気吸込口8との
間の開口面は冷気により閉塞されエアーカーテン
を形成し、シヨーケース内と外気とを遮断してい
る。冷却通路3内の内箱後部に沿つて、送風機5
の吹出側一端から、内箱内部まで冷却分岐路3a
が形成されている。
前記内箱2の内部には、内箱2に支持された内
箱2内の冷却空間を上下に仕切る棚板9,9′…
が略水平に本実施例では4段設けられている。
この棚板9,9′…は第2図及び第3図に示す
如く、略平板状で、前記内箱2に取付けた状態で
エアーカーテンにより閉塞される開口に面する端
部下面には、棚板9,9′…の幅方向(左右方向)
に延びる棚板9,9′…の補強を兼ねた冷気吹出
用チヤンバー10,10′…が装着されている。
図示の例では、該冷気吹出用チヤンバー10,1
0′…は、対向する側板と、この側板の一端同志
をつなぐ底板とを有するチヤンネル状板体で、該
チヤンネル内面と前記棚板の下面とで閉空間が形
成されている。この冷気吹出用チヤンバー10,
10′…には一本或は必要に応じて複数本のフレ
キシブルチユーブ11,11′…の一端がこの冷
気吹出用チヤンバーの後部分の一面の略中央部に
接続されており、該チユーブ11,11′…の他
端は前記内箱2の後部に設けられこの冷気分岐路
に通じたチユーブ取付口12に取付けられてお
り、冷気吹出用チヤンバー10,10′…と前記
冷気通路3とを接続している。
また、冷気吹出用チヤンバー10,10′…に
は、棚板9,9′…の幅方向に延び、かつ下方に
向かつて開口した第2の冷気吹出口13,13′
と棚板9,9′と垂直な部材に設けられ冷気を棚
板9,9′と略平行に向かつて吹出す第3の冷気
吹出口13,13′とが設けられている。
この第2及び第3の冷気吹出口13,13′…
及び13,13′…のうち下方に向かつて開口し
た冷気吹出口13,13′…は望ましくは前記吸
込口8に向かつて開口させるのが良い。
前記冷気吹出用チヤンバー10,10′…の上
面内側、即ち、棚板9,9′…の下面には断熱材
14を装着して棚板9,9′…からの熱がチヤン
バー10,10′…に伝わり、チヤンバー10,
10′…から吹出す冷気の温度変化を防止してい
る。
15は前記チヤンバー10,10′…の下面に
設けた照明用の螢光灯、16は前記外箱1の下部
に設けた排水トラツプ、17は外箱1の前板、1
8はキツクプレート、19は台枠、20は内箱2
の下部に設けた敷板、21は螢光灯、22は温度
計、23は安定器である。
以上の通り本考案によれば、冷却器4及び送風
機5を作動すると、冷気通路3及びエアーカーテ
ンを循環する冷気の流れが起される。
この点は従来のオープンシヨーケースと同じで
あるが、本考案では、冷気通路3と棚板9,9′
…に設けた冷気吹出用チヤンバー10,10′…
とをフレキシブルチユーブ11,11′…により
接続して冷気の一部を各棚板9,9′…の先端部
から下方に向かつて吹出すようになつており、ケ
ース内を冷却する冷気は開口部上部の第1の冷気
吹出口6と冷気吹出用チヤンバー10,10′…
の双方の第2又は第3の冷気吹出口の夫々から吹
出されるため、冷気の到達距離は短くて良くなり
(従来の1/4〜1/5)かつケースの下部にも冷気が
行きわたる。また、外気或は照明による熱の影響
を受けやすい棚板9,9′…の先端部から冷気を
吹出すためにこの部分が最も良く冷却されるから
棚の奥行き方向の冷却も均一に行える。
(考案の効果) 本考案によれば、オープンシヨーケース内を上
部から下部まで全体に均一に冷却できるので、商
品の鮮度管理が十分に行なえる。また、冷気の吹
出口から吸込口までの距離が短かく、かつ冷気は
ケース内部から外に向つて流れるので、外気の侵
入を防止し、アウターエアーカーテンによりケー
ス外にあふれ出ることもないから吸込口からの吸
込温度も低くなり冷却能力を小さくできるから省
エネルギー効果が得られる。
更に従来の如くケース下部まで冷却するために
吹出口からの吹出し温度を低くする必要もないた
め、吹出口近傍の商品に冷気が当り着霜すること
もない効果を有する。
更にまた、フレキシブルチユーブで内箱の後部
に設けたチユーブ取付口と冷気吹出用チヤンバー
とを接続しているので、棚の移動も容易に行なう
ことができる。
更に、冷気吹出用チヤンバーを棚の補強部材と
して兼用できるので、部品点数を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す冷凍・冷蔵オープ
ンシヨーケースの側断面図、第2図は第1図の棚
板部の斜視図、第3図は第1図の棚板部の断面
図、第4図は従来の冷凍・冷蔵オープンシヨーケ
ースの側断面図である。 3:冷気通路、4:冷却器、9,9′…:棚板、
10,10′…:冷気吹出用チヤンバー、11,
11′…:フレキシブルチユーブ、13,13′
…:冷気吹出口、14:断熱材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 商品を冷却するための冷却空間を規定する内
    箱と、 該内箱の前方に設けられた開口面と、 前記内箱の上面、背面、及び底面を離間して
    覆う外箱と、 を有し、 前記内箱の上面、背面、及び底面と前記外箱
    とで冷気を通す冷気通路を規定すると共に、 該冷気通路を通る冷気により前記開口面を閉
    塞してエアーカーテンを形成する冷凍・冷蔵オ
    ープンシヨーケースにおいて、 前記内箱内に設けられ前記冷却空間を上下に
    仕切る棚板と、 該棚板の下面の開口面側端部で左右方向に延
    在して設けられ、冷気を吹出すための吹出用チ
    ヤンバーを当該棚板の下面とで規定するチヤン
    ネル状板体と、 該チヤンネル状板体の少なくとも前方側に設
    けられた冷気吹出口と、 前記内箱の上面、背面、及び底面のうちの少
    なくとも一面と前記チヤンネル状板体との間に
    配され、前記冷気通路と前記吹出用チヤンバー
    とを互いに連通する連通路とを設けたことを特
    徴とする冷凍・冷蔵オープンシヨーケース。 2 前記吹出用チヤンバーの前記棚板側に断熱材
    を装着したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の冷凍・冷蔵オープンシヨー
    ケース。
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JPS61197474U JPS61197474U (ja) 1986-12-09
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