JPH02250324A - 半導体装置の製造方法およびそれに使用される洗浄装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法およびそれに使用される洗浄装置

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Publication number
JPH02250324A
JPH02250324A JP7152889A JP7152889A JPH02250324A JP H02250324 A JPH02250324 A JP H02250324A JP 7152889 A JP7152889 A JP 7152889A JP 7152889 A JP7152889 A JP 7152889A JP H02250324 A JPH02250324 A JP H02250324A
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JP
Japan
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wafer
water
liquid
semiconductor wafer
cleaning device
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Pending
Application number
JP7152889A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Okada
経雄 岡田
Kazuhiko Matsuoka
松岡 一彦
Kimio Muramatsu
村松 公夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02250324A publication Critical patent/JPH02250324A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置の製造方法およびそれに使用され
る洗浄装置、特に、半導体ウェハに付着した異物を洗い
落とす洗浄技術に関し、例えば、半導体装置の製造工程
において、ドライエツチング後等における異物低減技術
に利用して有効なものに関する。 (従来の技術〕 −mに、集積回路の微細化に伴って、ドライエツチング
処理化が促進されて来ている。このため、ドライエツチ
ング処理時に半導体ウェハ(以下、ウェハという、)に
付着した異物を低減するための技術の重要性が高まって
来ている。 従来から、ドライエツチング処理後におけるウェハの異
物低減手段としては、ウェハに付着した異物を純水で洗
い流す方法が使用されている。 すなわち、水洗すべきウェハはローディング装置により
複数枚または1枚宛、純水が貯留された洗浄槽に供給さ
れて純水中に浸漬され、所定の水洗作業後、ウェハはア
ンミーディング装置により洗浄槽から取り出され、その
後、ウェハは複数枚または1枚宛、乾燥装置により乾燥
されることになる。 なお、このようなウェハの水洗技術を述べである例とし
ては、特開昭62−45126号公報がある。 ところで、半導体装置の製造工程においては、ウェハの
ホトエツチング、拡散等のウェハ処理プロセスに際して
、ウェハに付着した不純物、薬液等を予め除去するエツ
チング洗浄工程が介設されている。このようなエツチン
グ洗浄工程に適用される装置として、特開昭55−99
727号公報に記載されている連続表面処理装置がある
。 すなわち、この連続表面処理装置は、ウェハを1枚宛送
入し、槽内で表面処理後、1枚宛送出する処理槽と、処
理槽間に連設されウェハを1枚宛搬送する搬送路とを有
する連続表面処理装置において、前記搬送路がウェハを
処理液中で移動させながら相対的に移動する処理液によ
り表面処理する楢を着ねるように構成されているもので
ある。 〔発明が解決しようとする課題〕 前記したウェハを水洗する異物低減方法においては、次
のような問題点がある。 (3)  搬送中、ウェハは表面が湿潤されたまま空気
中を移動するため、周辺の浮遊塵埃やミストがウェハに
付着し、異物やウォータマーク(所謂しみ)がウェハに
残る。 (2)搬送手段として、真空吸着搬送やガイド溝滑り搬
送、ベルト搬送といった裏面接触搬送方式が使用されて
いるため、ウェハ裏面に汚れを付けて、異物発生の原因
になる。 (3)  洗浄部でウェハ表面から離脱された異物が空
中に飛散し、ウェハに再付着する。 (4)多段洗浄の場合、前段洗浄部の雰囲気が後段洗浄
部に流れてしまうため、前記(3)の問題がさらに顕著
になる。 (5)洗浄によってウェハ表面に静電気が発生し、ウェ
ハの静電気破壊や異物誘引の原因となる。 (6)  ウェハに一度付着した異物は除去することが
困難で、乾燥後まで居残ることが多い。 また、前記した連続表面処理装置は、エツチングによっ
てウェハの不純物、薬液等を除去するものであるため、
ウェハに付着した異物を洗い落とす点については充分な
配慮がなされていない。 本発明の目的は、前記問題点を解決し、ウェハに付着し
た異物を充分に洗い落とすことができる洗浄技術を提供
することにある。 本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう
。 〔ll!aを解決するための手段〕 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、次の通りである。 すなわち、半導体ウェハを液中に浮遊させた状態で噴流
を斜めに噴き付けることにより一方向に搬送させるとと
もに、半導体ウェハに搬送途中の液中において表面処理
を施し、表面処理後、半導体ウェハを液中から取り出し
た直後に乾燥させるようにしたものである。 〔作用〕 前記した手段によれば、浮遊塵埃や汚染物質としてのミ
ストが水路上空に漂って水路の水面に落ちたとしても、
洗浄液の排液と共に水路外へ持ち出されてしまうため、
それによる汚染は防止される。水路の底とウェハの間に
はウォータコンベアの水の層が常に存在し、ウェハ裏面
は水路に接触することなく搬送されるため、接触による
汚染は発生しない、湿潤したウェハ裏面に外乱、例えば
弱い水の流れがあったとしても動かない水の層があるた
め、異物がウェハに直接接触することはない、ウェハか
ら離脱した異物はウェハの進行方向と反対方向へ流され
てしまうため、異物の再付着は防止される。ブラシのこ
すれや、高圧ジェットによる水のこすれ等によってウェ
ハに静電気が帯電しようとしても、直ちに電荷は水中に
放出されてしまうため、静電破壊や異物誘引の発生は防
止される。 〔実施例〕 第を図は本発明の一実施例であるウェハ洗浄装置を示す
一部切断斜視図、第2図はその一部省略正面断面図、第
3図はその一部省略平面図、第4図は正面から見た一部
省略斜視図、第5図以降はその洗浄装置の各主要部の作
用を説明するだめの各説明図である。 本実施例において、本発明に係るウェハ洗浄装置はウェ
ハ1の表面に付着した異物を水中で洗い落とすものとし
て構成されており、水路を構成するための水槽2を備え
ている。水槽2は上面が開放された箱形状に形成されて
おり、ウェハlの直径よりも若干広い幅と、ウェハlが
複数枚1列に整列し得る長さと、ウェハlの厚さよりも
充分深い深さとを備え、水槽2はその内部に純水3を貯
留し得るようになっている。したがって、この水槽2の
内部にはウェハ1を浮遊させた状態で搬送するための水
路4が実質的に構成されている。水Ia4が構成された
水槽2の外部にはオーバーフロー水槽5が、水槽2を略
全体的に取り囲むように形成されており、水!2にはオ
ーバーフロー口6が左端(以下、左右および前後は第1
図による。 )配されて開設されている。したがって、水路4の純水
3はこのオーバーフロー口6からオーバーフロー水槽5
へ流れ落ちるようになっている。 水412の真下にはウェハ1を一方向に移送するための
移送手段としてのウォータコンベア7が、水路4の長手
方向に沿うように敷設されており、このウォータコンベ
ア7は水路4の純水3中に投入されたウェハ1の下面に
純水の噴流8を右上方斜めに噴き付けることにより、ウ
ェハ1を浮遊させて右方向に移送するように構成されて
いる。すなわち、このウォータコンベア7は水槽2の底
壁に多数個開設されている噴流口9を備えており、この
噴流口9群は水路4に向かって右上方斜めに延在するよ
うに配されて、水槽2の底壁にそれぞれ開設されている
。噴流口9群は給水路10を介して圧力純水供給ユニッ
ト11に接続されており、制御された所定の圧力を有す
る純水が各噴出口9から噴流8となってそれぞれ噴出さ
れるようになっているゆ 水12内の右端には流れ発生装置12が設備されており
、この流れ発生装置12はウォータコンベア7によるウ
ェハ1の搬送方向とは反対向きの流れ13を発生させる
ように構成されている。すなわち、流れ発生値′IIL
2は噴流バイブ14を備えており、このバイブ14は水
槽2内の右端に幅方向に延在するように配管されζいる
。噴流バイブ】4には噴流口15が複数口、幅方向に整
列されて、水路4にウォータコンベアマのウェハ搬送方
向と逆向きの噴流を噴出するように開設されている。噴
流バイブ14は給水路16を介して圧力純水供給ユニッ
ト17に接続されており、この供給ユニット17から制
御された所定の圧力を有する純水3が供給されるように
なっている。 水槽2の左端部にはローディング装置1Bが純水3中に
設備されており、このローディング装置18はウェハ1
を1枚宛、ウォータコンベア7に払い出して行くように
構成されている。すなわち、このローディング装置18
は複数枚のウェハ1を同時に収納する収納治具19を備
えており、この収納治具19は水槽2の左端部に形成さ
れた水中に沈められている。収納治具19は複数枚のウ
ェハ1が路中心合わせされた状態で、上下方向に等ピッ
チを置いて水平に収納されるように、構成されており、
水槽2の左端部水中に設備されているエレベータ20に
より、上方に1ピッチ宛歩進送りされるようになってい
る。収納治具19の左方にはブツシャ21が水路4に対
向するように配設されており、ブツシャ21はワイヤ送
り装置により左右方向に往復運動されるように構成され
ている。つまり、収納治具19に収納されたうエバ1は
エレベータ20により1ピツチ宛上昇されてブツシャ2
1の対向位置に送られ、ブツシャ21は右方向に移動す
ることにより、対向位置に送られたウェハ1をウォータ
コンベア7の左端部上に1頃次押し出して行くようにな
っている。 水槽2の右端部にはアンローディング装置22が設備さ
れており、アンローディング装置22はウォータコンベ
ア7によって搬送されて来るウェハ1を1枚宛、ウォー
タコンベア7からアンローディングするとともに、後記
する乾燥装置に1枚宛供給して行(ように構成されてい
る。すなわち、このアンローディング装置22は送りね
じ軸装置から成るエレベータ23を備えており、このエ
レベータ23は水槽2の左端部の下に垂直方向上向きに
設備されている。エレベータ23の送りねじ軸24の上
端には、円板形状に形成されたテーブル25が水平に配
されて回転自在に支持されており、テーブル25は垂直
に立設された複数本のガイドロッド26を摺動自在に嵌
入され、ごのロッド26により回り止めされている。テ
ーブル25上にはサーボモータ27が垂直方向上向きに
据え付けられている。 サーボモータ27の回転輪28は水槽2の底壁を貫通さ
れて水路4の中心線上に突出されており、その突出端に
はホルダ29が水平に配されて一体回転するように固着
されている。ホルダ29には複数本のホルダビン30が
周方向に等間隔に配されて若干1側に突出するように固
着されており、各ビン30の上端の高さはその上端を結
ぶ平面が傾斜面となるようにそれぞれ設定されている。 このビン30群がウェハ1の下面に当てかわれることに
より、ウェハ1が傾斜された状態で持ち上げられて保持
されるようになっている。 また、このアンローディング装置!22はウェハlを複
数枚宛、収納する収納治具31を備えており、収納治具
31は水槽2の右脇に垂直方向上向きに設備されたエレ
ベータ32に載置されるようになっている。収納治具3
1はローディング装置18のウェハ収納治具19と同様
に構成されており、複数枚のウェハ1が路中心合わせさ
れた状態で上下方向に等ピッチを置いて水平に収納され
るようになっている。エレベータ32は収納治具31を
上下方向に1ピッチ宛、歩道送りし得るように構成され
ている。 さらに、エレベータ32にillされた収納治具31の
脇にはハンドリング装置33が所定高さと対向するよう
に設備されており、ハンドリング装233はワイヤ送り
装置により左右方向に往復運動されるアーム34を備え
ている。アーム34は左方向に移動されることにより、
ホルダビン30に保持されたウェハ1の下面に対向され
、ホルダ29の下降に伴ってウェハ1を受は渡されるよ
うになっている。そして、ウェハ1壱受は取ったアーム
34は右方向に移動されることにより、ウェハ1を収納
治具31に挿入させて受は渡すようになっている。 水槽2の水路4におけるローディング装置18側の端部
付近には、第1段洗浄装置としてのブラシスクラブ洗浄
装置35が設備されており、この洗浄装置35はウェハ
1の表面をブラシスクラブすることにより、ウェハ1を
洗浄するように構成されている。すなわち、水槽2のロ
ーディング装置18から適当に離れた位置には水路4の
中心線上にストッパ36が水槽2の底壁をシール状態で
下から上に貫通するように挿通されており、ストッパ3
6はシリンダ装置37により上下動されるように構成さ
れている。ストッパ36は上死点でウェハlの右端辺に
当接することにより、ウォータコンベア7に抗してウェ
ハ1を停滞させるように構成されている。 水槽2の後膣におけるストッパ36に対向する位置には
、左右方向テーブル38が水平に配されて左右方向に摺
動自在に設置されており、このテーブル38はその左脇
に設置されている送、りねじ軸装置39により、左右方
向に往復駆動されるようになっている。左右方向テーブ
ル38上にはサーボモータ40が水平に据え付けられて
おり、このモータ40の回転軸41は水槽2上に水路4
の搬送方向と直角になるように水平に軸架されている。 回転軸41の水路4に臨んだ部分にはスクラブブラシ4
2が外挿されており、このブラシ42は水路4において
ストッパ36によって停滞されたウェハ1の上面を擦る
ことにより、ウェハ1を洗浄するように構成されている
。このブラシ42の上方にはカバー43がブラシ42の
上方をIffするように設備されており、カバー43は
ブラシ42の回転に伴う飛沫が飛散するのを防止するよ
うになっている。 水路4におけるブラシスクラブ洗浄装置35の右脳には
、第2洗浄装置としての水中高圧ジェット洗浄装置!4
4がブラシスクラブ洗浄装置35に隣合わせに配されて
設備されており、この洗浄装置44はウェハ1に高圧噴
流45を噴き付けることによりウェハ1を洗浄するよう
に構成されている。 すなわち、左右方向テーブル38上におけるサーボモー
タ40の右脳にはガイドバー46が、水路4の搬送方向
と直角になるように配されて水平に軸架されており、こ
のガイドバー46にはスライダ47が水路4の搬送方向
と直角方向に摺動自在に支持されている。このスライダ
47はテーブル38上における右脇後部に設備されたモ
ータ48によりクランク機構等のような回転直線運動変
換装置49を介して往復動されるように構成されている
。スライダ47にはサポートアーム50が水路4上にお
けるスクラブブラシ42の右脳においてウォータコンベ
ア7の搬送方向と直角になるように水平に配されて、一
体移動するように固着されており、サポートアーム5o
の水14に臨む部分には、ノズルホルダ51がサポート
アーム50と一体移動するように支持されている。 ホルダ51にはノズル52が複数個、長手方向に1列に
整列されて取り付けられており、ノズル52群は噴流4
5をウェハ1の上面に水路4の水中において斜めの上方
から噴き付は得るように構成されている。ノズルホルダ
51には給水路53を介して圧力純水供給ユニット54
が接続されており、この供給ユニット54から適度の圧
力を有する純水3が供給されることにより、ノズル52
から噴流45が噴出されるようになっている。 水路4における水中高圧ジェット洗浄装置44の右脳に
は、第3洗浄装置としての超音波噴流洗浄装置55が水
中高圧ジェット洗浄装置44に干渉しない程度、アンロ
ーディング装置22側に離間されて設備されており、こ
の超音波噴流洗浄装置55はウェハ
【に超音波57を乗
・仕た噴流56を噴き付けることにより、ウェハlを洗
浄するように構成されている。 すなわち、水槽2のアンローディング装置22から適当
に離れた位置には水路4の中心線上にストッパ58が水
槽2の底壁をシール状態で下から上に貫通するように挿
通されており、ストッパ58はシリンダ装置59により
上下動されるように構成されている。そして、ストッパ
58は上死点でウェハ1の右端辺に当接することにより
、ウォータコンベア7に抗してウェハ1をその場に停滞
させるように構成されている。 ストッパ58に対向する左右方向テーブル38上にはサ
ポートアーム6oが、水路4上におけるストッパ58の
左脇においてウォータコンベア7の搬送方向と直角にな
るように水平に配されて、テーブル38と一体移動する
ように固設されている。サポートアーム60の水路4に
臨む部分にはノズル6【が固定的に支持されており、ノ
、ズル61は後述する純水噴流56をウェハ1の表面に
対して所定の傾斜角をもって斜め下向きに噴射し得るよ
うに構成されでいる。ノズル61は大略正方形筒形状の
密閉中空体に形成されており、その上面においてサポー
トアーム60に連結されて支持されている。ノズル61
には給水路63を介して圧力純水供給ユニット64が接
続されており、供給ユニット64から適度の圧力を有す
る純水が供給されるようになっている。ノズル61には
噴出口62が先細りとなったコーナ部に配されて、定幅
に細長く開設されており、噴出口62はウェハ1の全幅
に一定強さの純水噴i!!(ジェット)56を均一に噴
射し得るように構成されている。 ノズル中空部における底部には、超音波振動子65と8
音波レンズ66とを備えている超音波発生族!67が2
00K)(z以上の超音波57をノズル61が噴射する
純水噴流56に乗せ得るように設備されている。すなわ
ぢ、超音波レンズ66は略長方形のパネル形状に形成さ
れて、ノズル中空部内にこれを上下に仕切るように架設
されており、超音波振動子65は超音波レンズ66の上
面に付設されている。超音波レンズ66の上面には凹曲
面66aが形成されており、この凹曲面66aにより超
音波レンズ66は超音波振動子65から伝播された振動
に基づいて、きわめて高い指向性および収束性を示す超
音波57をノズル61の噴流56に乗せ得るように構成
されている。そして、このレンズ66は超音波57がノ
ズル噴出口62から噴出された噴2it 56がウェハ
]の表面lこ噴き当たる位置で最も収束するように設定
されている。 ちなみに、超音波レンズ66はタンタル(Ta)や石英
等のような超音波振動の付勢下であっても腐食(エロー
ジョン)されない材料を用いて作製することが望ましい
。 本実施例において、ウェハ乾燥装置71は、洗浄処理を
実施されたウェハlを直ちに乾燥するように構成されて
おり、ウェハ洗浄装置の終端部に設備されている。すな
わち、ウェハ乾燥装置71は水槽2の終端部上方におい
て、前記アンローディング装置22に対向するように垂
直下向きに配されて設備されており、アンローディング
装置22のホルダ29に保持されて水路4から持ち上げ
られて来るウェハlについて直ちに乾燥処理を実施する
ように構成されている。 第9図〜第11図に示されているように、ウェハ乾燥装
置71は被乾燥物としての洗浄済みウニハエを乾燥する
ための乾燥室73を構成するチャンバ72を備えており
、チャンバ72はウェハlの口径よりも大きい内径を有
する略円筒形状に形成されている。チャンバ72は水槽
2の終端部の上方に垂直に配されて、適当な構造物によ
り固定的に支持されており、下端開口が水槽2の水面に
近接するように対向されている。チャンバ72の下端開
口部にはチャンネル形状の排出溝74が、その閉口が内
側を向くように配されて全周にわたってリング形状に形
成されており、この排出溝74には排気装置に接続され
る排気ロア5が外壁の一部に開設されている。また、チ
ャンバ72の側壁上部には給気ロアロが開設されており
、この給気076には不活性ガスとしての窒素ガス77
を供給するための窒素ガス供給ユニット7Bが接続され
ている。 乾燥室73の内部には加熱手段としてのランプ装置80
が設備されており、このランプ装置80はハウジング8
1を備えている。ハウジング8Lはチャンバ72よりも
小さ目の円筒形状に形成されており、チャンバ72と同
心的に配され、その天井壁から乾燥室73の内部に下向
きに挿入されて固定されている。ハウジング81の内部
には加熱源としてのハロゲンランプ82が複数本、水平
面内において互いに等間隔に配されて水平に支持されて
おり、ハロゲンランプ82群の上方には反射4Ft83
が、ランプ82の熱線を下方に全て照射し得るように敷
設されている。また、ハウジング81の下端には石英板
84がランプ82の前面を被覆するように建て込まれて
おり、この石英Fi84によりランプ82は外界に対し
て気密封止されている。さらに、ハウジング81の内部
には冷却パイプ85がハロゲンランプ82の過熱を効果
的に防止し得るように配管されており、このバイブ85
には水や空気等のような冷却媒体86が流通されるよう
になっている。 乾燥室73の内部にはリンス液供給管87が、ランプ装
置80のハウジング81および石英板84を介して、そ
の滴下口88が乾燥室73の中心線上において垂直下向
きに臨むように配管されており、この供給管87にはリ
ンス液供給ユニット89が接続されている。このリンス
液供給ユニット89はリンス液90として、例えば、2
%濃度のイソピロピルアルコール(IPA)、を供給す
るようになっている。 次に、前記構成に係るウェハ洗浄装置の作用を説明する
ことにより、その装置を使用した場合につき本発明の一
実施例であるウェハ洗浄工程を備えている半導体装置の
製造方法を説明する。 まず、被洗浄物としてのウェハlはローディング装置1
8によりウォータコンベア7の左端部に1枚宛払い出さ
れる。ウォータコンベア7に(JH&されたウェハlは
、第5図に示されているように、右上方斜めに噴出され
る噴流8により水槽2の水路4を右方向に水平に搬送さ
れて行く。 一方、ウェハ1がウォータコンベア7に供給されると、
第6図に示されているように、ブラシスクラブ洗浄装置
35におけるストッパ36がシリンダ装置37により上
昇されて、水路4の途中に突き出される。したがって、
ウォータコンベア7により水路4を搬送されて来たウェ
ハ1はこのストッパ36に緩やかに接衝されるため、そ
の位置に停止される。 ウェハlがストッパ36により水路4の所定位置に停止
されると、ブラシスクラブ洗浄装置35におけるモータ
40によりスクラブブラシ42が回転され、第2図〜第
4図に示されているように、ウェハlはこのブラシ42
によりスクラブ洗浄される。このとき、左右方向テーブ
ル38が送りねじ軸装置39により左右方向に往復動さ
れるため、ブラシ42は左右方向に往復動しながらウェ
ハ1全面を均等にスクラブ洗浄することになる。 同時に、ブラシスクラブ洗浄装置35に近接されて設備
された水中高圧ジェット洗浄装置44におけるノズル5
2群から高圧噴流45が、第2図〜第4図に示されてい
るように、ウェハ1の表面に噴射されることにより、水
中高圧ジェット洗浄処理がウェハ1に施される。このと
き、左右方向テーブル38の左右方向の往復動と共に、
スライダ47がモータ48により回転直線運動変換装置
49を介してガイドバー46に沿って、前後方向に往復
動されるため、ウェハ1は全面につき水中高圧ジェット
洗浄処理を均等に施されることになる。 ウェハ1はブラシスクラブ洗浄装置35によるブラシス
クラブ洗浄処理と、水中高圧ジェット洗浄装置44によ
る水中高圧ジェット洗浄処理とを同時に実施されるため
、きわめて効果的な洗浄処理を実施されることになる。 そして、この洗浄によって落とされた付着物、および、
この洗浄によって発生した異物は、流れ発生装置12に
より水路4にウォータコンベア7の搬送方向とは逆方向
の流れ13が形成されているため、ウェハlは再付着す
ることなく、ウォータコンベア7の上流方向へ搬出され
て行く、ウェハ搬送方向とは逆方向の流れ13によって
水槽2の左端に搬送されて来た異物は、そこに開口され
ているオーバーフロー口6からオーバーフロー水槽5に
排出されて行く。 ブラシスクラブ洗浄装置35および水中高圧ジェット洗
浄装置44による洗浄処理が終了すると、ストッパ36
がシリンダ装置37により下降される。ストッパ36の
下降により、支持を失うため、ウェハ1はウォータコン
ベア7により右方向に搬送されて行く。 一方、ストッパ36が下降されると、超音波噴流′fc
′fP装置55におけるストシバ58がシリンダ装置5
9により上昇されて、水路4の途中に突き出される(第
6図参照)。したがって、ウォータコンベア7により水
路4を搬送されて来゛たウェハlは、このストッパ58
に緩やかに接衝されるため、その位置に停止される。 ストシバ58により水NI4の所定位置に停止されたウ
ェハ1は、第7図および第8図に示されているように、
超音波噴流洗浄装y155により超音波57を乗せられ
た噴流56を噴射されることによってきわめて効果的な
洗浄処理を施される。 すなわち、ウェハ1がノズル61に対向されると、圧力
純水供給ユニット64から給水路63を通じてノズル6
1に供給されて来た圧力純水が、噴出口62から噴流5
6になって噴出され、噴出口62に対向されているウェ
ハ1の表面に水槽2の純水を貫通して噴射される。 一方、超音波噴流洗浄装置55における超音波発振子6
5に高周波電圧が印加され、所定の周波数帯域(200
Kllz−LM七)の超音波が超音波レンズ66に伝播
される。この超音波レンズ66によって指向性および収
束性の高い超音波57がノズル61内に圧送されて満ち
たされている純水の中へ噴出口62に向けて発射される
0発射された超音波57は純水が噴出口62から噴流5
6になって水槽2の水中に噴出されているため、この噴
流56に乗って伝播されることになる。 したがって、超音波57が乗った純水噴流5Gが水槽2
の水中を貫通してウェハ1の表面に噴14されることに
なる。超音波57が乗せられた噴流56がウェハ1に噴
射されると、万一、狭小な深溝の奥に表面張力による気
泡が形成されていたとしても、この気泡は超音波57を
乗せられた噴流56によって突き破られてしまうため、
噴21t56の純水がa清の奥に付着している異物に噴
射されることになり、その結果、この異物はきわめて効
果的に洗い落とされることになる。また、異物に噴流5
6の純水が直接的に接触することにより、噴?fL56
に乗せられた超音波57が異物に伝播されるため、異物
が超音波によってスクラブされる結果、異物はその付着
面から強制的に剥離されることになる。 U音波57が乗せられた噴m56がウェハ1に噴射され
る時、左右方向テーブル38が左右方向に往復動されて
いるため、超音波を乗せられた噴流56はストッパ58
により停止されたウェハ1の全面に均等に噴射される。 その結果、前記した洗浄作用がウェハ1の全面につき、
きわめて効果的に実行されることになる。 そして、この洗浄によって落とされた付着物、および、
この洗浄によって発生した異物は、流れ発生装置12に
より水路4にウォータコンベア7の搬送方向とは逆方向
の流れ13が形成されているため、ウェハ1に再付着す
ることなく、ウォータコンベア7の上流方向へ排出され
て行く。 超音波噴流洗浄装置55による洗浄処理が終了すると、
ストッパ58がシリンダ装置t59により下降される。 ストッパ58の下降により支持を失うため、ウェハ】は
ウォータコンベア7Lこより右方向に搬送されて行(。 第9図に示されているように、洗浄装置において洗浄さ
れたウェハ1が水槽2の終端部に送られて来ると、アン
ローディング装置22におけるエレベータ23が上昇さ
れ、回転軸28の上端に支持されたホルダ29がウェハ
1を受は取って、さらに上昇される。このとき、ホルダ
29の外周に配されて上向きに突設された各ホルダビン
30力(互いに適当な段差を有するように構成されてい
るタメ、ウェハlはホルダビン30により水平に対して
傾斜した状態に保持される。したがって、ウェハ1が純
水3中を上昇する際、ウェハlの上面側の純水3はその
斜面に沿って効果的に排水されることになる。 他方、乾燥装置71のチャンバ72における乾燥室73
には窒素ガス供給ユニット78から窒素ガス供給ユニッ
トから窒素ガス77が供給されている。 そして、第1O図に示されているように、ホルダ29に
保持されたウェハ1が乾燥室73内に挿入されると、サ
ーボモータ27が駆動され、ウェハ1は回転軸28、ホ
ルダ29およびホルダビン30を介して回転される。同
時に、リンス液供給ユニット89からリンス液としての
1PA90が供給管87に供給され、l PA90が供
給管87の滴下口88からウェハ1上面の中心に滴下さ
れる。 滴下されたIP/”10はウェハlの回転に伴って遠心
力と表面張力の作用により、ウェハ1表面に沿って径方
向外向きに拡散される。そして、ウェハ1の表面に付着
した水分はこのリンス液としてのIPA90によりその
表面張力を低下される。 したがって、水分はウェハ1の回転による遠心力により
ウェハ1の表面から効果的に分離されることになる。 このように、水分はリンス液によってウェハ表面からの
分離作用を助長されているため、ウェハ1の回転速度は
低速度に抑制させることができる。 したがって、ウェハ1の保持はホルダビン30によるN
、置状態の保持でも充分可能となる。 そして、ウェハ1から遠心分離された水分およびI P
A90はウェハ1の外周方に開口されている排出溝74
に回収され、排気ロア5から窒素ガス77と共に排出さ
れる。 この遠心分離による乾燥作業中、ハロゲンランプ82が
点灯されることにより、ウェハ1が加熱される。このと
き、ハロゲンランプ82による熱線は反射板83により
反射されて、その全量がウェハ1に照射されるため、き
わめて効果的な加熱が実行される。このとき、ハロゲン
ランプ82による発塵は石英板84により封止されてい
るため、ウェハ1が汚染されることはない。また、石英
板84はランプ82の熱線を遮断することなく、ウェハ
1に効果的に透過させる。 このような効果的なランプ加熱によりウェハ1の水分は
蒸発される。このとき、ウェハ1は回転されているため
、蒸発した蒸気はウェハ1の表面から直ちに取り除かれ
、ウェハ1からの蒸発が促進される。 ハロゲンランプ82によって加熱されて蒸発された蒸気
は窒素ガス77と共に、排気溝74に回収されて排気ロ
ア5から排出されて行(、そして、ウェハ1の周囲には
、給気ロアロから排気ロア4への窒素ガス77の流れが
形成されているため、遠心分離された水滴やI PA9
0の粒子等がウェハlの表面に再付着することはない。 このようにして、ウェハ1は遠心分離およびランプ加熱
によりきわめて短時間に乾燥されるため、ウォータマー
クの発生は防止される。すなわち、純水3から上げられ
た後、ウェハlに純水3が付着していると、空気中の酸
素(01)が純水3中に溶は込んで、ウェハ1の表面が
酸化される。しかし、短時間に乾燥される場合には酸素
が純水3中に溶は込む時間、および、それにより酸化さ
れる時間がないため、ウォータマークが発生することは
ない、さらに、本実施例においては、乾燥室73に窒素
ガス雰囲気が形成されるため、酸素の溶は込み、および
それによる酸化は確実に防止される。 乾燥が完了すると、エレベータ23によってテーブル2
5が下降されることにより、第11図に示されているよ
うに、ウェハ1は所定位置まで下降され、水槽2の片脇
に設備されたアンローディング装置22により、ウェハ
1はホルダ29からアンローディングされ、収納治具3
1へ収納される。また、ウェハlを下ろされたホルダ2
9はエレベータ23の下降により、水槽2の純水3中に
下降されて所定の位置において、次回の作動に待機され
る。 すなわち、ウェハlがエレベータ23により所定の位置
まで下降されると、第3図に示されているように、アン
ローディング装置22におけるハンドリング装置33が
作動されてアーム34により、ウェハ1はホルダ29か
ら下ろされるとともに、右方向へ移動され、アンローデ
ィング装置22における収納治具31に挿入される。ウ
ェハlが挿入されると、収納治具31はエレベータ32
により−ピッチ送られ、次の作動に待機される。 以降、前記作動が繰り換えされることにより、ウェハ1
について1枚宛、洗浄処理および乾燥処理が順次実施さ
れて行く。 前記実施例によれば次の効果が得られる。 (1)  ウェハを液中に浮遊させた状態で噴流を斜め
に噴き付けることにより一方向に搬送させるとともに、
搬送途中の液中においてウェハに表面処理を施し、表面
処理後、ウェハを液中から取り出した直後に乾燥させる
ことにより、浮遊塵埃や汚染物質としてのミストが水路
上空に漂って水路の水面に落ちたとしても、洗浄液の排
液と共に水路外へ持ち出されてしまうため、それによる
汚染を防止することができ、水路の底とウェハの間には
水の層が常に存在し、ウェハ裏面は水路底に接触するこ
となく搬送されるため、接触による汚染を防止すること
ができるとともに、湿潤したウェハ表面に外乱、例えば
弱い水の流れがあったとしても動かない水の層があるた
め、異物がウェハに直接接触するのを防止することがで
きる。 0) ウェハが搬送される方向と逆方向への流れを発生
させることにより、ウェハから離脱した異物をウェハの
進行方向と反対方向へ排出することができるため、異物
の再付着を防止することができる。 (3)  ウェハに対する処理を水中で実施することに
より、ブラシのこずれや、高圧ジェットによる水のこす
れ等によってウェハに静電気が帯電しようとしても、直
ちに電荷は水中に放出されてしまうため、静電破壊や異
物誘引の発生を防止することができる。 (4)  ウェハの表面をブラシスクラブ洗浄すること
により、ウェハを効果的に洗浄することができるととも
に、ブラシスクラブMlを往復動させることにより、ウ
ェハ全面を均等にスクラブ洗浄することができる。 (5)  ウェハの表面に水中高圧ジエ・ント洗浄を施
すことにより、ウェハを効果的に洗浄することができる
とともに、この水中高圧ジエ・ントを実施する噴流ノズ
ルをブラシスクラブ洗浄装置に近接して設備することに
より、ブラシスクラブ洗浄効果と水中高圧ジェット洗浄
効果とを相乗的に高めることができる。 (6)  ブラシスクラブ洗浄装置と水中高圧ジエ・ン
ト洗浄とを左右方向テーブルに共に設備することにより
、両者の移動装置を簡単化することができるため、設備
費並びにランニングコストを節約することができる。 (7)  ウェハの表面に超音波が乗せられた噴流を水
中にて噴射する超音波噴流洗浄を実施することにより、
深溝や複雑な断面に表面張力によって形成されている気
泡を噴流で突き破り、噴流を深溝の奥等に付着した異物
に接触させて洗い流させることができるとともに、噴流
を通して超音波を異物に直接作用させることができるた
め、ウェハの深溝や複雑な断面であっても充分に洗浄処
理Tることができる。 (8)  被乾燥物上にリンス液を供給し、被乾燥物と
してのウェハ回転させて遠心分離による乾燥を実行する
ことにより、リンス液によって被乾燥物の水分の分離作
用を助長させることができるため、回転速度を低速度に
抑制させることができる。 (9)  前記(8)により、被乾燥物としてのウェハ
の高速回転による破損を防止することができるとともに
、被乾燥物からの水分の飛沫による再汚染等を防止する
ことができる。 00)  また、前記(8)により、被乾燥物としての
ウェハをホルダピンによって保持することができるため
、裏面保持による被乾燥物の汚染や、乾燥されない領域
の発、生を最小限度に抑制することができるとともに、
被乾燥物の保持構造を簡単化することができる。 α0 遠心分離による乾燥作業中、被乾燥物をjJu熱
することにより、乾燥を促進させることができるため、
ウォータマークの発生を防止することができる。 ■ 遠心分離および加熱による乾燥作業中、被乾燥物の
周囲に窒素ガスの気流および雰囲気を形成することによ
り、遠心分離された飛沫の跳ね返りによる再付着を防止
することができるとともに、ウォータマークの発生をよ
り一層値実に防止することができる。 0 ウェハを水中から上げる際に、斜めに上昇させるこ
とにより、被乾燥物としてのウェハ上における水切れを
効果的に実行することができる。 以上本発明者によってなされた発明を実施例に愚づき具
体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。 例えば、洗浄液としては純水を使用するに限らず、他の
洗浄液を使用してもよい、また、リンス液はIPAを使
用するに限らず、表面張力を低下させる他の界面活性剤
を使用してもよい。 水路、ウォータコンベア、流れ発生装置、ローディング
装置、アンローディング装置、ブラシスクラブ洗浄装置
、水中高圧ジェット洗浄装置、超音波噴流洗浄装置、お
よび乾燥装置の具体的構造は前記実施例に限らないし、
各洗浄装置の段数は適宜増減することができる。 また、水中搬送の途中でウェハに対して洗浄処理を施す
場合につき説明したが、ウェットエツチング等のような
他の表面処理を施すように構成してもよい。 アンローディング装置におけるウェハの保持手段として
は、ホルダビンを使用するに限らず、真空吸着チャック
等を使用してもよい。 洗浄済みウニへの加熱装置としては、ランプ加熱装置を
使用するに限らず、マイクロ波加熱装置等を使用しても
よい。 窒素ガス供給装置は省略することができるし、被乾燥物
としてのウェハを乾燥室に対して搬入、搬出する構成は
前記実施例に示されている構造を使用するに限らない。 以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるウェハの洗浄技術お
よび乾燥技術に通用した場合について説明したが、それ
に限定されるものではなく、ホトマスクやプリント配線
基板等の洗浄技術および乾燥技術全最に適用することが
できる。特に、高度の清浄度が必要な板状物の洗浄技術
および乾燥技術に通用して優れた効果が得られる。 【発明の効果〕 本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、次の通りである。 ウェハを液中に浮遊させた状態で噴流を斜めに噴き付け
ることにより一方向に搬送させるとともに、搬送途中の
液中においてウェハに表面処理を施し、表面処理後、ウ
ェハを液中から取り出した直後に乾燥させることにより
、浮遊塵埃や汚染物質としてのミストが水路上空に漂っ
て水路の水面に落ちたとしても、洗浄液の排液と共に水
路外へ持ち出されてしまうため、それによる汚染を防止
することができ、水路の底とウェハの間には水の層が常
に存在し、ウェハ裏面は水路底に接触することなく搬送
されるため、接触による汚染を防止することができると
ともに、湿潤したウェハ表面に外乱、例えば弱い水の流
れがあったとしても動かない水の層があるため、異物が
ウェハに直接接触するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるウェハ洗浄装置を示す
一部切断斜視図、 第2図はその一部省略正面断面図、 第3図はその一部省略平面図、 第4図は正面から見た一部省略斜視図、第5・図以降は
その洗浄装置の各主要部の作用を説明するための各説明
図であり、第5図はウォータコンベアを示す拡大部分断
面図、 第6図はストツパを示す拡大部分断面図、第7図は超音
波噴流洗浄装置を示す拡大部分断面図、 第8図は同じく一部切断側面図、 第9図は乾燥装置のウェハ搬入途中を示す拡大部分断面
図、 第1θ図は同じく乾燥作業中を示す拡大部分断面図、 第11図は同じ(ウェハ搬出途中を示す拡大部分断面図
である。 1・・・ウェハ、2・・・水槽、3・・・純水(洗浄液
)、4・・・水路、5・・・オーバーフロー水槽、6・
・・オーバーフロー口、7・・・ウォータコンベア、8
・・・lit、9・・・噴流口、10・・・給水路、1
1・・・圧力純水供給ユニット、12・・・流れ発生装
置、13・・・流れ、14・・・噴流パイプ、15・・
・噴流口、16・・・給水路、17・・・圧力純水供給
ユニット、18・・・ローディング装置、19・・・収
納治具、20・・・エレベータ、21・・・ブツシャ、
22・・・アンローディング装置、23・・・エレベー
タ、24・・・送りねじ軸、25・・・テーブル、26
・・・ガイドロッド、27・・・サーボモータ、28・
・・回転軸、29・・・ホルダ、30・・・ホルダピン
、31・・・収納治具、32・・・エレベータ、33・
・・ハンドリング装置、34・・・アーム、35・・・
ブラシスクラブ洗浄装置、36・・・ストッパ、37・
・・シリンダ装置、3日・・・左右方向テーブル、39
・・・送りねじ軸装置、40・・・サーボモータ、41
・・・回転軸、42・・・スクラブブラシ、43・・・
カバー、44・・・水中高圧ジェット洗浄装置、45・
・・高圧噴流、46・・・ガイドバー、47・・・スラ
イダ、48・・・モータ、49・・・回転直線運動変換
装置、50・・・サポートアーム、51・・・ノズルホ
ルダ、52・・・ノズル、53・・・給水路、54・・
・圧力純水供給ユニット、55・・・超音波噴流洗浄装
置、56・・・噴流、57・・・超音波、58・・・ス
トッパ、59・・・シリンダ装置、60・・・サポート
アーム、61・・・ノズル、62・・・噴出口、63・
・・給水路、64・・・圧力純水供給ユニット、65・
・・超音波rXli子、66・・・超音波レンズ、71
・・・ウェハ乾燥装置、72・・・チャンバ、73・・
・乾燥室、74・・・排出溝、75・・・排気口、76
・・・給気口°、77・・・窒素ガス、78・・・窒素
ガス供給ユニット、80・・・ランプ加熱装置、81・
・・ハウジング、82・・・ハロゲンランプ(加熱H)
、83・・・反射板、84・・・石英板、85・・・冷
却パイプ、86・・・冷却媒体、87・・・リンス液供
給管、88・・・滴下口、89・・・リンス液供給ユニ
ット、9G・・・リンス液。 代理人 弁理士 梶  原  辰  也′tIi9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体ウェハが液中に浮遊された状態で噴流を斜め
    に噴き付けられることにより一方向に搬送されるととも
    に、半導体ウェハは搬送途中の液中において表面処理を
    施され、表面処理後、半導体ウェハは液中から取り出さ
    れた直後に乾燥される工程を備えていることを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。 2、半導体ウェハが液中に浮遊された状態で搬送される
    水路と、この水路に沿って敷設され、水路の液中の半導
    体ウェハに噴流を斜めに噴き付けることにより、半導体
    ウェハを一方向に移送するウオータコンベアと、前記水
    路の液中に半導体ウェハの移送方向とは反対向きの流れ
    を発生させる流れ発生装置と、前記水路の始端側液中に
    設備され、前記ウオータコンベアに半導体ウェハを1枚
    宛供給して行くローディング装置と、前記水路の終端側
    に設備され、前記ウオータコンベアから半導体ウェハを
    1枚宛アンローディングして行くアンローディング装置
    と、前記水路の途中に設備され、半導体ウェハを前記液
    中で洗浄する洗浄装置と、前記水路の終端側液上に設備
    され、前記アンローディング装置からの半導体ウェハを
    乾燥する乾燥装置とを備えていることを特徴とする洗浄
    装置。 3、前記洗浄装置が、半導体ウェハの表面を機械的に擦
    ることにより、半導体ウェハを洗浄するように構成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の洗
    浄装置。 4、前記洗浄装置が、半導体ウェハに高圧噴流を噴き付
    けることにより、半導体ウェハを洗浄するように構成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    洗浄装置。 5、前記洗浄装置が、半導体ウェハに超音波が乗せられ
    た噴流を噴き付けることにより、半導体ウェハを洗浄す
    るように構成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の洗浄装置。 6、前記乾燥装置が、リンス液を滴下するとともに、半
    導体ウェハを回転させながら半導体ウェハに熱線を照射
    することにより、半導体ウェハを乾燥するように構成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    洗浄装置。
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