JPH02249740A - 車体側部のエネルギ吸収構造 - Google Patents
車体側部のエネルギ吸収構造Info
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- JPH02249740A JPH02249740A JP1072628A JP7262889A JPH02249740A JP H02249740 A JPH02249740 A JP H02249740A JP 1072628 A JP1072628 A JP 1072628A JP 7262889 A JP7262889 A JP 7262889A JP H02249740 A JPH02249740 A JP H02249740A
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Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、車体側部のエネルギ吸収構造に関するもので
あり、さらに詳細には、車体側部に加わる衝撃荷重のエ
ネルギを効果的に吸収することのできる車体側部のエネ
ルギ吸収構造に関するものである。
あり、さらに詳細には、車体側部に加わる衝撃荷重のエ
ネルギを効果的に吸収することのできる車体側部のエネ
ルギ吸収構造に関するものである。
先行技術
車体側部に横方向の衝撃荷重が加わったときの衝撃エネ
ルギが吸収するため、サイドドアのインナパネルの車室
内側下部に、衝撃吸収材としてクツションを設けるとと
もに、インナパネルとアウタパネルとにより形成される
空間内に、前記クツションと所定の間隙を隔てて、補強
部材を設けた車体側部のエネルギ吸収構造が知られてい
る(たとえば、特開昭53−147323号公報など)
。
ルギが吸収するため、サイドドアのインナパネルの車室
内側下部に、衝撃吸収材としてクツションを設けるとと
もに、インナパネルとアウタパネルとにより形成される
空間内に、前記クツションと所定の間隙を隔てて、補強
部材を設けた車体側部のエネルギ吸収構造が知られてい
る(たとえば、特開昭53−147323号公報など)
。
発明の解決しようとする問題点
しかしながら、かかる車体側部のエネルギ吸収構造にお
いては、サイドドアのインナパネルの車室内側に、特別
の部材である衝撃吸収材を設けているので、車室内空間
を狭めてしまうし、また、サイドドア内側の外観を損ね
るという問題があるとともに、衝撃吸収材が、サイドド
アのインナパネルの車室内側下部に設けられているため
、車体側方下部に加わった車体横方向の衝撃荷重のエネ
ルギを吸収することは可能であるが、車体側方下部以外
に加わる衝撃荷重のエネルギを吸収することはできず、
とくに衝撃荷重のエネルギを吸収することが要求される
車体側方略中央部に加わる衝撃荷重のエネルギを吸収す
ることは不可能であって、車体側部のエネルギ吸収構造
としては、不十分なものであった。
いては、サイドドアのインナパネルの車室内側に、特別
の部材である衝撃吸収材を設けているので、車室内空間
を狭めてしまうし、また、サイドドア内側の外観を損ね
るという問題があるとともに、衝撃吸収材が、サイドド
アのインナパネルの車室内側下部に設けられているため
、車体側方下部に加わった車体横方向の衝撃荷重のエネ
ルギを吸収することは可能であるが、車体側方下部以外
に加わる衝撃荷重のエネルギを吸収することはできず、
とくに衝撃荷重のエネルギを吸収することが要求される
車体側方略中央部に加わる衝撃荷重のエネルギを吸収す
ることは不可能であって、車体側部のエネルギ吸収構造
としては、不十分なものであった。
かかる問題は、衝撃吸収材をサイドドアのインナパネル
の車室内側路中央部など、車体横方向の衝撃荷重のエネ
ルギを吸収する必要のある全ての部分に設けることによ
って解決することは不可能′ではないが、このように特
別に、衝撃吸収材をサイドドアのインナパネルの車室内
側路中央部などの車体横方向の衝撃荷重のエネルギを吸
収する必要のある全ての部分に設ける場合には、−層、
サイドドア内側の外観を損ね、また車室内空間を狭めて
しまうだけでなく、乗員の乗降りに支障を来すという問
題をも生じ、車体側部のエネルギ吸収構造としては、実
用的なものとは到底いえなかった。
の車室内側路中央部など、車体横方向の衝撃荷重のエネ
ルギを吸収する必要のある全ての部分に設けることによ
って解決することは不可能′ではないが、このように特
別に、衝撃吸収材をサイドドアのインナパネルの車室内
側路中央部などの車体横方向の衝撃荷重のエネルギを吸
収する必要のある全ての部分に設ける場合には、−層、
サイドドア内側の外観を損ね、また車室内空間を狭めて
しまうだけでなく、乗員の乗降りに支障を来すという問
題をも生じ、車体側部のエネルギ吸収構造としては、実
用的なものとは到底いえなかった。
発明の目的
本発明は、車体横方向の衝撃荷重のエネルギを吸収する
衝撃吸収体を備えた車体側部のエネルギ吸収構造におい
て、車室内空間を狭めたり、サイドドア内側の外観を損
ねることを防止することができ、車体側部の種々の部分
に加わる衝撃荷重のエネルギを効果的に吸収することの
できる車体側部のエネルギ吸収構造を提供することを目
的とするものである。
衝撃吸収体を備えた車体側部のエネルギ吸収構造におい
て、車室内空間を狭めたり、サイドドア内側の外観を損
ねることを防止することができ、車体側部の種々の部分
に加わる衝撃荷重のエネルギを効果的に吸収することの
できる車体側部のエネルギ吸収構造を提供することを目
的とするものである。
発明の構成
本発明のかかる目的は、その車室内側面がサイドドアの
車室内側面と略同一面状にあるように、サイドドア内に
折り畳まれて収納され、所定値以上の車体横方向の衝撃
荷重が加わったときに、展開する衝撃吸収体を、サイド
ドアに設けることによって達成される。
車室内側面と略同一面状にあるように、サイドドア内に
折り畳まれて収納され、所定値以上の車体横方向の衝撃
荷重が加わったときに、展開する衝撃吸収体を、サイド
ドアに設けることによって達成される。
本発明によれば、サイドドアの車室内側に、特別の部材
を設ける必要がないから、車室内を狭めることなく、車
室内空間を有効に利用し得るとともに、サイドドア内側
の外観を損ねることもないし、また、車体横方向に加わ
る衝撃荷重のエネルギを吸収する必要のある部分に、車
体側部のエネルギ吸収構造体を設けることができるから
、車体側部に加わる衝撃荷重のエネルギをより効果的に
吸収することが可能になる。
を設ける必要がないから、車室内を狭めることなく、車
室内空間を有効に利用し得るとともに、サイドドア内側
の外観を損ねることもないし、また、車体横方向に加わ
る衝撃荷重のエネルギを吸収する必要のある部分に、車
体側部のエネルギ吸収構造体を設けることができるから
、車体側部に加わる衝撃荷重のエネルギをより効果的に
吸収することが可能になる。
本発明の好ましい実施態様においては、さらに、インナ
ドア内に、所定値以上の車体横方向の衝撃荷重が加わっ
たときに変形して、その内部の圧力が上昇するエアタン
クが配設され、エアタンク内の圧力上昇により、衝撃吸
収体が展開するように構成されている。
ドア内に、所定値以上の車体横方向の衝撃荷重が加わっ
たときに変形して、その内部の圧力が上昇するエアタン
クが配設され、エアタンク内の圧力上昇により、衝撃吸
収体が展開するように構成されている。
本発明において用いられる衝撃吸収体としては、サイド
ドア内に折り畳まれて収納可能であり、かつ、所定値以
上の車体横方向の衝撃荷重が加わったときに、展開し得
るものであれば、とくに限定されないが、エアバックが
、本発明における衝撃吸収体として、好ましく使用し得
る。
ドア内に折り畳まれて収納可能であり、かつ、所定値以
上の車体横方向の衝撃荷重が加わったときに、展開し得
るものであれば、とくに限定されないが、エアバックが
、本発明における衝撃吸収体として、好ましく使用し得
る。
実施例
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例につき、詳
細に説明を加える。
細に説明を加える。
第1図は、本発明の実施例にかかる車体側部のエネルギ
吸収構造の略斜視′図であり、第2図は、そのA−A線
路断面図、第3図は、そのB−B線路断面図である。
吸収構造の略斜視′図であり、第2図は、そのA−A線
路断面図、第3図は、そのB−B線路断面図である。
第2図および第3図に示されるように、サイドドア1は
、ドアアウタパネル2、ドアインナパネル3およびドア
インナパネル3の車室内側に取付けられたドアトリム4
により構成されている。第1図に右いては、本実施例に
かかる車体側部のエネルギ吸収構造の構成がより理解し
やすくなるように、ドアインナパネル3およびドアトリ
ム4は省略されている。
、ドアアウタパネル2、ドアインナパネル3およびドア
インナパネル3の車室内側に取付けられたドアトリム4
により構成されている。第1図に右いては、本実施例に
かかる車体側部のエネルギ吸収構造の構成がより理解し
やすくなるように、ドアインナパネル3およびドアトリ
ム4は省略されている。
第2図および第3図に示されるように、サイドドア1に
は、ドアアウタパネル2およびドアインナパネル3によ
って閉空間5が形成されており、この閉空間5内には、
エアタンク6およびエアタンク6と連通し、エアタンク
6から空気が導入されたとき、展開可能なエアバック7
が設けられている。エアバック7の周縁部には、ナイロ
ンなどの柔軟性のある材料よりなる展開部材8が設けら
れており、通常時には、エアバック7は、折り畳まれ、
その蓋であるエアバックカバー9の面が、ドアトリム4
の面と、路間−面上に位置するように閉空間5内に保持
されている。エアバック7の略中央部には、エアバック
7の内面10とエアバックカバー9とを結合するひも状
の固定支持部材11が設けられている。固定支持部材1
1と、エアバック7の内面10との結合は、エアタンク
6から空気が導入され、その結果、所定値以上の引張力
が、固定支持部材11に作用すると、結合が解除される
ようになっている。
は、ドアアウタパネル2およびドアインナパネル3によ
って閉空間5が形成されており、この閉空間5内には、
エアタンク6およびエアタンク6と連通し、エアタンク
6から空気が導入されたとき、展開可能なエアバック7
が設けられている。エアバック7の周縁部には、ナイロ
ンなどの柔軟性のある材料よりなる展開部材8が設けら
れており、通常時には、エアバック7は、折り畳まれ、
その蓋であるエアバックカバー9の面が、ドアトリム4
の面と、路間−面上に位置するように閉空間5内に保持
されている。エアバック7の略中央部には、エアバック
7の内面10とエアバックカバー9とを結合するひも状
の固定支持部材11が設けられている。固定支持部材1
1と、エアバック7の内面10との結合は、エアタンク
6から空気が導入され、その結果、所定値以上の引張力
が、固定支持部材11に作用すると、結合が解除される
ようになっている。
また、第1図および第3図に示すように、エアタンク6
には、車体前後方向に放射状に延び、エアタンク6内に
突出する複数の横リブ12が設けられており、エアタン
ク6からエアバック7への空気の移動が容易におこない
得るように構成されている。
には、車体前後方向に放射状に延び、エアタンク6内に
突出する複数の横リブ12が設けられており、エアタン
ク6からエアバック7への空気の移動が容易におこない
得るように構成されている。
ドアアウタパネル2およびドアインナパネル3によって
形成される閉空間5内には、さらに、ウィンドガラス1
3、ウィンドガラス13を昇降させるウィンドガラスレ
ギコレータ14、ウィンドガラス13のガイド15およ
びドアの変形を防止する高剛性のインパクトパー16が
、それぞれ、設けられている。
形成される閉空間5内には、さらに、ウィンドガラス1
3、ウィンドガラス13を昇降させるウィンドガラスレ
ギコレータ14、ウィンドガラス13のガイド15およ
びドアの変形を防止する高剛性のインパクトパー16が
、それぞれ、設けられている。
第4図および第5図は、サイドドアlに所定値以上の車
体横方向の衝撃荷重が加わった後の状態を示すもので、
それぞれ、第2図および第3図に対応する略断面図であ
る。
体横方向の衝撃荷重が加わった後の状態を示すもので、
それぞれ、第2図および第3図に対応する略断面図であ
る。
第4図および第5図において、サイドドア1に所定値以
上の車体横方向の衝撃荷重が加わると、エアタンク6は
押し潰されるように変形し、エアタンク6内の空気は、
エアバック7内に導入される。この際、エアタンク6に
は、横リブ12が設けられているので、この横リブ12
がガイドとなり、エアタンク6内の空気を、スムーズに
エアバック7内に導入することができる。このように、
エアタンク6よりエアバック7内に、空気が導入される
と、エアバック7の周縁部の展開部材8は、ナイロンな
どにより形成されているため、通常時には折り畳まれて
いるエアバック7は、展開を開始する。しかし、展開初
期段階では、エアバック7の内面10とエアバックカバ
ー9とは、固定支持部材11により結合されているため
、エアバック7は、主として、矢印Xで示される車体前
後方向および矢印Yで示される車体上下方向に展開する
。このように、展開初期段階においてエアバック7が主
として、車体前後および上下方向に展開されることによ
り、車体側面に対するエアバック7が展開される面積が
大きくなり、その結果、車体側面における広い面積にわ
たり、車体横方向の衝撃荷重のエネルギを吸収すること
が可能になる。
上の車体横方向の衝撃荷重が加わると、エアタンク6は
押し潰されるように変形し、エアタンク6内の空気は、
エアバック7内に導入される。この際、エアタンク6に
は、横リブ12が設けられているので、この横リブ12
がガイドとなり、エアタンク6内の空気を、スムーズに
エアバック7内に導入することができる。このように、
エアタンク6よりエアバック7内に、空気が導入される
と、エアバック7の周縁部の展開部材8は、ナイロンな
どにより形成されているため、通常時には折り畳まれて
いるエアバック7は、展開を開始する。しかし、展開初
期段階では、エアバック7の内面10とエアバックカバ
ー9とは、固定支持部材11により結合されているため
、エアバック7は、主として、矢印Xで示される車体前
後方向および矢印Yで示される車体上下方向に展開する
。このように、展開初期段階においてエアバック7が主
として、車体前後および上下方向に展開されることによ
り、車体側面に対するエアバック7が展開される面積が
大きくなり、その結果、車体側面における広い面積にわ
たり、車体横方向の衝撃荷重のエネルギを吸収すること
が可能になる。
その後、エアバック7内に導入された空気量が所定以上
となり、固定支持部材11に加わる引張力が所定値以上
に達すると、固定支持部材11とエアバック7の内面1
0との結合は解除され、エアバック7は、矢印Zで示さ
れる車体幅方向にも展開し、矢印りにより示される車体
横方向の衝撃荷重のエネルギを効果的に吸収する。
となり、固定支持部材11に加わる引張力が所定値以上
に達すると、固定支持部材11とエアバック7の内面1
0との結合は解除され、エアバック7は、矢印Zで示さ
れる車体幅方向にも展開し、矢印りにより示される車体
横方向の衝撃荷重のエネルギを効果的に吸収する。
以上のように、本実施例においては、通常時には、エア
バック7は、そのエアバックカバー9の面が、ドア)
IJム4の面と路間−面上に位置するように、サイドド
アlの閉空間5内に、折り畳まれて収納されているため
、車室内空間を狭めることなく、居住性は向上するし、
また、エアバック7の設置位置は任意に選択し得るため
、車体横方向の衝撃荷重のエネルギを吸収する部分に、
エアバック7を設けることにより、車体横方向の衝撃荷
重のエネルギを十分に吸収することが可能となる。
バック7は、そのエアバックカバー9の面が、ドア)
IJム4の面と路間−面上に位置するように、サイドド
アlの閉空間5内に、折り畳まれて収納されているため
、車室内空間を狭めることなく、居住性は向上するし、
また、エアバック7の設置位置は任意に選択し得るため
、車体横方向の衝撃荷重のエネルギを吸収する部分に、
エアバック7を設けることにより、車体横方向の衝撃荷
重のエネルギを十分に吸収することが可能となる。
第6図は、本発明の別の実施例にかかる車体側部のエネ
ルギ吸収構造を備えたサイドドアの斜視図であり、第7
図は、そのD−D線路断面図である。
ルギ吸収構造を備えたサイドドアの斜視図であり、第7
図は、そのD−D線路断面図である。
第6図に示されるように、本実施例においては、サイド
ドアlに取付けられたアームレスト17の上下に、2つ
の衝撃吸収装置18が設けられている。
ドアlに取付けられたアームレスト17の上下に、2つ
の衝撃吸収装置18が設けられている。
第7図には、アームレス)17の上側に設けられた衝撃
吸収装置18の構造が示されており、第7図において、
ドアインナパネル3とこれに取付けられたドアトリム4
との間に形成される空間内には、そのまわりに火薬が装
填されたイグナイタ40、イグナイタ400着火により
発生する熱によってガスを発生する推進薬41、推進薬
41により発生されたガス中の好ましくない成分を捕捉
するフィルタ42と、その周縁部に、ナイロンなどの柔
軟性を有する材料よりなる展開部材28を有し、推進薬
41により発生され、フィルタ42を通過したガスが導
入されたとき展開可能なエアバック27およびエアバッ
クケース43よりなる衝撃吸収装置■8が設けられてい
る。第7図において、エアバック27が、サイドドアl
内に収納されている通常時の状態が実線により、また、
エアバック27が展開した状態が破線により、それぞれ
示されている。
吸収装置18の構造が示されており、第7図において、
ドアインナパネル3とこれに取付けられたドアトリム4
との間に形成される空間内には、そのまわりに火薬が装
填されたイグナイタ40、イグナイタ400着火により
発生する熱によってガスを発生する推進薬41、推進薬
41により発生されたガス中の好ましくない成分を捕捉
するフィルタ42と、その周縁部に、ナイロンなどの柔
軟性を有する材料よりなる展開部材28を有し、推進薬
41により発生され、フィルタ42を通過したガスが導
入されたとき展開可能なエアバック27およびエアバッ
クケース43よりなる衝撃吸収装置■8が設けられてい
る。第7図において、エアバック27が、サイドドアl
内に収納されている通常時の状態が実線により、また、
エアバック27が展開した状態が破線により、それぞれ
示されている。
また、衝撃吸収装置18の車室内側には、エアバックカ
バー29が、通常時に、その面がドアトリム4の面と、
同一面になるように設けられるとともに、推進薬41収
納部の車室側面44とエアバックカバー29との内面は
、それぞれの上下方向略中央部で、網よりなる固定支持
部材31により結合されている。エアバック27の周縁
部ノ展開部材28は、その−縁において、エアバックケ
ース43の縁に、他方の縁において、エアバックカバー
29の縁に、それぞれ結合されている。なお、アームレ
スト17の下側に設けられた衝撃吸収装置18の構造も
、第7図と同様である。
バー29が、通常時に、その面がドアトリム4の面と、
同一面になるように設けられるとともに、推進薬41収
納部の車室側面44とエアバックカバー29との内面は
、それぞれの上下方向略中央部で、網よりなる固定支持
部材31により結合されている。エアバック27の周縁
部ノ展開部材28は、その−縁において、エアバックケ
ース43の縁に、他方の縁において、エアバックカバー
29の縁に、それぞれ結合されている。なお、アームレ
スト17の下側に設けられた衝撃吸収装置18の構造も
、第7図と同様である。
第8図は、車体に、所定値以上の車体横方向の衝撃荷重
が加わったか否かを検出するための衝撃荷重検出装置4
5の略斜視図であり、衝撃荷重検出装置45は、サイド
ドア1のほぼ全面にわたって、ドアアウタパネル2の内
側に設けられたエアタンク26、エアタンク26内の空
気圧力を一定に保つ圧力弁46およびエアタンク26内
の空気圧力が所定値以上となったとき、2つの衝撃吸収
装置17のイグナイタ40に着火信号を出力する圧力セ
ンサ47より構成されている。
が加わったか否かを検出するための衝撃荷重検出装置4
5の略斜視図であり、衝撃荷重検出装置45は、サイド
ドア1のほぼ全面にわたって、ドアアウタパネル2の内
側に設けられたエアタンク26、エアタンク26内の空
気圧力を一定に保つ圧力弁46およびエアタンク26内
の空気圧力が所定値以上となったとき、2つの衝撃吸収
装置17のイグナイタ40に着火信号を出力する圧力セ
ンサ47より構成されている。
第9図は、圧力弁46の構造を示すD−D線路断面図で
あり、バルブ48はスプリング49を介して、エアタン
ク26の車室側面50に取付けられたブラケッ)51に
取付けられ、通常時は、バルブ48とバルブシート52
とは密着してはおらず、したがって、エアタンク26内
の空気は外気と連通してため、外気温度が変化した場合
にも、エアタンク26内の圧力は一定に保たれ、外気温
度の変化により、エアタンク26内の圧力が高くなり、
圧力センサ47が、着火信号をイグナイタ40に出力す
ることが防止されている。
あり、バルブ48はスプリング49を介して、エアタン
ク26の車室側面50に取付けられたブラケッ)51に
取付けられ、通常時は、バルブ48とバルブシート52
とは密着してはおらず、したがって、エアタンク26内
の空気は外気と連通してため、外気温度が変化した場合
にも、エアタンク26内の圧力は一定に保たれ、外気温
度の変化により、エアタンク26内の圧力が高くなり、
圧力センサ47が、着火信号をイグナイタ40に出力す
ることが防止されている。
以上のように構成された衝撃荷重検出装置45に、所定
値以上の車体横方向の衝撃荷重が加わると、ドアアウタ
パネル2が車室内側に変形し、これに伴って、エアタン
ク26のドアアウタパネル2側の面は押し潰されるよう
に変形するため、バルブ48はバルブシート52に密着
し、その結果として、エアタンク26内の圧力は増大す
る。
値以上の車体横方向の衝撃荷重が加わると、ドアアウタ
パネル2が車室内側に変形し、これに伴って、エアタン
ク26のドアアウタパネル2側の面は押し潰されるよう
に変形するため、バルブ48はバルブシート52に密着
し、その結果として、エアタンク26内の圧力は増大す
る。
こうして、所定値以上の車体横方向の衝撃荷重が加わり
、エアタンク26内の圧力が増大すると、圧力センサ4
7は、着火信号を、2つの衝撃吸収装置17のイグナイ
タ40に出力するので、イグナイタ40は、その周囲に
充填された火薬を着火して爆発させ、この爆発により発
生する熱によって、推進薬41はガスを発生し、フィル
タ42を経て、エアバック27内に、ガスが導入される
。
、エアタンク26内の圧力が増大すると、圧力センサ4
7は、着火信号を、2つの衝撃吸収装置17のイグナイ
タ40に出力するので、イグナイタ40は、その周囲に
充填された火薬を着火して爆発させ、この爆発により発
生する熱によって、推進薬41はガスを発生し、フィル
タ42を経て、エアバック27内に、ガスが導入される
。
その結果、エアバック27は展開を開始する。推進薬4
1収納部の車室側面44とエアバックカバー29との内
面は、それぞれの上下方向略中央部で、網よりなる固定
支持部材31により結合されているので、車体幅方向へ
の展開は、この固定支持部材31によって拘束され、し
たがって、この固定支持部材31の長さを適当に選択す
ることにより、ニアバック2フ0車体前後方向および車
体上下方向への展開量を所望のように設定することがで
き、車体側面に対するエアバック27が展開される面積
が大きくなり、その結果、車体側面における広い面積に
わたり、車体横方向の衝撃荷重のエネルギを吸収するこ
とができる。第10図は、2つの衝撃吸収装置18のエ
アバック27が展開された状態を示している。
1収納部の車室側面44とエアバックカバー29との内
面は、それぞれの上下方向略中央部で、網よりなる固定
支持部材31により結合されているので、車体幅方向へ
の展開は、この固定支持部材31によって拘束され、し
たがって、この固定支持部材31の長さを適当に選択す
ることにより、ニアバック2フ0車体前後方向および車
体上下方向への展開量を所望のように設定することがで
き、車体側面に対するエアバック27が展開される面積
が大きくなり、その結果、車体側面における広い面積に
わたり、車体横方向の衝撃荷重のエネルギを吸収するこ
とができる。第10図は、2つの衝撃吸収装置18のエ
アバック27が展開された状態を示している。
以上のように、本実施例においては、通常時には、衝撃
吸収装置18を構成するエアバック27は、そのエアバ
ックカバー29の面が、ドアトリム4の面と路間−面上
に位置するように、サイドドアl内に収納されているた
め、車室内空間を狭めることなく、居住性は向上するし
、また、エアバック27の設置位置は任意に選択し得る
から、車体横方向の衝撃荷重のエネルギを吸収する必要
のある2つの部分に、エアバック27を設けることによ
り、車体横方向の衝撃荷重のエネルギを十分に吸収する
ことが可能となる。
吸収装置18を構成するエアバック27は、そのエアバ
ックカバー29の面が、ドアトリム4の面と路間−面上
に位置するように、サイドドアl内に収納されているた
め、車室内空間を狭めることなく、居住性は向上するし
、また、エアバック27の設置位置は任意に選択し得る
から、車体横方向の衝撃荷重のエネルギを吸収する必要
のある2つの部分に、エアバック27を設けることによ
り、車体横方向の衝撃荷重のエネルギを十分に吸収する
ことが可能となる。
本発明は、以上の実施例に限定されることなく特許請求
の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能で
あり、それらも本発明の範囲内に包含されるものである
ことはいうまでもない。
の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能で
あり、それらも本発明の範囲内に包含されるものである
ことはいうまでもない。
たとえば、第1図ないし第5図に示された実施例におい
ては、エアタンク6およびエアバック7が、1つしか設
けられてはおらず、また、第6図ないし第10図に示さ
れた実施例においては、2つの衝撃吸収装置18が設け
られているが、車体横方向の衝撃荷重のエネルギを吸収
する必要のある部分が複数ある場合には、それぞれの部
分に、エアタンク6およびエアバック7または衝撃吸収
装置18を設けることができることは当然である。
ては、エアタンク6およびエアバック7が、1つしか設
けられてはおらず、また、第6図ないし第10図に示さ
れた実施例においては、2つの衝撃吸収装置18が設け
られているが、車体横方向の衝撃荷重のエネルギを吸収
する必要のある部分が複数ある場合には、それぞれの部
分に、エアタンク6およびエアバック7または衝撃吸収
装置18を設けることができることは当然である。
また、第1図ないし第5図に示した実施例においては、
固定支持部材11と、エアバック7の内面との結合は、
所定値以上の引張力が、固定支持部材11に作用したと
きは、解除されるように構成して、エアバック7の展開
初期段階において、エアバック7が、主として車体前後
方向および車体上下方向へ展開するようにし、車体側面
に対するエアバック27が展開される面積を大きくし、
車体側面における広い面積にわたり、車体横方向の衝撃
荷重のエネルギが吸収されるようにしており、また、第
6図ないし第8図に示した実施例においては、固定支持
部材31を、エアバックカバー29および推進薬41収
納部の車室側面45と強固に結合し、その長さを調整す
ることにより、エアバック27の車体前後方向および車
体上下方向への展開量を所望のように設定して、車体側
面に対するエアバック27が展開される面積を大きし、
車体側面における広い面積にわたり、車体横方向の衝撃
荷重のエネルギを吸収するようにしているが、固定支持
部材11を、固定支持部材31と同様に構成しても、ま
た固定支持部材31を、固定支持部材11と同様に構成
してもよいことはもちろん、固定支持部材11.固定支
持部材31の両端は強固に固定し、これらを所定の弾性
係数を有する弾性体で形成することにより、エアバック
7.27の車体幅方向への展開を規制するとともに、車
体前後方向および上下方向への展開量が所望の値になる
ようにすることもできる。なお、第1図ないし第5図の
実施例においては、ひも状の固定支持部材11を用い、
第6図ないし第8図の実施例においては、網状の固定支
持部材31を用いているが、第1図ないし第5図の実施
例において、網状の固定支持部材31を用い、第6図な
いし第8図の実施例において、ひも状の固定支持部材1
1を用いてもよいことはいうまでもなく、また、固定支
持部材11.31は、ひも状、網状に限られるものでは
なく、少なくとも、エアバック7.27の車体幅方向へ
の展開を規制するとともに、車体前後方向および上下方
向への展開量が所望の値になるようにコントロールし得
るものであればいかなるものも使用できる。
固定支持部材11と、エアバック7の内面との結合は、
所定値以上の引張力が、固定支持部材11に作用したと
きは、解除されるように構成して、エアバック7の展開
初期段階において、エアバック7が、主として車体前後
方向および車体上下方向へ展開するようにし、車体側面
に対するエアバック27が展開される面積を大きくし、
車体側面における広い面積にわたり、車体横方向の衝撃
荷重のエネルギが吸収されるようにしており、また、第
6図ないし第8図に示した実施例においては、固定支持
部材31を、エアバックカバー29および推進薬41収
納部の車室側面45と強固に結合し、その長さを調整す
ることにより、エアバック27の車体前後方向および車
体上下方向への展開量を所望のように設定して、車体側
面に対するエアバック27が展開される面積を大きし、
車体側面における広い面積にわたり、車体横方向の衝撃
荷重のエネルギを吸収するようにしているが、固定支持
部材11を、固定支持部材31と同様に構成しても、ま
た固定支持部材31を、固定支持部材11と同様に構成
してもよいことはもちろん、固定支持部材11.固定支
持部材31の両端は強固に固定し、これらを所定の弾性
係数を有する弾性体で形成することにより、エアバック
7.27の車体幅方向への展開を規制するとともに、車
体前後方向および上下方向への展開量が所望の値になる
ようにすることもできる。なお、第1図ないし第5図の
実施例においては、ひも状の固定支持部材11を用い、
第6図ないし第8図の実施例においては、網状の固定支
持部材31を用いているが、第1図ないし第5図の実施
例において、網状の固定支持部材31を用い、第6図な
いし第8図の実施例において、ひも状の固定支持部材1
1を用いてもよいことはいうまでもなく、また、固定支
持部材11.31は、ひも状、網状に限られるものでは
なく、少なくとも、エアバック7.27の車体幅方向へ
の展開を規制するとともに、車体前後方向および上下方
向への展開量が所望の値になるようにコントロールし得
るものであればいかなるものも使用できる。
発明の効果
本発明によれば、車室内の居住性が向上するとともに、
サイドドア内側の外観を損ねることを防止することがで
き、車体側部の種々の部分に加わる衝撃荷重のエネルギ
を効果的に吸収することのできる車体側部のエネルギ吸
収構造を得ることが可能になる。
サイドドア内側の外観を損ねることを防止することがで
き、車体側部の種々の部分に加わる衝撃荷重のエネルギ
を効果的に吸収することのできる車体側部のエネルギ吸
収構造を得ることが可能になる。
第1図は、本発明の実施例にかかる車体側部のエネルギ
吸収構造の略斜視図であり、第2図は、そのA−A線路
断面図、第3図は、そのB−B線路断面図である。第4
図および第5図は、サイドドアに所定値以上の車体横方
向の衝撃荷重が加わった後の状態を示すもので、それぞ
れ、第2図および第3図に対応する略断面図である。第
6図は、本発明の別の実施例にかかる車体側部のエネル
ギ吸収構造を備えたサイドドアの斜視図であり、第7図
は、そのD−D線路断面図である。第8図は、第6図に
示された車体側部のエネルギ吸収構造の衝撃荷重検出装
置の略斜視図であり、第9図は、衝撃荷重検出装置の圧
力弁の構造を示すE−E線路断面図である。第10図は
、第6図の実施例において、衝撃吸収装置が作動した状
態を示す斜視図である。 1・・・・サイドドア、 2・・・・ドアアウタパネル、 3・・・・ドアインナパネル、 4・・・・ドアトリム、 5・・・・閉空間、 6.26・・・・エアタンク、 7.27・・・・エアバック、 8.28・・・・展開部材、 9.29・・・・エアバックカバー 0・・・・エアバックの内面、 1.31・・・・固定支持部材、 2・・・・横リブ、 3・・・・ウィンドガラス、 4・・・・ウィンドガラスレギュレータ、5・・・・ウ
ィンドガラスのガイド、 6・・・・インパクトバー 7・・・・アームレスト、 8・・・・衝撃吸収装置、 0・・・・イグナイタ、 1・・・・推進薬、 2・・・・フィルタ、 3・・・・エアバックケース、 4・・・・インフレータの車室側面、 5・・・・衝撃荷重検出装置、 6・・・・圧力弁、 7・・・・圧力センサ、 8・・・・バルブ、 9・・・・スプリング、 50・・・・エアタンクの車室側面、 51・・・・ブラケット、 52・・・・バルブシート。 第1図 第6図
吸収構造の略斜視図であり、第2図は、そのA−A線路
断面図、第3図は、そのB−B線路断面図である。第4
図および第5図は、サイドドアに所定値以上の車体横方
向の衝撃荷重が加わった後の状態を示すもので、それぞ
れ、第2図および第3図に対応する略断面図である。第
6図は、本発明の別の実施例にかかる車体側部のエネル
ギ吸収構造を備えたサイドドアの斜視図であり、第7図
は、そのD−D線路断面図である。第8図は、第6図に
示された車体側部のエネルギ吸収構造の衝撃荷重検出装
置の略斜視図であり、第9図は、衝撃荷重検出装置の圧
力弁の構造を示すE−E線路断面図である。第10図は
、第6図の実施例において、衝撃吸収装置が作動した状
態を示す斜視図である。 1・・・・サイドドア、 2・・・・ドアアウタパネル、 3・・・・ドアインナパネル、 4・・・・ドアトリム、 5・・・・閉空間、 6.26・・・・エアタンク、 7.27・・・・エアバック、 8.28・・・・展開部材、 9.29・・・・エアバックカバー 0・・・・エアバックの内面、 1.31・・・・固定支持部材、 2・・・・横リブ、 3・・・・ウィンドガラス、 4・・・・ウィンドガラスレギュレータ、5・・・・ウ
ィンドガラスのガイド、 6・・・・インパクトバー 7・・・・アームレスト、 8・・・・衝撃吸収装置、 0・・・・イグナイタ、 1・・・・推進薬、 2・・・・フィルタ、 3・・・・エアバックケース、 4・・・・インフレータの車室側面、 5・・・・衝撃荷重検出装置、 6・・・・圧力弁、 7・・・・圧力センサ、 8・・・・バルブ、 9・・・・スプリング、 50・・・・エアタンクの車室側面、 51・・・・ブラケット、 52・・・・バルブシート。 第1図 第6図
Claims (2)
- (1)車体横方向の衝撃荷重のエネルギを吸収する衝撃
吸収体を備えた車体側部のエネルギ吸収構造において、
その車室内側面がサイドドアの車室内側面と略同一面状
にあるように、前記サイドドア内に折り畳まれて収納さ
れ、所定値以上の車体横方向の衝撃荷重が加わったとき
に、展開する衝撃吸収体を、前記サイドドアに設けたこ
とを特徴とする車体側部のエネルギ吸収構造。 - (2)前記インナドア内に、所定値以上の車体横方向の
衝撃荷重が加わったときに変形して、その内部の圧力が
上昇するエアタンクが配設され、エアタンク内の圧力上
昇により、衝撃吸収体が展開するように構成されたこと
を特徴とする請求項1に記載の車体側部のエネルギ吸収
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1072628A JP2987153B2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 車体側部のエネルギ吸収構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1072628A JP2987153B2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 車体側部のエネルギ吸収構造 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10071706A Division JP3017469B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 車体側部のエネルギ吸収構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02249740A true JPH02249740A (ja) | 1990-10-05 |
JP2987153B2 JP2987153B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=13494843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1072628A Expired - Fee Related JP2987153B2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 車体側部のエネルギ吸収構造 |
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Country | Link |
---|---|
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