JPH02249448A - 鮮度保持用ダンボール箱 - Google Patents
鮮度保持用ダンボール箱Info
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- JPH02249448A JPH02249448A JP1072982A JP7298289A JPH02249448A JP H02249448 A JPH02249448 A JP H02249448A JP 1072982 A JP1072982 A JP 1072982A JP 7298289 A JP7298289 A JP 7298289A JP H02249448 A JPH02249448 A JP H02249448A
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Landscapes
- Cartons (AREA)
- Packages (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、野菜、果物1切花等の青果物を保存するため
のダンボール箱に関する。
のダンボール箱に関する。
青果物は、生産地における供給状態と販売地におけるm
y状態が必ずしも一敗していないために。
y状態が必ずしも一敗していないために。
採取後において保存しておく必要がある。
ところで、これら青果物は常に呼吸゛をしており。
この呼吸作用によって炭酸ガス、水蒸気、エチレンガス
、アルデヒド類が発生する。これらのガスは、空気流通
が良い所では放散してしまうため問題はないが、青果物
を通気流通性の悪い箱や袋に入れた場合には呼吸不完全
となる。そのため、青果物が褐変、黒変2軟化等の障害
を起こす。特に。
、アルデヒド類が発生する。これらのガスは、空気流通
が良い所では放散してしまうため問題はないが、青果物
を通気流通性の悪い箱や袋に入れた場合には呼吸不完全
となる。そのため、青果物が褐変、黒変2軟化等の障害
を起こす。特に。
上記発生によるエチレンガスは、青果物の成熟性を促進
させ、青果物の商品価値を激減させる。
させ、青果物の商品価値を激減させる。
特に、ホウレン草、レタス等の野菜類、菊等の切花類は
、採取後の保存性が悪い、また、果物類は食用されるま
でダンボール箱に入れたまま2〜6週間余りも保存され
ることがある。
、採取後の保存性が悪い、また、果物類は食用されるま
でダンボール箱に入れたまま2〜6週間余りも保存され
ることがある。
そこで、従来、炭素質吸着剤、アルカリ性吸収剤及び珪
酸質吸着剤の三群の吸着剤を同時に通気性袋に入れ、こ
れを青果物と共にダンボール箱等の保存容器中に入れて
、青果物を保存する方法が提案されている(特公昭54
−32061号公報)。
酸質吸着剤の三群の吸着剤を同時に通気性袋に入れ、こ
れを青果物と共にダンボール箱等の保存容器中に入れて
、青果物を保存する方法が提案されている(特公昭54
−32061号公報)。
しかしながら、前記従来の方法は、保存容器中に青果物
と前記吸着剤袋とを一緒に入れる方法であるため、吸着
剤袋を青果物の周りに数個配置する必要がある。また、
吸着剤袋を入れ忘れることがあり、取り扱い不便である
。また、青果物を保存容器に入れて運搬中に、吸着装が
容器底に落下してしまい、充分な吸着効果が得られない
こともある。
と前記吸着剤袋とを一緒に入れる方法であるため、吸着
剤袋を青果物の周りに数個配置する必要がある。また、
吸着剤袋を入れ忘れることがあり、取り扱い不便である
。また、青果物を保存容器に入れて運搬中に、吸着装が
容器底に落下してしまい、充分な吸着効果が得られない
こともある。
本発明はかかる問題点に鑑み、前記発生ガスの吸着性能
に優れ、かつ取り扱い容易な鮮度保持用ダンボール箱を
提供しようとするものである。
に優れ、かつ取り扱い容易な鮮度保持用ダンボール箱を
提供しようとするものである。
本発明は、野菜、果物、切花等の青果物を入れるダンボ
ール箱であって、該ダンボール箱の内側に面するライナ
ーには少なくともその表面部分にゼオライト粉末が抄き
こんであることを特徴とする鮮度保持用ダンボール箱に
ある。
ール箱であって、該ダンボール箱の内側に面するライナ
ーには少なくともその表面部分にゼオライト粉末が抄き
こんであることを特徴とする鮮度保持用ダンボール箱に
ある。
本発明において、青果物とはホウレン草、レタス2ニラ
等の野菜、リンゴ、ナシ、桃等の果物。
等の野菜、リンゴ、ナシ、桃等の果物。
菊、水仙、ユリ等の切花などの農産物をいう、そして1
本発明において、特に注目すべきことは。
本発明において、特に注目すべきことは。
ダンボール箱の内側面のライナーにはゼオライト粉末が
抄き込んであることにある。
抄き込んであることにある。
ゼオライト粉末は、化学組成は長石類又は准長石頻に類
似し、一般式WmZn0zn −sH,0で示される含
水ケイ酸塩である。ここに、WはNa、Ca、に、まれ
にB、Srで、ZはSi+Aj2 (31:Aj!>1
)、m、n、sは係数である。
似し、一般式WmZn0zn −sH,0で示される含
水ケイ酸塩である。ここに、WはNa、Ca、に、まれ
にB、Srで、ZはSi+Aj2 (31:Aj!>1
)、m、n、sは係数である。
上記ゼオライト粉末の抄き込みは、ライナーの少なくと
も表面部分になされておれば良い、つまり、ライナーは
通常5層の紙を積層したものであるから、その表面の2
Ji分の紙にゼオライト粉末が抄き込んであれば良い、
2Mより少なくては鮮度保持効果が少なく、一方2層以
上に抄き込んであっても鮮度保持効果を向上させ難い。
も表面部分になされておれば良い、つまり、ライナーは
通常5層の紙を積層したものであるから、その表面の2
Ji分の紙にゼオライト粉末が抄き込んであれば良い、
2Mより少なくては鮮度保持効果が少なく、一方2層以
上に抄き込んであっても鮮度保持効果を向上させ難い。
また、ゼオライト粉末の抄き込みは、各層の紙を抄造す
る際に同時に行なうことが好ましい、また、ゼオライト
粉末の抄き込み量は、上記1層の紙1m2当り10〜5
0gとすることが好ましい。
る際に同時に行なうことが好ましい、また、ゼオライト
粉末の抄き込み量は、上記1層の紙1m2当り10〜5
0gとすることが好ましい。
10g未満では鮮度保持効果が少なく、50gを越えて
もそれに見合う鮮度保持効果を得難い。
もそれに見合う鮮度保持効果を得難い。
また、ゼオライト粉末の粒径は0.1〜200μmとす
ることが好ましい、0.1μm未満では細粒のため充分
な抄き込みをなし難く、一方200μmを越えると粗粒
のためライナー表面から剥げ落ちるおそれがある。
ることが好ましい、0.1μm未満では細粒のため充分
な抄き込みをなし難く、一方200μmを越えると粗粒
のためライナー表面から剥げ落ちるおそれがある。
また、ダンボール箱とは、ダンボール紙を用いて作成し
た箱をいう、該ダンボール紙は、平板状のライナー(原
紙)の間にコルゲート(波板)状のライナーを接合した
もので、3層状、5層状などがある。また、ゼオライト
粒子は9通常は表面となる平板状のライナーに抄き込む
が1表面がコルゲート状ライナーの場合には、該コルゲ
ート状のライナーに抄き込んでおいても良い、後者の場
合は表面積が大きくなるので、ガス吸収効率が更に高い
。
た箱をいう、該ダンボール紙は、平板状のライナー(原
紙)の間にコルゲート(波板)状のライナーを接合した
もので、3層状、5層状などがある。また、ゼオライト
粒子は9通常は表面となる平板状のライナーに抄き込む
が1表面がコルゲート状ライナーの場合には、該コルゲ
ート状のライナーに抄き込んでおいても良い、後者の場
合は表面積が大きくなるので、ガス吸収効率が更に高い
。
本発明のダンボール箱は、その内側にゼオライト粉末を
抄き込んだゼオライト粉末層を有する。
抄き込んだゼオライト粉末層を有する。
そのため、該ダンボール箱内に青果物を保存した際、該
青果物から発生するエチレン等の前記発生ガスはダンボ
ール箱内壁面の上記ゼオライト粉末によって吸収される
。
青果物から発生するエチレン等の前記発生ガスはダンボ
ール箱内壁面の上記ゼオライト粉末によって吸収される
。
そして、ゼオライト粉末は内壁面全体にあるので、青果
物より放散されるガスをその周囲において効率良く吸収
できる。そのため、前記のごとき。
物より放散されるガスをその周囲において効率良く吸収
できる。そのため、前記のごとき。
発生ガスに基づく、青果物の黒変、軟化等を阻止するこ
とができ、長時間に渡りその鮮度保持を行なうことがで
きる。
とができ、長時間に渡りその鮮度保持を行なうことがで
きる。
また1本発明においては、ゼオライト粉末はダンボール
箱内面に抄き込んであるので、従来のごとく吸着剤袋の
投入忘れ等のおそれがなく、また吸着剤袋を別に準備す
る必要もない、また、前記従来のごとく、吸着剤が運搬
中に底部に落下して。
箱内面に抄き込んであるので、従来のごとく吸着剤袋の
投入忘れ等のおそれがなく、また吸着剤袋を別に準備す
る必要もない、また、前記従来のごとく、吸着剤が運搬
中に底部に落下して。
吸着力が低下してしまうこともない。
したがって1本発明によれば、前記発生ガスの吸着性能
に優れ、かつ取り扱い容易な鮮度保持用ダンボール箱を
提供することができる。
に優れ、かつ取り扱い容易な鮮度保持用ダンボール箱を
提供することができる。
第1実施例
本例にかかるダンボール箱につき第1図〜第3図を用い
て説明する。
て説明する。
本例のダンボール箱3の構造は、第3図に示すごとく1
周知の形状であるが、その内側面には第1図に示すごと
くゼオライト粉末4が抄き込まれている。
周知の形状であるが、その内側面には第1図に示すごと
くゼオライト粉末4が抄き込まれている。
即ち1本例のダンボール紙は、第2図に示すごとく、平
板状のライナー1.1の間にコルゲート状のライナー2
を挟み、これらを接着剤により接着したものである。そ
して、上記ライナーのうち。
板状のライナー1.1の間にコルゲート状のライナー2
を挟み、これらを接着剤により接着したものである。そ
して、上記ライナーのうち。
ダンボール箱3の内側面に相当するライナーの表面部分
には、第1図に示すごとく、ゼオライト粉末4が抄き込
んである。即ち、該ライナー1は。
には、第1図に示すごとく、ゼオライト粉末4が抄き込
んである。即ち、該ライナー1は。
5層の紙11〜15を圧着したものであり、その表面部
分の第1層11と第27112の中にゼオライト粉末4
が抄き込んである。
分の第1層11と第27112の中にゼオライト粉末4
が抄き込んである。
上記ゼオライト粉末4は9粒径20〜60μmである。
そして、上記第1層11.第2層12の中にその1rr
f当り約30gのゼオライト粉末4を抄き込んである。
f当り約30gのゼオライト粉末4を抄き込んである。
上記ライナーlは、このように抄造した第17111.
第2層12に対して、ゼオライト粉末を抄き込んでいな
い第3層〜第5層を接着したものである。
第2層12に対して、ゼオライト粉末を抄き込んでいな
い第3層〜第5層を接着したものである。
しかして、第3図に示すごとく、上記ダンボール箱3内
には、ホウレン草等の青果物5を投入し。
には、ホウレン草等の青果物5を投入し。
保存する。
第2実施例
第1実施例に示したダンボール箱にホウレン草を入れて
保存テストを行った。また、比較のため。
保存テストを行った。また、比較のため。
ゼオライト粉末を抄き込んでいない従来のダンボール箱
を用いて、同様のテストを行った。
を用いて、同様のテストを行った。
即ち、長さ50C1,幅301.高さ20C1の前記ダ
ンボール箱内に、採取したばかりのホウレン草10束を
入れ3箱を閉じた。このようにして。
ンボール箱内に、採取したばかりのホウレン草10束を
入れ3箱を閉じた。このようにして。
本発明及び比較例にかかる箱詰を各5ケ準備し。
これらを15〜20℃の室温に放置した。
そして、これを(日毎に各1箱づつ開封し、その精度保
持状況を調べた。その結果を第1表に示す、同表におい
てOは採取時と同様の状態、×は萎れた状態、Δはその
中間状態を示す。
持状況を調べた。その結果を第1表に示す、同表におい
てOは採取時と同様の状態、×は萎れた状態、Δはその
中間状態を示す。
第1表
はライナーの断面説明図、第2図はダンボール紙の側面
図、第3図は青果物を入れたダンボール箱の斜視図であ
る。
図、第3図は青果物を入れたダンボール箱の斜視図であ
る。
第3実施例
第2実施例のホウレン草に代えて、小菊を同様に入れ、
テストを行った。
テストを行った。
その結果を第2表に示す。
第2表
第1表、第2表からも知られるごとく3本発明のダンボ
ール箱は優れた鮮度保持性能を有することが分る。
ール箱は優れた鮮度保持性能を有することが分る。
図は第1実施例のダンボール箱を示し、第1図1.2・
・・ライナー 11.12・・・ゼオライト粉末を抄き込んだ第1層、
第2層。 3・・・ダンボール箱。 4・・・ゼオライト粉末。 5・・・青果物
・・ライナー 11.12・・・ゼオライト粉末を抄き込んだ第1層、
第2層。 3・・・ダンボール箱。 4・・・ゼオライト粉末。 5・・・青果物
Claims (1)
- 野菜、果物、切花等の青果物を入れるダンボール箱であ
って、該ダンボール箱の内側に面するライナーには少な
くともその表面部分にゼオライト粉末が抄き込んである
ことを特徴とする鮮度保持用ダンボール箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1072982A JPH02249448A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 鮮度保持用ダンボール箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1072982A JPH02249448A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 鮮度保持用ダンボール箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02249448A true JPH02249448A (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=13505107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1072982A Pending JPH02249448A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 鮮度保持用ダンボール箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02249448A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08244764A (ja) * | 1995-03-09 | 1996-09-24 | Kami Shoji Kk | 防湿段ボールシート及びその製造方法 |
KR20010068153A (ko) * | 2001-04-28 | 2001-07-13 | 임봉학 | 방해석 및/또는 비석 미분이 함유된 종이 |
-
1989
- 1989-03-24 JP JP1072982A patent/JPH02249448A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08244764A (ja) * | 1995-03-09 | 1996-09-24 | Kami Shoji Kk | 防湿段ボールシート及びその製造方法 |
KR20010068153A (ko) * | 2001-04-28 | 2001-07-13 | 임봉학 | 방해석 및/또는 비석 미분이 함유된 종이 |
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