JPH0224935Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0224935Y2 JPH0224935Y2 JP1260885U JP1260885U JPH0224935Y2 JP H0224935 Y2 JPH0224935 Y2 JP H0224935Y2 JP 1260885 U JP1260885 U JP 1260885U JP 1260885 U JP1260885 U JP 1260885U JP H0224935 Y2 JPH0224935 Y2 JP H0224935Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature sensing
- valve device
- intake air
- sensing valve
- upper cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本願は、内燃機関のエアクリーナに取付けられ
る吸気温度感知バルブ装置に関する。
る吸気温度感知バルブ装置に関する。
吸気温度感知バルブ装置9は、第1図、第2図
のように吸入管1に負圧弁装置2を設けたエアク
リーナ3内に配置され、使用されるものである。
第1図において、エアクリーナ3は、吸入管1
に、他端が排気管4周囲に開放する暖気管5を有
しており、さらに負圧弁装置2と吸気温度感知バ
ルブ装置9とを連結する第1導管6および吸気温
度感知バルブ装置9と吸気管7とを連結する第2
導管8とを有する。吸気温度感知バルブ装置9
は、吸気管7から負圧弁装置2へ伝達される負圧
を制御するためのものであり、エアクリーナ内の
雰囲気温度が設定値より大きいときは開弁して上
記負圧の伝達を阻止させるべく負圧弁装置2内を
大気圧とし、また上記温度が小さいときは開弁し
て負圧弁装置2内を負圧状態とするように作用す
るものであり、これにより、吸入管1内の弁体2
aを開閉させる。
のように吸入管1に負圧弁装置2を設けたエアク
リーナ3内に配置され、使用されるものである。
第1図において、エアクリーナ3は、吸入管1
に、他端が排気管4周囲に開放する暖気管5を有
しており、さらに負圧弁装置2と吸気温度感知バ
ルブ装置9とを連結する第1導管6および吸気温
度感知バルブ装置9と吸気管7とを連結する第2
導管8とを有する。吸気温度感知バルブ装置9
は、吸気管7から負圧弁装置2へ伝達される負圧
を制御するためのものであり、エアクリーナ内の
雰囲気温度が設定値より大きいときは開弁して上
記負圧の伝達を阻止させるべく負圧弁装置2内を
大気圧とし、また上記温度が小さいときは開弁し
て負圧弁装置2内を負圧状態とするように作用す
るものであり、これにより、吸入管1内の弁体2
aを開閉させる。
このように従来の吸気温度感知バルブ装置9に
おいては、該装置がエアクリーナ3内に、保護さ
れることなく、配置されているため、微細ダス
ト、蒸発燃料等が該装置に付着し、バルブ機能を
不良ならしめるという問題を有している。
おいては、該装置がエアクリーナ3内に、保護さ
れることなく、配置されているため、微細ダス
ト、蒸発燃料等が該装置に付着し、バルブ機能を
不良ならしめるという問題を有している。
そのため、実願昭59−37407号(実開昭60−
149865号)明細書に示されたように、温度感知バ
ルブ体の周囲に保護筒を設けるとともに多孔材
から成るカバを設け、前記バルブ体を保護するよ
うにすることが考えられる。しかしながら、この
ものの場合には、保護筒によつて雰囲気がその内
外に区画されてしまい、内外雰囲気間に温度差が
生じてしまうことがある。そうすると、前記バル
ブ装置は、流入した吸気の温度を正確に感知でき
ず、温度応答性の悪いものとなつてしまう。
149865号)明細書に示されたように、温度感知バ
ルブ体の周囲に保護筒を設けるとともに多孔材
から成るカバを設け、前記バルブ体を保護するよ
うにすることが考えられる。しかしながら、この
ものの場合には、保護筒によつて雰囲気がその内
外に区画されてしまい、内外雰囲気間に温度差が
生じてしまうことがある。そうすると、前記バル
ブ装置は、流入した吸気の温度を正確に感知でき
ず、温度応答性の悪いものとなつてしまう。
したがつて本願は、上下カバ間に形成される室
内に、温度感知バルブ体を配設し、上カバを材
で形成するとともに逆碗状とし、上カバの外側
に、吸気の下流側となる部分に開口を有する保護
筒を設けることにより、上記欠点を解消させたも
のである。
内に、温度感知バルブ体を配設し、上カバを材
で形成するとともに逆碗状とし、上カバの外側
に、吸気の下流側となる部分に開口を有する保護
筒を設けることにより、上記欠点を解消させたも
のである。
実施例により説明すると、第3図は本考案の吸
気温度感知バルブ装置10であつて、下カバ11
と上カバ12とで形成される室13内に温度感知
バルブ体14が設けられる。温度感知バルブ体1
4は、下底部に連結管15,16を有し、上部に
バルブ口17を有するケース18と、ケース18
の上部の一端に固定されたバイメタル体19とで
形成されており、バイメタル体19の他端に設け
た弁体20と前記ケース18上部のバルブ口17
とでバルブを形成させたものである。
気温度感知バルブ装置10であつて、下カバ11
と上カバ12とで形成される室13内に温度感知
バルブ体14が設けられる。温度感知バルブ体1
4は、下底部に連結管15,16を有し、上部に
バルブ口17を有するケース18と、ケース18
の上部の一端に固定されたバイメタル体19とで
形成されており、バイメタル体19の他端に設け
た弁体20と前記ケース18上部のバルブ口17
とでバルブを形成させたものである。
吸気温度感知バルブ装置10の上カバ12は、
逆碗状のものであり、不織布等の材から成つて
いる。具体的には、ポリエステル、レーヨン等の
織維をメラミン樹脂のようなバインダで、逆碗状
に一体成形したものである。
逆碗状のものであり、不織布等の材から成つて
いる。具体的には、ポリエステル、レーヨン等の
織維をメラミン樹脂のようなバインダで、逆碗状
に一体成形したものである。
さらに、上カバ12の外側には、円筒状で上面
が開放する保護筒24が設けられ、その下端周縁
が下カバ11の周縁と係合し一体化されている。
保護筒24には、開口25が設けられている。開
口25は、吸気温度感知バルブ装置10が第1図
のようにエアクリーナに設置された際に吸気流の
下流側となる部分の保護筒24にのみ形成され
る。
が開放する保護筒24が設けられ、その下端周縁
が下カバ11の周縁と係合し一体化されている。
保護筒24には、開口25が設けられている。開
口25は、吸気温度感知バルブ装置10が第1図
のようにエアクリーナに設置された際に吸気流の
下流側となる部分の保護筒24にのみ形成され
る。
吸気温度感知バルブ装置10は、パツキン21
を介してエアクリーナ3の底板22に取付けら
れ、連結管15が第1図に示した吸入管の負圧弁
装置に連結された連結管16が吸気管に連結さ
れ、使用に供される。
を介してエアクリーナ3の底板22に取付けら
れ、連結管15が第1図に示した吸入管の負圧弁
装置に連結された連結管16が吸気管に連結さ
れ、使用に供される。
なお、上記実施例においては、温度感知バルブ
体14を、バイメタル型のものとして説明した
が、これによらず、サーモワツクスを感熱要素と
して成るワツクス型のものでも同様である。
体14を、バイメタル型のものとして説明した
が、これによらず、サーモワツクスを感熱要素と
して成るワツクス型のものでも同様である。
第3図の吸気温度感知バルブ装置10を第1図
の状態で用いた場合において、吸入管1からの吸
気は、過エレメント23を流通して吸気管7に
向け流出するが、その際吸気の一部はバルブ装置
10の保護筒24の開放する上面から内部に流入
し開口25を通つて保護筒24外へ流出するバル
ブ装置10内の雰囲気温度が、所定値以上のと
き、は、温度感知バルブ体14が開弁状態にあ
り、吸気管の負圧は負圧弁装置に伝達されない。
また、所定値以下のときは、温度感知バルブ体1
4が閉弁状態となり、吸気管の負圧を負圧弁装置
を伝達させ、負圧弁装置を作動させる。
の状態で用いた場合において、吸入管1からの吸
気は、過エレメント23を流通して吸気管7に
向け流出するが、その際吸気の一部はバルブ装置
10の保護筒24の開放する上面から内部に流入
し開口25を通つて保護筒24外へ流出するバル
ブ装置10内の雰囲気温度が、所定値以上のと
き、は、温度感知バルブ体14が開弁状態にあ
り、吸気管の負圧は負圧弁装置に伝達されない。
また、所定値以下のときは、温度感知バルブ体1
4が閉弁状態となり、吸気管の負圧を負圧弁装置
を伝達させ、負圧弁装置を作動させる。
吸気温度感知バルブ装置10の周囲には、微細
なダストや蒸発燃料、オイルミストが浮遊してい
るが、これらの一部は、保護筒24の外側面に衝
突し分離され、他のものは、保護筒24の開放す
る上面から保護筒24内に流入した際に、材か
ら成る上カバ12により捕捉され、温度感知バル
ブ体14に付着しない。また、温度感知バルブ体
14の開閉にともない、あるいは外力に基づくバ
イメタル体16の振動等により異音が生じること
があるが、上カバ12はこれを吸音する。
なダストや蒸発燃料、オイルミストが浮遊してい
るが、これらの一部は、保護筒24の外側面に衝
突し分離され、他のものは、保護筒24の開放す
る上面から保護筒24内に流入した際に、材か
ら成る上カバ12により捕捉され、温度感知バル
ブ体14に付着しない。また、温度感知バルブ体
14の開閉にともない、あるいは外力に基づくバ
イメタル体16の振動等により異音が生じること
があるが、上カバ12はこれを吸音する。
以上のように本考案の吸気温度感知バルブ装置
は、フイルタとケーシングを兼ねた逆碗状の上カ
バで温度感知バルブ体を囲い、かつ上カバ外側に
吸気下流側となる部分に開口を有する保護筒を設
けた構造としたものであるから、吸気は吸気温度
感知バルブ装置内に確実に流入し、温度応答性を
悪化させず、また、オイルミスト等による上カバ
の早期目づまりを防止する。
は、フイルタとケーシングを兼ねた逆碗状の上カ
バで温度感知バルブ体を囲い、かつ上カバ外側に
吸気下流側となる部分に開口を有する保護筒を設
けた構造としたものであるから、吸気は吸気温度
感知バルブ装置内に確実に流入し、温度応答性を
悪化させず、また、オイルミスト等による上カバ
の早期目づまりを防止する。
第1図は、吸気温度感知バルブ装置を有する内
燃機関のエアクリーナ断面図、第2図は従来の吸
気温度感知バルブ装置断面図、そして第3図は本
考案の吸気温度感知バルブ装置断面図である。 11……下カバ、12……上カバ、14……吸
気温度感知バルブ体、24……保護筒、25……
開口。
燃機関のエアクリーナ断面図、第2図は従来の吸
気温度感知バルブ装置断面図、そして第3図は本
考案の吸気温度感知バルブ装置断面図である。 11……下カバ、12……上カバ、14……吸
気温度感知バルブ体、24……保護筒、25……
開口。
Claims (1)
- 上下カバ間に形成される室内に、連結管を有す
る温度感知バルブ体を配設した吸気温度感知バル
ブ装置において、上カバを、材で形成するとと
もに逆碗状とし、上カバの外側に、吸気の下流側
となる部分に開口を有する円筒状の保護筒を設け
た構造を特徴とする吸気温度感知バルブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1260885U JPH0224935Y2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1260885U JPH0224935Y2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61197243U JPS61197243U (ja) | 1986-12-09 |
JPH0224935Y2 true JPH0224935Y2 (ja) | 1990-07-09 |
Family
ID=30495832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1260885U Expired JPH0224935Y2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0224935Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-01-31 JP JP1260885U patent/JPH0224935Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61197243U (ja) | 1986-12-09 |
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