JPS597527Y2 - 内燃機関用エアクリ−ナ - Google Patents
内燃機関用エアクリ−ナInfo
- Publication number
- JPS597527Y2 JPS597527Y2 JP4134679U JP4134679U JPS597527Y2 JP S597527 Y2 JPS597527 Y2 JP S597527Y2 JP 4134679 U JP4134679 U JP 4134679U JP 4134679 U JP4134679 U JP 4134679U JP S597527 Y2 JPS597527 Y2 JP S597527Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- internal combustion
- crankcase
- air cleaner
- filter
- blow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本願は内燃機関のクランクケースに連結されるブリージ
ングパイプを備えたエアクリーナに関する。
ングパイプを備えたエアクリーナに関する。
内燃機関用のエアクリーナには、通常、クランクケース
内の圧力をコントロールするため、クランクケースに連
通するブリージングパイプが設けられており、該パイプ
はエアクリーナのダステイサイドにブローバイ用フィル
タを介して開口している(たとえば日産自動車(株)昭
和51年7月発行サービス周報第322号(BL−1)
104頁・145頁参照)。
内の圧力をコントロールするため、クランクケースに連
通するブリージングパイプが設けられており、該パイプ
はエアクリーナのダステイサイドにブローバイ用フィル
タを介して開口している(たとえば日産自動車(株)昭
和51年7月発行サービス周報第322号(BL−1)
104頁・145頁参照)。
このようなエアクリーナにあっては、ブローパイ用フィ
ルタが目づまりを起すと、クランクケース内圧の制御が
不十分となり、クランクケース内を負圧状態にしてしま
う。
ルタが目づまりを起すと、クランクケース内圧の制御が
不十分となり、クランクケース内を負圧状態にしてしま
う。
外気が導入されない結果、クランクケース内が所定以上
の負圧状態になると、ブローバイガス濃度が高くなり、
吸気系にブローバイガスを還流させるようになった内燃
機関にあっては空燃比を著しく乱すことになる。
の負圧状態になると、ブローバイガス濃度が高くなり、
吸気系にブローバイガスを還流させるようになった内燃
機関にあっては空燃比を著しく乱すことになる。
また、クランクケース内が前記のような負圧状態になる
と、大気とのシール状態を保っている各シール部の間隙
からダストの流入を招く危険性が生ずる。
と、大気とのシール状態を保っている各シール部の間隙
からダストの流入を招く危険性が生ずる。
したがって本願は、ブローパイ用フィルタが所定以上目
づまりした場合、外気を導入する安全弁を設けた内燃機
関用エアクリーナを提供するものである。
づまりした場合、外気を導入する安全弁を設けた内燃機
関用エアクリーナを提供するものである。
実施例により説明すると、第1図は本考案のエアクリー
ナ10であって、上下ケーシング1,2内にフィルタエ
レメント3を設け、下ケーシング2壁部に連結したブリ
ージングパイプ4に安全弁5を形或して或る。
ナ10であって、上下ケーシング1,2内にフィルタエ
レメント3を設け、下ケーシング2壁部に連結したブリ
ージングパイプ4に安全弁5を形或して或る。
9は吸気管である。フィルタエレメント3の外方すなわ
ちダステイサイド6には、ブローバイ用フィルタ7が設
けられ、該フィルタは、下ケーシング2内壁に取付けら
れたリテーナ8により保持される。
ちダステイサイド6には、ブローバイ用フィルタ7が設
けられ、該フィルタは、下ケーシング2内壁に取付けら
れたリテーナ8により保持される。
ブリージングパイプ4の一方端は、ブローパイ用フィル
タ7に開口し、他方端は機関のクランクケース(図示せ
ず)に連結される。
タ7に開口し、他方端は機関のクランクケース(図示せ
ず)に連結される。
安全弁5は、ブリージングパイプ4に設けた開口11部
に配設され、一方向すなわち大気側からブリージングパ
イプ4内方に向けてのみ流路が形威されるようになった
チェックバルブである。
に配設され、一方向すなわち大気側からブリージングパ
イプ4内方に向けてのみ流路が形威されるようになった
チェックバルブである。
安全弁5は、第2図のように、周知のかさバルブ体12
と、ブリージングパイプ4側壁に設けた開口11との間
でバルブを形或させて或る。
と、ブリージングパイプ4側壁に設けた開口11との間
でバルブを形或させて或る。
機関始動にともないクランクケース内が加圧状態になる
と、ブローバイガスはブリージングパイフ゜4内を通っ
てブローパイ用フィルタ7に至りここで捕捉される。
と、ブローバイガスはブリージングパイフ゜4内を通っ
てブローパイ用フィルタ7に至りここで捕捉される。
この結果、クランクケース内は所定圧となる。
逆に負圧状態になると、エアクリーナ内の外気がブロー
パイ用フィルタ7、そしてブリージングパイフ゜4内を
通ってクランクケース内に流入し負圧を補償する。
パイ用フィルタ7、そしてブリージングパイフ゜4内を
通ってクランクケース内に流入し負圧を補償する。
この際、外気に含まれるダストはブローパイ用フィルタ
7により捕捉される。
7により捕捉される。
捕捉ダスト量が増大しブローバイ用フィルタ7が目づま
り状態に至り、前気外気流入が阻止されると、クランク
ケース内に生ずる負圧は大となるが、所定値以上に達す
ると安全弁5が開弁じブリージングパイプ4外の大気を
導入し負圧状態を解消させる。
り状態に至り、前気外気流入が阻止されると、クランク
ケース内に生ずる負圧は大となるが、所定値以上に達す
ると安全弁5が開弁じブリージングパイプ4外の大気を
導入し負圧状態を解消させる。
以上のように、本考案によればブローバイ用フィルタの
目づまりにより生ずるクランクケース内の異状な負圧状
態を阻止するから、吸気系へ還流させるブローバイガス
濃度を制御でき、またクランクケース内へのダストの侵
入を防止できる。
目づまりにより生ずるクランクケース内の異状な負圧状
態を阻止するから、吸気系へ還流させるブローバイガス
濃度を制御でき、またクランクケース内へのダストの侵
入を防止できる。
第1図は、本考案のエアクリーナ断面図、第2図は、第
1図のエアクリーナに用いられる安全弁を備えたブリー
ジングパイプの断面図を示す。 1・・・・・・上ケーシング、2・・・・・・下ケーシ
ング、3・・・・・・フィルタエレメント、4・・・・
・・ブリージングパイプ、5・・・・・・安全弁、7・
・・・・・ブローパイ用フィルタ。
1図のエアクリーナに用いられる安全弁を備えたブリー
ジングパイプの断面図を示す。 1・・・・・・上ケーシング、2・・・・・・下ケーシ
ング、3・・・・・・フィルタエレメント、4・・・・
・・ブリージングパイプ、5・・・・・・安全弁、7・
・・・・・ブローパイ用フィルタ。
Claims (1)
- 吸気管を有するケーシング内にフィルタエレメントを配
設し、ケーシング内壁にブローパイ用フィルタを設ける
とともに一端が内燃機関のクランクケースに連結され他
端が前記ブローパイ用フィルタに接続されるブリージン
グパイプを設けた内燃機関用エアクリーナにおいて、前
記ブリージングパイプに開口を設・け、クランクケース
内が所定値以上の負圧状態になったときのみ該開口を連
通させる安全弁を設けて戒る内燃機関用エアクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4134679U JPS597527Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 内燃機関用エアクリ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4134679U JPS597527Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 内燃機関用エアクリ−ナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55140738U JPS55140738U (ja) | 1980-10-07 |
JPS597527Y2 true JPS597527Y2 (ja) | 1984-03-08 |
Family
ID=28911766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4134679U Expired JPS597527Y2 (ja) | 1979-03-30 | 1979-03-30 | 内燃機関用エアクリ−ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597527Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-30 JP JP4134679U patent/JPS597527Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55140738U (ja) | 1980-10-07 |
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