JPH0224857A - デジタル磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デジタルオーディオテープレコーダ等のデジ
タル磁気記録再生装置において、サブコードエリアに対
してスキップＩＤ（以下、ＳＫ−ＩＤという）およびス
タートＩＤ（以下、ＳＴ−１Ｄという）をアフターレコ
ーディングする場合に、その操作性に改良を施したデジ
タル磁気記録再生装置に関する。

〔従来の技術］ 一般的にＳＫ−Ｉ　ＤおよびＳＴ−ＩＤは記録した磁気
テープに対して後から、該磁気テープのサブコードエリ
アに記録するものであり、ＳＫ−ＩＤはラジオ放送等を
録音したテープのナレーションの頭の部分に、また、Ｓ
Ｔ−ＩＤは曲の頭の部分に夫々記録する。そして、その
記録方法としては、ＳＫ−ＩＤおよびＳＴ−Ｉ　Ｄ信号
を記録するためのスイッチを操作して夫々の信号の記録
待機モードにセットし、該信号を記録しようとする時に
、スイッチを操作して記録するもので弗る。

このように、ＳＫ−ＩＤ、ＳＴ−ＩＤが記録されたテー
プを再生すると、ＳＫ−ＩＤを検出した時に次に検出さ
れるＳＴ−Ｉ　Ｄの部分までテープを早送りしてナレー
ションの部分を飛ばすという動作を行うものである。

最初に検出したＳＫ−ＩＤによって次のＳＴ−ＩＤを検
出するまで、あるいはＳＴ−ＩＤ記録待機モードに切換
えるまでＳＫＩＤ記録待記録−ドにセットしたまま保持
することは無駄な動作が続くこととなり、かつ、操作者
がＳＫ−ＩＤ記録待機モードからＳＴ−ＩＤ記録待機モ
ードに切換えるという操作が必要になるという問題があ
った。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、ＳＫ−ＩＤを記録しようとしてＳＫ−ＩＤ記
録待機モードにセットした状態で再生している場合にお
いて、もし以前にＳＫ−ＩＤが記録されていると、これ
を検出した磁気記録再生装置は次のＳＴ−Ｉ　Ｄを検出
するまで、あるいは操作者がＳＴ−Ｉ　Ｄ記録待機モー
ドに切換えるまでは、前記ＳＫＩＤ記録待記録−ドにセ
・ントされたままの状態を保持している。

しかし、ＳＫ−１０が記録されている場合には、このＳ
Ｋ−ＩＤと次のＳＴ−ＩＤが記録されている部分の間に
繰り返しＳＫ−ＩＤを記録しても、〔発明の目的〕 本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その
目的とするところは、無意味なＳＫ−ＩＤ記録待機モー
ドを無くすことにより操作性の向上が図れると共に、次
の曲の頭の部分にＳＴ−ＩＤを確実に記録することがで
きるデジタル記録再生装置を提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明は前述の目的を達成するためのデジタル記録再生
装置に関し、ＳＫ−ＩＤ記録待機モードで再生中におい
てＳＫ−ＩＤを検出した場合には、自動的にＳＴ−Ｉ　
Ｄ記録待機モードに切換えるようにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面と共に説明するに、第１
図は要部構成を示すブロック図にして、１は回転ヘッド
、２は後述する制御回路６よりの出力で接点の切換えが
行われるスイッチ、３は該スイッチ２を介して前記回転
ヘッド１よりの再生信号を増幅する再生増幅器、４は前
記回転ヘッド１に記録信号を送出する記録増幅器、５は
前記再生増幅器３よりの再生信号をデコード、エラー訂
正、オーディオデータ、サブコードデータ等に分離し、
また、ソース源からの信号をデジタル信号に変換したオ
ーディオデータ、サブコードデータ等を送出する信号処
理回路、６は再生モードにおいてサブコードデータを受
けて各種機能制御を、また、記録モードにおいて信号処
理回路に対して記録すべきサブコードデータを指示する
信号を送出する制御回路、７は該制御回路に対して機能
モード、例えば、ＳＫ−ＩＤ記録待機モード、ＳＴ−Ｉ
Ｄ記録待機モードを指示すると共に、前記モードにおい
て操作した時にＳＫ−１０，ＳＴ−ＩＤの記録を指示す
る操作釦、８は前記モードを指示したことを表示する表
示器、９は前記制御回路６よりの信号に基づいて回転ヘ
ッド１を制御するサーボ回路である。

次ぎに、第２図のフローチャート図と共に動作を説明す
る。

今、ＳＫ−ＩＤ、ＳＴ−Ｉ　Ｄ（７）何れもが記録され
ていないテープに対して、該ＳＫ−ＩＤ、ＳＴＩＤを記
録する場合の動作について説明する。

先ず、操作釦７を操作すると制御回路６はＳＫ〜ＩＤ記
録待機モードとなり（ステップＳｌ）、かつ、制御回路
６はスイッチ２の接点をａ側にセットすると共に、サー
ボ回路９を駆動してテープの再生を開始する。そして、
回転ヘッド１よりの信号はスイッチ２、再生増幅器３を
介して信号処理回路５に入力され、該信号処理回路５よ
り音声信号が出力される。従って、聴取者はこの音を聴
取しながら、ＳＫ−ＩＤを記録すべき部分、例えば、ナ
レーションの部分を探す。この時、制御回路６は操作釦
７が操作されたか否かを監視しくステップＳ２）、操作
者がＳＫｉＤを記録すべき部分に達したのを確認し操作
釦７を操作すると、制御回路６はスイッチ２を接点す側
にセットすると共に、ＳＫ−ＩＤをテープのサブコード
エリアに記録すべき信号を信号処理回路５に送出するの
で、該信号処理回路５より記録増幅器４、スイッチ２を
介して回転ヘッド１に出力され、従って、該ＳＫ−ＩＤ
はテープのサブコードエリアに記録される（ステップＳ
３）。

また、このＳＫ−ＩＤが記録されると、制御回路６はＳ
Ｋ−ＩＤ記録待機モードからＳＴ−Ｉ　Ｄ記録待機モー
ドに切換え（ステップＳ４）ると共にスイッチ２を接点
ａ側に切換えるので、再び音声信号が出力される。そし
て、この音声信号を聴取しながらナレーションの部分が
終了し、次の曲の頭の部分が再生されるのを待つ。この
時、制御回路６は操作釦７が操作されたか否かを監視し
くステップＳ５）、操作者がＳＴ−ＩＤを記録すべき部
分に達したのを確認し操作釦７を操作すると、制御回路
６はスイッチ°２を接点す側にセットすると共に、ＳＴ
−ＩＤをテープのサブコードエリアに記録すべき信号を
信号処理回路５に送出するので、該信号処理回路５より
記録増幅器４、スイッチ２を介して回転ヘッド１に出力
され、従って、該ＳＴ−ＩＤはテープのサブコードエリ
アに記録され（ステップＳ６）、１回目の動作は終了す
る。

以上の動作はＳＫ−ＩＤが全く記録されていないという
条件での動作説明であって、この動作は従来のデジタル
磁気記録再生装置の動作も同様な動作を行う。

しかし、再生しているテープにＳＫ−ＩＤが記録されて
いる場合もあるので、本発明にあっては制御回路６は前
記ステップＳ２の前においてＳＫ−ＩＤが記録されてい
るか否かを検出する（ステップＳ７）。もし、この検出
においてＳＫ−ＩＤを検出しなかった場合には、前記し
た動作を行うが、ＳＫ−ＩＤを検出した場合には、次の
ＳＴ−ＩＤまでの間にＳＫ−ＩＤを記録しても無意味な
ので、本実施例にあっては制御回路６はステップＳ４に
進んでＳＴ−ＩＤ記録待機モードとなる。

そして、該ＳＴ−ＩＤ記録待機モードにおいて、制御回
路６はＳＴ−Ｉ　Ｄが記録されているか否かを検出しく
ステップＳ８）、該ＳＴ−ＩＤを検出しなかった場合に
は、前記した動作を行うが、ＳＴ−Ｉ　Ｄを検出した場
合には、ＳＴ−Ｉ　Ｄを記録する必要がないことから動
作は終了する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のデジタル磁気記録再生装置の概略を示
すブロック図、 第２図は同上のブロック図における動作を示すフローチ
ャート図である。 １・・・回転ヘッド、２・・・スイッチ、３・・・再生
増幅器、４・・・記録増幅器、５・・・信号処理回路、
６・・・制御回路、７・・・操作釦。 〔発明の効果〕 本発明は前記したように、ＳＫ−ＩＤ記録待機モードに
おいてＳＫ−ＩＤを検出した場合に、ＳＴ−ＩＤ記録待
機モードに自動的にモード変更されるので、無意味なモ
ードをなくすことができ、従って、操作性の向上が図れ
てテープのサブコードエリアに対するＳＫ−ＩＤ、ＳＴ
−ＩＤを容易に、かつ、確実に記録できる等の効果を有
するものである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転ヘッドからの再生信号を増幅する再生増幅器と、該
   再生増幅器よりの再生信号をデコード、エラー訂正、オ
   ーディオデータ、サブコードデータ等に分離し、また、
   ソース源からの信号をデジタル信号に変換したオーディ
   オデータ、サブコードデータ等を送出する信号処理回路
   と、該信号処理回路よりのオーディオデータ、サブコー
   ドデータを増幅し前記回転ヘッドに入力する記録増幅器
   と、ＳＫ−ＩＤ、ＳＴ−ＩＤの記録待機モードに設定す
   ると共に該記録待機モードにおいてＳＫ−ＩＤ、ＳＴ−
   ＩＤの記録を指示する操作釦と、該操作釦が操作され前
   記ＳＫ−ＩＤ記録待機モードにおいてＳＫ−ＩＤを検出
   した時にＳＴ−ＩＤ記録待機モードに切換えると共に前
   記回転ヘッドと再生増幅器および記録増幅器との接続を
   切換える制御回路とを具備したことを特徴とするデジタ
   ル磁気記録再生装置。