JPH02248502A - ケーブル軌道設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高位置および低位置ステーションに配設され
たケーブル反転ディスクを含み、少くとも１つのケーブ
ル反転ディスクが駆動装置を具備しかつケーブル反転デ
ィスクまわりに案内されかつ腰かけ、客室およびバケッ
トなどの他の輸送手段を移動するための案内または変向
ローラ上を案内される支持およびたぐりケーブルを含む
ケーブル軌道設備に関する。

この形式の既知のケーブル軌道では、低位ステーション
または高位ステーションの何れかに駆動モータが配設さ
れ、このモータによってケーブル反転ディスクが一組の
連動手段と連結手段とによって駆動されている。−組の
連動手段は支持およびたぐりケーブルを移動するケーブ
ル反転ディスクの回転速度を減するのに必要である。し
かし、そのような駆動装置は電動モータに加えて破損す
る可能性のある一組の連動手段および連結手段が必要で
あり、かつこれらの連動および連結手段によって騒音が
生じ、さらにこれらの構成要素は摩耗を生じ易いため必
然的に破損し易いという理由から欠点を含んでいる。

本出願の要旨を構成する本発明が解決すべき課題は、従
って、既知の駆動装置の上述の欠点を避け、かつ利点を
得ることができるケーブル軌道設備用の駆動装置を提供
することである。上記課題は、本発明による設備によっ
て達成され、すなわち、本設備において、ケーブル反転
ディスクは駆動モータ、とくに磁気抵抗モータのロータ
を形成し、あるいはこれとは別に直接駆動のために該モ
ータと連結されている。磁気抵抗モータは、ステータと
ロータを含み、一群の電磁石がステータ上に配設され、
それとロータ上の一群の永久磁石または電磁石が組み合
わされている。ステータ上に互いに順次に配列された電
磁石を順次に励起することによって、回転磁界が発生さ
れ、それによってロータが回転される。

本発明によるケーブル反転ディスクの構成により、ケー
ブル反転ディスクは駆動モータのロータとして、あるい
はケーブル反転ディスクを駆動モータのロータと直接に
連結することにより、−組の連動手段と連結手段の配設
を無くすことができる。このようにして、−組の連動手
段と連結手段に起因する欠点が避けられ、すなわちこれ
らの欠点とはそれらの手段が摩耗を受け、種々の保守作
業を必要とし、かつその作動に際しては騒音を発生しか
つ連動手段の作動のために潤滑油が必要なことである。

磁気抵抗モータの回転速度は簡単かつ連続的に制御する
ことができる。さらに、構成要素が破損してもモータは
絶対に停止されない。

本発明による設備の一実施例によれば、ケーブル反転デ
ィスク上に一群の永久磁石または電磁石が配設され、こ
の磁石群はステータ上でそれと組み合わされた電磁石リ
ングをもち、前記ケーブル反転ディスクの支持装置に取
り付けられており、前記電磁石リングは回転磁界を発生
させる。しかし、ロータ上に電磁石を配設しそれにより
回転磁界を発生させることもできる。ケーブル反転ディ
スクの頂部には少くとも一群の環状に配列された磁石を
構成することが好ましく、これにケーブル反転ディスク
支持体によって支持された電磁石リングが組み合わされ
て、この電磁石リングによって回転磁界が発生され、ケ
ーブル反転ディスクの頂部はキャンプ形ハウジングによ
って覆われることが好ましい、支持およびたぐりケーブ
ル用の少（とも１つの案内溝がケーブル反転ディスクの
外周部もしくはその下側に配設された付加リング上に設
けられている。

本発明の要旨を、両図に示された実施例を参照して以下
に詳細に述べる。

第１図は、ケーブル反転ディスク２用の移送または支持
用として設けられた柱体１を示す。ケーブル反転ディス
ク２はその下側にケーブルを支えかったぐるための案内
溝２１を具備している。さらに、フレーム１１によって
柱体１上に案内または整合ロール１２が置設されている
。腰かけ５が移送・支持ケーブル３に連結されている。

第２図から分かるように、ケーブル戻しディスク２はそ
の外周縁に上向きに突出するフランジ２２を有し、該フ
ランジの内側には少くとも１群の電磁石２４または永久
磁石２４′が順次に配置されている。柱体１にはさらに
ディスク状板１３が取り付けられており、線板１３の外
周には複数の環状形に配列された電磁石１４が配設され
ている。これら電磁石１４は制御ライン１５を介して供
給および制御回路に接続されている。ケーブル反転ディ
スク２は軸受２５を介して柱体ｌに対して回転される。

この構造は磁気抵抗モータを提供し、該モータのステー
タは電磁石１４を有するディスク１３によって形成され
、またそのロータは磁石２４．２４’を有するケーブル
反転ディスク２によって形成されている。ケーブル反転
ディスク２の回転は、１つの回転磁界が順次に環状的に
配置された電磁石１４の順次の付勢によって発生されて
この磁界が磁石２４゜２４′を引き付けまたは反撥しそ
れによりロータとして作用するケーブル反転ディスク２
が回転されることによって実施される。このようにして
、ケーブル反転ディスク２は搬送およびたぐりケーブル
３用の駆動装置として使用される。ケーブル反転ディス
ク２の上方にカバー１６が配設されている。

最後に、回転磁界がケーブル反転ディスク２上に配置さ
れた電磁石２４によっても発生され、またディスク１３
上に永久磁石を配置することもできることが指摘される
。さらに支持柱体の代りに、当該ステーションの屋根に
取り付けられた支持フレームを配設することもできる。

本発明によるケーブル反転ディスクの変更態様として、
随意に設けられた可撓軸を介して直接駆動により駆動モ
ータのロータに連結することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による駆動装置を有するケーブル反転
ディスクの等角斜視図、および第２図は、第１図による
ケーブル反転ディスクの軸方向断面図である。 図中の符号＝　　　　　　１・・・柱体、２・・・ケー
ブル反転ディスク、 ３・・・ケーブル、　　　　　５・・・腰かけ、１１・
・・フレーム、１２・・・ロール、１３・・・ディスク
状板 １４・・・１を磁石、 １６・・・カバー、 ２２・・・フランジ、 ２４′・・・永久磁石、 （ディスク）、 １５・・・制御ライン、 ２１・・・案内溝、 ２４・・・電磁石、 ２５・・・軸受を示す。 代　　理　　人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、低位ステーションおよび高位ステーションに配設さ
   れたケーブル反転ディスクを含むケーブル搬送設備であ
   って、 ケーブル反転ディスクまわりに配置されかつ腰かけ、客
   室その他の運搬手段のような輸送装置を移動する案内ま
   たは変向ロール上を案内される支持およびたぐりケーブ
   ルを含み、 前記ケーブル反転ディスク（２）が、駆動モータ、とく
   に磁気抵抗モータのロータを形成し、これとは別に直接
   駆動のために前記反転ディスクが該モータと連結されて
   いることを特徴とするケーブル軌道設備。 ２、一群の電磁石（２４）あるいは永久磁石（２４′）
   がケーブル反転ディスク（２）によって担持され、該磁
   石群とケーブル反転（２）の軸受上の電磁石（１４）の
   リングが組み合わされ、該電磁石（１４）によって回転
   磁界を発生させるように構成されていることを特徴とす
   る請求項１記載のケーブル軌道設備。 ３、一群の電磁石（２４）がケーブル反転ディスク（２
   ）によって担持され、該電磁石群（２４）によって回転
   磁界が発生されかつ該回転磁界とケーブル反転ディスク
   （２）の軸受上の電磁石リングまたは永久磁石リングが
   組み合わされていることを特徴とする請求項１記載のケ
   ーブル軌道設備。 ４、支持構造体、たとえば柱体（１）が電磁石（１４）
   リングを具備し、該電磁石リングとケーブル反転ディス
   ク（２）上の少くとも一群の電磁石（２４）または永久
   磁石（２４）が組み合わされ、かつ ケーブル反転ディスク（２）がハウジング（１６）によ
   って完成されていることを特徴とする請求項１ないし３
   のいずれか一項に記載のケーブル軌道設備。