JPH02248464A - 架橋ポリオルガノシロキサンに対する硬化性を有する硬化性ノルボルネン官能基シリコーン組成物 - Google Patents

架橋ポリオルガノシロキサンに対する硬化性を有する硬化性ノルボルネン官能基シリコーン組成物

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JPH02248464A
JPH02248464A JP2042281A JP4228190A JPH02248464A JP H02248464 A JPH02248464 A JP H02248464A JP 2042281 A JP2042281 A JP 2042281A JP 4228190 A JP4228190 A JP 4228190A JP H02248464 A JPH02248464 A JP H02248464A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はチオレーン若しくはヒドロシル化反応機構によ
って硬化される特定のノルボルネン官能基シリコーンを
利用した硬化性シリコーン組成物に関するものである。
(従来の技術) ヘトロヴらによる”Zhurnal 0bschei 
Khimii”31、1199(1961)には種々の
ノルボルネン化合物のヒドロシル化についての記載があ
り、そのうちの一つとして、ビニールノルボルネンのヒ
ドロシル化が挙げられている。これによればビニールノ
ルボルネンの反応はトリクロロシランを用いて30℃に
おいて行なわれている。
この文献において著者はこの反応により下式に示す如く
、ノルボルネン環の内部二重結合およびビニール基にほ
ぼ同様の割合で付加物を生じた混合組成物が得られると
報告している。
S l (1’ 3 また他の幾つかの文献において、渡辺らは5−エチリデ
ンビチクロ(2,2,1)ヘプト−2−エンのヒドロシ
ル化反応について記述している。
しかしこの記載にはヒドロシル化はノルボルネン環二重
結合に付加物を生成することを挙げているのみである。
例えば米国特許箱4.599.440号、第4.623
.741号、第4.625.043号および第4.64
0.968号参照。
これらの反応生成物はシリコーン弾性体生産のための加
硫用シロキサンモノマーを作るのに使用されている。
(発明が解決しようとする課題) ペトロヴら、および渡辺らの文献から当業者は不飽和ノ
ルボルネンはそれ自体ヒドロシル化条件下で活性である
から、他の不飽和部位を含むノルボルネン誘導体の選択
的なヒドロシル化は不可能であると信じていた。
本発明はビニールおよびエチニール官能基ノルボルネン
の如く他の不飽和部位を含むノルボルネン化合物の選択
的なヒドロシル化を行なわせることによって、得られた
ポリマーから硬化性組成物を得ることを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 即ち、上記の目的を達成するための本発明はノルボルネ
ン官能基シリコーンをチオレーンまたはヒドロシル化生
成物中においてポリエンとして用いた新規な硬化性ポリ
オルガノシロキサン(「シリコーンJ)組成物に係るも
のである。
本発明の具体的な実施態様における組成物はa)  R
がHまたはメチルであり、R1が直接結合または−C(
=O)O−であり、さらにR4がエチレン、エチニレン
、プロピレンまたはプロピニレンであるような下記の構
造式: で示される複数個の基を珪素原子と結合するノルボルネ
ン官能基シリコーンプレポリマーと、b)  SiH官
能基シリコーンおよびアルキルチオール官能基シリコー
ンから選ばれた共反応性シリコーンプレポリマーと、 C)それぞれ適量のヒドロシル化またはチオレーン硬化
触媒とからなり、 該シリコーンプレポリマーa)およびb)を、ノルボル
ネン対水素化珪素またはノルボルネン対アルキルチオー
ル基の等量比が2:1乃至1:2になるように存在させ
たことを特徴とするものである。
しかして、本発明における特に好ましい組成物は、例え
ばb)がアルキルチオール官能基シリコーンであり、C
)が過酸化物またはラジカル光開始剤の如き遊離開始剤
であるような遊離基により硬化したチオレーン系よりな
るものである。
(作用) 本発明の組成物に使用するノルボルネン官能基シリコー
ンは次の如き工程によって得られる。
即ち、 i)R,がHまなはメチルであり、R1が直接結合また
は−C(=O)O−であり、さらにR2がビニール、エ
チニール、アリルまたはプロパルジルであるような次の
構造式: で示されるノルボルネン化合物と、水素化珪素官能基化
合物とをヒドロシル化触媒の存在下で少なくとも60℃
の温度において反応させる工程、ii)  ノルボルネ
ン化合物の82基への水素化珪素官能基化合物付加生成
物からなり且つ該ノルボルネン化合物の内環二重結合へ
の水素化珪素官能基化合物付加生成物のない組成物を得
る工程とによって得られる。
出発ノルボルネン化合物の不飽和側鎖に対する選択的な
ヒドロシル化反応は極めて明瞭に行なわれる。反応は通
常的なヒドロシル化触媒の存在下において、60℃以上
、好ましくは70℃以上の温度で発熱反応により行なわ
れる。
一般的にノルボルネン化合物はSiHに対して等量のモ
ル数より過剰であること、好ましくは50%程度過剰で
あることが望ましい。過剰なノルボルネン化合物はノル
ボルネン環二重結合の非選択的ヒドロシル化に対する安
全性よりも、反応を完結させることによって、生産性を
向上させるという視点からいって望ましいことである。
出発化合物中の過剰ノルボルネン化合物は、反応完結後
蒸留等によって、反応混合物から容易に除去することが
できる。
本発明を好ましい出発物質であるビニールノルボルネン
化合物を例にとって説明する。
しかしながら、これ以外の本発明において示されるよう
な構造式を有するノルボルネン化合物を用いても同様な
結果を得ることができる。
そして更に特許請求の範囲に記載された本発明の要旨を
逸脱しない範囲において、材料および処理条件について
種々の変更を加えることができるものであることは当業
者にとって容易に理解し得ることであろう。
5if1官能基オルガノシロキサンポリマーはノルボル
ネン化合物のヒドロシル化に直ちに使用することができ
る。その好適な手順としては、米国特許箱4. [)E
)5.417号に記載された例示の変更、即ち該例示中
に使用されているβ−(アリルオキシイ)メタクリラー
トを等量のビニールノルボルネンに置き換えることによ
って行なわれる。
しかしながら、下記の反応式: に示されるように、珪素原子に結合する1個乃至3個の
加水分解基を含むノルボルネン官能基シランを得るため
の加水分解性官能基を含むSiH官能基シランを使用す
ると一層効果的である。このようなシラン化合物は、最
終的に得られるノルボルネン官能基ポリマーやこれによ
って得られる硬化ポリマーにおける緒特性が望ましいも
のとなるように分子サイズ、枝分かれの程度、官能基の
配置等を調整したオルガノシロキサンポリマーに対する
効果的なモノマーまたはキャツピング剤として有効に作
用する。
また好適な加水分解性基としては例えばクロロ基、メト
キシ基、エトキシ基、メチルエチルケトオキシミノのよ
うなオキシム基、アセトキシ基、N、N−ジアルキルア
ミノ基、その他米国特許第4、699.802号に記載
されているような加水分解基などが挙げられる。
多くの場合において、オルガノシランの重合やキャッピ
ング反応はメトキシ基またはクロ四基を使用することに
よって充分に満足し得る結果を得ることができる。また
ヒドロシル化触媒は当業者間において周知のものを用い
ることができる。
その例としては白金、クロロ白金酸、炭化水素白金錯体
、ロジュウム錯体等が挙げられる。またカールステッド
(Karstedt )触媒やり0ロ白金触媒の如き白
金基の触媒を使用する場合にあっては、その白金量は1
0 ppm乃至500ppm、好ましくは50ppm乃
至3001)pmの範囲にあることが望ましい。
反応はそのまま若しくはヒドロシル化を妨げないような
触媒中で行なわれる。例えばトルエン、ヘキサン、テト
ラヒドロフラン、塩化メチレンおよびベンゼン等が好ま
しい有機溶媒として挙げられる。
ヒドロシル化反応の進行状況は赤外線スペクトルの22
00−1anGこ、おけるS i tl吸収スペクトル
のピーク消失によって追跡できる。通常は反応は3時間
以内で完了する。
本発明における好ましいチオレーンの組成はqが100
〜1500であるような下記の構造式:を有する2−(
2−ノルホルン−5−エニル)エチル終結ポリジメチル
シロキサンポリマーと、アルキルチオール官能基オルガ
ノシランの少なくとも20%(当量比基準)が、R7が
低アルキレン、好ましくはエチレンであり、Xが3〜1
0. yが25〜50であるような下記構造式: にて示されるポリチオール化合物であるアルキルチオー
ル官能基を有するオルガノシラン化合物の当量と、適量
のチオレーン付加反応の開始剤、好ましくは遊離基光開
始剤とからなる。より好ましいアルキルチオール官能基
成分は、(Vl)式のポリチオール化合物とmが1およ
び3であり、nが3〜15であるような下記構造式: で示されるオリゴマージチオール鎖エキステンダーとか
らなる混合物である。
硬化した弾性体に、高い伸び率と低いデュロメーター値
(耐久性)が望まれる場合には、組成物中のポリメルカ
プトアルキルシロキサン架橋体の一部をビス(メルカプ
トアルキル)シマーに代えることにより低粘度の組成物
とすることによってこれを達成することができる。従っ
て高分子量、高粘度の成分の使用は組成物の利用効果を
低下させるので好ましくない。
前記した各構造式における最も好ましい値を次に示す。
V : q=380 VI:x=5、y=3゜ Vl:n=3または4、m=1 光開始剤=1.5重量%ジェトキシアセトフェノン そして組成物を下記の制約下において形成させることに
よって最高の結果が得られる。
ノルボルネン当量=(VI式のチオール当量+■式のチ
オール当量) v■式における好ましい成分は代表的な3−メルカプト
プロピルトリメトキシシラン合成物の変形によって得ら
れる1、3−ビス(3−メルカプトフ。
ロピ/)、−)−1,1,3,3−テトラメチルジシロ
キサンて′ある。この1,3−ビス(3−メルカプトプ
ロピルオ尿素およびアンモニアと反応して上記の生成物
を生成するのである。
V式のシリコーンの如きエチルノルボルネン官能基シリ
コーンを得るためのキャッピング反応は17式で示され
るような加水分解可能な官能基を有するエチルノルボル
ネンシランを、pが100〜1500であり、R5およ
びR6が同種または異種の有機基であるような下記構造
式のシラノール終結ジオルガノシロキサンとともに縮合
させることによって得られる。
HO什Si−0−)7−H     ■好ましいR5お
よびR6はメチル、エチル、チクロヘキシル等のアルキ
ル基を含むヒドロカルビルまたは置換ヒドロカルビル基
、3,3.3−トリフルオロプロピルの如きハロアルリ
ル基、炭化水素またはハロゲン基で選択的に置換したア
リル基、特にフェノール、ベンシール、またはメチルフ
ェニール基等であり、これらのうち好ましいものはメチ
ルまたはフェニール基、最も好ましいものはメチル基で
ある。
シラノール終結シリコーンは、500乃至120.00
0センチポワズ(mpas> 、好ましくは750乃至
50.000センチポワズ(mPas) 、特に好まし
くは2,000乃至30.000センチポワズ(mPa
5 )の粘度を有するものが使用される。キャッピング
反応は周知の縮合触媒の存在により行なわれる。好まし
い縮合触媒としてはチタン酸塩、第三アミン触媒がある
IV式のシランはまた、周知の縮合重合法によってノル
ボルネンホモポリマーまたはコポリマーを得るためのモ
ノマーとして用いられる。またさらに、1■式のシラン
は後に実施例4において示されるように、周知の方法に
よって得られたノルボルネン官能基シランポリマーおよ
びノルボルネン官能基シランコポリマーと同様に用いら
れるノルボルネン官能基環状オリゴマーシロキサンを得
るためにも用いられる。
硬化性のチオレーン組成物に対する適切な開始剤として
遊離基光開始剤が使用される。遊離基光開始剤の例とし
ては、ベンゾインおよび置換ベンゾイン化合物、ミッチ
ェルのケトン、ジアルコキシ、ベンゾフェノン、ジアル
コキシアセトフェノン、米国特許箱4.616.824
号および第4. E)O4.495号に記載されている
ような過酸化エステル等が挙げられる。光開始剤を有機
シロキサンポリマー骨格に結合させることによって珪素
と融合させた光増感剤、例えば米国特許箱4.477、
326号、第4、507.187号、第4.587.2
76号、第4.534.838号、および第4.666
、953号に記載された化合物のように、光開始剤を有
機シロキサンポリマー骨格に結合させることによって珪
素と融和させた光増感剤もまた使用可能である。またそ
の他として、バーオキシイまたはアゾニトリル開始剤の
ような熱遊離基開始剤もまた組成物の硬化に際して使用
することができる。
チオレーン組成物の硬化に対しては、カチオン光開始剤
として知られる錯ハロゲン化物塩もまた使用することが
できる。このようなカチオン光開始剤の例としては、ジ
−p−トリルイドニウムへキサフルオロ燐酸塩、ジフェ
ニールルイドニウムへキサフルオロ砒酸塩およびUVE
 1014 (ゼネラル・エレクトリック社商標名)、
市販されている錯ハロゲン化物のスルフオニウム塩等が
挙げられる。
米国特許箱4.808.638号に記載されているよう
な有機過酸化物とηう、η6−鉄砒素錯化合物との組み
合わせもまた光開始剤として採用することができる。
本発明の硬化性化合物には1種またはそれ以上の充填物
(フィラー)を含ませることができる。
好適な充填物としては強化グラスファイバーやシリカが
ある。特に適切なものは親水性処理をしたツユ−ムシリ
カて′ある。このようなシリカは適当な粘度を維持しな
がら60%以上の高水準で添加することができる。最も
好ましい充填物は、ワラカーケミ−(Wacker−C
hemie) HDK −2000TMのような低チキ
ソトロフィ率を与えるように処理をしたシリカである。
このような充填物は一般的に1%乃至60%、好ましく
は10%乃至40%、さらに好ましくは25乃至35%
の範囲で適用するのがよい。
その他破砕石英、炭酸カルシウム、タルク、粘土または
これらの処理片、その他周知の不活性または早強化充填
物なども採用される。このような充填物を使用する場合
には組成物全量の5〜60重量%の範囲で適用するのが
よい。
水素化珪素官能基化合物はノルボルネンの出発化合物の
測子飽和基を選択的にヒドロシル化するが、不飽和環に
も同様にしてヒドロシル化反応をする。従って本発明の
組成物のノルボルネン官能基ポリオルガノシロキサン成
分もまた従来のヒドロシル化硬化法によって硬化するこ
とができる。
このような硬化法においては、ノルボルネンシリコーン
を合成した後にノルボルネン環のSiH添加によるノル
ボルネンシリコーンの硬化に第2の水素化珪素官能基化
合物を使用する。この際のヒドロシル化触媒およびその
濃縮物については前述した通りである。SiH官能基硬
化シリコーンのポリオルガノシロキサン骨格はノルボル
ネン官能基シリコーンのポリオルガノシロキサン骨格と
同様であることもあり、また異なるものであることもあ
る。このようなSiH硬化シリコーンは1分子に2個以
上のSiH基が含まれることが望ましい。後出の実施例
8にはこのような型のヒドロシル化硬化性組成物につい
て記載しである。
ヒドロシル化硬化組成物に使用される好ましいSiH官
能基シリコーンは、R7−3H基をHに代えた以外は前
記のVI式のシリコーンと同様のものである。またVI
式記載のジチオールに類似の三官能基Si化合物は硬化
ポリマーの架橋間の長さを延長するためにも採用される
本発明のノルボルネン官能基シリコーンを用いた硬化性
組成物は三官能基ノルボルネンシリコーンおよび三官能
基SiHか三官能基アルキルチオールシリコーンの何れ
かを含むものであるが、これらの成分の少なくとも一つ
における少なくとも一部分に、硬化に際して架橋生成物
を生成するために一分子当たり2個以上の官能基を含ま
なければならないことが納得できよう。即ち、架橋され
た硬化生成物を得ようとするならば、ノルボルネン官能
基プレポリマー−分子当たりの全平均数および共反応性
プレポリマー−分子当たりの共反応基(チオールまたは
SiH)の全平均数は4個以上なければならない。ここ
でいう全数とは組成物の「全反応性官能基数」を意味す
るものである。
(実施例) 本発明をさらに以下に示す実施例によって説明する。こ
れらの実施例は本発明をこれらに限定するものではない
実施例1 5−ビニール−2−ノルボルネン(1,23モル、14
8g>を、75℃の窒素雰囲気下で、コンデンサーと恒
圧添加漏斗を装備した円形底フラスコに入れて攪拌した
。これにトリクロロシラン(0,616モル、83.1
1g>を滴下し、カルステッド触媒(0,23g)を速
やかに添加した。これらの添加に当たっては、外部加熱
なしで70℃〜80℃の温度が保持されるように添加割
合を調整し、添加を終了した後、反応混合物を75℃に
おいて3時間熟成した。これを赤外線分析したところシ
ランは検出されなかった。次にこの反応混合物をロータ
リー蒸発器において濃縮し、次いで真空容器(沸点55
〜62℃、0.05mmH(1)中で蒸留し、2−(ノ
ルボルネン−5−エニル)エチルトリクロロシランを1
43.4 g (理論値91%、GLPCによる純度〉
95%)の収量で得た。
上記と同様の手順で触媒のみをクロロ白金酸に変えて行
なったところ同様の結果が得られた。
実施例2 5−ビニール−2−ノルボルネン(4,20モル、50
4g)を70〜75℃の窒素雰囲気下で温度計と適切な
コンデンサーと恒圧添加漏斗を装備した円形底フラスコ
に入れ攪拌を行ない、これにジメチル−クロロシラン(
2,8モル、2.64g)を滴下し、カルステッド触媒
を添加した。
添加終了後、反応混合物を70℃において2時間熟成し
な。これをフーリエ変換赤外分光光度計を使用して分析
したところシランは全く検出されなかった。
その後混合物はロータリー蒸発器上で濃縮し、次いで、
真空容器(沸点60〜64℃、0. O5mmHg )
中で蒸留して、493 g (理論値82%、GLPC
による純度94%)の2−(ノルホルン−5−エニル)
エチルジメチルクロロシランを得た。
実施例3 0一ヌプーラン社48V3500によるシラノール液(
0,092当量OH)を窒素中で攪拌しこれにトリエチ
ルアミン−ジメチルアミノピリジン(1,05当量、ジ
メチルアミノピリジン1重量%)を加えて70°Cに加
熱しな。これに実施例2で得られた2−(ノルホルン−
5−エニル)エチルジメチルクロロシラン(0,095
6当量、20.5g)を添加し、反応混合物を75℃で
3時間攪拌し、その後メタノール(50g)をゆっくり
と添加した。1時間経過後、これをロータリー蒸発器上
で濃縮して揮発物を除去し、得られた濃縮反応混合物を
ヘキサンで希釈し、けいそう土を通して一過した。これ
をロータリー蒸発器上においC,75℃(0,lmmH
g )で溶媒除去を行ない、ノルボルネンキャップポリ
オルガノシロキサンを得た。
製品は粘度4680cps 、  GPC−MW、、t
=30787、MW−uffib−r=23943であ
った。
実施例4 ノルボルネン 14   のI゛告 温度計と攪拌機を装備した三つ首フラスコの中に装入し
た200 m12のテトラヒドロフラン中の2−(ノル
ホルン−5−エニル)エチルジクロロメチルシラン20
0.Og、 0.85モルに、水(200me、11.
1モル)を滴下するようにして添加し、添加の間、テト
ラヒドロフランを65℃においてゆるやかに還流した。
添加終了後、内容物を70℃において1時間攪拌し、そ
の後相分離を行なった。上層の生成物相を分離除去した
後100 gの水と50gの炭酸カリウムを75℃で1
時間攪拌をしながら添加した。
さらにこれを相分離して上層を除去した後の生成物をロ
ータリー蒸発器において濃縮し、次いで等量のヘキサン
で再希釈し、セライト(Cerite■)パッドを通し
て濾過し、次にロータリー蒸発器によって180.4 
gの鈍い淡黄色の油状ノルボルネン環状4量体を分離取
得することができた。
得られた製品は理論値89%、GPC−MW、、t=7
35、)IW、、、b、、m607であり、赤外スペク
トルによって5iOHが存在しないことが確認されてい
る。またブルックフィールド粘度計による粘度はi4.
0OOcps(RV4スピンドルsrpm)であった。
実施例5 実施例3で得られた組成物と35%シリカ(HDK20
00TM)および1.5%ジエトリシアセトフエノンと
よりなる予備混合物を使用し、種々の千オール当量%イ
ンクレメントの3に5M (Xが約5yが約30である
ような構造式Vlのポリチオール)およu、11−3−
ビス(3−メルカプトプロピル〉−1,1,3,3−テ
トラメチルジシロキサン(構造式VI[のポリチオール
、以下(C)という。)を予備混合物中の全不飽和に加
えて結合させた。
得られた組成物は外側寸法6“平方、内側寸法5.5“
°平方で70m1lの鉄製スペーサーを有する6°′平
方のポリエチレン裏打ち鉄板間に鋳込んだ。次にポリエ
チレン裏打ち試料は2個の6“°平方のガラスプレート
間に固定し、テクノキュラー(TeChnOCU−「B
TM)高圧水銀蒸気ランプUVの硬化チャンバー中で平
方センナメートル当たり70ミリワツトの照射強度で試
料の各サイド毎に60秒間の紫外線の照射を行なった。
冷却後硬化試料をプレートから引き剥して、AST)I
法D414による引っ張り試験試料および引き裂き試験
試料をこれから切り出した。
これらの試料について引張り強度、伸び率、引き裂き強
度、ショアー硬度Aおよび抽出物量を測定した結果を第
1表に示す。
第1表 予備混合物 3に5M (C) 引張り強度(psi) 伸 び(%) 引裂き強度(pli) ショア硬度A 抽出物% 50g 5.8g 0.3g 4.5 50g 4.3g 0.6g 6.3 50g 2.9g 0.9g 8.1 50g 1.45g 1.2g 16.5 上記のデータによれば、はぼ当量の3に5Mとオリゴマ
ーシロキサンジチオール(C)は、硬化度により判かる
ように、この系において非常に低い架橋密度の効果を示
している。なお、(C)の存在しない硬化物の性Hは(
C)20当量%のものの性質に酷似している。
以上のことから(C)が上記組成物における柔軟性増加
に著しく貢献するものであることは極めて明瞭である。
実施例6 プロパジルアクリレートとシクロペンタジェンとを室温
において「ジールスーアルダー反応Jさせて2−ノルホ
ルン−5−ニンカルボン酸のプロパジルエステルを得た
。このノルボルネンカルボン酸エステル100 g中に
ジメチルクロロシラン56.4gを添加し、70℃の窒
素雰囲気中でカルテッド触媒0.16gを添加した。8
0℃に発熱した後、混合物を70℃において3時間の攪
拌を加え、軽度の真空中でストリッピングし、蒸留を行
なった。
得られた製品は下記の構造式を有するものであつす1、
この製品のGCによる純度は、84%であり、0、0′
lmmHgにおいて100〜105℃で蒸留された。
実施例7 アリルアルコール(116g、2.0モル)、トリエチ
ルアミン(2(>2 g、2.0モル)および4−ジメ
チルアミノピリジン(2,44g、 0.22モル)を
ベンゼン(500+n12)中に入れた混合物を51°
Cの窒素雰囲気中で攪拌機、温度計および恒圧添加漏斗
を装備した2、17の三つ首フラスコ中で攪拌した。次
に、この混合物に添加中の反応温度が20’Cを超えな
いようにして、ノルホルン−5−ニンーカルボン酸塩化
物(197g、1.26モル)溶液を滴下させの温度で
1時間熟成した。熟成後の反応混合物を室温まで冷却し
、濾過を行なった。沢過ケーキをペンタン(200mg
)およびエーテル(200m12)でそれぞれ2回洗浄
した。その後、r液はロータリー蒸発器で濃縮し、しか
る後真空容器(沸点85〜93℃、0.2〜0.1mm
H(II )中で蒸留をした。蒸留生成物の収量は20
1 gでアリルノルホルン−5−ニンー2−カルボン酸
のエンド(Endo)およびオキソ(0xso )異性
体の混合物からなっていた。
次に窒素被覆層下でクロロジメチルシラン(26,6g
、 0.281モル)を、トルエン100 m12中に
溶解したアリルノルホルン−5−ニンー2−カルボン酸
(50,0g、 0.281モル)と0.16gのカル
ステッド触媒(Pt 50 ppm )に800Cでゆ
っくりと添加した。クロロジメチルシランを完全に添加
したのにも拘らず、発熱は観察されなかった。次にこれ
を80℃に18時間加熱保持し、攪拌後赤外スペクトル
分析をしたがSiHは検出されなかった。これをロータ
リー蒸発器で軽くストリッピングを行なったとべろ、少
量の沈殿物が形成したのでこれを等量のへブタンで希釈
して取り除き濾過を行なった。
再濃縮後、粗い生成物を真空中で蒸留し、先ず50〜9
0℃、0.06mmHgで7tアカツトを取り除き、そ
の後90〜92℃、0.06mmHgにおいてやや濁っ
た液体30.6g (収率40%)を得た。この生成物
をHNR分析しなところ、次の構造式を有する組成物で
あることが確認された。
また、この結果においてはノルボルネン環の内部2重結
合に付加するシランの痕跡は認められなかった。
実施例8 実施例3において得られたエチルノルボルネンポリオル
ガノシロキサン100 gを、1g当たり平均7SiH
′基゛、SiH基1基量当量346iH基ジメチルシロ
キサ’>3.91gおよび1触媒量のカルステッド触媒
(0,1g)トトモニ250ITleノヒーカー中テ混
合した。
液状の混合物は3時間以内でゲル化し、室温で24時間
後にビーカーから容易に取り除けるゴム状の弾力ある固
形物を生成した。
(発明の効果) 以上述べたように本発明の硬化性ノルボルネン官能基シ
リコーン組成物は架橋ポリオルガノシロキサンに対する
優れた硬化特性を有するものであり、工業的価値の優れ
たものである。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)RがHまたはメチルであり、R^1が直接結
    合または−C(=O)O−であり、さらにR^4がエチ
    レン、エチニレン、プロピレンまたはプロピニレンであ
    るような下記の構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される複数個の基を珪素原子と結合するノルボルネ
    ン官能基シリコーンプレポリマーと、b)SiH官能基
    シリコーンおよびアルキルチオール官能基シリコーンか
    ら選ばれた共反応性シリコーンプレポリマーと、 c)それぞれ適量のヒドロシル化またはチ オレーン硬化触媒とからなり、 該シリコーンプレポリマーa)およびb)をノルボルネ
    ン対水素化珪素基またはノルボルネン対アルキルチオー
    ル基の等量比が2:1乃至1:2になるように存在させ
    たことを特徴とする架橋ポリオルガノシロキサンに対す
    る硬化性を有する硬化性ノルボルネン官能基シリコーン
    組成物。
  2. (2)該共反応性シリコーンプレポリマーが複数個のア
    ルキルチオール基を有しており、該触媒が遊離基開始剤
    である請求項1記載の架橋ポリオルガノシロキサンに対
    する硬化性を有する硬化性ノルボルネン官能基シリコー
    ン組成物。
  3. (3)開始剤が遊離基光開始剤である請求項2記載の架
    橋ポリオルガノシロキサンに対して硬化性を有する硬化
    性ノルボルネン官能基シリコーン組成物。
  4. (4)ノルボルネン官能基シリコーンプレポリマーが、
    qが100〜1500であるような下記構造式:▲数式
    、化学式、表等があります▼ からなるものである請求項2記載の架橋ポリオルガノシ
    ロキサンに対する硬化性を有する硬化性ノルボルネン官
    能基シリコーン組成物。
  5. (5)ノルボルネン官能基シリコーンプレポリマーとア
    ルキルチオール官能基シリコーンプレポリマーとが当量
    比基準でほぼ均等量存在する請求項4記載の架橋ポリオ
    ルガノシロキサンに対する硬化性を有する硬化性ノルボ
    ルネン官能基シリコーン組成物。
  6. (6)アルキルチオール官能基シリコーンプレポリマー
    が、mが1および3で、nが3〜15であるような下記
    構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるアルキルチオールの全当量比基準で約20%
    乃至80%からなるものである請求項1記載の架橋ポリ
    オルガノシロキサンに対する硬化性を有する硬化性ノル
    ボルネン官能基シリコーン組成物。
  7. (7)共反応性シリコーンプレポリマーが、主としてR
    ^7が低アルキレーンで、xが3〜10、yが25〜5
    0であるような下記構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するポリチオール化合物と、mが1および3であり
    、nが3〜15であるような下記構造式:▲数式、化学
    式、表等があります▼ を有するオリゴマージチオール連鎖系とからなるアルキ
    ルチオールシリコーンの混合物であり、該ポリチオール
    はアルキルチオール成分の全当量数の少なくとも20%
    量を占めるものである請求項1記載の架橋ポリオルガノ
    シロキサンに対する硬化性を有する硬化性ノルボルネン
    官能基シリコーン組成物。
  8. (8)R^7がエチレンであり、mが1、nが3または
    4である請求項7記載の架橋ポリオルガノシロキサンに
    対する硬化性を有する硬化性ノルボルネン官能基シリコ
    ーン組成物。
  9. (9)ノルボルネン官能基シリコーンプレポリマーが、
    RがHまたはメチルであり、R^1が直接結合または−
    C(=O)O−であり、さらにR^2がビニール、エチ
    ニール、アリルまたはプロパジルであるとき、珪素と結
    合する下記構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される基を有しない請求項1記載の架橋ポリオルガ
    ノシロキサンに対する硬化性を有する硬化性ノルボルネ
    ン官能基シリコーン組成物。
  10. (10)R^1が直接結合であり、R^4がエチレンで
    ある請求項1記載の架橋ポリオルガノシロキサンに対す
    る硬化性を有する硬化性ノルボルネン官能基シリコーン
    組成物。
  11. (11)R^1が−C(=O)O−であり、R^4がプ
    ロピレン基またはプロペニレン基である請求項1記載の
    架橋ポリオルガノシロキサンに対する硬化性を有するノ
    ルボルネン官能基シリコーン硬化性組成物。
  12. (12)共反応性シリコーンプレポリマーが水素化珪素
    官能基シリコーンであり、触媒がヒドロシル化触媒であ
    る請求項1記載の架橋ポリオルガノシロキサンに対する
    硬化性を有する硬化性ノルボルネン官能基組成物。
  13. (13)ヒドロシル化触媒が少なくとも白金10乃至5
    00ppmを含む白金基触媒である請求項12記載の架
    橋ポリオルガノシロキサンに対する硬化性を有する硬化
    性ノルボルネン官能基シリコーン組成物。
  14. (14)第1のポリオルガノシロキサン残基の珪素原子
    に結合し、RがHまたはメチルであり、R^1が直接結
    合または−C(=O)O−であり、さらにR^4がエチ
    レン、エチニレン、プロピレンまたはプロペニレンであ
    るような下記構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のノルボルネン基の複数個を有するシリコーンプレポリ
    マーと、第2のポリオルガノシロキサン残基の珪素と結
    合する水素化物基の複数個を有するプレポリマーとから
    なり、該第1および第2のポリオルガノシロキサン残基
    は同じかまたは異なるものであり、該シリコーンはノル
    ボルネン対水素化珪素の当量比が2:1および1:2に
    なるような量で存在し、これにさらに適量のヒドロキシ
    ル化触媒とを含むことを特徴とする架橋ポリオルガノシ
    ロキサンに対する硬化性を有する硬化性ノルボルネン官
    能基シリコーン組成物。
  15. (15)第1および第2のポリオルガノシロキサンは異
    なるものである請求項14記載の架橋ポリオルガノシロ
    キサンに対する硬化性を有する硬化性ノルボルネン官能
    基シリコーン組成物。
  16. (16)請求項2記載の組成物を硬化させて得られるポ
    リマー。
  17. (17)請求項7記載の組成物を硬化させて得られるポ
    リマー。
  18. (18)請求項12記載の組成物を硬化させて得られる
    ポリマー。
  19. (19)請求項15記載の組成物を硬化させて得られる
    ポリマー。
  20. (20)組成物の全反応性官能基の数が少なくとも4で
    ある請求項1記載の架橋ポリオルガノシロキサンに対す
    る硬化性を有する硬化性ノルボルネン官能基シリコーン
    組成物。
  21. (21)全チオール当量数を基準として、少なくとも2
    0%のアルキルチオール官能基シリコーンが、R^7が
    低アルキレンであり、xが3〜10、yが25〜50で
    あるような下記構造式を有するポリ ▲数式、化学式、表等があります▼ を有するポリチオール化合物からなることを特徴とする
    請求項1記載の架橋ポリオルガシロキサンに対する硬化
    性を有する硬化性ボルネン官能基シリコーン組成物。
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