JPH02248424A - 芳香族ポリマー - Google Patents

芳香族ポリマー

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Publication number
JPH02248424A
JPH02248424A JP2042709A JP4270990A JPH02248424A JP H02248424 A JPH02248424 A JP H02248424A JP 2042709 A JP2042709 A JP 2042709A JP 4270990 A JP4270990 A JP 4270990A JP H02248424 A JPH02248424 A JP H02248424A
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JP
Japan
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aromatic
repeating units
polymer
repeating unit
bonds
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Pending
Application number
JP2042709A
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English (en)
Inventor
James Anthony Daniels
ジェイムズ アンソニー ダニエルズ
Ian Richard Stephenson
イアン リチャード スチーブンソン
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Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G61/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain of the macromolecule
    • C08G61/12Macromolecular compounds containing atoms other than carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G61/127Macromolecular compounds containing atoms other than carbon in the main chain of the macromolecule derived from carbon dioxide, carbonyl halide, carboxylic acids or their derivatives

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  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、芳香族ポリマーに関する。
芳香族ポリマーは、種々の方法により生成される既知の
有用なポリマーである。その方法は通常、2種の反応タ
イプ、すなわち求電子性置換(たとえばケトン又はスル
ホン結合を生成するために酸性クロリド又はカルボン酸
及び/又はスルホン酸とアリールエーテルとの重縮合)
及び求核性芳香族置換(たとえば、エーテル結合を生成
するために活性化されたアリールエルオリドとフェノキ
シトとの重縮合)に基づかれる。US−^−34415
38は、中でも、多くの一般式により示される種々のケ
トン及び/又はスルホンポリマーの求電子性合成を開示
する。さらに、ケトンポリマーに適用されるような方法
の例は、M、J、Mullins及びE、P、Woo。
J+)lacromolecular  5cienc
e−Rev、Macromol、ChellI。
Phys、C27(2)、 313.1987により最
近、再調査された。
ポリアリールエーテルケトンは特に有用である。
なぜならば、それらは通常、結晶性であり、比較的高い
ガラス転移温度(Tg)及び溶融温度(Tm)を有し、
そして種々の有用な特性、たとえば高温での卓越した電
気絶縁性及び機械的性質及び火及び化学物質に対する高
い強度、靭性及び耐性を示す。2種の特定のポリマー、
すなわち下記反復単位ニ ーph−o−ph−co− 〔式中、Phは1,4−フェニレンである〕を有するポ
リエーテルケトン(PEK) (T g = 156℃
T ta −365°C)及び下記反復単位ニー o 
−ph −o −ph −co −ph −〔式中、p
hは上記の通りである〕を有するポリエーテルエーテル
ケトン(PEEK) (Tg=144°C1T ya 
= 334°C)が、商業的に開発されて来た。
そのようなポリマーは卓越した材料であるが、さらに高
いTgを必要とするポリマーのために適用できる。ボリ
アリールエーテルスルホネートは高いTgを有するけれ
ども、それらは、耐溶媒性の火宅をもたらずそれらの非
晶質性質のために、多くの用途のために許容され得ない
、そのような非晶性ポリマーは、結晶性又は半結晶性ポ
リマーよりも高温で、それらの容易な加工及び強度保持
のためにひじょうに有用であろう。
驚くべきには、実質的にケトン結合を含み、そして下記
一般式I: で表わされる反復単位を含むボリアリールエーテルは、
PEK及びPI!F!にのTgと比べて高められたTg
を示すが、しかし非晶質であり、そしてさらに、非晶性
ポリマー、たとえばボリアリールニー−チルスルホンに
比べて、有意な耐溶媒性を保持することが見出された。
従って、本発明によれば、下記式I: で表わされる反復単位を単独で又は他の二価の芳香族反
復単位と一緒に含んで成る非晶質芳香族ポリマーが提供
され、ここで存在するなら、−802−結合を含む反復
単位の割合が反復単位の合計数の20モル%よりも多く
なく、そして存在するなら、−C〇−結合により隣接す
る芳香族成分に結合される前記他の反復単位の前記芳香
族成分が単に1゜3−フェニレンにより包含されない場
合、前記ポリマーにおける前記反復単位を含んで成る芳
香族成分が、直接結合、−o−、−s−、−co−−3
08−又は−CRz  (ここでRは水素原子、C。
〜C4のアルキル、フェニルであり又は2種の基R(こ
れらは同じであっても良く又は異なっていても良い)は
脂環式環を形成するために外部的に結合されている〕か
ら選択された結合によりお互い結合されている、ことを
特徴とする。
本発明のポリマーは、結晶性又は半結晶性である他のポ
リアリールエーテルケトンと比べて非晶質である。
非晶性ポリマーは通常、多くの溶媒に溶解するけれども
、驚くべきことには、本発明の非晶性ポリマーは、良好
な耐溶媒性を示す。特に、本発明のポリマーは、30分
間、ジクロロメタン中に還流される場合、20%以下、
好ましくは10%以下の重量損失を示す。
本発明のポリマーはまた、PEK及びPEEKのTgと
比べて高められたTgを示す。好ましいポリマーは、少
なくとも200’C1及びより好ましくは少な(とも2
50”CのTgを示す。
好ましくは、本発明のポリマーは、少なくとも0.2d
1g−’及びより好ましくは少なくとも0.3d1g−
’の固有粘度(25°Cで98%硫酸中、ポリマーの0
.1%溶液を用いて測定される)を有する。
他の反復単位が存在する場合、反復単位:前記他の単位
のモル比は、好ましくは、10 : 90〜9o:10
、より好ましくは40 : 60〜90 : 10の範
囲である。
本発明の好ましいポリマーは、少なくとも50モル%の
反復単位Iを含む。前記他の反復単位の例は、下記のも
のでありニ ー ph −o −ph −co − −ph −co − −ph −ph −co − −ph’−co− ここで、Ph’は1,3−フェニレンである。後者の反
復単位が存在する場合、それは好ましくは、95モル%
以下、より好ましくは75モル%以下の前記他の反復単
位を含む。
他の反復単位は、スルホン結合を含む単位を含むことが
できるが、しかしそのようなスルホン結合を含む単位の
割合は、上記のように20モル%よりも高くなく、そし
て好ましくは10モル%よりも高くない。
本発明のポ゛リマーは、耐溶媒性及び高温での強度保持
を必要とする用途のために特に有用である。
本発明のポリマーは、造形品、たとえばフィルム、導電
体上の絶縁被膜及び複合材料のためのマトリックスに溶
融加工され得る。それらは、ボリアリールエーテルケト
ン及び/又はボリアリールエーテルスルホンが前で提案
されたような用途に使用され得る。特に、それらは、良
好な電気絶縁性質、広範囲の種類の化学物質に対する良
好な耐性、高温での機械的性質の保持、燃焼に対する良
好な耐性及び低い割合の毒性ヒユームの放出並びに燃焼
に基づく低い4埋密度の1又は複数の組合せを必要とす
るこれらの用途のために使用され得る。これらのポリマ
ーを用いて、成形され、−軸成形され又は二軸成形され
たフィルムは、特に有用である。
多くの用途のために、本発明のポリマーは、いづれかの
添加物がある場合、安定剤以外の数種の添加物と共に使
用され得るが、添加物、たとえば無機及び有機m雄性充
填剤、たとえばガラス、炭素又はポリ(パラフェニレン
 テレフタルアミド);種々の相溶性レベルでの有機充
填剤、たとえばポリスルホン、ポリケトン、ポリイミド
、ポリエステル及びポリテトラフルオロエチレン;及び
無機充填剤、たとえばグラファイト、窒化硼素、マイカ
、タルク及びひる石1核剤;及び安定剤、たとえばホス
フェート並びにそれらの組合せが導入され得る。
典型的には、添加物の合計含有量は、合計組成物の0.
1〜80重量%、特に多くとも70重量%である。組成
物は、たとえば窒化硼素5〜30重量%;又は短いガラ
ス又は炭素繊維少なくとも20重量%;又は連続ガラス
又は炭素繊維50〜70体積%、特に約60体積%;又
は弗素含有ポリマー、グラファイト及び有機又は無機繊
維充填物を含むことができ、そしてこれらの添加物の合
計割合は、好ましくは合計組成物の20〜50重量%で
ある。
その組成物は、ポリマーと添加物とを混合することによ
って、たとえば粒子又は溶融ブレンドすることによって
製造され得る。より特定には、乾燥粉末又は顆粒の形で
のポリマー材料が、たとえばタンプリングブレンド又は
高速混合の技法を用いて添加物と共に混合され得る。こ
のようにして得られたブレンドは、粒体を得るために細
かく切断されるレースに押し出され得る。この粒体は、
成形操作、たとえば射出成形又は押出し成形にゆだねら
れ、造形品が得られる。
他方、組成物は、粒状の添加物と共に又はそれを伴わな
いでポリマーのフィルム、箔、粉末又は顆粒であること
ができ、マット又は布の形で繊維充填物と共に積層され
得る。
他方、繊維充填物を含む組成物は、実質的に連続する繊
維、たとえばガラス又は炭素繊維を、溶融されたポリマ
ー又は溶解された又は細かく分散された状態でそれを含
む混合物に通すことによって得られる。得られた生成物
は、ポリマーにより被覆された繊維であり、そして造形
品を形成するために単独で使用され得、又は他の材料、
たとえばポリマーの追加量と一緒に使用され得る。この
技−法による組成物の生成は、EP−A56703.1
0215B及び102159により詳しく記載される。
また、本発明によれば、本発明の非晶質芳香族ポリマー
を形成するための方法は、少なくとも2つの位置におい
て求電子性置換を受けやすく、そして下記式■: で表わされる′芳香族成分を含む少なくとも1つの芳香
族モノマーを、縮合反応を活性化できる酸の存在下で重
縮合せしめることを含んで成る。
好ましくは、前記芳香族モノマーは、下記式■:〔式中
、R及びR−は独立して一〇又は−〇〇に(ここでXは
−011又はハリド、好ましくはクロリドである)であ
る〕で表わされる化合物を含んで成る。
本発明の1つの形において、R及びR1が■1である弐
■の芳香族化合物は、R及びR1が−COXである式■
の芳香族化合物と重縮合される。
本発明のもう1つの形において、Rが−Hであり、そし
てR1が−COχである弐■の芳香族化合物は、それ自
体と共に重縮合される。
他方、そのような式■の芳香族化合物の混合物は、重縮
合反応に同時に又は連続的に関係することができる。
本発明のさらにもう1つの形において、R及びR1がH
である式■の芳香族化合物は、溶液中で二酸化炭素と重
縮合され又はホスゲンと反応せしめられる。
他の芳香族化合物は、コポリマーを生成するために重縮
合反応に包含され得る。そのような化合物の例として、
テレフタロイルクロリド、イソフタロイルクロリド及び
ジフェニルエーテルを挙げることができる。
所望により、本発明に使用される少ない割合(たとえば
約0.1%)の芳香族モノマーは、ポリマー鎖を末端キ
ャップするであろうモノマー、たとえば4−フェノキシ
ベンゾフェノンのような七ツマ−を包含することができ
る。
好ましくは、酸は、フリーデル・クラフッ活性剤として
機能するルイス酸である。適切な化合物は、塩化アルミ
ニウム、臭化アルミニウム、塩化第二鉄、臭化第二鉄、
アンチモニイペンタクロリド、チタニウムテトラクロリ
ド、塩化ガリウム、モリブニナムペンタクロリド及び塩
化亜鉛であるが、好ましい化合物は塩化アルミニウム(
Afficfi3)又は臭化アルミニウム(A I B
r5)であり;又は酸は、超酸、たとえばHP/BF、
又はフルオロアルカンスルホン酸であり、より好ましく
はトリフルオロメタンスルホン酸(CPsSO寡OH)
である。
酸は、反応において多(の役割を満たし、すなわちオリ
ゴマー及びポリマー中間体中のモノマーのアシル化に向
かってそれを活性化するためにアシル基と複合体化し;
そして反応期間の間、これらの中間体及びポリマーを溶
解すべきである。従って、酸:モノマーのモル比は、少
なくとも1:1及び好ましくは少なくとも3:1である
酸がフリーデル・クラフッ活性剤である場合、溶媒が供
給されるべきである。適切な溶媒は、強いルイス塩基置
換基を含まず、そして関与する反応温度、すなわち約2
00″Cまでの反応温度で、フリーデル・クラフッ活性
剤の存在下で熱安定できる中性溶媒である。好ましい溶
媒は、1.2−ジクロロベンゼン及び1,2.4−)ジ
クロロベンゼンである。
酸が超酸である場合、その酸自体が溶媒として機能する
典型的な反応温度は、80℃〜250℃の範囲である。
本発明は、次の例により例示されるであろう。
肛 2.8−ジカルボニルクロリド ジベンゾフラン(1,
5000g、5.12X10−冨モル)及びジベンゾフ
ッ7 (0,8602g 、 5.12X10−”モア
1z)を、窒素の雰囲気下でトリフルオロメタンスルホ
ン酸25−中に溶解した。HCl1ガスの発生がおさま
って来る場合、その得られた赤/カフ色溶液を90℃に
加熱し、そしてこの温度で36時間、撹拌した。次にそ
の混合物を室温に冷却し、そして2日間放置した。次に
、その溶液を水に注ぎ、薄ピンク色の沈殿物を生成した
。その沈殿物を、2%水酸化ナトリウム溶液、水及び最
後にメタノールにより還流することによって精製した(
個々の還流の間は濾過された)。
その得られたほとんど白色の粉末を、真空オーブン中で
乾燥せしめた。その生成物1.87g (94%の収率
)は、0.24d1g−1の固有粘度(25°Cで98
%HtSOaにおける0、 1%溶液)及び差動走査熱
量法(DSC)により示されるような308°Cのガラ
ス転移温度(Tg)を有した。融点は検出されず、そし
てその事は、ポリマーが非晶質であることを示した。
肛 ジヘンゾ7−27 (1,4442g、 8.6 Xl
0−”−Eニル)及び2.8−ジカルボニルクロリドジ
ベンゾフラン(2,5187g 、 8.6 x 10
−”モル)を、窒素の雰囲気下でトリフルオロメタンス
ルホン酸12.5d中に溶解した。HCfガスの発生が
止まった後、すぐにその混合物を8時間にわたって90
〜100°Cに加熱し、そして次に、室温に冷却した。
さらに酸12.5dをその混合物に添加し、次に一晩放
置した。五塩化リン3.58gを、その溶液に注意して
添加しくHCfガスが発生する)、そしてその得られた
混合物を、すべての固体が溶液になるまで撹拌した。
その溶液を、24時間放置した。ポリマーを、例1にお
けるようにして単離し、白色粉末3.2g(97,4%
の収率)が得られた。そのポリマーは、0.3d1g−
’の固有粘度及びDSCにより示されるように303.
6°CのTgを有した。そのポリマーは、非晶質であっ
た。
孤立 2−ジベンゾフランカルボニルクロリド(2,00g、
8.64X10−1モル)を、乾燥窒素の雰囲気下でト
リフルオロメタンスルホン酸10m中に溶解した。
その混合物を4日間放置し、そして次に水により急冷せ
しめた。生成物を、例1におけるようにして単離した。
その白色粉末(1,64g 、 98%)は、DSCに
より示されるように305.8℃のTgを有した。
■互 揺動かされるオートクレーブのガラスライナを、ジベン
ゾフラン(12,60g 、 7.5 x 10−”モ
ル)、アルミニウムトリクロリド(30,00g 、 
22.5 x 10− ”モル)及び1,2.4−トリ
クロロベンゼン(75mil、前もってA4分子篩上で
乾燥されている)により充填した。ライナーをオートク
レーブ中に置き、次にH2によりパージし、そして次に
二酸化炭素ガスにより47バールに加圧した。オートク
レーブを、二酸化炭素により溶液を飽和せしめるために
揺動かし、そして次に1時間にわたって160°Cに加
熱した。その容器を、この温度で4時間維持し、16時
間にわたって室温に冷却した。ポリマーをその容器から
除き、暗カン色の固体(反応容器の壁土に付着する)と
してそのポリマーは得られ、そしてメタノールにより2
度、2%HCf、水及び最後にメタノールによる抽出に
より精製した(この抽出は30分間、前記固体を抽出剤
により還流し、そしてその固体を濾過することから成る
)。生成物を、カッ色の固体として単離し、その質量は
13.54g (93,4%の収率)であった。ポリマ
ーは、0.45d1g−1の固有粘度及びDSCにより
示されるように303.8°CのTgを有した。そのポ
リマーは、非晶質であった。
貫1 例4に記載の方法により調製されたポリマーの粉末化さ
れたサンプルを、濃硫酸中に溶解し、そして” c n
mr分光分析法を用いて試験した。得られたスペクトル
は、下記に示される構造:を有するポリマーのために予
期されるスペクトルと一敗した。
■旦 ジベンゾフラン(1゜4334g、 8.53X10ペ
モル)、2.8−ジベンゾフランジカルボニルクロリド
(2,5000g、8.53 X 10− ”モル)及
び1.2.4−トリクロロベンゼン25dをフラスコ中
で混合し、そして窒素のブランケット下で撹拌した。ア
ルミニウムトリクロリド(2,4g 、 1’?、2X
10−”モル)を、その混合物に添加し、そして室温で
3時間撹拌した。その混合物を150〜160’Cに加
熱し、そしてこの温度でさらに3時間撹拌した。その反
応混合物を冷却し、そしてメタノールにより急冷せしめ
た。得られた黄色の固体を濾過し、そして例1における
ようにして精製し、はとんど白色の粉末(3,04g 
、 92%の収率)を得た。そのポリマーは、0.29
d1g−1の固有粘度及びDSCにより示されるように
288°CのTgを有した。そのポリマーは、非晶質で
あった。
■工 例4に記載される方法を用いて、ジフェニルエーテル(
6,375g、 3.75X10−”モル)及びジベン
ゾフラン(6,300g 、 3.75 X 10− 
”モル)を、塩化アルミニウム(30,00g、22.
5XIQ−”モル)及び1.24−トリクロロベンゼン
(150d )の存在下で二酸化炭素(周囲温度で15
バール)と共に反応せしめた(オートクレーブはその反
応温度で16時間、維持された)。ポリマーを、例4に
記載される方法に従って、薄カッ色の固体(97,9%
の収率)として単離した。そのポリマーは、0.49d
1g−1の固有粘度、229.2°CのTgを有し、そ
して非晶質であった。
テレフタロイルクロリド(4,06g、 2xlO−”
モル)、ジベンゾフラン(3,36g、2×10−モル
)、塩化アルミニウム(11,0g、 8X10−”モ
ル)及び1.2.4−トリクロロベンゼン(50d)を
8.250dの管状の反応フラスコに添加した。そのフ
ラスコの内容物を、反応期間を通して撹拌した。
フラスコを窒素ガスによりパージし、そして25℃で3
時間、維持した。赤色の溶液が濁り始め、そしてわずか
に粘性になった。次に、そのフラスコを、炉中で75℃
に加熱し、そしてその温度で1+A時間維持し、次に1
25°Cに加熱し、そしてその温度で2時間維持した。
この期間の後、フラスコの内容物はひじょうに粘性の暗
赤色混合物であった。
フラスコを周囲温度に冷却し、そしてメタノールを添加
し、ポリマー/AlCl、複合体を分解し、そしてポリ
マーは薄黄色の固体として沈殿せしめられた。フラスコ
の内容物を、円錐形のフラスコに移し、そして30分間
、還流下で加熱した。次に、固体を濾過し、そして30
分間、還流下で加熱した。
次に、固体を濾過し、そして水及びアセトンによりそれ
ぞれ30分間、還流した。濾過された固体を、真空オー
ブン中で6時間、120°Cで乾燥せしめ、そしてクリ
ーム色になった。
ポリマーは、89.5%の収率で得られ、そしてそれは
、0.42d1g−’の固有粘度(25°Cで98%の
濃硫酸中における0、1%溶液に基づいて測定される)
及びDSCにより測定されるように225°CのTgを
有し、そしてポリマーは非晶質であった。
ポリマーは、次の構造を有するように思われる:例1及
び4に従って製造されたポリマーの粉末化されたサンプ
ルを、ジクロロメタンにより30分間、それぞれ還流し
た。次に、そのサンプルを濾過し、そして乾燥せしめ、
そして重量損失について調べた6例1からのポリマーに
ついて観察された重量損失は7.2%であり、そして例
4からのポリマーについて観察された重量損失は5.1
%であった。
比較すれば、非晶質であるポリエーテルスルホンは、室
温でジクロロメタンに急速に溶解する。
この後請求項1に記載される本発明のポリマーは、単独
で又は組合して次の好ましい特徴を有するニ ー少なくとも200’C及びより好ましくは少なくとも
250°CのTg、 一少なくとも0.2d1g−’及びより好ましくは0.
3d1g−’の固有粘度(25℃で98%H,SO,中
におけるポリマーの0.1%溶液を用いて測定される)
、−前記他の反復単位が存在する場合、反復単位l:前
記他の単位のモル比が、10 : 90〜90 : 1
0、より好ましくは40 : 60〜90 : 10の
範囲であり、−少なくとも50モル%の反復単位1を含
む。
請求項2に記載される本発明のポリマーの形成方法にお
いて、モノマーは好ましくは、次の弐■:〔式中、R及
びR1は独立して、−11又は−C0X(ここで−Xは
、−〇 〇又はハリド、好ましくはクロリドである)で
ある〕で表わされるモノマーである。
請求項3に記載される本発明のポリマーの使用において
は、ポリマーは好ましくは、ジクロロメタン中で30分
間、還流する場合、20%よりも高くない、好ましくは
10%よりも高くない重量in失を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I で表わされる反復単位を単独で又は他の二価の芳香族反
    復単位と一緒に含んで成る非晶質芳香族ポリマーであっ
    て、存在するなら、−SO_2−結合を含む反復単位の
    割合が反復単位の合計数の20モル%よりも多くなく、
    そして存在するなら、−CO−結合により隣接する芳香
    族成分に結合される前記他の反復単位の前記芳香族成分
    が単に1,3−フェニレンにより包含されない場合、前
    記ポリマーにおける前記反復単位を含んで成る芳香族成
    分が、直接結合、−O−、−S−、−CO−、−SO_
    2−又は−CR_2−〔ここでRは水素原子、C_1〜
    C_4のアルキル、フェニルであり又は2種の基R(こ
    れらは同じであっても良く又は異なっていても良い)は
    脂環式環を形成するために外部的に結合されている〕か
    ら選択された結合によりお互い結合されていることを特
    徴とする芳香族ポリマー。 2、下記式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I で表わされる反復単位を単独で又は他の二価の芳香族反
    復単位と一緒に含んで成る非晶質芳香族ポリマーの形成
    方法であって、存在するなら、−SO_2−結合を含む
    反復単位の割合が反復単位の合計数の20モル%よりも
    多くなく、そして存在するなら、−CO−結合により隣
    接する芳香族成分に結合される前記他の反復単位の前記
    芳香族成分が単に1,3−フェニレンにより包含されな
    い場合、前記ポリマーにおける前記反復単位を含んで成
    る芳香族成分が、直接結合、−O−、−S−、−CO−
    、−SO_2−又は−CR_2−〔ここでRは水素原子
    、C_1〜C_4のアルキル、フェニルであり又は2種
    の基R(これらは同じであっても良く又は異なっていて
    も良い)は脂環式環を形成するために外部的に結合され
    ている〕から選択された結合によりお互い結合されてい
    る、 少なくとも2つの位置において求電子性置換を受けやす
    く、そして下記式II: ▲数式、化学式、表等があります▼II で表わされる芳香族成分を含む少なくとも1つの芳香族
    モノマーを、縮合反応を活性化できる酸の存在下で重縮
    合せしめることを含んで成る方法。 3、下記式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I で表わされる反復単位を単独で又は他の二価の芳香族反
    復単位と一緒に含んで成る非晶質芳香族ポリマーの耐溶
    媒性を有する造形品への使用であって、存在するなら、
    −SO_2−結合を含む反復単位の割合が反復単位の合
    計数の20モル%よりも多くなく、そして存在するなら
    、−CO−結合により隣接する芳香族成分に結合される
    前記他の反復単位の前記芳香族成分が単に1,3−フェ
    ニレンにより包含されない場合、前記ポリマーにおける
    前記反復単位を含んで成る芳香族成分が、直接結合、−
    O−、−S−、−CO−、−SO_2−又は−CR_2
    −〔ここでRは水素原子、C_1〜C_4のアルキル、
    フェニルであり又は2種の基R(これらは同じであって
    も良く又は異なっていても良い)は脂環式環を形成する
    ために外部的に結合されている〕から選択された結合に
    よりお互い結合されている、ことを特徴とする使用。
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