JPH0224670A - 静電潜像現像剤用キャリア - Google Patents

静電潜像現像剤用キャリア

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JPH0224670A
JPH0224670A JP63175991A JP17599188A JPH0224670A JP H0224670 A JPH0224670 A JP H0224670A JP 63175991 A JP63175991 A JP 63175991A JP 17599188 A JP17599188 A JP 17599188A JP H0224670 A JPH0224670 A JP H0224670A
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JP
Japan
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meth
carrier
resin
acrylate
weight
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JP63175991A
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Satoshi Kuriyama
智 栗山
Shunichi Nakajima
俊一 中島
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真法における静電潜像現像剤用キャリア
に関する。
〔従来の技術〕
最近における画像形成方法においては静電潜像を経由す
る方法が最も広く利用されており、その中でもトナー粒
子とキャリア粒子とを摩擦帯電させるいわゆる二成分乾
式現像剤を用いて現像される場合が多い。
キャリアは鉄、フェライト、マグネタイト等の強磁性体
の粒子から成るが、現像剤の使用に伴いそのキャリアの
表面にトナー成分が転移付着してトナーとキャリアとの
摩擦帯電圧が低下したり、コピー画像の地肌部にトナー
が付着するという現象(かぶり)がみられたりするため
に樹脂を被覆したキャリアが開発された。その樹脂とし
てはスチレン/アクリル系共重合体、四ふっ化エチレン
重合体、シリコン樹脂などが用いられてきた。
スチレン/アクリル系共重合体で被覆したキャリアは優
れているが表面エネルギーが比較的高く繰り返しの使用
でかぶりが発生する欠点がある。
四ふっ化エチレン重合体で被覆したキャリアは表面エネ
ルギーが低いためにかぶりは生じ難いが、溶媒に溶けに
くいために製造がしに<<、また他の樹脂と混合して摩
擦帯電能力を調整することが困難である尋の欠点がある
。シリコン樹脂で被覆したキャリアは表面エネルギーは
低いが、シリコン樹脂それ自身が機械的強度が弱いため
に現像機内の攪拌中にキャリア表面のシリコン樹脂が摩
耗し、トナー粒子との摩擦帯電が不安定になり、複写画
像の品質が劣化する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、種々の樹脂と相溶し摩擦帯電圧が容易に調整
出来る膜で被覆され、耐摩耗性が良く耐久性のあるキャ
リアを得ようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは前記の問題点を解決するために種々研究を
重ねた結果、本発明に至った。
すなわち本発明は、その表面に、含ふっ素アルキル基を
含む(メタ)アクリル酸エステルと(メタ)アクリル酸
アルキルエステルとの共重合体(1)及び加水分解性シ
リル基を分子中に一個以上含有するビニル系樹脂(II
)を必須成分として含み、その構成比が重量比で1:1
九〜50:50である混合樹脂の被覆層を有することを
特徴とする静電潜像V像側用キャリアである。
共重合体(I)に関して、含ふっ素アルキル基を含む(
メタ)アクリル酸エステル(a)としては  CvF+
5CHaOCOCH:C&。
C7F+sCH20COC(Me):CR2+CFz 
(CF2 )20HOH20COC():CH2゜CF
s (CF2)4(CH2)20COC(Me)=C&
CF2 (CF2)9 (CHa )20COfl: 
(Me)=C&。
CF(CF2)6(CB2)20COCR=C&。
CFs \ CF(CF2)s(CB*120cOc(Me):CB
a。
/ CFs Cm F+ 7 CHa CHCHa 0COC(Me
 ):CI+2゜B Cs F+ v (CH2)+ + OCOC(Me)
=CIT2゜07F+ scON(Et)(Cl12)
20cOc(Me)=C&。
Ce Fl350s N (Me ) (CHa )2
0COCH:CH2゜Cs Fl 75O2N (Pr
 ) (CH2)20COCR:CH2゜CsF+7S
O2N(Me)(CH2)aOcOc(Me)=C■2
゜CsF+tSO2N(Me)(CH2)+10COC
H2C11:CH2゜CH2:CHCOOCIT2C)
+2゜Cs F+ t S02 N(Clhfl:LO
COCH=CH2)2゜HCF2(CF2)7CHaO
COC(Me):C112+などのパーフルオロアルキ
ル基含有(メタ)アクリル酸エステル; Cs F+ T (CH2)I + OCOCII=C
HCOOMe。
Cs F+ t (CH2)+ 1ococn:cll
coocH2C7F+stなどの上記(メタ)アクリル
酸エステルの場合と同様のパーフルオロアルキル基を持
つマレイン酸モノまたはジエステル; C7F+ s CHa OC■=CHgCvF+5CI
I20CHaCB:C1!2などの上記と同様のパーフ
ルオロアルキル基を有するビニルエーテルまたはアリル
エーテル;CsF+tSO2NHCHaSO2C■=C
H。
などの上記(メタ)アクリル酸エステルの場合と同様の
パーフルオロアルキル基を有するビニルスルホンがあげ
られる。 [上記においてEtはエチル基、Prはプロ
ピル基を示す。コ これらのうちで好ましいのは炭素数3〜21のパーフル
オロアルキル基を含む(メタ)アクリル酸エステルであ
る。
(メタ)アクリル酸アルキルエステル(b)としては具
体的には例えば炭素数1〜12のアルキル基を有するエ
ステルで、 (メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アク
リル酸エチル、 (メタ)アクリル酸n−ブチル、 (
メタ)アクリル酸イソプロピル、 (メタ)アクリル酸
ヘキシル、 (メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、
 (メタ)アクリル酸ラウリル等があげられる。これら
のうちで好ましいものは(メタ)アクリル酸メチルおよ
び(メタ)アクリル酸n−ブチルである。
共重合体中の各単位の含有量は、通常(a)は5〜90
重量%、 (b)は35〜IO重量%であり、好ましく
は(a)は20〜80重量%、 (b)は80〜20重
量%である。 (a)が5重量%未満または(b)が9
5重量%を越えると得られたキャリアの耐久性が不良と
なり、 (a)が90重量%を越えるかまたは(b)が
10重量%未満であるとこれ以上キャリアの耐久性が向
上せず薬剤が無駄となる。
本発明における共重合体(I)は(a)と(b)の各単
量体を熱重合、光重合または放射線重合などのラジカル
重合に従って塊状、または溶液重合させることにより製
造できる。好ましい重合方法は有機溶剤中ラジカル開始
剤を使用したラジカル重合法である。溶液重合の場合、
使用されるを機溶剤としては芳香族炭化水素(トルエン
、キシレン、エチルベンゼンなど)、脂肪族炭化水素(
ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサンなど)、脂肪族エ
ステル(酢酸エチル、酢酸n−ブチルなど)、脂肪族ケ
トン(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、ジ−n−ブチルケトン、シクロヘキサノンな
ど)、脂肪族エーテル(ジオキサン、テトラヒドロフラ
ンなど)、セロソルブ(エチルセロソルブ、n−ブチル
セロソルブ、セロソルブアセテートなど)、ハロゲン化
炭化水素(四塩化炭素、二塩化エチレンなど)などおよ
びこれらの二種以上の混合物が挙げられる。好ましいも
のはトルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、酢酸n−ブチル、セロソルブアセテ
ートおよび二塩化エチレンの単独またはこれらの二種以
上の混合物である。
有機溶剤の(a)と(b)の各単量体の合計重量に対す
る割合は任意に選択できるが、通常0.l:1〜2:1
、好ましくは0.5:I〜5:lである。
ラジカル重合反応を行う場合、使用されるラジカル重合
開始剤としてはアゾ系化合物(アゾビスイソブチロニト
リル、アゾビスイソバレロニトリルなど)、過酸化物(
ベンゾイルパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド
、クメンハイドロパーオキシドなど)、レドックス系化
合物(ベンゾイルパーオキシド/N1 N−ジメチルア
ニリンなど)などが挙げられる。好ましいのはアゾ系化
合物である。
重合開始剤の添加量は(a)と(b)の各単量体の固形
分合計重量に対し、通常o、oot〜20%、好ましく
は0.1〜10%である。
また、場合によっては連鎖移動剤(II−ラウリルメル
カプタン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメ
ルカプタン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、
γ−メルカプトプロピルトリエトキシシランなど)を加
え分子量を調節することができる。
ラジカル重合反応の反応温度は通常50−+50°C1
好ましくは70〜130°Cである。反応時間は通常1
〜10時間であり、好ましくは2〜7時間である。重合
の終点は赤外吸収スペクトルの二重結合の吸収(1[1
48c「’ )が消滅することによって、またはガスク
ロマトグラフィーを使い未反応の単量体が減少すること
によって確認出来る。
共重合体(I)の分子量は特に制限されないが、通常i
、ooo〜30,000.  好ましくは2.000〜
15.000である。
加水分解性シリル基を分子中に一個以上含有するビニル
系樹脂(II)としては、加水分解性シリル基を含有す
る重合性単量体(C)とその他の重合性単量体(d)と
の共重合体が挙げられる。
加水分解性シリル基を含有する重合性単量体としては(
メタ)アクリロキシアルキルアルコキシシラン、具体的
には例えば、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シラン、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシ
シラン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン
、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ
−アクリロキシプロピルトリエトキシシランなどが挙げ
られる。これらのうちで好ましいものはメタクリロキシ
プロピルアルコキシシランである。
その他の重合性単量体(d)としては、共重合体(I)
で使用される(メタ)アクリル酸アルキルエステルの他
に(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル(アルキル基
の炭素数2〜10)((メタ)アクリル酸ヒドロキシエ
チル、 (メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、 (
メタ)アクリル酸ヒドロキシヘキシル等);芳香族ビニ
ル単量体(スチレン、α−メチルスチレン、α−クロ7
レスチレン等);ハロゲン含有単量体(塩化ビニル、塩
化ビニリデン等);アルキル又はシクロアルキルビニル
エーテル(メチルビニルエーテル、シクロヘキシルビニ
ルエーテル等);  ビニルエステル(酢酸ビニル等)
;ニトリル基含有単量体(アクリロニトリル等); ア
ミド基含有単量体〔(メタ)アクリルアミド、クロトン
アミド、N−メチロールアクリルアミド、フマル酸ジア
ミド等〕; カルボキシル基含有単量体〔(メタ)アク
リル酸、マレイン酸、無水マレイン酸等〕が挙げられる
。  これらの中で好ましいものは(メタ)アクリル酸
アルキルエステルおよび芳香族ビニル単量体であり、特
に好ましいものはメタクリル酸メチル、アクリル酸n−
ブチルおよびスチレンである。
ビニル系樹脂中の各単位の含有量は、通常、 (C)は
3〜50重量%、 (d)は97〜50重量%であり、
好ましくは、 (c)は8〜30重量%、 (d)は3
2〜70重量%である。 (C)が3重量%未溝または
(d)が97重量%を越えると得られたキャリアの耐久
性が不良となり、 (C)が50重量%を越えるかまた
は(d)が50重量%未溝であるとこれ以上キャリアの
耐久性が向上せず薬剤が無駄となる。
ビニル系樹脂(II)は共重合体CI)と同様の方法で
製造することができる。
加水分解性シリル基を分子中に一個以上含有するビニル
系樹脂(II)の分子量は通常1.000〜40゜00
0、好ましくは2,000〜25,000である。ビニ
ル系樹脂(II)は加水分解性シリル基を含有するので
大気中に暴露されると常温で網状組織を形成して硬化す
る。その硬化機構は次の様に加水分解性シリル基の湿気
硬化による。
5t−0−R+    H2O−〉 −5l−011+     Rol+ −3t−OFI   +   I(O−5l−−一→−
5l−0−Sl−+   H20 本発明のキャリアを得る場合に、該樹脂の全部に含ふっ
素アルキルを含む(メタ)アクリル酸エステルと(メタ
)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体(1)及び
加水分解性シリル基を分子中に一個以上含有するビニル
系樹脂(II)を必須成分として含む混合樹脂を用いる
。(I)と(II)の重量比は1:99〜50:50、
好ましくは5:95〜25ニア5である。(I)力月末
溝であれば得られたキャリアの耐久性が不良となり、5
0を越えると膜はがれが生じ耐摩耗性が不良となる。ま
た本発明のキャリアには重縮合系樹脂(III)例えば
ポリウレタン、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、フェノール樹脂、メラミン樹脂、シリコン変性
ウレタン樹脂、シリコン変性エステル樹脂(特開昭63
−48281号公報に記載されたものも使用できる)等
と混合して用いてもよい。更にその他の樹脂例えばスチ
レン/(メタ)アクリル酸エステル系共重合体、シリコ
ン樹脂、エポキシ樹脂、ポリオレフィン、アセタール樹
脂、酢酸ビニル樹脂等も混合してもよい。この場合、共
重合体(I)及びビニル系樹脂(II)からなる混合樹
脂と樹脂(III)の重量比は通常100:0−10:
90.  好ましくは95:5〜30ニア0である。
また混合樹脂を被覆する場合、これらの樹脂の他に溶剤
、加水分解性シリル基の硬化触媒、加水分解性シリル基
の安定剤を併用するのが良い。溶剤としては共重合体(
I)および樹脂(II)を製造する場合に使用する溶剤
と同じでよいが、更に溶剤で希釈することも可能である
。溶剤の量は混合樹脂に対して通常0〜600重量%で
ある。
加水分解性シリル基の硬化触媒としては従来からシラノ
ール縮合触媒として使用されているものでよく、カルボ
ン酸型錫化合物(ジブチル錫マレートなど)、スルフィ
ド型、メルカプチド型などの含硫黄系有機錫化合物(ジ
ブチル錫スルフィドなど)、酸性リン酸エステル(モノ
メチル酸性リン酸エステルなど)、カルボン酸及びその
酸無水物(イタコン酸、コハク酸、無水マレイン酸など
)アミノシラン(γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ンなど)、アミン及びその塩(トリエチルアミン、環式
アミジン及びその塩など)、を機チタネート系化合物(
イソプロピルトリイソステアロイルチタネートなど)そ
の他特開昭58−19311i1号公報に記載の硬化触
媒が挙げられる。これらの触媒は単独でも2種以上を混
合して使用してもよい。硬化触媒の添加量はビニル系樹
脂(II)に対し通常0゜001〜20重量%である。
加水分解性シリル基の安定剤としては、加水分解性エス
テル、アルコールなどがよく、加水分解性エステルとし
てはオルトギ酸トリアルキル(オルトギ酸トリメチルな
ど)、シラン類(メチルトリメトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン、シリケートなど
)が挙げられる。アルコールとしては、メタノール、エ
タノール、イソプロパツール、セロソルブなどカ挙ケラ
れる。安定剤の量はビニル系樹脂(II)に対して好ま
しくは1〜30%である。
本発明のキャリアはキャリア芯材に樹脂を被覆すること
によって得られる。キャリア芯材としては、ガラスピー
ズ、金属粒子(磁性材料、具体的には磁性粉)等従来キ
ャリア芯材として用いられているものを使用することが
出来るが、現像方法として有利な磁気ブラシ法による現
像を可能とするためには磁性体粒子を使用することが好
ましい。
この様な磁性体としてはフェライト、マグネタイトを始
めとする鉄、コバルト、ニッケル等の強磁性を示す金属
もしくは合金またはこれらの元素を含む化合物、あるい
は強磁性元素を含まないが適当な熱処理を施すことによ
って強磁性を示すようになる合金、例えばマンガン−銅
−アルミニウム、マンガン−銅−錫等のマンガンと銅と
を含むホイスラー合金と呼ばれる種類の合金または二酸
化クロム、その他を用いることが出来る。この様なキャ
リア芯材としては重量平均粒径が通常1〜1000μI
のものが用いられるが、特に5〜500μIのものが好
ましい。キャリア芯材の含有全はキャリア総重量に対し
通常30〜95重量%程度であり、好ましくは45〜3
0重1%の配合が良好な結果を与える。
これら磁性粉と樹脂から成るキャリアは種々の方法によ
り製造することが出来る。例えば、バンバリーミキサ−
、ニーダ−ロールミル、エクストルーダー等により樹脂
と磁性粉を溶融混練し、冷却後粉砕し分級する方法、あ
るいは樹脂溶液中に磁性粉を混合分散した後、加熱して
乾届させて溶剤を揮発除去する方法か、噴霧乾燥するス
プレードライ法(この場合乾燥時もしくは乾燥後に被覆
層を硬化させて安定な塗膜を得ることが出来る。
加熱温度は通常40〜150°C1好ましくは60〜1
20°Cで0.5〜30分間行うことによりビニル系樹
脂(II)のシリル基が縮合し表面のべとつきが無くな
る。
また室温で長時間放置することによってべとつきを無く
す事もできる。)あるいは樹脂を構成すべき単量体と磁
性粉等の所定材料を適当な溶剤中に分段し、この懸濁液
を重合させることにより、所望のキャリアを得る懸濁重
合法等が適用可能である。又、キャリアの粒径を調整す
る方法としては、溶融混練後の粉砕条件を制御すること
により調節したり、分級により所望の粒径のものを得た
り、あるいは予め粒度分布の異なる複数皿のキャリアを
作製しておき、混合することにより、所望の粒度分布を
有するキャリアを得る等の方法がある。
本発明では前記のキャリアはそのままキャリア粒子とし
て用いることも出来るが、更にキャリア表面を樹脂、カ
ップリング剤、界面活性剤、帯電制御剤、微粉末等で表
面処理、あるいは被覆処理を施すことも出来る。
またキャリア粒子は球形化処理を施した球形のものが好
ましい。
本発明のキャリアは感光体へのキャリアの付着及び画質
のバランス上から平均粒子径は通常、50〜200μm
1  好ましくは60〜150μmとするのがよい。
この様にして得られる本発明のキャリアはトナーと混合
して静電潜像現像剤用の磁性ブラシ現像剤として使用さ
れる。 トナーとしては樹脂中に着色剤を分散させた、
通常電子写真法で使用されているいかなるトナーを使用
することも出来、特に制限されない。トナーの混合比は
キャリア100重量部に対して0.3〜20重量部が好
ましい。
以下製造例、実施例および比較例によって本発明を更に
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
〔実施例〕
製造例 1 キシレン100gを300m1の四つロコルベンに仕込
み攪拌しながら90℃に加熱した。
CFs (CF2 )? (CFie )20cOc(
Me):CH240g 、  メタクリル酸メチル”8
gy  n−ラウリルメルカプタン2g及びアゾビスイ
ソブチロニトリル(以下AIBNという)3gの混合溶
液を3時間かけて滴下した。2時間同温度で反応させた
後、AIBNo、3gを追加し、更に2時間反応させた
。この様にしてキシレン50%溶液の共重合体Aを得た
製造例2 CFs(CFa)s(CHg)20cOclT=cH2
50g 、  アクリル酸n−ブチル47g、γ−メル
カプトプロピルトリメトキシシラン3gおよびAIBN
 3gを使用し製造例1と同様にして重合し、キシレン
50%溶液の共重合体Bを得た。
製造例3 C@F+vSOJ(Me)(CH2)20cOc(Me
):CH215g 、メタクリル酸エチル82g、γ−
メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン3gおよび
AIBN 3gを使用し製造例1と同様にして重合し、
キシレン50%溶液の共重合体Cを得た。
製造例・4 メタクリル酸メチル40g、スチレン15gl  アク
リル酸n−ブチル20g、γ−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン25g+  n−ラウリルメルカプ
タン2gおよびAIBN 3gを使用し製造例1と同様
にして重合し、キシレン50%溶液のビニル系樹脂りを
得た。
製造例 5 メタクリル酸メチル47g、スチレン20g、アクリル
酸2−エチルヘキシル15g、γ−メタクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン 15g、  n−ラウリルメ
ルカプタン2gおよびAIBN 3gを使用し製造例1
と同様にして重合し、キシレン50%溶液のビニル系樹
脂Eを得た。
参考製造例 1 300mlのコルベンにキシレン100g+  イソホ
ロンジイソシアーネート44.4g及びジブチル錫ジラ
ウレート0.05gを混合し、80°Cに昇温した。ポ
リカプロラクトンジオール(MW523) 94.1g
を1時間で滴下シ、同温度で5時間反応させるとNGO
含量は0.70vt%であった。更にγ−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン7.2gを加え50℃で2時間反
応させた。NCO含量はOであった。この後キシレンで
50%溶液に調整した。この様にしてシリコン変性ウレ
タン樹脂Fが得られた。
参考製造例 2 テレフタル酸33.2gとポリオキシプロピレン(2゜
2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)3gと
、ビスフェノールA 58.7gとを、温度計、ステン
レススチール製攪拌器、ガラス製窒素ガス導入管及び流
下式コンデンサーを揃えた丸底フラスコをマントルヒー
ターにセットし、窒素ガス導入管より窒素ガスを導入し
てフラスコ内を不活性雰囲気に保った状態で昇温せしめ
た。そして0.005gのジブチル錫オキシドを加え、
軟化点において反応を追跡しながら温度200℃で反応
せしめポリエステル樹脂Gを製造した。
実施例1〜6、比較例1〜4 (キャリアの製造) 表1の被覆液を用いて、流動化ベツド装置により平均粒
径100μ踊の球形フェライト粉に塗布した後溶剤を揮
発除去し更に加熱硬化させて、共重合体(I)とビニル
系樹脂(II)を含む被覆層を有表1 する被覆キャリアを得た。
被覆層の厚さは約!μm であった。
数値は重量部を表す。
共重合体、ビニル系樹脂およびその他樹脂の()内も重
量部を表す。
溶斉り ;  トルエン 触媒 ;  シ゛ブチル錫シ゛アtテート試験例1 (現像剤の製造) トナーとしてはスチレンアクリル酸エステル系樹脂とカ
ーボンブラックのみからなる平均粒径11μmのものを
用い、上記キャリア(実施例)とトナーの重量比97/
3の割合に混合し現像剤とした。
(実写テスト) 上記現像剤を使用し Fuji  Xerox5043
でIO万枚の連続複写をし、帯電量、最高画像濃度、耐
久性、膜はがれ・摩耗を評価した。
その結果を表2に示す。
表2 (評価法) 帯電量;  ブローオフ法、トナー1g当りの摩擦帯電
電荷量で示した。
画像濃度;原画の画像濃度を1.3としたときの現像画
像の相対濃度で示した。
耐久性; かぶりが発生し画像品質が著しく低下し始め
たときの複写枚数で表した。
膜はがれ・摩耗;耐久性チエツク時の現像剤からキャリ
アのみを取り出して被覆率を 測定し、新しいキャリアの被覆率と比 較することによって評価した。
◎: 膜はがれ・摩耗なし O: 膜はがれ・摩耗5%未満 Δ: 膜はがれ・摩耗5〜10% ×: 膜はがれ・摩耗10%以上 〔発明の効果〕 本発明の静電潜像現像剤用キャリアは 1、耐久性が良い 2、耐摩耗性が良い 3、帯電性に優れ画像濃度を高くすることが出来る 4、被覆膜の樹脂は種々の樹脂と相溶するので摩擦帯電
圧の調整が可能である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、その表面に、含ふっ素アルキル基を含む(メタ)ア
    クリル酸エステルと(メタ)アクリル酸アルキルエステ
    ルとの共重合体( I )及び加水分解性シリル基を分子
    中に一個以上含有するビニル系樹脂(II)を必須成分と
    して含み、その構成比が重量比で1:99〜50:50
    である混合樹脂の被覆層を有することを特徴とする静電
    潜像現像剤用キャリア。 2、混合樹脂が、共重合体( I )とビニル系樹脂(II
    )に更に重縮合系樹脂(III)を含む混合樹脂である請
    求項1記載の静電潜像現像剤用キャリア。 3、加水分解性シリル基を分子中に一個以上含有するビ
    ニル系樹脂(II)が(メタ)アクリロキシアルキルアル
    コキシシラン、(メタ)アクリル酸アルキルエステルお
    よびスチレンを含むビニル系樹脂である請求項1または
    2記載の静電潜像現像剤用キャリア。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5288578A (en) * 1991-05-14 1994-02-22 Fuji Xerox Co., Ltd. Positively chargeable carrier
US7470497B2 (en) 2002-10-02 2008-12-30 Panasonic Corporation Two-component developer having a resin coated carrier for electrophotography and toner
JP2012058418A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Ricoh Co Ltd 現像剤用キャリアと二成分現像剤、それらの製法、画像形成方法、及びプロセスカートリッジ

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US7470497B2 (en) 2002-10-02 2008-12-30 Panasonic Corporation Two-component developer having a resin coated carrier for electrophotography and toner
JP2012058418A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Ricoh Co Ltd 現像剤用キャリアと二成分現像剤、それらの製法、画像形成方法、及びプロセスカートリッジ

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