JPH0224634A - 磁気シートにおける磁界利用方法 - Google Patents

磁気シートにおける磁界利用方法

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JPH0224634A
JPH0224634A JP63174625A JP17462588A JPH0224634A JP H0224634 A JPH0224634 A JP H0224634A JP 63174625 A JP63174625 A JP 63174625A JP 17462588 A JP17462588 A JP 17462588A JP H0224634 A JPH0224634 A JP H0224634A
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magnetic sheet
magnetic
sheet
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poles
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Tomio Suzuki
富雄 鈴木
Yoshi Ogikubo
好 荻久保
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MAGUETSUKUSU KK
RIKEN DENGU SEIZO KK
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MAGUETSUKUSU KK
RIKEN DENGU SEIZO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、磁気を利用した磁気シートにおいて磁気シー
トの構成部材たるマイクロカプセル内の金属鱗片の平面
の方向を一様にすることにより。
磁気シートに対する光を、自由に反射、透過、吸収する
ことができ、光を扱うあらゆる用途に有用な磁気シート
における磁界利用方法に関する。
[従来の技術] 従来の磁気シートとしては、磁石の磁界視認用という極
めて専用的な分野でのみ使用されていた磁気シー トが
あった。この磁気シートは、第1図、第2図に示す通り
表面に透明の保護フィルム2と、その下に鉄、ニッケル
等からなる多数の微小金属鱗片6を染料と油の混和液7
と共に球形のゼラチンカプセル壁5の中に封入したマイ
クロカプセル3を多数密接した層と、更にその下に黒色
等の光吸収層4を設けたものである。
この磁気シート1に磁化された磁性体を密着させると、
その磁性体の磁界のうち、磁気シート面に対して垂直成
分の磁界が及ぶマイクロカプセル3内の金属鱗片6は、
その平面を磁気シート面に対して垂直に向け、逆に水平
成分の磁界が及ぶ金属鱗片6はその平面を磁気シート面
に対して平行に向ける。そしてどちらの方向の場合であ
っても、その後磁界が去っても、金属鱗片6は粘性を有
する油によって、その平面の方向を保ち続ける。
第3図に示すように金属鱗片6の平面が前記磁気シート
面に対して垂直になると、磁気シート1に当たる光8は
マイクロカプセル3内を透過し。
その下の光吸収層4で吸収され、このマイクロカプセル
3は黒く見える。
また、金属鱗片6の平面が前記磁気シート面に対して平
行になると、磁気シート1に当たる光8は金属鱗片6の
平面で反射されるため、このマイクロカプセル3は、そ
の内部に溶は込んでいる染料の色に見える。
前述のように磁気シート上には黒と染料の色とによる模
様ができて、本来口に見えない磁界を間接的に目で確認
することができるようになった。
しかし、前記磁界の模様を染料の色と黒とによって記録
できても、磁気シート全面を一様な色に替えるには、第
6図の如き帯状もしくはシート状で、一方の面がN極ま
たはS極で対向面がS極またはN極である磁石か、もし
くは前記磁石の複数の列を、前記N極とS極の境界線に
対し垂直方向に磁気シートに密着させて移動させること
により。
前記磁石から磁気シートに及ぼす垂直磁界で金属鱗片の
平面を磁気シートに対して垂直にする。つまり磁気シー
トを黒くする方法しかなかった。
[発明が解決しようとする課題] 前述の黒くなった磁気シートを磁気記録媒体として使用
すると、磁気シートに密着させた磁性体からの磁界のう
ち磁気シートに密着した部分にあってはほとんどが垂直
成分であり、わずかに前記磁石の縁においてのみ水平成
分が形成されるため、磁気シート面に磁石で文字、図形
、模様等を記録しようととても、黒色の面に黒色で描く
ことになり意図した文字、図形、模様等にならず、せい
ぜいにじんだ線か縁取られた形でしか描けなかった。
以上の理由から、前記磁気シートと、その内部の金属鱗
片の平面を磁気シート面に対して垂直にする方法とだけ
では、磁気シートは磁界の記録媒体以外の用途に使用さ
れることはなかった。
そこで本発明にあっては、磁気シート面に当たる光を自
由に反射、透過、吸収することができるように、前記マ
イクロカプセル内の金属鱗片の平面を磁気シート面に対
して、垂直にするだけでなく、平行にする方法を提供す
ることにより、磁気シートの利用範囲を拡大させること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 前述した課題は、透明の保護フィルム層と、該フィルム
層の下には磁性体である複数の微小金属鱗片と染料を粘
性を有する油と共に略球形の膜体に封入したマイクロカ
プセルを多数密着させたマイクロカプセル層を形成した
磁気シートにおいて。
交互に着磁されたN極とS極とを長手方向に1対以上小
間隔で連接した帯状の磁石を、前記磁気シートに密着さ
せながら、前記N極とS極の境界線と垂直に一定速度で
移動もしくは振動させつつ、前記N極とS極の境界線と
平行に、前記N極とS極の境界線と垂直に移動もしくは
振動する速度より遅い速度で一定に移動させ前記帯状磁
石の水平磁界を利用することによって、前記微小金属鱗
片の平面の方向を、前記磁気シート面と略平行に揃える
磁気シートにおける磁界利用方法によって解決する。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
まず、第6図の如き帯状マグネット14をX方向に掃引
することにより、磁気シート1表面に垂直方向の磁界を
一様に加えることができ、金属鱗片6の平面はほぼ垂直
に揃う。
そして、金属鱗片6の平面を磁気シート面に対して平行
にする方法は、第4図の如<、N極、S極を連接したと
き端面の角に発生する水平磁界9を利用する方法である
。ここで第5図のように、N極とS極を小間隔で交互に
連接した帯状もしくはシート状の磁石10を、前記N極
とS極の境界線に対して平行に磁気シート1上をX方向
に掃引すると、水平磁界9が通過する部分の金属鱗片6
の平面は磁気シート1に対して水平になるが、N極とS
極の中間の水平磁界9を発生しない磁石部が通過する部
分の金属鱗片6の平面は垂直となり、全体としては、染
料の色と黒色とが交互に多数の連なった縞模様となって
しまう。
そこで黒の縞模様だけを無くす、つまり金属鱗片6の平
面を全て平行に揃える方法として考えられたのが、第7
図のように磁気シート1に対して帯状磁石15を傾ける
方法である。この帯状磁石15を第5図の正立状態θ=
90°から斜々に傾けていくと黒の縞模様は次第に小さ
くなっていき。
0がある角度以下になると、黒の縞模様はなくなり、磁
気シート1は前記染料の色、−色に変わる。
この黒い縞模様がなくなるときの臨界角度θ。は、磁石
の磁界の強さ、及びN極とS極の間隔等によって定まる
もので、一義的には求められない。
しかし、θが小さくなる程帯状磁石15は長大なものと
なり、実現性がなくなってくる。
そこで、本発明にあっては、第7図の如き長大な帯状磁
石を簡略化することを考え、第5図の如き円環状の帯状
磁石10をY方向に回転もしくは振動させつつ、X方向
に移動することで、第7図の帯状磁石15の水平磁界9
の作用と同様の作用を磁気シート1に及ぼし、金属鱗片
6の平面を磁気シート1と平行に揃えることができる。
但し、Y方向とX方向の速度の比率は、両方向の速度を
合成したベクi−ルのなす角度が、前記臨界角度0゜以
下になるようにしなければならず、概ねX方向の速度は
Y方向の速度に比べ、遅くする必要がある。
また、前記マイクロカプセル3内の染料の色は、前記金
属鱗片6が垂直方向に向いたときには、光が吸収されて
黒くなることから、染料の色が黄、黄緑、青、燈、ピン
ク等の明るい色であると、黒とは対照的で視認性が良い
そして、第8図の如く磁気表示させる筆記体としてのペ
ン11としては、ペン先12部分に微小な磁性体を固設
し、弱く着磁することが好ましい。
なぜ弱い方が良いかというと、ペン先12に強磁界があ
ると、磁気シート1上に筆記するとき、ペン先12の真
下以外に、ペン先12から広い範囲に磁界が効き、黒い
点にならずホヤけてしまうからである。
[発明の作用及び効果] 以上詳述の如く、本発明に係る磁気シートにおける磁界
利用方法によれば、マイクロカプセル層を有する磁気シ
ートにおいて、マイクロカプセル内の金属鱗片を迅速か
つ容易に水平方向に揃えることができるようになったの
で、磁気シート面を前記染料の色にすなわち、鮮明な表
示面に変換することができ、これによって磁気表示を行
う際従来は困難とされていた細かい文字、図形、模様等
が分解能良3鮮明に表示できるようになった。
また本発明に係る磁気シートにおける磁界利用方法によ
れば、文字、図形、模様等の表示及び既表示面の消去が
、繰り返し何度も鮮明に行えることにより、従来の磁界
視認用だけでなく、黒板やホワイトボード用に用いたり
、玩具用にも、更に広くデイスプレィ用としても磁気シ
ートの用途を拡げるものである。
更に、磁気シートに当たる光を前述のように反射、吸収
させるだけでなく、前記光吸収層を除くことによって、
透過させることも自由にできるため、例えば面発光体の
表面に、光吸収層のない磁気シートを密着させた場合、
前記金属鱗片の平面が磁気シート面に対して、垂直にな
るマイクロカプセルは面発光体の光を表面に透過させ、
また金属鱗片の平面が平行となるマイクロカプセルは光
を透過しないので、暗い環境下で光の中に浮き上がる文
字、図形、模様等として利用し、従来には見られなかっ
た新しいデイスプレィ装置を提供することも可能にする
ものである。
そして、本発明の磁界利用方法により、薄く、軽く、そ
してしなやかなため取扱いが簡単な磁気シートにおいて
、迅速かつ容易に金属鱗片の平面を磁気シート面に対し
て垂直にも、平行にも自在に変え得るため、前述のよう
な表示、記録、デイスプレィ用のみならず、更に用途を
拡げ、例えば4゜ 前記光吸収層のない磁気シートを窓ガラス等に密着させ
ると、外光の遮蔽、透過を簡単にコントロールできる調
光装置とすることが可能になる。
また前述の如く、調光可能な磁気シートのマイクロカプ
セルの層を、−層及び多層にすることで光の遮蔽度を適
宜変えることができ、いず九の場合でも本発明の磁界利
用方法によ九ば、光の透過、遮蔽を迅速かつ容易に行い
得るため、光を扱う広範な用途に磁気シートを利用する
ことを可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に供される磁気シートを示す概略断面図
、第2図は磁気シートの構成部材のマイクロカプセルの
概略断面図、第3図は第2図に示すマイクロカプセルの
列を示す概略断面図、第4図は帯状磁石の磁界を示す概
略斜視図、第5図。 第6図、第7図は磁気シートの金属鱗片の平面の1・・
・磁気シート  2・・・透明樹脂フィルム  3・・
・マイクロカプセル  4・・・光吸収層  5・・・
球状ゼラチンカプセル壁6・・・金属鱗片  7・・・
油と染料の混和液8・・・光線 特 許 出 願 人  株式会社マグエックス理研電具
製造株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 透明の保護フィルム層と、該フィルム層の下には磁性体
    である複数の微小金属鱗片と染料を粘性を有する油と共
    に略球形の膜体に封入したマイクロカプセルを多数密着
    させたマイクロカプセル層を形成した磁気シートにおい
    て、交互に着磁されたN極とS極とを長手方向に1対以
    上小間隔で連接した帯状の磁石を、前記磁気シートに密
    着させながら、前記N極とS極の境界線と垂直に一定速
    度で移動もしくは振動させつつ、前記N極とS極の境界
    線と平行に、前記N極とS極の境界線と垂直に移動もし
    くは振動する速度より遅い速度で一定に移動させ前記帯
    状磁石の水平磁界を利用することによって、前記微小金
    属鱗片の平面の方向を、前記磁気シート面と略平行に揃
    える磁気シートにおける磁界利用方法。
JP63174625A 1988-07-13 1988-07-13 磁気シートにおける磁界利用方法 Expired - Fee Related JPH0820650B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002082363A (ja) * 2000-07-05 2002-03-22 Pilot Corp 磁性体反転表示装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6425180A (en) * 1987-07-22 1989-01-27 Tdl Kk Erasing method for magnetic recording carrier

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