JPS6016632B2 - 磁気デイスプレ−装置 - Google Patents

磁気デイスプレ−装置

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Publication number
JPS6016632B2
JPS6016632B2 JP53026689A JP2668978A JPS6016632B2 JP S6016632 B2 JPS6016632 B2 JP S6016632B2 JP 53026689 A JP53026689 A JP 53026689A JP 2668978 A JP2668978 A JP 2668978A JP S6016632 B2 JPS6016632 B2 JP S6016632B2
Authority
JP
Japan
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magnet
magnetic
magnets
display
container
Prior art date
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Expired
Application number
JP53026689A
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English (en)
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JPS54120593A (en
Inventor
茂長 仲矢
務 栗原
宗忠 風間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP53026689A priority Critical patent/JPS6016632B2/ja
Publication of JPS54120593A publication Critical patent/JPS54120593A/ja
Publication of JPS6016632B2 publication Critical patent/JPS6016632B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は消費電力無しで永久的な記憶保持機能を有し、
かつ書替え可能な感熱磁気ディスプレー装置に関するも
のである。
従釆の磁気ディスプレー装置の1例として『AMagn
etic − Pa九icles Display 』
lEEETransactions on Elec
tron Devices、VoL.ED−22、No
.9、Septemben975.が知られている。
この論文によると直径約10〃mの球形の磁性粒子の半
分を黒と白に塗り分けて磁化しており、この1個の磁性
粒子を平板状に形成した直径15山肌、壁厚2.5仏肌
の容器内に液体と共に封入しており、裏面に配置した駆
動部からの磁界によって、磁性流子を回転させ磁気ディ
スプレー装置を形成している。しかし、この方法では直
径約10仏のの磁性流子を均一性を持って真の球状にす
ることは容易でなく、マトリクスの欠陥、ディスプレー
の大きさ、駆動用基板のアセンブリ等、実際の製作上問
題点が多いと思われる。本発明の目的はこれらの欠点を
除去するために、直径100〜150オングストローム
の磁性微粒子0を液体中に高濃度に含有させ、これを安
定かつ均一に分散させたコロイド状液体を平板状に形成
した各素子に満たして密封し、これら各素子毎に配置し
た2種のキューリ点の複数の磁石を、外部から着磁磁石
と発熱体とを作用させることによって、ディスプレー装
置としての働きを行わせるものであって、以下詳細に説
明する。
第1図は本発明の第1の実施例を説明する感熱磁気ディ
スプレー装置の1素子の原理説明図である。
第1図aは表示がなされていない状態の上面斜視図であ
り、第1図bは第1図aにおけるA−A矢視断面図であ
る。第1図cは表示されている状態の上面斜視図であり
、第1図dは第1図cにおけるB−B矢視断面図である
。第1図aおよび第1図bにおいて、1は通常黒色の磁
性微粒子である。
2は水または、炭化水素等の液体であり、磁性微粒子1
を高濃度に含有している。
液体2は白色またはその他の色に着色されてし、ても良
いし、透明でも良い。3は光を透過できる容器である。
4,5はキューリ点の高い(約30ぴ○以上)磁石であ
り6は二酸化クロム等の如くキューリ点の低い(約10
0qo)磁石である。
7は外部から磁石4,5,6を同一方向に磁化するため
の着磁磁石である。
第1図bに示す如く肴磁磁石7が矢印8の方向に動くこ
とによって、磁石4,5,6が磁化されると、磁石4,
6の相互磁気力の方が磁石4,5の相互磁気力より非常
に大きいため磁性微粒子1は磁石4,6間に集まり磁石
4,5間には集まらない。
従って矢印9の方から見ると容器3を通して液体2の着
色液が見えても良いし、また液体2が透明な場合には容
器3の裏壁部10が見えることになる。次に第1図cお
よび第1図dにおいて、例えばサーマルヘッドの如き発
熱体11が磁石6と6のキューリ点の中間の温度で矢印
12の方向に動作すると磁石6はキューリ点以上に加熱
されるため磁性が無くなり、磁石5はキューリ点が高い
ため影響を受けず、磁性微粒子1は磁石4と5の相互磁
気力によって液体2の中を動作する。
従って、矢印9の方向から見ると、容器3を通して黒色
の磁石微粒子が見えることになり熱によって磁気的な文
字、図形の書込みができることがわかる。以上説明した
1素子を集合体として構成した場合は、第2図の表示例
の如き熱による磁気的な文字図形の書込みができる。第
3図は第2図におけるC−C断面図である。
すなわち、平板状に一体化された容器15には格子状に
凸部16を形成して、それぞれの素子単位を構成するよ
うにし、液体17と磁性微粒子18を封入する。ここで
キューリ点の高い(約300℃以上)磁石19,20と
キューリ点の低い(約100oo)磁石21を配置し、
着磁磁石22が矢印23の方向に動作した後に発熱体2
4が選択的に発熱したり、発熱しなかったりしながら通
ると、キューリ点を利用した磁気ディスプレーとしての
動作を行うことができる。この場合、着磁磁石22はデ
ィスプレーの1素子の長さにし、かつ発熱体24もディ
スプレーの1素子の長さにしても良いしまた着磁磁石2
2はディスプレーの全中の長さにし、かつ発熱体24も
ディスプレーの全中の素子数を持ったものでも良い。要
するに着磁磁石22は磁石19,20,21を磁化し、
発熱体24は選択的に発熱すれば良いことになる。
またディスプレー素子が非常に微細な場合には1個の発
熱体が常に複数のディスプレー素子に熱による文字図形
の書込みが可能であり、分解能の向上が期待できる。第
4図は感熱磁気ディスプレー装置としての一部破断図で
あり、25は素子の集合体、26は着磁磁石、27は発
熱体、28はフレームである。以上の説明のように、第
1の実施例では、着磁磁石を移動することによってディ
スプレーを消去し、発熱体を選択的に発熱することによ
って、文字図形を書込むことができ、書替は容易である
また、磁石を使用しているため記憶機能を有し、無通電
状態でも永久的な表示が可能である。また、価格も汎用
材料を使用するため低価格でありかつ経年変化に対して
も安定度の高い材料を使用している等、多大の利点があ
る。第5図は本発明の第2の実施例であり、容器3の外
側にキューリ点の高い(約300℃以上)磁石30,3
1,32を配置し、キューリ点の低い(約100qo)
磁石33,34を配置したものである。
第5図aは第1図bと同様に着磁磁石を動作させた場合
で容器3の中で磁性微粒子1は磁石30,33の間と磁
石31,34の間に分離して静止しており、ディスプレ
ーは消去の状態である。一方、第5図bは第1図dと同
様に発熱体を動作させた場合で、磁石33,34の磁性
が無くなり、磁性微粒子1は磁石30,32の間と磁石
31,32の間に静止し、ディスプレーは書込みの状態
である。第2の実施例では第1の効果に加えて、同一寸
法の素子の場合には磁性微粒子の移動距離が半分になる
ため高速になる。
タ 第6図は本発明の第3の実施例であり、容器3の外
側にキューリ点の高い(約30000以上)磁石35,
36,37を配置し、磁石36,37の中間にキューリ
点の低い(約100qC)磁石38を配置したものであ
る。
第6図aは第1図bと同様に0着磁磁石を動作させた場
合で、容器3の中で磁性微粒子1は磁石35,38の間
に静止しており、ディスプレーは消去の状態である。一
方第6図bは第1図dと同様に発熱体を動作させた場合
で、磁石38の磁性が無くなり磁性微粒子1は磁石35
,36の間と磁石35,37の間に静止し、ディスプレ
ーは書込みの状態である。第3の実施例では、第2の実
施例と同様の効果がある。
以上実施例により詳述した如く、本発明は液体中の磁性
微粒子に対する着磁磁石と発熱体の動作で文字図形表示
の消去、書込みを行うもので、書替え容易、記憶機能を
有する、量産的な構成で低価格、経年変化にも強い等の
利点があり、大形、小形のディスプレーとして最適であ
り、平面構成のため組込み装置が小形軽量となって、広
範囲に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例であって、第1図aは表示がなさ
れていない状態の上面斜視図、第1図bは第1図aにお
けるA−A矢視断面図、第1図cは表示されている状態
の上面斜視図、第1図dは第1図cにおけるB−B矢視
断面図、第2図はディスプレー素子の集合体を示す図、
第3図は第2図におけるC一C断面図、第4図は感熱磁
気ディスプレー装置の一部破断図、第5図は第2の実施
例であって、第5図aは消去状態を示す図、第5図bは
書込み状態を示す図、第6図は第3の実施例であって、
第6図aは消去状態を示す図、第6図bは書込状態を示
す図である。 1,18・・・・・・磁性微粒子、2,17・・・・・
・液体、3,15・・・・・・平板状容器、4,5,1
9,20,30,31,32,35,36,37……キ
ユーリ点の高い磁石、6,21,33,34,38・・
・・・・キューリ点の低い磁石、7,22,26・・・
・・・着磁磁石、11,24,27・・・・・・発熱体
、16・・・・・・格子状凸部。 第l図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光を透過できる平面板に格子状の凸部を形成して複
    数の素子単位を構成し当該各素子単位に液体と磁性微粒
    子よりなるコロイド状液体を満たして密封した平面状容
    器と、前記平面状容器の一面及び他面の各素子単位縁部
    又は中央部に配置された第1の磁石と、前記平面状容器
    の一面に配置された前記第1の磁石に対向するよう前記
    平面状容器の他面に配置されたものであつて前記第1の
    磁石よりキユーリ点の低い第2の磁石と、前記平面状容
    器の他面側に設けられ前記各素子単位の消去動作を行う
    着磁磁石と、前記平面状容器の他面側に設けられ、前記
    第2の磁石をキユーリ点温度まで加熱させ前記各素子単
    位の書き込み動作を行う発熱体とを有する磁気デイスプ
    レー装置。
JP53026689A 1978-03-10 1978-03-10 磁気デイスプレ−装置 Expired JPS6016632B2 (ja)

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JPS54120593A JPS54120593A (en) 1979-09-19
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JPS57164312A (en) * 1980-05-14 1982-10-08 Ampex Digital variable voltage level control circuit for automatically returning to neutral position

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JPS54120593A (en) 1979-09-19

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