JPH0224541Y2 - - Google Patents

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JPH0224541Y2
JPH0224541Y2 JP4998888U JP4998888U JPH0224541Y2 JP H0224541 Y2 JPH0224541 Y2 JP H0224541Y2 JP 4998888 U JP4998888 U JP 4998888U JP 4998888 U JP4998888 U JP 4998888U JP H0224541 Y2 JPH0224541 Y2 JP H0224541Y2
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JP
Japan
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soldering iron
tip
soldering
opening
solenoid
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JP4998888U
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、半田付け作業に際して必要とされ
る半田ゴテのコテ先清浄化が自動的に行えるよう
にした半田ゴテクリーナーの改良に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来よりこの種の半田ゴテクリーナーとして
は、半田付け作業を行う直前に、コテ先を回転す
るローラーブラシ面に接触させてコテ先に付着し
た半田屑やペーストを除去する形式のものが知ら
れている(実開昭56−147966号、実開昭57−
116373号、実開昭60−15467号)。またコテ先をロ
ーラーブラシ面に接触させる形式以外のものとし
ては、一対の相対向するコテ先清浄パツドをリン
ク機構によつて開閉できるように構成し、コテ先
を開放された両方の清浄パツドの間に送り込んだ
のち、リンク機構を引張つて両方の清浄パツドを
閉合し、コテ先をこれらの閉合された清浄パツド
の間から引き抜くことによつて、コテ先の清浄化
が行えるようにしたものも知られている(実開昭
53−113230号)。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、コテ先の清浄は半田付け作業を行う
直前に行うことが必要である。すなわち、一個所
の半田付け作業を終えて、コテを置台の上に置い
たあとにコテ先の清浄が行われると、次の半田付
け作業を開始する迄の間にコテ先がきれいなまま
で加熱されるため、コテ先に酸化被膜が形成され
て半田がコテ先に乗らなくなる。
そのため従来のローラーブラシ形のクリーナー
では、置台上からコテを取り出すときにローラー
ブラシを回転すると共に、コテ先をブラシの方向
に押し出すようにしてブラシ面と接触させるた
め、作業者は必ずコテ先とブラシ面との接触状況
を眼で確認する必要があり、コテ先と半田付け部
分との両側に視線を移し変えなければならないの
で、半田付け作業にロスタイムを生じ、作業能率
の向上を阻害するという問題がある。
一方、開閉する一対の清浄パツドの間でコテ先
を挾むようにしてコテ先を清浄する形式のクリー
ナーでは、半田付け作業を行う直前に両方の清浄
パツドが閉じられるようにすれば、前記のような
半田付け作業の直前における適切なコテ先の清浄
化が行える。しかしながらこの方式では、コテ先
を常に開いた清浄パツドの間に挿入保持させた状
態として、コテ先を引き抜く直前にこの清浄パツ
ドが閉じるようにしなければならず、清浄パツド
の閉合が半田ゴテの使用直前と関係なく単独に行
われると、清浄されたのちコテ先の使用開始まで
に時間が経過してコテ先に酸化被膜が形成される
ことになり、半田付け作業が適切に行われないと
いう欠点が生ずる。従つてこのタイプのクリーナ
ーでは、清浄パツドの閉合が、常にコテ先の引き
抜きの時といかにしてタイミングよく自動的に行
われるかという課題が解決されない限り、手作業
による半田付け作業を能率よく適切に行うことが
できないという問題を有している。
更に清浄パツドの開閉が前記の先願に示される
ように上下方向に行われるものでは、下方の清浄
パツドの表面に清浄後の半田屑などが残留してし
まうという問題点や、手作業用の場合において半
田ゴテを開閉する清浄パツドとの関係でどのよう
な状態で保持すべきか、というような問題点を有
している。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、従来における半田ゴテクリーナーの
上記のような課題を解決するための手段として、
夫々先端部の内側にコテ先清浄パツドを備え、
夫々後端部が基台上に立設された一対の縦軸によ
り回転可能に軸支された一対の開閉腕と、前記開
閉腕後端部に設けられたリンク機構を作動するべ
く基台上に配設されたソレノイドと、半田ゴテの
コテ先が前記清浄パツドの閉合位置に向けて保持
できるように前記開閉腕の上方に配置された、前
記ソレノイドの作動スイツチを有する半田ゴテの
ホルダーと、該ホルダーより半田ゴテを取り外す
ことにより前記スイツチを介して前記ソレノイド
を作動させる通電回路とからなることを特徴とす
るものである。
なおコテ先の清浄パツドとしては、開閉腕の先
端部内側面に、下端に貯水室を有するケースを着
脱自在に取付け、このケース内に平坦な清浄面を
有するスポンジ等の軟質材を収納して、この軟質
材の下端が貯水室からの水によつて常に湿潤され
るようなものであることが好ましい。
〔作用〕
この考案に係る半田ゴテクリーナーでは、半田
ゴテを使用しない状態でホルダーによつて保持し
ているときには、ソレノイドの通電回路が遮断さ
れてソレノイド可動軸が突出し、左右の清浄パツ
ドを開いている。半田付け作業を開始するべく半
田ゴテをホルダーから持ち上げるようにして引き
抜くと、ホルダー内のスイツチが閉じて通電回路
が作動し、ソレノイド可動軸が瞬間的に引き込ま
れるので左右の清浄パツドが引き抜かれる直前の
コテ先を挾むようにして閉合する。この状態で半
田ゴテをホルダーより引き抜くことによつてコテ
先は清浄されるので、そのまま直ちに半田付け作
業を開始することができる。半田ゴテがホルダー
から引き抜かれたのち数秒の時間経過後、ソレノ
イドの通電回路が自動的に遮断され、左右の清浄
パツドが開いて、次の清浄に備える。
〔実施例〕
次に本考案に係る半田ゴテクリーナーの実施例
を図面により説明すると、この半田ゴテクリーナ
ーは、第1図及び第2図に示されるように、基台
1上に立設された一対の平行な縦軸2によつて回
転自在に支軸された一対の開閉腕3と、この開閉
腕3を開閉作動するソレノイド15とからなつて
いる。
開閉腕3は、夫々後端部に前記縦軸2に挿通さ
れるボス4を有すると共に、このボス4の位置す
る後端部内側面に夫々リンクアーム5が相対向し
て突設され、これらのリンクアーム5の先端が互
いにピン6を介して連結されている。また夫々の
開閉腕3の後端3aにおける上下両端には互いに
スプリング7が連結され、該スプリング7によつ
て開閉腕3は常に先端部が左右に開くようになつ
ている。開閉腕3の先端部における相対向する内
側面には夫々清浄パツド8が設けられている。こ
れらの清浄パツド8は、第4図に示すように下端
に貯水室10を有し、この貯水室10の背面9a
と両側壁9bを上方に延長するように形成された
ケース9と、下端がこのケース9の貯水室10内
に挿入された形で表面がケース9の前面より突出
するように収納されたスポンジ、ウレタンフオー
ム等の軟質材11とからなつている。またこれら
の清浄パツド8は、ケース9の背面に縦向きに設
けたありほぞ12と、ストツパー13とを有し、
前記開閉腕3のフランジ3bに設けられたあり溝
14に、前記ケース背面9aのありほぞ12が挿
入されると共に、ストツパー13が前記フランジ
3b上に係止されることによつて、開閉腕3に対
して必要に応じ着脱自在なるように取付けられて
いる。
一方、前記両開閉腕3の後方における基台1上
にはソレノイド15が固定され、このソレノイド
15における可動軸(鉄芯)16の先端が、開閉
腕3のリンクアーム連結ピン6における中央部に
取り付けたボス17に連結され、該ソレノイド1
5が作動して可動軸16が内部に引き込まれると
左右の開閉腕3が縦軸2を中心に回動し、清浄パ
ツド8が閉じられるようになつている。
更に第1図に示すように、縦軸2の上方には半
田ゴテ18のホルダー19が傾斜状に取付けられ
ている。このホルダー19は後端部が円錐形にな
つた筒形をなしており、外周の一部に突設したブ
ラケツト20のベース21が前記縦軸2の上端に
固定されることによつて、内部に挿通した状態の
半田ゴテ先端22が、開放した左右の開閉腕清浄
パツド8の閉合位置に保持されるようになつてい
る。また該ホルダー19の内周面にはソレノイド
15を作動する通電回路用スイツチ23が設けら
れている。ソレノイド15の通電回路24は、半
田ゴテ18をホルダー19内より引き抜くべく僅
かに上方に浮かすことによつて、前記スイツチ2
3が作動して通電回路24を閉じ、これによつて
ソレノイド15が作動して、可動軸16を内部に
引き込むことに伴い開閉腕清浄パツド8が閉合
し、そのままで5乃至6秒間経過後に通電状態が
自動的に遮断される通電制御回路を備えたものか
らなつている。それ故、半田ゴテ18をホルダー
19から引き抜くときに、前記スイツチ23が作
動されることによつて、コテ先22が未だ清浄パ
ツド8の閉合位置から完全に抜き去られないうち
に該清浄パツド8を瞬間的に閉合し、コテ先22
を的確に挾着して清浄化する。このようにして半
田ゴテ18を閉合された清浄パツド間から引き抜
いて、直ちに半田を溶解しつつ半田付け作業に入
るが、作業を行つている間に前記通電回路24が
自動的に解除されて開閉腕3が自動的に開き、半
田付け作業を終えたのちにおける次のコテ先清浄
化のために備える。
〔効果〕
本考案に係る半田ゴテクリーナーにおいては、
上記のようにホルダー内に挿通した半田ゴテのコ
テ先部分をソレノイドの作業に伴う左右の開閉腕
清浄パツドの閉合により挾着されるようにし、か
つこの清浄パツドの閉合がホルダーから半田ゴテ
を引き抜く際のスイツチの作動により瞬間的に行
えるようにしたので、半田付け作業を行うに際し
ての半田ゴテの引き抜く直前にコテ先の清浄化を
的確に行うことができる。
また清浄パツドの閉合が半田ゴテの引き抜きに
よつて自動的に行えるので、作業者はコテ先の清
浄に際して半田付け部分に視線を固定した状態か
ら清浄パツドの方向へ視線を移し変えることな
く、直ちに半田付け作業に移行できることにな
り、コテ先の清浄作業に必要とされる時間的ロス
を確実に解消できるので、作業能率の大幅な向上
を期待することができる。
なお実施例で示したように清浄パツドを下端に
貯水室を有する着脱自在なケースによつて構成す
れば、パツドが常にコテ先の清浄化に適した状態
に湿潤されると共に、パツドの交換も必要に応じ
て自由に行うことができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る半田ゴテクリーナーの構
成を示す縦断側面図、第2図は第1図の−線
における断面図、第3図は第2図の−線にお
ける断面図、第4図は清浄パツドの構成を示す斜
視図である。 1:基台、2:縦軸、3:開閉腕、4:ボス、
5:リンクアーム、6:ピン、7:スプリング、
8:清浄パツド、9:ケース、10:貯水室、1
1:軟質材、15:ソレノイド、16:可動軸、
18:半田ゴテ、19:ホルダー、22:コテ
先、23:スイツチ、24:通電回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 夫々先端部の内側にコテ先清浄パツドを備
    え、夫々後端部が基台上に立設された一対の縦
    軸により回転可能に軸支された一対の開閉腕
    と、前記開閉腕後端部に設けられたリンク機構
    を作動するべく基台上に配設されたソレノイド
    と、半田ゴテのコテ先が前記清浄パツドの閉合
    位置に向けて保持できるように前記開閉腕の上
    方に配置された前記ソレノイドの作動スイツチ
    を有する半田ゴテのホルダーと、該ホルダーよ
    り半田ゴテを取り外すことにより前記スイツチ
    を介して前記ソレノイドを作動させる通電回路
    とからなることを特徴とする半田ゴテクリーナ
    ー。 (2) コテ先の清浄パツドが、開閉腕の先端部内側
    面に着脱自在に取り付けられた、下端に貯水室
    を有するケースと、該貯水室内の水によつて常
    に湿潤されるように該ケース内に収納された平
    坦な清浄面を有するスポンジ等の軟質材とから
    なつている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の半田ゴテクリーナー。
JP4998888U 1988-04-15 1988-04-15 Expired JPH0224541Y2 (ja)

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JP4998888U JPH0224541Y2 (ja) 1988-04-15 1988-04-15

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JPH01153858U JPH01153858U (ja) 1989-10-23
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