JPH036809B2 - - Google Patents
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- JPH036809B2 JPH036809B2 JP59076203A JP7620384A JPH036809B2 JP H036809 B2 JPH036809 B2 JP H036809B2 JP 59076203 A JP59076203 A JP 59076203A JP 7620384 A JP7620384 A JP 7620384A JP H036809 B2 JPH036809 B2 JP H036809B2
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- inductor
- storage chamber
- treatment instrument
- endoscope
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 11
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
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- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00064—Constructional details of the endoscope body
- A61B1/00071—Insertion part of the endoscope body
- A61B1/0008—Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
- A61B1/00098—Deflecting means for inserted tools
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は内視鏡、特に内視鏡の処置具誘導装
置に関する。
置に関する。
一般に医療用内視鏡において、患者の体腔内観
察を行つたときは、体腔内の粘液等が鉗子起上台
に付着する。そして、そのまま放置すると粘液が
固化して鉗子起上台の動きが悪くなる。また、こ
の汚れにより不衛生となり他の患者に感染させて
しまう虞があつた。そのため内視鏡を使用するご
とに洗浄が必要であり、確実な洗浄を得るために
は鉗子起上台が内視鏡先端部から容易に取り外
し、洗浄や交換の際の作業を簡単にすることが望
まれていた。
察を行つたときは、体腔内の粘液等が鉗子起上台
に付着する。そして、そのまま放置すると粘液が
固化して鉗子起上台の動きが悪くなる。また、こ
の汚れにより不衛生となり他の患者に感染させて
しまう虞があつた。そのため内視鏡を使用するご
とに洗浄が必要であり、確実な洗浄を得るために
は鉗子起上台が内視鏡先端部から容易に取り外
し、洗浄や交換の際の作業を簡単にすることが望
まれていた。
従来の処置見誘導装置は、
実公昭58−50884号公報に示されるように、鉗
子起上台を取り外すことにより掃除や取り換えが
容易に行なえるようにするために処置具誘導装置
は次のような構成をしていた。即ち、鉗子起上台
を鉗子起上台本体と、鉗子起上台本体に着脱自在
な補助部材とで構成し、鉗子起上台本体と補助部
材間で枢支ピンを受け支え、枢支ピンを取り外す
ことなく鉗子起上台を簡単独で取り外せるように
したものであつた。しかしながら、鉗子起上台は
取り外せるのだが、鉗子起上台と操作ワイヤは容
易には取り外せず、洗浄や交換の際の作業が煩雑
なものとなつていた。
子起上台を取り外すことにより掃除や取り換えが
容易に行なえるようにするために処置具誘導装置
は次のような構成をしていた。即ち、鉗子起上台
を鉗子起上台本体と、鉗子起上台本体に着脱自在
な補助部材とで構成し、鉗子起上台本体と補助部
材間で枢支ピンを受け支え、枢支ピンを取り外す
ことなく鉗子起上台を簡単独で取り外せるように
したものであつた。しかしながら、鉗子起上台は
取り外せるのだが、鉗子起上台と操作ワイヤは容
易には取り外せず、洗浄や交換の際の作業が煩雑
なものとなつていた。
この発明は、上述の不具合を解消するためにな
されたもので、誘導子を簡単に着脱でき、洗浄や
交換の作業を容易に行うことのできる内視鏡を提
供することを目的とする。
されたもので、誘導子を簡単に着脱でき、洗浄や
交換の作業を容易に行うことのできる内視鏡を提
供することを目的とする。
この発明は、内視鏡先端部に設けられた誘導子
収納室と、該誘導子収納室の内壁に設けられ、一
部に開口を有する側溝部と、上記開口を介して上
記側溝部に挿脱自在となるように突設された回動
軸を有した処置具誘導子と、上記回動軸を上記側
溝部に保持するように上記開口近傍に着脱自在に
設けられた止め部材と、該止め部材を取り外し上
記側溝部から上記回動軸を離脱させた時に、上記
処置具誘導子を内視鏡先端部から取り外せるよう
に設けた誘導子挿脱口とから成る内視鏡である。
収納室と、該誘導子収納室の内壁に設けられ、一
部に開口を有する側溝部と、上記開口を介して上
記側溝部に挿脱自在となるように突設された回動
軸を有した処置具誘導子と、上記回動軸を上記側
溝部に保持するように上記開口近傍に着脱自在に
設けられた止め部材と、該止め部材を取り外し上
記側溝部から上記回動軸を離脱させた時に、上記
処置具誘導子を内視鏡先端部から取り外せるよう
に設けた誘導子挿脱口とから成る内視鏡である。
第1図ないし第5図はこの発明の第1実施例を
示しており、内視鏡1は、手許操作部2,挿入部
3,先端部4,接眼部5,ユニバーサルコード6
から構成されている。手許操作部2には彎曲操作
ノブ,送気送水切換ボタン8,吸引ボタン9,誘
導子操作レバー10及び処置具挿入口11が設け
られている。先端部4には、処置具突出口12,
観察窓13及び照明窓14が設けられている。処
置具突出口12は挿入部3の内部に配設されたチ
ヤンネル15を通して上記処置具挿入口11に接
続され、処置具16等を挿通できるようになつて
いる。処置具突出口12は、先端部4の内部に設
けられた収納室17の外部への開口部となつてい
る。上記チヤンネル15はこの収納室17の後端
側壁17aに開口部15aにより開口している。
収納室17内には誘導子18が収納されている。
誘導子18はその上面に案内溝19が設けられ、
上記開口部15aから突出する処置具16等を案
内するようになつている。また、誘導子18の上
面には案内溝19と並んで腕部20が突設されて
いる。腕部20の上部には縦溝20aが設けられ
ている。また誘導子18の両側面にはピン21,
21′が同軸に突設されている。このピン21,
21′を軸に誘導子18は回動可能となつている。
示しており、内視鏡1は、手許操作部2,挿入部
3,先端部4,接眼部5,ユニバーサルコード6
から構成されている。手許操作部2には彎曲操作
ノブ,送気送水切換ボタン8,吸引ボタン9,誘
導子操作レバー10及び処置具挿入口11が設け
られている。先端部4には、処置具突出口12,
観察窓13及び照明窓14が設けられている。処
置具突出口12は挿入部3の内部に配設されたチ
ヤンネル15を通して上記処置具挿入口11に接
続され、処置具16等を挿通できるようになつて
いる。処置具突出口12は、先端部4の内部に設
けられた収納室17の外部への開口部となつてい
る。上記チヤンネル15はこの収納室17の後端
側壁17aに開口部15aにより開口している。
収納室17内には誘導子18が収納されている。
誘導子18はその上面に案内溝19が設けられ、
上記開口部15aから突出する処置具16等を案
内するようになつている。また、誘導子18の上
面には案内溝19と並んで腕部20が突設されて
いる。腕部20の上部には縦溝20aが設けられ
ている。また誘導子18の両側面にはピン21,
21′が同軸に突設されている。このピン21,
21′を軸に誘導子18は回動可能となつている。
誘導子操作レバー10に取り付けられた操作ワ
イヤ23は挿入部3内に配設されたワイヤ挿通路
24内を通つて、その開口部24aから収納室1
7に突出している。操作ワイヤ23の先端側の端
部には、間隔をおいて駒体25,26がろう付け
等により固着されている。操作ワイヤ23の駒体
25,26にはさまれた部分23aは上記縦溝に
20aに嵌入され、腕部20の側壁に駒体25,
26の端部が当接するようになつている。縦溝2
0aは係止部を、駒体25,26及びそのはさま
れた部分23aは係合部をそれぞれ構成する。
イヤ23は挿入部3内に配設されたワイヤ挿通路
24内を通つて、その開口部24aから収納室1
7に突出している。操作ワイヤ23の先端側の端
部には、間隔をおいて駒体25,26がろう付け
等により固着されている。操作ワイヤ23の駒体
25,26にはさまれた部分23aは上記縦溝に
20aに嵌入され、腕部20の側壁に駒体25,
26の端部が当接するようになつている。縦溝2
0aは係止部を、駒体25,26及びそのはさま
れた部分23aは係合部をそれぞれ構成する。
第5図に示すようにピン21は収納室17の側
壁17bに刻設された側溝27に回動自在に嵌め
込まれている。側壁17bには、側溝27に接続
して嵌め込み溝28が刻設されている。そして嵌
め込み溝28に接続して案内溝29が処置具突出
口12まで刻設されている。また、収納室17の
下壁17cには嵌め込み溝28に接続して貫通穴
30が設けられている。嵌め込み溝28の上部に
は止め部材31が嵌め込まれ、側壁17b及び止
め部材31双方に貫通して螺設されたねじ穴にね
じ32を外部からねじ込むことにより固定されて
いる。なお、ピン21′も収納室17の側壁17
bと対向する側壁17b′に上述したと同様に支持
されている。
壁17bに刻設された側溝27に回動自在に嵌め
込まれている。側壁17bには、側溝27に接続
して嵌め込み溝28が刻設されている。そして嵌
め込み溝28に接続して案内溝29が処置具突出
口12まで刻設されている。また、収納室17の
下壁17cには嵌め込み溝28に接続して貫通穴
30が設けられている。嵌め込み溝28の上部に
は止め部材31が嵌め込まれ、側壁17b及び止
め部材31双方に貫通して螺設されたねじ穴にね
じ32を外部からねじ込むことにより固定されて
いる。なお、ピン21′も収納室17の側壁17
bと対向する側壁17b′に上述したと同様に支持
されている。
駒体25,26の半径の大きさは、腕部20の
最上部と収納室上壁17dとの間隔よりも大きく
なるように設定されている。また、ピン21,2
1′を側溝27,27′からはずし誘導子18が収
納室下壁17cに当接するように位置させれば、
腕部20の最上部と収納室上壁17dの間隔は駒
体25,26の半径の大きさより十分大きくなる
ように設定されている。そして、ピン21,2
1′を案内溝29,29′に沿つて処置具突出口1
2方向に引き抜けば誘導子18は処置具突出口1
2から取り出せるようになつている。
最上部と収納室上壁17dとの間隔よりも大きく
なるように設定されている。また、ピン21,2
1′を側溝27,27′からはずし誘導子18が収
納室下壁17cに当接するように位置させれば、
腕部20の最上部と収納室上壁17dの間隔は駒
体25,26の半径の大きさより十分大きくなる
ように設定されている。そして、ピン21,2
1′を案内溝29,29′に沿つて処置具突出口1
2方向に引き抜けば誘導子18は処置具突出口1
2から取り出せるようになつている。
次に第1実施例の作用について説明する。誘導
子18を第3図に示す状態(待機状態)にして、
処置具16を処置具挿通口11から挿入して、チ
ヤンネル15を通して処置具突出口12から処置
具16先端を所望量だけ突出させる。そして、観
察窓13から送られてくる観察像を接眼部5で見
ながら誘導子操作レバー10を操作することによ
り、操作ワイヤ23を進退させる。操作ワイヤ2
3を後退させると腕部20の側面が駒体25の端
部により押され、誘導子18はピン21,21′
を軸に回動して第4図に示す状態(起上状態)と
なる。そして、操作ワイヤ23を前進させると腕
部20の側面が駒体26の端部により押され、誘
導子18は、ピン21,21′を軸に回動して待
機状態に戻る。この誘導子18の回動により、チ
ヤンネル15の軸に対する案内溝19の角度が変
えられ、処置具16先端部の突出角度を自在に変
えられる。
子18を第3図に示す状態(待機状態)にして、
処置具16を処置具挿通口11から挿入して、チ
ヤンネル15を通して処置具突出口12から処置
具16先端を所望量だけ突出させる。そして、観
察窓13から送られてくる観察像を接眼部5で見
ながら誘導子操作レバー10を操作することによ
り、操作ワイヤ23を進退させる。操作ワイヤ2
3を後退させると腕部20の側面が駒体25の端
部により押され、誘導子18はピン21,21′
を軸に回動して第4図に示す状態(起上状態)と
なる。そして、操作ワイヤ23を前進させると腕
部20の側面が駒体26の端部により押され、誘
導子18は、ピン21,21′を軸に回動して待
機状態に戻る。この誘導子18の回動により、チ
ヤンネル15の軸に対する案内溝19の角度が変
えられ、処置具16先端部の突出角度を自在に変
えられる。
操作ワイヤ23の進退あるいは挿入部3の彎曲
等により、操作ワイヤ23がその軸を中心に回動
しても、操作ワイヤの一部分23aが縦溝20a
内で回動するのでねじれない。また、操作ワイヤ
23が進退しても、腕部20の最上部と収納室上
壁17dの間隔は駒体25,26の半径の大きさ
より小さく設定されているので、誘導子18の回
動により、縦溝20aから操作ワイヤ23がはず
れることはない。
等により、操作ワイヤ23がその軸を中心に回動
しても、操作ワイヤの一部分23aが縦溝20a
内で回動するのでねじれない。また、操作ワイヤ
23が進退しても、腕部20の最上部と収納室上
壁17dの間隔は駒体25,26の半径の大きさ
より小さく設定されているので、誘導子18の回
動により、縦溝20aから操作ワイヤ23がはず
れることはない。
誘導子18を交換あるいは収納室17等を洗浄
するときは、誘導子18を収納室17から処置具
突出口12を通して以下に述べるように取り外
す。誘導子操作レバー10を操作して誘導子を第
3図に示す状態にする。ねじ32,32′を外し
て止め部材31,31′を貫通穴30,30′を通
して外部に抜き出す。ピン21,21′を側溝2
7,27′から抜き、嵌め込み溝28,28′下部
に位置させ、誘導子18を下壁17cに当接する
ように位置させる。そして、操作ワイヤの一部分
23aを縦溝20aからはずし、ピン21,2
1′を案内溝29,29′に合わせ誘導子18を処
置具突出口12方向に引き抜く。なお、、取り付
ける時は、この逆の作業を行なえばよいのは言う
までもない。
するときは、誘導子18を収納室17から処置具
突出口12を通して以下に述べるように取り外
す。誘導子操作レバー10を操作して誘導子を第
3図に示す状態にする。ねじ32,32′を外し
て止め部材31,31′を貫通穴30,30′を通
して外部に抜き出す。ピン21,21′を側溝2
7,27′から抜き、嵌め込み溝28,28′下部
に位置させ、誘導子18を下壁17cに当接する
ように位置させる。そして、操作ワイヤの一部分
23aを縦溝20aからはずし、ピン21,2
1′を案内溝29,29′に合わせ誘導子18を処
置具突出口12方向に引き抜く。なお、、取り付
ける時は、この逆の作業を行なえばよいのは言う
までもない。
以上述べたようにこの実施例によれば、誘導子
18と操作ワイヤ23の接続部のねじれ、抜けが
全く発生せず、耐久性及び安全性を極めて向上で
きる。また、誘導子18を操作ワイヤ23及び収
納室17から非常に簡単に取り外せるので、誘導
子18,収納室17等の洗浄及び誘導子18の交
換を非常に簡単に行なうことができる。
18と操作ワイヤ23の接続部のねじれ、抜けが
全く発生せず、耐久性及び安全性を極めて向上で
きる。また、誘導子18を操作ワイヤ23及び収
納室17から非常に簡単に取り外せるので、誘導
子18,収納室17等の洗浄及び誘導子18の交
換を非常に簡単に行なうことができる。
第6図はこの発明の第2実施例を示しており、
第1実施例とは誘導子の腕部及び操作ワイヤが異
なる。即ち誘導子38の腕部40の上部には凹部
41が設けられ、この凹部41により腕部40の
上部は第1の凸部42と凸部43に分けらてい
る。ワイヤ挿通路24側の第2の凸部43はその
上部に縦溝44が設けられている。操作ワイヤ4
5の先端部には駒体46が固着されている。この
駒体46は上記凹部41に嵌め込まれ、操作ワイ
ヤ45の一部が上記縦溝44に嵌め込まれる。
第1実施例とは誘導子の腕部及び操作ワイヤが異
なる。即ち誘導子38の腕部40の上部には凹部
41が設けられ、この凹部41により腕部40の
上部は第1の凸部42と凸部43に分けらてい
る。ワイヤ挿通路24側の第2の凸部43はその
上部に縦溝44が設けられている。操作ワイヤ4
5の先端部には駒体46が固着されている。この
駒体46は上記凹部41に嵌め込まれ、操作ワイ
ヤ45の一部が上記縦溝44に嵌め込まれる。
凸部42の最上部と収納室上壁17dの間隔は
駒体46の直径より小さく設定され、凸部43の
最上部と収納室上壁17dの間隔は駒体46の半
径より小さく設定されている。なおその他の構成
は第1実施例と同様である。
駒体46の直径より小さく設定され、凸部43の
最上部と収納室上壁17dの間隔は駒体46の半
径より小さく設定されている。なおその他の構成
は第1実施例と同様である。
次にこの実施例の作用を説明する。操作ワイヤ
45が後退すると、駒体46の後端部が凸部43
の前部側面を押し、誘導子38はピン21,2
1′を軸に回動し、起上状態となる。操作ワイヤ
45が前進すると、駒体46の前端部が凸部42
の後部側面を押し、誘導子38はピン21,2
1′を軸に回動し、待機状態に戻る。なお、誘導
子38の着脱の仕方は第1の実施例とほぼ同様で
ある。
45が後退すると、駒体46の後端部が凸部43
の前部側面を押し、誘導子38はピン21,2
1′を軸に回動し、起上状態となる。操作ワイヤ
45が前進すると、駒体46の前端部が凸部42
の後部側面を押し、誘導子38はピン21,2
1′を軸に回動し、待機状態に戻る。なお、誘導
子38の着脱の仕方は第1の実施例とほぼ同様で
ある。
第7図はこの発明の第3実施例を示しており、
第1実施例とは誘導子の腕部及び操作ワイヤが異
なる。即ち、誘導子48の腕部50は直方体形状
をしている。操作ワイヤ51の先端部には直方体
状の駒体52が回動自在に係合されている。駒体
52の一面には、上記腕部50の上部形状に合わ
せた有底の穴部53が穿設されている。この実施
例では、腕部20に対して駒体52は回動しない
が、操作ワイヤ51と駒体52が回動自在になつ
ている。また、ピン21,21′が側溝27,2
7′にはめられている時、腕部50の最上部に収
納室上壁17dの間隔は、駒体52の取り付け方
向の大きさより小さく設定してある。そして、誘
導子48を収納室下壁17cに当接させる位置に
した時、腕部50の最上部と収納室上壁17dの
間隔は、駒体52の取り付け方向の大きさより大
きくなるように設定してある。なお、その他の構
成は第1実施例とほぼ同様である。
第1実施例とは誘導子の腕部及び操作ワイヤが異
なる。即ち、誘導子48の腕部50は直方体形状
をしている。操作ワイヤ51の先端部には直方体
状の駒体52が回動自在に係合されている。駒体
52の一面には、上記腕部50の上部形状に合わ
せた有底の穴部53が穿設されている。この実施
例では、腕部20に対して駒体52は回動しない
が、操作ワイヤ51と駒体52が回動自在になつ
ている。また、ピン21,21′が側溝27,2
7′にはめられている時、腕部50の最上部に収
納室上壁17dの間隔は、駒体52の取り付け方
向の大きさより小さく設定してある。そして、誘
導子48を収納室下壁17cに当接させる位置に
した時、腕部50の最上部と収納室上壁17dの
間隔は、駒体52の取り付け方向の大きさより大
きくなるように設定してある。なお、その他の構
成は第1実施例とほぼ同様である。
次にこの実施例の作用を説明する。操作ワイヤ
51を後退させると、穴部53内部の前部側面が
腕部50の前部側面を押し、誘導子48はピン2
1,21′を軸に回動し起上状態となる。操作ワ
イヤ51を前進させると穴部53内部の後部側面
が腕部50の後部側面を押し、誘導子48はピン
21,21′を軸に回動し、待機状態に戻る。
51を後退させると、穴部53内部の前部側面が
腕部50の前部側面を押し、誘導子48はピン2
1,21′を軸に回動し起上状態となる。操作ワ
イヤ51を前進させると穴部53内部の後部側面
が腕部50の後部側面を押し、誘導子48はピン
21,21′を軸に回動し、待機状態に戻る。
操作ワイヤ51がその軸を中心に回動しても、
駒体52に対して操作ワイヤ51が回動するので
ねじれは発生しない。また、腕部50の最上部と
収納室上壁17dの間隔は、駒体52の取り付け
方向の大きさより小さくなるように設定してある
ので、駒体52は誘導子48の回動操作中にはず
れることはない。なお、誘導子48の着脱の仕方
は第1実施例とほぼ同様である。
駒体52に対して操作ワイヤ51が回動するので
ねじれは発生しない。また、腕部50の最上部と
収納室上壁17dの間隔は、駒体52の取り付け
方向の大きさより小さくなるように設定してある
ので、駒体52は誘導子48の回動操作中にはず
れることはない。なお、誘導子48の着脱の仕方
は第1実施例とほぼ同様である。
第8図はこの発明の第4実施例を示しており、
第1実施例とは誘導子の腕部、操作ワイヤ及び嵌
め込み溝の構成が異なる。即ち誘導子58の腕部
59の側壁60には有底の嵌め込み穴61及びワ
イヤ案内溝62が接続して刻設されている。操作
ワイヤ63の先端部には駒体64が固着されてい
る。嵌め込み穴61及びワイヤ案内溝62には、
それぞれ駒体64及びワイヤ63が嵌め込まれ
る。
第1実施例とは誘導子の腕部、操作ワイヤ及び嵌
め込み溝の構成が異なる。即ち誘導子58の腕部
59の側壁60には有底の嵌め込み穴61及びワ
イヤ案内溝62が接続して刻設されている。操作
ワイヤ63の先端部には駒体64が固着されてい
る。嵌め込み穴61及びワイヤ案内溝62には、
それぞれ駒体64及びワイヤ63が嵌め込まれ
る。
駒体64の大きさは21,21′を側溝27,
27′に嵌め込んだ時、誘導子側壁60と収納室
側壁17b′間の間隔より駒体64の径方向の大き
さの方が大きくなるように設定されている。そし
て第1実施例における嵌め込み溝28を十分深く
刻設して、ピン21,21′を嵌め込み溝28に
位置させ、かつ誘導子58を収納室側壁17b側
に移動させた時、駒体64の径方向の大きさより
側壁60と側壁17b′間の間隔の方が大きくなる
ように設定されている。なお、その他の構成は第
1実施例と同様である。
27′に嵌め込んだ時、誘導子側壁60と収納室
側壁17b′間の間隔より駒体64の径方向の大き
さの方が大きくなるように設定されている。そし
て第1実施例における嵌め込み溝28を十分深く
刻設して、ピン21,21′を嵌め込み溝28に
位置させ、かつ誘導子58を収納室側壁17b側
に移動させた時、駒体64の径方向の大きさより
側壁60と側壁17b′間の間隔の方が大きくなる
ように設定されている。なお、その他の構成は第
1実施例と同様である。
次にこの実施例の作用について説明する。操作
ワイヤ63を後退させると、駒体64の後端面が
嵌め込み溝61内部の後側面を押す。するとピン
21,21′を軸に誘導子58は回動し、起上状
態となる。操作ワイヤ63を前進させると、駒体
64の前端面が嵌め込み溝61内部の前側面を押
す。するとピン21,21′を軸に誘導子58は
回動し、待機状態に戻る。
ワイヤ63を後退させると、駒体64の後端面が
嵌め込み溝61内部の後側面を押す。するとピン
21,21′を軸に誘導子58は回動し、起上状
態となる。操作ワイヤ63を前進させると、駒体
64の前端面が嵌め込み溝61内部の前側面を押
す。するとピン21,21′を軸に誘導子58は
回動し、待機状態に戻る。
操作ワイヤ63が、その軸を中心として回動し
ても駒体64が嵌め込み溝61内で回動するの
で、操作ワイヤ63のねじれは発生しない。ま
た、ピン21,21′を側溝27,27′に嵌め込
んだ状態では、誘導子側壁60と収納室側壁17
b′の間隔より駒体64の径方向の大きさの方が大
きくなるように設定されているので、回動操作中
に嵌め込み溝61から駒体64がはずれることは
ない。
ても駒体64が嵌め込み溝61内で回動するの
で、操作ワイヤ63のねじれは発生しない。ま
た、ピン21,21′を側溝27,27′に嵌め込
んだ状態では、誘導子側壁60と収納室側壁17
b′の間隔より駒体64の径方向の大きさの方が大
きくなるように設定されているので、回動操作中
に嵌め込み溝61から駒体64がはずれることは
ない。
誘導子58を収納室17から抜き出す場合はね
じ32をはずし、止め部材31を貫通穴30から
抜き取る。ピン21,21′を側溝27,27′か
ら抜き出し、誘導子58を収納室下壁17cに当
接させる。そして、誘導子58を収納室側壁17
b側に移動させ、誘導子側壁60と収納室側壁1
7b′との間隔64の径方向の大きさより大きくし
て、誘導子58と操作ワイヤ63の接続をはず
し、さらにピン21,21′を案内溝29,2
9′に合わせて処置具突出口側に誘導子58を引
き抜く。なお、誘導子58を取り付ける場合はこ
の逆の作業を行なえばよいのは言うまでもない。
じ32をはずし、止め部材31を貫通穴30から
抜き取る。ピン21,21′を側溝27,27′か
ら抜き出し、誘導子58を収納室下壁17cに当
接させる。そして、誘導子58を収納室側壁17
b側に移動させ、誘導子側壁60と収納室側壁1
7b′との間隔64の径方向の大きさより大きくし
て、誘導子58と操作ワイヤ63の接続をはず
し、さらにピン21,21′を案内溝29,2
9′に合わせて処置具突出口側に誘導子58を引
き抜く。なお、誘導子58を取り付ける場合はこ
の逆の作業を行なえばよいのは言うまでもない。
この発明は以上述べたように、処置具誘導子の
回動軸を誘導子収納室の側溝部に保持する止め部
材を着脱自在に設けたので、処置具誘導子を内視
鏡先端部から簡単に取り外すことができ、洗浄や
交換の作業を容易に行うことができる。
回動軸を誘導子収納室の側溝部に保持する止め部
材を着脱自在に設けたので、処置具誘導子を内視
鏡先端部から簡単に取り外すことができ、洗浄や
交換の作業を容易に行うことができる。
第1図ないし第5図はこの発明の第1実施例を
示しており、第1図は内視鏡の概略図、第2図は
内視鏡先端部を一部切り欠いて示した図、第3図
は内視鏡先端部の縦断面図、第4図は誘導子が起
上した状態を示した内視鏡先端部の縦断面図、第
5図は収納室側壁及び下壁の一部を示した図であ
る。第6図はこの発明の第2実施例を示した図で
ある。第7図はこの発明の第3実施例を示した図
である。第8図はこの発明の第4実施例を示した
図である。 1……内視鏡、4……内視鏡先端部、17……
収納室、17b……側壁、18……誘導子、21
……ピン、27……側溝、31……止め部材。
示しており、第1図は内視鏡の概略図、第2図は
内視鏡先端部を一部切り欠いて示した図、第3図
は内視鏡先端部の縦断面図、第4図は誘導子が起
上した状態を示した内視鏡先端部の縦断面図、第
5図は収納室側壁及び下壁の一部を示した図であ
る。第6図はこの発明の第2実施例を示した図で
ある。第7図はこの発明の第3実施例を示した図
である。第8図はこの発明の第4実施例を示した
図である。 1……内視鏡、4……内視鏡先端部、17……
収納室、17b……側壁、18……誘導子、21
……ピン、27……側溝、31……止め部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内視鏡の先端部に設けられた誘導子収納室
と、該誘導子収納室の内壁に設けられ、一部に開
口を有する側溝部と、 上記開口を介して、上記側溝部に挿脱自在とな
るように突設された回動軸を有した処置具誘導子
と、 上記回動軸を上記側溝部に保持するように上記
開口近傍に着脱自在に設けられた止め部材と、 該止め部材を取り外し、上記側溝部から上記回
動軸を離脱させた時に、上記処置具誘導子を内視
鏡先端部から取り外るように設けた誘導子挿脱口
と、 から成る内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59076203A JPS60220031A (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59076203A JPS60220031A (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60220031A JPS60220031A (ja) | 1985-11-02 |
JPH036809B2 true JPH036809B2 (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=13598597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59076203A Granted JPS60220031A (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60220031A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0346727Y2 (ja) * | 1986-03-05 | 1991-10-03 | ||
JPH063525Y2 (ja) * | 1987-07-28 | 1994-02-02 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
US5569157A (en) * | 1993-05-07 | 1996-10-29 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope |
JP2014046167A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡 |
JP6682012B2 (ja) * | 2016-11-30 | 2020-04-15 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡及び内視鏡のワイヤ取り付け方法並びに内視鏡のワイヤ取り外し方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5719127Y2 (ja) * | 1976-12-29 | 1982-04-22 | ||
JPS6317451Y2 (ja) * | 1981-05-18 | 1988-05-18 |
-
1984
- 1984-04-16 JP JP59076203A patent/JPS60220031A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60220031A (ja) | 1985-11-02 |
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