JPH0341692Y2 - - Google Patents

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JPH0341692Y2
JPH0341692Y2 JP1986050449U JP5044986U JPH0341692Y2 JP H0341692 Y2 JPH0341692 Y2 JP H0341692Y2 JP 1986050449 U JP1986050449 U JP 1986050449U JP 5044986 U JP5044986 U JP 5044986U JP H0341692 Y2 JPH0341692 Y2 JP H0341692Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、歯科医療用ブローチの先端部に、原
綿栓を巻付ける綿栓巻き機に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、歯髄腔の清掃や薬液の塗布等を行なう際
には、原綿より成形した一定形状の原綿栓を、歯
科医療用ブローチの先端部に巻付けて綿栓を成形
し、同綿栓により歯髄腔の清掃作業、或は薬液塗
布作業等を行なつている。
この際、綿栓は原綿栓を上記ブローチ先端部周
面に薄肉状に巻付け成形して、狭い間隙中にも挿
入可能にしているものである。
そして、かかる原綿栓のブローチへの巻付け作
業、いわゆる綿栓巻き作業は、手作業により逐一
行なつている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが、かかる綿栓巻き作業は、薄肉状に巻
付けなければならないことはもとより、ブローチ
より容易に離脱しないように巻付けなければなら
ないものであり、しかも、矢先のように先端先細
り状にしなければならないという煩わしさがあつ
て、かかる作業には熟練を要していた。
そこで、この綿栓巻き作業が、未熟練者でも短
時間で確実、かつ、容易に行なえる手段はないも
のかと種々勘案されていた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 そこで、本考案では、機台上に原動機部と綿栓
巻き台を載置し、原動機部に設けた出力軸にブロ
ーチホルダーを自在継手を介して着脱自在かつ揺
動自在に取付け可能とする一方、綿栓巻き台に横
長手状の綿栓巻き用間隙と、同間隙に連通するブ
ローチ挿入口とを設け、先端にブローチを取付け
たブローチホルダーの基端を出力軸に取付けると
共に、ブローチを一定形状に形成された原綿栓と
共にブローチ挿入口中に挿入可能としたことを特
徴とする綿栓巻き機を提供せんとするものであ
る。
(ホ) 作用 綿栓巻き作業を行なう際には、ブローチを装着
したブローチホルダー基端を、自在継手に取付け
ると共に、ブローチ先端部を綿栓巻き用間隙に連
通するブローチ挿入口より、一定形状に形成され
た原綿栓と共に挿入した後、出力軸を回動させれ
ば、ブローチが同間隙中を挾圧された状態で原綿
栓を巻取り摺動し、綿栓巻き作業が完了するもの
である。
(ヘ) 効果 本考案によれば、従来手作業で行つていた綿栓
巻き作業を簡単な機械操作で行なうことができる
ために、未熟練者でも同作業が迅速、かつ、確実
になされて、作業の能率化を図ることができると
いう効果を奏する。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
第1図に示すAは本考案にかかる綿栓巻き機であ
り、同綿栓巻き機Aは、矩形板状に形成した機台
a上の左側後隅部に原動機部1を配設し、同原動
機部1に対向する前側に横長手状に綿栓巻き台2
を載置してなるものである。
以下、原動機部1と綿栓巻き台2とを個々に詳
述する。
すなわち、原動機部1は、原動機としての電気
モーター3と、同モーター3の回動力をブローチ
Bに伝達するためにギヤケース4と、同ブローチ
BをブローチホルダーB′を介して取付けるため
の自在継手5とより成るものである。
しかも、自在継手5は、本体5aを上下左右に
揺動自在とするためにスプリングにて構成し、同
本体5a基端をギヤケース4より突出させた出力
軸4aに連動連設し、先端にブローチホルダー嵌
着部5bを設けて、同嵌着部5bにブローチホル
ダーB′基端を着脱自在に嵌着すべく構成してい
る。
また、1aはスイツチであり、同スイツチ1a
は電気モーター3に接続しており、同モーター3
は家庭用電源より供給される電気により、同スイ
ツチ1aを介して駆動するものである。なお、電
気モーター3の駆動は、乾電池内蔵式、或は充電
式等のワイヤレス化を図ることも可能なものであ
る。
従つて、ブローチB先端に装着したブローチホ
ルダーB′の基端を、ブローチホルダー嵌着部5
bに嵌着した後、スイツチ1aを入れると、電気
モーター3が駆動し、ギヤケース4の出力軸4a
を介して自在継手5が回動されると共に、同自在
継手5と一体的にブローチホルダーB′、及び、
ブローチBが回動されるものである。
次に、綿栓巻き台2を、第1図〜第4図にもと
づき詳述する。
すなわち、綿栓巻き台2は、上下昇降調節自在
の下部台6と、水平固定状態の上部カバー体7と
を上下対向させて、その間に綿栓巻き用間隙Sを
保持させてなるものであり、自在継手5の仮想延
長線が同綿栓巻き台2の左側部と直交するように
機台a上に載置している。
そして、下部台6は、弾性ゴム体等の所要摩擦
抵抗を有する材質にて厚肉横長手矩形板状に形成
して、左側端を機台aに上下回動自在に枢支6a
し、また、右側端6bを、後述する上下昇降調節
装置8により上下昇降微調節して、綿栓巻き用間
隙Sを調節することができるようにしているもの
である。
また、上部カバー体7は、カバー本体7aを下
部台6の近接上方に対向位置させて、同カバー本
体7aの左側端、及び、前側端より垂設したカバ
ー支持部7bを機台aに固設して、カバー本体7
aと下部台6との間に形成される綿栓巻き用間隙
Sの後側端と右側端とを開口9,10させている
ものである。
しかも、カバー本体7aは、下部台6よりも摩
擦抵抗の小さい、透明なプラスチツク等の合成樹
脂材により、同下部台6と略同一の横長手矩形板
状に形成している。
さらには、同カバー本体7aは、肉厚が左側端
より右側端に向つて、しかも、後端より前端に向
つて漸次大きくなるように形成して、下側面7
a′が左高右低の傾斜面で、しかも、後高前低の傾
斜面となるように形成している。
従つて、下部台6とカバー本体7aとの間に形
成される綿栓巻き用間隙Sは、同下部台6を水平
状態に保持させると、第2図に示すように、左側
部間隙Hが右側部間隙hよりも大きく、しかも、
第3図に示すように、後側部間隙Dが前側部間隙
dよりも大きい楔形状となつて、後述する綿栓巻
き作業の確実化が図れるようにしている。
また、カバー本体7aの左側部にはブローチ挿
入口11を綿栓巻き用間隙Sに連通させて設けて
おり、同挿入口11は自在継手5の仮想延長線よ
りも左側に位置するようにして、後端を開口させ
ている。
しかも、かかる挿入口11は、第2図に示すよ
うに、原綿栓Cと共にブローチBを右側方向へ導
入しやすいように、上半部を上方へ、また下半部
を右側下方へ各々広角状に形成しているものであ
る。
ここで、前記した上下昇降調節装置8について
説明すると、同装置8は、下部台右側端6bと機
台aとの間に昇降調節ネジ8aを介設し、同ネジ
8aを基台a右側前隅部より突出させた調節抓8
b基端に連動連設して、同調節抓8bを操作する
ことにより、下部台右側端6bの上下微調節、延
いては、綿栓巻き用間隙Sの楔形状調節が行なえ
るように構成している。8cは目盛である。
また、第1図に示すEは、原綿栓Cを供給する
原綿栓供給機であり、同原綿栓供給機Eより肉薄
三角板状に形成された原綿栓Cが、ブローチ挿入
口11上に逐次載置供給されるようにしている。
図中、E−1は原綿を所定形状の原綿栓Cに切
断する切断部、E−2は原綿栓貯溜兼搬送部、E
−3は原綿栓反転設置部である。この際、原綿栓
Cの頂部は前方と左右側方に位置するように載置
されるものである。
なお、綿栓は、原綿栓Cのように一定形状に形
成した原綿以外に、和紙等の紙類にて成形しても
よいものである。
本考案にかかる綿栓巻き機Aは、上記のように
構成しているものであり、同綿栓巻き機Aによる
綿栓巻き作業は、以下のようになされるものであ
る。
すなわち、ブローチBを装着したブローチホル
ダーB′基端を、ブローチホルダー嵌着部5bに
嵌着して、ブローチBを、自在継手本体5aのス
プリング付勢力に抗して、ブローチ挿入口11上
に載置された原綿栓C上に載置させると、同ブロ
ーチBと原綿栓C中央部は、自在継手本体5aの
中立復元力により押圧強制的に同挿入口11中に
導入されるものであり、その後、スイツチ1aを
入れると、ブローチBは、それ自体が回動しなが
ら円弧を描いて綿栓巻き用間隙S中を右側方へ向
つて回動摺動移行し、この間にブローチB先端部
への原綿栓Cの巻付け作業がなされるものであ
る。
この際、下部台6は摩擦抵抗が大きく、上部カ
バー体7は比較的摩擦抵抗が小さいために、原綿
栓Cの巻付けが確実になされるものである。
しかも、綿栓巻き用間隙Sは、前記したよう
に、ブローチ進行方向に向つて漸次楔形状の間隙
が細幅となるように形成しているために、同間隙
中を挾圧状態でブローチBに巻付け成形される綿
栓は、先端先細り状の矢先のように形成されるも
のであり、さらには、第1図に示すように、綿栓
巻き台2の右側端開口部10近傍においては、ブ
ローチBが撓み状となつて引出されるために、か
かる綿栓の先端先細り成形が確実になされるもの
である。
また、原綿栓Cの巻付け具合は、上下昇降調節
装置8の調節抓8bを操作して、下部台6を上下
微調節することにより、ブローチBにきつく巻付
けて、容易には同ブローチBより離脱しないよう
にしたり、或は、ブローチBにはある程度弛やか
に巻きつけて、虫歯患者の止血作業時等には適宜
原綿栓CがブローチBより抜去されるようにする
こともできるものである。
また、第5図に示すA′は、他の実施例として
の綿栓巻き機であり、以下のように構成してい
る。
すなわち、綿栓巻き機A′は、綿栓巻き台2′
に、ブローチ挿入口11′下方より綿栓巻き台
2′右側端部までの横幅を有する圧接式センサー
スイツチ12を設けて、同センサースイツチ12
が圧接下降されると、電気モーターに通電がなさ
れて、ブローチBの綿栓巻取り作動が行なわれる
ように構成し、かつ、同ブローチBが綿栓巻き台
2′の右側開口部10′より離脱すると、同センサ
ースイツチ12の圧接下降が解除されることによ
り、通電が解除されて、電気モーターの駆動停止
がなされるように構成しているものである。
図中、13はメインスイツチである。
従つて、かかる綿栓巻き機A′により綿栓巻き
作業を行なう際には、あらかじめメインスイツチ
13を入れておき、ブローチBを原綿栓Cと共
に、ブローチ挿入口11′より挿入すれば、同ブ
ローチBが原綿栓Cを介して圧接式センサースイ
ツチ12を圧接することになつて、自動的に上記
した如く電気モーターが駆動されると共に、ブロ
ーチBによる原綿栓Cの巻取り作動がなされ、綿
栓巻取り完了後には電気モーターの停止がなされ
るものである。すなわち、ブローチBをブローチ
挿入口11′へ挿入するというワンタツチ操作の
みで、後の綿栓巻き作業が自動的になされるとい
う便利なものである。
また、かかる綿栓巻き機A′の綿栓巻き台2′
は、下部台6′と上部カバー体7′とを一体に形成
して、同下部台6′に、上下昇降調節台6′aと圧
接式センサースイツチ12とを、前後対向状態に
て上下摺動自在に挿入しているものである。
そして、上下昇降調節台6′aは、前記した綿
栓巻き機Aの下部台6と同一材質にて横長手矩形
板状に形成して、同下部台6と同様に右側端を上
下昇降調節装置8′により上下昇降微調節するこ
とができるように構成している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる綿栓巻き機の一部切
欠平面図、第2図は、第1図の−線断面図、
第3図は、第1図の−線断面図、第4図は、
同綿栓巻き機の斜視図、第5図は、他の実施例
図。 A:綿栓巻き機、B:ブローチ、B′:ブロー
チホルダー、C:原綿栓、D:原綿栓供給機、
S:綿栓巻き用間隙、1:原動機部、2:綿栓巻
き台、4a:出力軸、5:自在継手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機台a上に原動機部1と綿栓巻き台2を載置
    し、原動機部1に設けた出力軸4aにブローチホ
    ルダーB′を自在継手5を介して着脱自在かつ揺
    動自在に取付け可能とする一方、綿栓巻き台2に
    横長手状の綿栓巻き用間隙Sと、同間隙Sに連通
    するブローチ挿入口11とを設け、先端にブロー
    チBを取付けたブローチホルダーB′の基端を出
    力軸4aに取付けると共に、ブローチBを一定形
    状に形成された原綿栓Cと共にブローチ挿入口1
    1中に挿入可能としたことを特徴とする綿栓巻き
    機。
JP1986050449U 1986-04-03 1986-04-03 Expired JPH0341692Y2 (ja)

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JPS62160948U JPS62160948U (ja) 1987-10-13
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042112B2 (ja) * 1976-03-01 1985-09-20 三菱石油株式会社 防油堤保護建設工法

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JPS62160948U (ja) 1987-10-13

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