JPH0730751U - 電動歯ブラシ - Google Patents

電動歯ブラシ

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JPH0730751U
JPH0730751U JP6197193U JP6197193U JPH0730751U JP H0730751 U JPH0730751 U JP H0730751U JP 6197193 U JP6197193 U JP 6197193U JP 6197193 U JP6197193 U JP 6197193U JP H0730751 U JPH0730751 U JP H0730751U
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brush
electric toothbrush
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collar
brush member
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JP6197193U
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Inventor
豊 広田
Original Assignee
豊 広田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に幼児が歯を磨く時に、口からこぼれた唾
液等で衣服の袖口を汚すのを無くす。 【構成】 電動歯ブラシ10の柄部材10とブラシ部材14と
の間につば部材16を着脱自在に挟む。つば部材16をブラ
シ部材14の軸回り全周にわたって放射状に延在させて設
け、さらにつば部材16上面にブラシ部材14側から柄部材
12側へ凸となる凹部を形成する。つば部材16を設ける
ことにより、目的を達成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は電動歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来提案されている電動歯ブラシでは、ブラシ部材を柄部材に着脱自在に取り 付け、ブラシ部材をその軸方向に沿って或はその軸回りに動かすための動力源を 柄部材に内蔵させている。歯を磨く時は、柄部材を手で握ってブラシ部材を歯に 当て、そして動力源を駆動してブラシ部材を動かす。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
電動歯ブラシではブラシ部材に与える動力によって電動歯ブラシが揺れるので 、歯を磨く時に口を閉じていることは難しい。従って唾液や歯磨き粉がブラシ部 材及び柄部材を伝って手まで垂れ落ち、場合によっては衣服の袖口を汚すことが ある。特に幼児が電動歯ブラシを使う場合に、袖口を汚し易い。
【0004】 この考案は、上述した従来の問題点を解決するため、歯を磨く時に唾液等が袖 口まで垂れ落ちるのを防止するようにした電動歯ブラシを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、この考案の電動歯ブラシは、柄部材と柄部材の先端 部に着脱自在に取り付けられるブラシ部材とを備え、柄部材はブラシ部材に動力 を与える動力源と動力源に電力を供給するための電池を収納する電池収納部とを 有して成る電動歯ブラシにおいて、柄部材の手で握られる領域とブラシ部材の口 の中に入れられる領域との間に設けられる、水切り用のつば部材を備えて成るこ とを特徴とする。
【0006】
【作用】 このような構成によれば、つば部材を、柄部材の手で握られる領域とブラシ部 材の口の中に入れられる領域との間に設ける。そして口の中に入れたブラシ部材 を伝って垂れ落ちてきた唾液、歯磨き粉を、つば部材で一旦受け、このつば部材 により唾液等の垂れ落ちる方向を変化させる。従って唾液等の垂れ落ちる方向を 衣服の袖口にかからない方向へ変化させることができるので、袖口を汚れにくく することができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照し、考案の実施例につき説明する。尚、図面は考案が理解で きる程度に概略的に示してあるにすぎず、従って考案を図示例に限定するもので はない。
【0008】 図1は実施例の全体構成を概略的に示す側面図、及び図2はこの実施例の水切 り用のつば部材の構成を概略的に示す上面図である。図1においては、ブラシ部 材及び水切り用のつば部材を取り付けた状態を示すと共に、図2のI−I線に沿 って取った水切り用のつば部材の側断面を示した。
【0009】 同図にも示すように、この実施例の電動歯ブラシ10は、柄部材12、ブラシ 部材14及び水切り用のつば部材16を備える。ブラシ部材14は柄部材12の 先端部に着脱自在に取り付けられ、柄部材12は当該部材12に取り付けられた ブラシ部材12に動力を与える動力源12aと動力源12aに電力を供給するた めの電池を収納する電池収納部12bとを有する。つば部材16は、柄部材12 の手で握られる領域Aとブラシ部材14の口の中に入れられる領域Bとの間に設 けられる。
【0010】 この実施例では、柄部材12を着脱自在に連結される先端側部分121と後端 側部分122とに2分割する。これら部分121及び122をそれぞれ中空の筒 状に構成し、先端側部分121内に動力源12aを及び後端側部分122内に電 池収納部12bを設ける。動力源12aを電動モータを用いたバイブレータとし 、使い捨て或は充電式の電池を出し入れ自在に電池収納部12b内に収納する。
【0011】 動力源12aと電池収納部12bに収納した電池とを、スイッチ12cを介し て電気的に接続し、スイッチ12cをON或はOFFすることにより、動力源1 2aを動作させ或はその動作を停止させる。
【0012】 ここでは、先端側部分121及び後端側部分122の端部に合い印を設け、合 い印を「開」の位置で合わせた状態で先端側部分121の端部を後端側部分12 2に抜き差し自在に嵌め込む。先端側部分121の端部を後端側部分122に嵌 め込んだまま、これら部材を互いの軸回りに逆回りに回動し、合い印を「OFF 」或は「ON」の位置に合わせると、先端側部分121は後端側部分122から 抜けなくなる。合い印「OFF」の位置ではスイッチ12cはOFFとなってお り動力源12aの動作は停止している。また合い印「ON」の位置でスイッチ1 2cはONとなり動力源12aは動作する。電池収納部12b内に電池を出し入 れする時は、合い印「開」の位置で先端側部分121の端部を後端側部分122 から取り外す。
【0013】 また柄部材12の先端部に、ブラシ部材14を取り付けるための突起123を 設ける。ブラシ部材14は柄部分141と柄部分141の先端部に設けたブラシ 部分142とを有し、柄部分141の後端部を柄部材12の突起123に着脱自 在に嵌め込む。動力源12aはバイブレータであるので、その振動を突起123 を介してブラシ部材14に与えることにより、歯を磨くことができる。
【0014】 尚、動力源12aを、電動モータとその駆動軸の回転運動をブラシ部材14の 軸に沿う方向の往復運動又はブラシ部材14の軸回りの往復運動に変換してブラ シ部材14に伝達する動力変換機構とにより構成するようにしてもよい。この場 合、突起123を動力変換機構に接続する動力伝達軸とすれば良い。
【0015】 さらにこの実施例では、つば部材16を、柄部材12及びブラシ部材14の間 に着脱自在に挟むと共に、つば部材16を、ブラシ部材14の軸回りに放射状に 延出させる。
【0016】 つば部材16をここに述べるものに限定するものではないが、ここでは、つば 部材16を軟質ゴムで形成する。そしてつば部材16の平面形状をほぼ円形状と し、このつば部材16によりブラシ部材16の側から柄部材12の側に凸となる 錐状の凹部161を形成する。またつば部材16のほぼ中央部に貫通穴162を 設ける。柄部材12の突起123を貫通穴162に挿通させた状態で、つば部材 16の貫通穴周辺部を柄部材12とブラシ部材14との間に挟み、これによりつ ば部材16を着脱自在に係止する。
【0017】 図3及び図4はこの実施例の使用状態の説明に供する図である。図3において は、電動歯ブラシを右手に持って右奥歯側の歯を磨く場合の様子を斜視図で示し 、また図4においては使用時に唾液等が流れ落ちる経路をブラシ部材側からその 軸方向に沿って見た状態を示す図である。
【0018】 歯を磨いている時に口からこぼれてきた唾液等は、図中に矢印Cで示すように 、ブラシ部材14を伝って一旦つば部材16に受けられ、そしてつば部材16の 周縁から鉛直下方に滴り落ちる。一方、左右の奥歯側及び前歯側のいずれの場合 も歯を磨く時に、柄部材12を鉛直方向に対し傾けて手18で持つことによって 、衣服の袖口20をつば部材16周縁の鉛直下方から遠ざけることができる。従 って唾液等が袖口20に付着しにくくなる。
【0019】 しかもこの実施例では、つば部材16をブラシ部材14の軸回り全周にわたり 放射状に設けている。従ってブラシ部材14の軸回り全周にわたって唾液等をつ ば部材16で確実に受けることができるので、唾液等の付着を効果的に防止でき る。またつば部材16上面部に錐状の凹部161を形成している。従って、鉛直 方向に対する柄部材12の傾きが小さくなり、その結果、袖口20がつば部材1 6周縁の鉛直下方に近付くようになったとしても、唾液等を凹部161に留めて 唾液等が袖口20へ落下するのを防止できる。
【0020】 この考案は上述した実施例にのみ限定されるものではなく、従って各構成成分 の構成、配設位置、形状、形成材料、取り付け方法及びそのほかの条件を任意好 適に変更できる。
【0021】 例えば、柄部材12及びブラシ部材14の構成は従来周知の種々の構成に変更 することができる。
【0022】 またつば部材16の取り付け位置は、歯を磨く人が手で握る領Aと歯を磨く人 の口の中に入れられる領域Bとの間の領域C(図1参照)内の任意好適な位置と することができる。例えば、つば部材16を領域Cのブラシ部材14と一体に形 成し、或は、つば部材16をブラシ部材14とは別体として着脱自在に領域Cの ブラシ部材14に取り付けるようにしても良い。またつば部材16を領域Cの柄 部材部12と一体に形成し、或は、つば部材16を柄部材12とは別体として着 脱自在に領域Cの柄部材12に取り付けるようにしても良い。
【0023】 またつば部材16の形状は、歯を磨く時に唾液等が滴り落ちてくる領域或は滴 り落ちてくる可能性の高い領域に延在する形状としてあれば良い。従ってつば部 材16の平面形状を円形状、楕円形状、三角形状、多角形形状及びそのほかの任 意好適な形状とすることができるし、またつば部材16を、唾液等が滴り落ちて こない領域D或は滴り落ちてくる可能性の低い領域Dには、延在させないように しても良い。領域Dは、歯を磨く時の使用状態(例えば柄部材12をどのように 掴んでいるか、柄部材12を鉛直方向に対してどの程度傾けているか等)によっ ても変化するが、例えば図5に示すように、柄部材12に取り付けたブラシ部材 14に着目すれば、ブラシ部材14のブラシ部分142とは反対側の領域の一部 又は全部を、領域Dとすることができる。従ってこの場合の領域Dのつば部材1 6を切除し、これによりつば部材16に切欠163を形成するようにしても良い 。図5においては、ブラシ部材14を柄部材12に取り付けると共にこれら部材 間につば部材16を挟み、ブラシ部材14側からその軸方向に沿って見たつば部 材16を示す。
【0024】 尚、幼児が使用する時は、幼児の興味をひくように、つば部材16に動物等の 絵を描いておいたりまたつば部材16を動物、果物等の形状に成形しておくと良 い。
【0025】
【考案の効果】
上述した説明からも明らかなように、この考案の電動歯ブラシによれば、口の 中に入れたブラシ部材を伝って垂れ落ちてきた唾液、歯磨き粉を、つば部材で一 旦受け、このつば部材により唾液等の垂れ落ちる方向を変化させる。従って唾液 等の垂れ落ちる方向を衣服の袖口にかからない方向へ変化させることができるの で、特に幼児が歯を磨く場合に、衣服の袖口を汚れにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成を概略的に示す側面図であ
る。
【図2】実施例のつば部材の構成を概略的に示す上面図
である。
【図3】実施例の使用状態を概略的に示す斜視図であ
る。
【図4】実施例の使用状態を概略的に示す図である。
【図5】つば部材の変形例の構成を概略的に示す図であ
る。
【符号の説明】
10:電動歯ブラシ 12:柄部材 14:ブラシ部材 16:つば部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄部材と該柄部材の先端部に着脱自在に
    取り付けられるブラシ部材とを備え、前記柄部材は前記
    ブラシ部材に動力を与える動力源と該動力源に電力を供
    給するための電池を収納する電池収納部とを有して成る
    電動歯ブラシにおいて、 前記柄部材の手で握られる領域と前記ブラシ部材の口の
    中に入れられる領域との間に設けられる、水切り用のつ
    ば部材を備えて成ることを特徴とする電動歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電動歯ブラシにおいて、
    水切り用のつば部材を柄部材及びブラシ部材の間に着脱
    自在に挟んで成ることを特徴とする電動歯ブラシ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電動歯ブラシにおいて、
    つば部材を、ブラシ部材の軸回りに放射状に延出させて
    成ることを特徴とする電動歯ブラシ。
JP6197193U 1993-11-17 1993-11-17 電動歯ブラシ Pending JPH0730751U (ja)

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JP6197193U JPH0730751U (ja) 1993-11-17 1993-11-17 電動歯ブラシ

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JP6197193U JPH0730751U (ja) 1993-11-17 1993-11-17 電動歯ブラシ

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JPH0730751U true JPH0730751U (ja) 1995-06-13

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ID=13186577

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JP6197193U Pending JPH0730751U (ja) 1993-11-17 1993-11-17 電動歯ブラシ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003052455A (ja) * 2001-07-18 2003-02-25 Bamed Ag 歯ブラシ
JP2013132548A (ja) * 2011-12-22 2013-07-08 Daisuke Yamaguchi 回転式斜面型歯磨き受け

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JPS5813142B2 (ja) * 1974-06-24 1983-03-11 アクチエセルスカブ ダル−ン ナカミ オヨビ ナカミノマワリニオリタタマレテマカレル カワカラナルシヨクブツオセイゾウスルホウホウ オヨビ ソウチ

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960903