JPH0721282Y2 - 切断装置 - Google Patents

切断装置

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JPH0721282Y2
JPH0721282Y2 JP7508690U JP7508690U JPH0721282Y2 JP H0721282 Y2 JPH0721282 Y2 JP H0721282Y2 JP 7508690 U JP7508690 U JP 7508690U JP 7508690 U JP7508690 U JP 7508690U JP H0721282 Y2 JPH0721282 Y2 JP H0721282Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary blade
arm
cut
load
base
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7508690U
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English (en)
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JPH0433502U (ja
Inventor
松尾  茂
満雄 門脇
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、丸鋸などの回転刃で瓦、その他を切断する切
断装置に関する。
(従来の技術) 従来、天板に回転刃が出入り可能なスリットが前後方向
に形成された基台と、天板の下方に配設された駆動源か
らの動力により回転し、その一部をスリットから突出す
るようにした回転刃からなる切断装置が汎用されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) このような切断装置を用いて瓦などの被切断物を切断す
る際、被切断物が波状スレート瓦のように大判の場合に
は、切断に際して作業者が両手で瓦を抱えることから、
このような状態では切断装置に設けられたスイッチに手
が届かず、スイッチは常時「入」の状態で作業せざるを
えず、安全上問題があった。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたもので、切
断作業が終了すると回転刃の回転が自動的に停止する切
断装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、スリットが前後方向に形成された天板を有す
る基台と、この基台に回転自在に軸支されたアームと、
このアームの先端に回転自在に軸支された回転刃とより
なり、前記アームは回転刃が天板のスリットから突出す
る方向に常時付勢され、さらに、回転刃の回転、停止を
制御する電気回路に、被切断物の回転刃への負荷により
作動する電気接点と、回転刃への無負荷が設定時間継続
したことを検出するタイマとを設け、回転刃への無負荷
が設定時間継続した際、回転刃の回転を停止するように
構成したことを特徴とするものである。
(作用) スイッチを操作した後、被切断物を天板上に載置して前
方に送ることにより回転刃が回転し、被切断物を切断す
ることができる。被切断物の切断が終了すると、回転刃
に作用する負荷がなくなることから、回転刃は天板のス
リットから突出する。そして、回転刃が天板のスリット
から突出した状態で一定時間経過すると、回転刃の回転
が停止される。
このように、切断作業が終了し、回転刃の無負荷状態が
一定時間継続すればその回転が自動的に停止され、作業
者の安全を確保することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
基台1の天板2には、その略中央部にスリット3が前後
方向(第1図において左右方向)に形成されており、こ
のスリット3からは後述する回転刃4が一部露出してい
る。
一方、基台1に設けられた回動基部5の支持軸6には回
動可能なアーム7が軸支されており、このアーム7の先
端に設けた回転軸8には前述した回転刃4が回転可能に
軸支されている。そして、前述の支持軸6に設けられた
プーリ9と回転軸8に設けられたプーリ10間にはベルト
11が巻回されており、図示しない電動モータを駆動して
プーリ9を回転させることにより、回転刃4を回転する
ことができる。なお、回転刃4の側方には回転刃4より
も小径の円盤状規制ガイド12が設けられており、被切断
物が一定以上深く切断されることを防止している。
さらに、回動基部5に設けられたアーム7の下部には係
止片13が突設されており、基台1の内壁適所に一端を固
定されたスプリング14の他端が前記係止片13に連結され
ている。したがって、このスプリング14の付勢力によ
り、回転刃4が常時スリット3から突出するようにアー
ム7を反時計回り方向に押圧している。一方、被切断物
の切断負荷が回転刃4に作用すると、このスプリング14
の付勢力に抗してアーム7が時計回り方向に回動する。
また、前記アーム7の背面に位置して基台1の内面には
ストッパ15が固着されており、前記スプリング14の付勢
力に抗してアーム7が回動してストッパ15に当接する
と、それ以上の回動が阻止される。そして、このストッ
パ15にアーム7が当接すると、被切断物による負荷が回
転刃4に作用したことを検出するように電気接点LSが配
置されている。
一方、基台1の内部には集塵受け部16が形成されてお
り、アーム7の支持軸6を中心とする円弧状曲面を有す
る防塵板17と、この防塵板17の下方より前方に向けて連
設した集塵受け板18とより構成されている。そして、防
塵板17にはアーム用スリット19が形成され、アーム7は
このスリット19を挿通して回動可能に構成されている。
なお、アーム7には前記防塵板17の前面に沿って摺動
し、連結杆用スリット19を閉塞する鍔20が一体に設けら
れている。
前記集塵受け部16は、内部にフィルター21を有する集塵
槽22に連結され、この集塵槽22には吸引ブロアー23が接
続されており、集塵槽22の内部を吸引減圧して排気口24
から排気することができる。
次に、電気回路について第2図により説明すると、交流
電源ACからの電源電圧は整流器Rにて整流された後、タ
イマーTを介してゲート回路Gに供給され、さらに、回
転刃4に負荷が作用していない場合に電気接点LSを介し
て保持回路Hに供給される。そして、ゲート回路Gから
ゲート信号がトライアックTRに供給されると、トライア
ックTRが作動し、交流電源ACの電源電圧が回転刃4の駆
動モータM1および吸引ブロアー23の駆動モータM2に作用
し、これらを回転駆動するものである。
なお、電気接点LSを経て保持回路Hが作動すると、この
保持回路HからタイマーTに作動信号が供給されるよう
になっている。
次に、本実施例の作動について説明すると、スレート瓦
などの被切断物を切断するには、スイッチSWを投入す
る。この状態で、回転刃4に被切断物の負荷を作用させ
ると、回転刃4が軸支されているアーム7がスプリング
14の付勢力に抗して時計回り方向に回動し、ストッパ15
に当接すると同時に、電気接点LSを閉成する。この結
果、整流器Rによって整流された電源電圧はタイマーT
を経てゲート回路Gに流れ、トライアックTRにゲート信
号を出力する。このゲート信号によってトライアックTR
が作動することから、交流電源ACの電源電圧は回転刃4
の駆動モータM1および吸引ブロアー23の駆動モータM2
作用し、これらを回転駆動する。したがって、被切断物
を前方に供給することにより切断することができる。
一方、被切断物の切断が終了すると、被切断物によって
回転刃4に作用する負荷がなくなることから、回転刃4
が軸支されているアーム7がスプリング14の付勢力によ
って反時計回り方向に回動し、電気接点LSを開放する。
したがって、電気接点LSを介して保持回路Hを駆動し、
タイマーTに作動信号を出力する。そして、被切断物の
負荷がなくなって一定時間経過すると、タイマーTが作
動し、ゲート回路Gへの電源電圧の供給を遮断する。こ
の結果、トライアックTRへのゲート信号の出力が停止す
るため、交流電源ACの電源電圧はトライアックTRに阻止
されて回転刃4の駆動モータM1および吸引ブロアー23の
駆動モータM2に作用しなくなり、その回転駆動が停止さ
れる。
なお、タイマーTの設定時間内に回転刃4に被切断物の
負荷が再び作用すると、電気接点LSが閉成し、前述した
ように整流器RからタイマーTに流れてタイマーの作動
を停止し、回転刃4の駆動モータM1および吸引ブロアー
23の駆動モータM2を回転駆動する。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、回転刃に一定時間被切断
物を切断する負荷が作用しないと、自動的に回転刃の回
転が停止され、作業者の操作忘れや作業形態によるスイ
ッチの操作不能に対応することができ、作業者の安全を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の切断装置の実施例を例示するもので、第
1図はその断面図、第2図は電気回路のブロック図であ
る。 1……基台、2……天板 4……回転刃、7……アーム 14……スプリング、M1,M2……駆動モータ LS……電気接点、SW……スイッチ TR……トライアック、T……タイマー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリットが前後方向に形成された天板を有
    する基台と、この基台に回動自在に軸支されたアーム
    と、このアームの先端に回転自在に軸支された回転刃と
    よりなり、前記アームは回転刃が天板のスリットから突
    出する方向に常時付勢され、さらに、回転刃の回転、停
    止を制御する電気回路に、被切断物の回転刃への負荷に
    より作動する電気接点と、回転刃への無負荷が設定時間
    継続したことを検出するタイマーとを設け、回転刃への
    無負荷が設定時間継続した際、回転刃の回転を停止する
    ように構成したことを特徴とする切断装置。
JP7508690U 1990-07-13 1990-07-13 切断装置 Expired - Lifetime JPH0721282Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7508690U JPH0721282Y2 (ja) 1990-07-13 1990-07-13 切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7508690U JPH0721282Y2 (ja) 1990-07-13 1990-07-13 切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0433502U JPH0433502U (ja) 1992-03-18
JPH0721282Y2 true JPH0721282Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=31615353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7508690U Expired - Lifetime JPH0721282Y2 (ja) 1990-07-13 1990-07-13 切断装置

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JPH0433502U (ja) 1992-03-18

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