JP4021029B2 - 電池式卓上切断機 - Google Patents
電池式卓上切断機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4021029B2 JP4021029B2 JP02546298A JP2546298A JP4021029B2 JP 4021029 B2 JP4021029 B2 JP 4021029B2 JP 02546298 A JP02546298 A JP 02546298A JP 2546298 A JP2546298 A JP 2546298A JP 4021029 B2 JP4021029 B2 JP 4021029B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- cutting machine
- base
- tabletop cutting
- rotary blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Sawing (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベースに支持された材料を、ベースの上方に位置された丸のこ等の回転工具で切断等の加工を行う卓上切断機の電源に電池を用いた電池式卓上切断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の卓上切断機は、モーターの電源として一般家庭用電源(交流100ボルト)を使用している。切断等の加工を行う場合は、卓上切断機本体から出ている電源コードのプラグを電源コンセントに差し込み接続し、作業を行っている。前記電源コードが短く電源コンセントに届かない場合はコードリール等の延長コードを接続し使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の卓上切断機での作業は、電源が近くに設置してある場所で固定的に行うか、あるいはコードリール等の延長コードを利用し本体を移動しながらその場所場所で作業していた。電源設置場所近くの定位置で作業を行う場合は、加工材料をその都度卓上切断機の所まで運び、加工後はまた取付け場所まで運ぶため(特に合わせ作業をする場合)やっかいな作業となっていた。次にコードリール等を使用した場合、本体移動の際はコードリールと共に移動させれば良いが、普通工事現場では各種電動工具を同時に使用しているため、床上にコードリールのコードと電動工具のコードが交錯しており移動も面倒なことが多々ある。また本体の電源コードが回転刃物に接触しないように気を使い煩わしい思いをすることがある。
【0004】
近年、電池式の携帯用丸のこがあるが、材料の角度切りの場合、携帯用丸のこでは精度良く切断できないため、さまざまな角度を精度良く切断ができる卓上切断機のある場所までわざわざ材料を持ち込んで切断している状態である。更に建築現場での切断作業の中で角度切りが多く、この角度切りを行う必要のある建築個所は特定の場所でなくいろいろな場所に分布しているため、携帯用丸のこのように何処にでも持ち運びができることが必要となっている。
【0005】
また,従来の卓上切断機のベースは切断材料を乗せる大きさが必要であるが、中味はほとんど空洞であり、本体の重心はベースより上部に位置しているので、ベース等を延長したり、転倒防止用の補助具を追加する等の安定性を増すための対応が必要だった。
【0006】
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、近くに電源が設置されていない場所へも手軽に移動でき、電源コードの煩わしさから解放し、どこでも作業することのできる卓上切断機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、卓上切断機において、モーターを駆動させるための電源を電池式とし、該電池を本体のベースに装着することにより達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1,図2により説明する。図1は卓上切断機の側面図である。図2は図1のベース周辺の上面図である。
【0009】
図において、ベース1上面には材料16を支持するフェンス2が固定され、ベース1の上面とほぼ同等にしたターンテーブル3が水平旋回可能に枢支されている。ターンテーブル3の後端にはホルダ4がターンテーブル3に固定されたピン軸5を中心に傾斜可能に装着され、ホルダ4の上部にはベース1上面とほぼ平行にしたスライドパイプ6が摺動可能に支持され、スライドパイプ6の前端部の支持部材7に設けたシャフト8を支点として、ベース1上面に対し上下揺動自在の回転刃物部9が軸支されている。回転刃物部9は図示しないスプリングによって上方に付勢されている。回転刃物部9には回転刃物10、回転刃物10を駆動するモーター11、モーター11の動力を回転刃物10へ伝達する図示しない伝達機構、ハンドル12が配設されている。ハンドル12にはモーター11を動作させるためのスイッチ13が配設されている。
【0010】
一方、ベース1内には電池14の電気を取出すためのソケット15が設けられ、該ソケット15に電池が脱着可能に設けられている。ソケット15は図示しないリードワイヤ等でスイッチ13、モーター11に接続されている。
【0011】
上記構成において、充電されている電池14をソケット15に装着した状態でスイッチ13の接点を閉じると、電池14からモーター11へ電流が流れ、モーター11が回転し、動力伝達機構を介して回転刃物10が回転する。電池14の充電量が減少してきたら、電池14をソケット15から取り外し、充電済の電池に交換することで再び使用が可能となる。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、モーターを駆動する電源が卓上切断機の本体に内蔵してあるため電源の設置場所を気にすることなく、手軽に本体を移動することができ、いろいろな場所で角度切り等の切断作業を行うことができる。特に電源のない屋外での作業、建築現場の足場上での作業、電源配線工事前の建築現場内での作業ができる。また、たとえ電源がある場所でも、本体を移動するたびにコードリールのコードを這いまわす煩わしさから解放される。
【0013】
電池をベースに装着したことにより、電池そのものは重量があるため本体の安定性が増加し、ベースの小型化や転倒防止用の補助具が必要なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す電池式卓上切断機の側面図である。
【図2】図1のベース周辺の上面図である。
【符号の説明】
11…モーター、14…電池、15…ソケット。
Claims (2)
- 材料を支持するベースと、該ベースの上部に回転刃物と該回転刃物を回転駆動するモーターとを保持している回転刃物部を配設し、回転刃物駆動用モーターの電源を電池とし、該電池をベースに着脱可能に装着するようにしたことを特徴とする電池式卓上切断機。
- 前記ベースは、材料を支持するフェンスを有し、該ベースに旋回可能に枢着され、前記回転刃物部と連結されたターンテーブルを有することを特徴とする請求項1記載の電池式卓上切断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02546298A JP4021029B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 電池式卓上切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02546298A JP4021029B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 電池式卓上切断機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11221801A JPH11221801A (ja) | 1999-08-17 |
JP4021029B2 true JP4021029B2 (ja) | 2007-12-12 |
Family
ID=12166700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02546298A Expired - Lifetime JP4021029B2 (ja) | 1998-02-06 | 1998-02-06 | 電池式卓上切断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4021029B2 (ja) |
-
1998
- 1998-02-06 JP JP02546298A patent/JP4021029B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11221801A (ja) | 1999-08-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6918553B2 (ja) | 携帯用加工機 | |
US11919199B2 (en) | Cutting and dust or slurry collecting assembly and working machine | |
US5755293A (en) | Drill/saw apparatus | |
EP2388097B1 (en) | Bench cutting tool with dust collecting device | |
CN101767223A (zh) | 便携式动力工具 | |
JP3558880B2 (ja) | 卓上マルノコ盤 | |
US11478865B2 (en) | Cutting device with integrated and interruptible auxiliary power supply | |
JP2007054951A (ja) | 細断鋸製造方法 | |
US11278973B2 (en) | Rechargeable shear | |
CN101642834A (zh) | 手持式往复锯及其操作方法 | |
CN201244699Y (zh) | 手持式往复锯 | |
WO2018105494A1 (ja) | 切断機 | |
JP5369211B2 (ja) | 扇風機 | |
JP2009143129A (ja) | 卓上切断機及び卓上切断機用集塵機 | |
JP4021029B2 (ja) | 電池式卓上切断機 | |
JP5602922B2 (ja) | 扇風機 | |
JP5999358B2 (ja) | 卓上切断機 | |
JP6317001B2 (ja) | 卓上切断機 | |
CN215998932U (zh) | 手持式圆电锯 | |
EP0912306B1 (en) | Compact motorized table saw | |
JP3899311B2 (ja) | 切断機 | |
US5651182A (en) | Saw for cutting near barriers | |
JP5851566B2 (ja) | 扇風機 | |
CN219153360U (zh) | 一种多功能切割锯 | |
JPH0721282Y2 (ja) | 切断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041102 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041228 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070926 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141005 Year of fee payment: 7 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |