JPH0437118Y2 - - Google Patents

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JPH0437118Y2
JPH0437118Y2 JP12623186U JP12623186U JPH0437118Y2 JP H0437118 Y2 JPH0437118 Y2 JP H0437118Y2 JP 12623186 U JP12623186 U JP 12623186U JP 12623186 U JP12623186 U JP 12623186U JP H0437118 Y2 JPH0437118 Y2 JP H0437118Y2
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JP
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cutter
opener
self
motor
case
Prior art date
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JP12623186U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は自走式電動缶切機に関し、さらに詳
細にいえば、缶の回りを自動走行しながら、缶の
蓋を切開する電動缶切機に関する。
〈従来の技術〉 従来の自走式電動缶切機は、扁平状ケース内に
モータと、モータの駆動軸と連動する減速ギヤ機
構等を収納し、ケースの側面側に、減速ギヤ機構
の出力端に連結された缶送り輪と、缶蓋を切開す
るカツターとを備えているものである(特公昭52
−11635号公報参照)。
これによつて、送り輪とカツターとの間に缶の
縁を挟みこんで、カツターを缶蓋に食い込ませな
がら送り輪を回転させて、缶蓋を切開することが
できる。
この際、缶をテーブル等固定板の上に載せる
か、缶を把持しておくことにより、電動缶切機を
缶の縁にぶら下げた状態で、缶蓋の回りを自走さ
せて缶蓋を切開することができる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記の自走切開時においては、缶蓋に食込んだ
カツター先端部が缶切機を支える支点となつてい
る。一方、扁平状ケース内にモーター等の重量部
品を収納しているため、缶切機の重心は、ケース
内に位置することとなり、上記カツターの先端部
から離れてしまう。このため、軽い缶を固定板に
載せて切開するときは、缶切機が缶とともにひつ
くり返つてしまつたり、小さい缶を把持して切開
するときは、手に過大な力が加わり缶が傾いてし
まうという問題点があつた。
〈考案の目的〉 この考案は、上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、缶切機の重心を、カツター先端部の近
傍にもつていき、缶を切開すべく缶切機を自走さ
せても、容易に倒れたり傾いたりすることのない
自走式電動缶切機を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この考案の自走
式電動缶切機は、カツター上方部にケースを張出
させた張出し部を形成しているとともに、該張出
し部に、全体の重心をカツター近傍に設定すべく
重量部品を収納しているものである。
〈作用〉 上記の構成の自走式電動缶切機であれば、重量
部品をカツターの上方に配置して、缶切機全体の
重心がカツターの近傍に位置するようにしている
ので、缶蓋切開時における、電動缶切機のバラン
スが保たれる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によつて詳細に説
明する。
第1図はこの考案の自走式電動缶切機を示す縦
断面図である。
自走式電動缶切機のケース7の側面(第1図の
左側)下方には、送り輪4が回転可能に設けら
れ、送り輪4の上方には、送り輪4と協働して缶
の縁を挟み、缶蓋を切開するカツター3が設けら
れている。ケース7のカツター3上方には、側方
に所定幅張出している張出し部26が形成されて
いる。ケース7の背面には、商用コンセントに差
込まれる充電用プラグ16が出没自在に取付けら
れている。ケース7の上面には、駆動用押釦19
が設けられ、ケース7の前面には、刃上げ用押釦
20が設けられている。
ケース7の内部には、リブ15がケース7と一
体に立設され、リブ15と、ケース7周壁の一部
とでギヤ室25を形成している。
ギヤ室25内には、モータ1の回転を減速して
送り輪4に伝える減速ギヤ機構が収納されてい
る。減速ギヤ機構は、モータ1の駆動軸に固定さ
れているウオーム10、ウオームホイー11およ
びギヤ12〜14等により構成されている。これ
によつて、モータ1の回転を徐々に減速しながら
送り輪4に伝えることができる。
ギヤ室25の上部は、上記張出し部26内に通
じており、張出し部26内には、2次電池8によ
り駆動されるモータ1が収納固定されている。
ギヤ室25の背部には、没入した上記プラグ1
6を収容する凹所24が形成されている。上記凹
所24の下部には、充電用プラグ16に接続され
る降圧トランス2が収納されている。上記凹所2
4の上部には、降圧トランス2から整流用ダイオ
ード(図示せず)を介して接続される複数本の
Ni−Cd2次電池8が収納されている。この二次電
池8の上部にはプリント基板9が水平に立設さ
れ、さらにその上に、モータ1を駆動する駆動用
押釦19が配設されている。駆動用押釦19は、
プリント基板9に取りつけられた可動接点板17
を下方へ押圧し、固定接点板18と接触させる。
尚、押釦19には係合機構(図示せず)が設けら
れており、いつたん押すと、指を離しても解除さ
れない構造となつている。但し、押釦19は、係
合機構を解除する所定方向に付勢ぎみに押すこと
によつて、解除される。
カツター3はレバー51とともに、ケース7前
面に回転自在に突設された回動軸5に固着されて
いる。カツター3の先端部には缶蓋に食込む刃先
31が形成されている。
第5図は、第2図のV−V線断面図であり、回
動軸3のケース内部側先端部には、回動板6が連
結されている。回動板6は付勢手段としてのコイ
ルバネ21により常に刃下げ方向、すなわちカツ
ター3が缶蓋への食い込む方向に付勢されてい
る。また、回動板6が刃下げ方向に一杯に回動し
たときは、U字状の板バネ22により刃上げ方向
と逆方向に回動付勢され、カツター3が缶蓋へ過
度に食込まないようにしている。回動板6には突
起6aが突設されており、上記押釦20を押すと
押釦20先端部が突起6aに当接し、回動板6を
刃上げ方向に回すことができる。これによつて、
コイルバネ21に抗してカツター3を引き上げ、
缶を着脱することがてきる。尚、カツター3は、
レバー51を手動操作することによつても引き上
げることができる。
以上の構成における自走式電動缶切機の操作法
を説明する。不使用状態のときは、カツター3
は、第3図実線のように刃下げ位置にある。
缶切り操作を行なうには、押釦20を押して、
回動板6の突起6aに当接させ、回動板6を刃上
げ方向に回動させる。こうして第3図破線位置ま
でカツター3を引上げる。次に缶を持ち、その縁
を送り輪4の上に載せ、かつ、ケース前面に膨出
させた支持台23に当接させる。対で押釦20を
離すと、回動板6はコイルバネ21の弾性力で第
3図実線位置まで回動して、缶の蓋を押える。
次に、缶をテーブル等固定板に載せるか手で持
つかして缶を固定し、押釦19を押すと、モータ
1が回転し、送り輪4が回転しはじめ、缶切機が
缶の縁に沿つて自走して、刃先31が自動的に蓋
に食込み、缶の蓋を切開する。
缶の蓋を切り終えると、押釦19を押し、モー
タ1の回転を停止させる。そして、缶を持ち上
げ、押釦20を押して、カツター3を刃上げ状態
とし、缶を取外すことができる。
この考案の自走式電動缶切機では、第1図のよ
うに、カツター3の先端部を中心にして、重量の
あるモーター1を上側方に配置し、減速ギヤ機構
その他の部品を、反対側(本体側)に配置してい
るので、全体の重心を、カツター3の近傍に位置
させることができる。したがつて、自走切開操作
中においても、缶切機が自重でバランスを崩して
傾いたり、缶とともに倒れることが少なくなる。
尚、この考案は、上記の実施例に限定されるも
のではなく、例えば張出し部に電池その他の重量
部品を収納し、モーターを反対側に配置してもよ
い。その他この考案の要旨を変更しない範囲内に
おいて、種々の設計変更を施すことが可能であ
る。
〈考案の効果〉 以上のようにこの考案は、張出し部を設けて重
量部品を収納し、缶切機の重心を送り輪の近傍に
設定しているので、自走切開操作中においても、
缶切機が自重で倒れたり傾いたりすることがなく
なるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の自走式電動缶切機を示す縦
断面図、第2図は側面図、第3図は正面図、第4
図は背面図、第5図は第2図のV−V線断面図。 1……モータ、3……カツター、4……送り
輪、7……ケース、26……張出し部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 モータと、モータの駆動軸と連動する減速ギ
    ヤ機構とをケース内に収納するとともに、減速
    ギヤ機構の出力端に連結された送り輪と、送り
    輪と協働して缶の縁を挟み込んで缶蓋を切開す
    るカツターとを備えている自走式電動缶切機に
    おいて、上記ケースのカツター上方部に、張出
    し部を形成しているとともに、該張出し部に、
    全体の重心をカツター近傍に設定すべく重量部
    品を収納していることを特徴とする自走式電動
    缶切機。 2 上記重量部品がモーターである上記実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の自走式電動缶切
    機。
JP12623186U 1986-08-18 1986-08-18 Expired JPH0437118Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12623186U JPH0437118Y2 (ja) 1986-08-18 1986-08-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12623186U JPH0437118Y2 (ja) 1986-08-18 1986-08-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6332200U JPS6332200U (ja) 1988-03-02
JPH0437118Y2 true JPH0437118Y2 (ja) 1992-09-01

Family

ID=31019839

Family Applications (1)

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JP12623186U Expired JPH0437118Y2 (ja) 1986-08-18 1986-08-18

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